JPH11314826A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH11314826A
JPH11314826A JP10123721A JP12372198A JPH11314826A JP H11314826 A JPH11314826 A JP H11314826A JP 10123721 A JP10123721 A JP 10123721A JP 12372198 A JP12372198 A JP 12372198A JP H11314826 A JPH11314826 A JP H11314826A
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JP
Japan
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paper
printer
drawer
box
printing
Prior art date
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JP10123721A
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Yoshihiro Tatara
善宏 多々良
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排紙トレイがオープン構造である場合の諸々
の問題点を確実に解消してプリント紙を取り出すまで安
全に保管しておくことができ、しかも使い勝手が良く、
更にレイアウトの自由度の高いプリンタを提供するこ
と。 【解決手段】 給紙部から給紙された用紙にプリントす
るプリント手段と、該プリント手段でプリントされて排
紙されたプリント紙4を受ける排紙受け部とを備えたプ
リンタにおいて、該プリンタの排紙受け部を除いた部分
は全周囲を外部と遮断する箱体1内に収納され、前記排
紙受け部は箱体1の正面に設けられた引き出し3から成
り、該引き出し3は、前記プリント紙4の引き出し3中
への排紙終了までの常時は閉められており、該プリント
紙4を箱体1の外部に取り出す時に開けられるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙部から給紙さ
れた用紙にプリントするプリント手段と、該プリント手
段でプリントされて排紙されたプリント紙を受ける排紙
受け部とを備えたプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタは、インクジェットプリ
ンタやレーザービームプリンタ等を含めて総てプリント
されたプリント紙が、プリンタ本体に設けられ且つ外部
に開放されたオープン構造の排紙トレイに排紙されるよ
うに形成されている。すなわちプリント紙は外部にオー
プンな状態で排紙トレイに溜まり、操作者はその排紙ト
レイからプリント紙を直接取り出すようになっている。
このような使われ方のため、通常、プリンタはOA機器
の近くに配置されたプリンタテーブル又はパソコンテー
ブル等のテーブルや台の上に置かれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のオープン構造の
排紙トレイは、プリンタの使われ方のバリエーションを
考慮したものとは言えない。この構造は、操作者は排紙
トレイにプリントアウトされたプリント紙を直ちに取り
出し、またプリンタは室内の一様な平均的執務環境に置
かれて使われるものであるといった固定観念に基づく前
提の下に作られていると言える。確かに、この前提に即
した使われ方であれば通常ほとんど不都合は生じない。
【0004】しかしながら、上記前提に合わない使われ
方をすると諸々の不都合が出てくる。例えばプリントア
ウトしてもそのプリント紙を操作者が直ちに取らない又
は取れない使われ方の場合、より具体的にはネットワー
ク等を利用して離れた場所に置かれたプリンタにプリン
トの指示を送り、時間をおいて後からプリント紙を取り
に行くような使われ方の場合、排紙トレイにプリント紙
がオープン状態で放置されることになるため、それを取
りに行くまでの間に紛失する恐れがあり心配である。
【0005】また、室外のような日光、風、埃さらには
水等の影響を受けやすい場所にプリンタが置かれて使わ
れる場合、前記オープン構造ではプリントアウトされた
プリント紙が変質や汚損といった品質低下を来す問題が
ある。
【0006】また、室内での通常の使われ方であって
も、プリント内容を人目に触れさせたくない場合、すな
わちプライベートな使い方をしたい場合、従来のオープ
ン構造ではそれは難しい。
【0007】更に、従来のプリンタでは、その本体上に
直接他の機器や物を置くということは全く不可能である
ため、レイアウト等の際に一定の制約を受けるという問
題があった。
【0008】本発明の課題は、排紙トレイがオープン構
造である場合の諸々の問題点を確実に解消してプリント
紙を取り出すまで安全に保管しておくことができ、しか
も使い勝手が良く、更にレイアウトの自由度の高いプリ
ンタを提供することである。
【0009】
【課題を解決すための手段】上記課題を解決するため本
