JP2003298514A - 光受信装置、光送信装置、光送受信装置及び光伝送システム - Google Patents

光受信装置、光送信装置、光送受信装置及び光伝送システム

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JP2003298514A
JP2003298514A JP2002097822A JP2002097822A JP2003298514A JP 2003298514 A JP2003298514 A JP 2003298514A JP 2002097822 A JP2002097822 A JP 2002097822A JP 2002097822 A JP2002097822 A JP 2002097822A JP 2003298514 A JP2003298514 A JP 2003298514A
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signal
optical fiber
wavelength
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Seiichirou Kawashima
勢一郎 川島
Giichi Ishii
義一 石井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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    • GPHYSICS
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波長分離多重光伝送システムにおいて、波長
数の増加とともに増大する波長分離多重カプラの数の増
加に伴う装置の大型化を防ぎ、実装工数の削減による低
コスト化を図る。 【解決手段】 波長分離多重素子と受光素子により成る
WDM受光モジュール101,102,103,104を
順次接続することにより、入力される4種類の波長の光
信号を分離し、電気信号に変換することで波長分離とデ
ータ再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の信号形式を波
長多重することで伝送するために用いる光受信装置、光
送信装置、光送受信装置及び光伝送システムに関し、特
にサービス多重伝送システム、一芯双方向光伝送システ
ム、波長多重光伝送システム、波長多重光送受信装置、
波長多重光受信装置、波長多重光送信装置として構成で
きるものに関する。
【0002】
【従来の技術】図29に、この種の波長多重光受信装置
のブロック図を、図30に、この種の波長多重光受信装
置に用いる受光モジュールのブロック図を、図31に、
この種の波長多重光送信装置のブロック図を、図32
に、この種の波長多重光送信装置に用いる送信モジュー
ルを、図33に、この種の波長多重光送受信装置のブロ
ック図をそれぞれ示す。なお、本来この種の波長多重光
受信装置の波長多重数や入出力データの種類は任意であ
るが、説明の簡略化のために今後、波長多重数が4、入
出力データの種類が4の場合を図示し、説明する。波長
多重数と入出力データの種類を4より増やすことは容易
に推定可能であり、実現も容易である。
【0003】図29において、伝送用光ファイバ1には
4種類の波長(λ1,λ2,λ3,λ4)の光信号が多重され
ておりWDM光受信装置2924に入力される。291
6,2917,2918,2919,2920,292
1,2922は装置内接続用光ファイバであり、本装置
内の構成要素間を光学的に接続するものである。292
3は波長分離多重部であり、入力される4種類の波長の
光信号を各波長ごとに4つの装置内接続用光ファイバに
分離して出力する。2913,2914,2915は波
長分離多重カプラであり、波長分離多重カプラ2913
は入力されるλ1,λ2,λ3,λ4の波長の光信号をλ1,λ2
の波長の光信号とλ3,λ4の波長の光信号に分離して出
力し、波長分離多重カプラ2914は入力されるλ1,λ
2の波長の光信号をλ1の波長の光信号とλ2の波長の光
信号に分離して出力し、波長分離多重カプラ2915は
入力されるλ3,λ4の波長の光信号をλ3の波長の光信号
とλ4の波長の光信号に分離して出力する。
【0004】受光モジュール2901,2902,29
03,2904は、入力される光信号電力に応じた電流
信号を出力する。受光モジュール用電気処理回路(単に
電気処理回路又は電気回路ともいう)2905,290
6,2907,2908は、受光モジュール2901,
2902,2903,2904が出力する電流信号を要
求される信号形式や信号レベルに変換する。光受信部2
909,2910,2911,2912は、受光モジュ
ール2901,2902,2903,2904と電気処
理回路2905,2906,2907,2908により
構成される。電気コネクタ15,16,17,18が外
部に信号を出力するために設けられている。図30の3
004は装置内接続用光ファイバであり、3001は受
光素子であり、3002は電気配線用リードである。受
光素子(PD)3001は装置内接続用光ファイバ30
04と光学的に結合され、電気配線用リード3002と
電気的に結合され、受光モジュール3003を構成して
いる。
【0005】図31の3124はWDM光送信装置であ
る。WDM光送信装置3124は、伝送用光ファイバ1
に4種類の波長(λ5,λ6,λ7,λ8)の光信号を多重し
出力する。3116,3117,3118,3119,
3120,3121,3122は装置内接続用光ファイ
バであり、本装置内の構成要素間を接続するものであ
る。3123は波長分離多重部であり、3119,31
20,3121,3122の4つの装置内接続用光ファ
イバから入力される光信号を波長多重して出力する。3
113,3114,3115は波長分離多重カプラであ
り、波長分離多重カプラ3113は入力されるλ5,λ6
の波長の光信号とλ7,λ8の波長の光信号を多重してλ
5,λ6,λ7,λ8の波長の光信号を出力し、波長分離多重
カプラ3114は入力されるλ5の波長の光信号とλ6の
波長の光信号を多重してλ5,λ6の波長の光信号を出力
し、波長分離多重カプラ3115は入力されるλ7の波
長の光信号とλ8の波長の光信号を多重してλ7,λ8の波
長の光信号を出力する。3101,3102,310
3,3104は送信モジュールであり、入力される電流
に応じた光信号を出力する。3105,3106,31
07,3108は送信モジュール用電気処理回路(単に
電気処理回路又は電気回路ともいう)であり、送信モジ
ュール3101,3102,3103,3104が必要
とする電流信号に入力される信号形式や信号レベルから
変換する。3109,3110,3111,3112は
光送信部であり、送信モジュール3101,3102,
3103,3104と電気処理回路3105,310
6,3107,3108により構成される。36,3
7,38,39は電気コネクタである。図32の320
4は装置内接続用光ファイバであり、3201は発光素
子(LD)であり、3203は電気配線用リードであ
る。発光素子3201は装置内接続用光ファイバ320
4と光学的に結合され、電気配線用リード3203と電
気的に結合され、送信モジュール3202を構成してい
る。
【0006】図33の3328はWDM光送受信装置で
ある。WDM光送受信装置3328は、伝送用光ファイ
バ1から4種類の波長(λ1,λ2,λ3,λ4)が入力され
るとともに伝送用光ファイバ1に4種類の波長(λ5,λ
6,λ7,λ8)の光信号を多重し出力する。3312,3
313,3314,3315,3316,3317,3
318,3319,3320,3321,3322,3
323,3324,3325,3326は装置内接続用
光ファイバであり、本装置内の構成要素間を光学的に接
続するものである。2901,2902,2903,2
904は受光モジュールであり、入力された光信号電力
に応じた電流を出力する。3101,3102,310
3,3104は送信モジュールであり、入力される電流
に応じた光信号を出力する。2905,2906,29
07,2908は受光モジュール用電気処理回路(単に
電気処理回路又は電気回路ともいう)である。330
1,3302,3303,3304は光送受信部であ
り、受光モジュール2901,2902,2903,2
904と送信モジュール3101,3102,310
3,3104と電気処理回路2905,2906,29
07,2908,3105,3106,3107,31
08により構成される。3327は波長分離多重部であ
り、入力された4種類の波長の光信号を各波長ごとに4
つの装置内接続用光ファイバ3319,3321,33
23,3325に出力するとともに、4つの装置内接続
用光ファイバ3320,3322,3324,3326
から入力される光信号を波長多重して出力する。
【0007】3305,3306,3307,330
8,3309,3310,3311は波長分離多重カプ
ラであり、波長分離多重カプラ3305は装置内接続用
光ファイバ3312から入力されるλ1,λ2,λ3,λ4の
波長の光信号をλ1,λ2の波長の光信号とλ3,λ4の波長
の光信号に分離するとともに装置内接続用光ファイバ3
313から入力されるλ5,λ6の波長の光信号と装置内
接続用光ファイバ3314から入力されるλ7,λ8の波
長の光信号を多重してλ5,λ6,λ7,λ8の波長の光信号
を装置内接続用光ファイバ3312へ出力し、波長分離
多重カプラ3306は装置内接続用光ファイバ3313
から入力されるλ1,λ2の波長の光信号をλ1の波長の光
信号とλ2の波長の光信号に分離するとともに装置内接
続用光ファイバ3315から入力されるλ5の波長の光
信号と装置内接続用光ファイバ3316から入力される
λ6の波長の光信号を多重してλ5,λ6の波長の光信号を
装置内接続用光ファイバ3313へ出力し、波長分離多
重カプラ3307は装置内接続用光ファイバ3314か
ら入力されるλ3,λ4の光信号をλ3の波長の光信号とλ
4の波長の光信号に分離するとともに装置内接続用光フ
ァイバ3317から入力されるλ7の波長の光信号と装
置内接続用光ファイバ3318から入力されるλ8の波
長の光信号を多重してλ7,λ8の波長の光信号を装置内
接続用光ファイバ3314へ出力し、波長分離多重カプ
ラ3308は装置内接続用光ファイバ3315から入力
されるλ1の波長の光信号を光送受信部3301へ出力
するとともに光送受信部3301からのλ5の波長の光
信号入力を装置内接続用光ファイバ3315へ出力し、
波長分離多重カプラ3309は装置内接続用光ファイバ
3316から入力されるλ2の波長の光信号を光送受信
部3302へ出力するとともに光送受信部3302から
のλ6の波長の光信号入力を装置内接続用光ファイバ3
316へ出力し、波長分離多重カプラ3310は装置内
接続用光ファイバ3317から入力されるλ3の波長の
光信号を光送受信部3303へ出力するとともに光送受
信部3303からのλ7の波長の光信号入力を装置内接
続用光ファイバ3317へ出力し、波長分離多重カプラ
3311は装置内接続用光ファイバ3318から入力さ
れるλ4の波長の光信号を光送受信部3304へ出力す
るとともに光送受信部3304からのλ8の波長の光信
号入力を装置内接続用光ファイバ3318へ出力する。
15,16,17,18,36,37,38,39は電
気コネクタである。
【0008】次に動作について説明する。図29のWD
M光受信装置2924に入力されるλ1,λ2,λ3,λ4の
4種類の波長の光信号は波長分離多重部2923により
波長ごとに分離され、λ1の波長の光信号は光受信部2
909に入力され、λ2の波長の光信号は光受信部29
10に入力され、λ3の波長の光信号は光受信部291
1に入力され、λ4の波長の光信号は光受信部2912
に入力される。光受信部2909,2910,291
1,2912では受光モジュール2901,2902,
2903,2904により電気信号に変換され、電気処
理回路2905,2906,2907,2908によっ
て要求される信号形式と信号レベルに変換しDATA
1,DATA2,DATA3,DATA4を出力する。
図31の光送信装置3124に入力されるDATA5,
DATA6,DATA7,DATA8は光送信部310
9,3110,3111,3112によってそれぞれ波
長λ5,λ6,λ7,λ8の光信号に変換される。波長λ5と波
長λ6の光信号は波長分離多重カプラ3114により多
重され波長分離多重カプラ3113へ出力される。波長
λ7と波長λ8の光信号は波長分離多重カプラ3115に
より多重され波長分離多重カプラ3113へ出力され
る。波長分離多重カプラ3113は、入力される波長λ
5と波長λ6と波長λ7と波長λ8の光信号を多重し、光コ
ネクタ19を通して伝送用光ファイバ1に出力される。
図33の光送受信装置3328に入力されるλ1,λ2,λ
3,λ4の4種類の波長の光信号は波長分離多重部332
7により波長ごとに分離され、λ1の波長の光信号は光
送受信部3301に入力され、λ2の波長の光信号は光
送受信部3302に入力され、λ3の波長の光信号は光
送受信部3303に入力され、λ4の波長の光信号は光
送受信部3304に入力される。光送受信部3301,
3302,3303,3304では受光モジュール29
01,2902,2903,2904により電気信号に
変換され、電気処理回路2905,2906,290
7,2908によって要求される信号形式と信号レベル
に変換しDATA1,DATA2,DATA3,DAT
A4を出力する。一方、光送受信装置3328に入力さ
れるDATA5,DATA6,DATA7,DATA8
は光送受信部3301,3302,3303,3304
によってそれぞれ波長λ5,λ6,λ7,λ8の光信号に変換
される。波長λ5と波長λ6と波長λ7と波長λ8の光信号
は波長分離多重部3327により多重され、伝送用光フ
ァイバ1に出力される。
【0009】このように、上記従来の光受信装置でも複
数の波長の光信号から各波長のデータを分離して出力す
ることができ、上記従来の光送信装置でも複数の電気信
号を異なる波長の光信号に変換し伝送することができ、
上記従来の光送受信装置でも複数の波長の光信号から各
波長のデータの分離と複数の電気信号を異なる波長の光
信号に変換し多重伝送することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光受信装置、光送信装置、光送受信装置では、多重
数が増えると波長分離多重部内の波長分離多重カプラの
数が増え、装置内配線用光ファイバの増加と相まって装
置が大型化するという問題があった。本発明は、このよ
うな従来の問題を解決するものであり、装置を大型化す
ることなく多重数を増加することができる優れた波長多
重伝送装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、受光モジュールと送信モジュール内に誘
電体多層膜などを材料とした波長分離多重素子を内蔵
し、各受光モジュールや送信モジュールを順次接続する
ことで多重数の増加にともなう波長分離多重カプラの数
の増加を抑制するようにしたものである。したがって、
請求項1に記載の本発明によれば、多重数の増加に伴う
波長分離多重カプラの増加を抑え、装置の小型化が可能
となり、さらに装置内接続用光ファイバの増加も抑制さ
れるため、組み立て時の煩雑さも抑制され低コスト化が
可能となる。すなわち、本発明によれば、特定の波長の
光信号を透過し前記特定の波長以外の光信号を反射する
波長多重分離素子と、前記波長多重分離素子の出力光を
電気信号に変換する受光素子とを有する受信モジュール
と、前記受信モジュールの出力電気信号を所定の形式及
び/又はレベルに変換して出力する電気回路とをそれぞ
れ有する第1から第n(nは2以上の整数)光受信部
と、前記第1から第n光受信部の波長多重分離素子を順
次接続するとともに、前記第1光受信部の波長多重分離
素子を光コネクタに接続する光ファイバ手段とを、有す
る光受信装置が提供される。
【0012】また請求項2に記載の本発明によれば、前
記特定の波長が前記第1から第n光受信部の波長多重分
離素子で、それぞれ異なる請求項1に記載の光受信装置
が提供される。
【0013】また請求項3に記載の本発明によれば、入
力される電気信号を所定の形式及び/又はレベルに変換
して出力する電気回路と、前記電気回路の出力電気信号
を光信号に変換する発光素子と前記発光素子の光出力部
に特定の波長の光信号を透過し前記特定の波長以外の光
信号を反射する波長多重分離素子と前記波長多重分離素
子に入力用光ファイバと出力用光ファイバを光学的に結
合する光結合部を1つのモジュール内に装備した送信モ
ジュールとをそれぞれ有する第1から第n(nは2以上
の整数)光送信部と、前記第1から第n光送信部の光結
合部を順次接続するとともに、前記第1光送信部の光結
合部を光コネクタに接続する光ファイバ手段とを、有す
る光送信装置が提供される。
【0014】また請求項4に記載の本発明によれば、前
記特定の波長が前記第1から第n光送信部の波長多重分
離素子で、それぞれ異なる請求項3に記載の光送信装置
が提供される。
【0015】また請求項5に記載の本発明によれば、特
定の波長の光信号を透過し前記特定の波長以外の光信号
を反射する波長多重分離素子と、前記波長多重分離素子
の出力光を電気信号に変換する受光素子とを有する受信
モジュールと、前記受信モジュールの出力電気信号を所
定の形式及び/又はレベルに変換して出力する電気回路
とをそれぞれ有する第1から第n(nは2以上の整数)
光受信部と、入力される電気信号を所定の形式及び/又
はレベルに変換して出力する電気回路と、前記電気回路
の出力電気信号を光信号に変換する発光素子と前記発光
素子の光出力部に特定の波長の光信号を透過し前記特定
の波長以外の光信号を反射する波長多重分離素子と前記
波長多重分離素子に入力用光ファイバと出力用光ファイ
バを光学的に結合する光結合部を1つのモジュール内に
装備した送信モジュールとをそれぞれ有する第1から第
n(nは2以上の整数)光送信部と、前記第1光受信部
の波長多重分離素子を前記第1光送信部の光結合部に接
続し、前記第1光送信部の光結合部を前記第2光受信部
の波長多重分離素子に接続し、以下順次同様の接続を行
うとともに、前記第1光受信部の波長多重分離素子を光
コネクタに接続する光ファイバ手段とを、有する光送受
信装置が提供される。
【0016】また請求項6に記載の本発明によれば、
(a)入力される電気信号を所定の形式及び/又はレベ
ルに変換して出力する電気回路と、前記電気回路の出力
電気信号を光信号に変換する発光素子と前記発光素子の
光出力部に特定の波長の光信号を透過し前記特定の波長
以外の光信号を反射する波長多重分離素子と前記波長多
重分離素子に入力用光ファイバと出力用光ファイバを光
学的に結合する光結合部を1つのモジュール内に装備し
た送信モジュールとをそれぞれ有する第1から第n(n
は2以上の整数)光送信部と、前記第1から第n光送信
部の光結合部を順次接続するとともに、前記第1光送信
部の光結合部を光コネクタに接続する光ファイバ手段と
を、有する光送信装置と、(b)特定の波長の光信号を
透過し前記特定の波長以外の光信号を反射する波長多重
分離素子と、前記波長多重分離素子の出力光を電気信号
に変換する受光素子とを有する受信モジュールと、前記
受信モジュールの出力電気信号を所定の形式及び/又は
レベルに変換して出力する電気回路とをそれぞれ有する
第1から第n(nは2以上の整数)光受信部と、前記第
1から第n光受信部の波長多重分離素子を順次接続する
とともに、前記第1光受信部の波長多重分離素子を光コ
ネクタに接続する光ファイバ手段とを、有する光受信装
置と、(c)前記光送信装置と前記光受信装置の間に設
けられた伝送用光ファイバとを、有し、複数の異なる信
号形式のデータを波長多重信号により伝送するよう構成
された光伝送システムが提供される。
【0017】また請求項7に記載の本発明によれば、
(a)特定の波長の光信号を透過し前記特定の波長以外
の光信号を反射する波長多重分離素子と、前記波長多重
分離素子の出力光を電気信号に変換する受光素子とを有
する受信モジュールと、前記受信モジュールの出力電気
信号を所定の形式及び/又はレベルに変換して出力する
電気回路とをそれぞれ有する第1から第n(nは2以上
の整数)光受信部と、入力される電気信号を所定の形式
及び/又はレベルに変換して出力する電気回路と、前記
電気回路の出力電気信号を光信号に変換する発光素子と
前記発光素子の光出力部に特定の波長の光信号を透過し
前記特定の波長以外の光信号を反射する波長多重分離素
子と前記波長多重分離素子に入力用光ファイバと出力用
光ファイバを光学的に結合する光結合部を1つのモジュ
ール内に装備した送信モジュールとをそれぞれ有する第
1から第n(nは2以上の整数)光送信部と、前記第1
光受信部の波長多重分離素子を前記第1光送信部の光結
合部に接続し、前記第1光送信部の光結合部を前記第2
光受信部の波長多重分離素子に接続し、以下順次同様の
接続を行うとともに、前記第1光受信部の波長多重分離
素子を光コネクタに接続する光ファイバ手段とを、有す
る第1光送受信装置と、(b)前記第1光送受信装置と
同様の構成を有する第2光送受信装置と、(c)前記第
1光送受信装置と前記第2光送受信装置を相互に接続す
る単一の伝送用光ファイバとを、有し、複数の異なる信
号形式のデータを波長多重信号により双方向伝送するよ
う構成された光伝送システムが提供される。
【0018】また請求項8に記載の本発明によれば、特
定の波長の光信号を透過し前記特定の波長以外の光信号
を反射する波長多重分離素子と、前記波長多重分離素子
の出力光を電気信号に変換する受光素子とを有する受信
モジュールと、前記受信モジュールの出力電気信号を所
定の形式及び/又はレベルに変換して出力する電気回路
とをそれぞれ有する第1から第n(nは2以上の整数)
光受信部と、入力される電気信号を所定の形式及び/又
はレベルに変換して出力する電気回路と、前記電気回路
の出力電気信号を光信号に変換する発光素子と前記発光
素子の光出力部に特定の波長の光信号を透過し前記特定
の波長以外の光信号を反射する波長多重分離素子と前記
波長多重分離素子に入力用光ファイバと出力用光ファイ
