JP5502693B2 - メッセージ課金システム及びメッセージ課金方法 - Google Patents

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本発明は、通信網を介してメッセージの配信を行うメッセージ配信装置とメッセージを受信するユーザとの間で行われる通信に対し、通信料の課金処理を行うメッセージ課金システム及びメッセージ課金方法に関する。
移動体通信網において、移動端末間でメッセージを送受信できるサービスにSMS(Short Message Service)がある。SMSは、いわゆるプッシュ型の配信方式により移動端末に対してメッセージを配信するものであり、テキストメッセージの配信の他、電子メールの着信通知等にも用いられている。従来SMSは、同一事業者網内でのやりとりに限られていたが、近年、各事業者のSMS機能の開放が進められ、外部ネットワークにあるサーバ(外部Pushサーバ)から提供されたSMSを利用する機会が増えている。これに伴いSMSの利用形態が多様化することが予想されるため、今後は各サービスに応じた料金体系の見直しが必要となる。
ところで、通話料金に関しては、サービス形態に応じて様々な料金体系が適用されており、例えば特許文献1には、発信者と着信者に対して分担課金する技術が開示されている。
特開平10−136126号公報
一般的に、メール配信サーバ等のメッセージ配信装置から移動端末等にSMSのメッセージを配信する場合の利用形態としては、次の二つの形態が考えられる。一つは、予めSMSを提供する事業者がSMSのメッセージの配信先となるユーザの宛先を登録する形態である。この場合、当該事業者は、メッセージの配信時に登録ユーザかどうかの判定を行うことができ、例えば、企業が従業員に対してメッセージを配信する場面等での利用が想定される。もう一つの利用形態としては、SMSを提供する事業者がメッセージの配信先となるユーザの宛先を管理せず、メッセージの配信先のユーザが特定されない形態である。この形態には、例えば、当該事業者が管理するメッセージ配信装置(配信サーバ)にユーザが自身の宛先を直接登録することで、メッセージが配信される場合が該当する。
このようなSMSの利用は、基本的にSMSを提供する事業者が主導で提供するサービスであると考えられてきたが、上述した利用形態のうち、事業者がユーザの宛先を管理しない利用形態では、ユーザが自らSMSのメッセージの受信を希望して配信サーバに宛先を直接登録していることを考慮すると、メッセージを配信する配信サーバとメッセージを受信するユーザとが互いに同等な立場にたって使うサービスとも捉えることができる。そのため、SMSの利用料金は、例えば特許文献1に記載されているように配信サーバとユーザとで折半するべきとの考えも生じる。
ところで、SMSに限らず、企業が一般人に向けたメールマガジン等のメッセージの配信サービス(BtoCサービス)では、サービス開始からある期間が経過すると、サービスに人気が出始め、メッセージの配信を希望するユーザの数が増えることがある。この場合、配信サーバが配信するメッセージ数が激増し、サービス開始当初と同様に、配信サーバとユーザとで通信料を折半して課金処理を行うと、サービスの実態に適した課金が行われない場合がある。
例えば、配信サーバが配信するメッセージ数が激増した場合に通信料を折半すると、配信サーバ側のメッセージの配信設備や提供するサービスの内容が変わらない場合には、配信するメッセージ数の増加分の通信料によって配信サーバ側に過度の負担がかかり、配信サーバの利用促進が図れない。
一方、配信サーバが配信するメッセージ数が激増した場合であっても、通信設備を増設した場合等のメッセージの配信にあたり配信サーバ側の都合で追加コストが生じた際には、より多くの通信料を配信サーバ側に負担させることが好ましい状況がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、メッセージの配信サービスの提供状況によって、適切な課金体系を採用することが可能なメッセージ課金システム及びメッセージ課金方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、通信網を介してメッセージの配信を行うメッセージ配信装置とメッセージを受信するユーザとの間で行われる通信に対し、通信料の課金処理を行うメッセージ課金システムであって、メッセージ配信装置がメッセージを配信したユーザ数に応じて定められた配信側と受信側との課金の負担率を記憶する負担率記憶手段と、ユーザ数をカウントするユーザ数カウント手段と、負担率記憶手段を参照し、ユーザ数カウント手段によりカウントされたユーザ数に応じた負担率を読み出す負担率読出手段と、負担率読出手段により読み出された負担率に基づいて配信側と受信側への課金を算出し、通信料の課金処理を行う課金処理手段と、を備える。
