JPH11313184A - フィルムスキャナ - Google Patents

フィルムスキャナ

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JPH11313184A
JPH11313184A JP10116950A JP11695098A JPH11313184A JP H11313184 A JPH11313184 A JP H11313184A JP 10116950 A JP10116950 A JP 10116950A JP 11695098 A JP11695098 A JP 11695098A JP H11313184 A JPH11313184 A JP H11313184A
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film
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film scanner
panel
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JP10116950A
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English (en)
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Keiji Sawanobori
啓治 沢登
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムスキャナにカラー液晶ディスプレイ
等の画像表示装置を設け、画像を読取る時間を利用して
他の処理を行う。 【解決手段】 フィルムスキャナ10に画像表示装置2
0を設ける。画像表示装置20にフィルムFを保持する
ための保持部材25を設け、フィルムスキャナ10の画
像読取動作中に保持部材25にフィルムFを保持させ、
切替ボタン61を押下することによりパネル22の表示
を切替え、操作者がフィルムFの確認を行うための照明
としてパネル22を利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカラー液晶
ディスプレイを有するフィルムスキャナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来フィルムに記録された画像を表示す
る処理として、フィルムスキャナを用いてフィルムの画
像を読取って画像信号に変換し、この画像信号をコンピ
ュータ等に取り込み、コンピュータのディスプレイに表
示するものが知られている。
【0003】フィルムスキャナでは、ラインセンサ等の
撮像素子がラインセンサ長手方向と直交する方向に間欠
的に移送され、これにより画像がラインセンサ長手方向
の1ライン毎に読取られる。ラインセンサにより読取ら
れた画像信号はコンピュータに対応する信号に変換さ
れ、この画像信号に基づいてコンピュータは画像をディ
スプレイに表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなフィルム画
像の表示処理では、撮像素子による画像読取時間が長
く、さらにフィルムスキャナにおいて読取られた画像信
号をコンピュータに対応する信号に変換させる必要があ
り、信号変換にも時間がかかる。この間フィルムスキャ
ナは画像の読取および信号変換のみを行っており、ディ
スプレイに画像がすべて表示されるまでの時間、他の処
理が行なわれず、読取時間が有効的に活用されないとい
う問題を有している。
【0005】本発明は、フィルムスキャナにカラー液晶
ディスプレイ等の画像表示装置を設け、画像を読取る時
間を利用して他の処理を行うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフィルムス
キャナは、フィルムに記録された記録画像を撮像素子に
より読取る画像読取手段と、画像読取手段により読取ら
れた記録画像を表示するための画像表示手段とを備える
ことを特徴としている。
【0007】好ましくは、画像表示手段は画像が表示さ
れる表示素子と、表示素子を照明するための光源とを有
する。
【0008】好ましくは、表示素子の表示状態を切替え
る表示切替手段が設けられる。さらに好ましくは、表示
切替手段は表示素子の画像を表示するための表示領域の
少なくとも一部が同一色で表示される状態に切替可能で
ある。特に表示素子の画像を表示するための表示領域が
複数の分割領域に分割され、表示切替手段が各分割領域
毎に表示状態を切替え可能であることが望ましい。この
場合表示領域が文字領域と原稿領域を有し、表示切替手
段が、文字領域を文字が表示される状態に切替可能であ
り、原稿領域全体を同一色で表示される状態に切替可能
である。
【0009】好ましくは、表示切替手段は表示素子の表
示状態を切替えることを選択するための表示切替スイッ
チを有する。この場合表示切替スイッチは押ボタンスイ
ッチであり、押ボタンスイッチが押下されたとき、表示
切替手段が表示素子の表示状態を切替える。
【0010】好ましくは、画像表示手段はフィルムを検
出するための原稿検出手段を有する。この場合原稿検出
手段は光を利用してフィルムを検出する。
【0011】好ましくは、画像表示手段はフィルムを表
示素子に重合した状態で保持するための原稿保持手段を
有する。さらに好ましくは、原稿保持手段は同一色で表
示される領域にフィルムを重合した状態で保持する。
【0012】好ましくは、画像表示手段は原稿保持手段
によりフィルムが保持されたことを検出するための原稿
検出手段を有する。さらに好ましくは、原稿検出手段は
原稿保持手段に設けられる。これらの場合原稿検出手段
は光を利用してフィルムが保持されたことを検出する。
また好ましくは、原稿検出手段はフィルムの重さを利用
してフィルムが保持されたことを検出する。あるいは好
ましくは、原稿検出手段はフィルムにより絶縁されるこ
とによってフィルムが保持されたことを検出する。
【0013】好ましくは、原稿検出手段は原稿保持手段
によりフィルムが保持されたことを検出したとき、表示
切替手段が表示領域の少なくとも一部を同一色で表示す
る状態に切替える。
【0014】好ましくは、原稿保持手段はフィルムを保
持した状態で、表示切替手段が表示状態を切替えること
により画像表示手段が表示領域の少なくとも一部を同一
色で表示する。さらに好ましくは、原稿保持手段により
保持されたフィルムに記録された記録画像が画像表示手
段の光源から出射された光により照明される。
【0015】例えば画像表示手段は液晶ディスプレイで
ある。また好ましくはフィルムは透過型原稿である。例
えば透過型原稿はネガまたはポジのフィルムである。ま
た例えば撮像素子はラインセンサである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施
形態であるフィルムスキャナを示す斜視図であって、フ
ィルムを取外した図である。図2はフィルムを装着した
状態のフィルムスキャナを示す斜視図である。
【0017】フィルムスキャナ10は、撮像素子により
フィルムFに記録された画像(記録画像)を読取る装置
である。フィルムFは透過型のネガまたはポジフィルム
であって、ホルダ23に取付けられている。ホルダ23
には、開口部23aが形成されており、フィルムFの開
口部23aに対応する位置には、記録画像が記録されて
いる。ホルダ23は、フィルムスキャナ10の本体11
に形成されたホルダ溝12に着脱可能であり、装着され
た状態でホルダ溝12に沿って矢印B方向に摺動可能で
ある。
【0018】本体11の上面11aの一端には、上面1
1aから突出した支持部13が形成される。支持部13
には、画像を表示するための画像表示装置20が支持部
13を中心に矢印A方向に回動可能に支持され、破線で
示すように収納可能である。この画像表示装置20は、
例えばカラー液晶ディスプレイ(LCD)であって、画
像が表示されるパネル22を有し、パネル22を照明す
るための光源としてバックライト(図示せず)を搭載し
ている。
【0019】画像表示装置20のパネル面22aには、
フィルムFを取付けられたホルダ23(以下ホルダ23
という)を保持するための1対の保持部材25と支持部
材24が設けられる。保持部材25はパネル22の外側
でパネル22の両脇に設けられるL字型部材であり、パ
ネル面22aから垂直に突出する底部25bとパネル面
22aに略平行な保持部25aとから成る。底部25b
はホルダ23を下方から支持するためにホルダ23の厚
さに対応する長さを有し、保持部25aはホルダ23を
パネル22から離間しないように保持するために充分な
長さを有する。
【0020】支持部材24はパネル面22aから突出し
て、パネル22の下側に設けられる。この支持部材24
は、保持部材25の底部25bとともにホルダ23を下
方から支持するための、パネル面22aと垂直な面24
aを有する。
【0021】ホルダ23は、保持部材25の保持部25
aとパネル22との間に挿入可能であり、挿入されるこ
とによって支持部材24と保持部材25により保持され
る。このときフィルムFは図3に示すようにパネル22
の下部の領域E2に重合され、上部の領域E1はホルダ
23により覆われない。
【0022】フィルムスキャナ10の上面11aには、
画像表示装置20が破線で示す状態(収納状態)にある
ときの、1対の保持部材25と支持部材24に対応する
位置に1対の凹部63と凹部64とが設けられる。凹部
