JPH11313324A - 画像圧縮データの加工方法および装置ならびに画像圧縮データ加工プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents
画像圧縮データの加工方法および装置ならびに画像圧縮データ加工プログラムを記憶した記憶媒体Info
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- JPH11313324A JPH11313324A JP11828898A JP11828898A JPH11313324A JP H11313324 A JPH11313324 A JP H11313324A JP 11828898 A JP11828898 A JP 11828898A JP 11828898 A JP11828898 A JP 11828898A JP H11313324 A JPH11313324 A JP H11313324A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】MPEG1/2のデータを、MPEG4のデー
タに変換可能なデータを生成する手段を提供すること。 【解決手段】MPEG4ビットストリームのデマルチプ
レクサ10と、各VOPをデコードして元画像データを
得るためのデコーダ群と、元画像をシーン記述情報を用
いて合成してMPEG4ビットストリームの元画像デー
タを出力する合成部30と、MPEG1/2エンコーダ
40とを有して、このMPEG1/2エンコーダ40
は、エンコード部41と、処理部42とを備える。この
処理部42は、いずれかのセグメントにのみ属するブロ
ックに対しては、EOBフラグにブロック単位で属する
セグメントの情報を設定し、2つのセグメントに属する
ブロックに対しては画素単位に全DCT係数にセグメン
トの情報を設定する。
タに変換可能なデータを生成する手段を提供すること。 【解決手段】MPEG4ビットストリームのデマルチプ
レクサ10と、各VOPをデコードして元画像データを
得るためのデコーダ群と、元画像をシーン記述情報を用
いて合成してMPEG4ビットストリームの元画像デー
タを出力する合成部30と、MPEG1/2エンコーダ
40とを有して、このMPEG1/2エンコーダ40
は、エンコード部41と、処理部42とを備える。この
処理部42は、いずれかのセグメントにのみ属するブロ
ックに対しては、EOBフラグにブロック単位で属する
セグメントの情報を設定し、2つのセグメントに属する
ブロックに対しては画素単位に全DCT係数にセグメン
トの情報を設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1枚の画像単位で
処理を行うMPEG1やMPEG2のような画像圧縮デ
ータと、VOP(Video Object Plane: ビデオ・オブジ
ェクト・プレーン)を用いたMPEG4のような画像圧
縮データとが共存するネットワーク等に用いて好適な画
像圧縮データの加工方法および装置に関する。
処理を行うMPEG1やMPEG2のような画像圧縮デ
ータと、VOP(Video Object Plane: ビデオ・オブジ
ェクト・プレーン)を用いたMPEG4のような画像圧
縮データとが共存するネットワーク等に用いて好適な画
像圧縮データの加工方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア技術の急速な進歩に伴い
動画像サーバが、ネットワークを介して各クライアント
に動画像情報を配信するシステム等が提案されている。
そして、この配信に際しては、情報量の多い動画像デー
タをそのまま配信せずに、動画像情報に対して圧縮処理
を行ったものを配信するようにして、データ伝送速度の
高速化を図っている。
動画像サーバが、ネットワークを介して各クライアント
に動画像情報を配信するシステム等が提案されている。
そして、この配信に際しては、情報量の多い動画像デー
タをそのまま配信せずに、動画像情報に対して圧縮処理
を行ったものを配信するようにして、データ伝送速度の
高速化を図っている。
【0003】このような圧縮処理を行うための動画像圧
縮方式としては、MPEG1やMPEG2(適宜「MP
EG1/2」と記す)が代表的なものとして挙げられ、
近年ではこのMPEG1/2が普及していた。
縮方式としては、MPEG1やMPEG2(適宜「MP
EG1/2」と記す)が代表的なものとして挙げられ、
近年ではこのMPEG1/2が普及していた。
【0004】また近年、VOPを用いた動画像圧縮方式
であるMPEG4も提案されその開発が盛んに行われて
いる。このMPEG4は、1フレームの動画像データが
与えられた場合、これを複数種類の画像であるVOPに
分割するとともに、各VOPがそのフレーム内に占める
領域(セグメント)を示す配置情報(適宜「シーン記述
情報」と記す)を生成しておく。そして、各VOPに対
して圧縮処理、即ちエンコードを行い、各VOPに対す
るエンコード結果とシーン記述情報とを合成したものを
MPEG4での動画像圧縮データとするものである。
であるMPEG4も提案されその開発が盛んに行われて
いる。このMPEG4は、1フレームの動画像データが
与えられた場合、これを複数種類の画像であるVOPに
分割するとともに、各VOPがそのフレーム内に占める
領域(セグメント)を示す配置情報(適宜「シーン記述
情報」と記す)を生成しておく。そして、各VOPに対
して圧縮処理、即ちエンコードを行い、各VOPに対す
るエンコード結果とシーン記述情報とを合成したものを
MPEG4での動画像圧縮データとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、MPEG1
/2はVOPを用いず動画像データの圧縮処理を行うた
め、MPEG1/2で圧縮処理されたデータをMPEG
