JPH11313058A - 少額決済方法および請求料金算出装置 - Google Patents
少額決済方法および請求料金算出装置Info
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- JPH11313058A JPH11313058A JP11915098A JP11915098A JPH11313058A JP H11313058 A JPH11313058 A JP H11313058A JP 11915098 A JP11915098 A JP 11915098A JP 11915098 A JP11915098 A JP 11915098A JP H11313058 A JPH11313058 A JP H11313058A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 42
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 55
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 claims abstract description 28
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Meter Arrangements (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信事業者が通信網の複数の加入者に対して
料金を定期的に請求する料金徴収システムを利用して、
通信網の加入者間での少額の決済処理を行う。 【解決手段】 複数の加入者の各々に対して一定期間内
の通信料金を算定する料金算定部42と、送金先のID
およびメールアドレスと送金金額と送金元のIDおよび
メールアドレスとを包含した送金要求メールを移動通信
網1経由で受信する送受信部41と、複数の加入者の各
々に対して料金算定部42により算定された通信料金と
送受信部41により受信された送金要求メールとに基づ
いて、各加入者に対する請求金額を算出する請求金額算
出部43とを有する。請求金額算出部43において、送
金要求メールで指定された送金金額(または送金金額を
−1倍した金額)を通信料金に加算することにより決済
処理が完了する。
料金を定期的に請求する料金徴収システムを利用して、
通信網の加入者間での少額の決済処理を行う。 【解決手段】 複数の加入者の各々に対して一定期間内
の通信料金を算定する料金算定部42と、送金先のID
およびメールアドレスと送金金額と送金元のIDおよび
メールアドレスとを包含した送金要求メールを移動通信
網1経由で受信する送受信部41と、複数の加入者の各
々に対して料金算定部42により算定された通信料金と
送受信部41により受信された送金要求メールとに基づ
いて、各加入者に対する請求金額を算出する請求金額算
出部43とを有する。請求金額算出部43において、送
金要求メールで指定された送金金額(または送金金額を
−1倍した金額)を通信料金に加算することにより決済
処理が完了する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信事業者が通信
網の複数の加入者に対して料金を定期的に請求する料金
徴収システムを利用して、通信網の加入者間での少額の
決済処理を行う少額決済方法と、この方法を実現するた
めに通信網側に設けられる請求金額算出装置に関する。
網の複数の加入者に対して料金を定期的に請求する料金
徴収システムを利用して、通信網の加入者間での少額の
決済処理を行う少額決済方法と、この方法を実現するた
めに通信網側に設けられる請求金額算出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、会う機会が少ない遠方の知人から
少額の金銭を借り、後日返済する代表的な方法として
は、現金書留で送金する方法と、金融機関から振り込む
方法とがあった。
少額の金銭を借り、後日返済する代表的な方法として
は、現金書留で送金する方法と、金融機関から振り込む
方法とがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記い
ずれの方法でも、返済すべき金額の大小に関わらず、同
様の手続きを経る必要がある。例えば、借りた千円を返
済する場合、現金書留を利用した方法では、現金書留用
の封筒に送金先の住所および氏名を記入し、郵便局にお
いて所定の料金を支払って送金を依頼する必要がある。
また、金融機関から振り込む方法では、送金先の口座番
号を入手し、基本的には金融機関に所定の手数料を支払
って振り込み処理を依頼する必要がある。特に、送金先
から口座番号を聞き出す作業は神経を使う作業であり、
送金金額が小さければ小さいほど口座番号を聞き出し難
いことも予想される。すなわち、いずれの方法にせよ、
送金する金額が少額であっても、送金元にかかる送金処
理の負担はほとんど軽減されない。
ずれの方法でも、返済すべき金額の大小に関わらず、同
様の手続きを経る必要がある。例えば、借りた千円を返
済する場合、現金書留を利用した方法では、現金書留用
の封筒に送金先の住所および氏名を記入し、郵便局にお
いて所定の料金を支払って送金を依頼する必要がある。
また、金融機関から振り込む方法では、送金先の口座番
号を入手し、基本的には金融機関に所定の手数料を支払
って振り込み処理を依頼する必要がある。特に、送金先
から口座番号を聞き出す作業は神経を使う作業であり、
送金金額が小さければ小さいほど口座番号を聞き出し難
いことも予想される。すなわち、いずれの方法にせよ、
送金する金額が少額であっても、送金元にかかる送金処
理の負担はほとんど軽減されない。
【0004】ところで、近年、携帯電話が急速に普及
し、外出先での待ち合わせ等にも広く活用されている。
