JPH11316182A - ゲル化時間測定方法および装置 - Google Patents

ゲル化時間測定方法および装置

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JPH11316182A
JPH11316182A JP12350098A JP12350098A JPH11316182A JP H11316182 A JPH11316182 A JP H11316182A JP 12350098 A JP12350098 A JP 12350098A JP 12350098 A JP12350098 A JP 12350098A JP H11316182 A JPH11316182 A JP H11316182A
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JP
Japan
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resin material
temperature
stirring
measuring
time
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12350098A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kashu
忠 加集
Sachiko Senokuchi
佐智子 瀬之口
Toshiyuki Tsujiuchi
俊幸 辻内
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11316182A publication Critical patent/JPH11316182A/ja
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定者の測定作業負担を軽減することができ
るゲル化時間測定方法および装置を提供する。 【解決手段】 ステップS7で試料温度が硬化開始温度
TM2まで上昇したと判定されると、温度センサが試料
から抜き出され(ステップS8)、ステップS9〜S1
2が実行される。すなわち、時間T2(<T1)だけ待機
した後(ステップS9)、ステップS42と同様にして
「2回撹拌」を行う(ステップS10)。そして、時間
T3だけ待機した(ステップS11)後、試料から引き
上げられた撹拌棒の先端部において試料の糸引き状態を
光電センサで観測し、試料が糸状に持ち上がらずに切断
したか否かを判定することで(ステップS12)、試料
がゲル化したか否かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂材料のゲル化
時間を測定する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂の特性を示す指標のひとつとして
「ゲル化時間」があり、このゲル化時間を測定する方法
として、JIS規格で定められたものがある。このJI
S規格によるゲル化時間測定方法は、ビーカなどの容器
に規定量の樹脂試料と促進剤を入れ、恒温槽で所定温度
に調整した後、硬化剤を加えて測定を開始するととも
に、撹拌棒により容器内を撹拌した後に当該撹拌棒を容
器中の樹脂試料から引き上げて樹脂材料の糸引き状態を
観測する操作を繰返しながら、樹脂材料が糸状に持ち上
がらずに切断したことを検出するものであり、上記測定
開始から切断検出までの時間を計測し、これをゲル化時
間としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、樹脂材
料が糸状に持ち上がらずに切断したか否かについては、
測定者が判断することで、上記切断検出を行っており、
測定者は常時測定に付き合わなければならず、樹脂の種
類によってはゲル化時間が例えば60分もかかるものも
あり、測定者が長時間ゲル化時間測定に拘束されてしま
い、測定者に対して多大な測定作業負担を強いている。
【0004】この発明は、上記のような問題に鑑みてな
されたものであり、測定者の測定作業負担を軽減するこ
とができるゲル化時間測定方法および装置を提供するこ
とを目的とする
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、樹脂
材料に硬化剤を添加してゲル化時間の測定を開始すると
ともに、前記樹脂材料を撹拌した後に撹拌棒を前記樹脂
