JPH11313032A - D−wdmシステムにおける障害切り分け装置 - Google Patents
D−wdmシステムにおける障害切り分け装置Info
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- JPH11313032A JPH11313032A JP10118655A JP11865598A JPH11313032A JP H11313032 A JPH11313032 A JP H11313032A JP 10118655 A JP10118655 A JP 10118655A JP 11865598 A JP11865598 A JP 11865598A JP H11313032 A JPH11313032 A JP H11313032A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 障害点がD−WDM内かそれ以外に有るのか
を切り分け可能なD−WDMシステムにおける障害切り
分け装置を提供する。 【解決手段】 TXPND(送信側トランスポンダ)3
でチャネル毎の光入力信号を波長多重に適した波長に変
換し、OMUX(光多重部)4で変換されたチャネル毎
の光信号の光多重を行う。ODMUX(光分離部)8で
光多重された光信号をチャネル毎の光信号へ光分離し、
RXPND(受信側トランスポンダ)9でチャネル毎の
光入力信号に対応する波長の光信号に波長変換を行い、
チャネル毎の光出力信号とする。この処理手順によれ
ば、OMUX(光多重部)4とODMUX(光分離部)
8との間においてチャネル毎の光入力信号のモニタチェ
ックから、障害点発生個所の切り分けが可能となる。
を切り分け可能なD−WDMシステムにおける障害切り
分け装置を提供する。 【解決手段】 TXPND(送信側トランスポンダ)3
でチャネル毎の光入力信号を波長多重に適した波長に変
換し、OMUX(光多重部)4で変換されたチャネル毎
の光信号の光多重を行う。ODMUX(光分離部)8で
光多重された光信号をチャネル毎の光信号へ光分離し、
RXPND(受信側トランスポンダ)9でチャネル毎の
光入力信号に対応する波長の光信号に波長変換を行い、
チャネル毎の光出力信号とする。この処理手順によれ
ば、OMUX(光多重部)4とODMUX(光分離部)
8との間においてチャネル毎の光入力信号のモニタチェ
ックから、障害点発生個所の切り分けが可能となる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、D−WDMシステ
ムにおける障害切り分け装置に関する。
ムにおける障害切り分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、D−WDMシステム(Wavelength
division multiplex/波長多重伝送)は、多チャネルの
光多重信号の伝送システムとして構成される。
division multiplex/波長多重伝送)は、多チャネルの
光多重信号の伝送システムとして構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のD−WDMシステムでは、システム内で光信号のま
ま多重・増幅・分離作業を行うために、実際の伝送され
ているデータが間違っていないかどうかを確認する方法
が無い。それ故、D−WDMシステムが組み込まれてい
る伝送路でデータエラーが発生した場合、光信号の光ス
ペクトラム・光波形・光パワーを観測することで確認す
るしかなく、直接的なデータエラーを観測することがで
きないという問題点を伴う。
来のD−WDMシステムでは、システム内で光信号のま
ま多重・増幅・分離作業を行うために、実際の伝送され
ているデータが間違っていないかどうかを確認する方法
が無い。それ故、D−WDMシステムが組み込まれてい
る伝送路でデータエラーが発生した場合、光信号の光ス
ペクトラム・光波形・光パワーを観測することで確認す
るしかなく、直接的なデータエラーを観測することがで
きないという問題点を伴う。
【0004】本発明は、障害点がD−WDM内かそれ以
外に有るのかを切り分け可能なD−WDMシステムにお
ける障害切り分け装置を提供することを目的とする。
外に有るのかを切り分け可能なD−WDMシステムにお
ける障害切り分け装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、チャネル毎の光入力信号を
波長多重に適した波長に変換する送信側トランスポンダ
と、送信側トランスポンダにより変換されたチャネル毎