4で伸長することはできない。
/2はVOPを用いず動画像データの圧縮処理を行うた
め、MPEG1/2で圧縮処理されたデータをMPEG
4で伸長することはできない。
【0006】このことは、例えば、第1のネットワーク
ではMPEG1/2のデータのみを扱うのに対して、第
2のネットワークではMPEG4のデータのみを扱う場
合において、第1のネットワークから第2のネットワー
クにデータ転送を行い第2のネットワーク内で、MPE
G4での伸長を行うことができないことを意味する。
ではMPEG1/2のデータのみを扱うのに対して、第
2のネットワークではMPEG4のデータのみを扱う場
合において、第1のネットワークから第2のネットワー
クにデータ転送を行い第2のネットワーク内で、MPE
G4での伸長を行うことができないことを意味する。
【0007】このようなことは、ネットワーク網が急激
に進歩しつつある今日においては不便を極まりない。本
発明は、このような従来の問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、MPEG1/2フォーマットの
データを、VOPを用いた動画像圧縮方式、例えばMP
EG4フォーマットのデータに変換可能なデータを生成
する手段を提供することにある。
に進歩しつつある今日においては不便を極まりない。本
発明は、このような従来の問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、MPEG1/2フォーマットの
データを、VOPを用いた動画像圧縮方式、例えばMP
EG4フォーマットのデータに変換可能なデータを生成
する手段を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明によれば、MPEG1またはM
PEG2での画像圧縮データを加工する方法であって、
量子化されたDCT係数内に、圧縮処理前の元画像デー
タが複数種類のVOP(ビデオ・オブジェクト・プレー
ン)を用いた動画像圧縮方式で圧縮される場合に生成さ
れるべき各VOPの単位画像データ内での配置情報を埋
め込む処理を行うことを特徴とする画像圧縮データの加
工方法が提供される。
め、請求項1に係る発明によれば、MPEG1またはM
PEG2での画像圧縮データを加工する方法であって、
量子化されたDCT係数内に、圧縮処理前の元画像デー
タが複数種類のVOP(ビデオ・オブジェクト・プレー
ン)を用いた動画像圧縮方式で圧縮される場合に生成さ
れるべき各VOPの単位画像データ内での配置情報を埋
め込む処理を行うことを特徴とする画像圧縮データの加
工方法が提供される。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
おいて、前記配置情報の埋め込む処理は、量子化された
DCT係数のEOB(エンド・オブ・ブロック)に前記
配置情報を埋め込む処理であることを特徴とする。
おいて、前記配置情報の埋め込む処理は、量子化された
DCT係数のEOB(エンド・オブ・ブロック)に前記
配置情報を埋め込む処理であることを特徴とする。
【0010】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
おいて、前記配置情報の埋め込む処理は、量子化された
各DCT係数のLSBに前記配置情報を埋め込む処理で
あることを特徴とする。
おいて、前記配置情報の埋め込む処理は、量子化された
各DCT係数のLSBに前記配置情報を埋め込む処理で
あることを特徴とする。
【0011】また、請求項4に係る発明は、画像圧縮デ
ータを加工する装置であって、与えられた画像データに
対して動き補償、離散コサイン変換、量子化、可変長符
号化を少なくとも含む、MPEG1またはMPEG2で
の圧縮処理を行うエンコーダと、前記量子化されたDC
T係数内に、前記画像データが複数種類のVOP(ビデ
オ・オブジェクト・プレーン)を用いた動画像圧縮方式
で圧縮される場合に生成されるべき各VOPの単位画像
データ内での配置情報を埋め込む処理を行う処理部と、
を備えることを特徴とする画像圧縮データの加工装置で
ある。
ータを加工する装置であって、与えられた画像データに
対して動き補償、離散コサイン変換、量子化、可変長符
号化を少なくとも含む、MPEG1またはMPEG2で
の圧縮処理を行うエンコーダと、前記量子化されたDC
T係数内に、前記画像データが複数種類のVOP(ビデ
オ・オブジェクト・プレーン)を用いた動画像圧縮方式
で圧縮される場合に生成されるべき各VOPの単位画像
データ内での配置情報を埋め込む処理を行う処理部と、
を備えることを特徴とする画像圧縮データの加工装置で
ある。
【0012】この発明によれば、エンコーダが生成した
量子化されたDCT係数内に、各VOPの単位画像デー
タ内での配置情報が埋め込まれているので、これを可変
長符号化すれば、MPEG1/2のデコーダでデコード
できると共に、MPEG4のような配置情報を用いた動
画像圧縮方式でもエンコード可能となる。
量子化されたDCT係数内に、各VOPの単位画像デー
タ内での配置情報が埋め込まれているので、これを可変
長符号化すれば、MPEG1/2のデコーダでデコード
できると共に、MPEG4のような配置情報を用いた動
画像圧縮方式でもエンコード可能となる。
【0013】さらに、請求項5に係る発明は、請求項4
において、前記処理部は、量子化されたDCT係数のE
OB(エンド・オブ・ブロック)に前記配置情報の埋め
込む処理を行うことを特徴とする。
において、前記処理部は、量子化されたDCT係数のE
OB(エンド・オブ・ブロック)に前記配置情報の埋め
込む処理を行うことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、EOBに前記配置情報
の埋め込むので、埋め込み処理やその後のデコードやエ