63、64の形状は保持部材25と支持部材24の形状
に対応しており、保持部材25と支持部材24は収納状
態では凹部63、64に収納される。またフィルムスキ
ャナ10の上面11aには、パネル22の表示状態を切
替えることを選択するための切替ボタン61が設けられ
る。
【0023】フィルムスキャナ10の本体11の前面に
は、この装置を駆動するためのメインスイッチ62が設
けられ、本体11の背面には、コンピュータ等を接続す
るためのインターフェース入出力端子55と、ビデオを
接続するためのビデオ入出力端子53とが設けられる。
【0024】なおホルダ溝12の対向する2つの内側面
には、フィルムFの記録画像を読取るための窓(図示せ
ず)がそれぞれ設けられる。本体11の内側では一方の
窓に対応する位置に画像読取機構(後述)が設けられ、
他方の窓に対応する位置には光源(後述)が設けられ
る。
【0025】図4から図6を参照してフィルムスキャナ
10の電気的構成について説明する。図4は、フィルム
Fをホルダ溝12に装着した状態のフィルムスキャナ1
0を示すブロック図である。図5は白色表示状態のパネ
ル22を示す図である。図6は画像表示状態のパネル2
2を示す図である。フィルムスキャナ10は、操作部7
0に設けられる、図1に示すメインスイッチ62が押下
されることにより作動し、CPU40により動作を制御
される。
【0026】フィルムFの上側すなわち図1に示すホル
ダ溝12に対して本体11の前面側には、光源31が設
けられ、CPU40により点灯および消灯を制御され
る。フィルムFの下側すなわち図1に示すホルダ溝12
に対して本体11の背面側で光源31に対応する位置に
は、画像読取機構30が設けられる。画像読取機構30
は結像レンズと撮像素子(CCD)であるラインセンサ
により構成され、ラインセンサ長手方向すなわち図4の
紙面に垂直な方向の1ライン分の記録画像を読取る。
【0027】フィルムFはフィルム移送機構32により
矢印B方向に間欠的に搬送され、画像読取機構30によ
り1画像分の画像が読取られる。なおフィルムFが固定
され、画像読取機構30と光源31が矢印B方向に間欠
的に搬送され、画像が読取られる構成としてもよい。
【0028】光源31から出射された光は、記録画像の
記録されたフィルムFを透過して、画像読取機構30に
より検出され、電気的な画像信号に変換される。画像信
号は画像処理回路41においてアナログ信号からデジタ
ル信号に変換され、さらにシェーディング補正、補間処
理等の処理を施され、この画像信号に基づく画像データ
が、メモリ43に一旦格納される。
【0029】画像データはCPU40によりメモリ43
から読出され、このデータにより構成される画像信号が
エンコーダ46において例えばR(レッド)、G(グリ
ーン)、B(ブルー)信号から、例えば輝度信号と色差
信号に変換される。輝度信号と色差信号は、信号処理回
路47において画像表示装置20に対応する信号にそれ
ぞれ変換され、さらに色調整、輪郭強調等の処理を施さ
れ、表示切替回路48においてパネル22の表示を切替
えるための表示切替処理をCPU40の指令に応じて施
される。表示切替回路48から出力された信号に基づ
き、画像がパネル22に表示され、バックライト21が
CPU40により輝度等を調整されて、パネル22を照
明する。
【0030】画像の読取処理が実行されている間、CP
U40において画像の読取処理の実行された割合が算出
され、この読取処理の割合を示す文字データが表示切替
回路48に入力される。表示切替回路48によりパネル
22の領域E1には、入力された文字データに基づく文
字が表示される。なおこの文字が表示される文字領域E
1は図3に示すようにホルダ23が保持された状態で
も、操作者によって文字が認識可能な領域であり、パネ
ル22の上部領域である。
【0031】画像の読取処理の実行されている間を利用
して、次に画像の読取および表示を行うべきフィルムの
確認が操作者により行なわれる。この場合、操作者によ
りパネル22の表示を切替えることを選択するための切
替ボタン61が押下される。
【0032】CPU40により切替ボタン61が押下さ
れたことが検知されると、表示切替回路48によって例
えばR、G、Bの各色信号の出力が加色混合により白色
になるように各色信号のゲインが変えられ、パネル22
の領域E2が図5に示すように同一色例えば白色( 透
明)で表示される状態に切替えられる。この領域E2は
図3に示すように保持部材25と支持部材24により保
持された状態のホルダ23に対応するパネル22の領域
(以下原稿領域という)である。
【0033】操作者は、切替ボタン61の押下によりパ
ネル22の原稿領域E2を白色表示させ、図3に示すよ
うにフィルムFの取付けられたホルダ23を保持部材2
5に保持させる。これによりバックライト21から出射
され、白色の原稿領域E2を透過した光により、フィル
ムFの記録画像が照明されて、操作者により記録画像が
確認され、次のフィルムFが選択される。
【0034】操作者はフィルムの確認が終了すると、再
び切替ボタン61を押下する。CPU40によって再び
切替ボタン61が押下されたことが検知されると、表示
切替回路48はパネル22の原稿領域E2を図6に示す
ように読取った画像を表示する状態に切替える。
【0035】フィルムスキャナ10(図1参照)では、
パネル22に読取った画像を表示するとともに、ビデオ
あるいはコンピュータ等の外部装置にも画像を表示する
ことが可能である。
【0036】CPU40によりビデオ入出力端子53に
ビデオが接続されていることが検知されると、エンコー
ダ46においてメモリ43から読出された画像データに
より構成される画像信号がビデオ信号に変換され、キャ
ラクタ挿入回路51に入力される。キャラクタ挿入回路
51には、CPU40によりROM44に格納されてい
る日付等の情報データまたは操作部70から入力された
入力情報データが転送され、ビデオ信号が情報データま
たは入力情報データに基づく文字信号を挿入される。こ
のビデオ信号はビデオドライバ回路52においてビデオ
に対応する信号に変換され、ビデオ入出力端子53を介
してビデオへ出力される。
【0037】例えばコンピュータ等の外部装置がインタ
ーフェース入出力端子55に接続され、操作部70に設
けられるスキャン開始スイッチ(図示せず)が押下され
ると、CPU40によりメモリ43から画像データが読
出され、このデータにより構成されるデジタル画像信号
がインターフェース54において外部装置に対応する信
号に変換され、インターフェース入出力端子55を介し
て外部装置へ出力される。
【0038】以上の第1の実施形態によれば、フィルム
スキャナ10には画像表示装置20が設けられるため、
コンピュータ等の外部装置を接続することなく、画像を
表示することが可能であり、画像の表示操作が利便であ
り、携帯時にも画像の表示が行える。
【0039】通常フィルムスキャナ10ではラインセン
サによりフィルムFの記録画像を1ライン毎に高精度に
読取るため、記録画像の読取に時間がかかる。第1の実
施形態によれば、この記録画像の読取の間に、操作者に
よって切替ボタン61が押下され、画像表示装置20に
設けられるパネル22の原稿領域E2が白色表示に切替
えられることにより、バックライト21から出射され原
稿領域E2を透過した光によりフィルムFが照明され、
次のフィルムの画像が確認される。またパネル22の文
字領域E1には画像の読取処理の実行された割合が表示
されるため、操作者は画像の読取が終了したことを認知
すると、再び切替ボタン61を押下することにより原稿
領域E2を画像表示に切替え、画像の読取時間の間だけ
をフィルムの確認に使用することが可能であり、読取時
間が有効に活用される。
【0040】さらに保持部材25および支持部材24が
パネル22の近傍に設けられ、この部材25、24によ
りフィルムFを取付けられたホルダ23を保持すること
が可能であり、操作者は確認作業の際、手でフィルムF
を保持し続ける必要がなく、フィルムの確認が容易に行
われる。また画像表示装置20はフィルムスキャナ10
の本体11に収納可能であり、保持部材25および支持
部材24も本体11に収納可能であるため、フィルムス
キャナ10は携帯に便利である。
【0041】なお表示切替において、パネル22の画像
を表示するための表示領域全体が同一色例えば白色で表
示される構成としてもよい。あるいは表示領域は第1の
実施形態とは異なる原稿領域を有してもよい。またホル
ダ23に取付けられていないフィルムFが保持部材25
および支持部材24により保持される構成としてもよ
い。あるいは保持部材25の底部25bに溝とクリック
構造等が形成され、底部25bがパネル面22aに垂直
な方向に摺動可能に設けられ、ホルダ23またはフィル
ムFの厚さに対応して底部25bの長さが変化せしめら
れる構成としてもよい。
【0042】図1、図7を参照して第2の実施形態につ
いて説明する。図7は第2の実施形態に設けられる画像
表示装置100を示す斜視図である。第2の実施形態
は、図1に示す第1の実施形態の画像表示装置20の代
わりに図7に示す画像表示装置100が設けられたフィ
ルムスキャナである。第2の実施形態が第1の実施形態
と異なる点は、フィルムFを取付けられたホルダ23
(以下ホルダ23という)を保持するための保持部材1
01が画像表示装置100の下面に設けられる点であ
り、その他の点は同様である。以下異なる点についての
み説明する。
【0043】画像表示装置100の下面には、底部10
4と、その底部104から突出した突部103が形成さ