バを光学的に結合する光結合部を1つのモジュール内に
装備した送信モジュールとをそれぞれ有する第1から第
n(nは2以上の整数)光送信部と、前記第1から第n
光受信部の波長多重分離素子を順次接続するとともに、
前記第1光受信部の波長多重分離素子を前記第n光送信
部の光結合部に接続する第1光ファイバ手段と、前記第
1から第n光送信部の光結合部を順次接続するととも
に、前記第1光送信部の光結合部を光コネクタに接続す
る第2光ファイバ手段とを、有し、光出力レベルが大き
な前記光送信部の出力光が前記光受信部に入力されるこ
とを防ぐよう構成した光送受信装置が提供される。
【0019】また請求項9に記載の本発明によれば、特
定の波長の光信号を透過し前記特定の波長以外の光信号
を反射する波長多重分離素子と、前記波長多重分離素子
の出力光を電気信号に変換する受光素子とを有する受信
モジュールと、前記受信モジュールの出力電気信号を所
定の形式及び/又はレベルに変換して出力する電気回路
とをそれぞれ有する第1から第n(nは2以上の整数)
光受信部と、入力される電気信号を所定の形式及び/又
はレベルに変換して出力する電気回路と、前記電気回路
の出力電気信号を光信号に変換する発光素子と前記発光
素子の光出力部に特定の波長の光信号を透過し前記特定
の波長以外の光信号を反射する波長多重分離素子と前記
波長多重分離素子に入力用光ファイバと出力用光ファイ
バを光学的に結合する光結合部を1つのモジュール内に
装備した送信モジュールとをそれぞれ有する第1から第
n(nは2以上の整数)光送信部と、前記第1から第n
光受信部の波長多重分離素子を順次接続するとともに、
前記第1光受信部の波長多重分離素子を前記第n光送信
部の光結合部に接続する第1光ファイバ手段と、前記第
1から第n光送信部の光結合部を順次接続するととも
に、前記第1光送信部の光結合部を光コネクタに接続す
る第2光ファイバ手段とを、有し、光出力レベルが大き
な前記光送信部の出力光が前記光受信部に入力されるこ
とを防ぐよう構成した第1光送受信装置と、前記第1光
送受信装置と同様の構成を有する第2光送受信装置と、
前記第1光送受信装置と前記第2光送受信装置を相互に
接続する単一の伝送用光ファイバとを、有し、複数の異
なる信号形式のデータを波長多重信号により双方向伝送
するよう構成された光伝送システムが提供される。
【0020】また請求項10に記載の本発明によれば、
前記第1光送受信装置の前記第1から第n光受信部の波
長多重分離素子の前記特定の波長が、それぞれ異なり、
かつ前記第2光送受信装置の前記第nから第1光送信部
の波長多重分離素子の前記特定の波長と同一に設定され
ている請求項9に記載の光伝送システムが提供される。
【0021】また請求項11に記載の本発明によれば、
前記第1光送受信装置における前記第1から第n光受信
部における前記特定の波長が、それぞれ異なり、かつ前
記第2光送受信装置の前記第nから第1光送信部の波長
多重分離素子の前記特定の波長と同一に設定されてい
て、さらに、前記第1光送受信装置における前記第1か
ら第n光送信部における前記特定の波長が、それぞれ異
なり、かつ前記第2光送受信装置の前記第nから第1光
送信部の波長多重分離素子の前記特定の波長と同一に設
定されている請求項9に記載の光伝送システムが提供さ
れる。
【0022】また請求項12に記載の本発明によれば、
光受信装置において、伝送用光ファイバから入力される
光信号を二分岐する光カプラと、受光素子と前記受光素
子の光入力部に2つの波長多重分離素子と前記2つの波
長多重分離素子に入力用光ファイバと出力用光ファイバ
を一対として二対の光ファイバを光学的に結合する2つ
の光結合部を1つのモジュール内に装備した受信モジュ
ールと前記受信モジュールの出力電気信号を要求される
信号形式や信号レベルに変換し出力する電気処理回路を
備えた光受信部を複数有し、前記光カプラの一方の出力
を第1の光受信部の第1の光ファイバ対の入力用光ファ
イバに接続し、他の光受信部は第1の光ファイバ対によ
り順次接続され、前記光カプラの他方の出力を前記第1
の光ファイバ対を用いた順次接続の最後に位置する光受
信部の第2の光ファイバ対の入力用光ファイバに接続
し、第2の光ファイバ対により順次接続されることで、
光受信部1つが障害を生じ取り外しても他の光受信部に
影響を与えないよう構成されていることを特徴とする光
受信装置が提供される。
【0023】また請求項13に記載の本発明によれば、
光送信装置において、2つの光信号を合波し伝送用光フ
ァイバへ出力する光カプラと、発光素子と前記発光素子
の光出力部に2つの波長多重分離素子と前記2つの波長
多重分離素子に入力用光ファイバと出力用光ファイバを
一対として二対の光ファイバを光学的に結合する2つの
光結合部を1つのモジュール内に装備した送信モジュー
ルと入力される信号形式や信号レベルから前記送信モジ
ュールに必要とする信号に変換する電気処理回路を備え
た光送信部を複数有し、前記光カプラの一方の入力を第
1の光送信部の第1の光ファイバ対の出力用光ファイバ
に接続し、他の光送信部は第1の光ファイバ対により順
次接続され、前記光カプラの他方の入力を前記第1の光
ファイバ対を用いた順次接続の最後に位置する光送信部
の第2の光ファイバ対の出力用光ファイバに接続し、第
2の光ファイバ対により順次接続されることで、光送信
部1つが障害を生じ取り外しても他の光送信部に影響を
与えないよう構成されていることを特徴とする光送信装
置が提供される。
【0024】また請求項14に記載の本発明によれば、
光送受信装置において、伝送用光ファイバから入力光信
号と伝送用光ファイバへの出力光を分波合波する光カプ
ラと、前記光受信部の第1の光ファイバ対の出力用光フ
ァイバと前記光送信部の第1の光ファイバ対の出力用光
ファイバを接続し前記光送信部の第2の光ファイバ対の
出力用光ファイバと前記光受信部の第2の光ファイバ対
の出力用光ファイバを接続した光送受信部を複数有し、
前記光カプラの2入出力のうち一方を前記第1の光送受
信部の第1の光ファイバ対に接続し複数の光送受信部を
第1の光ファイバ対により順次接続し、前記光カプラの
他方を第2の光ファイバ対により順次接続されること
で、光送受信部1つが障害を生じ取り外しても他の光送
受信部に影響を与えないよう構成されていることを特徴
とする光送受信装置が提供される。
【0025】また請求項15に記載の本発明によれば、
光送受信装置において、伝送用光ファイバから入力され
る光信号が有する波長成分により2つの異なる光ファイ
バに分波し2つの異なる光ファイバから入力される波長
成分が異なる光信号を合波する波長分離多重カプラと、
前記波長分離多重カプラの2つの光ファイバに第1、第
2の光カプラを接続し、前記光受信部と前記光送信部を
有した光送受信部を複数有し、前記第1の光カプラの一
方の光ファイバを前記第1の光送受信部の光受信部の第
1の光ファイバ対に接続し複数の光受信部を第1の光フ
ァイバ対により順次接続し、前記第1の光カプラの他方
の光ファイバを前記第1の光ファイバ対により順次接続
された終端の光受信部の第2の光ファイバ対に接続し他
の光受信部を第2の光ファイバ対により順次接続し、前
記第2の光カプラの一方の光ファイバを前記第1の光送
受信部の光送信部の第1の光ファイバ対に接続し複数の
光送信部を第1の光ファイバ対により順次接続し、前記
第2の光カプラの他方の光ファイバを前記第1の光ファ
イバ対により順次接続された終端の光送信部の第2の光
ファイバ対に接続し他の光送信部を第2の光ファイバ対
により順次接続されることで、光送受信部1つが障害を
生じ取り外しても他の光送受信部に影響を与えないよう
構成されていることを特徴とする光送受信装置が提供さ
れる。
【0026】また請求項16に記載の本発明によれば、
光送受信装置において、伝送用光ファイバから入力され
る光信号を二分し伝送用光ファイバへ出力する2つの光
信号を合波する光カプラの2つの異なる光ファイバに第
1、第2の波長分離多重カプラを接続し、前記光受信部
と前記光送信部を有した光送受信部を複数有し、前記第
1の波長分離多重カプラの一方の光ファイバを前記第1
の光送受信部の光受信部の第1の光ファイバ対に接続し
複数の光受信部を第1の光ファイバ対により順次接続
し、前記第2の波長分離多重カプラの一方の光ファイバ
を前記第1の光ファイバ対により順次接続された終端の
光受信部の第2の光ファイバ対に接続し他の光受信部を
第2の光ファイバ対により順次接続し、前記第1の波長
分離多重カプラの他方の光ファイバを前記第1の光送受
信部の光送信部の第1の光ファイバ対に接続し複数の光
送信部を第1の光ファイバ対により順次接続し、前記第
2の波長分離多重カプラの他方の光ファイバを前記第1
の光ファイバ対により順次接続された終端の光送信部の
第2の光ファイバ対に接続し他の光送信部を第2の光フ
ァイバ対により順次接続されることで、光送受信部1つ
が障害を生じ取り外しても他の光送受信部に影響を与え
ないよう構成されていることを特徴とする光送受信装置
が提供される。
【0027】また請求項17に記載の本発明によれば、
2つの光信号を合波し伝送用光ファイバへ出力する光カ
プラと、発光素子と前記発光素子の光出力部に2つの波
長多重分離素子と前記2つの波長多重分離素子に入力用
光ファイバと出力用光ファイバを一対として二対の光フ
ァイバを光学的に結合する2つの光結合部を1つのモジ
ュール内に装備した送信モジュールと入力される信号形
式や信号レベルから前記送信モジュールに必要とする信
号に変換する電気処理回路を備えた光送信部を複数有
し、前記光カプラの一方の入力を第1の光送信部の第1
の光ファイバ対の出力用光ファイバに接続し、他の光送
信部は第1の光ファイバ対により順次接続され、前記光
カプラの他方の入力を前記第1の光ファイバ対を用いた
順次接続の最後に位置する光送信部の第2の光ファイバ
対の出力用光ファイバに接続し、第2の光ファイバ対に
より順次接続されることで、光送信部1つが障害を生じ
取り外しても他の光送信部に影響を与えないよう構成さ
れている光送信装置と、伝送用光ファイバから入力され
る光信号を二分岐する光カプラと、受光素子と前記受光
素子の光入力部に2つの波長多重分離素子と前記2つの
波長多重分離素子に入力用光ファイバと出力用光ファイ
バを一対として二対の光ファイバを光学的に結合する2
つの光結合部を1つのモジュール内に装備した受信モジ
ュールと前記受信モジュールの出力電気信号を要求され
る信号形式や信号レベルに変換し出力する電気処理回路
を備えた光受信部を複数有し、前記光カプラの一方の出
力を第1の光受信部の第1の光ファイバ対の入力用光フ
ァイバに接続し、他の光受信部は第1の光ファイバ対に
より順次接続され、前記光カプラの他方の出力を前記第
1の光ファイバ対を用いた順次接続の最後に位置する光
受信部の第2の光ファイバ対の入力用光ファイバに接続
し、第2の光ファイバ対により順次接続されることで、
光受信部1つが障害を生じ取り外しても他の光受信部に
影響を与えないよう構成されている光受信装置と、前記
第1光送受信装置と前記第2光送受信装置を相互に接続
する単一の伝送用光ファイバとを、有し、複数の異なる
信号形式のデータを波長多重信号により双方向伝送する
よう構成された光伝送システムが提供される。
【0028】また請求項18に記載の本発明によれば、
請求項14又は請求項15又は請求項16に記載の2つ
の光送受信装置を一本の伝送用光ファイバで接続し、複
数の異なる信号形式のデータを波長多重信号により双方
向伝送するよう構成した光伝送システムが提供される。
【0029】また請求項19に記載の本発明によれば、
光送受信装置において、伝送用光ファイバから入力され
る光信号を二分岐する光カプラと、受光素子と発光素子
と前記受光素子の光入力部及び前記発光素子の光出力部
に光信号を合分波する光カプラ素子と2つの波長多重分
離素子と前記2つの波長多重分離素子に入力用光ファイ
バと出力用光ファイバを一対として二対の光ファイバと
二対の光ファイバを光学的に結合する2つの光結合部を
1つのモジュール内に装備した送受信モジュールと前記
送受信モジュールの出力電気信号を要求される信号形式
や信号レベルに変換し出力する電気処理回路と入力され
る電気信号を前記発光素子が必要とする信号に変換する
電気処理回路を備えた光送受信部を複数有し、前記光カ
プラの一方の出力を第1の光送受信部の第1の光ファイ
バ対の入力用光ファイバに接続し、他の光送受信部は第
1の光ファイバ対により順次接続され、前記光カプラの
他方の出力を前記第1の光ファイバ対を用いた順次接続
の最後に位置する光送受信部の第2の光ファイバ対の入
力用光ファイバに接続し、第2の光ファイバ対により順
次接続されることで、光受信部1つが障害を生じ取り外
しても他の光受信部に影響を与えないよう構成したこを
特徴とする小型の光送受信装置が提供される。
【0030】また請求項20に記載の本発明によれば、
伝送用光ファイバから入力される光信号を二分岐する光
カプラと、受光素子と発光素子と前記受光素子の光入力
部及び前記発光素子の光出力部に光信号を合分波する光
カプラ素子と2つの波長多重分離素子と前記2つの波長
多重分離素子に入力用光ファイバと出力用光ファイバを
一対として二対の光ファイバと二対の光ファイバを光学
的に結合する2つの光結合部を1つのモジュール内に装
備した送受信モジュールと前記送受信モジュールの出力
電気信号を要求される信号形式や信号レベルに変換し出
力する電気処理回路と入力される電気信号を前記発光素
子が必要とする信号に変換する電気処理回路を備えた光
送受信部を複数有し、前記光カプラの一方の出力を第1
の光送受信部の第1の光ファイバ対の入力用光ファイバ
に接続し、他の光送受信部は第1の光ファイバ対により
順次接続され、前記光カプラの他方の出力を前記第1の
光ファイバ対を用いた順次接続の最後に位置する光送受
信部の第2の光ファイバ対の入力用光ファイバに接続
し、第2の光ファイバ対により順次接続されることで、
光受信部1つが障害を生じ取り外しても他の光受信部に
影響を与えないよう構成した小型の第1光送受信装置
と、前記第1光送受信装置と同様の構成を有する第2光
送受信装置と、前記第1光送受信装置と前記第2光送受
信装置を相互に接続する単一の伝送用光ファイバとを、
有し、複数の異なる信号形式のデータを波長多重信号に
より双方向伝送するよう構成された光伝送システムが提
供される。
【0031】また請求項21に記載の本発明によれば、
パケット交換を行うIPルータ、周波数多重方式により
多重された複数のチャンネルの映像信号源、ATM信号
を分離多重するATM分離多重装置、STM信号を分離
多重するSTM分離多重装置の少なくとも1つを更に有
し、複数の信号形式の異なるサービスインタフェイシン
グを可能とした請求項7、9、11、18、20のいず
れか1つに記載の光伝送システムが提供される。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、本発明について、図を用い
て説明する。なお、本来この種の波長多重光受信装置の
波長多重数や入出力データの種類は任意であるが、説明
の簡略化のために今後、波長多重数が4、入出力データ
の種類が4の場合を図示し、説明する。波長多重数と入
出力データの種類を4より増やすことは容易に推定可能
であり、実現も容易である。
【0033】図1に、本発明における第1の実施の形態
を示す。図1は、WDM(wavelength division multip
lex: 波長分割多重)光受信装置117を示すブロック
図であり、一端が外部に接続される伝送用光ファイバ1
の他端がWDM光受信装置117に設けられた光コネク
タ19に接続されている。伝送用光ファイバ1には4種
類の異なる波長(λ1,λ2,λ3,λ4)の光信号が多重さ
れており、これらの波長の信号がWDM光受信装置11
7に入力される。装置内接続用光ファイバ113,11
4,115,116が設けられ、、本装置内の構成要素
間を光学的に接続している。この実施の形態では4つの
WDM受光モジュール101,102,103,104
が設けられている。なお、図1に示すように光ファイバ
113,114、115などが、ある素子から次の素子
へ、次の素子から更に別の次の素子へと順次に接続する
接続形態を本明細書では「順次接続」と言う。WDM受
光モジュール101はλ1の波長の光信号電力に応じた
電流信号を出力し、WDM受光モジュール102はλ2
の波長の光信号電力に応じた電流信号を出力し、WDM
受光モジュール103はλ3の波長の光信号電力に応じ
た電流信号を出力し、WDM受光モジュール104はλ
4の波長の光信号電力に応じた電流信号を出力する。
【0034】WDM受光モジュール101の入力用光フ
ァイバである装置内接続用光ファイバ116は光コネク
タ19を介して伝送用光ファイバ1と接続され、WDM
受光モジュール102の入力用光ファイバである装置内
接続用光ファイバ113はWDM受光モジュール101
に接続され、WDM受光モジュール103の入力用光フ
ァイバである装置内接続用光ファイバ114はWDM受
光モジュール102に接続され、WDM受光モジュール
104の入力用光ファイバである装置内接続用光ファイ
バ115はWDM受光モジュール103に接続されてい
る。4つのWDM受光モジュール101,102,10
3,104に対応して4つの電気処理回路(単に電気回
路とも言う)105,106,107,108が設けら
れていて、WDM受光モジュール101,102,10
3,104が出力する電流信号を要求される信号形式や
信号レベルに変換する。光受信部109,110,11
1,112は、WDM受光モジュール101,102,
103,104とWDM受光モジュール用電気処理回路
(以下単に電気処理回路又は電気回路ともいう)10
5,106,107,108の対応するペアにより構成
される。電気コネクタ15,16,17,18が設けら
れ、出力信号が外部に出力される。
【0035】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
るWDM受光モジュールのブロック図である。図2の2
05,206は装置内接続用光ファイバであり、特定の
波長の光信号を透過しそれ以外の波長の光信号を反射す
る波長分離多重素子(WDM)201が受光素子(P
D)202に接続されている。受光素子202には、電
気配線用リード204が接続されている。波長分離多重
素子201は2本の装置内接続用光ファイバ205,2
06と光学的に結合され、受光素子202は波長分離多
重素子201と光学的に結合されるとともに電気配線用
リード204と電気的に結合され、WDM受光モジュー
ル203を構成している。図2では、波長λ1の光信号
を受信するWDM受光モジュール101の場合を説明す
るが、波長λ2を受信するWDM受光モジュール10
2、波長λ3を受信するWDM受光モジュール103、
波長λ4を受信するWDM受光モジュール104も波長
分離多重素子の波長特性以外は同様の構成である。
【0036】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて説明する。図1のWDM光受信装置117に入力
されるλ1,λ2,λ3,λ4の4種類の波長の光信号は、W
DM受光モジュール101によりλ1の波長の光信号の
み電気信号に変換され電気処理回路105によりDAT
A1が再生され出力される。一方、λ2,λ3,λ4の波長
の光信号はWDM受光モジュール101からWDM受光モジュ
ール102に入力され、WDM受光モジュール102に
よりλ2の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処
理回路106によりDATA2が再生され出力される。
さらに、λ3,λ4の波長の光信号はWDM受光モジュール
102からWDM受光モジュール103に入力され、WD
M受光モジュール103によりλ3の波長の光信号のみ
電気信号に変換され電気処理回路107によりDATA
3が再生され出力される。さらに、λ4の波長の光信号
はWDM受光モジュール103からWDM受光モジュール10
4に入力され、WDM受光モジュール104によりλ4
の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路1
08によりDATA4が再生され出力される。このよう
に、本発明における第1の実施の形態によれば、従来の
光受信装置と比べ、波長分離多重部を削除することがで
き、多重波長数が増加しても装置の大型化を防げるとい
う優れたWDM受信装置を提供することが可能となる。
【0037】図3に、本発明における第2の実施の形態
を示す。図3はWDM光送信装置317を示すブロック
図である。図3及び以下の図において、図1に示す構成
要素と同一又は対応する構成要素は同一参照符号を付し
て、その説明を省略する。WDM光送信装置317は、伝
送用光ファイバ1に4種類の波長(λ5,λ6,λ7,λ8)
の光信号を多重し出力する。313,314,315,
316は装置内接続用光ファイバであり、本装置内の構
成要素間を光学的に接続するものである。301,30
2,303,304はWDM送信モジュールであり、W
DM送信モジュール301の出力用光ファイバである装
置内接続用光ファイバ316は光コネクタ19を介して
伝送用光ファイバ1と接続され、WDM送信モジュール
302の出力用光ファイバである装置内接続用光ファイ
バ313はWDM送信モジュール301に接続され、W
DM送信モジュール303の出力用光ファイバである装
置内接続用光ファイバ314はWDM送信モジュール3
02に接続され、WDM送信モジュール304の出力用
光ファイバである装置内接続用光ファイバ315はWD
M送信モジュール303に接続されている。WDM送信
モジュール304はλ8の波長の光信号を出力し、WD
M送信モジュール303は入力されるλ8の光信号に加
えλ7の波長の光信号を出力し、WDM送信モジュール
302は入力されるλ8,λ7の光信号に加えλ6の波長の
光信号を出力し、WDM送信モジュール301は入力さ
れるλ8,λ7,λ6の光信号に加えλ5の波長の光信号を出
力する。
【0038】305,306,307,308は電気処
理回路であり、入力される電気信号からWDM送信モジ
ュール301,302,303,304が必要とする電
流信号に変換する。309,310,311,312は
