JPH113143A - バックアップ電源信号分配器 - Google Patents

バックアップ電源信号分配器

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JPH113143A
JPH113143A JP9151967A JP15196797A JPH113143A JP H113143 A JPH113143 A JP H113143A JP 9151967 A JP9151967 A JP 9151967A JP 15196797 A JP15196797 A JP 15196797A JP H113143 A JPH113143 A JP H113143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ups
power supply
signal
backup power
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP9151967A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Fujishiro
雅隆 藤城
Makoto Adachi
真 安達
Osamu Kobayashi
修 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP9151967A priority Critical patent/JPH113143A/ja
Publication of JPH113143A publication Critical patent/JPH113143A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】停電時の瞬停処理のため、LAN通信の瞬停処
理プログラムを登載するという装置の複雑化を避け、デ
ータの破壊、システムプログラムの不起動等という問題
を起こさないバックアップ電源信号分配器を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】停電検出信号4と複数のバックアップ電源
停止信号1、2の雑音信号を取り除くノイズカット回路
41、42、43と、バックアップ電源停止信号1、2
を許可する複数のラッチング回路44、45と、複数の
ラッチング回路44、45からの出力信号のANDを取
るAND回路46とを設け、AND回路46の出力信号
をバックアップ電源最終停止信号3として取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1つのバックア
ップ電源から複数の電子機器が電源供給を受ける場合、
上記バックアップ電源からの停電検出信号を処理し、バ
ックアップ電源の投入、停止信号を統括制御するバック
アップ電源信号分配器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器の代表であるパソコンの、標準
オペレーション・システム(以下OSと記述)には、商
用電源の停電時、瞬時停止(以下瞬停と記述)処理プロ
グラムソフトがないためOS上で動作するシステムプロ
グラムに瞬停処理機能もしくはメーカ独自で標準OSに
瞬停処理プログラムを追加している。瞬停処理を行うパ
ソコン本体(ソフトに瞬停処理機能を有する)装置はバ
ックアップ電源(以下UPSと記述)と接続され、電力
供給(ACもしくはDC)、停電検出信号出力、UPS
停止信号入力の授受が行われている。システムプログラ
ムにて瞬停処理を行う場合、システムプログラムによ
り、揮発性記憶にあるデータの保護が完全に終了するま
でUPSを停止することはできない。
【0003】図3は従来のUPS信号伝達方法の一例を
示す図である。図に示すように、パソコン10aからU
PS停止信号1を出力、UPS30a側はUPS停止信
号1を受け、即座にリレー38を制御、UPS30a出
力を停止している。しかしシステムプログラムは完全に
終了することはできず、最悪の場合、データ破壊を起こ
し、システムプログラムが立ち上がらないといった問題
があった。その対策として図4に示すように、UPS3
0a側のUPS停止信号1入力に一定時間以上(例えば
5秒)入力しないとリレーを制御しない遅延回路37を
UPS30aに設ける方法が試みられた。
【0004】また、複数のパソコンの中で最後にプログ
ラムを終了するのは特定のパソコンとは限らないため、
図5に示すように、シリアル通信の一種、LANを使
い、メインのパソコン10aがサブのパソコン10bか
らのシステムプログラム終了の連絡をネットボード10
c、HUB10dを介して受け、パソコン自身で複数の
パソコンのプログラム終了を監視する方式を持ち、UP
S停止信号1を出力している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の技術においては、UPSのAC100V出力コンセ
ントが複数、もしくは1つの出力コンセントにACタッ
プを取り付け複数にし、電力供給を受けるUPS停止信
号を複数のパソコンに伝達する場合、各々のパソコンの
ハード処理速度の違い、使用OSの違い、システムプロ
グラム処理量の違いから、同一にプログラムを終了する
ことはできず、一つのパソコンのUPS停止信号が早く
出過ぎ、UPSを停止して了うと、UPS停止信号が未
だ出ていないパソコンのデータの破壊、システムプログ
ラムの不起動等を起こすという問題が発生する。
【0006】また、図5の方式においては、全てのパソ
コンにLAN用のボード、およびLAN通信を用いた共
通の瞬停処理プログラムが登載されてなければならない
ため、装置が複雑化するという問題がある。
【0007】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、1つのUPSから複数のパソコンが電力供
給を受ける場合において、停電時の瞬停処理のため、O
SにLAN通信用の瞬停処理プログラムを登載するとい
う装置の複雑化を避け、データの破壊、システムプログ
ラムの不起動等という問題を起こさないバックアップ電
源信号分配器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、商用電源が停電した時、複数の
電子機器に1つのバックアップ電源から緊急に電力供給
を行う場合、上記バックアップ電源から入力された停電
時の停電検出信号を複数の上記電子機器の外部入出力回
路へ出力し、上記電子機器の停電処置終了後、上記電子
機器の上記外部入出力回路からのバックアップ電源停止
信号を受信し、複数の上記バックアップ電源停止信号を
統括制御し、バックアップ電源最終停止信号を上記バッ
クアップ電源に出力する機能を設ける。
【0009】具体的回路構成としては、上記停電検出信
号と複数の上記バックアップ電源停止信号の雑音信号を
取り除くノイズカット回路と、上記バックアップ電源停
止信号を許可する複数のラッチング回路と、複数の上記
ラッチング回路からの出力信号のANDを取るAND回
路と、上記AND回路の出力信号をバックアップ電源最
終停止信号として出力する制御回路と、上記ノイズカッ
ト回路を経た上記停電検出信号を複数の上記電子機器の
上記外部入出力回路へ出力する他の制御回路とを設け
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るバックアップ
電源信号分配器の一つの実施の形態を示す図である。図
に示すように、パソコン10、パソコン20は外部入出
力回路12、22(以下外部I/Oと記述)、cpu1
1、21、電源13、23を持ち、外部I/O12、2
2では、UPS30のAC出力を停止させるUPS停止
信号1、2を出力し、UPS信号分配器40からの停電
検出信号5を入力する。外部I/O12、22には例え
ばRS232、セントロ、もしくは簡単なI/Oボー
ド、例えばパラレルI/Oを用いる。
【0011】UPS信号分配器40は、UPS30か
ら、AC100V停電(電圧低下を含む)を検知、連絡
する停電検出信号4を受け、パソコン10、20から、
UPS停止信号1、2を受け、ノイズカット回路41、
42、43によりノイズを除去し、ラッチング回路4
4、45により許可するバックアップ電源停止信号を出
力し、AND回路46により、ラッチング回路44、4
5の出力のANDを取り、UPS最終停止信号3として
出力している。なお、ラッチング回路44、45には手
動にてUPS停止信号1、2が入ったとみなす強制停止
信号出力スイッチ44a、45aが用意されている。
【0012】UPS30ではAC100V入力の電源3
1を充電回路32でDC電圧に変換し、バッテリ33に
充電する。AC100Vが停電し、停電検出回路35が
検知した時に、UPS30の出力をバッテリ33の出力
側に切り替える昇圧回路インバータ34、リレー36
と、UPS最終停止信号3の入力に対し一定時間信号が
変化して動作する遅延回路37、リレー38とにより、
UPS30のAC100V出力を停止させる。UPS3
0の出力はパソコン10のUPS入力14とパソコン2
0のUPS入力24とに接続されている。なお、遅延回
路37はUPS信号分配器40内に設けることもでき
る。
【0013】図2は本発明に係るバックアップ電源信号
分配器の他の実施の形態を示す図である。図に示すよう
に、図1のUPS信号分配器40のAND回路46に第
1の制御回路としてリレー回路47を追加して、UPS
最終停止信号3を出力している。また、ノイズカット回
路41bを経た停電検出信号4を複数のパソコン10、
20の外部I/O12、22へ、第2の制御回路として
リレー回路48を用いて出力している。また、ノイズカ
ット回路41a、43aおよび42a、43bに具体的
な回路の2例を示した。更に、ラッチング回路44Aに
は、2つのラッチング素子44b、44c、オッシレー
タ44dを用いた具体的な回路の例を示し、ラッチング
回路45Aにはオンディレーリレー45b、リレー45
c、45dを用いた具体的な回路の例を示した。
【0014】上述のように、始めにUPS30はAC1
00V入力が停電したことを検知し、バッテリ33の出
力に切り替えると同時に停電検出信号4を出し、UPS
信号分配器40を経由分配して、停電検出信号5をパソ
コン10、20の外部I/O12、22に入力する。パ
ソコン10、20は停電処置として、瞬停処理プログラ
ムに従い、揮発データを保存可能な場所(例えばSRA
MやHD)に移し、プログラムは電源停止可能な状態で
UPS停止信号1、2を出力する。パソコン10からの
UPS停止信号1が非常に遅い場合、パソコン20から
のUPS停止信号2出力は、UPS信号分配器40のA
ND回路46で止まっており、UPS停止信号1の出力
があって初めてデータ破壊を起こさない有効なUPS最
終停止信号3が出力される。UPS最終停止信号3はU
PS30の遅延回路37に入り、一定時間経過(数秒〜
数十秒)の後、UPS30のバッテリ33出力をリレー
38にて制御し停止することができる。それ故、パソコ
ンの安価な外部I/O(RS232、セントロ)もしく
は増設パラレルI/Oにより、高価なLANボード、L
AN通信の瞬停処理プログラムを必要とせず、UPS3
0からの停電検出信号を取り込み、複数のパソコンの瞬
停処理スピードが大幅にちがっていても最後のUPS停
止信号出力によりUPS最終停止信号を出力すること
で、データ保護が確実に行なうことができ、システムプ
ログラムの不起動を防止することが可能になる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るバッ
クアップ電源信号分配器においては、高価なLANボー
ド、LAN通信の瞬停処理プログラムを必要とせず、U
PSからの停電検出信号を取り込み、複数のパソコンの
瞬停処理スピードが大幅にちがっていても最後のUPS
停止信号出力によりUPS最終停止信号を出力すること
ができるので、データ保護が確実に行なえると同時に、
システムプログラムの不起動を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックアップ電源停止信号分配器
の一つの実施の形態を示す図である。
【図2】本発明に係るバックアップ電源停止信号分配器
の他の実施の形態を示す図である。
【図3】従来のバックアップ電源信号伝達方法の一例を
示す図である。
【図4】遅延回路を持つ従来のバックアップ電源停止信
号伝達方法を示す図である。
【図5】LAN通信の瞬停処理プログラムを持つ従来の
バックアップ電源停止信号伝達方法を示す図である。
【符号の説明】
1 :UPS停止信号 2 :UPS停止信
号 3 :UPS最終停止信号 4 :停電検出信号 5 :停電検出信号 10 :パソコン 10a:パソコン 10b:パソコン 10c:ネットボード 10d:HUB 11 :cpu 12 :外部I/O 13 :電源 14 :UPS入力 20 :パソコン 21 :cpu 22 :外部I/O 23 :電源 24 :UPS入力 30 :UPS 30a:UPS 31 :電源 32 :充電回路 33 :バッテリ 34 :昇圧回路インバータ 35 :停電検出回路 36 :リレー 37 :遅延回路 38 :リレー 40 :UPS信号分
配器 41 :ノイズカット回路 41a:ノイズカット
回路 42 :ノイズカット回路 42a:ノイズカット
回路 43 :ノイズカット回路 43a:ノイズカット
回路 43b:ノイズカット回路 44 :ラッチング回
路 44A:ラッチング回路 44a:強制停止信号
出力スイッチ 44b:ラッチング素子 44c:ラッチング素
子 44d:オッシレータ 45 :ラッチング回
路 45A:ラッチング回路 45a:強制停止信号
出力スイッチ 45b:オンディレーリレー 45c:リレー回路 45d:リレー回路 46 :AND回路 47 :リレー回路 48 :リレー回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源が停電した時、複数の電子機器に
    1つのバックアップ電源から緊急に電力供給を行う場
    合、上記バックアップ電源から入力された停電時の停電
    検出信号を複数の上記電子機器の外部入出力回路へ出力
    し、上記電子機器の停電処置終了後、上記電子機器の上
    記外部入出力回路からのバックアップ電源停止信号を受
    信し、複数の上記バックアップ電源停止信号を統括制御
    し、バックアップ電源最終停止信号を上記バックアップ
    電源に出力する機能を有することを特徴とするバックア
    ップ電源信号分配器。
  2. 【請求項2】上記停電検出信号と複数の上記バックアッ
    プ電源停止信号の雑音信号を取り除くノイズカット回路
    と、上記バックアップ電源停止信号を許可する複数のラ
    ッチング回路と、複数の上記ラッチング回路からの出力
    信号のANDを取るAND回路と、上記AND回路の出
    力信号をバックアップ電源最終停止信号として出力する
    第1の制御回路と、上記ノイズカット回路を経た上記停
    電検出信号を複数の上記電子機器の上記外部入出力回路
    へ出力する第2の制御回路とを有することを特徴とする
    請求項1に記載のバックアップ電源信号分配器。
JP9151967A 1997-06-10 1997-06-10 バックアップ電源信号分配器 Pending JPH113143A (ja)

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JP9151967A JPH113143A (ja) 1997-06-10 1997-06-10 バックアップ電源信号分配器

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JPH113143A true JPH113143A (ja) 1999-01-06

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ID=15530139

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JP9151967A Pending JPH113143A (ja) 1997-06-10 1997-06-10 バックアップ電源信号分配器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11242999B2 (en) 2004-07-23 2022-02-08 Oy Halton Group Ltd. Control of exhaust systems

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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