れ、底部104には1対の保持部材101がネジ102
により固定されている。保持部材101は底部104に
沿ってパネル面100aより突出した支持部101b
と、支持部101bから屈曲した、パネル面100aと
平行な保持部101aとから成る。支持部101bは、
ホルダ23を下側から支持するために、パネル22の水
平方向(矢印H方向)に比較的広い幅を有する。保持部
101aは、ホルダ23をパネル22から離間しないよ
うに保持するために設けられ、パネル22の画像を表示
する表示領域に及ばない長さを有する。
【0044】ホルダ23は、保持部材101の保持部1
01aとパネル面100aとの間に挿入可能であり、挿
入されてパネル面に立掛けられた状態で保持部材101
によって保持される。なお図7にはホルダ23が保持さ
れた状態を示す。
【0045】第1の実施形態と同様に、画像表示装置1
00はバックライト( 図示せず)を搭載しており、パネ
ル22の画像の表示される表示領域のうち、保持された
フィルムFに対応する原稿領域E2が白色表示に切替え
られることにより、保持されたフィルムFがバックライ
トから出射された光により照明される。なお文字領域E
1には、読取処理の実行された割合を示す文字が表示さ
れる。
【0046】以上の第2の実施形態によれば、第1の実
施形態と同様にフィルムスキャナ10には画像表示装置
100が設けられるため、コンピュータ等の外部装置を
接続することなく、画像を表示することが可能であり、
画像の表示操作が利便であり、携帯時にも画像の表示が
行える。さらにフィルムFの記録画像を読取っている間
に、画像表示装置100のパネル22における原稿領域
E2が白色表示に切替えられることにより、バックライ
トから出射された光がこの領域E2を透過してフィルム
Fを照明し、操作者によって次のフィルムが確認され
る。またパネル22の文字領域E1には画像の読取処理
の実行された割合が表示されるため、操作者は画像の読
取が終了したことを確認でき、第1の実施形態と同様に
切替ボタン61を押下することにより原稿領域E2を画
像表示に切替え、画像の読取時間の間だけを操作者がフ
ィルムの確認に使用することが可能であり、読取時間が
有効に活用される。
【0047】また保持部材101が設けられることによ
り、フィルムの確認の際、操作者はフィルムを手で保持
する必要がなく、フィルムの確認が容易に行なわれる。
さらに保持部材101の支持部101bは矢印H方向に
比較的広い幅を有するため、第1の実施形態のように支
持部材24を設ける必要がなく、部品数が削減され、保
持部材101を底部104に設けることにより、取付が
容易に行える。
【0048】第2の実施形態では、第1の実施形態であ
るフィルムスキャナ10に形成される凹部63、64の
代わりに、本体11の上面11aにはフィルムスキャナ
10が図2に破線で示す状態にあるときの保持部材10
1に対応する位置に、この部材101を収納可能な凹部
が形成されている。なおホルダ23に取付けられていな
いフィルムFが保持部材101により保持される構成と
してもよい。あるいは保持部材101の支持部101b
がパネル面100aに垂直な方向に摺動可能に設けら
れ、ホルダ23またはフィルムFの厚さに対応して支持
部101bのパネル面100aから突出した部分の長さ
が変化せしめられる構成としてもよい。
【0049】図1、図8を参照して第3の実施形態につ
いて説明する。図8は第3の実施形態に設けられる画像
表示装置105を示す斜視図である。第3の実施形態
は、図1に示す第1の実施形態の画像表示装置20の代
わりに図8に示す画像表示装置105が設けられたフィ
ルムスキャナである。第3の実施形態が第1の実施形態
と異なる点は、フィルムFを取付けられたホルダ23
(以下ホルダ23という)を保持するための保持部材1
06が画像表示装置105の側面に設けられる点であ
り、その他の点は同様である。以下異なる点についての
み説明する。
【0050】画像表示装置105の両側面には、保持部
材106がネジ107により固定されている。保持部材
106は、L字型の板状部材であって、ホルダ23を下
方から支持するための支持部106bと、ホルダ23を
パネル22から離間しないように保持するための保持部
106aとから成る。支持部106bと保持部106a
は、パネル22の水平方向(矢印H方向)に比較的薄い
厚さを有する。支持部106bは、画像表示装置105
の側面に沿って設けられ、ホルダ23の厚さに対応する
長さだけパネル面105aから突出しており、保持部1
06aはパネル22の垂直方向と略平行に形成される。
【0051】ホルダ23は、保持部106aとパネル面
105aとの間に挿入可能であり、挿入されてパネル面
に立掛けられた状態で保持部材106により保持され
る。なお図8にはホルダ23が保持された状態を示す。
【0052】第1の実施形態と同様に、画像表示装置1
05はバックライト( 図示せず)を搭載している。パネ
ル22の画像の表示される表示領域は原稿領域E2と文
字領域E1を有し、保持されたフィルムFに対応する原
稿領域E2が白色表示に切替えられることにより、フィ
ルムFの記録画像がバックライトから出射された光によ
り照明される。なお文字領域E1には、読取処理の実行
された割合を示す文字が表示される。
【0053】以上の第3の実施形態によれば、第1の実
施形態と同様にフィルムスキャナ10には画像表示装置
105が設けられるため、コンピュータ等の外部装置を
接続することなく、画像を表示することが可能であり、
画像の表示操作が利便であり、携帯時にも画像の表示が
行える。さらにフィルムFの記録画像を読取っている間
に、画像表示装置105のパネル22の原稿領域E2を
白色表示に切替えることにより、バックライトから出射
され原稿領域E2を透過した光によりフィルムFが照明
され、操作者によって次のフィルムが確認される。また
パネル22の文字領域E1には画像の読取処理の実行さ
れた割合が表示されるため、操作者は画像の読取が終了
したことを確認でき、第1の実施形態と同様に切替ボタ
ン61を押下することにより原稿領域E2を画像表示に
切替え、画像の読取時間の間だけを操作者がフィルムの
確認に使用することが可能であり、読取時間が有効に活
用される。
【0054】また保持部材106が設けられることによ
り、フィルムの確認の際、操作者はフィルムを手で保持
する必要がなく、フィルムの確認が容易に行なわれる。
さらに保持部材106は画像表示装置105の側面に設
けられるため、その大きさは限定されず、保持部106
aを長くすることが可能であり、ホルダ23が安定して
保持される。また保持部材106を画像表示装置105
の側面に設けることにより、フィルムスキャナ10の本
体11には、保持部材106を収納するための凹部を設
ける必要がなく、本体11は容易に形成され、保持部材
106の取付も容易に行える。また第1の実施形態のよ
うに支持部材24を設ける必要がなく、部品数が削減さ
れる。
【0055】なおホルダ23に取付けられていないフィ
ルムFが保持部材106により保持される構成としても
よい。あるいは保持部材106の支持部106bがパネ
ル面105aに垂直な方向に摺動可能に設けられ、ホル
ダ23またはフィルムFの厚さに対応して支持部106
bのパネル面105aから突出した部分の長さが変化せ
しめられる構成としてもよい。
【0056】図1、図9を参照して第4の実施形態につ
いて説明する。図9は第4の実施形態のフィルムスキャ
ナに設けられる画像表示装置108を示す斜視図であ
る。第4の実施形態は、図1に示す第1の実施形態の画
像表示装置20の代わりに図9に示す画像表示装置10
8が設けられたフィルムスキャナである。第4の実施形
態が第1の実施形態と異なる点は、フィルムFを取付け
られたホルダ23(以下ホルダ23という)を保持する
ための保持部材109が設けられる点であり、その他の
点は同様である。以下異なる点についてのみ説明する。
【0057】パネル22の下方には、保持部材109が
設けられる。保持部材109はL字型の部材であって、
画像表示装置108のパネル面108aから突出した支
持部109bと、パネル面108aに略平行な保持部1
09aとから成る。支持部109bと保持部109aは
パネル22の水平方向(矢印H方向)に長く、支持部1
09bはホルダ23を下方から支持するためにホルダ2
3の厚さに対応する長さを有し、保持部109aはホル
ダ23をパネル22から離間しないように保持するため
に形成される。
【0058】ホルダ23は、保持部109aとパネル面
108aとの間に挿入可能であり、挿入されてパネル面
に立掛けられた状態で保持部材108により保持され
る。なお図9にはホルダ23が保持された状態を示す。
【0059】第1の実施形態と同様に、画像表示装置1
08はバックライト( 図示せず)を搭載している。パネ
ル22の画像の表示される表示領域は原稿領域E2と文
字領域E1を有し、保持されたフィルムFに対応する原
稿領域E2が白色表示に切替えられることにより、フィ
ルムFの記録画像がバックライトから出射された光によ
り照明される。なお文字領域E1には、読取処理の実行
された割合を示す文字が表示される。
【0060】以上の第4の実施形態によれば、第1の実
施形態と同様にフィルムスキャナ10には画像表示装置
108が設けられるため、コンピュータ等の外部装置を
接続することなく、画像を表示することが可能であり、
画像の表示操作が利便であり、携帯時にも画像の表示が
行える。さらにフィルムFの記録画像を読取っている間
に、画像表示装置108のパネル22の原稿領域E2を
