JPH11315766A - 液体タンク用通気回路 - Google Patents

液体タンク用通気回路

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JPH11315766A
JPH11315766A JP11073558A JP7355899A JPH11315766A JP H11315766 A JPH11315766 A JP H11315766A JP 11073558 A JP11073558 A JP 11073558A JP 7355899 A JP7355899 A JP 7355899A JP H11315766 A JPH11315766 A JP H11315766A
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ventilation
tank
liquid
venting
tubing
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JP11073558A
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Denis Thibaut
ティボー デニー
Schaftingen Jules-Joseph Van
ジョゼフ ヴァン シャフティンゲン ジュール
Paul Wouters
ヴーテル ポール
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Solvay SA
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Solvay SA
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    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、ガスだまりを納めることがで
きる少なくとも2つの領域を含む上部壁を有し、少なく
とも1つのサイフォン形部を有する少なくとも1つの通
気チュービングを備え、(タンクへの戻りの有無に関わ
らず)あらゆるタイプの液体供給方式との適合性を有す
る信頼性が高く、安価な装置により、液体プラグの形成
を防止し、どのようなエンジン速度であろうとも効率が
一定である液体タンク用通気回路を提案することにあ
る。 【解決手段】液体タンク用通気回路において、通気回路
の上部壁がガスだまりを納めることができる少なくとも
2つの領域を含み、該回路がその2つの領域の上部に配
置された通気地点を通気口に接続する少なくとも1つの
通気チュービングを含み、通気回路内に存在する液体を
除去することを可能にするために、パイプによりタンク
内部の真空下の地点に接続された少なくとも1つのサイ
フォン形部を有し、真空が液体を取出すためのポンプに
より発生させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体タンク用通気
回路、詳細には自動車に取付けられた燃料タンク用通気
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】液体タンク、特に自動車用燃料タンクは
一般的に通気回路を含む。この回路は、タンク内の液体
の上方に存在する空気とガスの除去を可能にする。従っ
て、温度又は気圧の変動或いは液体の取出しによる液面
の低下が主たる原因である液体体積の変化の結果として
のタンクへの加圧又は真空の発生が防止される。
【0003】スペースの制約、特に自動車の内部設計と
いう理由から、タンクは複雑な形状を有することがあ
る。特にこの目的のためには、タンクは熱可塑性プラス
チック製であることが効果的である。タンクは、その上
部壁内に、タンク内の液面が高くなった場合及び/又は
自動車が傾斜している場合に独立したガスだまりを納め
ることができる窪み又は領域を含むことが多い。従っ
て、これらの領域の各々が、通気のために、少なくとも
1つの通気地点を含んでいなければならない。いくつか
の通気地点は外部環境に直接接続(並列接続)すること
もできるし、より簡単に、単一の通気口に接続すること
もできる。後者の場合、タンクの形状を考えると、通気
地点を接続している1つ又は複数のチュービングは一般
的にサイフォンの形の1つ又は複数の下部を含む。も
し、例えば、タンクの傾斜の変化又は波動の結果とし
て、液体ブロックがこの部分又はこれらの部分を塞いだ
場合、1つ又は複数の通気地点の効果がそれによりなく
なることがある。
【0004】この液体ブロック形成を防止するための公
知の解決手段は、各通気地点にフロート弁を備えること
である。この解決手段は費用がかかり、しかも、液体の
滴又は凝縮ガスの滴が換気回路の特定の部分に、特にサ
イフォン内にたまり、通気回路を塞ぐのを防止すること
ができないのである。
【0005】ドイツ特許第4,311,470号は、U
形のチュービングにより接続された2つのドームを含
み、チュービングの各端が2つのドームの一方の上部の
中で終わっている自動車の燃料タンク用通気回路に関す
る。このチュービングの下部は、パイプにより、エンジ
ンから戻ってくる過剰燃料の流れにより作動するジェッ
トを有するポンプに接続されている。この特許に提案さ
れた解決手段が、過剰燃料戻しがある燃料供給系統だけ
にしか適用できないのは明白である。さらに、エンジン
の速度が過剰燃料と消費量と、従って、過剰燃料の戻り