願請求項1に記載の発明は、給紙部から給紙された用紙
にプリントするプリント手段と、該プリント手段でプリ
ントされて排紙されたプリント紙を受ける排紙受け部と
を備えたプリンタにおいて、前記排紙受け部は引き出し
から成り、該引き出しは、前記プリント紙の当該引き出
し中への排紙終了までの常時は閉められており、該プリ
ント紙を外部に取り出す時に開けられるものであること
を特徴とする。
【0010】本発明によれば、常時は閉状態である引き
出しの中にプリント紙がプリントアウトされ、取り出す
までその引き出しの中に仕舞った状態で該プリント紙を
保管できるので、例えば従来のようなオープン状態での
長時間放置に起因するプリント紙紛失の恐れがなくなり
安全である。また、室外のような過酷な雰囲気で使われ
る場合でも、取り出す時まで引き出し中に仕舞われてい
るのでプリント紙が変質し或いは汚損するといった事が
ほとんど無い。また、プライベートな使い方も容易に行
える。そして、プリント紙を取り出す時に引き出しを開
けるだけであるから使い勝手も良い。更に、排紙受け部
を引き出し構造にすることでプリンタ本体に天面を形成
することができ、その結果、前記天面の上に他の機材や
物を置くことが可能となり、レイアウトの自由度が高く
なる。
【0011】また本願請求項2に記載の発明は、給紙部
から給紙された用紙にプリントするプリント手段と、該
プリント手段でプリントされて排紙されたプリント紙を
受ける排紙受け部とを備えたプリンタにおいて、該プリ
ンタの排紙受け部を除いた部分は全周囲を外部と遮断す
る箱体内に収納され、前記排紙受け部は前記箱体の正面
に設けられた引き出しから成り、該引き出しは、前記プ
リント紙の当該引き出し中への排紙終了までの常時は閉
められており、該プリント紙を箱体外部に取り出す時に
開けられるものであることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、請求項1記載発明の作
用効果が得られる他に、実体はプリンタではあっても外
観上は引き出し付きの箱体であるため、室内におけるレ
イアウトの自由度が高くなると共に、プリンタに見えな
い外観構造であることから雰囲気的にプリンタを設置し
にくい場所にもその場の雰囲気を変えることなく置きや
すくなり、設置場所選定の自由度も高くなる。また給紙
部やプリント手段等が箱体内に完全に収納された構造の
プリンタになるため、プリント時の騒音に対する防音効
果は大である。更に既存のプリンタをほぼそのまま利用
して新しい外観のプリンタを簡単に製造することができ
る。
【0013】また本願請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の発明において、前記箱体はプリンタのフロン
トカバー、サイドカバー及びプリンタカバー等のハウジ
ングを兼ねていることを特徴とする。フロントカバーや
プリンタカバー等のハウジングの役割は、当該箱体が実
質的に果たせるので、このハウジングを省くことが可能
となる。その結果、プリント紙を前記引き出しの中に導
く経路の設計がしやすくなるという効果が得られる。更
に前記ハウジングを箱体という単一体に替えたので、部
品点数的には減少させて新しい外観のプリンタを簡単に
製造することができる。
【0014】また本願請求項4に記載の発明によれば、
請求項2又は3に記載の発明において、前記箱体は平行
六面体形状に形成されていることを特徴とする。この平
行六面体形状の箱体としたことにより、外形的に対称性
が良くなるため、レイアウトの自由度が一層高くなる。
更に箱体の天面すなわちプリンタ本体の天面を作業台等
として利用できるので、従来のプリンタでは全く得られ
ない効果が得られる。
【0015】また本願請求項5に記載の発明は、請求項
2〜4のいずれかに記載の発明において、前記箱体の天
面に前記給紙部の入り口となるスリットが設けられてい
ることを特徴とする。このスリットにより既存のプリン
タの利用が一層しやすくなる。
【0016】また本願請求項6に記載の発明は、請求項
2〜5のいずれかに記載の発明において、前記箱体は引
き出しを有する家具調の外観構造より成ることを特徴と
する。ここで、家具調の外観構造とは、キャビネットや
タンス等の収納家具、机さらにテーブル等のように通常
の生活空間に置かれてインテリアを構成するいわゆる家
具の外観であり、およそ複写機やパソコン等のような事
務機器をイメージしない外観という意味である。本発明
によれば、プリンタ本体を成す箱体の外観を前記意味の
家具調としたことにより、プリンタとしての機能を果た
させながら、事務機器としてのプリンタの存在を感じさ
せることなく、キャビネットやテーブル等と同様のイメ
ージでインテリアの一部として置いておくことができ
る。具体的にはリビングルームやホテルのロビー等にも
その場所の雰囲気を変えることなく置くことができる。
【0017】また本願請求項7に記載の発明によれば、
請求項2〜6のいずれかに記載の発明において、箱体は
多孔質の木製であることを特徴とする。この木製箱体と
することにより、前記家具調外観構造の作用効果が一層
顕著に得られると共に、多孔質木材の吸湿性によりプリ
ンタ、特にインクジェットプリンタの使用環境を容易に
好ましい状態に保つことができる。