の光入力信号の光多重を行う光多重部と、光多重部によ
り光多重された光入力信号をチャネル毎の光信号へ光分
離する光分離部と、チャネル毎の光入力信号を受信する
ために調整されたO/Eを持ち波長変換を行いチャネル
毎の光出力信号とする受信側トランスポンダとを有し、
光多重部と光分離部との間において、チャネル毎の光入
力信号のモニタチェックを可能としたことを特徴とす
る。
に、請求項1記載の発明は、チャネル毎の光入力信号を
波長多重に適した波長に変換する送信側トランスポンダ
と、送信側トランスポンダにより変換されたチャネル毎
の光入力信号の光多重を行う光多重部と、光多重部によ
り光多重された光入力信号をチャネル毎の光信号へ光分
離する光分離部と、チャネル毎の光入力信号を受信する
ために調整されたO/Eを持ち波長変換を行いチャネル
毎の光出力信号とする受信側トランスポンダとを有し、
光多重部と光分離部との間において、チャネル毎の光入
力信号のモニタチェックを可能としたことを特徴とす
る。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、D−WDMシステムにおける障害切り分け
装置は、さらに、光多重部と光分離部との間に、ブース
タアンプと、インラインアンプと、プリアンプとを有し
て構成されていることを特徴とする。
明において、D−WDMシステムにおける障害切り分け
装置は、さらに、光多重部と光分離部との間に、ブース
タアンプと、インラインアンプと、プリアンプとを有し
て構成されていることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、送信側トランスポンダおよび/ま
たは受信側トランスポンダは、光信号/電気信号変換す
るO/E変換部と、O/E変換部の後段に電気信号/光
信号変換するE/O変換部とを有していることを特徴と
する。
記載の発明において、送信側トランスポンダおよび/ま
たは受信側トランスポンダは、光信号/電気信号変換す
るO/E変換部と、O/E変換部の後段に電気信号/光
信号変換するE/O変換部とを有していることを特徴と
する。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、O/E変換部からは、変換後の二つの電気
信号が出力され、これらの一方はE/O変換部へ出力さ
れ、他方はモニタチェックに用いられることを特徴とす
る。
明において、O/E変換部からは、変換後の二つの電気
信号が出力され、これらの一方はE/O変換部へ出力さ
れ、他方はモニタチェックに用いられることを特徴とす
る。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載の発明において、送信側トランスポンダおよび/ま
たは受信側トランスポンダは、さらに、光信号分離器で
あるOH分離部と、B1エラーカウント部とアラーム/
制御処理部とを有していることを特徴とする。
記載の発明において、送信側トランスポンダおよび/ま
たは受信側トランスポンダは、さらに、光信号分離器で
あるOH分離部と、B1エラーカウント部とアラーム/
制御処理部とを有していることを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、OH分離部が、オーバーヘッド部分のB1
バイト情報を取り出し、B1エラーカウント部がB1バ
イト情報と実際に送られてきた信号のパリティ値とが一
致するかどうかを比較し、エラーをカウントすることを
特徴とする。
明において、OH分離部が、オーバーヘッド部分のB1
バイト情報を取り出し、B1エラーカウント部がB1バ
イト情報と実際に送られてきた信号のパリティ値とが一
致するかどうかを比較し、エラーをカウントすることを
特徴とする。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、B1エラーカウント部によりカウントされ
たB1エラー情報は、アラーム/制御処理部にて収集さ
れて出力され、モニタチェックに用いられることを特徴
とする。
明において、B1エラーカウント部によりカウントされ
たB1エラー情報は、アラーム/制御処理部にて収集さ
れて出力され、モニタチェックに用いられることを特徴
とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
によるD−WDMシステムにおける障害切り分け装置の
実施の形態を詳細に説明する。図1および図2を参照す
ると本発明のD−WDMシステムにおける障害切り分け
装置の一実施形態が示されている。