材料から引き上げて樹脂材料の糸引き状態を観測する操
作を繰返しながら、前記樹脂材料が糸状に持ち上がらず
に切断したことを検出し、測定開始からの経過時間をゲ
ル化時間として求めるゲル化時間測定方法であって、上
記目的を達成するため、前記樹脂材料の温度が測定開始
温度に達すると、前記樹脂材料への硬化剤の添加タイミ
ングを報知している。
【0006】請求項2の発明は、樹脂材料に硬化剤を添
加してゲル化時間の測定を開始するとともに、前記樹脂
材料を撹拌した後に撹拌棒を前記樹脂材料から引き上げ
て樹脂材料の糸引き状態を観測する操作を繰返しなが
ら、前記樹脂材料が糸状に持ち上がらずに切断したこと
を検出し、測定開始からの経過時間をゲル化時間として
求めるゲル化時間測定方法であって、上記目的を達成す
るため、前記樹脂材料の温度を測定し、その測定温度に
基づき前記操作の繰返し動作を制御している。
【0007】請求項3の発明は、硬化反応が実質的に開
始されて前記樹脂材料の温度が硬化開始温度に達する
と、前記操作を開始している。
【0008】請求項4の発明は、硬化反応が進行して前
記樹脂材料の温度が硬化中間温度に達すると、前記操作
の繰返し間隔を短くしている。
【0009】請求項5の発明は、硬化反応が終了に近づ
き、前記樹脂材料の温度が硬化終点近接温度に達する
と、前記樹脂材料の温度を直接測定する温度センサを前
記樹脂材料から抜き出している。
【0010】請求項6の発明は、樹脂材料に硬化剤を添
加してゲル化時間を測定するゲル化時間測定装置であっ
て、上記目的を達成するため、樹脂材料の温度を測定す
るための温度センサと、樹脂材料への硬化剤の添加タイ
ミングを知らせる報知手段と、前記温度センサの検出結
果に基づき前記報知手段を作動させる制御部と、を備え
ている。
【0011】請求項7の発明は、樹脂材料に硬化剤を添
加してゲル化時間を測定するゲル化時間測定装置であっ
て、上記目的を達成するため、樹脂材料の温度を測定す
るための温度センサと、硬化剤が添加された樹脂材料を
撹拌する撹拌棒と、前記撹拌棒を樹脂材料に対して出退
させるとともに、前記撹拌棒を駆動して樹脂材料を撹拌
する駆動手段と、前記温度センサの検出結果に基づき前
記撹拌棒による撹拌処理を制御する制御部と、を備えて
いる。
【0012】請求項8の発明は、前記温度センサがゲル
化時間測定を行うための位置と当該位置から離れた退避
位置との間で往復可能に構成されている。
【0013】ゲル化時間を測定する場合、樹脂材料に硬
化剤を添加してゲル化時間の測定が開始される一方、樹
脂材料を撹拌した後に撹拌棒を樹脂材料から引き上げて
樹脂材料の糸引き状態を観測する操作を繰返しながら、
樹脂材料が糸状に持ち上がらずに切断したことが検出さ
れ、上記測定開始からの経過時間がゲル化時間として求
められる。この発明では、樹脂材料の温度が測定され、
その測定温度に基づき上記操作の繰返し動作が制御され
る。
【0014】また、樹脂材料の温度が所定の測定開始温
度に達すると、樹脂材料への硬化剤の添加タイミングが
報知される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、この発明にかかるゲル化
時間測定装置の一の実施形態を示す斜視図である。ま
た、図2は、図1のゲル化時間測定装置の部分断面図で
ある。これらの図に示すように、このゲル化時間測定装
置(以下、単に「測定装置」という)は、恒温槽1と、
この恒温槽1に貯留されている水を設定水温T0に調整
するための温調ユニット2と、恒温槽1の側面に取り付
けられて測定対象物たる樹脂材料(以下、「試料」とい
う)のゲル化時間を測定する測定ユニット3とで構成さ
れている。
【0016】この測定ユニット3では、試料を収容する
ための容器31の下方部が温調ユニット2によって所定
水温T0に調整された恒温槽1の貯留水Wに没するよう
に位置決めしながら支持する容器支持部32が設けられ
ている。この容器支持部32は、測定ユニット3の本体
33の側面から恒温槽1の上縁部を越えて槽内に伸びる
2本のアーム321と、それらのアーム321の先端部
に取り付けられた容器支持板322とで構成されてい
る。この容器支持板322の略中央部には、図3に示す
ように、容器31の開口部の外径よりも若干小さな内径
の貫通孔が設けられており、容器31を上方より該貫通
孔に挿入すると、その挿入途中で容器31の側部が容器
支持板322で係止され、上記のように下方部が貯留水
Wに没した状態で支持される。
【0017】また、このようにして容器31を支持する