を決定するので、提案されたシステムの効果はエンジン
の速度により変動することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ガスだまりを納めることができる少なくとも2つの
領域を含む上部壁を有し、少なくとも1つのサイフォン
(吸上げ管)形部を有する少なくとも1つの通気チュー
ビングを備え、(タンクへの戻りの有無に関わらず)あ
らゆるタイプの液体供給方式との適合性を有する信頼性
が高く、安価な装置により、液体プラグの形成を防止
し、どのようなエンジン速度であろうとも効率が一定で
ある液体タンク用通気回路を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、ガス
だまりを納めることができる少なくとも2つの領域を含
む上部壁を有し、その2つの領域の上部に配置された通
気地点を通気口に接続する少なくとも1つの通気チュー
ビングを含み、通気回路内に存在する液体を除去するこ
とを可能にするために、パイプによりタンク内部の真空
下の地点に接続された少なくとも1つのサイフォン形部
を有しており、真空が液体を取出すためのポンプにより
発生させられることを特徴とする液体タンク用通気回路
に関する。液体タンクは、その上部壁内に、タンク内の
液面が高くなった場合及び/又は自動車が傾斜している
場合に、同時であっても、同時でなくてもよいのである
が、ガスだまりを納めることができる領域を含む。特
に、これらの領域は各々がドーム形である。特定の実施
の形態においては、液体タンクは、その上部壁内に、上
記のような2つの領域を含む。
【0008】「通気回路」という表現は、これらの「た
まり」内に存在するガスの除去を可能にし、温度又は気
圧の変動或いは液体の取出しによる液面の低下が主たる
原因である液体体積の変化の結果としてのタンクへの加
圧又は真空の発生を防止する装置を意味すると理解する
ものとする。通気回路は、タンク内の最大許容液面の上
方の、ガスだまりが生じる可能性のある領域の上部に配
置され、少なくとも1つの通気チュービングにより通気
口に接続された通気地点を含む。
【0009】「通気口」という用語は、タンク内に含ま
れたガスを大気中に放出することを可能にし、これらの
ガスを環境上の理由からキャニスタのようなフィルタに
より任意に浄化するあらゆる標準的装置を意味すると理
解するものとする。
【0010】通気チュービングが、ガスだまりを納める
ことができる各領域内に存在するいくつかの通気地点を
接続している場合、素晴らしい結果が得られている。
【0011】通気回路は、1つ又は複数の材料製の、特
に熱可塑性プラスチック製の1つ又は複数のエレメント
から構成することもできる。効果的には、通気チュービ
ング及びパイプは1つ又は複数の熱可塑性プラスチック
をベースにしている。「熱可塑性プラスチック」という
単語は、1つ又は複数の熱可塑性ポリマーを意味すると
理解するものとする。ポリマーは、ホモポリマーでも、
コーポリマーでも、その混合物でもよい。かかるポリマ
ーとして、例えば、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリ
ケトン又はフルオロポリマーを使用することが可能であ
る。ポリアミドを使用することにより、優れた結果が得
られている。
【0012】もちろん、酸化防止剤、安定剤、顔料等の
ような、1つ又は複数の通常の添加物を熱可塑性プラス
チックに添加することもできる。
【0013】通気回路は、使用可能スペース、タンクの
内部及び/又は外部環境の設計、並びに機能的要件に公
知の方法で適応させられた形状、構成及び寸法を有す
る。
【0014】液体を取出すためのポンプは、公知のどん
なタイプのポンプでもよく、エンジンにより作動させら
れ、液体を運ぶための回路に供給を行うためにタンクか
ら液体を取出す働きを行う。従って、このポンプは、サ
イフォンの下部に接続されたパイプが出現する場所に真
空を発生させる。この真空は一般的には一定であり、大
部分の燃料供給系統は、過剰燃料戻りの有無に関わら
ず、一定の供給ポンプ流量で作動する。従って、本発明
による通気回路は、一般的には、どのようなエンジンの
速度であろうとも、常に効果的である。
【0015】この通気回路はあらゆるタンク用のもので
ある。しかしながら、効果的には、通気回路は自動車用
燃料タンクに取付けられる。燃料タンクへの取付けによ
り、素晴らしい結果が得られている。効果的には、液体
の除去を可能にし、タンク内の真空下にある地点に出現
する戻止め装置がパイプの端に配置されている。この装
置は、例えば戻止め弁のような、公知のどんなタイプの
ものでもよい。この装置は、ポンプを作動させるエンジ
ンが止められた場合、真空下にあるタンク内の部分にサ
イフォンの下部を接続するパイプ内での液体の上昇を防
止する。
【0016】上記の戻止め弁はフロート弁であることが
多く、一般的には、ガスの通過を可能にするためのチャ
ンバと、2つの空洞間の接続オリフィスを遮断するため
のチャンバ内で滑動する移動部とを含む。液体が、移動
部が配置された空洞内で上昇し、移動部に達した場合、
この移動部は液体の表面上に浮き始め、チャンバ内で滑
動することにより、他方の空洞への接続のためのオリフ
ィスを遮断する。弁の閉鎖位置における密封を保証する
装置が好ましくは公知の方法で弁と組合わされる。
【0017】1つ又は複数の通気チュービングにより、
通気地点を相互に接続することもできる。効果的には、
いくつかの領域を連続して通過している単一の通気チュ