によるD−WDMシステムにおける障害切り分け装置の
実施の形態を詳細に説明する。図1および図2を参照す
ると本発明のD−WDMシステムにおける障害切り分け
装置の一実施形態が示されている。
【0013】(発明の特徴)本発明によるD−WDMシ
ステムにおける障害切り分け装置は、D−WDMシステ
ム(波長多重伝送)において、伝送障害がD−WDM装
置によるものであるのか、または接続されている装置に
よるものであるのかを切り分ける。このためにSDH
(Synchronous Digital Hierarchy /同期デジタル・
ハイアラーキ)オーバーヘッドの一つであるB1バイト
を利用する。なお、SDHは、光ファイバによるデジタ
ル通信の信号多重化に際し、階層的にチャネルを多重化
するための一つの規定である。
ステムにおける障害切り分け装置は、D−WDMシステ
ム(波長多重伝送)において、伝送障害がD−WDM装
置によるものであるのか、または接続されている装置に
よるものであるのかを切り分ける。このためにSDH
(Synchronous Digital Hierarchy /同期デジタル・
ハイアラーキ)オーバーヘッドの一つであるB1バイト
を利用する。なお、SDHは、光ファイバによるデジタ
ル通信の信号多重化に際し、階層的にチャネルを多重化
するための一つの規定である。
【0014】図1において明らかなように、D−WDM
システムとそれに接続されるSDH装置とは、それぞれ
TXPND(送信側トランスポンダ)、RXPND(受
信側トランスポンダ)によって、システムとして切り分
けることができる。
システムとそれに接続されるSDH装置とは、それぞれ
TXPND(送信側トランスポンダ)、RXPND(受
信側トランスポンダ)によって、システムとして切り分
けることができる。
【0015】送信側トランスポンダ及び受信側トランス
ポンダに、伝送データのパリティ計数結果を示すSDH
オーバーヘッドのB1バイトモニタ機能を持たせる。こ
のことにより、D−WDMシステムへの入力側はTXP
ND(送信側トランスポンダ)を、出力側はRXPND
(受信側トランスポンダ)を監視点とし、どのシステム
区間で伝送エラーが発生したかを特定する。
ポンダに、伝送データのパリティ計数結果を示すSDH
オーバーヘッドのB1バイトモニタ機能を持たせる。こ
のことにより、D−WDMシステムへの入力側はTXP
ND(送信側トランスポンダ)を、出力側はRXPND
(受信側トランスポンダ)を監視点とし、どのシステム
区間で伝送エラーが発生したかを特定する。
【0016】(実施形態の構成)図1、図2を参照して
本発明の実施形態を示す。図1において、本実施形態で
あるD−WDMシステムは、B1モニタ点EであるSD
H中継局1と、B1モニタ点CであるSDH端局2と、
B1モニタ点AであるTXPND(送信側トランスポン
ダ)3と、OMUX(光多重部)4と、ブースタアンプ
(BA)5と、ILA(インラインアンプ#n)6と、
PA(プリアンプ)7と、ODMUX(光分離部)8
と、B1モニタ点BであるRXPND(受信側トランス
ポンダ)9と、B1モニタ点DであるSDH端局10
と、B1モニタ点FであるSDH中継局11とを有して
構成される。
本発明の実施形態を示す。図1において、本実施形態で
あるD−WDMシステムは、B1モニタ点EであるSD
H中継局1と、B1モニタ点CであるSDH端局2と、
B1モニタ点AであるTXPND(送信側トランスポン
ダ)3と、OMUX(光多重部)4と、ブースタアンプ
(BA)5と、ILA(インラインアンプ#n)6と、
PA(プリアンプ)7と、ODMUX(光分離部)8
と、B1モニタ点BであるRXPND(受信側トランス
ポンダ)9と、B1モニタ点DであるSDH端局10
と、B1モニタ点FであるSDH中継局11とを有して
構成される。
【0017】なお、図1に記載の”障害点1”および”
障害点2”は、上記構成のD−WDMシステムにおける
障害の発生例を示している。これらの条件において、以
下に動作例を説明する。
障害点2”は、上記構成のD−WDMシステムにおける
障害の発生例を示している。これらの条件において、以
下に動作例を説明する。
【0018】TXPND(送信側トランスポンダ)3
は、チャネル毎の光入力信号を波長多重に適した波長に
変換する。OMUX(光多重部)4は、変換されたチャ
ネル毎の光信号の光多重を行う。ODMUX(光分離
部)8は、光多重された光信号をチャネル毎の光信号へ
光分離する。RXPND(受信側トランスポンダ)9
は、チャネル毎の光入力信号を受信するために調整され