本発明のメッセージ課金システムは、メッセージ配信装置がメッセージを配信したユーザ数に応じて定められた配信側と受信側との課金の負担率に基づいて、配信側及び受信側への課金を算出し、通信料の課金処理を行う。このような構成によれば、例えば、メッセージを配信したユーザ数が増加するにつれ、配信側の負担率を低く定めることができる。また反対に、メッセージを配信したユーザ数が増加するにつれ、配信側の負担率を高く定めることもできる。このため、メッセージの配信サービスの提供状況によって、適切な課金体系を採用することが可能なメッセージ課金処理システムを提供できる。
ところで、本発明は、上記のようにメッセージ課金システムの発明として記述できる他に、以下のようにメッセージ課金方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
即ち、本発明に係るメッセージ課金方法は、通信網を介してメッセージの配信を行うメッセージ配信装置とメッセージを受信するユーザとの間で行われる通信に対し、通信料の課金処理を行い、メッセージ配信装置がメッセージを配信したユーザ数に応じて定められた配信側と受信側との課金の負担率を記憶する負担率記憶手段を備えるメッセージ課金システムの動作方法であるメッセージ課金方法であって、メッセージ配信装置がメッセージを配信したユーザ数をカウントするユーザ数カウントステップと、負担率記憶手段を参照し、ユーザ数カウントステップにおいてカウントされたユーザ数に応じた負担率を読み出す負担率読出ステップと、負担率読出ステップにより読み出された負担率に基づいて、配信側及び受信側への課金を算出し、通信料の課金処理を行う課金処理ステップと、を含む。
本発明によれば、メッセージ配信装置がメッセージを配信したユーザ数に応じて定められた配信側と受信側との課金の負担率に基づいて、配信側及び受信側への課金を算出し、通信料の課金処理を行う。このため、メッセージの配信サービスの提供状況によって、適切な課金体系を採用することが可能なメッセージ課金処理システム及びメッセージ課金処理方法を提供できる。
本発明の実施形態に係るメッセージ課金システムの構成を示す図である。 配信サーバとユーザとの課金の負担率の記憶例を示すテーブルである。 SMSメッセージを配信したユーザ数をカウントした例を示すテーブルである。(a)は、SMSメッセージを配信した配信サーバごとに、(b)は、配信先のユーザと配信サーバとの組合せごとに、ユーザ数をカウントした例を示す。 図1に示すメッセージ課金システムのハードウェア構成を示す図である。 図1に示すメッセージ課金システムの処理を示すフローチャートである。
以下、図面と共に本発明に係るメッセージ課金システム及びメッセージ課金方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には、同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るメッセージ課金システムの構成を示す図である。図1に示すように、メッセージ課金システム10には、移動体通信網20を介してメッセージ配信装置30と移動端末40とが接続されている。そして、メッセージがメッセージ配信装置30から移動体通信網20を介してユーザの移動端末40に配信されると、メッセージ課金システム10によって、そのメッセージの配信にかかる配信側及び受信側への課金を算出し、通信料の課金処理を行う。メッセージ配信装置30は、例えば、移動体通信網20の外部ネットワーク上にあり、移動体通信網20の管理下にある移動端末40にメッセージをプッシュ配信する配信サーバ(外部Pushサーバ)である。プッシュ配信とは、配信サーバがメール配信のように一方的に移動端末40にメッセージを送り出すと共に、移動端末40が当該メッセージを受動的に受け取るような配信方法を指す。なお、メッセージ配信装置30が配信するメッセージとしては、電子メール、SMS等のメッセージが含まれるが、本実施形態ではメッセージとしてSMSにおいて用いられるSMSメッセージを適用し、配信サーバ(配信側)からユーザ(受信側)にSMSメッセージが配信される場合のメッセージ課金システム10について説明する。
本実施形態に係る移動体通信網20は、SMSメッセージを受信する移動端末40に通信機能を提供する通信網を指す。また、メッセージ配信装置30は、ユーザの移動端末40に対してSMSメッセージを配信する装置であり、予めユーザによって移動端末40の電話番号などが登録されている移動端末40に対してSMSメッセージを配信する。また、図1では2つの移動端末40a、40bが示されているが、移動端末40の数はこれに限らない。実際には、メッセージ配信装置30に対し、SMSメッセージの配信先が登録されている移動端末40の全てが含まれる。また、移動端末40は、メッセージ配信装置30からのSMSメッセージが受信できる端末であればよく、無線通信機能を有している必要はない。