ンコード処理が容易になる。また、請求項6に係る発明
は、請求項4において、前記処理部は、量子化された各
DCT係数のLSBに前記配置情報の埋め込む処理を行
うことを特徴とする。
の埋め込むので、埋め込み処理やその後のデコードやエ
ンコード処理が容易になる。また、請求項6に係る発明
は、請求項4において、前記処理部は、量子化された各
DCT係数のLSBに前記配置情報の埋め込む処理を行
うことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、例えば画素毎に配置情
報の埋め込むことが可能となり、画像劣化を招かない。
さらにまた、請求項7に係る発明は、MPEG1または
MPEG2での画像圧縮データを加工するプログラムを
記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であっ
て、DCT係数内に、圧縮処理前の元画像データが複数
種類のVOP(ビデオ・オブジェクト・プレーン)を用
いた動画像圧縮方式で圧縮される場合に生成されるべき
各VOPの単位画像データ内での配置情報を埋め込む処
理をコンピュータに実行させるための画像圧縮データ加
工プログラムを記憶した記憶媒体である。ここでコンピ
ュータとしては、このプログラムの記述内容にしたがっ
て動作するCPU(中央処理装置)やワークメモリとし
て機能するRAM等を有するものを用いれば良い。
報の埋め込むことが可能となり、画像劣化を招かない。
さらにまた、請求項7に係る発明は、MPEG1または
MPEG2での画像圧縮データを加工するプログラムを
記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であっ
て、DCT係数内に、圧縮処理前の元画像データが複数
種類のVOP(ビデオ・オブジェクト・プレーン)を用
いた動画像圧縮方式で圧縮される場合に生成されるべき
各VOPの単位画像データ内での配置情報を埋め込む処
理をコンピュータに実行させるための画像圧縮データ加
工プログラムを記憶した記憶媒体である。ここでコンピ
ュータとしては、このプログラムの記述内容にしたがっ
て動作するCPU(中央処理装置)やワークメモリとし
て機能するRAM等を有するものを用いれば良い。
【0016】また、記憶媒体としては、ROM、ICカ
ード等の半導体記憶媒体、CDROM、DVDROM等
の光記憶媒体、フロッピーディスク等の磁気記憶媒体、
MO等の光磁気記憶媒体等が挙げられる。
ード等の半導体記憶媒体、CDROM、DVDROM等
の光記憶媒体、フロッピーディスク等の磁気記憶媒体、
MO等の光磁気記憶媒体等が挙げられる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明係る装置の一実
施形態のブロック構成図である。この装置は、MPEG
4ビットストリームが与えられるとVOPおよびシーン
記述情報を抽出出力するデマルチプレクサ10と、各V
OPをデコードして元画像データを得るためのデコーダ
群(VOP1デコーダ20a、VOP2デコーダ20
b)と、各デコーダによって得られた元画像をシーン記
述情報を用いて合成してMPEG4ビットストリームの
元画像データを出力する合成部30と、MPEG1/2
エンコーダ40とを有している。
を参照しつつ説明する。図1は、本発明係る装置の一実
施形態のブロック構成図である。この装置は、MPEG
4ビットストリームが与えられるとVOPおよびシーン
記述情報を抽出出力するデマルチプレクサ10と、各V
OPをデコードして元画像データを得るためのデコーダ
群(VOP1デコーダ20a、VOP2デコーダ20
b)と、各デコーダによって得られた元画像をシーン記
述情報を用いて合成してMPEG4ビットストリームの
元画像データを出力する合成部30と、MPEG1/2
エンコーダ40とを有している。
【0018】そして、このMPEG1/2エンコーダ4
0は、MPEG1/2フォーマットの画像圧縮データを
生成するエンコード部41と、エンコード部41でのエ
ンコードデータ内にシーン記述情報を埋め込む処理を行
う処理部42とを備えて構成されている。
0は、MPEG1/2フォーマットの画像圧縮データを
生成するエンコード部41と、エンコード部41でのエ
ンコードデータ内にシーン記述情報を埋め込む処理を行
う処理部42とを備えて構成されている。
【0019】また、エンコード部41は、フレームデー
タを記憶するフレームメモリ57と、動き補償を行うM
C部51と、離散コサイン変換を行ってDCT係数を出
力するうDCT部52と、このDCT係数を量子化する
量子化部53と、逆量子化を行う逆量子化部55と、逆
離散コサイン変換を行うIDCT部56と、可変長コー
ド部54とを有している。
タを記憶するフレームメモリ57と、動き補償を行うM
C部51と、離散コサイン変換を行ってDCT係数を出
力するうDCT部52と、このDCT係数を量子化する
量子化部53と、逆量子化を行う逆量子化部55と、逆
離散コサイン変換を行うIDCT部56と、可変長コー
ド部54とを有している。
【0020】なお、この装置では2種類のVOPエンコ
ーダを設けた構成にしているが、VOPエンコーダの台
数は特に制限がない。即ち、この場合は、2種類のVO
P(VOP1、VOP2)が存在することを想定したも
のである。
ーダを設けた構成にしているが、VOPエンコーダの台
数は特に制限がない。即ち、この場合は、2種類のVO
P(VOP1、VOP2)が存在することを想定したも
のである。
【0021】ところで、MPEG4ビットストリーム
は、図2に示すように例えば2種類のVOP1、VOP
2と、各VOPが例えば1フレーム内のどの領域を占め
るかを示した情報であるシーン記述情報とを有してい
る。なお、図2では、VOPとシーン記述情報とを分離
してデータを構成しているように示しているが、実際に