光送信部であり、WDM送信モジュール301,30
2,303,304と電気処理回路305,306,3
07,308により構成される。36,37,38,3
9は電気コネクタである。図4は、本発明の第2の実施
の形態におけるWDM送信モジュールのブロック図であ
る。図4の405,406は装置内接続用光ファイバで
あり、401は特定の波長の光信号を透過しそれ以外の
波長の光信号を反射する波長分離多重素子であり、40
2は発光素子であり、404は電気配線用リードであ
る。波長分離多重素子401は2本の装置内接続用光フ
ァイバ405,406と光学的に結合され、発光素子4
02は波長分離多重素子401と光学的に結合されると
ともに電気配線用リード404と電気的に結合され、W
DM送信モジュール403を構成している。図4では、
波長λ5の光信号を送信するWDM送信モジュール30
1の場合を説明するが、波長λ6を送信するWDM送信
モジュール302、波長λ7を送信するWDM送信モジ
ュール303、波長λ8を送信するWDM送信モジュー
ル304も波長分離多重素子の波長特性以外は同様の構
成である。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて説明する。光送信部312に入力されたDATA
8の電気信号は電気処理回路308によりWDM送信モ
ジュール304が必要とする電流信号に変換しWDM送
信モジュール304によりλ8の波長の光信号に変換さ
れ、WDM送信モジュール303へ出力される。光送信
部311に入力されたDATA7の電気信号は電気処理
回路307によりWDM送信モジュール303が必要と
する電流信号に変換しWDM送信モジュール303によ
りλ7の波長の光信号に変換され、WDM送信モジュー
ル304から入力されたλ8の波長の光信号とともにW
DM送信モジュール302へ出力される。光送信部31
0に入力されたDATA6の電気信号は電気処理回路3
06によりWDM送信モジュール302が必要とする電
流信号に変換しWDM送信モジュール302によりλ6
の波長の光信号に変換され、WDM送信モジュール30
3から入力されたλ7,λ8の波長の光信号とともにWD
M送信モジュール301へ出力される。光送信部309
に入力されたDATA5の電気信号は電気処理回路30
5によりWDM送信モジュール301が必要とする電流
信号に変換しWDM送信モジュール301によりλ5の
波長の光信号に変換され、WDM送信モジュール302
から入力されたλ6,λ7,λ8の波長の光信号とともに光
コネクタ19を介して伝送用光ファイバ1に出力され
る。このように、本発明における第2の実施の形態によ
れば、従来の光送信装置と比べ、波長分離多重部を削除
することができ、多重波長数が増加しても装置の大型化
を防げるという優れたWDM送信装置を提供することが可
能となる。
【0040】図5に本発明における第3の実施の形態を
示す。図5の513はWDM光送受信装置である。WD
M光送受信装置513は、伝送用光ファイバ1から4種
類の波長(λ1,λ2,λ3,λ4)の光信号が入力されると
ともに伝送用光ファイバ1に4種類の波長(λ5,λ6,λ
7,λ8)の光信号を多重し出力する。505,506,
507,508,509,510,511,512は装
置内接続用光ファイバであり、本装置内の構成要素間を
光学的に接続するものである。101,102,10
3,104はWDM受光モジュールであり、入力された
光信号電力に応じた電流を出力する。301,302,
303,304はWDM送信モジュールであり、入力さ
れる電流に応じた光信号を出力する。105,106,
107,108,305,306,307,308は電
気処理回路である。501,502,503,504は
光送受信部であり、WDM受光モジュール101,10
2,103,104とWDM送信モジュール301,3
02,303,304と電気処理回路105,106,
107,108,305,306,307,308によ
り構成される。15,16,17,18,36,37,
38,39は電気コネクタである。伝送用光ファイバ1
は光コネクタ19を介してWDM受光モジュール101
の入力用光ファイバである装置内接続用光ファイバ51
2に接続される。WDM受光モジュール101,10
2,103,104の出力用光ファイバである装置内接
続用光ファイバ505,507,508,510はWD
M送信モジュール301,302,303,304に接
続されて光送受信部501,502,503,504が
構成される。光送受信部501,502,503内のW
DM送信モジュール301,302,303の入力用光
ファイバである装置内接続用光ファイバ506,50
8,510はそれぞれWDM受光モジュール102,1
03,104に接続され、光送受信部501,502,
503,504が順次接続されている。
【0041】次に動作について説明する。図5のWDM
光送信装置513に入力されるDATA5,DATA
6,DATA7,DATA8は電気処理回路305,3
06,307,308とWDM送信モジュール301,
302,303,304によってそれぞれ波長λ5,λ6,
λ7,λ8の光信号に変換される。波長λ8の光信号はWD
M受光モジュール104に入力され、そのままWDM送
信モジュール303へ出力される。WDM送信モジュー
ル303では、入力される波長λ8の光信号にλ7の光信
号を加えてWDM受光モジュール103へ入力され、そ
のままWDM送信モジュール302へ出力される。WD
M送信モジュール302では、入力される波長λ7,λ8
の光信号にλ6の光信号を加えてWDM受光モジュール
102へ入力され、そのままWDM送信モジュール30
1へ出力される。WDM送信モジュール301では、入
力される波長λ6,λ7,λ8の光信号にλ5の光信号を加え
てWDM受光モジュール101へ入力され、そのまま光
コネクタ19を介して伝送用光ファイバ1へ出力され
る。一方、入力されるλ1,λ2,λ3,λ4の4種類の波長
の光信号は、WDM受光モジュール101によりλ1の
波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路10
5によりDATA1が再生され出力され、波長λ2,λ3,
λ4の光信号はWDM送信モジュール301を介してW
DM受光モジュール102へ出力される。波長λ2,λ3,
λ4の光信号はWDM受光モジュール102によりλ2の
波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路10
6によりDATA2が再生され出力され、λ3,λ4の波
長の光信号はWDM受光モジュール102からWDM送信
モジュール302を介してWDM受光モジュール103へ
出力される。波長λ3,λ4の光信号はWDM受光モジュ
ール103によりλ3の波長の光信号のみ電気信号に変
換され電気処理回路107によりDATA3が再生され
出力され、λ4の波長の光信号はWDM受光モジュール10
3からWDM送信モジュール303を介してWDM受光モ
ジュール104へ出力される。λ4の波長の光信号はWDM
受光モジュール104に入力され、WDM受光モジュー
ル104によりλ4の波長の光信号のみ電気信号に変換
され電気処理回路108によりDATA4が再生され出
力される。このように、本発明における第3の実施の形
態によれば、従来の光送信装置と比べ、波長分離多重部
を削除することができ、多重波長数が増加しても装置の
大型化を防げるという優れたWDM送受信装置を提供する
ことが可能となる。
【0042】図6に本発明における第4の実施の形態の
光伝送システムを示す。図6の601は本発明の第2の
実施の形態のWDM光送信装置であり、602は本発明
の第1の実施の形態のWDM光受信装置であり、WDM
光送信装置601とWDM光受信装置602は伝送用光
ファイバ1によって接続されている。
【0043】次に本発明における第4の実施の形態の動
作について説明する。WDM光送信装置601に入力さ
れるDATA1,DATA2,DATA3,DATA4
はWDM光送信装置601により、4つの波長の光信号
に変換される。4つの波長の光信号は、一本の伝送用光
ファイバにより伝送され、WDM光受信装置602に入
力される。WDM光受信装置602では、4つの波長を
分離して、DATA1,DATA2,DATA3,DA
TA4を再生して出力する。このように、本発明におけ
る第4の実施の形態によれば、小型のWDM光送信装置
と小型のWDM光受信装置による光伝送システムを提供
することが可能となる。
【0044】図7に本発明における第5の実施の形態の
一芯双方向光伝送システムを示す。図7の701と70
2は本発明の第3の実施の形態のWDM光送受信装置で
あり、2つのWDM光送受信装置701,702は伝送
用光ファイバ1によって接続されている。
【0045】次に本発明における第5の実施の形態の動
作について説明する。WDM光送受信装置701に入力
されるDATA1,DATA2,DATA3,DATA
4はWDM光送受信装置701により、4つの波長の光
信号に変換される。4つの波長の光信号は、一本の伝送
用光ファイバ1により伝送され、WDM光送受信装置7
02に入力される。WDM光送受信装置702では、4
つの波長を分離して、DATA1,DATA2,DAT
A3,DATA4を再生して出力する。一方、WDM光
送受信装置702に入力されるDATA5,DATA
6,DATA7,DATA8はWDM光送受信装置70
2により、4つの波長の光信号に変換される。4つの波
長の光信号は、一本の伝送用光ファイバ1により伝送さ
れ、WDM光送受信装置701に入力される。WDM光
送受信装置701では、4つの波長を分離して、DAT
A5,DATA6,DATA7,DATA8を再生して
出力する。このように、本発明における第5の実施の形
態によれば、小型のWDM光送受信装置による一芯双方
向光伝送システムを提供することが可能となる。
【0046】図8に本発明における第6の実施の形態の
サービス多重伝送システムを示す。図8の701と70
2は本発明の第3の実施の形態のWDM光送受信装置で
ある。801はIP網を終端しているルータであり、8
02はテレビ信号受像機(TV)であり、803はAT
M網を終端するATM分離多重装置であり、804はS
TM網を終端するSTM分離多重装置であり、805は
映像信号源である。2つのWDM光送受信装置701,
702は伝送用光ファイバ1によって接続されている。
【0047】次に本発明における第6の実施の形態の動
作について説明する。WDM光送受信装置702に接続
されたルータ801によるIPサービス、映像信号源8
05による映像配信サービス、ATM分離多重装置80
3によるATMサービス、STM分離多重装置804に
よるSTMサービスの4つのサービスを与える信号は4
つの波長の光信号に変換される。4つの波長の光信号
は、一本の伝送用光ファイバ1により伝送され、WDM
光送受信装置701に入力される。WDM光送受信装置
701では、4つの波長を分離して、ルータ801によ
るIPサービス、テレビ信号受像機802による映像配
信サービス受信、ATM分離多重装置803によるAT
Mサービス、STM分離多重装置804によるSTMサ
ービスの4つのサービスを与える信号を出力する。この
ように、本発明における第6の実施の形態によれば、小
型のWDM光送受信装置によるサービス多重伝送システ
ムを提供することが可能となる。
【0048】図9に本発明における第7の実施の形態を
示す。図9の913はWDM光送受信装置であり、WD
M光送受信装置913は、伝送用光ファイバ1から4種
類の波長(λ1,λ2,λ3,λ4)の光信号が入力されると
ともに伝送用光ファイバ1に4種類の波長(λ5,λ6,λ
7,λ8)の光信号を多重し出力する。905,906,
907,908,909,910,911,912は装
置内接続用光ファイバであり、本装置内の構成要素間を
光学的に接続するものである。101,102,10
3,104はWDM受光モジュールであり、入力された
光信号電力に応じた電流を出力する。301,302,
303,304はWDM送信モジュールであり、入力さ
れる電流に応じた光信号を出力する。105,106,
107,108,305,306,307,308は電
気処理回路である。901,902,903,904は
光送受信部であり、WDM受光モジュール101,10
2,103,104とWDM送信モジュール301,3
02,303,304と電気処理回路105,106,
107,108,305,306,307,308によ
り構成される。15,16,17,18,36,37,
38,39は電気コネクタである。伝送用光ファイバ1
は光コネクタ19を介してWDM送信モジュール301
の出力用光ファイバである装置内接続用光ファイバ91
2に接続される。WDM送信モジュール301の入力用
光ファイバである装置内接続用光ファイバ906はWD
M送信モジュール302に接続され、WDM送信モジュ
ール302の入力用光ファイバである装置内接続用光フ
ァイバ908はWDM送信モジュール303に接続さ
れ、WDM送信モジュール303の入力用光ファイバで
ある装置内接続用光ファイバ910はWDM送信モジュ
ール304に接続される。さらに、WDM送信モジュー
ル304の入力用光ファイバである装置内接続用光ファ
イバ911はWDM受信モジュール101に接続され、
WDM受光モジュール101の出力用光ファイバである
装置内接続用光ファイバ905はWDM受光モジュール
102に接続され,WDM受光モジュール102の出力
用光ファイバである装置内接続用光ファイバ907はW
DM受光モジュール103に接続され,WDM受光モジ
ュール103の出力用光ファイバである装置内接続用光
ファイバ909はWDM受光モジュール104に接続さ
れている。
【0049】次に動作について説明する。図9のWDM
光送信装置913に入力されるDATA5,DATA
6,DATA7,DATA8は電気処理回路305,3
06,307,308とWDM送信モジュール301,
302,303,304によってそれぞれ波長λ5,λ6,
λ7,λ8の光信号に変換される。波長λ8の光信号はWD
M送信モジュール303に入力され、WDM送信モジュ
ール303により入力される波長λ8の光信号にλ7の光
信号を加えてWDM送信モジュール302へ入力され、
WDM送信モジュール302により入力される波長λ7,
λ8の光信号にλ6の光信号を加えてWDM送信モジュー
ル301へ入力され、WDM送信モジュール301によ
り入力される波長λ6,λ7,λ8の光信号にλ5の光信号を
加えて光コネクタ19を介して伝送用光ファイバ1へ出
力される。一方、入力されるλ1,λ2,λ3,λ4の4種類
の波長の光信号は、WDM送信モジュール301,30
2,303,304を介し、WDM受光モジュール10
1に入力され、WDM受光モジュール101によりλ1
の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路1
05によりDATA1が再生され出力され、波長λ2,λ
3,λ4の光信号はWDM受光モジュール102へ出力さ
れる。波長λ2,λ3,λ4の光信号はWDM受光モジュー
ル102によりλ2の波長の光信号のみ電気信号に変換
され電気処理回路106によりDATA2が再生され出
力され、λ3,λ4の波長の光信号はWDM受光モジュール
102からWDM受光モジュール103へ出力される。波
長λ3,λ4の光信号はWDM受光モジュール103によ
りλ3の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理
回路107によりDATA3が再生され出力され、λ4
の波長の光信号はWDM受光モジュール103からWDM受光
モジュール104へ出力される。λ4の波長の光信号はW
DM受光モジュール104に入力され、WDM受光モジュ
ール104によりλ4の波長の光信号のみ電気信号に変
換され電気処理回路108によりDATA4が再生され
出力される。第7の実施の形態によれば、信号レベルが
大きいλ5、λ6、λ7、λ8の波長の送信用光信号がWD
M受光モジュール101,102,103,104を通
らずに出力されるため、送信用光信号による受信用光信
号への干渉を抑えられ、受信感度の良好なWDM送受信
装置を実現することができる。また、WDM受光モジュ
ール内の波長分離多重素子の波長分離度を緩和すること
ができるため、コストの低減が図れるという利点も生じ
る。このように、本発明における第7の実施の形態によ
れば、従来の光送受信装置と比べ、波長分離多重部を削
除することができ、多重波長数が増加しても装置の大型
化を防げるという利点を損なわずに受信感度が良好で低
コストな優れたWDM送受信装置を提供することが可能と
なる。
【0050】図10に本発明における第8の実施の形態
を示す。図10の1001と1002は本発明における
第7の実施の形態のWDM光送受信装置であり、2つの
WDM光送受信装置1001,1002は伝送用光ファ
イバ1によって接続されている。
【0051】次に本発明における第8の実施の形態の動
作について説明する。WDM光送受信装置1001に入
力されるDATA1,DATA2,DATA3,DAT
A4はWDM光送受信装置1001により、4つの波長
の光信号に変換される。4つの波長の光信号は、一本の
伝送用光ファイバ1により伝送され、WDM光送受信装
置1002に入力される。WDM光送受信装置1002
では、4つの波長を分離して、DATA1,DATA
2,DATA3,DATA4を再生して出力する。一
方、WDM光送受信装置1002に入力されるDATA
5,DATA6,DATA7,DATA8はWDM光送
受信装置1002により、4つの波長の光信号に変換さ
れる。4つの波長の光信号は、一本の伝送用光ファイバ
1により伝送され、WDM光送受信装置1001に入力
される。WDM光送受信装置1001では、4つの波長
を分離して、DATA5,DATA6,DATA7,D
ATA8を再生して出力する。このように、本発明にお
ける第8の実施の形態によれば、小型・低コストで受信
感度が良好なWDM光送受信装置による一芯双方向光伝
送システムを提供することが可能となる。
【0052】図11に本発明における第9の実施の形態
のサービス多重伝送システムを示す。図11の1001
と1002は本発明における第7の実施の形態のWDM
光送受信装置である。801はIP網を終端しているル
ータであり、802はテレビ信号受像機であり、803
はATM網を終端するATM分離多重装置であり、80
4はSTM網を終端するSTM分離多重装置であり、8
05は映像信号源である。2つのWDM光送受信装置1
001,1002は伝送用光ファイバ1によって接続さ
れている。
【0053】次に本発明における第9の実施の形態の動
作について説明する。WDM光送受信装置1002に接
続されたルータ801によるIPサービス、映像信号源
805による映像配信サービス、ATM分離多重装置8
03によるATMサービス、STM分離多重装置804
によるSTMサービスの4つのサービスを与える信号は
4つの波長の光信号に変換される。4つの波長の光信号
は、一本の伝送用光ファイバ1により伝送され、WDM
光送受信装置1001に入力される。WDM光送受信装
置1001では、4つの波長を分離して、ルータ801
によるIPサービス、テレビ信号受像機802による映
像配信サービス受信、ATM分離多重装置803による
ATMサービス、STM分離多重装置804によるST
Mサービスの4つのサービスを与える信号を出力する。
このように、本発明における第9の実施の形態によれ
ば、小型・低コストで良好な受信感度を有するWDM光
送受信装置によるサービス多重伝送システムを提供する
ことが可能となる。
【0054】図12に本発明における第10の実施の形
態の光伝送システムを示す。1201,1202,12
03,1204は、WDM送信モジュールと電気処理回
路からなる光送信部であり、入力用光ファイバと出力用
光ファイバを具備している。光送信部1204は、入力
されるDATA1の電気信号をλ1の波長の光信号に変
換し、次に接続される光送信部1203に出力する。光
送信部1203は、入力されるDATA2の電気信号を
λ2の波長の光信号に変換し、入力されるλ1の波長の光
信号とともに、次に接続される光送信部1202へ出力
する。光送信部1202は、入力されるDATA3の電
気信号をλ3の波長の光信号に変換し、入力されるλ1、
λ2の波長の光信号とともに、次に接続される光送信部
1201へ出力する。光送信部1201は、入力される
DATA4の電気信号をλ4の波長の光信号に変換し、
入力されるλ1、λ2、λ3の波長の光信号とともに光コ
ネクタ19を介して伝送用光ファイバ1へ出力する。
【0055】1209はWDM光送信装置であり、光送
信部1201,1202,1203,1204が順番に
順次接続されることで構成されている。1210,12
11,1212,1213は、WDM受光モジュールと
電気処理回路からなる光受信部であり、入力用光ファイ
バと出力用光ファイバを具備している。光受信部121
1は、入力されるλ2、λ3、λ4の波長の光信号からλ2
の波長の光信号を電気信号に変換しDATA2を出力
し、次に接続される光受信部1212に出力する。光受
信部1212は、入力されるλ3、λ4の波長の光信号か
らλ3の波長の光信号を電気信号に変換しDATA3を
出力し、次に接続される光受信部1213に出力する。
光受信部1213は、入力されるλ4の波長の光信号を
電気信号に変換しDATA4を出力する。1218はW
DM光受信装置であり、光受信部1210,1211,
1212,1213が順番に順次接続されることで構成
されている。WDM光送信装置1209とWDM光受信
装置1218は伝送用光ファイバ1によって接続されて
いる。
【0056】次に本発明における第10の実施の形態の
動作について説明する。WDM光送信装置1209に入
力されるDATA1,DATA2,DATA3,DAT
A4はWDM光送信装置1209により、4つの波長の
光信号に変換される。4つの波長の光信号は、一本の伝
送用光ファイバにより伝送され、WDM光受信装置12
18に入力される。WDM光受信装置1218では、4