携帯電話を利用すれば、居住地から遠く離れた出張先
で、出張の僅かな空き時間を利用して出張先の近隣に生
活している知人と会うことも容易である。すなわち、携
帯電話により、限られた機会を十分に活かして人と会う
ことができる。
し、外出先での待ち合わせ等にも広く活用されている。
携帯電話を利用すれば、居住地から遠く離れた出張先
で、出張の僅かな空き時間を利用して出張先の近隣に生
活している知人と会うことも容易である。すなわち、携
帯電話により、限られた機会を十分に活かして人と会う
ことができる。
【0005】ここで、限られた機会を十分に活かして会
うことができた2人のうちの一方の所持金が少なく、他
方から少額の金銭を借りた場合について検討する。この
場合の金銭の返済は、通常、一方が出張を終えてからと
なることが少なくない。しかしながら、限られた機会を
十分に活かすことでやっと会えたことを考慮すると、こ
の2人が十分に近い将来に再開する可能性は低い。した
がって、一方が他方に借りた金銭を適当な期間内に確実
に返済したい場合(あるいは他方が一方に貸した金銭の
返済を要求している場合)には、一方は、通常、送金元
にかかる負担が軽くない上述の2方法のいずれかを選択
することになる。
うことができた2人のうちの一方の所持金が少なく、他
方から少額の金銭を借りた場合について検討する。この
場合の金銭の返済は、通常、一方が出張を終えてからと
なることが少なくない。しかしながら、限られた機会を
十分に活かすことでやっと会えたことを考慮すると、こ
の2人が十分に近い将来に再開する可能性は低い。した
がって、一方が他方に借りた金銭を適当な期間内に確実
に返済したい場合(あるいは他方が一方に貸した金銭の
返済を要求している場合)には、一方は、通常、送金元
にかかる負担が軽くない上述の2方法のいずれかを選択
することになる。
【0006】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、通信網の加入者間での少額の決済処理を行う少額
決済方法と、この方法を実現するために通信網側に設け
られる請求金額算出装置を提供することを目的としてい
る。
ので、通信網の加入者間での少額の決済処理を行う少額
決済方法と、この方法を実現するために通信網側に設け
られる請求金額算出装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明による少額決済方法は、通信事業者が通
信網の複数の加入者に対して料金を定期的に請求する料
金徴収システムを利用した少額決済方法であって、前記
複数の加入者の各々に対して前記料金を算定するステッ
プと、前記送金先固有の識別情報と送金金額と前記送金
元固有の識別情報とを包含した送金要求を前記通信網経
由で受信するステップと、前記複数の加入者の各々に対
する前記料金と前記受信手段により受信された前記送金
要求とに基づいて前記複数の加入者の各々に対する請求
金額を算出するステップとを有することを特徴としてい
る。
ために、本発明による少額決済方法は、通信事業者が通
信網の複数の加入者に対して料金を定期的に請求する料
金徴収システムを利用した少額決済方法であって、前記
複数の加入者の各々に対して前記料金を算定するステッ
プと、前記送金先固有の識別情報と送金金額と前記送金
元固有の識別情報とを包含した送金要求を前記通信網経
由で受信するステップと、前記複数の加入者の各々に対
する前記料金と前記受信手段により受信された前記送金
要求とに基づいて前記複数の加入者の各々に対する請求
金額を算出するステップとを有することを特徴としてい
る。
【0008】また、上記課題を解決するために、本発明
による請求金額算出装置は、通信事業者が通信網の複数
の加入者に対して料金を定期的に請求する料金徴収シス
テムを利用した少額決済方法を実現するために前記通信
網側に設けられる装置であって、前記複数の加入者の各
々に対して前記料金を算定する料金算定手段と、前記送
金先固有の識別情報と送金金額と前記送金元固有の識別
情報とを包含した送金要求を前記通信網経由で受信する
受信手段と、前記複数の加入者の各々に対する前記料金
と前記受信手段により受信された前記送金要求とに基づ
いて前記複数の加入者の各々に対する請求金額を算出す
る請求金額算出手段とを具備することを特徴としてい
る。この構成において、前記受信手段により受信された
前記送金要求に応じた送金情報を前記送金元へ通知する
送金通知手段を設けてもよいし、前記受信手段により受
信された前記送金要求に応じた入金情報を前記送金先へ
通知する入金通知手段を設けてもよいし、前記送金要求
を電子メールの形式で送信するようにしてもよい。さら
に、上記請求金額算出装置において、前記通信網を移動
通信網としてもよい。
による請求金額算出装置は、通信事業者が通信網の複数
の加入者に対して料金を定期的に請求する料金徴収シス
テムを利用した少額決済方法を実現するために前記通信
網側に設けられる装置であって、前記複数の加入者の各
々に対して前記料金を算定する料金算定手段と、前記送
金先固有の識別情報と送金金額と前記送金元固有の識別
情報とを包含した送金要求を前記通信網経由で受信する
受信手段と、前記複数の加入者の各々に対する前記料金
と前記受信手段により受信された前記送金要求とに基づ
いて前記複数の加入者の各々に対する請求金額を算出す
る請求金額算出手段とを具備することを特徴としてい
る。この構成において、前記受信手段により受信された
前記送金要求に応じた送金情報を前記送金元へ通知する
送金通知手段を設けてもよいし、前記受信手段により受
信された前記送金要求に応じた入金情報を前記送金先へ
通知する入金通知手段を設けてもよいし、前記送金要求
を電子メールの形式で送信するようにしてもよい。さら
に、上記請求金額算出装置において、前記通信網を移動