白色表示に切替えることにより、バックライトから出射
され原稿領域E2を透過した光によりフィルムが照明さ
れ、操作者によって次のフィルムが確認される。またパ
ネル22の文字領域E1には画像の読取処理の実行され
た割合が表示されるため、操作者は画像の読取が終了し
たことを確認でき、第1の実施形態と同様に切替ボタン
61を押下することにより原稿領域E2を画像表示に切
替え、画像の読取時間の間だけを操作者がフィルムの確
認に使用することが可能であり、読取時間が有効に活用
される。
【0061】また保持部材109が設けられることによ
り、フィルムの確認の際、操作者はフィルムを手で保持
する必要がなく、フィルムの確認が容易に行なわれる。
さらに保持部材109の支持部109bは矢印H方向に
比較的広い幅を有するため、保持部材109は1個だけ
でよく、第1の実施形態のように支持部材24を設ける
必要もない。したがって部品数が削減され、1対の保持
部材の水平調整等が不要であり、画像表示装置108の
製造が容易になる。
【0062】第4の実施形態では、第1の実施形態であ
るフィルムスキャナ10に形成される凹部63、64の
代わりに、本体11の上面11aにはフィルムスキャナ
10が図2に破線で示す状態にあるときの保持部材10
9に対応する位置に、この部材109を収納可能な凹部
が形成されている。なおホルダ23に取付けられていな
いフィルムFが保持部材109により保持される構成と
してもよい。あるいは保持部材109の支持部109b
がパネル面108aに垂直な方向に摺動可能に設けら
れ、ホルダ23またはフィルムFの厚さに対応して支持
部109bのパネル面108aから突出した部分の長さ
が変化せしめられる構成としてもよい。
【0063】図1および図10から図13を参照して第
5の実施形態について説明する。図10は第5の実施形
態のフィルムスキャナに設けられる画像表示装置110
を示す斜視図である。図11は第5の実施形態のフィル
ムスキャナに設けられる画像表示装置110の側面図で
あって、図10に示す矢印C方向から見た図である。図
12はフィルムFを保持した状態の画像表示装置110
の側面図である。図13は白色表示状態のパネル22を
示す図である。
【0064】第5の実施形態は、図1に示す第1の実施
形態の画像表示装置20の代わりに図10に示す画像表
示装置110が設けられたフィルムスキャナである。第
5の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、フィルム
Fを保持するための保持部材111がパネル22の上方
に設けられ、保持されたフィルムFに対応する原稿領域
E2’がパネル22の上部領域に位置する点であり、そ
の他の点は同様である。以下異なる点についてのみ説明
する。
【0065】画像表示装置110のパネル面110aで
パネル22の上方には、保持部材111が設けられる。
保持部材110はL字型部材111bと1対の板バネ1
11aとから成り、パネル22の水平方向(矢印H方
向)に長い部材である。一対の板バネ111aは、相互
に押し合う方向に付勢されており、矢印D方向に開閉可
能である。フィルムFは、一対の板バネ111aの間に
挿入されることにより板バネ111aの付勢力によって
保持される。
【0066】第1の実施形態と同様に、画像表示装置1
10はバックライト( 図示せず)を搭載している。パネ
ル22の画像の表示される表示領域は原稿領域E2’と
文字領域E1’を有する。原稿領域E2’は、フィルム
Fがパネル22の上側で保持されるためパネル22の上
部に位置し、文字領域E1’はパネル22の下部に位置
する。保持されたフィルムFに対応する原稿領域E2が
白色表示に切替えられることにより、フィルムFの記録
画像がバックライトから出射された光により照明され
る。なお文字領域E1には、読取処理の実行された割合
を示す文字が表示される。
【0067】以上の第5の実施形態によれば、第1の実
施形態と同様にフィルムスキャナ10には画像表示装置
110が設けられるため、コンピュータ等の外部装置を
接続することなく、画像を表示することが可能であり、
画像の表示操作が利便であり、携帯時にも画像の表示が
行える。さらにフィルムFの記録画像を読取っている間
に、画像表示装置110のパネル22の原稿領域E2’
を白色表示に切替えることにより、バックライトから出
射され原稿領域E2’を透過した光によりフィルムが照
明され、操作者によって次のフィルムが確認される。ま
たパネル22の文字領域E1’には画像の読取処理の実
行された割合が表示されるため、操作者は画像の読取が
終了したことを確認でき、第1の実施形態と同様に切替
ボタン61を押下することにより原稿領域E2’を画像
表示に切替え、画像の読取時間の間だけを操作者がフィ
ルムの確認に使用することが可能であり、読取時間が有
効に活用される。
【0068】また保持部材111が設けられることによ
り、フィルムの確認の際、操作者はフィルムを手で保持
する必要がなく、フィルムの確認が容易に行なわれる。
さらに保持部材111は矢印H方向に比較的広い幅を有
するため、保持部材111は1個だけ設ければよく、第
1の実施形態のように支持部材24を設ける必要もな
い。したがって部品数が削減され、1対の保持部材の水
平調整等が不要であり、画像表示装置110の製造が容
易になる。また保持部材111はパネル22の上方に設
けられ、フィルムFが上方から保持されるため、フィル
ムFがパネル22から離間する方向へ傾倒することがな
く、フィルムFが安定して保持される。さらに保持部材
111はパネル22の画像を表示する表示領域の外側に
設けられるため、保持部材111により表示された画像
の一部が遮蔽されることなく、操作者は容易に画像を見
ることが可能である。
【0069】第5の実施形態では、第1の実施形態であ
るフィルムスキャナ10に形成される凹部63、64の
代わりに、本体11の上面11aにはフィルムスキャナ
10が図2に破線で示す状態にあるときの保持部材11
1に対応する位置に、保持部材111を収納可能な凹部
が形成される。なおフィルムFを取付けられたホルダが
保持部材111により保持される構成としてもよい。あ
るいは保持部材111のL字型部材111bがパネル面
110aに垂直な方向に摺動可能に設けられ、ホルダま
たはフィルムFの厚さに対応して一対の板バネ111a
が変化せしめられる構成としてもよい。
【0070】図1、図14を参照して第6の実施形態に
ついて説明する。図14は第6の実施形態のフィルムス
キャナに設けられる画像表示装置112を示す斜視図で
ある。第6の実施形態は、図1に示す第1の実施形態の
画像表示装置20の代わりに図14に示す画像表示装置
112が設けられたフィルムスキャナである。第6の実
施形態が第1の実施形態と異なる点は、画像表示装置1
12の一部がフィルムFを保持するための原稿挿入口1
12bとなる点であり、その他の点は同様である。以下
異なる点についてのみ説明する。
【0071】画像表示装置112の表面112aには、
凹部112dが形成され、凹部112dにはパネル22
が取付けられている。画像表示装置112の側面112
cには、原稿挿入口112bが開口されており、フィル
ムFは原稿挿入口112bに挿入されることにより、パ
ネル22の表面に重合した状態で保持される。なお図1
4にはフィルムFが保持された状態を示す。
【0072】第1の実施形態と同様に、画像表示装置1
12はバックライト( 図示せず)を搭載している。パネ
ル22の画像の表示される表示領域は原稿領域E2と文
字領域E1を有し、原稿領域E2はパネル22の下部に
位置し、文字領域E1はパネル22の上部に位置する。
保持されたフィルムFに対応する原稿領域E2が白色表
示に切替えられることにより、フィルムFの記録画像が
バックライトから出射された光により照明される。なお
文字領域E1には、読取処理の実行された割合を示す文
字が表示される。
【0073】以上の第6の実施形態によれば、第1の実
施形態と同様にフィルムスキャナ10には画像表示装置
112が設けられるため、コンピュータ等の外部装置を
接続することなく、画像を表示することが可能であり、
画像の表示操作が利便であり、携帯時にも画像の表示が
行える。さらにフィルムFの記録画像を読取っている間
に、画像表示装置112のパネル22の原稿領域E2を
白色表示に切替えることにより、バックライトから出射
され原稿領域E2を透過した光によりフィルムが照明さ
れ、操作者によって次のフィルムが確認される。またパ
ネル22の文字領域E1には画像の読取処理の実行され
た割合が表示されるため、操作者は画像の読取が終了し
たことを確認でき、第1の実施形態と同様に切替ボタン
61を押下することにより原稿領域E2を画像表示に切
替え、画像の読取時間の間だけを操作者がフィルムの確
認に使用することが可能であり、読取時間が有効に活用
される。
【0074】また原稿挿入口112bが形成されること
により、フィルムの確認の際、操作者はフィルムを手で
保持する必要がなく、フィルムの確認が容易に行なわれ
る。さらに原稿挿入口112bは画像表示装置112に
開口されており、画像表示装置112から突出した保持
部材が設けられないため、フィルムスキャナ10の本体
11に凹部を形成する必要がなく、画像表示装置112
はフィルムスキャナ10の本体11に容易に収納され
る。さらに原稿挿入口112bは画像表示装置112の
側面112cに開口されているため、表示された画像の
一部が遮蔽されることなく、操作者は容易に画像を見る
ことが可能である。
【0075】なおフィルムFを取付けられたホルダ23
