JPH11314641A - 容器内不用空間除去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内容物の性質を保持する容器内不用空間除去
装置の提供 【構成】 容器内不用空間除去装置は，容器蓋内部にジ
ャバラを設け，蓋に手押しポンプを取付けた構成です。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は，容器使用上，不用な
空間を除去させる装置に関する発明です。

【０００２】

【従来の技術】従来は，内容物を使用した分，容器内に
空間が増え空気との反応が初期より大きくなり，内容物
の性質が劣悪になる場合となる問題点がありました。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この発明は，従来の容
器内容物の性質の劣悪を解決させる装置の提供を目的と
しています。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この発明の容器内不用空
間除去装置は，内容物を使用した分，容器内の空間を内
部ジャバラにて増やさないことを特徴とします。

【０００５】

【作用】この発明の容器内不用空間除去装置には，内部
ジャバラが設けられているから，使用した分，空間を除
去させ，容器内の空間がほぼ初期量となるので内容物の
性質を保持出来ます。

【０００６】

【実施例】図１は，容器内不用空間除去装置を蓋に取付
けた容器例を示し，内容物を使用した後，１を押すと，
２にて圧縮された空気が４をおしのけて７の内部ジャバ
ラに入り，内容物を使用した分の空間に膨らみほぼ初期
の内部空間量となります。１を押した後，離すと７は膨
らんだままで，手押しポンプは元の状態にもどります。
この発明は，次のような実施態様をとることができま
す。 （１）容器は，従来のものを使用できます。 （２）蓋は，従来のものに，この発明の装置を取付けて
使用できます。 （３）図１の１〜７の部品は，その材質を限定されませ
ん。

【０００７】

【発明の効果】この発明は，容器の蓋内部に、ジャバラ
が設けられているので容器内の空間が内容物を使用，消
費してもほぼ一定になり内容物の性質が保持できます。

【図面の簡単な説明】

【図１】 容器内不用空間除去装置を蓋に取付けた容器
例で初期の状態の図です。

【図２】 内容物を使用した状態で不用空間が生じた図
です。

【図３】 容器内不用空間除去装置を作動している図で
す。

【図４】 容器内不用空間除去装置の作動が完了した図
です。

【符号の説明】

１・・・手押し板 ２・・・空気圧入ジャバラ ３・・・ポンプ固定ボス ４・・・空気逆流防止ボール ５・・・ボール押し上げジャバラ ６・・・ボールガイ
ド ７・・・内部ジャバラ ８・・・蓋 ９・・・容器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】容器蓋の上部に手押しポンプ，蓋の内部に
   ジャバラを設け，空気圧を利用してジャバラを作動させ
   る容器内不用空間除去装置