ービングにより、通気地点を並列に接続することもで
き、最終通気地点は通気チュービングの最終部分により
通気口に接続される。通気地点を接続する通気チュービ
ングの網目状ネットワークにより、特に効果的な結果が
得られている。「網目状ネットワーク」という表現は、
数カ所に程度の差はあれ規則的に相互接続されたチュー
ビングの網目を意味すると理解するものとする。好まし
くは、網目状ネットワークは、ガスだまりが存在する可
能性のある全ての領域を均質に接続する。ある特定の実
施の形態においては、いくつかの通気地点が1つ又は複
数の領域内に備えられている。従って、特定の領域にい
くつかの相互接続通気地点を有するという事実により、
タンクの傾斜の大きさ又は方向のいかんに関わらず、通
気口への少なくとも1つの接続を確保することが可能に
なる。
【0018】移動しやすいタンクの場合、ガスだまりの
間のこれらの複数の連通手段により、音響の発生が大幅
に減少する。
【0019】本発明がかかる網目状回路とともに使用さ
れた場合、あらゆる供給装置との適合性を有する信頼性
が高く、安価な通気回路が得られ、この回路はさらにタ
ンクの移動時の音響の発生を減少させる。
【0020】その結果として、本発明は、通気チュービ
ングが通気地点を接続している網目状ネットワークを形
成する上記のような通気回路にも関する。効果的には、
この網目状ネットワークは、ガスのポケットが生じる可
能性のあるいくつかの領域を相互に接続する。
【0021】特定の実施の形態によれば、タンクが特定
の状況にある場合に通気回路が塞がれるのを防止するた
めに、効果的には、1つ又は複数の通気地点にフロート
弁が備えられる。
【0022】通気地点が並列に接続されている場合、効
果的には、並列の第1通気地点(通気口から最も遠い地
点)を除く全ての通気地点にフロート弁が備えられる。
【0023】通気地点が網目状ネットワークに接続され
ている場合、効果的には、全ての通気地点にフロート弁
が備えられる。
【0024】指示された地点におけるこれらのフロート
弁の存在により、タンクが充満及び/又は傾斜時に液体
を取出すためのポンプを作動させるエンジンが止められ
た場合にも、装置は効力を有する。
【0025】いかなる状況においても、特にタンクの転
倒時に、液体が環境に漏れるのを避けるために、効果的
には、通気チュービングの最終部分に、液体の通過を防
止する戻止め弁を備えることもできる。
【0026】本発明による通気回路は、全体又は一部
を、液体タンクの外部にも、内部にも取付けることがで
きる。しかしながら、好ましくは、通気回路は液体タン
クの内部に取付けられることになる。
【0027】液体タンクは公知のいかなる材料製とする
こともできる。好ましくは、熱可塑性プラスチックをベ
ースとする。液体タンクは、公知のいかなる方法によっ
ても、直接に単体として、又はいくつかの部分を結合す
ることにより得ることができる。しかしながら、タンク
の内部上部壁への直接のアクセスが可能な方が、通気チ
ュービングの構造が簡単になる。その結果として、タン
クは好ましくは2つの予備成形部分を結合することによ
り得られることになる。
【0028】上記の通気回路は、(タンクへの戻りの有
無に関わらず)あらゆるタイプの液体供給との適合性を
有する信頼性が高く、安価な装置により、液体タンクの
通気を確保する。従って、通気回路は効果的には液体タ
ンクと組合わされる。
【0029】その結果として、本発明は、上記のような
通気回路が取付けられた液体タンクにも関する。
【0030】
【発明の実施の形態】図1によれば、自動車用燃料タン
ク1がその上部壁内に2つのドーム2、2’を有し、こ
れらのドーム2、2’は、燃料液面がドーム3の間の結
合平面に到達又はそれを超えた場合、又はタンクの傾斜
時には結合平面よりも下方のレベルに到達又はそれを超
えた場合、独立したガスだまりを含んでいる。
【0031】本発明による通気回路は、通気チュービン
グ4により通気口8に並列に接続された2つの通気地点
5、5’を含む燃料タンクの内側に取付けられ、通気口
よりも前方の通気地点5’はフロートバルブ7を備え、
さらには、その基部に戻止め弁11を備えたパイプ9に
より、液体を取出すためのポンプ10により発生させら
れた真空に接続されたサイフォン形下部を含む。燃料供
給系統は、どのようなエンジンの速度であろうとも、ポ
ンプにより発生させられる真空が一定になるように形成
されている。
【0032】いかなる状況においても、特にタンクの転
倒時に、液体が環境に漏れるのを避けるために、通気口
8の前方には戻止め弁6が配置されている。
【0033】エンジンの回転中には、どのようなタンク
の傾斜及び充填液面であろうとも、通気チュービング4
内に存在するあらゆる燃料は重力によりパイプ9内に入
り、そこで、ポンプ10により発生させられた真空によ
り吸上げられ、パイプ9内の燃料液面をタンク内の燃料
液面よりも低い状態に戻すが、液面の違いは、ポンプに
より発生させられる真空により決まることになる。どの
ようなエンジンの速度であろうとも、真空は一定であ
る。エンジンが止められ、従って、ポンプ10も止めら
れた場合、戻止め弁11はパイプ9内での液体の上昇を
防止する。さらには、もし自動車が傾斜位置で停止し、
通気地点5’が下向きの場合、フロート弁7は燃料が通
気チュービング4に入るのを防止し、従って、ドーム2
の通気を妨げる燃料ブロックの形成を防止する。
【0034】図2によれば、自動車用燃料タンクの上部
壁が、フロート弁を備えたいくつかの通気地点を接続し