たO/Eを持ち波長変換を行い、このチャネル毎の光出
力信号とする。
は、チャネル毎の光入力信号を波長多重に適した波長に
変換する。OMUX(光多重部)4は、変換されたチャ
ネル毎の光信号の光多重を行う。ODMUX(光分離
部)8は、光多重された光信号をチャネル毎の光信号へ
光分離する。RXPND(受信側トランスポンダ)9
は、チャネル毎の光入力信号を受信するために調整され
たO/Eを持ち波長変換を行い、このチャネル毎の光出
力信号とする。
【0019】また、図2は、本発明の要部であるTXP
ND(送信側トランスポンダ)及びRXPND(受信側
トランスポンダ)の構成例を示している。図2におい
て、本実施形態に適用されるTXPND(送信側トラン
スポンダ)3及びRXPND(受信側トランスポンダ)
9は、光/電信号変換するO/E変換部21と、電/光
信号変換するE/O変換部22と、電気信号へ変換され
た信号のオーバーヘッド部を取り出すOH分離部23
と、B1エラーカウント部24と、アラーム/制御処理
部25とを有して構成される。
ND(送信側トランスポンダ)及びRXPND(受信側
トランスポンダ)の構成例を示している。図2におい
て、本実施形態に適用されるTXPND(送信側トラン
スポンダ)3及びRXPND(受信側トランスポンダ)
9は、光/電信号変換するO/E変換部21と、電/光
信号変換するE/O変換部22と、電気信号へ変換され
た信号のオーバーヘッド部を取り出すOH分離部23
と、B1エラーカウント部24と、アラーム/制御処理
部25とを有して構成される。
【0020】図1に示した本発明の実施形態であるD−
WDMシステムにおいて、SDH端局2から出力された
光信号は、TXPND(送信側トランスポンダ)3に
て、一旦光信号から電気信号に戻され、再び光信号に変
換するときに波長多重に適した波長に変換される。他の
チャネルも同様の波長変換を行いOMUX(光多重部)
4にて最大nチャネルの光多重が行われる。光多重され
た光信号は、BA(ブースタアンプ)5、ILA(イン
ラインアンプ)6、PA(プリアンプ)7で光のまま増
幅され長距離伝送後、ODMUX(光分離部)8で各チ
ャネルに光分離され、RXPND(受信側トランスポン
ダ)9へ出力され、そこで波長変換された後、SDH端
局10へ出力される。
WDMシステムにおいて、SDH端局2から出力された
光信号は、TXPND(送信側トランスポンダ)3に
て、一旦光信号から電気信号に戻され、再び光信号に変
換するときに波長多重に適した波長に変換される。他の
チャネルも同様の波長変換を行いOMUX(光多重部)
4にて最大nチャネルの光多重が行われる。光多重され
た光信号は、BA(ブースタアンプ)5、ILA(イン
ラインアンプ)6、PA(プリアンプ)7で光のまま増
幅され長距離伝送後、ODMUX(光分離部)8で各チ
ャネルに光分離され、RXPND(受信側トランスポン
ダ)9へ出力され、そこで波長変換された後、SDH端
局10へ出力される。
【0021】図2に示すように、TXPND3及びRX
PND9は、機能的には同一ブロック図で表すことがで
きる。まず、入力された光信号(TXPND3:SDH
端局2から/RXPND9:ODMUX8から)は、一
旦O/E変換部21にて電気信号に戻され、2系統の出
力に分離され、一つはE/O変換部22へ、もう一つは
OH分離部23へ出力される。
PND9は、機能的には同一ブロック図で表すことがで
きる。まず、入力された光信号(TXPND3:SDH
端局2から/RXPND9:ODMUX8から)は、一
旦O/E変換部21にて電気信号に戻され、2系統の出
力に分離され、一つはE/O変換部22へ、もう一つは
OH分離部23へ出力される。
【0022】OH分離部23では、オーバーヘッド部分
のB1バイト情報を取り出し、その情報と実際に送られ
てきた信号のパリティ値とが一致するかどうかをB1エ
ラーカウント部24にて比較し、エラーをカウントす
る。カウントされたB1エラー情報は、TXPND3及
びRXPND9のアラーム/制御処理部25にて収集さ
れ、装置全体の監視部へ送られる。
のB1バイト情報を取り出し、その情報と実際に送られ
てきた信号のパリティ値とが一致するかどうかをB1エ
ラーカウント部24にて比較し、エラーをカウントす
る。カウントされたB1エラー情報は、TXPND3及
びRXPND9のアラーム/制御処理部25にて収集さ
れ、装置全体の監視部へ送られる。
【0023】(実施形態の動作)図1を参照して本発明
の実施形態の動作例を説明する。各SDH装置2、10
は、ITU/BELLCOREの規格によりB1モニタ
/生成の機能を有している。また、本発明によるD−W
DMシステムもB1モニタの機能を有している。これに
より、例えば障害点1にて何らかの伝送障害が発生した
場合には、B1モニタ点CとAのB1を観測することに
より、D−WDMシステム入力部より上流側に障害点が
あることを特定でき、障害点の切り分けができる。
の実施形態の動作例を説明する。各SDH装置2、10
は、ITU/BELLCOREの規格によりB1モニタ
/生成の機能を有している。また、本発明によるD−W
DMシステムもB1モニタの機能を有している。これに
より、例えば障害点1にて何らかの伝送障害が発生した
場合には、B1モニタ点CとAのB1を観測することに
より、D−WDMシステム入力部より上流側に障害点が
あることを特定でき、障害点の切り分けができる。
【0024】D−WDMシステム内(障害点2)で障害
が発生した場合も、B1モニタ点AとB1モニタ点Bと
を観測することにより、障害点2がD−WDM内に有る
ことを特定できる。
が発生した場合も、B1モニタ点AとB1モニタ点Bと
を観測することにより、障害点2がD−WDM内に有る
ことを特定できる。
【0025】(効果)上記の実施形態による効果は、D
−WDMシステムの入力部・出力部で伝送信号のパリテ
ィ値モニタを行うことにより、障害点がD−WDM内に
在るのか、またはそれ以外のいずれのチャネルに在るの
かを切り分けることが可能となる。これにより、伝送路
における障害点を特定でき、伝送路の保守・品質保持に
優位性を示すことができる。
−WDMシステムの入力部・出力部で伝送信号のパリテ
ィ値モニタを行うことにより、障害点がD−WDM内に
在るのか、またはそれ以外のいずれのチャネルに在るの
かを切り分けることが可能となる。これにより、伝送路
における障害点を特定でき、伝送路の保守・品質保持に
優位性を示すことができる。
【0026】尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施
の一例である。但し、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施
が可能である。
の一例である。但し、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施
が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
D−WDMシステムにおける障害切り分け装置は、チャ
ネル毎の光入力信号を波長多重に適した波長に変換さ
れ、チャネル毎の光信号の光多重を行う。光多重された
光信号をチャネル毎の光信号へ光分離し、チャネル毎の
光入力信号に対応する波長の光信号に波長変換を行う。
よって、光多重部と光分離部との間のモニタチェックか
ら、伝送路障害点の特定およびチャネル毎の光入力信号
の障害発生個所の識別が可能となる。
D−WDMシステムにおける障害切り分け装置は、チャ
ネル毎の光入力信号を波長多重に適した波長に変換さ
れ、チャネル毎の光信号の光多重を行う。光多重された
光信号をチャネル毎の光信号へ光分離し、チャネル毎の
光入力信号に対応する波長の光信号に波長変換を行う。
よって、光多重部と光分離部との間のモニタチェックか
ら、伝送路障害点の特定およびチャネル毎の光入力信号
の障害発生個所の識別が可能となる。
【図1】本発明のD−WDMシステムにおける障害切り
分け装置の実施形態を説明するためのD−WDMシステ
ムの構成図である。
分け装置の実施形態を説明するためのD−WDMシステ
ムの構成図である。
【図2】本発明の実施形態におけるTXPND/RXP
NDの構成例を示す図である。
NDの構成例を示す図である。
1 SDH中継局 2 SDH端局 3 TXPND(送信側トランスポンダ) 4 OMUX(光多重部)) 5 BA(ブースタアンプ) 6 ILA(インラインアンプ#n) 7 PA(プリアンプ) 8 ODMUX(光分離部) 9 RXPND(受信側トランスポンダ) 10 SDH端局 11 SDH中継局 21 O/E変換部 22 E/O変換部 23 OH分離部 24 B1エラーカウント部 25 アラーム/制御処理部
Claims (7)
- 【請求項1】 チャネル毎の光入力信号を波長多重に適
した波長に変換する送信側トランスポンダと、 該送信側トランスポンダにより変換された前記チャネル
毎の光入力信号の光多重を行う光多重部と、 前記光多重部により光多重された前記光入力信号をチャ
ネル毎の光信号へ光分離する光分離部と、 前記チャネル毎の光入力信号を受信するために調整され