が原稿挿入口112bに挿入され、保持される構成とし
てもよい。
【0076】図1、図15、図16を参照して第7の実
施形態について説明する。図15は第7の実施形態のフ
ィルムスキャナに設けられる画像表示装置113を示す
斜視図である。図16は画像表示装置113に設けられ
るアドバンテスト・フォト・システム(APS)フィル
ム・カートリッジ用のカートリッジホルダ115を拡大
して示す図である。
【0077】第7の実施形態は、図1に示す第1の実施
形態の画像表示装置20の代わりに図15に示す画像表
示装置113が設けられたフィルムスキャナである。第
7の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、画像表示
装置113にAPSフィルム・カートリッジK用のカー
トリッジホルダ115が設けられ、フィルムであるAP
SフィルムFが保持部材114により保持される点であ
り、その他の点は同様である。以下異なる点についての
み説明する。
【0078】画像表示装置113のパネル面113aに
は、第1の実施形態の保持部材25と同様の保持部材1
14が設けられる。凹部112dが形成され、凹部11
2dにはパネル22が取付けられている。画像表示装置
113の側面113bには、APSフィルム・カートリ
ッジKを装着するためのカートリッジホルダ115が設
けられる。このカートリッジホルダ115の軸115a
は、側面113bに形成された筒状部113cに挿入さ
れて保持され、矢印V方向に伸縮可能である。軸115
aの上端および下端には、それぞれ2本ずつアーム11
5bが形成され、各アーム115bの先端には、それぞ
れ挿入部115c、115e、115f、115gが設
けられる。
【0079】挿入部115cと挿入部115gは対向し
て形成され、APSフィルム・カートリッジKの上面K
aおよび下面Kbに形成されている一対の凹部K2に挿
入可能である。この挿入部115gにはフィルム引出口
K3を開口させるために突出部(図示せず)が形成され
ている。また挿入部115e、挿入部115fは対向し
て形成され、APSフィルム・カートリッジKの上面K
aおよび下面Kbに形成されている一対の凹部K1に挿
入可能である。挿入部115eはツマミ115dと連結
しており、ツマミ115dとともに回動可能である。
【0080】操作者がカートリッジホルダ115にAP
Sフィルム・カートリッジKを装着する際、先ず挿入部
115gがこのカートリッジKの下側の凹部K2に挿入
され、カートリッジKが時計方向に回転せしめられ、こ
れによりフィルム引出口K3が開口する。さらに挿入部
115fがカートリッジKの下側の凹部K1に挿入さ
れ、カートリッジホルダ115が図中下方に押圧され、
軸115aが収縮し、挿入部115cと挿入部115e
がそれぞれ凹部K2、K1に挿入される。この状態で、
軸115aは固定され、カートリッジKがカートリッジ
ホルダ115に装着される。ツマミ115dを反時計方
向に回転させることにより、カートリッジKからAPS
フィルムFが排出される。APSフィルムFは、操作者
により引き伸ばされ、保持部材114とパネル面113
aの間に挿入されることにより図14に示す状態で保持
される。
【0081】第1の実施形態と同様に、画像表示装置1
13はバックライト( 図示せず)を搭載している。パネ
ル22の画像の表示される表示領域は原稿領域E2と文
字領域E1を有し、原稿領域E2はパネル22の下部に
位置し、文字領域E1はパネル22の上部に位置する。
保持されたAPSフィルムFに対応する原稿領域E2が
白色表示に切替えられることにより、APSフィルムF
の記録画像がバックライトから出射された光により照明
される。なお文字領域E1には、読取処理の実行された
割合を示す文字が表示される。
【0082】以上の第7の実施形態によれば、第1の実
施形態と同様にフィルムスキャナ10には画像表示装置
113が設けられるため、コンピュータ等の外部装置を
接続することなく、画像を表示することが可能であり、
画像の表示操作が利便であり、携帯時にも画像の表示が
行える。さらにAPSフィルムFの記録画像を読取って
いる間に、画像表示装置113のパネル22の原稿領域
E2を白色表示に切替えることにより、バックライトか
ら出射され原稿領域E2を透過した光によりAPSフィ
ルムが照明され、操作者によって次のAPSフィルムの
画像が確認される。またパネル22の文字領域E1には
画像の読取処理の実行された割合が表示されるため、操
作者は画像の読取が終了したことを確認でき、第1の実
施形態と同様に切替ボタン61を押下することにより原
稿領域E2を画像表示に切替え、画像の読取時間の間だ
けを操作者がAPSフィルムの確認に使用することが可
能であり、読取時間が有効に活用される。
【0083】また保持部材114とともにカートリッジ
ホルダ115が設けられることにより、APSフィルム
Fの確認が可能となる。APSフィルムFの確認の際、
操作者はAPSフィルムFを手で保持する必要がなく、
APSフィルムFの確認は容易に行なわれる。なお保持
部材114のみによって、APSフィルム以外のフィル
ムの確認も可能である。また第1の実施形態と同様に支
持部材24が設けられる構成としてもよい。
【0084】図17、図18を参照して第8の実施形態
について説明する。図17は第8の実施形態であるフィ
ルムスキャナ116を示す斜視図である。図18は第8
の実施形態であるフィルムスキャナ116の側面を示す
図である。第8の実施形態が第1の実施形態と異なる点
は、その構造とフィルムFを保持するための保持部材1
18の構成であり、電気的構成については同様である。
以下異なる点についてのみ説明する。
【0085】フィルムスキャナ116はラインセンサ等
の撮像素子によりフィルムに記録された画像を読取る装
置である。フィルムスキャナ116の側面116aに
は、フィルムFまたはフィルムFを取付けられたホルダ
23(以下ホルダ23という)を挿入するための挿入孔
117が形成されている。ホルダ23は挿入孔117に
挿入された状態で、矢印B方向に摺動可能である。
【0086】フィルムスキャナ116のパネル面116
bは、底面116cに対して所定の角度で傾斜してお
り、このパネル面116bには画像の表示されるパネル
119が設けられる。パネル119は例えばカラー液晶
ディスプレイ(LCD)であり、フィルムスキャナ11
6の内部にパネル119を照明するためのバックライト
が設けられる。パネル面116bでパネル119の下側
にはパネル119の表示状態を切替えるための切替ボタ
ン61が設けられる。
【0087】パネル面116bでパネル119の上方に
はホルダ23を保持するための保持部材118が設けら
れる。保持部材118は、パネル119の水平方向(矢
印G方向)に長く、U字型部材118aと板バネ118
bにより構成される。板バネ118bは矢印J方向に付
勢されており、その先端には、ホルダ23を押圧するた
めの押圧部118dが形成されている。U字型部材11
8aの押圧部118dに対向する位置には、固定部11
8cが突出して形成される。ホルダ23は、押圧部11
8dと固定部118cとの間に挿入されることにより保
持される。
【0088】フィルムスキャナ116の前面116dに
は、この装置を駆動するためのメインスイッチ62が設
けられる。フィルムスキャナ116の背面116eに
は、コンピュータ等を接続するためのインターフェース
入出力端子55と、ビデオを接続するためのビデオ入出
力端子53とが設けられる。
【0089】なお切替ボタン61およびメインスイッチ
62は第1の実施形態と同様に作用する。また第5の実
施形態と同様にパネル119の画像が表示される表示領
域は、保持されたフィルムFに対応する原稿領域E2’
と文字の表示される文字領域E1’とを有し、原稿領域
E2’はパネル119の上部であり、文字領域E1’は
パネル119の下部である。
【0090】以上の第8の実施形態によれば、第1の実
施形態と同様にフィルムスキャナ116には画像を表示
するためのパネル119が設けられるため、コンピュー
タ等の外部装置を接続することなく、画像を表示するこ
とが可能であり、画像の表示操作が利便であり、携帯時
にも画像の表示が行える。さらにフィルムFの記録画像
を読取っている間に、パネル119の原稿領域E2’を
白色表示に切替えることにより、バックライトから出射
され原稿領域E2’を透過した光によりフィルムが照明
され、操作者によって次のフィルムが確認される。また
パネル119の文字領域E1’には画像の読取処理の実
行された割合が表示されるため、操作者は画像の読取が
終了したことを確認でき、第1の実施形態と同様に切替
ボタン61を押下することにより原稿領域E2’を画像
表示に切替え、画像の読取時間の間だけを操作者がフィ
ルムの確認に使用することが可能であり、読取時間が有
効に活用される。
【0091】また画像を表示するためのパネル119が
フィルムスキャナ116の傾斜面116bに設けられる
ため、フィルムスキャナ116の構造が単純化され、装
置が小型化される。さらに保持部材118が設けられ、
フィルムの確認の際、フィルムが保持部材118により
保持されるため、操作者はフィルムを手で保持する必要
がなく、フィルムの確認が容易に行なわれる。
【0092】図19から図24を参照して第9の実施形
態について説明する。第9の実施形態が第1の実施形態
と異なる点は、画像表示装置の表示状態の切替処理が図
4に示すCPU40を介さずに直接表示切替回路48に
よって行なわれる点であり、その他の点は同様である。
