JPH11314772A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JPH11314772A JPH11314772A JP13751998A JP13751998A JPH11314772A JP H11314772 A JPH11314772 A JP H11314772A JP 13751998 A JP13751998 A JP 13751998A JP 13751998 A JP13751998 A JP 13751998A JP H11314772 A JPH11314772 A JP H11314772A
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Abstract
を覆う上蓋の、給紙トレイの挿抜に伴う操作を容易にす
る。 【解決手段】 装置本体1に挿抜可能な給紙トレイ2
が、引き出し方向奥側ではみ出し、その上部を覆う上蓋
3を備えている。上蓋3は、給紙トレイ2の側板部分の
穴5に軸支し、コイルスプリング6によって上方へ回動
付勢する。給紙トレイ2を装置本体1にセットした状態
では、ガイド部7により押さえられて上蓋3が閉まって
いる。この状態から、給紙トレイ2を引き出し、ガイド
部7から上蓋3が外れると、コイルスプリング6の付勢
力によって上蓋3が自動的に上方へ開く。給紙トレイ2
を装置本体1内に挿入すると、給紙トレイ2を装置本体
1内へ押し込むにしたがって上蓋3がコイルスプリング
6の付勢力に抗して閉じ、ガイド部7で押さえられて閉
まる。
Description
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いる給紙装置
や、シート紙の処理を行うための給紙装置に関する。
成装置等では、給紙装置の装置本体が小型になれば、全
般的に機械コスト、梱包コスト、運送コストが下がるこ
ともあって、各メーカが小型化を推し進めている。特
に、省スペース化のために給紙トレイを装置本体下部に
設ける方式とした給紙装置が多く用いられるようになっ
てきている。特にプリンタでは、原稿読み取り部がない
ためさらに小型化が進められており、給紙トレイ以外は
小型になり、給紙トレイが装置本体から出っ張っている
タイプが増えている。
出した部分では、紙を収納する部分が外部に対して開い
た状態になるため、そこへのゴミや埃の進入防止、紙の
吸湿防止を図る必要がある。そこで、例えば実開平5−
5744号公報に開示の技術では、装置本体からはみ出
す給紙トレイの上部に外方にスライド可能な蓋を設け、
その蓋を排紙トレイとし、スライドにより大サイズ紙の
排紙も可能にしている。
蓋があるために紙を入れる時に給紙トレイを装置本体か
ら引き出した後に上蓋を開け、紙を入れ終わって給紙ト
レイを装置本体に再度セットする時に上蓋を閉める、と
いう操作を行わなければならないので面倒である。
方式の全般的な問題としては、給紙トレイから少し給紙
されて止まってしまった紙の取り出しの問題がある。す
なわち、給紙トレイを引き出して紙を処理する際に、紙
が給紙トレイと一緒に出て来てくれれば良いが、出て来
ない時には給紙トレイを装置本体から取り外して処理を
しなければならないので操作が面倒になるという問題も
ある。
決を図り、またさらなる操作性の向上を図った給紙装置
を提供することを目的とする。
請求項1に係るものは、上記目的を達成するために、装
置本体下部に給紙トレイを設けてなる給紙装置であっ
て、上記装置本体より上記給紙トレイが大きく、該給紙
トレイを上記装置本体から引き出す方向の奥側に上記給
紙トレイがはみ出す給紙装置において、該給紙トレイの
はみ出した部分の上部を覆う上蓋を設け、上記給紙トレ
イに紙をセットする等のために上記給紙トレイを上記装
置本体から引き出した時に、上記上蓋を上方へ開かせる
手段を備えることを特徴とする。
へ開かせる手段が、上記上蓋が上記装置本体内に位置し
ているときに該上蓋を上方から押さえるガイド部と、上
記上蓋を上方へ回動付勢するスプリングとからなること
を特徴とする。
給紙トレイの引き出し方向先端側に、紙をガイドするテ
ーパ部を設けてなることを特徴とする。
テーパ部が弾性薄板からなることを特徴とする。
参照して説明する。なお以下では、本発明に係る給紙装
置をプリンタに一体化した例についてのみ説明するが、
本発明はこれに限定されない。図1は本発明の一実施形
態に係る給紙装置を用いたプリンタの断面図、図2は同
じく平面部分破断図、図3は同じく側面図である。本実
施形態装置は、装置本体1に給紙トレイ2を挿抜可能に
してなるもので、給紙トレイ2を装置本体1から引き出
す方向(図1の矢印Aが給紙トレイ2の引き出し方向を
示す。)の奥側(図1の左側)に給紙トレイ2がはみ出
していて、その上部を覆う上蓋3が設けてある。
た穴5に軸支して回動支点4を形成してあり、コイルス
プリング6によって常に上方(図1の矢印B方向)に回
動付勢してある。また上蓋3は、装置本体1内に設けた
ガイド部7によって上方から押さえ付けてある。
にセットされた状態であり、ガイド部7により押さえら
れて上蓋3が閉まっている。この状態から、紙の補給の
ために給紙トレイ2を装置本体1から引き出し、ガイド
部7から上蓋3がはずれると、コイルスプリング6の付
勢力により、図3に示すように上蓋3が自動的に上方へ
開く。また図3の状態から給紙トレイ2を装置本体1内
に挿入すると、給紙トレイ2を装置本体1内へ押し込む
にしたがって上蓋3がコイルスプリング6の付勢力に抗
して閉じてゆき、ガイド部7により押さえられる状態に
至ると上蓋3は閉まり、さらにガイド部7により上蓋3
を押さえつつ給紙トレイ2を装置本体1内へ押し込む
と、図1、2のセット状態に戻る。
置を用いたプリンタの断面図、図5は同じく平面部分破
断図、図6は同じく側面図である。本実施形態の上蓋3
には、給紙トレイ2引き出し方向の先端側に紙をガイド
するテーパ部8を設けてある。その他の構成については
先の実施形態と同様である。
置本体1にセットされた給紙トレイ2から紙9が少しだ
け給紙されて止まってしまった状態で給紙トレイ2を引
き出すと、上蓋3のテーパ部8が必ず紙9を引っ掛けて