【0018】また本願請求項請求項8に記載の発明は、
請求項2〜7のいずれかに記載の発明において、前記箱
体はその天面が開閉可能であることを特徴とする。これ
により、インクカートリッジ等の部品交換や紙詰まり等
のトラブル処置が簡単に行える。
【0019】また本願請求項9に記載の発明は、請求項
1〜8のいずれかに記載の発明において、前記引き出し
はロック手段を備えていることを特徴とする。このロッ
ク手段により引き出しはキーを持った本人しか開けられ
なくなるため、秘密保持など保管の安全性が向上する。
【0020】また本願請求項10に記載の発明は、請求
項1〜9のいずれかに記載の発明において、プリンタは
インクジェットプリンタであることを特徴とする。この
インクジェットプリンタは写真並みの高品質なプリント
が行えるため、このインクジェットプリンタに上記各発
明を適用する効果は大である。
【0021】また本願請求項11に記載の発明は、請求
項1〜10のいずれかに記載の発明において、給紙部が
外部から操作可能な給紙カセットであると共に、閉じら
れた状態の外形は前記排紙受け部と同様の引き出し形状
に形成されていることを特徴とする。これにより上記各
発明の作用効果を給紙補給時の操作性を良好にして得る
ことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係るプリンタの
一実施の形態を示す斜視図、図2は同プリンタの引き出
しを開けた状態の斜視図である。
【0023】図1に示したように、この実施の形態例で
は給紙部や該給紙部から給紙された用紙にプリントする
プリント手段等のプリンタの主たる構成要素部分(図示
せず)は、総て箱体1の中に設けられている。この箱体
1は、その全周囲を外部と区画して遮断する正六面体形
状に形成され、内部に設けられた前記プリンタの主構成
要素部分は外部から見えず、およそプリンタには見えな
い外観構造に形成されている。2は脚部を示す。
【0024】箱体1内の前記プリント手段でプリントさ
れたプリント紙を受ける排紙受け部は、前記箱体1の正
面に設けられた引き出し3にて形成されている。この引
き出し3は、図1に示した如く常時は閉められており、
この閉められた状態の引き出し3の中に前記プリント手
段でプリントされたプリント紙が排紙されるように構成
されている。このように引き出し3が閉まった状態でそ
の中に物が入り、そのまま保管できるという点は、いわ
ゆる通常の引き出しと根本的に異なっている。そして、
図2に示した如く、引き出し3の中にプリントアウトさ
れたプリント紙4を箱体1の外部に取り出す時に、該引
き出し3を開けて取り出すようになっている。
【0025】図1及び図2に示した如く、引き出し3を
有する当該箱体1の外観構造は、引き出し3を閉めた状
態でも開けた状態でもいずれもおよそプリンターには見
えないが、具体的には、この例は、キャビネットやタン
ス等の収納家具のように通常の生活空間に置かれてイン
テリアを構成するいわゆる家具調の外観構造に形成され
ている。即ち、複写機やパソコン等の事務機器を連想し
ない外観構造に形成されている。更に、箱体1の材質
は、特定のものに限定されないのは勿論であるが、この
例では木製である。
【0026】次に、プリンタの種類としては、インクジ
ェットプリンタやレーザービームプリンタ等いずれのも
のでもよく特定の機種に限定されないが、この例では、
写真並みの高品質なプリントが行えるインクジェットプ
リンタである。即ち、インクジェットプリンタの排紙受
け部以外の構成要素が総て箱体1内に収納されており、
プリントされた写真並みのプリント物が排紙受け部であ
る引き出し3内に排紙されるように形成されている。
【0027】箱体1の天面5にはインクジェットプリン
タの給紙部につながる入り口となるスリット6が設けら
れ、このスリット6から給紙できるように形成されてい
る。また、天面5は後部側を支点に回動して開閉可能に
形成されている。
【0028】次に上記実施の形態例の作用を説明する。
先ず、常時は閉まっている引き出し3の中にプリント紙
4がプリントアウトされ、それを取り出すまでその引き
出し3の中に仕舞った状態で該プリント紙4を保管でき
るので、例えば従来のようなオープン状態での長時間放
置に起因するプリント紙4の紛失という恐れがなくな
る。また、室外のような過酷な雰囲気で使われる場合で
も、取り出す時まで引き出し3の中に仕舞われているの
でプリント紙4が変質し或いは汚損するといった事がほ
とんど無い。即ち、プリント紙を取り出すまで引き出し
3の中に安全に保管しておくことができる。また、プリ
ントされた内容が引き出し3から取り出すまで見えない
ので、プライベートな使い方も容易に行える。更にプリ
ント紙4を取り出す時に引き出し3を開けるだけである
から使い勝手も良い。
【0029】更に、排紙受け部を引き出し構造にするこ
とでプリンタ本体に天面5を形成することができ、その
結果、前記天面の上に他の機材や物を置くことが可能と
なり、レイアウトの自由度が高くなる。尚、図1及び図
2に示した実施の形態例は、箱体1の中にプリンタの主
構成要素部分を収納した構造のものであるが、必ずしも
箱体構造にしなくても良く、通常のプリンタのハウジン
グにおいてオープンな排紙トレイ部分を天面付きの引き