通信網としてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。 A:構成 図1は本発明の一実施形態による少額決済方法を実現す
る移動通信システムの全体構成を示す図である。図にお
いて、1は基地局や交換機などを有する移動通信網、2
A,2Bはそれぞれ移動通信網1に無線接続される移動
機であり、移動通信網1経由での通信を可能としてい
る。3A,3Bはそれぞれ、移動機2A,2Bに接続さ
れた端末装置であり、例えば、各種コンピュータやPD
A(携帯情報端末)に相当する。端末装置3A,3Bは
それぞれ、少なくとも電子メールを作成/表示する機能
を備えている。なお、移動通信網1にはより多くの移動
機を接続可能であるが、ここでは説明の繁雑化を避ける
目的で、移動機2A,2Bの2つのみを図示している。
実施形態について説明する。 A:構成 図1は本発明の一実施形態による少額決済方法を実現す
る移動通信システムの全体構成を示す図である。図にお
いて、1は基地局や交換機などを有する移動通信網、2
A,2Bはそれぞれ移動通信網1に無線接続される移動
機であり、移動通信網1経由での通信を可能としてい
る。3A,3Bはそれぞれ、移動機2A,2Bに接続さ
れた端末装置であり、例えば、各種コンピュータやPD
A(携帯情報端末)に相当する。端末装置3A,3Bは
それぞれ、少なくとも電子メールを作成/表示する機能
を備えている。なお、移動通信網1にはより多くの移動
機を接続可能であるが、ここでは説明の繁雑化を避ける
目的で、移動機2A,2Bの2つのみを図示している。
【0010】4は移動通信網1の加入者から移動通信網
1を用いた通信に係る通信料金を徴収する料金徴収セン
タであり、各加入者に対する一定期間の請求金額を算出
する請求金額算出処理、一定期間毎に請求金額を記載し
た請求書を各加入者へ送るための請求書処理、各加入者
からの入金状況を管理する入金管理処理等を行う。以
下、料金徴収センタ4の構成について説明するが、上記
複数の処理のうち、本実施形態による少額決済方法に直
接的に関連する処理は請求金額算出処理のみであり、他
の処理に係る部分の構成は一般的なものと同様であるこ
とから、請求金額算出処理に関する構成についてのみ説
明する。
1を用いた通信に係る通信料金を徴収する料金徴収セン
タであり、各加入者に対する一定期間の請求金額を算出
する請求金額算出処理、一定期間毎に請求金額を記載し
た請求書を各加入者へ送るための請求書処理、各加入者
からの入金状況を管理する入金管理処理等を行う。以
下、料金徴収センタ4の構成について説明するが、上記
複数の処理のうち、本実施形態による少額決済方法に直
接的に関連する処理は請求金額算出処理のみであり、他
の処理に係る部分の構成は一般的なものと同様であるこ
とから、請求金額算出処理に関する構成についてのみ説
明する。
【0011】料金徴収センタ4において、41は特定の
メールアドレスを有する送受信部であり、移動通信網1
の各加入者に対する一定期間の加算金額情報(加算金額
および相手先ID)を送金処理毎に記憶しているととも
に、加入者が有する移動機のIDと当該加入者のメール
アドレスとを対応付けたテーブルを記憶している。ここ
で、上記テーブルのデータ構造例を図2に、加算金額情
報のデータ構造例を図3に示す。なお、「加算金額」と
は、通信料金の請求時に通信料金に加算すべき金額であ
り、本実施形態では、「通信料金」および「加算金額」
の総計が「請求金額」となる。また、相手先IDは、送
金を受けた場合には送金元ID、送金した場合には送金
先IDとなる。
メールアドレスを有する送受信部であり、移動通信網1
の各加入者に対する一定期間の加算金額情報(加算金額
および相手先ID)を送金処理毎に記憶しているととも
に、加入者が有する移動機のIDと当該加入者のメール
アドレスとを対応付けたテーブルを記憶している。ここ
で、上記テーブルのデータ構造例を図2に、加算金額情
報のデータ構造例を図3に示す。なお、「加算金額」と
は、通信料金の請求時に通信料金に加算すべき金額であ
り、本実施形態では、「通信料金」および「加算金額」
の総計が「請求金額」となる。また、相手先IDは、送
金を受けた場合には送金元ID、送金した場合には送金
先IDとなる。
【0012】送受信部41は、一定期間毎に、移動通信
網1から自身宛の電子メールを受信すると、図4に示す
流れの処理を行う。すなわち、送受信部41は、受信し
た電子メール(以後、受信メール)に対して所定の検査
を行い(ステップSA1)、検査結果に基づいて適正な
送金要求メールか否かを判定する(ステップSA2)。
ここで、適正な送金要求メールが有する項目を図5に示
す。図5において、送金元ID、宛先メールアドレス、
送金元メールアドレス、送金金額、送金先IDは必須項
目であるが、送金先メールアドレスはオプション項目で
ある。
網1から自身宛の電子メールを受信すると、図4に示す
流れの処理を行う。すなわち、送受信部41は、受信し
た電子メール(以後、受信メール)に対して所定の検査
を行い(ステップSA1)、検査結果に基づいて適正な
送金要求メールか否かを判定する(ステップSA2)。
ここで、適正な送金要求メールが有する項目を図5に示
す。図5において、送金元ID、宛先メールアドレス、
送金元メールアドレス、送金金額、送金先IDは必須項
目であるが、送金先メールアドレスはオプション項目で
ある。
【0013】上記検査では、形式的な検査のみならず、
正当性を認証する目的で、受信メール中の送金元IDと
送金元メールアドレスとが正しく対応しているか否かも
判定される。もちろん、正当性の認証のレベルを下げて
もよいサービスに適用する場合には、送金元IDまたは
送金元メールアドレスをオプション項目としてもよい。
ただし、オプション項目(例えば、送金先メールアドレ
ス)が指定されており、当該項目と対をなす項目(例え
ば、送金先ID)との整合がとれない場合には、ステッ