容器支持板322には、容器31を挟み込むように、2
本のセンサ支持アーム341,342が対向して取り付
けられるとともに、各アーム341,342の頂部に投
光器343および受光器344がそれぞれ取り付けられ
ており、後述するようにしてゲル化が完了したか否かを
センシング可能となっている。このように、この実施形
態では、投光器343および受光器344からなる透過
型の光電センサ34によって試料(樹脂材料)の糸引き
状態を観測する観測手段が構成しているが、観測手段と
しては、これ以外に、他の光学的手段、例えば反射型の
光電センサを用いたり、画像を撮像し、その画像処理に
より観測したり、超音波センサ等を用いることができ
る。なお、この透過型の光電センサ34の取り付け位置
および観測方法などに関しては、後で詳述する。
【0018】また、この測定ユニット3には、図3に示
すように、上記のように容器支持板322に支持された
容器31内の試料に撹拌棒351の先端部を入れて矢印
α方向に回転させて試料を撹拌するための撹拌ヘッド3
5(図1および図2)が設けられている。この撹拌ヘッ
ド35は、撹拌棒351による撹拌処理の駆動源となる
撹拌用モータ352を備えており、このモータ352の
回転軸に撹拌棒支持部材353が取り付けられている。
この撹拌棒支持部材353は回転軸に挿入される垂直部
353aと、この垂直部353aから回転軸とほぼ直交
する方向に伸びる水平部353bとを有しており、この
水平部353bに撹拌棒351が垂下されている。この
ため、撹拌用モータ352を駆動すると、撹拌棒351
がモータ352の回転軸に対して図3の矢印方向αに偏
心運動して容器31に入れられた試料を撹拌することが
できる。なお、この撹拌ヘッド35には、水平面内での
撹拌棒351の位置を検出するために近接センサ354
が設けられている。また、図1および図2に示すよう
に、撹拌ヘッド35は図示を省略する撹拌ヘッド上下駆
動用モータによって上下方向に昇降可能に構成されてい
る。
【0019】また、容器支持板322に支持された容器
31中の試料温度を測定するために、温度センサヘッド
36が図示を省略するセンサ上下駆動用モータによって
上下方向に昇降可能に構成されており、当該ヘッド36
を下限位置まで降下させると、図3に示すように、ヘッ
ド36を構成する温度センサ361の先端部が容器31
中の試料に入り、試料温度の測定が可能となっている。
また、それ以外の場合には、当該ヘッド36を上限位置
まで上昇させるようになっている。
【0020】図4は、温度センサヘッドを示す斜視図で
ある。同図に示すように、ヘッド36の本体部362に
は、垂直方向にスリット部363が形成されており、そ
のスリット部363の下端に温度センサ361の後端部
が挿入されている。そして、スリット部363に対応し
て本体部362に取り付けられたネジ364を締め付け
ることで温度センサ361の後端部を緩く挟持し、温度
センサ361を回転自在に支持することができるように
なっている。また、この温度センサ361の最後端に
は、回動レバー365が取り付けられている。このた
め、この回動レバー365を回動軸366回りにβ方向
に回動させると、同図に示すように、温度センサ361
の先端部が回動軸366回りにγ方向に回動する。この
ように、この実施形態では、温度センサ361がゲル化
時間測定を行うための位置(同図の実線位置)と当該位
置から離れた退避位置(同図の破線位置)との間で往復
可能に構成されている。
【0021】さらに、図1および図2に戻って説明を続
けると、測定ユニット3の正面には、表示操作部37が
設けられており、この表示操作部37に電源スイッチ3
71、測温スイッチ372、スタートスイッチ373お
よびリセットスイッチ374などのスイッチ群と、測定
時間(ゲル化時間)を表示する表示部375と、温度設
定スイッチ376とが配置されている。
【0022】図5は、図1の測定装置の電気的構成を示
すブロック図である。この測定装置は、各種の演算処理
を行うCPU41、予めプログラムや固定データなどを
記憶しておくROM42、およびデータや演算結果など
を一時的に記憶しておくRAM43からなる制御部4を
備えており、この制御部4によって測定装置全体を制御
するように構成されている。また、この制御部4には、
以下の要素、 ・光電センサ34、 ・近接センサ354をはじめ、撹拌ヘッド35や温度セ
ンサヘッド36等の上下限位置などを検出するための位
置センサ群、 ・温度センサ361、 ・電源スイッチ371、測温スイッチ372、スタート