はこのような明確な境界が存在するものではなく、理解
の容易化のため模式的に説明しているにすぎない。
は、図2に示すように例えば2種類のVOP1、VOP
2と、各VOPが例えば1フレーム内のどの領域を占め
るかを示した情報であるシーン記述情報とを有してい
る。なお、図2では、VOPとシーン記述情報とを分離
してデータを構成しているように示しているが、実際に
はこのような明確な境界が存在するものではなく、理解
の容易化のため模式的に説明しているにすぎない。
【0022】さて、装置全体の動作を説明する前に、本
発明に係る装置の主要部である処理部42の説明を行い
その後、装置全体の動作説明を行う。まず、図4に示す
ように、この画像データは2種類のVOP1とVOP2
を用いてMPEG4によって圧縮されるデータとし、V
OP1のブロックをセグメントAに属するブロック、V
OP2のブロックをセグメントBに属するブロック、V
OP1およびVOP2の双方のブロックをセグメントA
Bに属するブロックとする。なお、1ブロックは8×8
=64画素のデータからなっているので、1ブロックを
離散コサイン変換した時に得られるDCT係数、量子化
結果も64個となる。
発明に係る装置の主要部である処理部42の説明を行い
その後、装置全体の動作説明を行う。まず、図4に示す
ように、この画像データは2種類のVOP1とVOP2
を用いてMPEG4によって圧縮されるデータとし、V
OP1のブロックをセグメントAに属するブロック、V
OP2のブロックをセグメントBに属するブロック、V
OP1およびVOP2の双方のブロックをセグメントA
Bに属するブロックとする。なお、1ブロックは8×8
=64画素のデータからなっているので、1ブロックを
離散コサイン変換した時に得られるDCT係数、量子化
結果も64個となる。
【0023】図3に示すステップS300において、処
理部42は、量子化結果(図1中符号Aで示した点での
情報)を参照して、各ブロックのセグメント情報をEO
Bフラグに設定する。
理部42は、量子化結果(図1中符号Aで示した点での
情報)を参照して、各ブロックのセグメント情報をEO
Bフラグに設定する。
【0024】なお、図4は、1ブロックに対する量子化
結果の一例を示したもので、「×」は適当な値が存在す
ることを示していて、さらに、ジグザグスキャンの結
果、以降、値「0」となることを示すEOB(エンド・
オブ・ブロック)フラグが設けられている。
結果の一例を示したもので、「×」は適当な値が存在す
ることを示していて、さらに、ジグザグスキャンの結
果、以降、値「0」となることを示すEOB(エンド・
オブ・ブロック)フラグが設けられている。
【0025】ステップS300において、処理部42
は、当該ブロックがセグメントAに属すれば、10ビッ
トのデータからなるEOBフラグの下位2、3ビット目
に「00」を、当該ブロックがセグメントBに属すれ
ば、EOBフラグの下位2、3ビット目に「01」を、
当該ブロックがセグメントABに属すれば、EOBフラ
グの下位2、3ビット目に「10」を設定する。
は、当該ブロックがセグメントAに属すれば、10ビッ
トのデータからなるEOBフラグの下位2、3ビット目
に「00」を、当該ブロックがセグメントBに属すれ
ば、EOBフラグの下位2、3ビット目に「01」を、
当該ブロックがセグメントABに属すれば、EOBフラ
グの下位2、3ビット目に「10」を設定する。
【0026】次に、ステップS310において、処理部
42は、セグメントABに属するブロックに対して、画
素毎にいずれのセグメントに属するかを示すための情報
を設定すべく、その全てのDCT係数のLSBに、画素
がセグメントAに属する場合には「0」を、画素がセグ
メントBに属する場合には「1」を設定する。
42は、セグメントABに属するブロックに対して、画
素毎にいずれのセグメントに属するかを示すための情報
を設定すべく、その全てのDCT係数のLSBに、画素
がセグメントAに属する場合には「0」を、画素がセグ
メントBに属する場合には「1」を設定する。
【0027】このようにして、いずれかのセグメントに
のみ属するブロックに対しては、EOBフラグにブロッ
ク単位で属するセグメントの情報を設定すると共に、2
つのセグメントに属するブロックに対しては画素単位
で、全てのDCT係数にセグメントの情報を設定する。
のみ属するブロックに対しては、EOBフラグにブロッ
ク単位で属するセグメントの情報を設定すると共に、2
つのセグメントに属するブロックに対しては画素単位
で、全てのDCT係数にセグメントの情報を設定する。
【0028】なお、この例では2種類のセグメントを想
定したが、複数のセグメントに対しては、それを識別す
るためのビット数を3ビット以上に適宜変更すればよ
い。この場合、全てのDCT係数に設定するセグメント
の情報も、DCT係数のLSBのみだけではなく他のビ
ットを使用するように適宜変更すればよい。
定したが、複数のセグメントに対しては、それを識別す
るためのビット数を3ビット以上に適宜変更すればよ
い。この場合、全てのDCT係数に設定するセグメント
の情報も、DCT係数のLSBのみだけではなく他のビ
ットを使用するように適宜変更すればよい。
【0029】このようにして、量子化されたDCT係数
にシーン記述情報を埋め込むことが可能となる。さて、
装置全体の動作について説明する。まず、このMPEG
4ビットストリームが与えられると、デマルチプレクサ
10は、VOP1、VOP2およびシーン記述情報を抽
出して、各信号線上に出力する。VOP1デコーダ20
a、VOP2デコーダ20bの夫々は、VOP1、VO
P2をデコードして夫々のVPOに対応する元画像を得
て出力する。
にシーン記述情報を埋め込むことが可能となる。さて、
装置全体の動作について説明する。まず、このMPEG
4ビットストリームが与えられると、デマルチプレクサ