プSA2において不適正な送金要求メールと判定され
る。
正当性を認証する目的で、受信メール中の送金元IDと
送金元メールアドレスとが正しく対応しているか否かも
判定される。もちろん、正当性の認証のレベルを下げて
もよいサービスに適用する場合には、送金元IDまたは
送金元メールアドレスをオプション項目としてもよい。
ただし、オプション項目(例えば、送金先メールアドレ
ス)が指定されており、当該項目と対をなす項目(例え
ば、送金先ID)との整合がとれない場合には、ステッ
プSA2において不適正な送金要求メールと判定され
る。
【0014】受信メールが適正な送金要求メールの場
合、送受信部41は、受信メール中の情報に基づいて送
金元ID、送金先ID、および送金金額を特定する(ス
テップSA3)。次に、送受信部41は、ステップSA
3において特定した送金金額と、送金先IDに対応付け
て記憶している加算金額情報に含まれる加算金額との総
和が所定の金額を超過するか否かを判定する(ステップ
SA4)。
合、送受信部41は、受信メール中の情報に基づいて送
金元ID、送金先ID、および送金金額を特定する(ス
テップSA3)。次に、送受信部41は、ステップSA
3において特定した送金金額と、送金先IDに対応付け
て記憶している加算金額情報に含まれる加算金額との総
和が所定の金額を超過するか否かを判定する(ステップ
SA4)。
【0015】この判定結果が「NO」であれば、送受信
部41は、送金元IDを相手先IDとし、当該相手先I
Dと送金金額との組(加算金額情報)を送金先IDに対
応付けて記憶するとともに、送金先IDを相手先IDと
し、当該相手先IDと送金金額に「−1」を乗じた金額
との組(加算金額情報)を送金元IDに対応付けて記憶
する(ステップSA5)。また、送受信部41は、送金
要求メールを受理する度にユニークな受理番号を生成
し、送金要求メールに当該受理番号を追記した電子メー
ル(以後、受理通知メール)を送金元メールアドレスお
よび送金先メールアドレスへ送信するとともに、履歴を
残すために、送金要求メールを上記受理番号に対応付け
て記憶する(ステップSA6)。こうして、受信メール
に対する処理が終了する。なお、送信要求メールにおい
て送金先メールアドレスが指定されていない場合、受理
通知メールは送金元メールアドレスのみへ送信される。
部41は、送金元IDを相手先IDとし、当該相手先I
Dと送金金額との組(加算金額情報)を送金先IDに対
応付けて記憶するとともに、送金先IDを相手先IDと
し、当該相手先IDと送金金額に「−1」を乗じた金額
との組(加算金額情報)を送金元IDに対応付けて記憶
する(ステップSA5)。また、送受信部41は、送金
要求メールを受理する度にユニークな受理番号を生成
し、送金要求メールに当該受理番号を追記した電子メー
ル(以後、受理通知メール)を送金元メールアドレスお
よび送金先メールアドレスへ送信するとともに、履歴を
残すために、送金要求メールを上記受理番号に対応付け
て記憶する(ステップSA6)。こうして、受信メール
に対する処理が終了する。なお、送信要求メールにおい
て送金先メールアドレスが指定されていない場合、受理
通知メールは送金元メールアドレスのみへ送信される。
【0016】逆に、ステップSA4での判定結果が「Y
ES」であれば、送受信部41は、送信先IDに対する
加算金額の総計が上限金額を超えているため送金処理を
行うことができない旨を示す電子メール(以後、超過通
知メール)を送金元メールアドレスへ送信し(ステップ
SA7)、受信メールに対する処理を終了する。すなわ
ち、ステップSA4の判定処理は、移動通信網1の通信
料金で相殺し切れないような多額の貸借の決済を受理し
ないようにするための歯止めとして設けられている。
ES」であれば、送受信部41は、送信先IDに対する
加算金額の総計が上限金額を超えているため送金処理を
行うことができない旨を示す電子メール(以後、超過通
知メール)を送金元メールアドレスへ送信し(ステップ
SA7)、受信メールに対する処理を終了する。すなわ
ち、ステップSA4の判定処理は、移動通信網1の通信
料金で相殺し切れないような多額の貸借の決済を受理し
ないようにするための歯止めとして設けられている。
【0017】また、ステップSA2において、受信メー
ルが適正な送金要求メールでないと判定された場合、送
受信部41は、不適正な送金要求メールである旨を示す
電子メール(以後、警告メール)を送金元メールアドレ
スへ送信し(ステップSA8)、受信メールに対する処
理を終了する。なお、「送金元IDと送金元メールアド
レスとが正しく対応していない送金要求メールを所定回
連続して受信したら、以後、当該送金元メールアドレス
(あるいは送金元ID)を項目として有する送金要求メ
ールを受理しない」ようにする等して、正当性の認証の
レベルを向上させてもよい。
ルが適正な送金要求メールでないと判定された場合、送
受信部41は、不適正な送金要求メールである旨を示す
電子メール(以後、警告メール)を送金元メールアドレ
スへ送信し(ステップSA8)、受信メールに対する処
理を終了する。なお、「送金元IDと送金元メールアド
レスとが正しく対応していない送金要求メールを所定回
連続して受信したら、以後、当該送金元メールアドレス
(あるいは送金元ID)を項目として有する送金要求メ
ールを受理しない」ようにする等して、正当性の認証の
レベルを向上させてもよい。
【0018】42は各移動機に対する一定期間の通信料
金を算定し、IDとこれに対応する通信料金とを組とし
た通信料金情報を記憶する料金算定部であり、既存の通
信網において各移動機の通信料金を算定する部分と同等
の機能を備えている。すなわち、料金算定部42は、加
入者毎に個別に設定されている料金体系(定額制、従量
制、および定額制と従量制の組み合わせ等)に従った料
金算定処理を各移動機に対して行う。
金を算定し、IDとこれに対応する通信料金とを組とし