スイッチ373およびリセットスイッチ374などのス
イッチ群、 ・温度設定スイッチ376、 ・各種の時間T1〜T3を設定するためのタイマー設定ス
イッチ38、 が電気的に接続されて、制御部4に各種の制御情報が入
力される。
【0023】一方、出力側として、制御部4は撹拌用ド
ライバ352aを介して撹拌用モータ352に接続され
ており、制御部4から駆動指令にしたがって撹拌用ドラ
イバ352aが撹拌用モータ352を駆動して撹拌棒3
51を偏心回転させる。また、制御部4は撹拌ヘッド上
下駆動用ドライバ355aを介して撹拌ヘッド上下駆動
用モータ355に接続されており、制御部4から駆動指
令にしたがって撹拌ヘッド上下駆動用ドライバ355a
が撹拌ヘッド上下駆動用モータ355を駆動して撹拌ヘ
ッド35を昇降させる。また、制御部4はセンサ上下駆
動用ドライバ367aを介してセンサ上下駆動用モータ
367に接続されており、制御部4から駆動指令にした
がってセンサ上下駆動用ドライバ367aがセンサ上下
駆動用モータ367を駆動して温度センサヘッド36を
昇降させる。さらに、制御部4は、表示部375およ
び、測定ユニット3の本体部内に設けられてブザー音や
警報などを鳴らすブザー部39とそれぞれ接続されてお
り、制御部4からの信号によって表示部375で測定時
間(ゲル化時間)を表示するとともに、後述するように
測定準備処理が完了するとブザー音を鳴らして所定の処
理を促すように構成されている。
【0024】次に、上記のように構成された測定装置に
よるゲル化時間測定手順について説明する。図6は、図
1の測定装置によるゲル化時間測定手順を示すフローチ
ャートである。図1の測定装置によってゲル化時間を測
定するためには、まず、測定準備処理を行う必要がある
(ステップS1)。
【0025】この測定準備処理は、図7に示すステップ
S21〜S28の実行するものである。すなわち、測定
者が電源スイッチ371をON状態にする(ステップS
21)ことで、測定装置が初期状態にイニシャライズさ
れる。このとき、温調ユニット2の温度設定を測定開始
温度TM1(この実施形態ではJIS規格に合わせるべ
くTM1=25゜Cとしている)に設定して温調ユニッ
ト2を作動させて恒温槽1の貯留水Wの温調を開始す
る。そして、測定者は、温度設定スイッチ376によっ
て硬化開始温度TM2を設定する(ステップS22)と
ともに、タイマー設定スイッチ38によって各種の時間
T1〜T3、つまり、 ・時間T1:硬化開始前における撹拌間隔時間、 ・時間T2:硬化開始後における撹拌間隔時間、 ・時間T3:撹拌後に撹拌棒351を光電センサ34に
対して位置決めするのに要する時間、 を設定する(ステップS23)。ここで、このように硬
化開始温度TM2、時間T1〜T3を個別に設定している
のは、試料によって硬化特性が大きく異なるためであ
る。
【0026】さらに、撹拌棒351をセットするととも
に、容器31に所定量の試料および規定量の促進剤を加
え充分に混ざった状態としておく(ステップS24)。
なお、ここでも、JIS規格に合わせるため、この実施
形態では、試料量を50gとしている。また、この時、
温度センサ361は図4の破線位置に位置しており、撹
拌棒351のセットや、容器31への試料および促進剤
の添加作業を行う際に、測定者が温度センサ361に触
れて温度センサ361の破損するのを防止することがで
きるようになっている。そして、ステップS24が完了
した後、回動レバー365を操作して温度センサ361
を測定位置(同図の実線位置)に戻す。
【0027】こうして初期設定が完了すると、測定者は
測温スイッチ372をON状態にする。そして、これを
受けて、制御部4は、測温スイッチ372がON状態と
なったことを確認する(ステップS25で「YES」と
判定される)と、制御部4はセンサ上下駆動用ドライバ
367aに降下指令を与え、温度センサヘッド36を下
限位置まで降下させて試料温度の検出を開始する(ステ
ップS26)。
【0028】そして、ステップS27で試料温度が測定
開始温度TM1に達したことが検出されると、その旨を
測定者に知らせるべく制御部4からブザー部39に報知
指令が与えられてブザーを鳴らし(ステップS28)、
測定者に測定準備が完了したことを知らせて測定準備処
理を完了する。
【0029】このように、この実施形態では、試料温度
を温度センサ361で検出しながら、試料が測定開始温
度TM1(この実施形態では25゜C)になった時点