10は、VOP1、VOP2およびシーン記述情報を抽
出して、各信号線上に出力する。VOP1デコーダ20
a、VOP2デコーダ20bの夫々は、VOP1、VO
P2をデコードして夫々のVPOに対応する元画像を得
て出力する。
【0030】次に、合成部30は、各VOPデコーダか
ら出力された元画像と、それらがどのような領域を占め
るかを示すシーン記述情報とを用いて画像合成を行い、
MPEG4ビットストリームに対する元画像データを再
生する。
ら出力された元画像と、それらがどのような領域を占め
るかを示すシーン記述情報とを用いて画像合成を行い、
MPEG4ビットストリームに対する元画像データを再
生する。
【0031】次に、MPEG1/2エンコーダ40のエ
ンコード部41は、MPEG1/2の動画像圧縮方式で
合成部30が出力した元画像データをエンコードする。
すなわち、合成部30から出力された画像データとフレ
ームメモリ57に格納されている前フレームの画像デー
タとを用いて、MC部51が動き補償を行って予測画像
を生成出力し、この予測画像をDCT部52で離散コサ
イン変換してDCT係数を求め、求めたDCT係数を、
量子化部53で量子化する。また、この量子化結果は逆
量子化部53で逆量子化されてDCT係数が求められ、
求められたDCT係数は、IDCT部56で逆離散コサ
イン変換されて、フレーム画像データとしてフレームメ
モリ57に格納される。
ンコード部41は、MPEG1/2の動画像圧縮方式で
合成部30が出力した元画像データをエンコードする。
すなわち、合成部30から出力された画像データとフレ
ームメモリ57に格納されている前フレームの画像デー
タとを用いて、MC部51が動き補償を行って予測画像
を生成出力し、この予測画像をDCT部52で離散コサ
イン変換してDCT係数を求め、求めたDCT係数を、
量子化部53で量子化する。また、この量子化結果は逆
量子化部53で逆量子化されてDCT係数が求められ、
求められたDCT係数は、IDCT部56で逆離散コサ
イン変換されて、フレーム画像データとしてフレームメ
モリ57に格納される。
【0032】一方、前述したようにして、処理部42
は、各ブロックが属するセグメントの情報となるシーン
記述情報を受け取って、点Aにおける情報である量子化
されたDCT係数に、セグメントの情報を埋め込む処理
を行う。そして、可変長コード部4は、この処理結果に
対してハフマン符号を用いた符号化を行い出力する。
は、各ブロックが属するセグメントの情報となるシーン
記述情報を受け取って、点Aにおける情報である量子化
されたDCT係数に、セグメントの情報を埋め込む処理
を行う。そして、可変長コード部4は、この処理結果に
対してハフマン符号を用いた符号化を行い出力する。
【0033】図7は、このデータフォーマットを模式的
に示しており、このデータは、MPEG1/2とシーン
記述情報とを有している。VOPとシーン記述情報とを
分離してデータを構成しているように示しているが、実
際にはこのような明確な境界が存在するものではなく、
理解の容易化のため模式的に説明しているにすぎない。
に示しており、このデータは、MPEG1/2とシーン
記述情報とを有している。VOPとシーン記述情報とを
分離してデータを構成しているように示しているが、実
際にはこのような明確な境界が存在するものではなく、
理解の容易化のため模式的に説明しているにすぎない。
【0034】さて、このようなMPEG1/2フォーマ
ットのデータは、MPEG1/2のデコーダで伸長して
元画像データを得られることはもちろんであるが、さら
に、MPEG4ファーマットのデータに変換することも
可能である。このための装置のブロック構成図を図8に
示す。
ットのデータは、MPEG1/2のデコーダで伸長して
元画像データを得られることはもちろんであるが、さら
に、MPEG4ファーマットのデータに変換することも
可能である。このための装置のブロック構成図を図8に
示す。
【0035】この装置は、MPEG1/2フォーマット
のデータをデコードするMPEG1/2デコーダ60
と、埋め込まれたシーン記述情報を抽出するシーン記述
情報抽出部70と、デコード結果およびシーン記述情報
を用いてMPEG4フォーマットのデータとするMPE
G4エンコーダ80とを有している。
のデータをデコードするMPEG1/2デコーダ60
と、埋め込まれたシーン記述情報を抽出するシーン記述
情報抽出部70と、デコード結果およびシーン記述情報
を用いてMPEG4フォーマットのデータとするMPE
G4エンコーダ80とを有している。
【0036】今、図中のA点に図7に示したようなデー
タが与えられると、MPEG1/2デコーダ60は、M
PEG1/2フォーマットのデータをデコードすると共
に、シーン記述情報抽出部70は、埋め込まれたシーン
記述情報を抽出する。そして、MPEG4エンコーダ8
0は、デコード結果およびシーン記述情報を用いてMP
EG4フォーマットのデータを生成することが可能とな
る。
タが与えられると、MPEG1/2デコーダ60は、M
PEG1/2フォーマットのデータをデコードすると共
に、シーン記述情報抽出部70は、埋め込まれたシーン
記述情報を抽出する。そして、MPEG4エンコーダ8
0は、デコード結果およびシーン記述情報を用いてMP
EG4フォーマットのデータを生成することが可能とな
る。
【0037】なお、図9に示すように、シーン記述情報
抽出部70は、まずステップS900において、MPE
G1/2デコーダ60に設けられた図示しないハフマン
符号の伸長処理を行う伸長部から得られたデータのEO
Bの下位2、3ビット目を調べて、ブロックが存在する
セグメントの情報を得る。さらに、ステップS910で
は、ブロックがセグメントABに属すると判断したもの
に対して、全てのDCT係数のLSBを調べていずれの
セグメントに属するかを示す情報を出力する。