次に、移動体通信網20の構成と共に、メッセージ配信装置30からのSMSメッセージを移動端末40に配信する方法を説明する。本実施形態の移動体通信網20は、図1に示すように、メッセージ配信装置30から配信されたSMSメッセージが移動体通信網20にアクセスするためのゲートウェイ21と、移動体通信網20の管理下にある移動端末40へSMSメッセージを配信するSMSC(Short Message Service Center)22と、SMSC22と移動端末40とを中継するように通信制御を行う交換機23と、交換機23に接続され、移動端末40が存在する通信サービスエリアの情報が格納されている加入者データベース24と、移動体通信網20の通信サービスエリア内に存圏する移動端末40の無線通信を制御する在圏交換機25を含む。
メッセージ配信装置30から配信されたSMSメッセージがゲートウェイ21に到着すると、SMSメッセージは、SMSC22を経由して、交換機23に渡される。そして、交換機23は、加入者データベース24に対して問合わせることにより、SMSメッセージの配信先の移動端末40が存在する通信サービスエリア情報を取得する。その後、そのエリアを管轄する在圏交換機25を経由して各移動端末40にSMSメッセージが配信される。
ここで、SMSメッセージには、少なくとも配信元である配信サーバ名などの配信元情報と、配信先情報であるユーザの移動端末40の電話番号などが書き込まれており、それらの情報を基にしてSMSC22がSMSメッセージの課金処理に用いられる通信利用情報を生成する。通信利用情報には、SMSメッセージの配信元情報や配信先情報のほか、配信時刻等の情報が挙げられ、音声通話の通話履歴を記憶するCDR(Call Detail Record)を含む。SMSC22は、SMSメッセージが配信される毎に課金履歴情報を生成する。
続いて、メッセージ課金システム10について説明する。メッセージ課金システム10は、図1に示すように、負担率記憶部11、ユーザ数カウント部12、負担率読出部13、課金処理部14を含む。
負担率記憶部11は、メッセージ配信装置30がSMSメッセージを配信したユーザ数に応じて定められている配信側と受信側との課金の負担率を記憶する負担率記憶手段である。当該負担率は、予めメッセージ課金システムの管理者などによって設定されている。
図2に配信側である配信サーバと受信側であるユーザとの課金の負担率を記憶するテーブルの例を示す。図2に示すように、メッセージ配信装置30がSMSメッセージを配信したユーザ数が0人の時は、配信サーバの課金の負担率が100%であるが、SMSメッセージを配信したユーザ数が増えるにつれて、配信サーバの負担率が減り、ユーザの負担率が増えている。そして図2に示す負担率の記憶例では、当該ユーザ数が10000人になると、配信サーバの負担が0%になるように設定されている。但し、課金の負担率は、図2に示す負担率の記憶例に限られず、配信するSMSメッセージごとに固有の値を設定できる。
ユーザ数カウント部12は、メッセージ配信装置30が配信したSMSメッセージのユーザ数をカウントするユーザ数カウント手段である。上述したようにSMSC22により通信利用情報が生成されると、その度に通信利用情報が生成されたことを示す情報がメッセージ課金システム10に出力される。その情報がメッセージ課金システム10に入力されると、ユーザ数カウント部12は、通信利用情報を参照し、配信元情報や配信先情報等を抽出すると共に、SMSメッセージを配信したユーザ数を配信元ごとにカウントする。なお、ユーザ数は、SMSメッセージを実際に配信したユーザの人数(重複ユーザを含まない)としてカウントしてもよく、あるいは延べ人数としてカウントしてもよい。
図3にSMSメッセージを配信したユーザ数をカウントした例を示す。図3(a)は、配信元である配信サーバごとにユーザ数をカウントしている例を示し、図3(b)は、配信サーバと配信先であるユーザの移動端末40の電話番号の組合せごとにユーザ数をカウントしている例を示す。ユーザ数カウント部12によるユーザ数のカウントは、月単位などの一定期間で行われ、その期間を経過すると、再度ゼロからユーザ数のカウントが開始される。そしてユーザ数カウント部12は、一定期間にカウントされた累計のユーザ数を負担率読出部13に出力する。
負担率読出部13は、負担率記憶部11を参照し、ユーザ数カウント部12により入力されたユーザ数に応じた配信サーバとユーザとの課金の負担率を読み出す負担率読出手段である。例えば、図3におけるサーバAを用いて、サーバAがSMSメッセージを配信したユーザとの課金の負担率を図2のテーブルから読み出す場合を説明する。図3(a)によれば、サーバAがSMSメッセージを配信したユーザ数が2000人であるため、図2のテーブルに基づき、配信サーバAとユーザとの課金の負担率は、配信サーバAが70%、ユーザが30%となる。そして負担率読出部13は、このようにして読み出した当該負担率を課金処理部14に出力する。