出し構造にしたものであってもよいことは勿論である。
【0030】また、図1及び図2に示した如く、実体は
プリンタであっても外観上は引き出し3付きのシンプル
な箱体に形成したので、室内におけるレイアウトの自由
度を高くすることができる。しかも、およそプリンタに
見えない外観構造にしたので、雰囲気的に事務機器イメ
ージのプリンタを設置しにくい場所にもその場の雰囲気
を変えることなく置きやすくなる。また給紙部やプリン
ト手段等が全周囲を外部と遮断する箱体1内に完全に収
納されているため、プリント時の騒音に対する防音効果
が大きい。更に箱体1内に収納するプリンタの主構成要
素部分は、既存のプリンタをほぼそのまま利用したの
で、新しい外観構造のプリンタであってもその製造が簡
単である。
【0031】尚、箱体1内に収納されるプリンタ構成部
分のうち、フロントカバー、サイドカバー及びプリンタ
カバー等のハウジングは省いてもよい。このハウジング
の役割は、当該箱体1が実質的に果たせるからである。
或いは箱体1内に収納されるプリンタの各構成部分は、
既存のプリンタ構造を利用せず新たに設計配置したもの
であってもよい。箱体1の内部をこのようにすればプリ
ント紙4を引き出し3の中に導く経路の設計がしやすく
なる。
【0032】また、箱体1を平行六面体形状にしたの
で、外形的に対称性が良くなり、レイアウトの自由度が
一層高くなる。更に箱体1の天面5すなわちプリンタ本
体の天面5を作業台等として利用できるので、従来のプ
リンタでは全く得られない効果が得られる。
【0033】また、箱体1の天面5に給紙部の入り口と
なるスリット6が設けられているので、既存のプリンタ
の利用が一層しやすくなる。
【0034】また、箱体1は引き出し3を有する家具調
の外観構造に形成したので、プリンタとしての機能を果
たさせながら、事務機器としてのプリンタの存在を感じ
させることなく、キャビネットやテーブル等と同様のイ
メージでインテリアの一部として置いておくことができ
る。具体的にはリビングルームやホテルのロビー等にも
その場所の雰囲気を変えることなく置くことができる。
【0035】また、木製の箱体1にしたので、正に家具
そのものの外観構造に作ることができる。多孔質木材の
吸湿性によりプリンタ、特にインクジェットプリンタの
使用環境を容易に好ましい状態に保つことができる。
【0036】また、箱体1はその天面50を開閉可能に
形成したので、インクカートリッジ等の部品交換や紙詰
まり等のトラブル処置が簡単に行える。
【0037】次に、図3に基づいて本願発明の他の実施
の形態例を説明する。この例も基本的には図1の例と同
様であるが、給紙部が外部から操作可能な給紙カセット
7であり、しかもその給紙カセット7は、閉じられた状
態の外形が前記排紙受け部を成す引き出し3と同様の引
き出し形状に形成されている。給紙カセット7の操作の
仕方は通常のプリンタ本体に設けられている給紙カセッ
トと同様である。更に、この例では別の引き出し8が設
けられている。この引き出し8は、いわゆる家具の引き
出しと同じ構造のものであり、プリンタの備品その他の
物の収納のために使われるようになっている。その他の
構造は図1に示した実施の形態例と同様なので同一部分
に同一符号を付して説明は省略する。
【0038】この実施の形態例によれば、給紙の補給の
ために給紙カセット7を開けるまでは外観上は単なる引
き出しであるから、給紙カセットタイプのプリンタにお
いても、排紙受け部を前記の如く引き出し3にしたこ
と、及びプリンタに見えない外観構造にしたこと等に基
づく上記各作用効果が同様に得られる。
【0039】図4に基づいて本願発明の更に他の実施の
形態例を説明する。この例は、図3の実施の形態例から
脚部2を無くしたものに相当し、テーブル載置型に形成
されている。そして、引き出し3にはロック手段9が設
けられている。その他の構造は図3に示したものと同様
なので同一部分に同一符号を付して説明は省略する。こ
の例によれば、ロック手段9により引き出し3はキーを
持った本人しか開けられなくなるため、秘密保持など保
管の安全性が向上する。
【0040】図5も本願発明の更に他の実施の形態例を
示す斜視図である。上記各実施の形態例は、箱体1内の
プリンタ主構成要素部分と引き出し3とは上下の相対配
置に構成されていたが、この例は、左右の相対配置に構
成されている。扉10の奥にプリント手段などの主構成
要素部分が収納されており、その左側に引き出し3及び
給紙カセット7が設けられ、全体として横長の家具調外
観構造に形成されている。扉10を設けたことで、天面
5は開かないように形成されている。この例によれば、
上記各作用効果が得られる他に、天面5の面積が大きく
なるので、作業台等としてこの天面5の利用が一層しや
すくなる。これは従来のプリンタには全くない効果であ
る。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、常時は閉状態である引
き出しの中にプリント紙がプリントアウトされ、取り出
すまでその引き出しの中に仕舞った状態で該プリント紙
を保管できるので、排紙トレイがオープン構造である場
合の諸々の問題点を確実に解消してプリント紙を取り出
すまで安全に保管しておくことができる。しかもプリン
ト紙を取り出す時に引き出しを開けるだけであるから使
い勝手が良い。更に天面の利用が可能となりレイアウト
の自由度が高くなる。
【0042】特に、箱体に引き出しを付けた外観構造に
すれば、およそプリンタには見えなくなるので、雰囲気
的に事務機器イメージのプリンタを設置しにくい場所に
もその場の雰囲気を変えることなく置きやすくなる。ま
た給紙部やプリント手段等が全周囲を外部と遮断する箱
体内に完全に収納されているため、プリント時の騒音に
対する防音効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの一実施の形態例を示す
斜視図である。
【図2】図1の例の引き出しが開いた状態の斜視図であ
る。
【図3】本発明に係るプリンタの他の実施の形態例を示
す斜視図である。
【図4】本発明に係るプリンタの他の実施の形態例を示
す斜視図である。
【図5】本発明に係るプリンタの他の実施の形態例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 箱体 3 引き出し 4 プリント紙 5 天面 6 スリット 7 給紙カセット 9 ロック手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙部から給紙された用紙にプリントす
    るプリント手段と、該プリント手段でプリントされて排
    紙されたプリント紙を受ける排紙受け部とを備えたプリ
    ンタにおいて、 前記排紙受け部は引き出しから成り、該引き出しは、前
    記プリント紙の当該引き出し中への排紙終了までの常時
    は閉められており、該プリント紙を外部に取り出す時に
    開けられるものであることを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 給紙部から給紙された用紙にプリントす
    るプリント手段と、該プリント手段でプリントされて排
    紙されたプリント紙を受ける排紙受け部とを備えたプリ
    ンタにおいて、 該プリンタの排紙受け部を除いた部分は全周囲を外部と
    遮断する箱体内に収納され、前記排紙受け部は前記箱体
    の正面に設けられた引き出しから成り、該引き出しは、
    前記プリント紙の当該引き出し中への排紙終了までの常
    時は閉められており、該プリント紙を箱体外部に取り出
    す時に開けられるものであることを特徴とするプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記箱体はプリンタ
    のフロントカバー、サイドカバー及びプリンタカバー等
    のハウジングを兼ねていることを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、前記箱体は平
    行六面体形状に形成されていることを特徴とするプリン
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかにおいて、前記
    箱体の天面に前記給紙部の入り口となるスリットが設け
    られていることを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれかにおいて、前記
    箱体は引き出しを有する家具調の外観構造より成ること
    を特徴とするプリンタ。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6のいずれかにおいて、箱体
    は多孔質の木製であることを特徴とするプリンタ。
  8. 【請求項8】 請求項2〜7のいずれかにおいて、前記
    箱体はその天面が開閉可能であることを特徴とするプリ
    ンタ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかにおいて、前記
    引き出しはロック手段を備えていることを特徴とするプ
    リンタ。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかにおいて、プ
    リンタはインクジェットプリンタであることを特徴とす
    るプリンタ。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかにおいて、
    給紙部が外部から操作可能な給紙カセットであると共
    に、閉じられた状態の外形は前記排紙受け部と同様の引
    き出し形状に形成されていることを特徴とするプリン
    タ。
JP10123721A 1998-05-06 1998-05-06 プリンタ Withdrawn JPH11314826A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104057724A (zh) * 2014-06-20 2014-09-24 张晓玲 一种新型打印机
JP2016156949A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
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