たO/Eを持ち波長変換を行い前記チャネル毎の光出力
信号とする受信側トランスポンダとを有し、 前記光多重部と前記光分離部との間において、前記チャ
ネル毎の光入力信号のモニタチェックを可能としたこと
を特徴とするD−WDMシステムにおける障害切り分け
装置。 - 【請求項2】 前記D−WDMシステムにおける障害切
り分け装置は、さらに、前記光多重部と前記光分離部と
の間に、ブースタアンプと、インラインアンプと、プリ
アンプとを有して構成されていることを特徴とする請求
項1記載のD−WDMシステムにおける障害切り分け装
置。 - 【請求項3】 前記送信側トランスポンダおよび/また
は前記受信側トランスポンダは、光信号/電気信号変換
するO/E変換部と、 該O/E変換部の後段に電気信号/光信号変換するE/
O変換部とを有していることを特徴とする請求項1また
は2記載のD−WDMシステムにおける障害切り分け装
置。 - 【請求項4】 前記O/E変換部からは、変換後の二つ
の電気信号が出力され、これらの一方は前記E/O変換
部へ出力され、他方は前記モニタチェックに用いられる
ことを特徴とする請求項3記載のD−WDMシステムに
おける障害切り分け装置。 - 【請求項5】 前記送信側トランスポンダおよび/また
は前記受信側トランスポンダは、さらに、光信号を分離
するOH分離部とB1エラーカウント部とアラーム/制
御処理部とを有して構成されていることを特徴とする請
求項3または4記載のD−WDMシステムにおける障害
切り分け装置。 - 【請求項6】 前記OH分離部が、オーバーヘッド部分
のB1バイト情報を取り出し、前記B1エラーカウント
部が前記B1バイト情報と実際に送られてきた信号のパ
リティ値とが一致するかどうかを比較し、エラーをカウ
ントすることを特徴とする請求項5記載のD−WDMシ
ステムにおける障害切り分け装置。 - 【請求項7】 前記B1エラーカウント部によりカウン
トされたB1エラー情報は、前記アラーム/制御処理部
にて収集されて出力され、モニタチェックに用いられる
ことを特徴とする請求項6記載のD−WDMシステムに
おける障害切り分け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10118655A JPH11313032A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | D−wdmシステムにおける障害切り分け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10118655A JPH11313032A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | D−wdmシステムにおける障害切り分け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11313032A true JPH11313032A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14741948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10118655A Pending JPH11313032A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | D−wdmシステムにおける障害切り分け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11313032A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001028567A (ja) * | 1999-07-14 | 2001-01-30 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光波長変換装置および光通信システム |
WO2004010620A1 (ja) * | 2002-07-18 | 2004-01-29 | Fujitsu Limited | 光伝送装置 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP10118655A patent/JPH11313032A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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