た通信料金情報を記憶する料金算定部であり、既存の通
信網において各移動機の通信料金を算定する部分と同等
の機能を備えている。すなわち、料金算定部42は、加
入者毎に個別に設定されている料金体系(定額制、従量
制、および定額制と従量制の組み合わせ等)に従った料
金算定処理を各移動機に対して行う。
【0019】43は各加入者に対する一定期間の請求金
額を算出し、請求書処理や入力管理処理に必要なデータ
を出力する請求金額算出部であり、一定期間満了後に、
当該一定期間に対応して料金算定部42に記憶された通
信料金情報と送受信部41に記憶された加算金額情報と
を読み出し、これらに基づいて各移動機に対する請求金
額を算出する。具体的には、請求金額算出部43は、I
Dをキーとし、同一IDに対応付けられた通信料金と加
算金額との総和を求めることで当該IDにより特定され
る移動機に対する請求金額を算出する。なお、請求金額
算出部43が出力するデータには、ID、請求金額、請
求金額の内訳(通信料金、送金金額と相手先ID)が含
まれる。
額を算出し、請求書処理や入力管理処理に必要なデータ
を出力する請求金額算出部であり、一定期間満了後に、
当該一定期間に対応して料金算定部42に記憶された通
信料金情報と送受信部41に記憶された加算金額情報と
を読み出し、これらに基づいて各移動機に対する請求金
額を算出する。具体的には、請求金額算出部43は、I
Dをキーとし、同一IDに対応付けられた通信料金と加
算金額との総和を求めることで当該IDにより特定され
る移動機に対する請求金額を算出する。なお、請求金額
算出部43が出力するデータには、ID、請求金額、請
求金額の内訳(通信料金、送金金額と相手先ID)が含
まれる。
【0020】B:動作 次に、上記構成の移動通信システムの動作について説明
する。ただし、説明の繁雑化を避けるために、一般的な
移動通信システムと共通する動作については説明を省略
し、特徴的な動作(すなわち加入者間での送金処理およ
び請求金額算出処理)のみについて使用例を挙げて説明
する。
する。ただし、説明の繁雑化を避けるために、一般的な
移動通信システムと共通する動作については説明を省略
し、特徴的な動作(すなわち加入者間での送金処理およ
び請求金額算出処理)のみについて使用例を挙げて説明
する。
【0021】移動機2Aを使用する加入者(以後、加入
者A)が、移動機2Bを使用する加入者(以後、加入者
B)へ送金する場合、まず、加入者Aは端末装置3Aを
操作し、図6に示すイメージの送金要求メールを作成す
る。なお、ここでは、移動機2AのIDを「1234
…」、加入者Aのメールアドレスを「abc…@abc
…」、移動機2BのIDを「5678…」、加入者Bの
メールアドレスを「def…@abc…」とする。すな
わち、図に示す送金要求メールでは、当該メールの宛先
が料金徴収センタ4の送受信部41、送金先が加入者
B、送金金額が5000円であることが示されている。
者A)が、移動機2Bを使用する加入者(以後、加入者
B)へ送金する場合、まず、加入者Aは端末装置3Aを
操作し、図6に示すイメージの送金要求メールを作成す
る。なお、ここでは、移動機2AのIDを「1234
…」、加入者Aのメールアドレスを「abc…@abc
…」、移動機2BのIDを「5678…」、加入者Bの
メールアドレスを「def…@abc…」とする。すな
わち、図に示す送金要求メールでは、当該メールの宛先
が料金徴収センタ4の送受信部41、送金先が加入者
B、送金金額が5000円であることが示されている。
【0022】次に、加入者Aが端末装置3Aを操作し、
上記送金要求メールを送信するよう端末装置3Aに指示
すると、この指示に応じた命令が移動機2Aへ供給さ
れ、移動通信網1との間で電子メールを送受できるよう
に無線回線が確立される。そして、送信要求メールは、
端末装置3Aにおいて加入者Aのメールアドレスが送金
元メールアドレスとして付加された後に、移動機2Aに
おいて移動機2AのIDが送金元IDとして付加され、
上記無線回線経由で移動通信網1へ送出される。この送
金要求メールは、移動通信網1内でルーティングされ、
料金徴収センタ4の送受信部41へ配信される。
上記送金要求メールを送信するよう端末装置3Aに指示
すると、この指示に応じた命令が移動機2Aへ供給さ
れ、移動通信網1との間で電子メールを送受できるよう
に無線回線が確立される。そして、送信要求メールは、
端末装置3Aにおいて加入者Aのメールアドレスが送金
元メールアドレスとして付加された後に、移動機2Aに
おいて移動機2AのIDが送金元IDとして付加され、
上記無線回線経由で移動通信網1へ送出される。この送
金要求メールは、移動通信網1内でルーティングされ、
料金徴収センタ4の送受信部41へ配信される。
【0023】上記送金要求メールを受信した送受信部4
1では、受信した当該送金要求メールに対して図4に示
す処理が行われる。以下、場合分けして説明する。 (1)受理される場合 送金要求メールが適正であり、かつ一定期間において送
金先IDに対応付けられた加算金額の合計に5000円
を加算した金額が所定の金額を超えなければ、送受信部
41において、移動機2Aおよび2Bのそれぞれに対し
て新たな加算金額情報が生成・記憶されるとともに、送
金要求メール中に受理番号が記載された受理通知メール
が生成され、移動通信網1上の加入者Aおよび加入者B
の各メールボックスへ配信される。配信された受理通知
メールを読むことにより、加入者Aは送金依頼が受理さ
れたことを確認することができ、加入者Bは送金があっ
たことを知ることができる。
1では、受信した当該送金要求メールに対して図4に示
す処理が行われる。以下、場合分けして説明する。 (1)受理される場合 送金要求メールが適正であり、かつ一定期間において送
金先IDに対応付けられた加算金額の合計に5000円
を加算した金額が所定の金額を超えなければ、送受信部