つの波長を分離して、DATA1,DATA2,DAT
A3,DATA4を再生して出力する。ここで、第10
の実施の形態では、WDM光送信装置1209の出力部
から離れた位置に配置された光送信部1204が送信す
るλ1の波長の光信号はWDM光受信装置1218の入
力部に近い位置に配置された光受信部1210が受信
し、WDM光送信装置1209の出力部から近い位置に
配置された光送信部1201が送信するλ4の波長の光
信号はWDM光受信装置1218の入力部から離れた位
置に配置された光受信部1213が受信するように配置
されているため、光送信部又は光受信部を光信号が通過
する際に生じる過剰損失の影響を平均化することができ
送受間レベル差を拡大し、より長距離伝送が可能とな
る。このように、本発明における第10の実施の形態に
よれば、小型のWDM光送信装置と小型のWDM光受信
装置により光伝送システムの伝送距離を拡大することが
可能となる。
【0057】図13に本発明における第11の実施の形
態の一芯双方向光伝送システムを示す。1301,13
02,1303,1304,1306,1307,13
08,1309は、WDM送信モジュールとWDM受光
モジュールと電気処理回路からなる光送受信部である。
光送受信部1304は、入力されるDATA8の電気信
号をλ1の波長の光信号に変換し、次に接続される光送
受信部1303に出力する。光送受信部1303は、入
力されるDATA7の電気信号をλ2の波長の光信号に
変換し、入力されるλ1の波長の光信号とともに、次に
接続される光送受信部1302へ出力する。光送受信部
1302は、入力されるDATA6の電気信号をλ3の
波長の光信号に変換し、入力されるλ1、λ2の波長の光
信号とともに、次に接続される光送受信部1301へ出
力する。光送受信部1301は、入力されるDATA5
の電気信号をλ4の波長の光信号に変換し、入力される
λ1、λ2、λ3の波長の光信号とともに光コネクタ19
を介して伝送用光ファイバ1へ出力する。
【0058】また、光送受信部1301は、入力される
λ5、λ6、λ7、λ8の波長の光信号からλ8の波長の光
信号を電気信号に変換しDATA1を出力し、次に接続
される光送受信部1302にλ5、λ6、λ7の波長の光
信号を出力する。光送受信部1302は、入力されるλ
5、λ6、λ7の波長の光信号からλ7の波長の光信号を電
気信号に変換しDATA2を出力し、次に接続される光
送受信部1303にλ5、λ6の光信号を出力する。光送
受信部1303は、入力されるλ5、λ6の波長の光信号
からλ6の波長の光信号を電気信号に変換しDATA3
を出力する。光送受信部1304は、入力されるλ5の
波長の光信号を電気信号に変換しDATA4を出力す
る。1305はWDM光送受信装置であり、光送受信部
1301,1302,1303,1304が順番に順次
接続されることで構成されている。
【0059】光送受信部1309は、入力されるDAT
A4の電気信号をλ8の波長の光信号に変換し、次に接
続される光送受信部1308に出力する。光送受信部1
308は、入力されるDATA3の電気信号をλ7の波
長の光信号に変換し、入力されるλ8の波長の光信号と
ともに、次に接続される光送受信部1307へ出力す
る。光送受信部1307は、入力されるDATA2の電
気信号をλ6の波長の光信号に変換し、入力されるλ8、
λ7の波長の光信号とともに、次に接続される光送受信
部1306へ出力する。光送受信部1306は、入力さ
れるDATA1の電気信号をλ5の波長の光信号に変換
し、入力されるλ8、λ7、λ6の波長の光信号とともに
光コネクタ19を介して伝送用光ファイバ1へ出力す
る。また、光送受信部1306は、入力されるλ1、λ
2、λ3、λ4の波長の光信号からλ1の波長の光信号を電
気信号に変換しDATA8を出力し、次に接続される光
送受信部1307にλ2、λ3、λ4の波長の光信号を出
力する。
【0060】光送受信部1307は、入力されるλ2、λ
3、λ4の波長の光信号からλ2の波長の光信号を電気信
号に変換しDATA7を出力し、次に接続される光送受
信部1308にλ3、λ4の光信号を出力する。光送受信
部1308は、入力されるλ3、λ4の波長の光信号から
λ3の波長の光信号を電気信号に変換しDATA6を出
力する。光送受信部1309は、入力されるλ4の波長
の光信号を電気信号に変換しDATA5を出力する。1
305はWDM光送受信装置であり、光送受信部130
1,1302,1303,1304が順番に順次接続さ
れることで構成されている。1310はWDM光送受信
装置であり、光送受信部1306,1307,130
8,1309が順番に順次接続されることで構成されて
いる。WDM光送信装置1305とWDM光受信装置1
310は伝送用光ファイバ1によって接続されている。
【0061】次に本発明における第11の実施の形態の
動作について説明する。WDM光送受信装置1310に
入力されるDATA1,DATA2,DATA3,DA
TA4はWDM光送受信装置1310により、4つの波
長の光信号に変換される。4つの波長の光信号は、一本
の伝送用光ファイバにより伝送され、WDM光送受信装
置1305に入力される。WDM光送受信装置1305
では、4つの波長を分離して、DATA1,DATA
2,DATA3,DATA4を再生して出力する。ま
た、WDM光送受信装置1305に入力されるDATA
5,DATA6,DATA7,DATA8はWDM光送
受信装置1305により、4つの波長の光信号に変換さ
れる。4つの波長の光信号は、一本の伝送用光ファイバ
により伝送され、WDM光送受信装置1310に入力さ
れる。WDM光送受信装置1310では、4つの波長を
分離して、DATA5,DATA6,DATA7,DA
TA8を再生して出力する。
【0062】ここで、第11の実施の形態では、WDM
光送受信装置1310の出力部から離れた位置に配置さ
れた光送受信部1309が送信するλ8の波長の光信号
はWDM光送受信装置1305の入力部に近い位置に配
置された光受信部1301が受信し、WDM光送受信装
置1310の出力部から近い位置に配置された光送受信
部1306が送信するλ5の波長の光信号はWDM光送
受信装置1305の入力部から離れた位置に配置された
光送受信部1304が受信するように配置されている。
また、WDM光送受信装置1305の出力部から離れた
位置に配置された光送受信部1304が送信するλ1の
波長の光信号はWDM光送受信装置1310の入力部に
近い位置に配置された光受信部1306が受信し、WD
M光送受信装置1305の出力部から近い位置に配置さ
れた光送受信部1301が送信するλ4の波長の光信号
はWDM光送受信装置1310の入力部から離れた位置
に配置された光送受信部1309が受信するように配置
されている。このため、光送受信部を光信号が通過する
際に生じる過剰損失の影響を平均化することができ送受
間レベル差を拡大し、より長距離の一芯双方向伝送が可
能となる。このように、本発明における第11の実施の
形態によれば、小型のWDM光送受信装置による一芯双
方向光伝送システムの伝送距離を拡大することが可能と
なる。
【0063】図14に本発明における第12の実施の形
態のサービス多重伝送システムを示す。図14の140
1と1402は本発明における第11の実施の形態のW
DM光送受信装置である。801はIP網を終端してい
るルータであり、802はテレビ信号受像機であり、8
03はATM網を終端するATM分離多重装置であり、
804はSTM網を終端するSTM分離多重装置であ
り、805は映像信号源である。2つのWDM光送受信
装置1401,1402は伝送用光ファイバ1によって
接続されている。
【0064】次に本発明における第12の実施の形態の
動作について説明する。WDM光送受信装置1402に
接続されたルータ801によるIPサービス、映像信号
源805による映像配信サービス、ATM分離多重装置
803によるATMサービス、STM分離多重装置80
4によるSTMサービスの4つのサービスを与える信号
は4つの波長の光信号に変換される。4つの波長の光信
号は、一本の伝送用光ファイバ1により伝送され、WD
M光送受信装置1401に入力される。WDM光送受信
装置1401では、4つの波長を分離して、ルータ80
1によるIPサービス、テレビ信号受像機802による
映像配信サービス受信、ATM分離多重装置803によ
るATMサービス、STM分離多重装置804によるS
TMサービスの4つのサービスを与える信号を出力す
る。このように、本発明における第12の実施の形態に
よれば、小型・低コストで長距離伝送が可能なWDM光
送受信装置によるサービス多重伝送システムを提供する
ことが可能となる。
【0065】図15に、本発明における第13の実施の
形態を示す。図15の1523はWDM光受信装置であ
る。1522は光コネクタ19を介して入力される光信
号を二分岐する光カプラである。伝送用光ファイバ1に
は4種類の波長(λ1,λ2,λ3,λ4)の光信号が多重さ
れており、WDM光受信装置1523に入力される。1
513,1514,1515,1516,1517,1
518,1519,1520,1521は装置内接続用
光ファイバであり、本装置内の構成要素間を光学的に接
続するものである。1501,1502,1503,1
504はWDM受光モジュールであり、入力用光ファイ
バと出力用光ファイバを一対として二対の光ファイバが
具備されている。WDM受光モジュール1501はλ1
の波長の光信号電力に応じた電流信号を出力し、WDM
受光モジュール1502はλ2の波長の光信号電力に応
じた電流信号を出力し、WDM受光モジュール1503
はλ3の波長の光信号電力に応じた電流信号を出力し、
WDM受光モジュール1504はλ4の波長の光信号電
力に応じた電流信号を出力する。
【0066】WDM受光モジュール1501の一対目の
入力用光ファイバである装置内接続用光ファイバ151
3は光カプラ1522と光コネクタ19を介して伝送用
光ファイバ1と接続され、WDM受光モジュール150
2の一対目の入力用光ファイバである装置内接続用光フ
ァイバ1514はWDM受光モジュール1501の一対
目の出力用光ファイバに接続され、WDM受光モジュー
ル1503の一対目の入力用光ファイバである装置内接
続用光ファイバ1515はWDM受光モジュール150
2の一対目の出力用光ファイバに接続され、WDM受光
モジュール1504の一対目の入力用光ファイバである
装置内接続用光ファイバ1516はWDM受光モジュー
ル1503の一対目の出力用光ファイバに接続されてい
る。
【0067】また、WDM受光モジュール1514の二
対目の入力用光ファイバである装置内接続用光ファイバ
1517は光カプラ1522と光コネクタ19を介して
伝送用光ファイバ1と接続され、WDM受光モジュール
1503の二対目の入力用光ファイバである装置内接続
用光ファイバ1518はWDM受光モジュール1504
の二対目の出力用光ファイバに接続され、WDM受光モ
ジュール1502の二対目の入力用光ファイバである装
置内接続用光ファイバ1519はWDM受光モジュール
1503の二対目の出力用光ファイバに接続され、WD
M受光モジュール1501の二対目の入力用光ファイバ
である装置内接続用光ファイバ1520はWDM受光モ
ジュール1502の二対目の出力用光ファイバに接続さ
れている。1505,1506,1507,1508は
電気処理回路であり、WDM受光モジュール1501,
1502,1503,1504が出力する電流信号を要
求される信号形式や信号レベルに変換する。1509,
1510,1511,1512は光受信部であり、WD
M受光モジュール1501,1502,1503,15
04と電気処理回路1505,1506,1507,1
508により構成される。15,16,17,18は電
気コネクタである。図16は、本発明の第13の実施の
形態におけるWDM受光モジュールのブロック図であ
る。図16の1606,1607,1608,1609
は装置内接続用光ファイバであり、1601と1602
は特定の波長の光信号を透過しそれ以外の波長の光信号
を反射する波長分離多重素子であり、1603は受光素
子であり、1604は電気配線用リードである。2つの
波長分離多重素子1601,1602はそれぞれ2本の
装置内接続用光ファイバ1606,1607,160
8,1609と光学的に結合され、受光素子1603は
2つの波長分離多重素子1601,1602と光学的に
結合されるとともに電気配線用リード1604と電気的
に結合され、受光モジュール1605を構成している。
図16では、波長λ2の光信号を受信するWDM受光モ
ジュール1502の場合を説明するが、波長λ1を受信
するWDM受光モジュール1501、波長λ3を受信す
るWDM受光モジュール1503、波長λ4を受信する
WDM受光モジュール1504も波長分離多重素子16
01,1602の波長特性以外は同様の構成である。
【0068】次に、本発明における第13の実施の形態
の動作について説明する。図15のWDM光受信装置1
523に入力されるλ1,λ2,λ3,λ4の4種類の波長の
光信号は、光カプラ1522により二分岐され、一方は
WDM受光モジュール1501の一対目の光ファイバに入
力される。WDM受光モジュール1501によりλ1の
波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路15
05によりDATA1が再生され出力される。λ2,λ3,
λ4の波長の光信号はWDM受光モジュール1501からW
DM受光モジュール1502に入力され、WDM受光モジ
ュール1502によりλ2の波長の光信号のみ電気信号
に変換され電気処理回路1506によりDATA2が再
生され出力される。さらに、λ3,λ4の波長の光信号は
WDM受光モジュール1502からWDM受光モジュール15
03に入力され、WDM受光モジュール1503により
λ3の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回
路1507によりDATA3が再生され出力される。さ
らに、λ4の波長の光信号はWDM受光モジュール150
3からWDM受光モジュール1504に入力され、WDM
受光モジュール1504によりλ4の波長の光信号のみ
電気信号に変換され電気処理回路1508によりDAT
A4が再生され出力される。また、光カプラ1522の
出力の他方はWDM受光モジュール1504の二対目の光
ファイバに入力される。WDM受光モジュール1504
によりλ4の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気
処理回路1508によりDATA4が再生され出力され
る。
【0069】λ1,λ2,λ3,の波長の光信号はWDM受光モ
ジュール1504からWDM受光モジュール1503に入
力され、WDM受光モジュール1503によりλ3の波
長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路150
7によりDATA3が再生され出力される。さらに、λ
1,λ2の波長の光信号はWDM受光モジュール1503から
WDM受光モジュール1502に入力され、WDM受光モ
ジュール1502によりλ2の波長の光信号のみ電気信
号に変換され電気処理回路1506によりDATA2が
再生され出力される。さらに、λ1の波長の光信号はWDM
受光モジュール1502からWDM受光モジュール150
1に入力され、WDM受光モジュール1501によりλ
1の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路
1505によりDATA1が再生され出力される。この
ように、本発明における第13の実施の形態によれば、
従来の光受信装置と比べ、波長分離多重部を削除するこ
とができ、多重波長数が増加しても装置の大型化を防げ
るとともに、二重化された順次接続のため、1つの光受
信部に障害が生じ交換を行う場合にも他の光受信部に影
響を与えないという活線挿抜が可能な優れたWDM受信装
置を提供することが可能となる。
【0070】図17に、本発明における第14の実施の
形態を示す。図17の1723はWDM光送信装置であ
る。1722は入力される2つの光信号を合波する光カ
プラである。WDM光送信装置1723は、伝送用光ファ
イバ1に4種類の波長(λ5,λ6,λ7,λ8)の光信号を
多重し出力する。1713,1714,1715,17
16,1717,1718,1719,1729,17
21は装置内接続用光ファイバであり、本装置内の構成
要素間を光学的に接続するものである。1701,17
02,1703,1704はWDM送信モジュールであ
り、入力用光ファイバと出力用光ファイバを一対として
二対の光ファイバが具備されている。WDM送信モジュ
ール1701の一対目の出力用光ファイバである装置内
接続用光ファイバ1713は光カプラ1722と光コネ
クタ19を介して伝送用光ファイバ1と接続され、WD
M送信モジュール1702の一対目の出力用光ファイバ
である装置内接続用光ファイバ1714はWDM送信モ
ジュール1701の一対目の入力用光ファイバに接続さ
れ、WDM受光モジュール1703の一対目の出力用光
ファイバである装置内接続用光ファイバ1715はWD
M受光モジュール1702の一対目の入力用光ファイバ
に接続され、WDM送信モジュール1704の一対目の
出力用光ファイバである装置内接続用光ファイバ171
6はWDM送信モジュール1703の一対目の入力用光
ファイバに接続されている。
【0071】また、WDM送信モジュール1704の二
対目の出力用光ファイバである装置内接続用光ファイバ
1717は光カプラ1722と光コネクタ19を介して
伝送用光ファイバと接続され、WDM送信モジュール1
703の二対目の出力用光ファイバである装置内接続用
光ファイバ1718はWDM送信モジュール1704の
二対目の入力用光ファイバに接続され、WDM受光モジ
ュール1702の二対目の出力用光ファイバである装置
内接続用光ファイバ1719はWDM受光モジュール1
703の二対目の入力用光ファイバに接続され、WDM
送信モジュール1701の二対目の出力用光ファイバで
ある装置内接続用光ファイバ1720はWDM送信モジ
ュール1702の二対目の入力用光ファイバに接続され
ている。WDM送信モジュール1701は一対目の出力
用光ファイバである装置内接続用光ファイバ1713に
一対目の入力用光ファイバから入力されるλ6、λ7、λ
8の波長の光信号に加えλ5の波長の光信号を出力し、二
対目の出力用光ファイバである装置内接続用光ファイバ
1720にλ5の波長の光信号を出力する。
【0072】WDM送信モジュール1702は一対目の
出力用光ファイバである装置内接続用光ファイバ171
4に一対目の入力用光ファイバから入力されるλ7、λ8
の波長の光信号に加えλ6の波長の光信号を出力し、二
対目の出力用光ファイバである装置内接続用光ファイバ
1719に二対目の入力用光ファイバから入力されるλ
5の波長の光信号に加えλ6の波長の光信号を出力する。
WDM送信モジュール1703は一対目の出力用光ファ
イバである装置内接続用光ファイバ1715に一対目の
入力用光ファイバから入力されるλ8の波長の光信号に
加えλ7の波長の光信号を出力し、二対目の出力用光フ
ァイバである装置内接続用光ファイバ1718に二対目
の入力用光ファイバから入力されるλ5,λ6の波長の光
信号に加えλ7の波長の光信号を出力する。WDM送信
モジュール1704は一対目の出力用光ファイバである
装置内接続用光ファイバ1716にλ8の波長の光信号
を出力し、二対目の出力用光ファイバである装置内接続
用光ファイバ1717に二対目の入力用光ファイバから
入力されるλ5,λ6,λ7の波長の光信号に加えλ8の波
長の光信号を出力する。
【0073】1705,1706,1707,1708
は電気処理回路であり、入力される電気信号からWDM
送信モジュール1701,1702,1703,170
4が必要とする電流信号に変換する。1709,171
0,1711,1712は光送信部であり、WDM送信
モジュール1701,1702,1703,1704と
電気処理回路1705,1706,1707,1708
により構成される。36,37,38,39は電気コネ
クタである。図18は、本発明の第14の実施の形態に
おけるWDM送信モジュールのブロック図である。図1
8の1806,1807,1808,1809は装置内
接続用光ファイバであり、1801,1802は特定の
波長の光信号を透過しそれ以外の波長の光信号を反射す
る波長分離多重素子であり、1803は発光素子であ
り、1804は電気配線用リードである。2つの波長分
離多重素子1801,1802はそれぞれ2本の装置内
接続用光ファイバと光学的に結合され、発光素子180
3は2つの波長分離多重素子1801,1802と光学
的に結合されるとともに電気配線用リード1804と電
気的に結合され、WDM送信モジュール1805を構成し
ている。図18では、波長λ6の光信号を送信するWD
M送信モジュール1702の場合を説明するが、波長λ
5を送信するWDM送信モジュール1701、波長λ7を
送信するWDM送信モジュール1703、波長λ8を送
信するWDM送信モジュール1704も波長分離多重素
子の波長特性以外は同様の構成である。
【0074】次に、本発明における第14の実施の形態
の動作について説明する。光送信部1712に入力され
たDATA8の電気信号は電気処理回路1708により
WDM送信モジュール1704が必要とする電流信号に
変換しWDM送信モジュール1704によりλ8の波長
の光信号に変換され、一対目の出力用光ファイバである
装置内接続用光ファイバ1716に出力されるととも
に、二対目の入力用光ファイバにより入力されるλ5,
λ6,λ7に加えて二対目の出力用光ファイバである装置
内接続用光ファイバ1717に出力され、光カプラ17
22と光コネクタ19を介して伝送用光ファイバ1に出
力される。光送信部1711に入力されたDATA7の
電気信号は電気処理回路1707によりWDM送信モジ
ュール1703が必要とする電流信号に変換しWDM送
信モジュール1703によりλ7の波長の光信号に変換
され、一対目の入力用光ファイバにより入力されるλ8
の波長の光信号に加えて一対目の出力用光ファイバであ