課金処理部14は、負担率読出部13で読み出された配信サーバとユーザとの課金の負担率に基づいて、配信サーバとユーザへの課金を算出し、通信料の課金処理を行う課金処理手段である。ここでいう課金処理とは、例えば、課金情報の生成及び課金情報の出力を含み、具体的には、配信サーバとユーザへの課金を、請求先ごとに編集して課金情報とし、その課金情報を各請求先に送信することが挙げられる。
課金処理部14は、SMSメッセージ1通あたりの通信料又はSMSメッセージの配信サービス全体の通信料に、この負担率を適用して課金処理を行うことができる。まず、SMS1通あたりの通信料を分け合う場合の課金処理を説明する。ここで、SMS1通あたりの通信料が100円であり、図3において、サーバAが配信したSMSメッセージ及びユーザ「09011110001」がサーバAから受信したSMSメッセージへの課金処理方法を例に挙げる。図3(a)を参照すると、サーバAがSMSメッセージを配信したユーザ数が2000人であるから、サーバAとユーザとの課金の負担率は、図2のテーブルに基づいた場合、サーバAが70%、ユーザが30%となるため、1通あたり100円の通信料は、サーバAが70円、ユーザが30円を負担することになる。そして、サーバAがSMSメッセージを配信したユーザ数は2000人であるため、サーバAが負担する通信料は、140,000円となる。そして、ユーザ「09011110001」がサーバAから受信したSMSメッセージは10通であるため、当該ユーザに対して課金される通信料は300円となる。
次に、負担率読出部13により読み出された負担率を、SMSメッセージの配信サービス全体の料金に適用して課金処理を行う場合説明する。例えば、サーバAを利用するSMS全体のサービス料金が100,000円であり、上で説明した条件と同様に、図3においてサーバAが配信したSMSメッセージ及びユーザ「09011110001」がサーバAから受信したSMSメッセージへの課金処理を例に挙げる。上記と同様にサーバAがSMSメッセージを配信したユーザ数は2000人であるから、サーバAとユーザとの課金の負担率は、図2のテーブルに基づいてサーバAが70%、ユーザが30%となる。よって、サーバAが負担する通信料は、100,000円の70%であるので、70,000円となる。一方、ユーザは2000通の全SMSメッセージに対して30,000円が課金されることになるため、SMSメッセージ1通あたりに課金される通信料は15円となる。そして、ユーザ「09011110001」は、サーバAからSMSメッセージを10通受信しているため、当該ユーザに対して課金される通信料は150円となる。
図4は、メッセージ課金システム10のハードウェア構成図である。メッセージ課金システム10は、物理的には、図4に示すように、CPU101、主記憶装置であるRAM102及びROM103、ハードディスク、フラッシュメモリ等の補助記憶装置104、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール105などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図1に示した各機能は、図4に示すCPU101、RAM102等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU101の制御のもとで通信モジュール105を動作させるとともに、RAM102や補助記憶装置104におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
図5は、本実施形態のメッセージ課金システム10での処理を示すフローチャートである。以下、図5に示すフローチャートを用いて、メッセージ課金システム10において実行される処理を説明すると共に、本実施形態に係るメッセージ課金方法について説明する。
本処理では、SMSメッセージ配信時にSMSC22によって通信利用情報が生成されると、ユーザ数カウント部12が通信利用情報から配信元情報と配信先情報等を抽出すると共に、SMSメッセージを配信したユーザ数をカウントする(S1、ユーザ数カウントステップ)。次いで、負担率読出部13がカウントされたユーザ数に応じた配信サーバとユーザとの課金の負担率を負担率記憶部11から読み出し(S2、課金負担割合の読出ステップ)、読み出された課金負担率に基づいて、課金処理部14が配信サーバとユーザへ課金を行うために課金情報の生成を行い(S3)、移動体通信網20を介してメッセージ配信装置30とユーザの移動端末40にその課金情報を出力する(S4)。
以上説明したように、本実施形態によれば、メッセージ配信装置30がSMSメッセージを配信したユーザ数に応じて定められた配信サーバとユーザとの課金の負担率に基づいて、配信サーバ及びユーザへの課金を算出し、通信料の課金処理を行う。よって、例えば、メッセージを配信したユーザ数が500人である場合の当該負担率を、配信サーバが80%、ユーザが20%と定め、メッセージを配信したユーザ数が2000人である場合の当該負担率を、配信サーバが70%、ユーザが30%と定めれば、メッセージを配信したユーザ数が増加するにつれて配信サーバの負担率を軽減できる。このため、メッセージの配信サービスの状況によって、配信サーバに過度の負担がかからないことが可能になる。