きて図6の状態になる。すなわち図4の状態から給紙ト
レイ2を引き出すと、紙9も図6に示す様に引き出さ
れ、給紙トレイ2を取り外さなくても紙9を取ることが
できる。もっとも本実施形態では、上蓋3を完全に開け
るには、上蓋3のテーパ部7と装置本体1の外装10が
当たらないように、先の実施形態よりもテーパ部7の寸
法Xの分だけ給紙トレイ2の引き出し量が大きくなる。
給紙装置を用いたプリンタの側面図である。本実施形態
は、上蓋3のテーパ部11を弾性薄板(マイラ−)で形
成してある。そのため、テーパ部11が装置本体1の外
装10に当たると変形するので、第1の実施形態の給紙
トレイ2と同じ引き出し量で、上蓋3が完全に開くよう
になり、第2実施形態で必要であった給紙トレイ2の引
き出し量アップが不要となる。
たように、装置本体下部に設ける給紙トレイが装置本体
より大きく、装置本体から引き出す方向の奥側に給紙ト
レイがはみ出す給紙装置において、そのはみ出した部分
の上部を覆うための上蓋を、給紙トレイを装置本体から
引き出した時に上方へ開かせる手段を備えるようにした
ので、内部へのゴミや埃の進入防止、紙の吸湿防止が図
れることはもちろん、給紙トレイを引き出すと自動的に
上蓋が上方へ開くだけでなく、給紙トレイをセットする
時も給紙トレイを押し入れれば上蓋が自動的に閉まるの
で、操作性がかなり向上するという効果がある。
ように、上蓋を上方へ開かせる手段を、上蓋が装置本体
内に位置しているときに上蓋を上方から押さえるガイド
部と、上蓋を上方へ回動付勢するスプリングとからなる
構成としたので、上記共通の効果に加え、簡単な構成で
安価なものとすることができるという効果がある。
引き出し方向先端側に紙をガイドするテーパ部を設けた
ので、給紙トレイから少し給紙して止まってしまった紙
の取り出し時に、テーパ部が止まってしまった紙をすべ
て引っ掛けて、給紙トレイといっしょに装置外へ押し出
すようになり、上記共通の効果に加え、給紙トレイを装
置本体から取り外して処理をする必要がなくなり、操作
性がさらに向上するという効果がある。
イドするテーパ部を弾性薄板で形成したので、テーパ部
が装置本体の外装に当たって変形し開口角度が増えるの
で、上記共通の効果に加え、テーパ部がない場合と同じ
給紙トレイの引き出し量で良くなり、操作性がさらに向
上するという効果がある。
リンタの断面図である。
プリンタの断面図である。
用いたプリンタの側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 装置本体下部に給紙トレイを設けてなる
給紙装置であって、上記装置本体より上記給紙トレイが
大きく、該給紙トレイを上記装置本体から引き出す方向
の奥側に上記給紙トレイがはみ出す給紙装置において、
該給紙トレイのはみ出した部分の上部を覆う上蓋を設
け、上記給紙トレイに紙をセットする等のために上記給
紙トレイを上記装置本体から引き出した時に、上記上蓋
を上方へ開かせる手段を備えることを特徴とする給紙装
置。 - 【請求項2】 上記上蓋を上方へ開かせる手段が、上記
上蓋が上記装置本体内に位置しているときに該上蓋を上
方から押さえるガイド部と、上記上蓋を上方へ回動付勢
するスプリングとからなることを特徴とする請求項1の
給紙装置。 - 【請求項3】 上記上蓋の上記給紙トレイの引き出し方
向先端側に、紙をガイドするテーパ部を設けてなること
を特徴とする請求項1または2の給紙装置。 - 【請求項4】 上記上蓋の上記テーパ部が弾性薄板から
なることを特徴とする請求項3の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13751998A JP3779818B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 給紙装置、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13751998A JP3779818B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 給紙装置、画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11314772A true JPH11314772A (ja) | 1999-11-16 |
JP3779818B2 JP3779818B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
ID=15200585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13751998A Expired - Fee Related JP3779818B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 給紙装置、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3779818B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112704379A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-27 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种烹饪装置 |
-
1998
- 1998-05-01 JP JP13751998A patent/JP3779818B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112704379A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-27 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种烹饪装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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