る装置内接続用光ファイバ1715に出力されるととも
に、二対目の入力用光ファイバにより入力されるλ5,
λ6に加えて二対目の出力用光ファイバである装置内接
続用光ファイバ1718に出力される。
【0075】光送信部1710に入力されたDATA6
の電気信号は電気処理回路1706によりWDM送信モ
ジュール1702が必要とする電流信号に変換しWDM
送信モジュール1702によりλ6の波長の光信号に変
換され、一対目の入力用光ファイバにより入力されるλ
7,λ8の波長の光信号に加えて一対目の出力用光ファイ
バである装置内接続用光ファイバ1714に出力される
とともに、二対目の入力用光ファイバにより入力される
λ5に加えて二対目の出力用光ファイバである装置内接
続用光ファイバ1719に出力される。光送信部170
9に入力されたDATA5の電気信号は電気処理回路1
705によりWDM送信モジュール1701が必要とす
る電流信号に変換しWDM送信モジュール1701によ
りλ5の波長の光信号に変換され、一対目の入力用光フ
ァイバにより入力されるλ6,λ7,λ8の波長の光信号
に加えて一対目の出力用光ファイバである装置内接続用
光ファイバ1713に出力され光カプラ1722と光コ
ネクタ19を介して伝送用光ファイバ1に出力するとと
もに、二対目の出力用光ファイバである装置内接続用光
ファイバ1720に出力される。
【0076】このように、本発明における第14の実施
の形態によれば、従来の光送信装置と比べ、波長分離多
重部を削除することができ、多重波長数が増加しても装
置の大型化を防げるとともに、二重化された順次接続に
なっているため、1つの光送信部に障害が生じ交換を行
う場合にも他の光受信部に影響を与えないという活線挿
抜が可能な優れたWDM送信装置を提供することが可能と
なる。
【0077】図19に本発明における第15の実施の形
態を示す。図19の1922はWDM光送受信装置であ
る。WDM光送受信装置1922は、伝送用光ファイバ
1から光コネクタ19を介して4種類の波長(λ1,λ2,
λ3,λ4)が入力されるとともに伝送用光ファイバ1に
4種類の波長(λ5,λ6,λ7,λ8)の光信号を多重し出
力する。1906,1907,1908,1909,1
910,1911,1912,1913,1914,1
915,1916,1917,1918,1919,1
920,1921は装置内接続用光ファイバであり、本
装置内の構成要素間を光学的に接続するものである。1
501,1502,1503,1504はWDM受光モ
ジュールであり、入力用光ファイバと出力用光ファイバ
を一対として二対の光ファイバが具備されている。WD
M受光モジュール1501はλ1の波長の光信号電力に
応じた電流信号を出力し、WDM受光モジュール150
2はλ2の波長の光信号電力に応じた電流信号を出力
し、WDM受光モジュール1503はλ3の波長の光信
号電力に応じた電流信号を出力し、WDM受光モジュー
ル1504はλ4の波長の光信号電力に応じた電流信号
を出力する。
【0078】1701,1702,1703,1704
はWDM送信モジュールであり、入力用光ファイバと出
力用光ファイバを一対として二対の光ファイバが具備さ
れている。WDM送信モジュール1701は、入力される
電流に応じたλ5の波長の光信号を出力し、WDM送信モジ
ュール1702は、入力される電流に応じたλ6の波長
の光信号を出力し、WDM送信モジュール1703は、入
力される電流に応じたλ7の波長の光信号を出力し、WDM
送信モジュール1704は、入力される電流に応じたλ
8の波長光信号を出力する。WDM受光モジュール15
01の一対目の入力用光ファイバである装置内接続用光
ファイバ1906は光カプラ1905と光コネクタ19
を介して伝送用光ファイバ1と接続され、WDM送信モ
ジュール1701の一対目の出力用光ファイバである装
置内接続用光ファイバ1907はWDM受光モジュール
1501の一対目の出力用光ファイバに接続され、WD
M受光モジュール1502の一対目の入力用光ファイバ
である装置内接続用光ファイバ1908はWDM送信モ
ジュール1701の一対目の入力用光ファイバに接続さ
れ、WDM送信モジュール1702の一対目の出力用光
ファイバである装置内接続用光ファイバ1909はWD
M受光モジュール1502の一対目の出力用光ファイバ
に接続され、WDM受光モジュール1503の一対目の
入力用光ファイバである装置内接続用光ファイバ191
0はWDM送信モジュール1702の一対目の入力用光
ファイバに接続され、WDM送信モジュール1703の
一対目の出力用光ファイバである装置内接続用光ファイ
バ1911はWDM受光モジュール1503の一対目の
出力用光ファイバに接続され、WDM受光モジュール15
04の一対目の入力用光ファイバである装置内接続用光
ファイバ1912はWDM送信モジュール1703の一対
目の入力用光ファイバに接続され、WDM送信モジュー
ル1704の一対目の出力用光ファイバである装置内接
続用光ファイバ1913はWDM受光モジュール150
4の一対目の出力用光ファイバに接続されている。
【0079】また、WDM送信モジュール1704の二
対目の出力用光ファイバである装置内接続用光ファイバ
1914は光カプラ1905と光コネクタ19を介して
伝送用光ファイバ1と接続され、WDM受光モジュール
1504の二対目の入力用光ファイバである装置内接続
用光ファイバ1915はWDM送信モジュール1704
の二対目の入力用光ファイバに接続され、WDM送信モ
ジュール1703の二対目の出力用光ファイバである装
置内接続用光ファイバ1916はWDM受光モジュール
1504の二対目の出力用光ファイバに接続され、WD
M受光モジュール1503の二対目の入力用光ファイバ
である装置内接続用光ファイバ1917はWDM送信モ
ジュール1703の二対目の入力用光ファイバに接続さ
れ、WDM送信モジュール1702の二対目の出力用光
ファイバである装置内接続用光ファイバ1918はWD
M受光モジュール1503の二対目の出力用光ファイバ
に接続され、WDM受光モジュール1502の二対目の
入力用光ファイバである装置内接続用光ファイバ191
9はWDM送信モジュール1702の二対目の入力用光
ファイバに接続され、WDM送信モジュール1701の
二対目の出力用光ファイバである装置内接続用光ファイ
バ1920はWDM受光モジュール1502の二対目の
出力用光ファイバに接続され、WDM受光モジュール1
501の二対目の入力用光ファイバである装置内接続用
光ファイバ1921はWDM送信モジュール1701の
二対目の入力用光ファイバに接続される。
【0080】1505,1506,1507,150
8,1705,1706,1707,1708は電気処
理回路である。1901,1902,1903,190
4は光送受信部であり、WDM受光モジュール150
1,1502,1503,1504とWDM送信モジュ
ール1701,1702,1703,1704と電気処
理回路1505,1506,1507,1508,17
05,1706,1707,1708により構成され
る。15,16,17,18,36,37,38,39
は電気コネクタである。
【0081】次に動作について説明する。図19のWD
M光送受信装置1922に入力されるDATA5,DA
TA6,DATA7,DATA8は電気処理回路170
5,1706,1707,1708とWDM送信モジュ
ール1701,1702,1703,1704によって
それぞれ波長λ5,λ6,λ7,λ8の光信号に変換される。
波長λ8の光信号はWDM送信モジュール1704の二対目
の入力用光ファイバより入力される波長λ5,λ6,λ7の
光信号に加えられ二対目の出力用光ファイバである装置
内接続用光ファイバ1914より出力され、光カプラ1
905と光コネクタ19を介して伝送用光ファイバ1に
出力されるとともに、WDM受光モジュール1504の一
対目の入力用光ファイバである装置内接続用光ファイバ
1913に入力され、そのままWDM送信モジュール1
703の一対目の入力用光ファイバへ入力される。
【0082】WDM送信モジュール1703では、一対
目の入力用光ファイバに入力される波長λ8の光信号に
λ7の光信号を加えてWDM受光モジュール1503の
一対目の出力用光ファイバへ入力し、そのままWDM送
信モジュール1702の一対目の入力用光ファイバへ出
力するとともに、二対目の入力用光ファイバより入力さ
れた波長λ5,λ6の光信号に加え波長λ7の光信号をWDM
受光モジュール1504の二対目の出力用光ファイバに
入力し、そのままWDM送信モジュール1704の二対目
の入力用光ファイバに入力する。WDM送信モジュール
1702では、一対目の入力用光ファイバに入力される
波長λ7、λ8の光信号にλ6の光信号を加えてWDM受
光モジュール1502の一対目の出力用光ファイバへ入
力し、そのままWDM送信モジュール1701の一対目
の入力用光ファイバへ出力するとともに、二対目の入力
用光ファイバより入力された波長λ5の光信号に加え波
長λ6の光信号をWDM受光モジュール1503の二対目の
出力用光ファイバに入力し、そのままWDM送信モジュー
ル1703の二対目の入力用光ファイバに入力する。W
DM送信モジュール1701では、一対目の入力用光フ
ァイバに入力される波長λ6、λ7、λ8の光信号にλ5の
光信号を加えてWDM受光モジュール1501の一対目
の出力用光ファイバへ入力し、そのまま光カプラ190
5と光コネクタ19を介して伝送用光ファイバ1へ出力
するとともに、波長λ5の光信号をWDM受光モジュール1
502の二対目の出力用光ファイバに入力し、そのまま
WDM送信モジュール1702の二対目の入力用光ファイ
バに入力する。
【0083】一方、入力されるλ1,λ2,λ3,λ4の4種
類の波長の光信号は、光カプラ1905により二分岐さ
れ一方はWDM受光モジュール1501の一対目の入力用
光ファイバに入力され、他方はWDM送信モジュール17
04の二対目の出力用光ファイバに入力されそのままWD
M受光モジュール1504の二対目の入力用光ファイバ
に入力される。WDM受光モジュール1501の一対目の
入力用光ファイバに入力されたλ1、λ2、λ3、λ4の光
信号は、WDM受光モジュール1501によりλ1の波
長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路150
5によりDATA1が再生され出力され、WDM受光モジ
ュール1501の二対目の入力用光ファイバに入力され
たλ1の光信号は、WDM受光モジュール1501によ
り電気信号に変換され電気処理回路1505によりDA
TA1が再生され出力される。WDM受光モジュール15
02の一対目の入力用光ファイバに入力されたλ2、λ
3、λ4の光信号は、WDM受光モジュール1502によ
りλ2の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理
回路1506によりDATA2が再生され出力され、λ
3、λ4の波長の光信号はWDM送信モジュール1702を
介してWDM受光モジュール1503に入力され、WDM受光
モジュール1502の二対目の入力用光ファイバに入力
されたλ1、λ2の光信号は、WDM受光モジュール15
02によりλ2の光信号のみ電気信号に変換され電気処
理回路1506によりDATA2が再生され出力され、
λ1の光信号はWDM送信モジュール1701を介してWDM
受光モジュール1501に入力される。
【0084】WDM受光モジュール1503の一対目の入
力用光ファイバに入力されたλ3、λ4の光信号は、WD
M受光モジュール1503によりλ3の波長の光信号の
み電気信号に変換され電気処理回路1507によりDA
TA3が再生され出力され、λ4の波長の光信号はWDM送
信モジュール1703を介してWDM受光モジュール15
04に入力され、WDM受光モジュール1503の二対目
の入力用光ファイバに入力されたλ1、λ2、λ3の光信
号は、WDM受光モジュール1503によりλ3の光信
号のみ電気信号に変換され電気処理回路1507により
DATA3が再生され出力され、λ1、λ2の光信号はWD
M送信モジュール1702を介してWDM受光モジュール1
502に入力される。WDM受光モジュール1504の一
対目の入力用光ファイバに入力されたλ4の光信号は、
WDM受光モジュール1504により電気信号に変換さ
れ電気処理回路1508によりDATA4が再生され出
力され、WDM受光モジュール1504の二対目の入力用
光ファイバに入力されたλ1、λ2、λ3、λ4の光信号
は、WDM受光モジュール1504によりλ4の光信号
のみ電気信号に変換され電気処理回路1508によりD
ATA4が再生され出力され、λ1、λ2、λ3の光信号
はWDM送信モジュール1703を介してWDM受光モジュー
ル1503に入力される。このように、本発明における
第15の実施の形態によれば、従来の光送受信装置と比
べ、波長分離多重部を削除することができ、多重波長数
が増加しても装置の大型化を防げるとともに、二重の順
次接続になっているため、1つの光送受信部に障害が生
じ交換を行う場合にも他の光受信部に影響を与えないと
いう活線挿抜が可能な優れたWDM送受信装置を提供する
ことが可能となる。
【0085】図20に、本発明における第16の実施の
形態を示す。図20の2022はWDM光送受信装置で
ある。2001は波長分離多重カプラであり、200
2,2003は入力される光信号を二分岐する光カプラ
である。波長分離多重カプラ2001は光コネクタ19
を介して入力される波長λ1、λ2、λ3、λ4の光信号を
光カプラ2002へ出力し、光カプラ2003から入力
される波長λ5、λ6、λ7、λ8の光信号を光コネクタ1
9を介して出力する。WDM光送受信装置2022は、
伝送用光ファイバ1から光コネクタ19を介して4種類
の波長(λ1,λ2,λ3,λ4)が入力されるとともに伝送
用光ファイバ1に4種類の波長(λ5,λ6,λ7,λ8)の
光信号を多重し出力する。2004,2005,200
6,2007,2008,2009,2010,201
1,2012,2013,2014,2015,201
6,2017,2018,2019,2020,202
1は装置内接続用光ファイバであり、本装置内の構成要
素間を光学的に接続するものである。1501,150
2,1503,1504はWDM受光モジュールであ
り、入力用光ファイバと出力用光ファイバを一対として
二対の光ファイバが具備されている。WDM受光モジュ
ール1501はλ1の波長の光信号電力に応じた電流信
号を出力し、WDM受光モジュール1502はλ2の波
長の光信号電力に応じた電流信号を出力し、WDM受光
モジュール1503はλ3の波長の光信号電力に応じた
電流信号を出力し、WDM受光モジュール1504はλ
4の波長の光信号電力に応じた電流信号を出力する。
【0086】WDM受光モジュール1501の一対目の
入力用光ファイバは光カプラ2002と波長分離多重カ
プラ2001と光コネクタ19を介して伝送用光ファイ
バ1と接続され、WDM受光モジュール1502の一対
目の入力用光ファイバはWDM受光モジュール1501
の一対目の出力用光ファイバに接続され、WDM受光モ
ジュール1503の一対目の入力用光ファイバはWDM
受光モジュール1502の一対目の出力用光ファイバに
接続され、WDM受光モジュール1504の一対目の入
力用光ファイバはWDM受光モジュール1503の一対
目の出力用光ファイバに接続されている。また、WDM
受光モジュール1504の二対目の入力用光ファイバは
光カプラ2003と波長分離多重カプラ2001と光コ
ネクタ19を介して伝送用光ファイバ1と接続され、W
DM受光モジュール1503の二対目の入力用光ファイ
バはWDM受光モジュール1504の二対目の出力用光
ファイバに接続され、WDM受光モジュール1502の
二対目の入力用光ファイバはWDM受光モジュール15
03の二対目の出力用光ファイバに接続され、WDM受
光モジュール1501の二対目の入力用光ファイバはW
DM受光モジュール1502の二対目の出力用光ファイ
バに接続されている。
【0087】1505,1506,1507,1508
は電気処理回路であり、WDM受光モジュール150
1,1502,1503,1504が出力する電流信号
を要求される信号形式や信号レベルに変換する。170
1,1702,1703,1704はWDM送信モジュ
ールであり、入力用光ファイバと出力用光ファイバを一
対として二対の光ファイバが具備されている。WDM送
信モジュール1701の一対目の出力用光ファイバは光
カプラ2003と波長分離多重カプラ2001と光コネ
クタ19を介して伝送用光ファイバと接続され、WDM
送信モジュール1702の一対目の出力用光ファイバは
WDM送信モジュール1701の一対目の入力用光ファ
イバに接続され、WDM送信モジュール1703の一対
目の出力用光ファイバはWDM送信モジュール1702
の一対目の入力用光ファイバに接続され、WDM送信モ
ジュール1704の一対目の出力用光ファイバはWDM
送信モジュール1703の一対目の入力用光ファイバに
接続されている。
【0088】また、WDM送信モジュール1704の二
対目の出力用光ファイバは光カプラ2003と波長分離
多重カプラ2001と光コネクタ19を介して伝送用光
ファイバと接続され、WDM送信モジュール1703の
二対目の出力用光ファイバはWDM送信モジュール17
04の二対目の入力用光ファイバに接続され、WDM送
信モジュール1702の二対目の出力用光ファイバはW
DM送信モジュール1703の二対目の入力用光ファイ
バに接続され、WDM送信モジュール1701の二対目
の出力用光ファイバはWDM送信モジュール1702の
二対目の入力用光ファイバに接続されている。WDM送
信モジュール1701は一対目の出力用光ファイバに一
対目の入力用光ファイバから入力されるλ6、λ7、λ8
の波長の光信号に加えλ5の波長の光信号を出力し、二
対目の出力用光ファイバにλ5の波長の光信号を出力す
る。
【0089】WDM送信モジュール1702は一対目の
出力用光ファイバに一対目の入力用光ファイバから入力
されるλ7、λ8の波長の光信号に加えλ6の波長の光信
号を出力し、二対目の出力用光ファイバに二対目の入力
用光ファイバから入力されるλ5の波長の光信号に加え
λ6の波長の光信号を出力する。WDM送信モジュール
1703は一対目の出力用光ファイバに一対目の入力用
光ファイバから入力されるλ8の波長の光信号に加えλ7
の波長の光信号を出力し、二対目の出力用光ファイバに
二対目の入力用光ファイバから入力されるλ5,λ6の波
長の光信号に加えλ7の波長の光信号を出力する。WD
M送信モジュール1704は一対目の出力用光ファイバ
にλ8の波長の光信号を出力し、二対目の出力用光ファ
イバに二対目の入力用光ファイバから入力されるλ5,
λ6,λ7の波長の光信号に加えλ8の波長の光信号を出
力する。
【0090】1705,1706,1707,1708
は電気処理回路であり、入力される電気信号からWDM
送信モジュール1701,1702,1703,170
4が必要とする電流信号に変換する。1901,190
2,1903,1904は光送受信部であり、WDM受
光モジュール1501,1502,1503,1504
とWDM送信モジュール1701,1702,170
3,1704と電気処理回路1505,1506,15
07,1508,1705,1706,1707,17
08により構成される。15,16,17,18、3
6,37,38,39は電気コネクタである。
【0091】次に、本発明における第16の実施の形態
の動作について説明する。図20のWDM光送受信装置
2022に入力されるλ1,λ2,λ3,λ4の4種類の波長
の光信号は、波長分離多重カプラ2001を介して光カ
プラ2002に入力される。光カプラ2002により二
分岐され、一方はWDM受光モジュール1501の一対目
の光ファイバに入力される。WDM受光モジュール15
01によりλ1の波長の光信号のみ電気信号に変換され
電気処理回路1505によりDATA1が再生され出力
される。λ2,λ3,λ4の波長の光信号はWDM受光モジュ
ール1501からWDM受光モジュール1502に入力さ
れ、WDM受光モジュール1502によりλ2の波長の
光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路1506に
よりDATA2が再生され出力される。さらに、λ3,λ
4の波長の光信号はWDM受光モジュール1502からWDM
受光モジュール1503に入力され、WDM受光モジュ
ール1503によりλ3の波長の光信号のみ電気信号に
変換され電気処理回路1507によりDATA3が再生
され出力される。
【0092】さらに、λ4の波長の光信号はWDM受光モ
ジュール1503からWDM受光モジュール1504に入
力され、WDM受光モジュール1504によりλ4の波
長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路150
8によりDATA4が再生され出力される。また、光カ
プラ2002の出力の他方はWDM受光モジュール150
4の二対目の光ファイバに入力される。WDM受光モジ
ュール1504によりλ4の波長の光信号のみ電気信号
に変換され電気処理回路1508によりDATA4が再
生され出力される。λ1,λ2,λ3,の波長の光信号はWDM
受光モジュール1504からWDM受光モジュール150
3に入力され、WDM受光モジュール1503によりλ
3の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路
1507によりDATA3が再生され出力される。
【0093】さらに、λ1,λ2の波長の光信号はWDM受光
モジュール1503からWDM受光モジュール1502に
入力され、WDM受光モジュール1502によりλ2の
波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路15
06によりDATA2が再生され出力される。さらに、
λ1の波長の光信号はWDM受光モジュール1502からWD
M受光モジュール1501に入力され、WDM受光モジ
ュール1501によりλ1の波長の光信号のみ電気信号
に変換され電気処理回路1505によりDATA1が再
生され出力される。光送受信部1904に入力されたD
ATA8の電気信号は電気処理回路1708によりWD
M送信モジュール1704が必要とする電流信号に変換
しWDM送信モジュール1704によりλ8の波長の光
信号に変換され、一対目の出力用光ファイバにより出力
されるとともに、二対目の入力用光ファイバにより入力
されるλ5,λ6,λ7に加えて二対目の出力用光ファイ
バにより出力され、光カプラ2003と波長分離多重カ
プラ2001と光コネクタ19を介して伝送用光ファイ
バ1に出力される。
【0094】光送受信部1903に入力されたDATA
7の電気信号は電気処理回路1707によりWDM送信
モジュール1703が必要とする電流信号に変換しWD
M送信モジュール1703によりλ7の波長の光信号に
変換され、一対目の入力用光ファイバにより入力される
λ8の波長の光信号に加えて一対目の出力用光ファイバ
により出力されるとともに、二対目の入力用光ファイバ
により入力されるλ5,λ6に加えて二対目の出力用光フ
ァイバにより出力される。光送受信部1902に入力さ
れたDATA6の電気信号は電気処理回路1706によ
りWDM送信モジュール1702が必要とする電流信号
に変換しWDM送信モジュール1702によりλ6の波
長の光信号に変換され、一対目の入力用光ファイバによ
り入力されるλ7,λ8の波長の光信号に加えて一対目の
出力用光ファイバにより出力されるとともに、二対目の
入力用光ファイバにより入力されるλ5に加えて二対目
の出力用光ファイバにより出力される。
【0095】光送受信部1901に入力されたDATA
5の電気信号は電気処理回路1705によりWDM送信
モジュール1701が必要とする電流信号に変換しWD
M送信モジュール1701によりλ5の波長の光信号に
変換され、一対目の入力用光ファイバにより入力される
λ6,λ7,λ8の波長の光信号に加えて一対目の出力用
光ファイバにより出力され光カプラ2003と波長分離
多重カプラ2001と光コネクタ19を介して伝送用光
ファイバ1に出力するとともに、二対目の出力用光ファ
イバにより出力される。このように、本発明における第
16の実施の形態によれば、従来の光送受信装置と比
べ、波長分離多重部を小型化することができ、多重波長
数が増加しても装置の大型化を防げるとともに、二重の
順次接続になっているため、1つの光送受信部に障害が
生じ交換を行う場合にも他の光送受信部に影響を与えな
いという活線挿抜が可能な優れたWDM送受信装置を提供
することが可能となる。
【0096】図21に、本発明における第17の実施の
形態を示す。図21の2122はWDM光送受信装置で
ある。WDM光送受信装置2122は、伝送用光ファイ
バ1から光コネクタ19を介して4種類の波長(λ1,λ
2,λ3,λ4)が入力されるとともに伝送用光ファイバ1
に4種類の波長(λ5,λ6,λ7,λ8)の光信号を多重し
出力する。2102,2103は波長分離多重カプラで
あり、2101は入力される光信号を二分岐する光カプ
ラである。光カプラ2101は光コネクタ19を介して
入力される波長λ1、λ2、λ3、λ4の光信号を2つの波
長分離多重カプラ2102,2103に出力し、2つの
波長分離多重カプラ2102,2103から入力される
λ5、λ6、λ7、λ8の光信号を光コネクタ19を介して
伝送用光ファイバ1に出力する。波長分離多重カプラ2
102は入力されるλ1、λ2、λ3、λ4の光信号をWDM
受光モジュール1501へ出力し、WDM送信モジュール
1701から入力されるλ5、λ6、λ7、λ8の光信号を
光カプラ2101へ出力する。
【0097】他方の波長分離多重カプラ2103は入力
されるλ1、λ2、λ3、λ4の光信号をWDM受光モジュー
ル1504へ出力し、WDM送信モジュール1704から
入力され波長λ5、λ6、λ7、λ8の光信号を光カプラ2
101と光コネクタ19を介して伝送用光ファイバ1へ
出力する。2104,2105,2106,2107,
2108,2109,2110,2111,2112,
2113,2114,2115,2116,2117,
2118,2119,2120,2121は装置内接続
用光ファイバであり、本装置内の構成要素間を光学的に
接続するものである。1501,1502,1503,
1504はWDM受光モジュールであり、入力用光ファ
イバと出力用光ファイバを一対として二対の光ファイバ
が具備されている。WDM受光モジュール1501はλ
1の波長の光信号電力に応じた電流信号を出力し、WD
M受光モジュール1502はλ2の波長の光信号電力に
応じた電流信号を出力し、WDM受光モジュール150
3はλ3の波長の光信号電力に応じた電流信号を出力
し、WDM受光モジュール1504はλ4の波長の光信
号電力に応じた電流信号を出力する。
【0098】WDM受光モジュール1501の一対目の
入力用光ファイバは光カプラ2101と波長分離多重カ
プラ2102と光コネクタ19を介して伝送用光ファイ
バ1と接続され、WDM受光モジュール1502の一対
目の入力用光ファイバはWDM受光モジュール1501
の一対目の出力用光ファイバに接続され、WDM受光モ
ジュール1503の一対目の入力用光ファイバはWDM
受光モジュール1502の一対目の出力用光ファイバに
接続され、WDM受光モジュール1504の一対目の入
力用光ファイバはWDM受光モジュール1503の一対
目の出力用光ファイバに接続されている。また、WDM
受光モジュール1504の二対目の入力用光ファイバは
光カプラ2101と波長分離多重カプラ2103と光コ
ネクタ19を介して伝送用光ファイバ1と接続され、W
DM受光モジュール1503の二対目の入力用光ファイ
バはWDM受光モジュール1504の二対目の出力用光
ファイバに接続され、WDM受光モジュール1502の
二対目の入力用光ファイバはWDM受光モジュール15
03の二対目の出力用光ファイバに接続され、WDM受
光モジュール1501の二対目の入力用光ファイバはW
DM受光モジュール1502の二対目の出力用光ファイ
バに接続されている。
【0099】1505,1506,1507,1508
は電気処理回路であり、WDM受光モジュール150
1,1502,1503,1504が出力する電流信号
を要求される信号形式や信号レベルに変換する。170
1,1702,1703,1704はWDM送信モジュ
ールであり、入力用光ファイバと出力用光ファイバを一
対として二対の光ファイバが具備されている。WDM送
信モジュール1701の一対目の出力用光ファイバは光
カプラ2101と波長分離多重カプラ2102と光コネ
クタ19を介して伝送用光ファイバ1と接続され、WD
M送信モジュール1702の一対目の出力用光ファイバ
はWDM送信モジュール1701の一対目の入力用光フ
ァイバに接続され、WDM送信モジュール1703の一
対目の出力用光ファイバはWDM送信モジュール170
2の一対目の入力用光ファイバに接続され、WDM送信
モジュール1704の一対目の出力用光ファイバはWD
M送信モジュール1703の一対目の入力用光ファイバ
に接続されている。
【0100】また、WDM送信モジュール1704の二
対目の出力用光ファイバは光カプラ2101と波長分離
多重カプラ2103と光コネクタ19を介して伝送用光
ファイバと接続され、WDM送信モジュール1703の
二対目の出力用光ファイバはWDM送信モジュール17
04の二対目の入力用光ファイバに接続され、WDM送
信モジュール1702の二対目の出力用光ファイバはW
DM送信モジュール1703の二対目の入力用光ファイ
バに接続され、WDM送信モジュール1701の二対目
の出力用光ファイバはWDM送信モジュール1702の
二対目の入力用光ファイバに接続されている。WDM送
信モジュール1701は一対目の出力用光ファイバに一
対目の入力用光ファイバから入力されるλ6、λ7、λ8
の波長の光信号に加えλ5の波長の光信号を出力し、二
対目の出力用光ファイバにλ5の波長の光信号を出力す
る。WDM送信モジュール1702は一対目の出力用光
ファイバに一対目の入力用光ファイバから入力されるλ
7、λ8の波長の光信号に加えλ6の波長の光信号を出力
し、二対目の出力用光ファイバに二対目の入力用光ファ
イバから入力されるλ5の波長の光信号に加えλ6の波長
の光信号を出力する。WDM送信モジュール1703は
一対目の出力用光ファイバに一対目の入力用光ファイバ
から入力されるλ8の波長の光信号に加えλ7の波長の光
信号を出力し、二対目の出力用光ファイバに二対目の入
力用光ファイバから入力されるλ5,λ6の波長の光信号
に加えλ7の波長の光信号を出力する。
【0101】WDM送信モジュール1704は一対目の
出力用光ファイバにλ8の波長の光信号を出力し、二対
目の出力用光ファイバに二対目の入力用光ファイバから
入力されるλ5,λ6,λ7の波長の光信号に加えλ8の波
長の光信号を出力する。1705,1706,170
7,1708は電気処理回路であり、入力される電気信
号からWDM送信モジュール1701,1702,17
03,1704が必要とする電流信号に変換する。19
01,1902,1903,1904は光送受信部であ
り、WDM受光モジュール1501,1502,150
3,1504とWDM送信モジュール1701,170
2,1703,1704と電気処理回路1505,15
06,1507,1508,1705,1706,17
07,1708により構成される。15,16,17,
18、36,37,38,39は電気コネクタである。
【0102】次に、本発明における第17の実施の形態
の動作について説明する。図21のWDM光送受信装置
2122に入力されるλ1,λ2,λ3,λ4の4種類の波長
の光信号は、光カプラ2101により二分岐され、一方
は波長分離多重カプラ2102を介してWDM受光モジュ
ール1501に入力される。光カプラ2101により二
分岐された他方は、波長分離多重カプラ2103を介し
てWDM受光モジュール1504に入力される。WDM受光モ
ジュール1501に入力された光信号は、WDM受光モ
ジュール1501によりλ1の波長の光信号のみ電気信
号に変換され電気処理回路1505によりDATA1が
再生され出力される。λ2,λ3,λ4の波長の光信号はWD
M受光モジュール1501からWDM受光モジュール150
2に入力され、WDM受光モジュール1502によりλ
2の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路
1506によりDATA2が再生され出力される。
【0103】さらに、λ3,λ4の波長の光信号はWDM受
光モジュール1502からWDM受光モジュール1503
に入力され、WDM受光モジュール1503によりλ3
の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路1
507によりDATA3が再生され出力される。さら
に、λ4の波長の光信号はWDM受光モジュール1503
からWDM受光モジュール1504に入力され、WDM受
光モジュール1504によりλ4の波長の光信号のみ電
気信号に変換され電気処理回路1508によりDATA
4が再生され出力される。また、WDM受光モジュール1
504に入力された光信号は、WDM受光モジュール1
504によりλ4の波長の光信号のみ電気信号に変換さ
れ電気処理回路1508によりDATA4が再生され出
力される。λ1,λ2,λ3,の波長の光信号はWDM受光モジ
ュール1504からWDM受光モジュール1503に入力
され、WDM受光モジュール1503によりλ3の波長
の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路1507
によりDATA3が再生され出力される。さらに、λ1,
λ2の波長の光信号はWDM受光モジュール1503からWD
M受光モジュール1502に入力され、WDM受光モジ
ュール1502によりλ2の波長の光信号のみ電気信号
に変換され電気処理回路1506によりDATA2が再
生され出力される。
【0104】さらに、λ1の波長の光信号はWDM受光モジ
ュール1502からWDM受光モジュール1501に入力
され、WDM受光モジュール1501によりλ1の波長
の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路1505
によりDATA1が再生され出力される。光送受信部1
904に入力されたDATA8の電気信号は電気処理回
路1708によりWDM送信モジュール1704が必要
とする電流信号に変換しWDM送信モジュール1704
によりλ8の波長の光信号に変換され、一対目の出力用
光ファイバにより出力されるとともに、二対目の入力用
光ファイバにより入力されるλ5,λ6,λ7に加えて二
対目の出力用光ファイバにより出力され、光カプラ21
01と波長分離多重カプラ2103と光コネクタ19を
介して伝送用光ファイバ1に出力される。
【0105】光送受信部1903に入力されたDATA
7の電気信号は電気処理回路1707によりWDM送信
モジュール1703が必要とする電流信号に変換しWD
M送信モジュール1703によりλ7の波長の光信号に
変換され、一対目の入力用光ファイバにより入力される
λ8の波長の光信号に加えて一対目の出力用光ファイバ
により出力されるとともに、二対目の入力用光ファイバ
により入力されるλ5,λ6に加えて二対目の出力用光フ
ァイバにより出力される。光送受信部1902に入力さ
れたDATA6の電気信号は電気処理回路1706によ
りWDM送信モジュール1702が必要とする電流信号
に変換しWDM送信モジュール1702によりλ6の波
長の光信号に変換され、一対目の入力用光ファイバによ
り入力されるλ7,λ8の波長の光信号に加えて一対目の
出力用光ファイバにより出力されるとともに、二対目の
入力用光ファイバにより入力されるλ5に加えて二対目
の出力用光ファイバにより出力される。
【0106】光送受信部1901に入力されたDATA
5の電気信号は電気処理回路1705によりWDM送信
モジュール1701が必要とする電流信号に変換しWD
M送信モジュール1701によりλ5の波長の光信号に
変換され、一対目の入力用光ファイバにより入力される
λ6,λ7,λ8の波長の光信号に加えて一対目の出力用
光ファイバにより出力され光カプラ2101と波長分離
多重カプラ2102と光コネクタ19を介して伝送用光
ファイバ1に出力するとともに、二対目の出力用光ファ
イバにより出力される。このように、本発明における第
17の実施の形態によれば、従来の光送受信装置と比
べ、波長分離多重部を小型化することができ、多重波長
数が増加しても装置の大型化を防げるとともに、二重の
順次接続になっているため、1つの光送受信部に障害が
生じ交換を行う場合にも他の光送受信部に影響を与えな
いという活線挿抜が可能な優れたWDM送受信装置を提供
することが可能となる。
【0107】図22に本発明における第18の実施の形
態の光伝送システムを示す。図22の1723は本発明
における第14の実施の形態のWDM光送信装置であ
り、1523は本発明における第13の実施の形態のW
DM光受信装置である。WDM光送信装置1723とW
DM光受信装置1523は伝送用光ファイバ1によって
接続されている。
【0108】次に本発明における第18の実施の形態の
動作について説明する。WDM光送信装置1723に入
力されるDATA1,DATA2,DATA3,DAT
A4はWDM光送信装置1723により、4つの波長の
光信号に変換される。4つの波長の光信号は、一本の伝
送用光ファイバにより伝送され、WDM光受信装置15
23に入力される。WDM光受信装置1523では、4
つの波長を分離して、DATA1,DATA2,DAT
A3,DATA4を再生して出力する。このように、本
発明における第18の実施の形態によれば、小型のWD
M光送信装置と小型の光受信装置による活線挿抜が可能
な光伝送システムを提供することが可能となる。
【0109】図23に本発明における第19の実施の形
態の一芯双方向光伝送システムを示す。図23の230
1,2302は本発明の第15又は第16又は第17の
実施の形態のWDM光送受信装置である。2つのWDM
光送受信装置2301,2302は伝送用光ファイバ1
によって接続されている。
【0110】次に本発明における第19の実施の形態の
動作について説明する。WDM光送受信装置2301に
入力されるDATA1,DATA2,DATA3,DA
TA4はWDM光送受信装置2301により、4つの波
長の光信号に変換される。4つの波長の光信号は、一本
の伝送用光ファイバ1により伝送され、WDM光送受信
装置2302に入力される。WDM光送受信装置230
2では、4つの波長を分離して、DATA1,DATA
2,DATA3,DATA4を再生して出力する。一
方、WDM光送受信装置2302に入力されるDATA
5,DATA6,DATA7,DATA8はWDM光送
受信装置2302により、4つの波長の光信号に変換さ
れる。4つの波長の光信号は、一本の伝送用光ファイバ
1により伝送され、WDM光送受信装置2301に入力
される。WDM光送受信装置2301では、4つの波長
を分離して、DATA5,DATA6,DATA7,D
ATA8を再生して出力する。このように、本発明にお
ける第19の実施の形態によれば、小型で活線挿抜が可
能なWDM光送受信装置による一芯双方向光伝送システ
ムを提供することが可能となる。
【0111】図24に本発明における第20の実施の形
態のサービス多重伝送システムを示す。図24の230
1は本発明の第15又は第16又は第17の実施の形態
のWDM光送受信装置である。801はIP網を終端し
ているルータであり、802はテレビ信号受像機であ
り、803はATM網を終端するATM分離多重装置で
あり、804はSTM網を終端するSTM分離多重装置
であり、805は映像信号源である。2つのWDM光送
受信装置2301,2302は伝送用光ファイバ1によ
って接続されている。
【0112】次に本発明の第20の実施の形態の動作に
ついて説明する。WDM光送受信装置2302に接続さ
れたルータ801によるIPサービス、映像信号源80
5による映像配信サービス、ATM分離多重装置803
によるATMサービス、STM分離多重装置804によ
るSTMサービスの4つのサービスを与える信号は4つ
の波長の光信号に変換される。4つの波長の光信号は、
一本の伝送用光ファイバにより伝送され、WDM光送受
信装置2301に入力される。WDM光送受信装置23
01では、4つの波長を分離して、ルータ801による
IPサービス、テレビ信号受像機802による映像配信
サービス受信、ATM分離多重装置803によるATM
サービス、STM分離多重装置804によるSTMサー
ビスの4つのサービスを与える信号を出力する。このよ
うに、本発明における第20の実施の形態によれば、小
型で活線挿抜が可能なWDM光送受信装置によるサービ
ス多重伝送システムを提供することが可能となる。
【0113】図25に、本発明における第21の実施の
形態を示す。図25の2527はWDM光送受信装置で
ある。2517は光コネクタ19を介して入力される光
信号を二分岐する光カプラである。WDM光送受信装置
2527は、伝送用光ファイバ1から光コネクタ19を
介して4種類の波長(λ1,λ2,λ3,λ4)が入力される
とともに伝送用光ファイバ1に4種類の波長(λ5,λ6,
λ7,λ8)の光信号を多重し出力する。2518,25
19,2520,2521,2522,2523,25
24,2525,2526は装置内接続用光ファイバで
あり、本装置内の構成要素間を光学的に接続するもので
ある。2501,2502,2503,2504はWD
M送受信モジュールであり、2本の光ファイバを一対と
して二対の光ファイバが具備されている。WDM送受信
モジュール2501はλ1の波長の光信号電力に応じた
電流信号を出力し、WDM送受信モジュール2502は
λ2の波長の光信号電力に応じた電流信号を出力し、W
DM送受信モジュール2503はλ3の波長の光信号電
力に応じた電流信号を出力し、WDM送受信モジュール
2504はλ4の波長の光信号電力に応じた電流信号を
出力する。
【0114】また、WDM送受信モジュール2501は
一対目の光ファイバに一対目の光ファイバから入力され
るλ6、λ7、λ8の波長の光信号に加えλ5の波長の光信
号を出力し、二対目の光ファイバにλ5の波長の光信号
を出力する。WDM送受信モジュール2502は一対目
の光ファイバに一対目の光ファイバから入力されるλ
7、λ8の波長の光信号に加えλ6の波長の光信号を出力
し、二対目の光ファイバに二対目の光ファイバから入力
されるλ5の波長の光信号に加えλ6の波長の光信号を出
力する。WDM送受信モジュール2503は一対目の光
ファイバに一対目の光ファイバから入力されるλ8の波
長の光信号に加えλ7の波長の光信号を出力し、二対目
の光ファイバに二対目の光ファイバから入力されるλ
5,λ6の波長の光信号に加えλ7の波長の光信号を出力
する。
【0115】WDM送受信モジュール2504は一対目
の光ファイバにλ8の波長の光信号を出力し、二対目の
光ファイバに二対目の光ファイバから入力されるλ5,
λ6,λ7の波長の光信号に加えλ8の波長の光信号を出
力する。2509,2510,2511,2512は電
気処理回路であり、電気処理回路2509,2510,
2511,2512は入力される電気信号からWDM送
受信モジュール2501,2502,2503,250
4が必要とする電流信号に変換する。WDM送受信モジ
ュール2501の一対目の光ファイバは光カプラ251
8と光コネクタ19を介して伝送用光ファイバ1と接続
され、WDM送受信モジュール2502の一対目の光フ
ァイバはWDM送受信モジュール2501の一対目の光
ファイバに接続され、WDM送受信モジュール2503
の一対目の光ファイバはWDM送受信モジュール250
2の一対目の光ファイバに接続され、WDM送受信モジ
ュール2504の一対目の入力用光ファイバはWDM送
受信モジュール2503の一対目の光ファイバに接続さ
れている。
【0116】また、WDM送受信モジュール2504の
二対目の光ファイバは光カプラ2517と光コネクタ1
9を介して伝送用光ファイバ1と接続され、WDM送受
信モジュール2503の二対目の光ファイバはWDM送
受信モジュール2504の二対目の光ファイバに接続さ
れ、WDM送受信モジュール2502の二対目の光ファ
イバはWDM送受信モジュール2503の二対目の光フ
ァイバに接続され、WDM送受信モジュール2501の
二対目の光ファイバはWDM送受信モジュール2502
の二対目の光ファイバに接続されている。2505,2
506,2507,2508は電気処理回路であり、W
DM送受信モジュール2501,2502,2503,
2504が出力する電流信号を要求される信号形式や信
号レベルに変換する。2513,2514,2515,
2516は光送受信部であり、WDM送受信モジュール
2501,2502,2503,2504と電気処理回
路2505,2506,2507,2508,250
9,2510,2511,2512により構成される。
15,16,17,18,36,37,38,39は電
気コネクタである。
【0117】図26は、本発明の第21の実施の形態に
おけるWDM送受信モジュールのブロック図である。図
26の2608,2609,2610,2611は装置
内接続用光ファイバであり、2601と2602は特定
の波長の光信号を透過しそれ以外の波長の光信号を反射
する波長分離多重素子であり、2603は光カプラ素子
であり、2604は受光素子であり、2605は発光素
子であり、2606は電気配線用リードである。2つの
波長分離多重素子2601,2602はそれぞれ2本の
装置内接続用光ファイバと光学的に結合され、受光素子
2604と発光素子2605は光カプラ素子2603に
より2つの波長分離多重素子2601,2602と光学
的に結合されるとともに電気配線用リード2606と電
気的に結合され、WDM送受信モジュール2607を構成
している。図26では、波長λ2の光信号を受信し波長
λ6の光信号を送信するWDM送受信モジュール250
2の場合を説明するが、波長λ1を受信し波長λ5を送信
するWDM送受信モジュール2501、波長λ3を受信
し波長λ7を送信するWDM送受信モジュール250
3、波長λ4を受信し波長λ8を送信するWDM送受信モ
ジュール2504も波長分離多重素子2601,260
2の波長特性以外は同様の構成である。
【0118】波長分離多重素子2602と光学的に結合
された一対目の光ファイバより波長λ2、λ3、λ4の光
信号が入力されると、波長分離多重素子2602により
波長λ2の光信号のみが受光素子2604に入力され、
λ3、λ4は一対目の光ファイバより出力される。また、
発光素子2605が出力する波長λ6の光信号は光カプ
ラ素子2603により分岐され波長分離多重素子260
2により一対目の光ファイバより入力されたλ7、λ8に
加えられて出力される。波長分離多重素子2601と光
学的に結合された二対目の光ファイバより波長λ1、λ2
の光信号が入力されると、波長分離多重素子2601に
より波長λ2の光信号のみが受光素子2604に入力さ
れ、λ1は二対目の光ファイバより出力される。また、
発光素子2605が出力する波長λ6の光信号は光カプ
ラ素子2603により分岐され波長分離多重素子260
1により二対目の光ファイバより入力されたλ5に加え
られて出力される。
【0119】次に、本発明における第21の実施の形態
の動作について説明する。図25のWDM光送受信装置
2527に入力されるλ1,λ2,λ3,λ4の4種類の波長
の光信号は、光カプラ2517により二分岐され、一方
はWDM送受信モジュール2501の一対目の光ファイバ
に入力される。WDM送受信モジュール2501により
λ1の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回
路2505によりDATA1が再生され出力される。λ
2,λ3,λ4の波長の光信号はWDM送受信モジュール25
01からWDM受光モジュール2502の一対目の光ファ
イバに入力され、WDM送受信モジュール2502によ
りλ2の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理
回路2506によりDATA2が再生され出力される。
さらに、λ3,λ4の波長の光信号はWDM送受信モジュー
ル2502からWDM送受信モジュール2503の一対目
の光ファイバに入力され、WDM送受信モジュール25
03によりλ3の波長の光信号のみ電気信号に変換され
電気処理回路2507によりDATA3が再生され出力
される。さらに、λ4の波長の光信号はWDM送受信モジ
ュール2503からWDM送受信モジュール2504の一
対目の光ファイバに入力され、WDM送受信モジュール
2504によりλ4の波長の光信号のみ電気信号に変換
され電気処理回路2508によりDATA4が再生され
出力される。
【0120】また、光カプラ2517の出力の他方はWD
M送受信モジュール2504の二対目の光ファイバに入
力される。WDM送受信モジュール2504によりλ4
の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回路2
508によりDATA4が再生され出力される。λ1,λ
2,λ3,の波長の光信号はWDM送受信モジュール2504
からWDM送受信モジュール2503の二対目の光ファイ
バに入力され、WDM送受信モジュール2503により
λ3の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気処理回
路2507によりDATA3が再生され出力される。さ
らに、λ1,λ2の波長の光信号はWDM送受信モジュール2
503からWDM送受信モジュール2502の二対目の光
ファイバに入力され、WDM送受信モジュール2502
によりλ2の波長の光信号のみ電気信号に変換され電気
処理回路2506によりDATA2が再生され出力され
る。さらに、λ1の波長の光信号はWDM送受信モジュール
2502からWDM送受信モジュール2501の二対目の
光ファイバに入力され、WDM送受信モジュール250
1によりλ1の波長の光信号のみ電気信号に変換され電
気処理回路2505によりDATA1が再生され出力さ
れる。
【0121】光送受信部2516に入力されたDATA
8の電気信号は電気処理回路2512によりWDM送受
信モジュール2504が必要とする電流信号に変換しW
DM送受信モジュール2504によりλ8の波長の光信
号に変換され、一対目の光ファイバにより出力されると
ともに、二対目の光ファイバにより入力されるλ5,λ
6,λ7に加えて二対目の光ファイバにより出力され、光
カプラ2517と光コネクタ19を介して伝送用光ファ
イバ1に出力される。光送受信部2515に入力された
DATA7の電気信号は電気処理回路2511によりW
DM送受信モジュール2503が必要とする電流信号に
変換しWDM送受信モジュール2503によりλ7の波
長の光信号に変換され、一対目の光ファイバにより入力
されるλ8の波長の光信号に加えて一対目の光ファイバ
により出力されるとともに、二対目の光ファイバにより
入力されるλ5,λ6に加えて二対目の光ファイバにより
出力される。光送受信部2514に入力されたDATA
6の電気信号は電気処理回路2510によりWDM送信
モジュール2502が必要とする電流信号に変換しWD
M送受信モジュール2502によりλ6の波長の光信号
に変換され、一対目の光ファイバにより入力されるλ
7,λ8の波長の光信号に加えて一対目の光ファイバによ
り出力されるとともに、二対目の光ファイバにより入力
されるλ5に加えて二対目の光ファイバにより出力され
る。
【0122】光送受信部2513に入力されたDATA
5の電気信号は電気処理回路2509によりWDM送受
信モジュール2501が必要とする電流信号に変換しW
DM送受信モジュール2501によりλ5の波長の光信
号に変換され、一対目の光ファイバにより入力されるλ
6,λ7,λ8の波長の光信号に加えて一対目の光ファイ
バにより出力され光カプラ2517と光コネクタ19を
介して伝送用光ファイバ1に出力するとともに、二対目
の光ファイバにより出力される。このように、本発明に
おける第21の実施の形態によれば、従来の光送受信装
置と比べ、波長分離多重部を小型化することができ、多
重波長数が増加しても装置の大型化を防げるとともに、
二重の順次接続になっているため、1つの光送受信部に
障害が生じ交換を行う場合にも他の光送受信部に影響を
与えないという活線挿抜が可能な優れたWDM送受信装置
を提供することが可能となる。
【0123】図27に本発明における第22の実施の形
態の一芯双方向光伝送システムを示す。図27の270
1,2702は本発明の第21の実施の形態のWDM光
送受信装置である。2つのWDM光送受信装置270
1,2702は伝送用光ファイバ1によって接続されて
いる。
【0124】次に本発明の第22の実施の形態の動作に
ついて説明する。一方のWDM光送受信装置2701に
入力されるDATA1,DATA2,DATA3,DA
TA4はWDM光送受信装置2701により、4つの波
長の光信号に変換される。4つの波長の光信号は、一本
の伝送用光ファイバにより伝送され、他方のWDM光送
受信装置2702に入力される。WDM光送受信装置2
702では、4つの波長を分離して、DATA1,DA
TA2,DATA3,DATA4を再生して出力する。
他方のWDM光送受信装置2702に入力されるDAT
A5,DATA6,DATA7,DATA8はWDM光
送受信装置2702により、4つの波長の光信号に変換
される。4つの波長の光信号は、一本の伝送用光ファイ
バにより伝送され、WDM光送受信装置2701に入力
される。WDM光送受信装置2701では、4つの波長
を分離して、DATA5,DATA6,DATA7,D
ATA8を再生して出力する。このように、本発明にお
ける第22の実施の形態によれば、小型で活線挿抜が可
能なWDM光送受信装置による一芯双方向光伝送システ
ムを提供することが可能となる。
【0125】図28に本発明における第23の実施の形
態のサービス多重伝送システムを示す。図28の270
1,2702は本発明の第21の実施の形態のWDM光
送受信装置である。801はIP網を終端しているルー
タであり、802はテレビ信号受像機であり、803は
ATM網を終端するATM分離多重装置であり、804
はSTM網を終端するSTM分離多重装置であり、80
5は映像信号源である。2つのWDM光送受信装置27
01,2702は伝送用光ファイバ1によって接続され
ている。
【0126】次に本発明における第23の実施の形態の
動作について説明する。WDM光送受信装置2702に
接続されたルータ801によるIPサービス、映像信号
源805による映像配信サービス、ATM分離多重装置
803によるATMサービス、STM分離多重装置80
4によるSTMサービスの4つのサービスを与える信号
は4つの波長の光信号に変換される。4つの波長の光信
号は、一本の伝送用光ファイバ1により伝送され、WD
M光送受信装置2701に入力される。WDM光送受信
装置2701では、4つの波長を分離して、ルータ80
1によるIPサービス、テレビ信号受像機802による
映像配信サービス受信、ATM分離多重装置803によ
るATMサービス、STM分離多重装置804によるS
TMサービスの4つのサービスを与える信号を出力す
る。このように、本発明における第23の実施の形態に
よれば、小型で活線挿抜が可能なWDM光送受信装置に
よるサービス多重伝送システムを提供することが可能と
なる。
【0127】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態より明らかな
ように、以下に示す効果を有する。1.小型で低コスト
の波長多重光受信装置、波長多重光送信装置、波長多重
光送受信装置、波長多重光伝送システム、一芯双方向波
長多重光伝送システム、サービス多重伝送システムを提
供することができる。2.小型で低コストで受信感度が
優れているの波長多重光受信装置、波長多重光送信装
置、波長多重光送受信装置、波長多重光伝送システム、
一芯双方向波長多重光伝送システム、サービス多重伝送
システムを提供することができる。3.小型で低コスト
で活線挿抜が可能な波長多重光受信装置、波長多重光送
信装置、波長多重光送受信装置、波長多重光伝送システ
ム、一芯双方向波長多重光伝送システム、サービス多重
伝送システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるWDM光受
信装置のブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるWDM受光
モジュールのブロック図
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるWDM光送
信装置のブロック図
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるWDM送信
モジュールのブロック図
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるWDM光送
受信装置のブロック図
【図6】本発明の第4の実施の形態におけるWDM光伝
送システムのブロック図
【図7】本発明の第5の実施の形態における一芯双方向
WDM光伝送システムのブロック図
【図8】本発明の第6の実施の形態におけるサービス多
重伝送システムのブロック図
【図9】本発明の第7の実施の形態におけるWDM光送
受信装置のブロック図
【図10】本発明の第8の実施の形態における一芯双方
向WDM光伝送システムのブロック図
【図11】本発明の第9の実施の形態におけるサービス
多重伝送システムのブロック図
【図12】本発明の第10の実施の形態におけるWDM
光伝送システムのブロック図
【図13】本発明の第11の実施の形態における一芯双
方向WDM光伝送システムのブロック図
【図14】本発明の第12の実施の形態におけるサービ
ス多重伝送システムのブロック図
【図15】本発明の第13の実施の形態におけるWDM
光受信装置のブロック図
【図16】本発明の第13の実施の形態におけるWDM
受信モジュールのブロック図
【図17】本発明の第14の実施の形態におけるWDM
光送信装置のブロック図
【図18】本発明の第14の実施の形態におけるWDM送
信モジュールのブロック図
【図19】本発明の第15の実施の形態におけるWDM光
送受信装置のブロック図
【図20】本発明の第16の実施の形態におけるWDM光
送受信装置のブロック図
【図21】本発明の第17の実施の形態におけるWDM光
送受信装置のブロック図
【図22】本発明の第18の実施の形態におけるWDM
光伝送システムのブロック図
【図23】本発明の第19の実施の形態における一芯双
方向WDM光伝送システムのブロック図
【図24】本発明の第20の実施の形態におけるサービ
ス多重伝送システムのブロック図
【図25】本発明の第21の実施の形態におけるWDM光
送受信装置のブロック図
【図26】本発明の第21の実施の形態におけるWDM光
送受信モジュールのブロック図
【図27】本発明の第22の実施の形態における一芯双
方向WDM光伝送システムのブロック図
【図28】本発明の第23の実施の形態におけるサービ
ス多重伝送システムのブロック図
【図29】従来のWDM光受信装置のブロック図
【図30】従来の受信モジュールのブロック図
【図31】従来のWDM光送信装置のブロック図
【図32】従来の送信モジュールのブロック図
【図33】従来のWDM光送受信装置のブロック図
【符号の説明】 1 伝送用光ファイバ 15,16,17,18,36,37,38,39 電
気コネクタ 19 光コネクタ 101,102,103,104,203,1501,
1502,1503,1504,1605 WDM受光
モジュール 105,106,107,108,1505,150
6,1507,1508WDM受光モジュール用電気処
理回路 109,110,111,112,1210,121
1,1212,1213,1509,1510,151
1,1512,2909,2910,2911,291
2 光受信部 113,114,115,116,313,314,3
15,316,505,506,507,508,50
9,510,511,512,905,906,90
7,908,909,910,911,912,120
5,1206,1207,1208,1214,121
5,1216,1217,1513,1514,151
5,1516,1517,1518,1519,152
0,1521,1713,1714,1715,171
6,1717,1718,1719,1720,172
1,1906,1907,1908,1909,191
0,1911,1912,1913,1914,191
5,1916,1917,1918,1919,192
0,1921,2004,2005,2006,200
7,2008,2009,2010,2011,201
2,2013,2014,2015,2016,201
7,2018,2019,2020,2021,210
4,2105,2106,2107,2108,210
9,2110,2112,2113,2114,211
5,2116,2117,2118,2119,212
0,2121,2518,2519,2520,252
1,2522,2523,2524,2525,252
6,2608,2609,2610,2611,291
6,2917,2918,2919,2920,292
1,2922,3004,3116,3117,311
8,3119,3120,3121,3122,320
4,3312,3313,3314,3315,331
6,3317,3318,3319,3320,332
1,3322,3323,3324,3325,332
6 装置内接続用光ファイバ 117,602,1218,1523,2924 WD
M光受信装置 201,401,1601,1602,1801,18
02,2601,2602 波長分離多重素子(WD
M) 202,402,1603,1803,2604,30
01 受光素子(PD) 204,404,1604,1804,2606,30
02,3203 電気配線用リード 205,406,1607,1608,1806,18
09 出力用光ファイバ 206,405,1606,1609,1807,18
08 入力用光ファイバ 301,302,303,304,403,1701,
1702,1703,1704,1805,2501,
2502,2503,2504 WDM送信モジュール 305,306,307,308,1705,170
6,1707,1708WDM送信モジュール用電気処
理回路 309,310,311,312,1201,120
2,1203,1204,1709,1710,171
1,1712,3109,3110,3111,311
2 光送信部 317,601,1209,1723,3124 WD
M光送信装置 402,2605,3201 発光素子 501,502,503,504,901,902,9
03,904,1301,1302,1304,130
6,1307,1308,1309,1901,190
2,1903,1904,2513,2514,251
5,2516,3301,3302,3303,330
4 光送受信部 513,701,702,913,1001,100
2,1305,1310,1401,1402,192
2,2022,2122,2301,2302WDM光
送受信装置 801 IPルータ 802 テレビ信号受像機 803 ATM分離多重装置 804 STM分離多重装置 805 映像信号源 1522,1722,1905,2002,2003,
2101,2517光カプラ 2001,2102,2103,2913,2914,
2915,3113,3114,3115,3305,
3306,3307,3308,3309,3310,
3311 波長分離多重カプラ 2505,2506,2507,2508,2509,
2510,2511,2512 電気処理回路 2527,2701,2702,3328 WDM光送
受信装置 2603 光カプラ素子 2607 WDM送受信モジュール 2901,2902,2903,2904 受光モジュ
ール 2905,2906,2907,2908 受光モジュ
ール用電気処理回路 2923,3123,3327 波長分離多重部 3003 受光モジュール 3101,3102,3103,3104 送信モジュ
ール 3105,3106,3107,3108 送信モジュ
ール用電気処理回路 3202 送信モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K102 AA03 AA11 AA15 AA34 AD01 AL12 PC12 PH47 PH48 PH49 PH50 RB17

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の波長の光信号を透過し前記特定の
    波長以外の光信号を反射する波長多重分離素子と、前記
    波長多重分離素子の出力光を電気信号に変換する受光素
    子とを有する受信モジュールと、前記受信モジュールの
    出力電気信号を所定の形式及び/又はレベルに変換して
    出力する電気回路とをそれぞれ有する第1から第n(n
    は2以上の整数)光受信部と、 前記第1から第n光受信部の波長多重分離素子を順次接
    続するとともに、前記第1光受信部の波長多重分離素子
    を光コネクタに接続する光ファイバ手段とを、有する光
    受信装置。
  2. 【請求項2】 前記特定の波長が前記第1から第n光受
    信部の波長多重分離素子で、それぞれ異なる請求項1に
    記載の光受信装置。
  3. 【請求項3】 入力される電気信号を所定の形式及び/
    又はレベルに変換して出力する電気回路と、前記電気回
    路の出力電気信号を光信号に変換する発光素子と前記発
    光素子の光出力部に特定の波長の光信号を透過し前記特
    定の波長以外の光信号を反射する波長多重分離素子と前
    記波長多重分離素子に入力用光ファイバと出力用光ファ
    イバを光学的に結合する光結合部を1つのモジュール内
    に装備した送信モジュールとをそれぞれ有する第1から
    第n(nは2以上の整数)光送信部と、 前記第1から第n光送信部の光結合部を順次接続すると
    ともに、前記第1光送信部の光結合部を光コネクタに接
    続する光ファイバ手段とを、 有する光送信装置。