以上、本発明のその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
本実施形態では、予めユーザによってメッセージ配信装置30に登録された移動端末40に対してのみ、SMSメッセージを配信するとしていたが、ユーザによる移動端末40の登録がされてなくても、メッセージ配信装置30を管理する事業者などが指定した全ての移動端末40にSMSメッセージを配信してもよい。この場合、同じ組織に所属しているユーザなどに同じ内容のSMSメッセージを一括して配信することが可能である。
また、本実施形態では、SMSメッセージ1通あたり又はSMSメッセージ配信サービス全体のどちらかの通信料に、メッセージを配信したユーザ数に応じて定められた配信側と受信側の課金の負担率を適用して課金処理を行うことができるとしていたが、SMSメッセージ1通あたりの通信料及びSMSサービス全体の通信料に対して同時に当該負担率を適用して課金処理を行ってもよい。これは、メッセージを配信できるユーザ数の上限が設定されており、それ以上のユーザに対してメッセージを配信すると、1通あたりの通信料が加算されるような料金体系に適用可能である。
また、本実施形態では、SMSC22が通信利用情報を生成していたが、通信利用情報を生成するのは、SMSC22に限られない。例えば、ユーザの移動端末40へメッセージの配信が成功したタイミングで在圏交換機25が通信利用情報を生成しても構わないし、SMSメッセージ配信における一連のサービスが完了するタイミングでゲートウェイ21が通信利用情報を生成しても構わない。なお、SMSC22が通信利用情報を生成するタイミングは、SMSメッセージの配信時に限らず、例えば、SMSメッセージ配信経路においてSMSメッセージの配信が完了したタイミングで行ってもよい。
また、本実施形態では、課金処理を行うにあたり、SMSメッセージを配信するユーザ数が増加するにつれ、メッセージ配信装置30側の負担率が減少し、ユーザ側の負担率が増加するような課金の負担率を適用したが、課金処理において適用する当該負担率はこれに限られない。SMSメッセージを配信するユーザ数が増加するにつれ、メッセージ配信装置30側の負担率が増加し、ユーザ側の負担率が減少するような課金の負担率を適用して、課金処理を行ってもよい。この負担率を適用する状況としては、例えば、メッセージ配信装置30がSMSメッセージを配信するユーザ数が激増した際に、大量のメッセージを一度に配信するために移動通信網20とメッセージ配信装置30との間の通信設備を増設する場合等が考えられる。この場合、送信元(メッセージ配信装置30)が通信設備の利用サービスの対価として、より多くの通信料を負担することで、ユーザはSMSをより安く利用できる。
10…メッセージ課金システム、11…負担率記憶部、12…ユーザ数カウント部、13…負担率読出部、14…課金処理部、30…メッセージ配信装置。

Claims (2)

  1. 通信網を介してメッセージの配信を行うメッセージ配信装置とメッセージを受信するユーザとの間で行われる通信に対し、通信料の課金処理を行うメッセージ課金システムであって、
    前記メッセージ配信装置がメッセージを配信したユーザ数に応じて定められた配信側と受信側との課金の負担率を記憶する負担率記憶手段と、
    前記ユーザ数をカウントするユーザ数カウント手段と、
    前記負担率記憶手段を参照し、前記ユーザ数カウント手段によりカウントされた前記ユーザ数に応じた負担率を読み出す負担率読出手段と、
    前記負担率読出手段により読み出された前記負担率に基づいて配信側と受信側への課金を算出し、前記通信料の課金処理を行う課金処理手段と、
    を備えるメッセージ課金システム。
  2. 通信網を介してメッセージの配信を行うメッセージ配信装置とメッセージを受信するユーザとの間で行われる通信に対し、通信料の課金処理を行い、前記メッセージ配信装置がメッセージを配信したユーザ数応じて定められた配信側と受信側との課金の負担率を記憶する負担率記憶手段を備えるメッセージ課金システムの動作方法であるメッセージ課金方法であって、
    前記メッセージ配信装置がメッセージを配信したユーザ数をカウントするユーザ数カウントステップと、
    前記負担率記憶手段を参照し、前記ユーザ数カウントステップにおいてカウントされた前記ユーザ数に応じた負担率を読み出す負担率読出ステップと、
    前記負担率読出ステップにより読み出された前記負担率に基づいて、配信側及び受信側への課金を算出し、前記通信料の課金処理を行う課金処理ステップと、
    を含むメッセージ課金方法。
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