以下異なる点についてのみ説明する。
【0093】図19は第9の実施形態であるフィルムス
キャナ120を示す斜視図であって、ホルダ23を装着
した状態の図である。図20はフィルムスキャナ120
に設けられる画像表示装置121をパネル22側から見
た正面図である。図21は検出センサ123の断面を示
す図である。
【0094】フィルムスキャナ120は第1の実施形態
のフィルムスキャナ10に検出センサ123を設け、切
替ボタン61を取除いたものである。検出センサ123
は、画像表示装置121のパネル面121aにおいて、
パネル22の外側に保持部材25と対向しない位置に設
けられる。保持部材25および支持部材24はフィルム
Fを取付けられたホルダ23(以下ホルダ23という)
を保持可能であり、検出センサ123は保持部材25お
よび支持部材24によりホルダ23が保持されているか
否かを検出する。
【0095】検出センサ123は、センサを固定するた
めの固定部123eと、発光素子123dと、光センサ
123cとにより構成される。固定部123eには、固
定孔123b、123aが設けられており、この固定孔
123b、123aは、相互に画像表示装置121内部
の面123gからパネル面121a側の面123fへ向
かって徐々に近づくように形成される。
【0096】発光素子123dは、例えばLEDであっ
て、図21において下側に設けられる固定孔123bに
嵌挿されており、駆動回路56が接続されている。この
発光素子124dの点灯および消灯は駆動回路56によ
り制御され、メインスイッチ62が押下されてフィルム
スキャナ120が作動するとともに、発光素子124d
は点灯される。
【0097】光センサ123cは、例えばフォトダイオ
ードであって、図21において上側に設けられる固定孔
123aに嵌挿されている。光センサ123cには、表
示切替回路48が接続され、この表示切替回路48によ
り光センサ123cの出力信号に応じてパネル22の表
示状態が切替えられる。
【0098】以下フィルムスキャナ120の電気的構成
について説明する。図22はフィルムFをホルダ12に
装着した状態のフィルムスキャナ120を示すブロック
図である。図23は検出センサ123によるホルダ23
の検出を示す模式図である。図24は検出センサ123
の出力信号を示す図である。
【0099】フィルムスキャナ120は、図4に示す第
1の実施形態のフィルムスキャナ10のようにCPU4
0が切替ボタン61の押下を検出して、表示切替回路4
8を制御する構成ではなく、検出センサ123の出力信
号に応じて表示切替回路48が直接パネル22の表示状
態の切替を行う構成である。
【0100】ホルダ23が保持部材25および支持部材
24によって保持されたとき(時刻t1)、図23に示
すように発光素子123dから出射された光はホルダ2
3またはフィルムFによって反射されて、光センサ12
3cによって検出される。すなわち光センサ123cの
出力信号は低出力S1から高出力S2に変化する。これ
に応じて表示切替回路48は図20に示すパネル22の
原稿領域E2を白色で表示する状態に切替える。なおフ
ィルムFは透過型のフィルムであるが、このフィルムF
には画像が記録されており、略全領域が有色であるた
め、発光素子123dの出射光はフィルムFによって反
射され、フィルムFは検出センサ123により検出され
る。
【0101】ホルダ23が保持部材25および支持部材
24から取除かれたとき(時刻t2)、図21に示すよ
うに発光素子123dから出射された光は反射されず、
光センサ123cの出力信号は低出力S1になる。この
出力信号S1に応じて表示切替回路48は、図20に示
すパネル22の原稿領域E2を画像表示状態に切替え
る。
【0102】以上の第9の実施形態によれば、第1の実
施形態と同様にフィルムスキャナ120には画像を表示
するためのパネル22が設けられるため、コンピュータ
等の外部装置を接続することなく、画像を表示すること
が可能であり、画像の表示操作が利便であり、携帯時に
も画像の表示が行える。さらにフィルムFの記録画像を
読取っている間に、フィルムFの取付けられたホルダ2
3を保持部材25および支持部材24に保持させること
により検出センサ123がホルダ23を検出して、表示
切替回路48によりパネル22の原稿領域E2が白色表
示に切替えられる。これによりバックライトから出射さ
れ原稿領域E2を透過した光によりフィルムが照明さ
れ、操作者によって次のフィルムの画像が確認される。
またパネル22の文字領域E1には画像の読取処理の実
行された割合が表示されるため、操作者は画像の読取が
終了したことを確認でき、確認していたホルダ23を保
持部材25および支持部材24から取除くことにより原
稿領域E2が画像表示に切替えられ、画像の読取時間の
間だけを操作者がフィルムの確認に使用することが可能
であり、読取時間が有効に活用される。
【0103】表示切替回路48が検出センサ123の出
力信号に応じてパネル22の表示状態を切替えるため、
CPU40の動作を妨げることがなく、CPU40の制
御による画像読取動作等の処理速度が向上する。
【0104】また第1の実施形態と同様に保持部材25
および支持部材24が設けられるため、操作者は画像の
確認作業の際、手でフィルムFを保持する必要がなく、
フィルムの確認が容易に行なわれる。なお保持部材とし
て、第2の実施形態から第7の実施形態に示される保持
部材を用いる構成としてもよく、その場合検出センサは
フィルムFにより重合される領域に設けられる。またホ
ルダ23に取付けられていないフィルムFが保持部材に
より保持される構成としてもよい。
【0105】なおパネル22の表示切替において、パネ
ル22の画像が表示される表示領域全体が白色表示に切
替えられる構成としてもよく、あるいは表示領域は第9
の実施形態とは異なる原稿領域を有する構成としてもよ
い。
【0106】図25から図28を参照して第10の実施
形態について説明する。図25は第10の実施形態に設
けられる画像表示装置124を示す斜視図である。図2
6は画像表示装置124の側面図である。図27は画像
表示装置124に設けられる検出センサ125を示す図
である。図28は検出センサ125の出力信号を示す図
である。
【0107】第10の実施形態は図19に示す第9の実
施形態の画像表示装置121の代わりに図25に示す画
像表示装置124を設けられたフィルムスキャナであ
る。第10の実施形態が第9の実施形態と異なる点は、
保持部材25、支持部材24および検出センサ123の
代わりに検出センサ125が設けられる点でありその他
の点は同様である。以下異なる点についてのみ説明す
る。
【0108】画像表示装置124のパネル面124aに
は、パネル22の下方に検出センサ125が設けられ
る。検出センサ125はフォトインタラプタであって、
U字型の側面を有する、パネル22の水平方向(矢印H
方向)に長い部材である。検出センサ125に形成され
ている一方の突部125aには、赤外発光ダイオード等
の発光素子125dが設けられ、他方の突部125bに
は、フォトトランジスタ等の受光素子125eが設けら
れる。受光素子125eには表示切替回路48が接続さ
れ、受光素子125eの出力信号に応じて表示切替回路
48はパネル22の原稿領域E2の表示状態を切替え
る。突部125aと突部125bの間に形成されている
凹部125cには、フィルムFを取付けられたホルダ2
3(以下ホルダ23という)が挿入可能であり、検出セ
ンサ125はホルダ23を保持可能である。
【0109】ホルダ23が検出センサ125により保持
されていないとき、凹部125cには遮蔽物がないた
め、発光素子125dから出射された光は受光素子12
5eに入射して、受光素子125eは比較的高い出力信
号S4を出力する。このときパネル22の原稿領域E2
は画像表示状態である。
【0110】ホルダ23が検出センサ125により保持
されたとき(時刻t4)、発光素子125dの出射光は
ホルダ23により遮蔽され、受光素子125eの出力信
号は高出力S4から低出力S3に変化する。これに応じ
て表示切替回路48はパネル22の原稿領域E2を白色
表示状態に切替える。
【0111】ホルダ23が検出センサ125より取払わ
れたとき(時刻t5)、凹部125cには遮蔽物がなく
なり、発光素子125dの出射光は受光素子125eに
より検出され、受光素子125eの出力信号は低出力S
3から高出力S4に変化する。これに応じて表示切替回
路48はパネル22の原稿領域E2を画像表示状態に切
替える。
【0112】以上の第10の実施形態によれば、第9の
実施形態と同様にフィルムスキャナ120には画像を表
示するためのパネル22が設けられるため、コンピュー
タ等の外部装置を接続することなく、画像を表示するこ
とが可能であり、画像の表示操作が利便であり、携帯時
にも画像の表示が行える。さらにフィルムFの記録画像
を読取っている間に、フィルムFの取付けられたホルダ
23を検出センサ125に保持させることによりホルダ
23が検出され、表示切替回路48によりパネル22の
原稿領域E2が白色表示に切替えられる。これによりバ
ックライトから出射され原稿領域E2を透過した光によ
りフィルムFが照明され、操作者によって次のフィルム
の画像が確認される。またパネル22の文字領域E1に
は画像の読取処理の実行された割合が表示されるため、
操作者は画像の読取が終了したことを確認でき、確認し
ていたホルダ23を検出センサ125から取除くことに
より原稿領域E2が画像表示に切替えられ、画像の読取
時間の間だけを操作者がフィルムの確認に使用すること
が可能であり、読取時間が有効に活用される。
【0113】表示切替回路48が検出センサ125の出
力信号に応じてパネル22の表示状態を切替えるため、
CPU40の動作を妨げることがなく、CPU40の制
御による画像読取動作等の処理速度が向上する。また検
出センサ125が保持部材を兼ねているため、部品数が
削減され、構造が単純化される。
【0114】なおフィルムスキャナ120の本体11に
は、検出センサ125を収納するための凹部が凹部6
3、64の代わりに設けられる。第10の実施形態はホ
ルダ23に取付けられていないフィルムFが保持部材に
より保持される構成としてもよい。
【0115】図29から図31を参照して第11の実施
形態について説明する。図29は第11の実施形態に設
けられる画像表示装置126を示す斜視図である。図3
0は画像表示装置126の側面図である。図31は画像
表示装置126の側面図であって、フィルムFを取付け
られたホルダ23が保持された状態を示す図である。
【0116】第11の実施形態が図25に示す第10の
実施形態と異なる点は光学的な検出センサ125の代わ
りに機械的な検出センサ127が設けられ、フィルムF
の取付けられたホルダ23(以下ホルダ23という)の
重さを利用して検出センサ127がホルダ23を検出す
る点であり、その他の点は同様である。以下異なる点に
ついてのみ説明する。
【0117】検出センサ127は画像表示装置126の
パネル面126aにおいてパネル22の下方に設けられ
る。検出センサ127は、パネル22の水平方向(矢印
H方向)に長い部材であり、L字型の側面を有する固定
部材127aと、ホルダ23を検出するための検出部材
127bとにより構成される。検出部材127bの一方
の端部は固定部材127aに取付けられており、他方の
端部は矢印N方向に揺動可能であって、図示しないバネ
により図中上方に付勢されている。
【0118】ホルダ23が検出部材127bの上側に載
せられると、ホルダ23の重さにより検出部材127b
が図31に示すように押し下げられる。検出部材127
bが固定部材127aの底面127cに接触することに
より所定の信号が表示切替回路48に出力され、表示切
替回路48によりホルダ23が検出センサ127に保持
されたことが検出されて、パネル22の原稿領域E2が
白色表示状態に切替えられる。
【0119】ホルダ23が検出センサ127から取除か
れると、検出部材127bは図30に示す状態に戻り、
所定の信号出力は停止する。これにより表示切替回路4
8はホルダ23が取除かれたことを検出し、パネル22
の原稿領域E2を画像表示状態に切替える。
【0120】以上の第11の実施形態によれば、第10
の実施形態と同様にフィルムスキャナ120には画像を
表示するためのパネル22が設けられるため、コンピュ
ータ等の外部装置を接続することなく、画像を表示する
ことが可能であり、画像の表示操作が利便であり、携帯
時にも画像の表示が行える。さらにフィルムFの記録画
像を読取っている間に、フィルムFの取付けられたホル
ダ23を検出センサ127に保持させることによりホル
ダ23が検出され、表示切替回路48によりパネル22
の原稿領域E2が白色表示に切替えられる。これにより
バックライトから出射され原稿領域E2を透過した光に
よりフィルムFが照明され、操作者によって次に読取る
べきフィルムFの画像が確認される。またパネル22の
文字領域E1には画像の読取処理の実行された割合が表
示されるため、操作者は画像の読取が終了したことを確
認でき、確認していたホルダ23を検出センサ127か
ら取除くことにより原稿領域E2が画像表示に切替えら
れ、画像の読取時間の間だけを操作者がフィルムの確認
に使用することが可能であり、読取時間が有効に活用さ
れる。
【0121】また表示切替回路48の制御がCPUに依
らないいため、CPUの処理速度が向上される。さらに
検出センサ127はホルダ23の重さを利用して機械的
にホルダ23の検出をするため、ホルダ23が保持され
た状態のときのみ検出センサ127は電気信号を発生す
る。したがって検出センサ127には常時駆動しておく
必要がなく、消費電力が削減される。
【0122】図32、33を参照して第12の実施形態
について説明する。図32は第12の実施形態に設けら
れる画像表示装置126の側面図である。図33は第1
2の実施形態に設けられる画像表示装置126の側面図
であって、フィルムFを取付けられたホルダ23を保持
した状態の図である。
【0123】第12の実施形態は図29に示す第11の
実施形態の検出センサ127の代わりに検出センサ12
8を設けた構成であり、検出センサ128によりフィル
ムFを取付けられたホルダ23(以下ホルダ23とい
う)が電気的に検出される。検出センサ128以外の構
成は第11の実施形態と同様であるので、以下検出セン
サ128についてのみ説明する。
【0124】検出センサ128は、L字型の側面を有す
る固定部材128aと、1対の板バネ128bにより構
成される。板バネ128bは、導電体であって、相互に
押し合う方向に付勢されている。ホルダ23は1対の板
バネ128bの間に挿入されることにより保持される。
【0125】図32に示すようにホルダ23が検出セン
サ128により保持されていないとき、1対の板バネ1
28bは相互に接しており、通電されている。この板バ
ネ128bに通電される電気信号が表示切替回路48に
取り込まれており、この電気信号に応じて表示切替回路
48はパネル22(図29参照)の原稿領域E2を画像
表示状態に切替える。
【0126】図33に示すようにホルダ23が検出セン
サ128により保持されているとき、1対の板バネ12
8bの間に絶縁体であるホルダ23が挟持され、1対の
板バネ128b間が絶縁されるため、表示切替回路48
には電気信号が入力されず、表示切替回路48はパネル
22(図29参照)の原稿領域E2を白色表示状態に切
替える。
【0127】以上の第12の実施形態によれば、第11
の実施形態と同様の効果が得られる。すなわちフィルム
スキャナには画像を表示するための画像表示装置が設け
られるため、コンピュータ等の外部装置を接続すること
なく、画像を表示することが可能であり、画像の表示操
作が利便であり、携帯時にも画像の表示が行える。さら
にフィルムFの記録画像を読取っている間に、画像表示
装置に設けられるパネルの表示を切替えることにより、
フィルムの確認が行え、読取時間が有効に活用される。
また表示切替回路48の制御がCPUに依らないため、
CPUの処理速度が向上される。なお検出センサ128
は電気的にホルダ23を検出する。したがってこの検出
は絶縁性を有するホルダ23およびフィルムFのみの検
出に有効である。
【0128】図34、図35を参照して第13の実施形
態について説明する。図34は第13の実施形態である
フィルムスキャナ130を示す斜視図である。図35は
フィルムスキャナ130の側面図である。
【0129】第13の実施形態は図17に示す第8の実
施形態の切替ボタン61の代わりに保持部材131にフ
ィルムFの取付けられたホルダ23(以下ホルダ23と
いう)を検出するセンサを設けた構成であり、検出セン
サの構成は図32に示す第12の実施形態の検出センサ
128と同様である。以下第8および第12の実施形態
と異なる点のみ説明する。
【0130】保持部材131はフィルムスキャナ130
に設けられるパネル119の上方に設けられる。保持部
材131はホルダ23を保持するためのものであり、ホ
ルダ23を検出するための1対の検出センサ部131
c、131dを有する。この検出センサ部131c、1
31dは導電体であり、通電されている。板バネ131
bの付勢力により検出センサ部131dは検出センサ部
131cに接しており、この状態では検出センサ部13
1c、131dから電気信号が表示切替回路48に出力
され、表示切替回路48はパネル119の原稿領域E
2’を白色表示状態に切替える。
【0131】検出センサ部131cと検出センサ部13
1dとの間にホルダ23が挿入され保持されると、検出
センサ部131c、131d相互間がホルダ23により
絶縁され、表示切替回路48には電気信号が入力され
ず、表示切替回路48はパネル119の原稿領域E2’
を画像表示状態に切替える。
【0132】以上の第13の実施形態によれば、第12
の実施形態と同様の効果が得られる。すなわちフィルム
スキャナには画像を表示するための画像表示装置が設け
られるため、コンピュータ等の外部装置を接続すること
なく、画像を表示することが可能であり、画像の表示操
作が利便であり、携帯時にも画像の表示が行える。さら
にフィルムFの記録画像を読取っている間に、画像表示
装置に設けられるパネルの表示を切替えることにより、
フィルムの確認が行え、読取時間が有効に活用される。
また表示切替回路48の制御がCPUに依らないいた
め、CPUの処理速度が向上される。なお検出センサ1
31は電気的にホルダ23を検出する。したがってこの
検出は絶縁性を有するホルダ23およびフィルムFのみ
の検出に有効である。
【0133】図36、図37を参照して第14の実施形
態について説明する。図36は第14の実施形態のフィ
ルムスキャナ140を示す斜視図である。図37は第1
4の実施形態であるフィルムスキャナ140のブロック
図である。
【0134】第14の実施形態は、図1に示す第1の実
施形態に図19に示す第9の実施形態の検出センサ12
3を設けた構成であり、表示切替回路48が切替ボタン
61の押下に応じたCPU40の指令と検出センサ12
3の出力信号とにより制御される。すなわちフィルムス
キャナ140の本体11には、切替ボタン61が設けら
れ、画像表示装置121には検出センサ123が設けら
れる。
【0135】以上の第14の実施形態によれば、第1お
よび第9の実施形態と同様の効果が得られる。さらに切
替ボタン61と検出センサ123の双方によりパネル2
2の表示状態を切替えることが可能であり、操作者は都
合に合わせてどちらかを選択することができる。
【0136】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フィルム
スキャナにカラー液晶ディスプレイ等の画像表示装置が
設けられ、画像を読取る時間を利用して他の処理が行わ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるフィルムスキャ
ナを示す斜視図である。
【図2】フィルムを装着した状態のフィルムスキャナを
示す斜視図である。
【図3】画像表示装置をパネル側から見た正面図であ
る。
【図4】フィルムを装着した状態のフィルムスキャナを
示すブロック図である。
【図5】白色表示状態のパネルを示す図である。
【図6】画像表示状態のパネルを示す図である。
【図7】第2の実施形態のフィルムスキャナに設けられ
る画像表示装置を示す斜視図である。
【図8】第3の実施形態のフィルムスキャナに設けられ
る画像表示装置を示す斜視図である。
【図9】第4の実施形態のフィルムスキャナに設けられ
る画像表示装置を示す斜視図である。
【図10】第5の実施形態のフィルムスキャナに設けら
れる画像表示装置を示す斜視図である。
【図11】第5の実施形態のフィルムスキャナに設けら
れる画像表示装置の側面図である。
【図12】フィルムを保持した状態の第5の実施形態の
画像表示装置の側面図である。
【図13】白色表示状態のパネルを示す図である。
【図14】第6の実施形態のフィルムスキャナに設けら
れる画像表示装置を示す斜視図である。
【図15】第7の実施形態のフィルムスキャナに設けら
れる画像表示装置を示す斜視図である。
【図16】第7の実施形態の画像表示装置に設けられる
APSフィルム・カートリッジ用のカートリッジホルダ
を拡大して示す図である。
【図17】第8の実施形態であるフィルムスキャナを示
す斜視図である。
【図18】第8の実施形態であるフィルムスキャナの側
面を示す図である。
【図19】第9の実施形態であるフィルムスキャナを示
す斜視図である。
【図20】第9の実施形態のフィルムスキャナに設けら
れる画像表示装置をパネル側からみた正面図である。
【図21】第9の実施形態に設けられる検出センサの断
面図である。
【図22】フィルムを装着した状態の第9の実施形態の
フィルムスキャナを示すブロック図である。
【図23】検出センサによるホルダの検出を示す模式図
である。
【図24】検出センサの出力信号を示す図である。
【図25】第10の実施形態に設けられる画像表示装置
を示す斜視図である。
【図26】第10の実施形態の画像表示装置の側面図で
ある。
【図27】第10の実施形態の画像表示装置に設けられ
る検出センサを示す図である。
【図28】第10の実施形態に設けられる検出センサの
出力信号を示す図である。
【図29】第11の実施形態に設けられる画像表示装置
を示す斜視図である。
【図30】第11の実施形態の画像表示装置の側面図で
ある。
【図31】フィルムが保持された状態の第11の実施形
態の画像表示装置の側面図である。
【図32】第12の実施形態に設けられる画像表示装置
を示す斜視図である。
【図33】第12の実施形態の画像表示装置の側面図で
ある。
【図34】第13の実施形態に設けられる画像表示装置
を示す斜視図である。
【図35】第13の実施形態の画像表示装置の側面図で
ある。
【図36】第14の実施形態のフィルムスキャナを示す
斜視図である。
【図37】第14の実施形態のフィルムスキャナのブロ
ック図である。
【符号の説明】
20 画像表示装置(画像表示手段) 30 画像読取機構(画像読取手段) 22 パネル(表示素子) 21 バックライト(光源) F フィルム

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムに記録された記録画像を撮像素
    子により読取る画像読取手段と、 前記画像読取手段により読取られた前記記録画像を表示
    するための画像表示手段とを備えることを特徴とするフ
    ィルムスキャナ。
  2. 【請求項2】 前記画像表示手段が、画像が表示される
    表示素子と、前記表示素子を照明するための光源とを有
    することを特徴とする請求項1に記載のフィルムスキャ
    ナ。
  3. 【請求項3】 前記表示素子の表示状態を切替える表示
    切替手段が設けられることを特徴とする請求項2に記載
    のフィルムスキャナ。
  4. 【請求項4】 前記表示切替手段が、前記表示素子の画
    像を表示するための表示領域の少なくとも一部が同一色
    で表示される状態に切替可能であることを特徴とする請
    求項3に記載のフィルムスキャナ。
  5. 【請求項5】 前記表示素子の画像を表示するための表
    示領域が複数の分割領域に分割され、前記表示切替手段
    が各分割領域毎に表示状態を切替え可能であることを特
    徴とする請求項4に記載のフィルムスキャナ。
  6. 【請求項6】 前記表示領域が文字領域と原稿領域を有
    し、前記表示切替手段が、前記文字領域を文字が表示さ
    れる状態に切替可能であり、前記原稿領域全体を同一色
    で表示される状態に切替可能であることを特徴とする請
    求項5に記載のフィルムスキャナ。
  7. 【請求項7】 前記表示切替手段が、前記表示素子の表
    示状態を切替えることを選択するための表示切替スイッ
    チを有することを特徴とする請求項3に記載のフィルム
    スキャナ。
  8. 【請求項8】 前記表示切替スイッチが押ボタンスイッ
    チであり、前記押ボタンスイッチが押下されたとき、前
    記表示切替手段が前記表示素子の表示状態を切替えるこ
    とを特徴とする請求項7に記載のフィルムスキャナ。
  9. 【請求項9】 前記画像表示手段が、前記フィルムを検
    出するための原稿検出手段を有することを特徴とする請
    求項4に記載のフィルムスキャナ。
  10. 【請求項10】 前記原稿検出手段が光を利用して前記
    フィルムを検出することを特徴とする請求項9に記載の
    フィルムスキャナ。
  11. 【請求項11】 前記画像表示手段が、前記フィルムを
    前記表示素子に重合した状態で保持するための原稿保持
    手段を有することを特徴とする請求項4に記載のフィル
    ムスキャナ。
  12. 【請求項12】 前記原稿保持手段が、前記同一色で表
    示される領域に前記フィルムを重合した状態で保持する
    ことを特徴とする請求項11に記載のフィルムスキャ
    ナ。
  13. 【請求項13】 前記画像表示手段が、前記原稿保持手
    段により前記フィルムが保持されたことを検出するため
    の原稿検出手段を有することを特徴とする請求項11に
    記載のフィルムスキャナ。
  14. 【請求項14】 前記原稿検出手段が前記原稿保持手段
    に設けられることを特徴とする請求項13に記載のフィ
    ルムスキャナ。
  15. 【請求項15】 前記原稿検出手段が光を利用して前記
    フィルムが保持されたことを検出することを特徴とする
    請求項13または請求項14に記載のフィルムスキャ
    ナ。
  16. 【請求項16】 前記原稿検出手段が前記フィルムの重
    さを利用して前記フィルムが保持されたことを検出する
    ことを特徴とする請求項14に記載のフィルムスキャ
    ナ。
  17. 【請求項17】 前記原稿検出手段が、前記フィルムに
    より絶縁されることによって前記フィルムが保持された
    ことを検出することを特徴とする請求項14に記載のフ
    ィルムスキャナ。
  18. 【請求項18】 前記原稿検出手段が前記原稿保持手段
    により前記フィルムが保持されたことを検出したとき、
    前記表示切替手段が前記表示領域の少なくとも一部を前
    記同一色で表示する状態に切替えることを特徴とする請
    求項13または請求項12に記載のフィルムスキャナ。
  19. 【請求項19】 前記原稿保持手段が前記フィルムを保
    持した状態で、前記表示切替手段が表示状態を切替える
    ことにより前記画像表示手段が前記表示領域の少なくと
    も一部を同一色で表示することを特徴とする請求項12
    または請求項18に記載のフィルムスキャナ。
  20. 【請求項20】 前記原稿保持手段により保持された前
    記フィルムに記録された前記記録画像が前記画像表示手
    段の前記光源から出射された光により照明されることを
    特徴とする請求項19に記載のフィルムスキャナ。
  21. 【請求項21】 前記画像表示手段が、液晶ディスプレ
    イであることを特徴とする請求項2に記載のフィルムス
    キャナ。
  22. 【請求項22】 前記撮像素子がラインセンサであるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のフィルムスキャナ。
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