41において、移動機2Aおよび2Bのそれぞれに対し
て新たな加算金額情報が生成・記憶されるとともに、送
金要求メール中に受理番号が記載された受理通知メール
が生成され、移動通信網1上の加入者Aおよび加入者B
の各メールボックスへ配信される。配信された受理通知
メールを読むことにより、加入者Aは送金依頼が受理さ
れたことを確認することができ、加入者Bは送金があっ
たことを知ることができる。
【0024】(2)総計が所定の金額を超える場合 また、受信メールが適正であるが、一定期間において送
金先IDに対応付けられたの加算金額の合計に5000
円を加算した金額が所定の金額を超える場合には、送受
信部41において、例えば、「加入者Bの加算金額が上
限金額を超えてしまうので加入者Aからの送金を受け付
けられません」といった内容の超過通知メールが生成さ
れ、移動通信網1上の加入者Aおよび加入者Bのメール
ボックスへ配信される。配信された受理通知メールを読
むことにより、加入者Aは加入者Bの事情により送金依
頼が受理されなかったことを知ることができ、加入者B
は加入者Aから自分への送金依頼が自分の事情で受理さ
れなかったことを知ることができる。
金先IDに対応付けられたの加算金額の合計に5000
円を加算した金額が所定の金額を超える場合には、送受
信部41において、例えば、「加入者Bの加算金額が上
限金額を超えてしまうので加入者Aからの送金を受け付
けられません」といった内容の超過通知メールが生成さ
れ、移動通信網1上の加入者Aおよび加入者Bのメール
ボックスへ配信される。配信された受理通知メールを読
むことにより、加入者Aは加入者Bの事情により送金依
頼が受理されなかったことを知ることができ、加入者B
は加入者Aから自分への送金依頼が自分の事情で受理さ
れなかったことを知ることができる。
【0025】(3)送金要求メールが不適正な場合 また、受信メールが不適正な場合には、送受信部41に
おいて、例えば、「このシステムで取り扱い可能な上限
金額を超えています」といった内容の警告メールが生成
され、移動通信網1上の加入者Aのメールボックスへ配
信される。配信された受理通知メールを読むことによ
り、加入者Aは、送金要求が不適正だったために受理さ
れなかったことを知ることができる。
おいて、例えば、「このシステムで取り扱い可能な上限
金額を超えています」といった内容の警告メールが生成
され、移動通信網1上の加入者Aのメールボックスへ配
信される。配信された受理通知メールを読むことによ
り、加入者Aは、送金要求が不適正だったために受理さ
れなかったことを知ることができる。
【0026】そして、一定期間毎に、加入者A,Bに対
して、図7に示すような内容が記載された請求書が作成
・送付される。この図から明らかなように、加入者A,
Bは送金処理が完了したこと、すなわち、両者の間で5
000円の送金が行われたことを改めて確認することが
できる。
して、図7に示すような内容が記載された請求書が作成
・送付される。この図から明らかなように、加入者A,
Bは送金処理が完了したこと、すなわち、両者の間で5
000円の送金が行われたことを改めて確認することが
できる。
【0027】C:補足 以上説明したように、本実施形態によれば、移動通信網
1の加入者間で容易に送金処理を行うことができる。な
お、上述した実施形態では、通信料金を超過するような
金額の送金は許容されていないが、送金金額を少額に分
割し、複数の一定期間にわたって送金処理を行うように
すれば、一定期間における通信料金を超過する金額の送
金も可能となる。この場合、送金元には送金金額を一括
請求し、送金先には送金金額を分割して入金するように
してもよいし、両者ともに分割して絶対値の等しい金額
を複数の一定期間にわたって加算するようにしてもよ
い。ただし、前者の場合には、分割送金の間に送金先が
移動通信網1の加入者でなくなった場合に適切な処置を
講じる必要がある。なお、後者の場合には、分割送金の
間に一方が移動通信網1の加入者でなくなった場合に以
降の送金を中止する旨を他方へ通知するようにすればよ
い。
1の加入者間で容易に送金処理を行うことができる。な
お、上述した実施形態では、通信料金を超過するような
金額の送金は許容されていないが、送金金額を少額に分
割し、複数の一定期間にわたって送金処理を行うように
すれば、一定期間における通信料金を超過する金額の送
金も可能となる。この場合、送金元には送金金額を一括
請求し、送金先には送金金額を分割して入金するように
してもよいし、両者ともに分割して絶対値の等しい金額
を複数の一定期間にわたって加算するようにしてもよ
い。ただし、前者の場合には、分割送金の間に送金先が
移動通信網1の加入者でなくなった場合に適切な処置を
講じる必要がある。なお、後者の場合には、分割送金の
間に一方が移動通信網1の加入者でなくなった場合に以
降の送金を中止する旨を他方へ通知するようにすればよ
い。
【0028】また、上述した実施形態では、送金金額の
総計が通信料金を超過することは許容されていないが、
超過分について次の一定期間に繰り越すようにしてもよ
い。この場合、繰り越し分の送金元に送金金額を請求す
るタイミングとしては、送金要求が行われた一定期間に
対する請求時であってもよいし、繰り越し分が送金先に
入金される一定期間に対する請求時であってもよいが、
送金先が移動通信網1の加入者でなくなることも考えら
れることから、後者を採用すべきと考えられる。もちろ
ん、適切な処理を講じることができる場合には前者を採
用してもよい。
総計が通信料金を超過することは許容されていないが、
超過分について次の一定期間に繰り越すようにしてもよ
い。この場合、繰り越し分の送金元に送金金額を請求す
るタイミングとしては、送金要求が行われた一定期間に
対する請求時であってもよいし、繰り越し分が送金先に
入金される一定期間に対する請求時であってもよいが、
送金先が移動通信網1の加入者でなくなることも考えら
れることから、後者を採用すべきと考えられる。もちろ
ん、適切な処理を講じることができる場合には前者を採
用してもよい。
【0029】さらに、上述した実施形態では、IDまた
はメールアドレスあるいはそれらの組み合わせにより送
金元を特定するようにしたが、加入者が独自のパスワー
ドを登録できるようにし、このパスワードを用いて送金
元を特定するようにしてもよい。また、加入者側の装置
として、移動機と端末装置とを一体化させた装置を用い
るようにしてもよいし、電子メールの作成・送信および
受信を可能とした移動機のみを用いるようにしてもよ
い。さらに、電子メールを用いた例を示したが、これに
限定されるものではなく、電子メールを用いずに、移動
機の操作のみで送金要求を行うようにしてもよい。
はメールアドレスあるいはそれらの組み合わせにより送
金元を特定するようにしたが、加入者が独自のパスワー
ドを登録できるようにし、このパスワードを用いて送金
元を特定するようにしてもよい。また、加入者側の装置
として、移動機と端末装置とを一体化させた装置を用い
るようにしてもよいし、電子メールの作成・送信および
受信を可能とした移動機のみを用いるようにしてもよ
い。さらに、電子メールを用いた例を示したが、これに
限定されるものではなく、電子メールを用いずに、移動
機の操作のみで送金要求を行うようにしてもよい。
【0030】また、徴収センタ4において、送金金額を
通信料金のみで相殺するのではなく、通信料金以外の料
金(例えば公共料金)をも徴収するようにし、通信料金
およびその他の料金で送金金額を相殺するようにしても
よい。このようにすれば、通信料金のみで相殺する場合
に比較して取り扱い可能な送金金額の上限を引き上げる
ことができるという利点、および通信料金が無料の通信
網に適用することもできる。
通信料金のみで相殺するのではなく、通信料金以外の料
金(例えば公共料金)をも徴収するようにし、通信料金
およびその他の料金で送金金額を相殺するようにしても
よい。このようにすれば、通信料金のみで相殺する場合
に比較して取り扱い可能な送金金額の上限を引き上げる
ことができるという利点、および通信料金が無料の通信
網に適用することもできる。
【0031】また、上述した実施形態では、移動通信網
に適用した例を挙げたが、固定網にも適用できることは
言うまでもない。さらに、独立した通信事業者により運
営される複数の通信網を相互接続し、他の通信網の各々
を複数のIDおよび/またはメールアドレスを有する自
通信網の加入者として捉えて上記少額決済方法を適用す
れば、相互接続された複数の通信網の加入者間で容易に
送金処理を行うことができる。
に適用した例を挙げたが、固定網にも適用できることは
言うまでもない。さらに、独立した通信事業者により運
営される複数の通信網を相互接続し、他の通信網の各々
を複数のIDおよび/またはメールアドレスを有する自
通信網の加入者として捉えて上記少額決済方法を適用す
れば、相互接続された複数の通信網の加入者間で容易に
送金処理を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信事業者が通信網の複数の加入者に対して料金を定期
的に請求する料金徴収システムを利用して少額の送金処
理を容易に行うことができる。
通信事業者が通信網の複数の加入者に対して料金を定期
的に請求する料金徴収システムを利用して少額の送金処
理を容易に行うことができる。
【図1】 本発明の一実施形態による少額決済方法を実
現する移動通信システムの全体構成を示す図である。
現する移動通信システムの全体構成を示す図である。
【図2】 同移動通信システムの料金徴収センタ4にお
けるIDとメールアドレスとのテーブルのデータ構造例
を示す図である。
けるIDとメールアドレスとのテーブルのデータ構造例
を示す図である。
【図3】 同料金徴収センタ4における加算金額情報の
データ構造例を示す図である。
データ構造例を示す図である。
【図4】 同料金徴センタ4の送受信部41による処理
の流れを示す図である。
の流れを示す図である。
【図5】 同送受信部41において適正と判定される送
金要求メールが有する項目の一例を示す図である。
金要求メールが有する項目の一例を示す図である。
【図6】 本実施形態における送金要求メールの作成イ
メージを示す図である。
メージを示す図である。
【図7】 本実施形態において各加入者へ送付される請
求書を一部抜粋して示した図である。
求書を一部抜粋して示した図である。
1…移動通信網、2A,2B…移動機、3A,3B…端
末装置、4…料金徴収センタ、41…送受信部、42…
料金算定部、43…請求金額算定部
末装置、4…料金徴収センタ、41…送受信部、42…
料金算定部、43…請求金額算定部
Claims (6)
- 【請求項1】 通信事業者が通信網の複数の加入者に対
して料金を定期的に請求する料金徴収システムを利用し
た少額決済方法であって、 前記複数の加入者の各々に対して前記料金を算定するス
テップと、 前記送金先固有の識別情報と送金金額と前記送金元固有
の識別情報とを包含した送金要求を前記通信網経由で受
信するステップと、 前記複数の加入者の各々に対する前記料金と前記受信手
段により受信された前記送金要求とに基づいて前記複数
の加入者の各々に対する請求金額を算出するステップと
を有することを特徴とする少額決済方法。 - 【請求項2】 通信事業者が通信網の複数の加入者に対
して料金を定期的に請求する料金徴収システムを利用し
た少額決済方法を実現するために前記通信網側に設けら
れる請求金額算出装置であって、 前記複数の加入者の各々に対して前記料金を算定する料
金算定手段と、 前記送金先固有の識別情報と送金金額と前記送金元固有
の識別情報とを包含した送金要求を前記通信網経由で受
信する受信手段と、 前記複数の加入者の各々に対する前記料金と前記受信手
段により受信された前記送金要求とに基づいて前記複数
の加入者の各々に対する請求金額を算出する請求金額算
出手段とを具備することを特徴とする請求金額算出装
置。 - 【請求項3】 前記受信手段により受信された前記送金
要求に応じた送金情報を前記送金元へ通知する送金通知
手段を具備することを特徴とする請求項2に記載の請求
金額算出装置。 - 【請求項4】 前記受信手段により受信された前記送金
要求に応じた入金情報を前記送金先へ通知する入金通知
手段を具備することを特徴とする請求項2に記載の請求
金額算出装置。 - 【請求項5】 前記送金要求は電子メールの形式で送信
されることを特徴とする請求項2に記載の請求金額算出
装置。 - 【請求項6】 前記通信網は移動通信網であることを特
徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の請求金額
算出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11915098A JPH11313058A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 少額決済方法および請求料金算出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11915098A JPH11313058A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 少額決済方法および請求料金算出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11313058A true JPH11313058A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14754165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11915098A Pending JPH11313058A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 少額決済方法および請求料金算出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11313058A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002032697A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-01-31 | Toshiba Tec Corp | 電子商取引の決済代行方法及びその装置 |
JP2002245248A (ja) * | 2000-05-22 | 2002-08-30 | E Bank Corp | 電子決済システム及び電子決済方法 |
JP2004178377A (ja) * | 2002-11-28 | 2004-06-24 | E Bank Corp | 決済システム及び決済方法 |
JP2005524184A (ja) * | 2002-04-28 | 2005-08-11 | ペイクール インターナショナル リミテッド | 電気通信事業者の金融取引サービスを可能にするシステムおよびそのような取引を実施する方法 |
JP2010514043A (ja) * | 2006-12-18 | 2010-04-30 | ファンダモ (プロプライエタリー) リミテッド | 強化された命令認識を有する取引システム |
JP2010097325A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Ntt Docomo Inc | 送金管理システム、料金管理装置及び送金管理方法 |
JP2010108177A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Ntt Docomo Inc | 個人間送金システム及び送金管理サーバ |
JP2018500694A (ja) * | 2014-12-31 | 2018-01-11 | アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited | 要求送信方法およびその装置 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP11915098A patent/JPH11313058A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002245248A (ja) * | 2000-05-22 | 2002-08-30 | E Bank Corp | 電子決済システム及び電子決済方法 |
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JP2010514043A (ja) * | 2006-12-18 | 2010-04-30 | ファンダモ (プロプライエタリー) リミテッド | 強化された命令認識を有する取引システム |
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JP2018500694A (ja) * | 2014-12-31 | 2018-01-11 | アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited | 要求送信方法およびその装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040407 |
|
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040907 |