抽出部70は、まずステップS900において、MPE
G1/2デコーダ60に設けられた図示しないハフマン
符号の伸長処理を行う伸長部から得られたデータのEO
Bの下位2、3ビット目を調べて、ブロックが存在する
セグメントの情報を得る。さらに、ステップS910で
は、ブロックがセグメントABに属すると判断したもの
に対して、全てのDCT係数のLSBを調べていずれの
セグメントに属するかを示す情報を出力する。
【0038】MPEG4エンコーダ80は、これらの情
報をシーン記述情報としてMPEG4フォーマットのデ
ータを出力する。したがって、量子化されたDCT係数
内に、各VOPの単位画像データ内での配置情報が埋め
込むようにすれば、MPEG1/2のデコーダでデコー
ドできると共に、MPEG4のような配置情報を用いた
動画像圧縮方式でもエンコード可能となる。この結果、
MPEG1/2フォーマットのデータをMPEG4フォ
ーマットのデータに変換可能なデータを生成することが
可能になり、第1のネットワークではMPEG1/2の
データのみを扱うのに対して、第2のネットワークでは
MPEG4のデータのみを扱う場合において、第1のネ
ットワークから第2のネットワークにデータ転送を行い
第2のネットワーク内で、MPEG4での伸長を行うこ
とができることになる。
報をシーン記述情報としてMPEG4フォーマットのデ
ータを出力する。したがって、量子化されたDCT係数
内に、各VOPの単位画像データ内での配置情報が埋め
込むようにすれば、MPEG1/2のデコーダでデコー
ドできると共に、MPEG4のような配置情報を用いた
動画像圧縮方式でもエンコード可能となる。この結果、
MPEG1/2フォーマットのデータをMPEG4フォ
ーマットのデータに変換可能なデータを生成することが
可能になり、第1のネットワークではMPEG1/2の
データのみを扱うのに対して、第2のネットワークでは
MPEG4のデータのみを扱う場合において、第1のネ
ットワークから第2のネットワークにデータ転送を行い
第2のネットワーク内で、MPEG4での伸長を行うこ
とができることになる。
【0039】なお、以上説明してきたような装置は、L
SI等のハードウエアで実現することはもちろんのこ
と、CPUがCDROM等のコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体に記憶されているプログラムに基づく処理を
実行するようにしたものを用いても実現可能である。
SI等のハードウエアで実現することはもちろんのこ
と、CPUがCDROM等のコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体に記憶されているプログラムに基づく処理を
実行するようにしたものを用いても実現可能である。
【0040】図10は、ソフトウエアによって、量子化
されたDCT係数内に内に、各VOPの単位画像データ
内でのシーン記述情報を埋め込みための具体的なハード
ウエア構成図である。記憶媒体としてのCDROM14
0には、例えば、図3に示す処理を行うためのプログラ
ムが格納され、このCDROM140がドライバ130
に挿入されると、プログラムがCPU100によって読
み込まれてRAM110内の所定エリアに格納される。
そして、I/O120を介して外部から元画像データが
与えられると、CPU100は、そのデータをバス15
0を介してRAM110に一旦格納する。
されたDCT係数内に内に、各VOPの単位画像データ
内でのシーン記述情報を埋め込みための具体的なハード
ウエア構成図である。記憶媒体としてのCDROM14
0には、例えば、図3に示す処理を行うためのプログラ
ムが格納され、このCDROM140がドライバ130
に挿入されると、プログラムがCPU100によって読
み込まれてRAM110内の所定エリアに格納される。
そして、I/O120を介して外部から元画像データが
与えられると、CPU100は、そのデータをバス15
0を介してRAM110に一旦格納する。
【0041】まず、CPU100は、ハードディスク装
置(HD)150に予めインストールされている公知の
エンコードアルゴリズムにしたがってRAM110に格
納された元画像データに対してエンコードを行う。次い
で、RAM110内の所定エリアに格納されたプログラ
ムにしたがって、I/O120を介して外部から与えら
れたシーン記述情報を埋め込む処理を行う。
置(HD)150に予めインストールされている公知の
エンコードアルゴリズムにしたがってRAM110に格
納された元画像データに対してエンコードを行う。次い
で、RAM110内の所定エリアに格納されたプログラ
ムにしたがって、I/O120を介して外部から与えら
れたシーン記述情報を埋め込む処理を行う。
【0042】このようにCPUが記憶媒体に記憶された
プログラムにしたがった処理を行うようにしても、量子
化されたDCT係数内に、各VOPの単位画像データ内
でのシーン記述情報を埋め込む加工処理を行うことがで
きる。特に、EOBに情報を埋め込めば、埋め込み処理
やその後のデコードやエンコード処理が容易になるとい
う効果が得られ、また、画素毎に情報の埋め込むと、後
にデコードしても画像劣化を招かないという効果も得ら
れる。2つのセグメントに属するブロックは基本的にエ
ッジを含み、DCT係数の高周波成分を多く含むため、
その下位1ビットに情報を埋め込むことによりDCTの
DC係数は減少するが、それによる圧縮率の低下や画像
劣化の影響は極めて少ない。
プログラムにしたがった処理を行うようにしても、量子
化されたDCT係数内に、各VOPの単位画像データ内
でのシーン記述情報を埋め込む加工処理を行うことがで
きる。特に、EOBに情報を埋め込めば、埋め込み処理
やその後のデコードやエンコード処理が容易になるとい
う効果が得られ、また、画素毎に情報の埋め込むと、後