で、その旨をブザーで測定者に知らせるようにしている
ので、測定者は試料セット(ステップS24)の後、ブ
ザー音を聞くまで別の作業を行うことができ、試料温度
の監視から開放されて測定者の作業効率を高めることが
できる。
【0030】測定準備処理(ステップS1)が完了する
と、図6に示すように、測定者は容器31内に硬化剤を
加えた(ステップS2)後、スタートスイッチ373を
押動して測定を開始する(ステップS3)。そして、こ
れを受けて、制御部4は積算時間計測を開始し(ステッ
プS4)、スタートスイッチ373が押された、つまり
硬化剤の投入からの積算時間を表示部375に時々刻々
と表示する。
【0031】次のステップS5では、測定開始後、撹拌
棒351による第1回目の撹拌を行う(第1撹拌処
理)。すなわち、図8に示すように、制御部4は、撹拌
ヘッド上下駆動用ドライバ355aに降下指令を与え、
撹拌ヘッド上下駆動用モータ355を作動させて撹拌ヘ
ッド35を下限位置まで降下させる(ステップS3
1)。これに続いて、制御部4は、撹拌用ドライバ35
2aに回転指令を与え、撹拌用モータ352を作動させ
て撹拌棒351を回転させる(ステップS32)。な
お、この撹拌棒351の回転は、次のステップS33で
回転開始(ステップS32)から30秒経過したと判定
されるまで継続され、容器31内での撹拌処理が実行さ
れて容器31内では促進剤が混合された試料に硬化剤が
均一に混ざり合った状態となる。
【0032】このステップS33で、30秒経過が判定
されると、制御部4は、撹拌用ドライバ352aに回転
停止指令を与え、撹拌用モータ352を停止させて撹拌
を停止する(ステップS34)。
【0033】上記のようにして、第1撹拌処理(ステッ
プS5)が完了すると、ステップS7で試料温度がステ
ップS22で設定した温度(硬化開始温度TM2)まで
上昇したと判定されるまで、一定時間(T1)間隔で撹
拌棒351による撹拌を行う第2撹拌処理(ステップS
6)を繰り返して行う。すなわち、この第2撹拌処理
は、図9に示すように、時間T1だけ待機した(ステッ
プS41)後、ステップS42を実行する。
【0034】このステップS42では、制御部4は、撹
拌用ドライバ352aに回転指令を与えて撹拌用モータ
352によって撹拌棒351を2回転させる。そして、
制御部4は、撹拌ヘッド上下駆動用ドライバ355aに
上昇指令を与えて撹拌ヘッド上下駆動用モータ355に
よって撹拌ヘッド35を上限位置まで上昇させる(ステ
ップS43)。
【0035】この2回撹拌(ステップS42)および撹
拌ヘッド35の上昇(ステップS43)後、時間T3だ
け待機し(ステップS44)、撹拌ヘッド上下駆動用ド
ライバ355aに降下指令を与えて撹拌ヘッド上下駆動
用モータ355によって撹拌ヘッド35を下限位置まで
降下させて(ステップS45)第2撹拌処理を完了す
る。なお、この実施形態では、ステップS41、S44
でそれぞれ時間T1、T3だけ待機しているが、この時
点、つまり試料温度がステップS22で設定した温度
(硬化開始温度TM2)まで上昇しておらず、硬化が実
質的に開始されていないので、これらの待機時間につい
ては任意に設定可能である。
【0036】このような2回撹拌処理(ステップS6)
を繰り返して行っている間に、図6に示すように、ステ
ップS7で試料温度が硬化開始温度TM2まで上昇した
と判定されると、制御部4はセンサ上下駆動用ドライバ
367aに上昇指令を与え、センサ上下駆動用モータ3
67を作動して温度センサヘッド36を上限位置まで上
昇させる(ステップS8)。このように温度センサ36
1を試料内から抜き出すのは、その後に試料の硬化が進
行した時点で温度センサ361が硬化した試料中に残っ
てしまうという不都合を防止するためである。なお、こ
の実施形態では、試料温度が硬化開始温度TM2となる
と同時に温度センサ361を試料から抜き出すようにし
ているが、温度センサ361の抜き出すタイミングに関
しては、硬化開始から硬化終点までの範囲内の任意の温
度(硬化中間温度)に設定してもよく、硬化中間温度と
して、例えば硬化終点近接温度TM3(≧TM2)を設定
し、試料温度が硬化終点近接温度TM3となった時点で
温度センサ361を抜き出すようにしてもよい。
【0037】温度センサ361が試料から抜き出される
(ステップS8)と、ステップS9〜S12が実行され
る。すなわち、時間T2(<T1)だけ待機した後(ステ
ップS9)、ステップS42と同様にして「2回撹拌」