  4. 【請求項4】 前記特定の波長が前記第1から第n光送
    信部の波長多重分離素子で、それぞれ異なる請求項3に
    記載の光送信装置。
  5. 【請求項5】 特定の波長の光信号を透過し前記特定の
    波長以外の光信号を反射する波長多重分離素子と、前記
    波長多重分離素子の出力光を電気信号に変換する受光素
    子とを有する受信モジュールと、前記受信モジュールの
    出力電気信号を所定の形式及び/又はレベルに変換して
    出力する電気回路とをそれぞれ有する第1から第n(n
    は2以上の整数)光受信部と、 入力される電気信号を所定の形式及び/又はレベルに変
    換して出力する電気回路と、前記電気回路の出力電気信
    号を光信号に変換する発光素子と前記発光素子の光出力
    部に特定の波長の光信号を透過し前記特定の波長以外の
    光信号を反射する波長多重分離素子と前記波長多重分離
    素子に入力用光ファイバと出力用光ファイバを光学的に
    結合する光結合部を1つのモジュール内に装備した送信
    モジュールとをそれぞれ有する第1から第n(nは2以
    上の整数)光送信部と、 前記第1光受信部の波長多重分離素子を前記第1光送信
    部の光結合部に接続し、前記第1光送信部の光結合部を
    前記第2光受信部の波長多重分離素子に接続し、以下順
    次同様の接続を行うとともに、前記第1光受信部の波長
    多重分離素子を光コネクタに接続する光ファイバ手段と
    を、 有する光送受信装置。
  6. 【請求項6】 (a)入力される電気信号を所定の形式
    及び/又はレベルに変換して出力する電気回路と、前記
    電気回路の出力電気信号を光信号に変換する発光素子と
    前記発光素子の光出力部に特定の波長の光信号を透過し
    前記特定の波長以外の光信号を反射する波長多重分離素
    子と前記波長多重分離素子に入力用光ファイバと出力用
    光ファイバを光学的に結合する光結合部を1つのモジュ
    ール内に装備した送信モジュールとをそれぞれ有する第
    1から第n(nは2以上の整数)光送信部と、 前記第1から第n光送信部の光結合部を順次接続すると
    ともに、前記第1光送信部の光結合部を光コネクタに接
    続する光ファイバ手段とを、 有する光送信装置と、 (b)特定の波長の光信号を透過し前記特定の波長以外
    の光信号を反射する波長多重分離素子と、前記波長多重
    分離素子の出力光を電気信号に変換する受光素子とを有
    する受信モジュールと、前記受信モジュールの出力電気
    信号を所定の形式及び/又はレベルに変換して出力する
    電気回路とをそれぞれ有する第1から第n(nは2以上
    の整数)光受信部と、 前記第1から第n光受信部の波長多重分離素子を順次接
    続するとともに、前記第1光受信部の波長多重分離素子
    を光コネクタに接続する光ファイバ手段とを、有する光
    受信装置と、 (c)前記光送信装置と前記光受信装置の間に設けられ
    た伝送用光ファイバとを、 有し、複数の異なる信号形式のデータを波長多重信号に
    より伝送するよう構成された光伝送システム。
  7. 【請求項7】 (a)特定の波長の光信号を透過し前記
    特定の波長以外の光信号を反射する波長多重分離素子
    と、前記波長多重分離素子の出力光を電気信号に変換す
    る受光素子とを有する受信モジュールと、前記受信モジ
    ュールの出力電気信号を所定の形式及び/又はレベルに
    変換して出力する電気回路とをそれぞれ有する第1から
    第n(nは2以上の整数)光受信部と、 入力される電気信号を所定の形式及び/又はレベルに変
    換して出力する電気回路と、前記電気回路の出力電気信
    号を光信号に変換する発光素子と前記発光素子の光出力
    部に特定の波長の光信号を透過し前記特定の波長以外の
    光信号を反射する波長多重分離素子と前記波長多重分離
    素子に入力用光ファイバと出力用光ファイバを光学的に
    結合する光結合部を1つのモジュール内に装備した送信
    モジュールとをそれぞれ有する第1から第n(nは2以
    上の整数)光送信部と、 前記第1光受信部の波長多重分離素子を前記第1光送信
    部の光結合部に接続し、前記第1光送信部の光結合部を
    前記第2光受信部の波長多重分離素子に接続し、以下順
    次同様の接続を行うとともに、前記第1光受信部の波長
    多重分離素子を光コネクタに接続する光ファイバ手段と
    を、 有する第1光送受信装置と、 (b)前記第1光送受信装置と同様の構成を有する第2
    光送受信装置と、 (c)前記第1光送受信装置と前記第2光送受信装置を
    相互に接続する単一の伝送用光ファイバとを、 有し、複数の異なる信号形式のデータを波長多重信号に
    より双方向伝送するよう構成された光伝送システム。
  8. 【請求項8】 特定の波長の光信号を透過し前記特定の
    波長以外の光信号を反射する波長多重分離素子と、前記
    波長多重分離素子の出力光を電気信号に変換する受光素
    子とを有する受信モジュールと、前記受信モジュールの
    出力電気信号を所定の形式及び/又はレベルに変換して
    出力する電気回路とをそれぞれ有する第1から第n(n
    は2以上の整数)光受信部と、 入力される電気信号を所定の形式及び/又はレベルに変
    換して出力する電気回路と、前記電気回路の出力電気信
    号を光信号に変換する発光素子と前記発光素子の光出力
    部に特定の波長の光信号を透過し前記特定の波長以外の
    光信号を反射する波長多重分離素子と前記波長多重分離
    素子に入力用光ファイバと出力用光ファイバを光学的に
    結合する光結合部を1つのモジュール内に装備した送信
    モジュールとをそれぞれ有する第1から第n(nは2以
    上の整数)光送信部と、 前記第1から第n光受信部の波長多重分離素子を順次接
    続するとともに、前記第1光受信部の波長多重分離素子
    を前記第n光送信部の光結合部に接続する第1光ファイ
    バ手段と、 前記第1から第n光送信部の光結合部を順次接続すると
    ともに、前記第1光送信部の光結合部を光コネクタに接
    続する第2光ファイバ手段とを、 有し、光出力レベルが大きな前記光送信部の出力光が前
    記光受信部に入力されることを防ぐよう構成した光送受
    信装置。
  9. 【請求項9】 特定の波長の光信号を透過し前記特定の
    波長以外の光信号を反射する波長多重分離素子と、前記
    波長多重分離素子の出力光を電気信号に変換する受光素
    子とを有する受信モジュールと、前記受信モジュールの
    出力電気信号を所定の形式及び/又はレベルに変換して
    出力する電気回路とをそれぞれ有する第1から第n(n
    は2以上の整数)光受信部と、 入力される電気信号を所定の形式及び/又はレベルに変
    換して出力する電気回路と、前記電気回路の出力電気信
    号を光信号に変換する発光素子と前記発光素子の光出力
    部に特定の波長の光信号を透過し前記特定の波長以外の
    光信号を反射する波長多重分離素子と前記波長多重分離
    素子に入力用光ファイバと出力用光ファイバを光学的に
    結合する光結合部を1つのモジュール内に装備した送信
    モジュールとをそれぞれ有する第1から第n(nは2以
    上の整数)光送信部と、 前記第1から第n光受信部の波長多重分離素子を順次接
    続するとともに、前記第1光受信部の波長多重分離素子
    を前記第n光送信部の光結合部に接続する第1光ファイ
    バ手段と、 前記第1から第n光送信部の光結合部を順次接続すると
    ともに、前記第1光送信部の光結合部を光コネクタに接
    続する第2光ファイバ手段とを、 有し、光出力レベルが大きな前記光送信部の出力光が前
    記光受信部に入力されることを防ぐよう構成した第1光
    送受信装置と、 前記第1光送受信装置と同様の構成を有する第2光送受
    信装置と、 前記第1光送受信装置と前記第2光送受信装置を相互に
    接続する単一の伝送用光ファイバとを、 有し、複数の異なる信号形式のデータを波長多重信号に
    より双方向伝送するよう構成された光伝送システム。
  10. 【請求項10】 前記第1光送受信装置の前記第1から
    第n光受信部の波長多重分離素子の前記特定の波長が、
    それぞれ異なり、かつ前記第2光送受信装置の前記第n
    から第1光送信部の波長多重分離素子の前記特定の波長
    と同一に設定されている請求項9に記載の光伝送システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記第1光送受信装置における前記第
    1から第n光受信部における前記特定の波長が、それぞ
    れ異なり、かつ前記第2光送受信装置の前記第nから第
    1光送信部の波長多重分離素子の前記特定の波長と同一
    に設定されていて、さらに、前記第1光送受信装置にお
    ける前記第1から第n光送信部における前記特定の波長
    が、それぞれ異なり、かつ前記第2光送受信装置の前記
    第nから第1光送信部の波長多重分離素子の前記特定の
    波長と同一に設定されている請求項9に記載の光伝送シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 光受信装置において、 伝送用光ファイバから入力される光信号を二分岐する光
    カプラと、受光素子と前記受光素子の光入力部に2つの
    波長多重分離素子と前記2つの波長多重分離素子に入力
    用光ファイバと出力用光ファイバを一対として二対の光
    ファイバを光学的に結合する2つの光結合部を1つのモ
    ジュール内に装備した受信モジュールと前記受信モジュ
    ールの出力電気信号を要求される信号形式や信号レベル
    に変換し出力する電気処理回路を備えた光受信部を複数
    有し、前記光カプラの一方の出力を第1の光受信部の第
    1の光ファイバ対の入力用光ファイバに接続し、他の光
    受信部は第1の光ファイバ対により順次接続され、前記
    光カプラの他方の出力を前記第1の光ファイバ対を用い
    た順次接続の最後に位置する光受信部の第2の光ファイ
    バ対の入力用光ファイバに接続し、第2の光ファイバ対
    により順次接続されることで、光受信部1つが障害を生
    じ取り外しても他の光受信部に影響を与えないよう構成
    されていることを特徴とする光受信装置。
  13. 【請求項13】 光送信装置において、 2つの光信号を合波し伝送用光ファイバへ出力する光カ
    プラと、発光素子と前記発光素子の光出力部に2つの波
    長多重分離素子と前記2つの波長多重分離素子に入力用
    光ファイバと出力用光ファイバを一対として二対の光フ
    ァイバを光学的に結合する2つの光結合部を1つのモジ
    ュール内に装備した送信モジュールと入力される信号形
    式や信号レベルから前記送信モジュールに必要とする信
    号に変換する電気処理回路を備えた光送信部を複数有
    し、前記光カプラの一方の入力を第1の光送信部の第1
    の光ファイバ対の出力用光ファイバに接続し、他の光送
    信部は第1の光ファイバ対により順次接続され、前記光
    カプラの他方の入力を前記第1の光ファイバ対を用いた
    順次接続の最後に位置する光送信部の第2の光ファイバ
    対の出力用光ファイバに接続し、第2の光ファイバ対に
    より順次接続されることで、光送信部1つが障害を生じ
    取り外しても他の光送信部に影響を与えないよう構成さ
    れていることを特徴とする光送信装置。
  14. 【請求項14】 光送受信装置において、 伝送用光ファイバから入力光信号と伝送用光ファイバへ
    の出力光を分波合波する光カプラと、前記光受信部の第
    1の光ファイバ対の出力用光ファイバと前記光送信部の
    第1の光ファイバ対の出力用光ファイバを接続し前記光
    送信部の第2の光ファイバ対の出力用光ファイバと前記
    光受信部の第2の光ファイバ対の出力用光ファイバを接
    続した光送受信部を複数有し、前記光カプラの2入出力
    のうち一方を前記第1の光送受信部の第1の光ファイバ
    対に接続し複数の光送受信部を第1の光ファイバ対によ
    り順次接続し、前記光カプラの他方を第2の光ファイバ
    対により順次接続されることで、光送受信部1つが障害
    を生じ取り外しても他の光送受信部に影響を与えないよ
    う構成されていることを特徴とする光送受信装置。
  15. 【請求項15】 光送受信装置において、 伝送用光ファイバから入力される光信号が有する波長成
    分により2つの異なる光ファイバに分波し2つの異なる
    光ファイバから入力される波長成分が異なる光信号を合
    波する波長分離多重カプラと、前記波長分離多重カプラ
    の2つの光ファイバに第1、第2の光カプラを接続し、
    前記光受信部と前記光送信部を有した光送受信部を複数
    有し、前記第1の光カプラの一方の光ファイバを前記第
    1の光送受信部の光受信部の第1の光ファイバ対に接続
    し複数の光受信部を第1の光ファイバ対により順次接続
    し、前記第1の光カプラの他方の光ファイバを前記第1
    の光ファイバ対により順次接続された終端の光受信部の
    第2の光ファイバ対に接続し他の光受信部を第2の光フ
    ァイバ対により順次接続し、前記第2の光カプラの一方
    の光ファイバを前記第1の光送受信部の光送信部の第1
    の光ファイバ対に接続し複数の光送信部を第1の光ファ
    イバ対により順次接続し、前記第2の光カプラの他方の
    光ファイバを前記第1の光ファイバ対により順次接続さ
    れた終端の光送信部の第2の光ファイバ対に接続し他の
    光送信部を第2の光ファイバ対により順次接続されるこ
    とで、光送受信部1つが障害を生じ取り外しても他の光
    送受信部に影響を与えないよう構成されていることを特
    徴とする光送受信装置。
  16. 【請求項16】 光送受信装置において、 伝送用光ファイバから入力される光信号を二分し伝送用
    光ファイバへ出力する2つの光信号を合波する光カプラ
    の2つの異なる光ファイバに第1、第2の波長分離多重
    カプラを接続し、前記光受信部と前記光送信部を有した
    光送受信部を複数有し、前記第1の波長分離多重カプラ
    の一方の光ファイバを前記第1の光送受信部の光受信部
    の第1の光ファイバ対に接続し複数の光受信部を第1の
    光ファイバ対により順次接続し、前記第2の波長分離多
    重カプラの一方の光ファイバを前記第1の光ファイバ対
    により順次接続された終端の光受信部の第2の光ファイ
    バ対に接続し他の光受信部を第2の光ファイバ対により
    順次接続し、前記第1の波長分離多重カプラの他方の光
    ファイバを前記第1の光送受信部の光送信部の第1の光
    ファイバ対に接続し複数の光送信部を第1の光ファイバ
    対により順次接続し、前記第2の波長分離多重カプラの
    他方の光ファイバを前記第1の光ファイバ対により順次
    接続された終端の光送信部の第2の光ファイバ対に接続
    し他の光送信部を第2の光ファイバ対により順次接続さ
    れることで、光送受信部1つが障害を生じ取り外しても
    他の光送受信部に影響を与えないよう構成されているこ
    とを特徴とする光送受信装置。
  17. 【請求項17】 2つの光信号を合波し伝送用光ファイ
    バへ出力する光カプラと、発光素子と前記発光素子の光
    出力部に2つの波長多重分離素子と前記2つの波長多重
    分離素子に入力用光ファイバと出力用光ファイバを一対
    として二対の光ファイバを光学的に結合する2つの光結
    合部を1つのモジュール内に装備した送信モジュールと
    入力される信号形式や信号レベルから前記送信モジュー
    ルに必要とする信号に変換する電気処理回路を備えた光
    送信部を複数有し、前記光カプラの一方の入力を第1の
    光送信部の第1の光ファイバ対の出力用光ファイバに接
    続し、他の光送信部は第1の光ファイバ対により順次接
    続され、前記光カプラの他方の入力を前記第1の光ファ
    イバ対を用いた順次接続の最後に位置する光送信部の第
    2の光ファイバ対の出力用光ファイバに接続し、第2の
    光ファイバ対により順次接続されることで、光送信部1
    つが障害を生じ取り外しても他の光送信部に影響を与え
    ないよう構成されている光送信装置と、 伝送用光ファイバから入力される光信号を二分岐する光
    カプラと、受光素子と前記受光素子の光入力部に2つの
    波長多重分離素子と前記2つの波長多重分離素子に入力
    用光ファイバと出力用光ファイバを一対として二対の光
    ファイバを光学的に結合する2つの光結合部を1つのモ
    ジュール内に装備した受信モジュールと前記受信モジュ
    ールの出力電気信号を要求される信号形式や信号レベル
    に変換し出力する電気処理回路を備えた光受信部を複数
    有し、前記光カプラの一方の出力を第1の光受信部の第
    1の光ファイバ対の入力用光ファイバに接続し、他の光
    受信部は第1の光ファイバ対により順次接続され、前記
    光カプラの他方の出力を前記第1の光ファイバ対を用い
    た順次接続の最後に位置する光受信部の第2の光ファイ
    バ対の入力用光ファイバに接続し、第2の光ファイバ対
    により順次接続されることで、光受信部1つが障害を生
    じ取り外しても他の光受信部に影響を与えないよう構成
    されている光受信装置と、 前記第1光送受信装置と前記第2光送受信装置を相互に
    接続する単一の伝送用光ファイバとを、 有し、複数の異なる信号形式のデータを波長多重信号に
    より双方向伝送するよう構成された光伝送システム。
  18. 【請求項18】 請求項14又は請求項15又は請求項
    16に記載の2つの光送受信装置を一本の伝送用光ファ
    イバで接続し、複数の異なる信号形式のデータを波長多
    重信号により双方向伝送するよう構成した光伝送システ
    ム。
  19. 【請求項19】 光送受信装置において、 伝送用光ファイバから入力される光信号を二分岐する光
    カプラと、受光素子と発光素子と前記受光素子の光入力
    部及び前記発光素子の光出力部に光信号を合分波する光
    カプラ素子と2つの波長多重分離素子と前記2つの波長
    多重分離素子に入力用光ファイバと出力用光ファイバを
    一対として二対の光ファイバと二対の光ファイバを光学
    的に結合する2つの光結合部を1つのモジュール内に装
    備した送受信モジュールと前記送受信モジュールの出力
    電気信号を要求される信号形式や信号レベルに変換し出
    力する電気処理回路と入力される電気信号を前記発光素
    子が必要とする信号に変換する電気処理回路を備えた光
    送受信部を複数有し、前記光カプラの一方の出力を第1
    の光送受信部の第1の光ファイバ対の入力用光ファイバ
    に接続し、他の光送受信部は第1の光ファイバ対により
    順次接続され、前記光カプラの他方の出力を前記第1の
    光ファイバ対を用いた順次接続の最後に位置する光送受
    信部の第2の光ファイバ対の入力用光ファイバに接続
    し、第2の光ファイバ対により順次接続されることで、
    光受信部1つが障害を生じ取り外しても他の光受信部に
    影響を与えないよう構成したこを特徴とする小型の光送
    受信装置。
  20. 【請求項20】 伝送用光ファイバから入力される光信
    号を二分岐する光カプラと、受光素子と発光素子と前記
    受光素子の光入力部及び前記発光素子の光出力部に光信
    号を合分波する光カプラ素子と2つの波長多重分離素子
    と前記2つの波長多重分離素子に入力用光ファイバと出
    力用光ファイバを一対として二対の光ファイバと二対の
    光ファイバを光学的に結合する2つの光結合部を1つの
    モジュール内に装備した送受信モジュールと前記送受信
    モジュールの出力電気信号を要求される信号形式や信号
    レベルに変換し出力する電気処理回路と入力される電気
    信号を前記発光素子が必要とする信号に変換する電気処
    理回路を備えた光送受信部を複数有し、前記光カプラの
    一方の出力を第1の光送受信部の第1の光ファイバ対の
    入力用光ファイバに接続し、他の光送受信部は第1の光
    ファイバ対により順次接続され、前記光カプラの他方の
    出力を前記第1の光ファイバ対を用いた順次接続の最後
    に位置する光送受信部の第2の光ファイバ対の入力用光
    ファイバに接続し、第2の光ファイバ対により順次接続
    されることで、光受信部1つが障害を生じ取り外しても
    他の光受信部に影響を与えないよう構成した小型の第1
    光送受信装置と、 前記第1光送受信装置と同様の構成を有する第2光送受
    信装置と、 前記第1光送受信装置と前記第2光送受信装置を相互に
    接続する単一の伝送用光ファイバとを、 有し、複数の異なる信号形式のデータを波長多重信号に
    より双方向伝送するよう構成された光伝送システム。
  21. 【請求項21】 パケット交換を行うIPルータ、周波
    数多重方式により多重された複数のチャンネルの映像信
    号源、ATM信号を分離多重するATM分離多重装置、
    STM信号を分離多重するSTM分離多重装置の少なく
    とも1つを更に有し、複数の信号形式の異なるサービス
    インタフェイシングを可能とした請求項7、9、11、
    18、20のいずれか1つに記載の光伝送システム。
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