にデコードしても画像劣化を招かないという効果も得ら
れる。2つのセグメントに属するブロックは基本的にエ
ッジを含み、DCT係数の高周波成分を多く含むため、
その下位1ビットに情報を埋め込むことによりDCTの
DC係数は減少するが、それによる圧縮率の低下や画像
劣化の影響は極めて少ない。
【0043】また、単にヘッダ領域にシーン記述情報を
格納するとすれば、ヘッダ部のユーザ情報領域に格納す
るしかないが、ヘッダーのユーザー情報領域のデータを
扱うことが可能な装置構成にすれば装置構成の複雑化を
招いてしまうが、本発明によればこのような懸念を抑制
することが可能になる。
格納するとすれば、ヘッダ部のユーザ情報領域に格納す
るしかないが、ヘッダーのユーザー情報領域のデータを
扱うことが可能な装置構成にすれば装置構成の複雑化を
招いてしまうが、本発明によればこのような懸念を抑制
することが可能になる。
【0044】また、CPU100が、このような加工を
施されたデータを情報書込、読み出し可能なフロッピー
ディスク等の記憶媒体に記憶しておくことも可能にな
る。以上説明してきたように、本発明の実施の形態によ
れば、量子化されたDCT係数内に、元データがMPE
G4で圧縮される場合に生成されるべき各VOPの単位
画像データ内での配置を示すシーン記述情報を埋め込
み、一旦MPEG1/2でデコードしても、後に再度、
この元データをMPEG4に変換することが可能にな
る。
施されたデータを情報書込、読み出し可能なフロッピー
ディスク等の記憶媒体に記憶しておくことも可能にな
る。以上説明してきたように、本発明の実施の形態によ
れば、量子化されたDCT係数内に、元データがMPE
G4で圧縮される場合に生成されるべき各VOPの単位
画像データ内での配置を示すシーン記述情報を埋め込
み、一旦MPEG1/2でデコードしても、後に再度、
この元データをMPEG4に変換することが可能にな
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、4、7
に係る発明によれば、は量子化されたDCT係数内に、
各VOPの単位画像データ内での配置情報が埋め込まれ
ているので、これを可変長符号化すれば、MPEG1/
2のデコーダでデコードできると共に、MPEG4のよ
うな配置情報を用いた動画像圧縮方式でもエンコード可
能となる。
に係る発明によれば、は量子化されたDCT係数内に、
各VOPの単位画像データ内での配置情報が埋め込まれ
ているので、これを可変長符号化すれば、MPEG1/
2のデコーダでデコードできると共に、MPEG4のよ
うな配置情報を用いた動画像圧縮方式でもエンコード可
能となる。
【0046】さらに、請求項2、5に係る発明によれ
ば、EOBに配置情報の埋め込むので、埋め込み処理や
その後のデコードやエンコード処理が容易になるという
効果が得られる。
ば、EOBに配置情報の埋め込むので、埋め込み処理や
その後のデコードやエンコード処理が容易になるという
効果が得られる。
【0047】特に、請求項3、6に係る発明によれば、
例えば画素毎に配置情報の埋め込むことが可能となり、
後にデコードしても画像劣化を招かないという効果が得
られる。
例えば画素毎に配置情報の埋め込むことが可能となり、
後にデコードしても画像劣化を招かないという効果が得
られる。
【図1】本発明に係る装置の実施形態のブロック構成図
である。
である。
【図2】データフォーマットの説明図である。
【図3】処理部42が行う処理の説明図である。
【図4】処理部42が行う処理の模式的説明図である。
【図5】処理部42が行う処理の模式的説明図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るEOBフラグの説明
図である。
図である。
【図7】データフォーマットの説明図である。
【図8】MPEG4フォーマットのデータを生成するた
めの装置のブロック構成図である。
めの装置のブロック構成図である。
【図9】シーン記述情報抽出部が行う処理の説明図であ
る。
る。
【図10】ハードウエア構成図である。
10 デマルチプレクサ 20a VOP1デコーダ 20b VOP2デコーダ 30 合成部 40 MPEG1/2エンコーダ 41 エンコード部 42 処理部 51 MC部 52 DCT部 53 量子化部 54 可変長コード部 55 逆量子化部 56 IDCT部 57 ワークメモリ 100 CPU 110 RAM 120 I/O 130 ドライバ 140 CDROM 150 ハードディスク装置(HD) 160 バス
Claims (7)
- 【請求項1】 MPEG1またはMPEG2での画像圧
縮データを加工する方法であって、 量子化されたDCT係数内に、圧縮処理前の元画像デー
タが複数種類のVOP(ビデオ・オブジェクト・プレー
ン)を用いた動画像圧縮方式で圧縮される場合に生成さ
れるべき各VOPの単位画像データ内での配置情報を埋
め込む処理を行うことを特徴とする画像圧縮データの加
工方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記配置情報の埋め込む処理は、 量子化されたDCT係数のEOB(エンド・オブ・ブロ
ック)に前記配置情報を埋め込む処理であることを特徴
とする画像圧縮データの加工方法。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記配置情報の埋め込む処理は、 量子化された各DCT係数のLSBに前記配置情報を埋
め込む処理であることを特徴とする画像圧縮データの加
工方法。 - 【請求項4】 画像圧縮データを加工する装置であっ
て、 与えられた画像データに対して動き補償、離散コサイン
変換、量子化、可変長符号化を少なくとも含む、MPE
G1またはMPEG2での圧縮処理を行うエンコーダ
と、 前記量子化されたDCT係数内に、前記画像データが複