ている通気チュービングの網目状ネットワークを有す
る。
【0035】図1の場合と同様に、燃料タンク1は、中
央平面8の両側に配置された2つのドーム2、2’を含
む。
【0036】通気チュービングの網目状ネットワーク
は、中央地点7を以外のその接続点の各々3、4、5、
6に配置された通気地点を接続している。これらの通気
地点の各々はフロート弁(図示せず)を含む。ネットワ
ークのチュービングは中央平面8の領域内にサイフォン
形下部を含む。中央地点7は通気口に接続されているだ
けではなく、パイプにより、燃料を取出すためのポンプ
(図示せず)により発生させられる真空にも接続されて
いる。このパイプは、その基部に、パイプとの接続部に
近接して、戻止め弁を備えている。
【0037】図1の場合と同様に、どのようなエンジン
の速度であろうとも、さらには、モータが止められてい
る場合も、通気回路は一定の状態で作動する。
【0038】さらには、自動車の走行中には、2つのガ
スだまり間の複数の連通手段の結果として、タンク内の
液体の動きによる音響の発生が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】その上部壁内に2つのドームを含む自動車用燃
料タンク。
【図2】通気チュービングの網目状ネットワークを有す
る自動車用燃料タンクの上部。
【符号の説明】
2 ドーム 2’ ドーム 3 ドーム 4 通気チュービング 5 通気地点 5’ 通気地点 6 戻止め弁 7 フロート弁 8 通気口 9 パイプ 10 ポンプ 11 戻止め弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール ヴーテル ベルギー ベー1800 ヴィルヴォード ヴ ァランデラーン 108

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスだまりを納めることができる少なくと
    も2つの領域を含む上部壁を有し、その2つの領域の上
    部に配置された通気地点を通気口に接続する少なくとも
    1つの通気チュービングを含み、通気回路内に存在する
    液体を除去することを可能にするために、パイプにより
    タンク内部の真空下の地点に接続された少なくとも1つ
    のサイフォン形部を有する液体タンク用通気回路におい
    て、真空が液体を取出すためのポンプにより発生させら
    れることを特徴とする液体タンク用通気回路。
  2. 【請求項2】液体タンクが燃料タンクであることを特徴
    とする請求項1に記載の通気回路。
  3. 【請求項3】液体の除去を可能にし、タンク内の真空下
    にある地点に出現する戻止め装置がパイプの端に配置さ
    れることを特徴とする請求項1又は2に記載の通気回
    路。
  4. 【請求項4】いくつかの領域を連続して通過している単
    一の通気チュービングにより、通気地点が並列に接続さ
    れ、最終通気地点が通気チュービングの最終部分により
    通気口に接続されることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の通気回路。
  5. 【請求項5】通気チュービングが、通気地点を接続して
    いる網目状ネットワークを形成することを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の通気回路。
  6. 【請求項6】網目状ネットワークがいくつかの領域を相
    互に接続することを特徴とする請求項5に記載の通気回
    路。
  7. 【請求項7】少なくとも1つの通気地点にフロート弁を
    備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
    記載の通気回路。
  8. 【請求項8】通気回路が液体タンクの内部にあることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の通気回路。
  9. 【請求項9】液体タンクが2つの予備成形部分を結合す
    ることにより得られることを特徴とする請求項1〜8の
    いずれかに記載の通気回路。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載の通気回
    路が取付けられた液体タンク。
JP11073558A 1998-03-18 1999-03-18 液体タンク用通気回路 Pending JPH11315766A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9803409 1998-03-18
FR9803409A FR2776273B1 (fr) 1998-03-18 1998-03-18 Circuit de mise a l'air pour reservoir a liquide

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US (1) US6089249A (ja)
EP (1) EP0943476B1 (ja)
JP (1) JPH11315766A (ja)
BR (1) BR9901170A (ja)
DE (1) DE69908681T2 (ja)
FR (1) FR2776273B1 (ja)

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