を行う(ステップS10)。そして、時間T3だけ待機
した(ステップS11)後、試料から引き上げられた撹
拌棒351の先端部において試料の糸引き状態を光電セ
ンサ34で観測し、試料が糸状に持ち上がらずに切断し
たか否かを判定することで(ステップS12)、試料が
ゲル化したか否かを判定している。なお、この一連の操
作(ステップS9〜S12)は、ステップS12で「Y
ES」と判定されるまで繰り返される。つまり、一定時
間(T2+T3)間隔で、試料がゲル化したか否かを自動
的に検出している。
【0038】特に、この実施形態では、試料から引き上
げられた撹拌棒351の先端部と、光電センサ34との
位置関係を図10に示すように設定しているため、「部
分ゲル」の影響を受けずに、正確に、しかも自動的にゲ
ル化を観測することができる。すなわち、投光器343
と受光器344からなる光電センサ34は、撹拌ヘッド
35を上限位置に位置させた時の撹拌棒351の先端直
下において試料が存在するか否かを検出可能に配置され
ている。このように配置した理由は、部分ゲルの影響に
よる誤検出を防止するためである。ここで「部分ゲル」
とは、上記のようにステップS2で試料に硬化剤を加え
た後、撹拌処理を行っているが、硬化剤が不均一に試料
中に分散することがあり、この場合、試料は部分的に流
動性を失う現象をいう。したがって、部分ゲルが発生し
た場合、たまたま撹拌棒351を引き上げた際に、その
撹拌棒351が部分的にゲル化した部分を引き上げる
と、全体がゲル化していないにもかかわらず、試料全体
がゲル化したと判断してしまい、正確なゲル化時間測定
を行うことができない。
【0039】そこで、種々の実験を行った処、同図(a)
に示すように部分ゲルが発生した場合には撹拌棒351
を引き上げた際、その先端部には試料が氷柱状に付着し
ているのに対し、部分ゲル化が生じることなく、試料全
体がゲル化する場合には同図(b)に示すように撹拌棒3
51の先端には薄く試料が付着するのみである。この現
象は、今回、本願発明者が初めて見い出したものであ
り、この現象から、光電センサ34を上記したように配
置することで部分ゲル化による誤検出を防止している。
なお、硬化開始後で、しかも硬化終点前においては、同
図(c)に示すように、撹拌棒351を試料から引き上げ
ると、試料は糸引き状態となっており、光電センサ34
によって当該状態を検出可能となっている。
【0040】また、この実施形態では、試料温度が硬化
開始温度TM2となった時点より上記操作(ステップS
9〜S12)を行っており、硬化が開始されていない状
態では光電センサ34による切断観測を行っていないの
で、試料の種類にかかわらず正確なゲル化を観測するこ
とができる。というのも、ゲル化時間の測定の対象とな
る試料には、粘性が低く、硬化剤を加えても比較的長時
間硬化が進行せず、粘度が低い状態が続くものがあり、
硬化が進行していない間、上記のようにして撹拌棒35
1を試料から引き上げても、直ちに糸引き状態にはなら
ず、直ちに切断してしまうため、硬化剤投入直後から切
断観測(ステップS12)を行うとすれば、誤判定をす
る虞があるためである。これに対し、本実施形態の如
く、試料温度が硬化開始温度TM2に達したことを検出
することで、ある程度硬化が進行した状態(例えば、粘
度が230cp以上となった状態)を間接的に検出し、
その後に切断観測(ステップS12)を行うことで、上
記誤判定を防止することができる。
【0041】最後に、上記のようにして切断観測が行わ
れると、積算時間計測を停止させて表示部375の時間
をゲル化時間として表示する(ステップS13)。
【0042】以上のように、この実施形態にかかる測定
装置および測定方法によれば、撹拌棒351を試料から
引き上げた際の試料の糸引き状態(図10)を光電セン
サ34で観測し、この観測結果に基づき、試料が糸状に
持ち上がらずに切断したか否かを判定し(ステップS1
2)、試料がゲル化したか否かを判定しているので、ゲ
ル化時間測定を自動的に行うことができ、測定者の測定
作業負担を軽減することができる。また、上記判定を光
電センサ34によって行っているため、客観的で、しか
も再現性のあるゲル化時間の測定が可能となっている。
【0043】また、試料温度が硬化開始温度TM2とな
ると、撹拌棒351により試料を撹拌した後に当該撹拌
棒351を試料から引き上げて樹脂材料の糸引き状態を
観測する操作(ステップS9〜S12)を連続的に行う
ようにしているので、撹拌棒351による試料の撹拌処
理が適切に、かつ自動的に行われるため、測定者の測定
作業負担を軽減することができる。
【0044】以上、実施の形態に即してこの発明を説明
したが、この発明は上記実施の形態に限定されるもので
はない。 (1) 上記測定装置を制御する制御部4をCPU41等
からなるマイクロコンピュータで構成しているが、シー
ケンサで構成してもよい。
【0045】(2) また、上記実施形態では、JIS規
格に準拠して測定開始温度TM1を25゜Cに設定し、
また第1撹拌処理におけるステップS33では撹拌時間
を30秒に設定する一方、硬化開始温度TM2や時間T1
〜T3などを個別に設定するようにしているが、これら
の設定値はすべて任意であり、測定対象物たる試料の種
類に応じて適切に設定すればよい。
【0046】(3) また、上記実施形態では、試料温度
が硬化開始温度TM2に達したことを検出した(ステッ
プS7で「YES」と判定された)後で、光電センサ3
4による切断観測(ステップS12)を実行している
が、これは、硬化剤を加えた直後においては試料が糸引
き状態にならず、硬化がある程度進行した時点で糸引き
状態になることに着目したものであるが、硬化剤を加え
た(ステップS2)直後から光電センサ34によって糸
引き状態を観測するようにしてもよく、この場合、硬化
の進行段階に応じて以下のように変化する。
【0047】・初期段階(硬化剤の投入直後):光電セ
ンサ34によって糸引き状態は観測されない、 ・中間段階:光電センサ34によって糸引き状態が観測
される(図10(c))、 ・終点段階:光電センサ34によって切断状態が観測さ
れる(同図(b))。
【0048】したがって、この場合には、光電センサ3
4によって糸引き状態が観測された後、さらに光電セン
サ34によって切断状態が観測されたことを以ってゲル
化を検出するようにしてもよい。
【0049】(4) 上記実施形態では、試料温度を計測
するために、温度センサ361を用いているが、放射温
度計のように非接触で試料温度を検出するようにしても
よい。
【0050】(5) さらに、上記実施形態では、撹拌棒
351によって容器31内の試料を撹拌し、当該撹拌棒
351を試料から引き上げて糸引き状態を観測してお
り、1つの撹拌棒351によって試料の撹拌と糸引き状
態の形成とを行っているが、これらをそれぞれ異なる撹
拌棒によって行ったり、試料撹拌をスターラーなどの撹
拌手段によって行うようにしてもよい。糸引き状態の形
成についても撹拌棒に限定されず、他の部材で行うよう
にしてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上のように、請求項1および6の発明
によれば、樹脂材料の温度が測定開始温度に達すると、
前記樹脂材料への硬化剤の添加タイミングを報知するよ
うにしているので、測定者は当該報知に応じて硬化剤を
添加すればよく、温度監視から開放され、測定者の測定
作業負担を軽減することができる。
【0052】また、請求項2〜4および7の発明によれ
ば、樹脂材料の温度を測定し、その測定温度に基づき、
樹脂材料を撹拌した後に撹拌棒を樹脂材料から引き上げ
て樹脂材料の糸引き状態を観測する操作の繰返し動作を
制御するようにしているので、撹拌棒による樹脂材料の
撹拌処理が適切に、かつ自動的に行われるため、測定者
の測定作業負担を軽減することができる。
【0053】また、請求項5の発明によれば、樹脂材料
の温度が硬化終点近接温度に達すると、樹脂材料の温度
を直接測定する温度センサを樹脂材料から抜き出すよう
に構成しているので、樹脂材料が硬化して樹脂材料から
温度センサが抜けなくなるという不具合を防止すること
ができる。
【0054】さらに、請求項8の発明によれば、温度セ
ンサがゲル化時間測定を行うための位置と当該位置から
離れた退避位置との間で往復可能に構成されているの
で、測定を行う時以外は測定位置から温度センサを退避
して温度センサの破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるゲル化時間測定装置の一の実
施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のゲル化時間測定装置の部分断面図であ
る。
【図3】図1のゲル化時間測定装置の部分拡大斜視図で
ある。
【図4】温度センサヘッドの拡大斜視図である。
【図5】図1の測定装置の電気的構成を示すブロック図
である。
【図6】図1の測定装置によるゲル化時間測定手順を示
すフローチャートである。
【図7】測定準備処理を示すフローチャートである。
【図8】第1撹拌処理を示すフローチャートである。
【図9】第2撹拌処理を示すフローチャートである。
【図10】撹拌棒を試料から引き上げたときの試料の糸
引き状態を示す図である。
【符号の説明】
3…測定ユニット 4…制御部 31…容器 35…撹拌ヘッド 36…温度センサヘッド 39…ブザー部(報知手段) 351…撹拌棒 352…撹拌用モータ(駆動手段) 352a…撹拌用ドライバ(駆動手段) 355…撹拌ヘッド上下駆動用モータ(駆動手段) 355a…撹拌ヘッド上下駆動用ドライバ(駆動手段) 361…温度センサ TM1…測定開始温度 TM2…硬化開始温度 TM3…硬化終点近接温度

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂材料に硬化剤を添加してゲル化時間
    の測定を開始するとともに、前記樹脂材料を撹拌した後
    に撹拌棒を前記樹脂材料から引き上げて樹脂材料の糸引
    き状態を観測する操作を繰返しながら、前記樹脂材料が
    糸状に持ち上がらずに切断したことを検出し、測定開始
    からの経過時間をゲル化時間として求めるゲル化時間測
    定方法であって、 前記樹脂材料の温度が測定開始温度に達すると、前記樹
    脂材料への硬化剤の添加タイミングを報知することを特
    徴とするゲル化時間測定方法。
  2. 【請求項2】 樹脂材料に硬化剤を添加してゲル化時間
    の測定を開始するとともに、前記樹脂材料を撹拌した後
    に撹拌棒を前記樹脂材料から引き上げて樹脂材料の糸引
    き状態を観測する操作を繰返しながら、前記樹脂材料が
    糸状に持ち上がらずに切断したことを検出し、測定開始
    からの経過時間をゲル化時間として求めるゲル化時間測
    定方法であって、 前記樹脂材料の温度を測定し、その測定温度に基づき前
    記操作の繰返し動作を制御することを特徴とするゲル化
    時間測定方法。
  3. 【請求項3】 硬化反応が実質的に開始されて前記樹脂
    材料の温度が硬化開始温度に達すると、前記操作を開始
    する請求項2記載のゲル化時間測定方法。
  4. 【請求項4】 硬化反応が進行して前記樹脂材料の温度
    が硬化中間温度に達すると、前記操作の繰返し間隔を短
    くする請求項2または3記載のゲル化時間測定方法。
  5. 【請求項5】 硬化反応が終了に近づき、前記樹脂材料
    の温度が硬化終点近接温度に達すると、前記樹脂材料の
    温度を直接測定する温度センサを前記樹脂材料から抜き
    出す請求項1記載のゲル化時間測定方法。
  6. 【請求項6】 樹脂材料に硬化剤を添加してゲル化時間
    を測定するゲル化時間測定装置であって、 樹脂材料の温度を測定するための温度センサと、 樹脂材料への硬化剤の添加タイミングを知らせる報知手
    段と、 前記温度センサの検出結果に基づき前記報知手段を作動
    させる制御部と、を備えたことを特徴とするゲル化時間
    測定装置。
  7. 【請求項7】 樹脂材料に硬化剤を添加してゲル化時間
    を測定するゲル化時間測定装置であって、 樹脂材料の温度を測定するための温度センサと、 硬化剤が添加された樹脂材料を撹拌する撹拌棒と、 前記撹拌棒を樹脂材料に対して出退させるとともに、前
    記撹拌棒を駆動して樹脂材料を撹拌する駆動手段と、 前記温度センサの検出結果に基づき前記撹拌棒による撹
    拌処理を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする
    ゲル化時間測定装置。
  8. 【請求項8】 前記温度センサがゲル化時間測定を行う
    ための位置と当該位置から離れた退避位置との間で往復
    可能に構成された請求項6または7記載のゲル化時間測
    定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3418716A1 (de) * 2017-06-22 2018-12-26 IFN-Holding AG Verfahren zur bestimmung der topfzeit
CN113418599A (zh) * 2021-07-16 2021-09-21 中国科学院半导体研究所 紫外胶预固化时间测量装置及方法

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