数種類のVOP(ビデオ・オブジェクト・プレーン)を
用いた動画像圧縮方式で圧縮される場合に生成されるべ
き各VOPの単位画像データ内での配置情報を埋め込む
処理を行う処理部と、を備えることを特徴とする画像圧
縮データの加工装置。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記処理部は、 量子化されたDCT係数のEOB(エンド・オブ・ブロ
ック)に前記配置情報の埋め込む処理を行うことを特徴
とする画像圧縮データの加工装置。 - 【請求項6】 請求項4において、 前記処理部は、 量子化された各DCT係数のLSBに前記配置情報の埋
め込む処理を行うことを特徴とする画像圧縮データの加
工装置。 - 【請求項7】 MPEG1またはMPEG2での画像圧
縮データを加工するプログラムを記憶したコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体であって、 DCT係数内に、圧縮処理前の元画像データが複数種類
のVOP(ビデオ・オブジェクト・プレーン)を用いた
動画像圧縮方式で圧縮される場合に生成されるべき各V
OPの単位画像データ内での配置情報を埋め込む処理を
コンピュータに実行させるための画像圧縮データ加工プ
ログラムを記憶した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11828898A JPH11313324A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 画像圧縮データの加工方法および装置ならびに画像圧縮データ加工プログラムを記憶した記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11828898A JPH11313324A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 画像圧縮データの加工方法および装置ならびに画像圧縮データ加工プログラムを記憶した記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11313324A true JPH11313324A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14732970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11828898A Withdrawn JPH11313324A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 画像圧縮データの加工方法および装置ならびに画像圧縮データ加工プログラムを記憶した記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11313324A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000054512A1 (en) * | 1999-03-05 | 2000-09-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method and apparatus for coding moving picture image |
FR2846506A1 (fr) * | 2002-10-28 | 2004-04-30 | Philippe Marie Alber Guenebaud | Dispositif de trans-compression d'un flux numerique audiovisuel pour l'adapter aux equipements de television existants |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP11828898A patent/JPH11313324A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000054512A1 (en) * | 1999-03-05 | 2000-09-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method and apparatus for coding moving picture image |
US7027517B1 (en) | 1999-03-05 | 2006-04-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method and apparatus for coding moving picture image |
FR2846506A1 (fr) * | 2002-10-28 | 2004-04-30 | Philippe Marie Alber Guenebaud | Dispositif de trans-compression d'un flux numerique audiovisuel pour l'adapter aux equipements de television existants |
WO2004040910A1 (fr) * | 2002-10-28 | 2004-05-13 | Philippe Guenebaud | Dispositif de trans-compression d'un flux numerique audiovisuel pour l'adapter aux equipements de television existants |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |