JPH11312295A

JPH11312295A - 交通情報データ管理方法及び交通情報表示装置

Info

Publication number: JPH11312295A
Application number: JP11971798A
Authority: JP
Inventors: Masatomo Saeki; 佐伯正朋
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1998-04-28
Filing date: 1998-04-28
Publication date: 1999-11-09

Abstract

(57)【要約】【課題】交通情報管理装置から交通情報表示端末
へのデータの提供を行なうに際して、高速に最新の交通
情報を表示することができるようにすること。【解決手段】交通情報サーバ１０は、複数の交通情報
源１から順次交通情報データ１４を収集して蓄積し、蓄
積した交通情報データ１４を定期的に更新し、更新デー
タを交通情報表示端末２０からの送信要求に応じて外部
端末に送信するとともに、次回のデータ更新まで予測時
間を、前記交通情報データとともに外部端末に送信す
る。一方、交通情報表示端末２０は、交通情報サーバに
対して交通情報データ１４の送信要求信号を送信した後
に交通情報データ１４とその更新予測時間又は更新予測
時刻とを受信するとともに、受信した前記更新予測時間
の経過又は前記更新予測時刻の到来までは前記送信要求
を行わないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【発明の属する技術分野】本発明は、渋滞や事故・車線
規制等の交通情報の監視、閲覧を行うための交通情報デ
ータ管理方法及び交通情報表示装置に関するものであ
る。

【0002】特に、渋滞や事故・車線規制等の交通情報を提
供する交通情報サーバと、前記サーバからの交通情報を
もとに交通情報の表示を行う複数の交通情報表示端末に
より構成される装置において、交通情報サーバが自分自
身に対して接続を行っている交通情報表示端末を把握で
きない場合を対象としている。このような具体的な例と
しては、交通情報サーバはＷＥＢサーバを利用し、交通
情報表示端末はＷＥＢブラウザを利用して交通情報表示
装置を構築する場合が挙げられる。

【0003】

【従来の技術】従来この種の装置は、図６のように構成
されていた。図６は、従来の交通情報の監視、閲覧に用
いられる交通情報表示装置の構成を示すブロック図であ
る。

【0004】交通情報表示装置は、基本的に、複数の交通情
報源１から順次交通情報データを収集して蓄積し、蓄積
した前記交通情報データを定期的に更新し、蓄積・更新
した前記交通情報データを、送信要求に応じて外部端末
に送信する交通情報を集約する交通情報サーバ１０と、
交通情報サーバ１０から必要な交通情報データを取得
し、前記交通情報データをディジタル地図上に重ねて表
示する複数の交通情報表示端末２０とから構成されてい
る。

【0005】交通情報サーバ１０は、複数の交通情報源１か
ら送られてくる渋滞や事故・車線規制等の交通情報を受
信する交通情報受信手段１１と、交通情報受信手段１１
により受信した交通情報を蓄積する交通情報蓄積手段１
２と、前記交通情報をもとに、交通情報表示端末２０に
送信するデータを最新のものに更新する交通情報データ
更新手段１３と、前記交通情報データ更新手段１３より
出力され、交通情報表示端末２０に送信する交通情報デ
ータ１４と、各交通情報表示端末２０の要求に対して、
所望の交通情報データ１４を送信する交通情報通信手段
１５とを備えている。

【0006】交通情報源１としては、例えば道路上に設置さ
れる感知器により収集される情報から渋滞の先頭、渋滞
長を算出する装置や、道路管理者等が事故情報の入力を
行う交通情報登録端末が用いられる。

【0007】また、交通情報表示端末２０は、交通情報変換
サーバ１０に対して交通情報データの要求や、交通情報
データの受信を行う交通情報通信手段２１と、前記交通
情報通信手段２１によって受信した交通情報の保持、管
理を行う交通情報管理手段２２と、道路情報、地形情報
や施設情報がデータベース化された地図データベース２
３と、前記地図データベース２３から読み出した所要の
地図を表示するとともに、交通情報管理手段２２により
管理されている交通情報を地図上に重ねて表示する表示
手段２４を有している。

【0008】このような構成の従来の交通情報表示装置は、
以下のように動作する。

【0009】各交通情報源１はその装置が管理する区域の現
在の交通情報を随時交通情報サーバ１０に送信する。交
通情報サーバ１０では交通情報受信手段１１により前記
交通情報を順次受信し、交通情報蓄積手段１２に蓄積す
る。交通情報蓄積手段１２により蓄積された交通情報を
もとに、交通情報データ更新手段１３は、定期的、例え
ば５分毎、に交通情報データ１４を最新の情報に更新す
る。交通情報通信手段１５は、交通情報表示端末２０か
らの交通情報データ送信要求信号に対して所要の交通情
報データ１４の送信を行う。

【0010】一方、交通情報表示端末２０は、地図データベ
ース２３から読み出した所要の地図を表示するととも
に、交通情報管理手段２２から読み出した交通情報を前
記地図上に重ねて、表示手段２４上に交通情報表示を行
う。また、交通情報管理手段２２は保持している交通情
報データが最新のデータであるかを判定するために、例
えば地図表示位置変更時に、交通情報通信手段２１を介
して交通情報サーバ１０に交通情報データ送信要求信号
の送信を行う。このとき、交通情報管理手段２２は保持
している交通情報データが最新でなければ、交通情報通
信手段２１を介して交通情報サーバ１０より最新の交通
情報データを受信し、交通情報管理手段２２に格納す
る。

【0011】次に、表示手段２４において地図の表示が変化
した場合の交通情報サーバ１０と交通情報表示端末２０
の動作を図７のフロー図を参照しながら説明する。

【0012】ステップＳ１で、交通情報表示端末２０を操作
する人が、例えばキーボード等の操作により、地図の縮
尺変更・スクロール等を行い、表示手段２４における地
図の表示位置を変更したとする。

【0013】ステップＳ２で、表示手段２４は地図データベ
ース２３から読み出した所要の地図を表示する。

【0014】ステップＳ３では、既に交通情報管理手段２２
に格納されている交通情報が最新のデータであるか判定
するために、交通情報通信手段２１を介して交通情報サ
ーバ１０へ交通情報データ送信要求信号を送信する。例
えば、交通情報データ送信要求信号には、交通情報管理
手段２２で管理されている交通情報の作成日時をも含め
て交通情報サーバ１０へ送信し、交通情報サーバ１０は
前記交通情報管理手段２２で管理されている交通情報の
作成日時と、交通情報データ１４の作成日時を比較する
ことにより、交通情報管理手段２２に格納されている交
通情報が最新か否かの判定を行い、前記判定結果を交通
情報表示端末２０に通知する。交通情報管理手段２２で
管理されている交通情報が最新である場合は、ステップ
Ｓ５へ進み、そうでない場合はステップＳ４へ進む。

【0015】ステップＳ４で、交通情報通信手段２１によ
り、交通情報サーバ１０から非最新通知と交通情報デー
タ１４を受信する。

【0016】ステップＳ５で、交通情報通信手段２１によ
り、交通情報サーバ１０から最新通知を受信する。

【0017】ステップＳ６で、交通情報通信手段２１を介し
て受信した交通情報データ１４を交通情報管理手段２２
に格納する。

【0018】ステップＳ７で、表示手段２４は、既に表示さ
れている地図の上に重ねて、交通情報管理手段２２に格
納されている交通情報の表示を行う。

【0019】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の交通情報表示装置においては、交通情報表示端末２
０において最新の交通情報を表示するために、交通情報
管理手段２２で管理されている交通情報データが最新で
あるか否かの判定を行う場合、常に交通情報変換サーバ
１０に対して交通情報データ送信要求を行わなければな
らず、前記交通情報データ送信要求のために行う交通情
報表示端末２０と交通情報サーバ１０の接続処理に時間
がかかることや、交通情報サーバ１０は、接続してある
端末全てからの交通情報データ送信要求に対する処理を
行う必要があり処理負荷が高くなることから、結果とし
て、交通情報表示端末２０における交通情報表示に時間
がかかってしまうという不具合が生じることとなる。

【0020】上記不具合の例を図８を用いて具体的に説明す
る。図８は交通情報サーバ１０と交通情報表示端末２０
の間の交通情報データ授受の概念図である。Ｃ１〜Ｃ１
０は、地図表示位置変更操作を行ったことを表してい
る。それに伴う交通情報表示端末２０から交通情報サー
バ１０への矢印は交通情報管理手段２２で管理されてい
る交通情報データが最新であるか否かを判定するため
に、交通情報表示端末２０から交通情報サーバ１０に対
して行われる交通情報データ送信要求信号の送信を表し
ている。Ｕ１〜Ｕ３は交通情報サーバ１０で交通情報デ
ータ１４が更新されたことを表しており、Ｒｃ１，Ｒｃ
５，Ｒｃ１０では更新されたその交通情報データの転送
が行われ、ｒｃ２，ｒｃ３，ｒｃ４，ｒｃ６，ｒｃ７，
ｒｃ８，ｒｃ９では交通情報表示端末２０に蓄積されて
いる交通情報データが最新であることを示す最新通知が
行われる。

【0021】つまり、交通情報表示端末２０から交通情報サ
ーバ１０に対して行われる交通情報データ送信要求はＣ
１〜Ｃ１０の合計１０回行われているが、そのうち交通
情報サーバ１０から交通情報表示端末２０に対して交通
情報データ１４が送信されるのは、交通情報サーバ１０
で交通情報データ１４が更新されたＵ１，Ｕ２，Ｕ３の
直後のＣ１，Ｃ５，Ｃ１０に対するＲｃ１，Ｒｃ５，Ｒ
ｃ１０の３回のみである。交通情報表示端末２０からの
残りの７回（Ｃ２，Ｃ３，Ｃ４，Ｃ６，Ｃ７，Ｃ８，Ｃ
９）の交通情報データ送信要求に対しては、最新通知
（ｒｃ２，ｒｃ３，ｒｃ４，ｒｃ６，ｒｃ７，ｒｃ８，
ｒｃ９）のみが転送される。

【0022】すなわち、交通情報表示端末２０から交通情報
サーバ１０へ対する交通情報データ送信要求はＣ１，Ｃ
５，Ｃ１０のみ行われれば十分であり、Ｃ２、Ｃ３、Ｃ
４、Ｃ６、Ｃ７、Ｃ８、Ｃ９は交通情報端末２０におけ
る交通情報の表示を遅くしてしまうと同時に、交通情報
サーバ１０の処理負荷を高めるという不具合を生じてい
る。

【0023】本発明は、上記従来の問題を解決するものであ
り、交通情報表示端末において表示される交通情報が最
新か否かを判定するために行う、交通情報表示端末から
交通情報サーバへの接続処理を削減することにより、高
速に最新の交通情報を表示することができる交通情報デ
ータ管理方法及び交通情報表示装置を提供することを目
的とする。

【0024】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の交通情報データ管理方法の発明は、
交通情報管理装置は、複数の交通情報源から順次交通情
報データを収集して蓄積し、蓄積した前記交通情報デー
タを定期的に更新し、蓄積・更新した前記交通情報デー
タを、送信要求に応じて外部端末に送信するとともに、
前記送信要求時刻と次回の交通情報データ更新開始時刻
とから算出した予測時間を、前記交通情報データととも
に外部端末に送信する一方、交通情報表示端末は、前記
交通情報管理装置に対して前記交通情報データの送信要
求信号を送信した後に前記交通情報データとこの交通情
報データの更新予測時間又は更新予測時刻とを受信する
とともに、受信した前記更新予測時間の経過又は前記更
新予測時刻の到来までは前記送信要求を行わない構成と
した。

【0025】請求項９に記載の交通情報管理システムの発明
は、交通情報源から取得した渋滞・事故・車線規制等の
交通情報を蓄積する交通情報サーバと、現在時刻の取得
を行う現在時刻取得手段と、次回の交通情報データ更新
開始時刻を格納する更新開始時刻格納レジスタと、前記
更新開始時刻格納レジスタに格納されている次回の交通
情報データ更新開始時刻と前記現在時刻取得手段により
取得される現在時刻をもとに、現在時刻から次回の交通
情報データ更新終了時刻までの予測時間を算出する更新
終了予測時間演算手段とを具備する交通情報管理装置
と、送信要求信号を送信した後に前記交通情報管理装置
から交通情報データを受信する手段と、現在時刻の取得
を行う現在時刻取得手段と、次回の交通情報データ更新
開始時刻を格納する更新開始時刻格納レジスタと、この
更新開始時刻格納レジスタに格納されている交通情報デ
ータ更新開始時刻と前記現在時刻取得手段により取得さ
れる現在時刻をもとに、現在時刻から次回の交通情報デ
ータ更新終了時刻までの予測時間を算出する更新終了予
測時間演算手段と、交通情報データ要求の発行を抑制す
る交通情報要求抑制タイマとを具備する交通情報表示端
末装置と、を具備する構成とした。

【0026】これらの構成により、交通情報表示端末は、交
通情報管理装置における交通情報データの更新時刻やデ
ータが更新されるまでの時間を予測することが可能とな
り、前記時間が経過するまでの間は、交通情報表示端末
に格納されている交通情報データが最新か否かを判定す
るために行う、交通情報表示端末から交通情報管理装置
に対する交通情報データ送信要求を削減することができ
る。交通情報管理装置は、交通情報表示端末に対して更
新時刻を直接送信するようにしてもよい。この場合に
は、交通情報管理装置と交通情報表示端末との間で、時
刻あわせを行なうようにすれば、交通情報データ送信要
求の管理の精度が向上する。

【0027】従って、前記交通情報データ送信要求のために
行う交通情報表示端末と交通情報管理装置の接続処理に
かかる時間を削減するとともに、端末からの交通情報デ
ータ送信要求回数が減少するため、交通情報管理装置の
処理負荷が低くなり、結果として、交通情報表示端末に
高速に最新の交通情報を表示することができるようにな
る。

【0028】また、請求項２に記載の交通情報データ管理方
法の発明は、複数の交通情報源から順次交通情報データ
を収集して蓄積し、蓄積した前記交通情報データを定期
的に更新し、外部交通情報表示端末からの送信要求に応
じて、前記外部交通情報表示端末に対し、前記蓄積・更
新した前記交通情報データとこの交通情報データの更新
予測時間又は更新予測時刻との双方を送信するようにし
た。

【0029】請求項４記載の交通情報管理装置の発明は、各
交通情報表示端末に対して提供する交通情報を蓄積する
交通情報サーバと、現在時刻の取得を行う現在時刻取得
手段と、次回の交通情報データ更新開始時刻を格納する
更新開始時刻格納レジスタと、前記更新開始時刻格納レ
ジスタに格納されている次回の交通情報データ更新開始
時刻と前記現在時刻取得手段により取得される現在時刻
をもとに、現在時刻から次回の交通情報データ更新終了
時刻までの予測時間を算出する更新終了予測時間演算手
段と、を具備する構成を採る。

【0030】これらの構成により、交通情報データ送信要求
時刻から次回の交通情報データ更新終了時刻までの予測
時間を算出することができるようになり、予測時間を外
部端末へ通知することが可能となる。勿論、データ更新
時刻を直接通知してもよい。

【0031】請求項５記載の発明は、請求項４記載の交通情
報管理装置の発明において、前記更新終了予測時間演算
手段は、前記サーバに蓄積されている交通情報のデータ
サイズに応じて予測時間を修正する構成をとる。

【0032】周知のとおり交通情報、特に渋滞の情報、は時
間によって徐々に変化するものである。交通情報量は前
記渋滞箇所数に比例して増加するものであり、また、交
通情報データの更新処理にかかる時間は前記交通情報量
に比例して増加する。従って、現在時刻から次回の交通
情報データ更新終了時刻までの予測時間を算出する際
に、交通情報蓄積手段に蓄積されている交通情報のデー
タサイズに比例した定数を加算することにより、前記予
測時間の精度を高めることができる。

【0033】請求項６記載の発明は、請求項４記載の交通情
報管理装置において、前記更新終了予測時間演算手段
は、前回の更新処理にかかった時間に応じて予測時間を
修正する構成をとる。

【0034】この構成によっても請求項６と同様の理由で現
在時刻から次回の交通情報データ更新終了時刻までの予
測時間の制度を高めることができる。

【0035】また、請求項３記載の交通情報データ管理方法
の発明は、複数の交通情報源から収集・蓄積した交通情
報データを定期的に更新する交通情報管理装置に対して
前記交通情報データの送信要求信号を送信した後に前記
交通情報データとこの交通情報データの更新予測時間又
は更新予測時刻とを受信するとともに、受信した前記更
新予測時間の経過又は前記更新予測時刻の到来までは前
記送信要求を行わない、ようにした。

【0036】請求項７記載の交通情報表示端末装置の発明
は、送信要求信号を送信した後に交通情報管理装置から
交通情報データを受信する手段と、現在時刻の取得を行
う現在時刻取得手段と、次回の交通情報データ更新開始
時刻を格納する更新開始時刻格納レジスタと、この更新
開始時刻格納レジスタに格納されている交通情報データ
更新開始時刻と前記現在時刻取得手段により取得される
現在時刻をもとに、現在時刻から次回の交通情報データ
更新終了時刻までの予測時間を算出する更新終了予測時
間演算手段と、交通情報データ要求の発行を抑制する交
通情報要求抑制タイマとを具備する構成を採る。

【0037】これらの構成により、ある一定時間の交通情報
端末から交通情報管理装置に対して交通情報データ要求
の発行を抑制できるため、交通情報データが更新される
までの時間を定めることにより、無駄な交通情報データ
要求の発行を削減することができる。

【0038】請求項８記載の発明は、請求項７記載の交通情
報表示端末装置において、前記交通情報要求抑制タイマ
は、交通情報管理装置から通知される次回交通情報デー
タ更新終了時刻までの予測時間に予測時間調整変数を加
算した時間を用いて計数を行なう構成をとる。

【0039】この構成により、端末毎に前記予測時間調整変
数の値を変えることで、意図的に交通情報データ要求の
発行時刻を分散させることができ、交通情報管理装置に
対する同時アクセス数を低減することができる。また、
交通情報管理装置から通知される予測時間が不正確なた
め、交通情報表示端末において前記予測時間経過後に交
通情報データの送信要求信号を送信しても、交通情報管
理装置の交通情報データが更新されていない場合が頻発
する場合は、予測時間調整変数値を増加させ、逆に交通
情報データが更新されている場合が頻発する場合は、前
記予測時間調整変数値を減少させることにより、交通情
報管理装置に交通情報データの送信要求信号を送信する
タイミングを最適なものに調整できる。

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る交通情報データ管理方法及び交通情報表示装置につい
て、図面を参照しながら説明する。

【0040】図１は、本発明の交通情報データ管理方法が用
いられる交通情報表示装置の構成を示すブロック図であ
る。図６で示した従来例と同一手段には、同一の符号を
用いて説明する。

【0041】図１において、交通情報サーバ１０には、交通
情報受信手段１１、交通情報蓄積手段１２、交通情報デ
ータ更新手段１３、交通情報データ１４および交通情報
通信手段１５を備えており、また、交通情報表示端末２
０には、交通情報通信手段２１、交通情報管理手段２
２、地図データベース２３および表示手段２４を備えて
おりこれらの構成は従来例と同様である。

【0042】本実施の形態においては、交通情報サーバ１０
にさらに、現在時刻の取得を行う現在時刻取得手段１６
と、次に交通情報データ更新処理を開始する時刻を格納
する更新開始時刻格納レジスタ１７と、前記現在時刻と
前記更新開始時刻とから交通情報データの更新処理が終
了する時刻を予測する更新終了予測時間演算手段１８が
備えられており、交通情報表示端末２０には、交通情報
要求抑制タイマ２５が備えられている点が従来例との相
違である。

【0043】交通情報要求抑制タイマ２５は、交通情報サー
バ１０において交通情報データ１４が更新されるまでの
間起動されるものであり、交通情報管理手段２２に格納
されている交通情報が最新であるか否かを判定するため
に、交通情報表示端末２０が交通情報サーバ１０に対し
て交通情報データ送信要求信号の送信を行わないように
するためのものである。

【0044】次に、上記のように構成された交通情報表示装
置の動作を説明する。

【0045】各交通情報源１はその装置が管理する区域の現
在の交通情報を随時交通情報サーバ１０に送信する。交
通情報サーバ１０では、交通情報受信手段１１により前
記交通情報を順次受信し、交通情報蓄積手段１２に蓄積
する。交通情報蓄積手段１２により蓄積された交通情報
をもとに、交通情報データ更新手段１３は、定期的、例
えば５分毎、に交通情報データ１４を最新の情報に更新
する。また、交通情報データ更新手段１３は交通情報デ
ータ更新開始時に、次回の更新開始時刻、例えば現在時
刻に５分を加算した時刻、を更新開始時刻格納レジスタ
１７に格納する。交通情報通信手段１５は、交通情報表
示端末２０からの交通情報データ送信要求に対して所要
の交通情報データ１４の送信を行うとともに、更新終了
予測時間演算手段１８より現在時刻から次回の交通情報
データ更新終了時刻までの予測時間を取得し送信する。
更新終了予測時間演算手段１８は、更新開始時刻格納レ
ジスタ１７に格納されている次回の更新開始時刻から、
現在時刻取得手段１６により得られる現在時刻を減算
し、交通情報データ更新処理自体にかかる時間、例えば
１分、を加算することにより、現在時刻から次回の交通
情報データ更新終了時刻までの予測時間を算出する。

【0046】一方、交通情報表示端末２０は、地図データベ
ース２３から読み出した所要の地図を表示するととも
に、交通情報管理手段２２から読み出した交通情報を前
記地図上に重ねて、表示手段２４上に交通情報表示を行
う。また、交通情報管理手段２２は保持している交通情
報データが最新のデータであるかを判定するために、例
えば地図表示位置変更時に、交通情報通信手段２１を介
して交通情報サーバ１０に交通情報データ送信要求を行
う。

【0047】ただし、前記交通情報データ送信要求の前に、
交通情報要求抑制タイマ２５が起動中か否かが判定さ
れ、前記交通情報要求抑制タイマ２５が停止時のみ前記
交通情報データ送信要求信号は送信される。このとき、
交通情報管理手段２２は保持している交通情報データが
最新でなければ、交通情報通信手段２１を介して交通情
報サーバ１０より最新の交通情報データを受信し、交通
情報管理手段２２に格納する。

【0048】次に、表示手段２４において地図の表示が変化
した場合の交通情報サーバ１０と交通情報表示端末２０
の動作を図５のフロー図を参照しながら説明する。

【0049】ステップＳ１で、交通情報表示端末２０を操作
する人が、例えばキーボード等の操作により、地図の縮
尺変更・スクロール等を行い、表示手段２４における地
図の表示位置を変更したとする。

【0050】ステップＳ２で、表示手段２４は地図データベ
ース２３から読み出した所要の地図を表示する。

【0051】ステップＳ３で、交通情報要求抑制タイマ２５
が起動中か停止中かの判定を行う。前記交通情報要求抑
制タイマ２５が起動中であればステップＳ９へ進み、停
止中であればステップＳ４へ進む。

【0052】ステップＳ４で、既に交通情報管理手段２２に
格納されている交通情報が最新のデータであるか判定す
るために、交通情報通信手段２１を介して交通情報サー
バ１０へ交通情報データ送信要求信号を送信する。例え
ば、交通情報データ送信要求信号には、交通情報管理手
段２２で管理されている交通情報の作成日時をも含めて
交通情報サーバ１０へ送信し、交通情報サーバ１０は前
記交通情報管理手段２２で管理されている交通情報の作
成日時と、交通情報データ１４の作成日時を比較するこ
とにより、交通情報管理手段２２に格納されている交通
情報が最新か否かの判定を行い、前記判定結果を交通情
報表示端末２０に通知する。交通情報管理手段２２で管
理されている交通情報が最新である場合は、ステップＳ
６へ進み、そうでない場合はステップＳ５へ進む。

【0053】ステップＳ５では、交通情報通信手段２１によ
り、交通情報サーバ１０から交通情報データ１４と次回
交通情報データ更新終了時刻までの予測時間を受信す
る。

【0054】ステップＳ６では、交通情報通信手段２１によ
り、交通情報サーバ１０から最新通知を受信する。

【0055】ステップＳ７で、交通情報通信手段２１を介し
て受信した交通情報データ１４を交通情報管理手段２２
に格納する。

【0056】ステップＳ８で、ステップＳ５において受信し
た次回交通情報データ更新終了時刻までの予測時間を用
いて交通情報要求抑制タイマ２５を起動する。前記交通
情報要求抑制タイマ２５を指定時間経過すると自動的に
停止する。

【0057】ステップＳ９で、表示手段２５は、既に表示さ
れている地図の上に重ねて、交通情報管理手段２３に格
納されている交通情報の表示を行う。

【0058】上記発明の構成による効果を図３を用いて具体
的に説明する。図３は、図８で示した従来の不具合例と
同一状況下での、上記発明による交通情報サーバ１０と
交通情報表示端末２０の間の交通情報データ授受の概念
図である。図８で示した従来例と同一の動作には同一の
符号を用いて説明する。

【0059】図３では、最初の地図表示位置変更操作Ｃ１に
より、最新の交通情報データを取得するとともに、前記
交通情報データと同時に取得した、現在時刻から次回の
交通情報データ更新終了時刻までの予測時間より求めら
れる要求抑制時間Ｕ１ｅＴの交通情報要求抑制タイマ起
動している。前記交通情報要求抑制タイマ起動中は交通
情報表示端末２０から交通情報サーバ１０に対して行わ
れる交通情報データ送信要求を行わない。

【0060】よって、従来は発生していたＣ２、Ｃ３、Ｃ４
に対する交通情報データ送信要求は発生しない。その結
果、前記交通情報データ送信要求時に行われる、交通情
報表示端末と交通情報サーバ間の接続時間が削減される
ことにより、交通情報表示端末２０における交通情報の
表示が高速になるとともに、交通情報サーバ１０の処理
負荷を低減することができる。

【0061】また、交通情報サーバ１０において交通情報デ
ータの更新Ｕ２後の地図表示位置変更操作Ｃ５発生時
は、交通情報要求抑制タイマが停止しているため、前記
交通情報データ送信要求が行われており、最新の交通情
報データが取得される。この時先と同様に要求抑制時間
Ｕ２ｅＴの交通情報要求抑制タイマ起動され、以降同様
の動作が繰り返される。

【0062】上記より、発明の構成によると、不要ではある
が従来例では発生してしまう、地図表示位置変更操作Ｃ
２，Ｃ３，Ｃ４，Ｃ６，Ｃ７，Ｃ８，Ｃ９に対する交通
情報データ送信要求が行われなくなり、交通情報表示端
末２０における交通情報の表示が高速になるとともに、
交通情報サーバ１０の処理負荷を低減することができ
る。また、Ｃ１，Ｃ５，Ｃ１０に対する交通情報データ
送信要求は従来と同様に行われることから、交通情報表
示端末において最新の交通情報を表示する機能は従来と
同様に維持することができる。

【0063】なお、上記では、次回の更新開始時刻から現在
時刻を減算し、交通情報データ更新処理自体にかかる時
間、例えば１分、を加算することにより、現在時刻から
次回の交通情報データ更新終了時刻までの予測時間を算
出したが、交通情報データ更新処理自体にかかる時間を
定数ではなく、交通情報蓄積手段に蓄積されている交通
情報のデータサイズに比例した値又は、前回の更新処理
にかかった時間を用いることにより前記予測時間の精度
を高くすることができる。本例を図４、図５を用いて説
明する。図４、図５中の記号は図３、図８で示したもの
と同一のものについては同一の符号を用いて説明する。

【0064】周知のとおり交通情報、特に渋滞の情報、は時
間によって徐々に変化するものであり、前記渋滞箇所数
に比例して交通情報量は増加し、交通情報データの更新
処理にかかる時間も前記交通情報量に比例して増加す
る。従って、現在時刻から次回の交通情報データ更新終
了時刻までの予測時間を算出する際に、交通情報データ
更新処理自体にかかる時間を一定時間Ｋとすると、実際
の交通情報データ更新処理は前記予測時間より長時間か
かる場合やその逆に短時間で終了してしまう場合が発生
する。

【0065】まず、図４を用いて実際の交通情報データ更新
処理にかかる時間が前記一定時間Ｋより長時間かかる場
合の不具合について説明する。図４は、実際の交通情報
データ更新処理が予測時間より長時間かかる場合の動作
概念図である。

【0066】図４において、Ｕ１Ｓ、Ｕ１Ｅ、Ｕ１Ｔ（＝Ｕ
１Ｅ−Ｕ１Ｓ）はそれぞれ実際の交通情報データの更新
開始時刻、更新終了時刻、更新にかかった時間を表して
いる。更新終了予測時刻Ｕ１ｅは、交通情報データ更新
処理にかかる時間をＫとして求められており、Ｋ＜Ｕ１
Ｔであるため、Ｅ１で示される予測時間誤差を生じてい
る。この前記予測時間誤差Ｅ１内における地図表示位置
変更操作Ｃ３は、更新終了予測時刻Ｕ１ｅ後であり、交
通情報要求抑制タイマＵ１ｅＴは停止しているため、地
図表示位置変更操作Ｃ３に対する交通情報データ送信要
求は発生するが、交通情報サーバの交通情報データは更
新されていない。すなわち、予測時間誤差Ｅ１における
地図表示位置変更操作に対して無駄な交通情報データ送
信要求を発生してしまい、交通情報表示端末において交
通情報表示を遅くし、交通情報サーバの処理負荷を増大
させてしまう。

【0067】次に、図５を用いて実際の交通情報データ更新
処理にかかる時間が前記一定時間Ｋより短時間である場
合について説明する。図５は、実際の交通情報データ更
新処理が予測時間より短時間で終了する場合の動作概念
図である。符号の意味は図４と同一であり、Ｋ＞Ｕ１Ｔ
であるため予測時間誤差Ｅ１を生じている。この前記予
測時間誤差Ｅ１における地図表示位置変更操作Ｃ２時
は、更新終了予測時刻Ｕ１ｅ前であり、交通情報要求抑
制タイマＵ１ｅＴは起動しているため、地図表示位置変
更操作Ｃ２に対する交通情報データ送信要求は発生しな
いが、交通情報サーバの交通情報データは既に更新され
ている。すなわち、予測時間誤差Ｅ１における地図表示
位置変更操作に対して行われるべき交通情報データ送信
要求が行われず、交通情報表示端末において最新の交通
情報を表示するタイミングが次回以降の地図表示位置変
更操作になってしまう。

【0068】上記より、実際の交通情報データ更新終了時間
が予測時間より長い場合の予測時間誤差内における交通
情報表示端末の地図表示位置変更操作は、無駄な交通情
報データ送信要求を発生してしまい、逆に実際の交通情
報データ更新終了時間が予測時間より短い場合の予測時
間誤差内における交通情報表示端末の地図表示位置変更
操作に対しては最新の交通情報データが転送されないと
いう不具合を生じてしまう。従って、予測時間誤差を小
さくすることが望ましい。

【0069】交通情報量は前記渋滞箇所数に比例して増加す
るものであり、また、交通情報データの更新処理にかか
る時間は前記交通情報量に比例して増加する。従って、
現在時刻から次回の交通情報データ更新終了時刻までの
予測時間を算出する際に、前記定数Ｋではなく、交通情
報蓄積手段に蓄積されている交通情報のデータサイズに
比例した値を加算することにより、前記予測時間の精度
が高まり、予測時間誤差を小さくすることができる。

【0070】また、周知のとおり交通情報、特に渋滞の情
報、は時間によって徐々に変化するものであることか
ら、前記定数Ｋのかわりに、前回の交通情報データ更新
処理にかかった時間を加算することによっても、前記予
測時間の精度を高めることができ、予測時間誤差を小さ
くすることができる。

【0071】交通情報サーバにおいて、上記のように予測時
間の精度を高めることができない場合でも、交通情報表
示端末において交通情報データ要求抑制タイマを起動す
る場合に、交通情報サーバから通知される次回交通情報
データ更新終了時刻までの予測時間に予測時間調整変数
を加算したものを用いることにより、同様の効果を得る
ことができる。

【0072】具体的には、交通情報表示端末において交通情
報データ要求抑制タイマ停止時に交通情報データの送信
要求信号を送信しても、交通情報サーバの交通情報デー
タが更新されていない場合が頻発する場合は、予測時間
調整変数値を増加させることにより、交通情報データ要
求抑制タイマの起動時間を長くし、逆に交通情報データ
が更新されている場合が頻発する場合は、前記予測時間
調整変数値を減少させることにより、交通情報データ要
求抑制タイマの起動時間を短くする、と言ったような動
作を交通情報データの送信要求信号を送信時に毎回行う
ようにすると、交通情報サーバに交通情報データの送信
要求信号を送信するタイミングを最適なものに保つこと
ができる。

【0073】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次回更新時刻までの予測時間内は交通情報サ
ーバに対する送信要求を行わないようにすることによ
り、交通情報サーバにおける接続処理が不要になると同
時に、端末からの交通情報データ送信要求の処理負荷が
低減されるため、高速に最新の交通情報表示を行うこと
ができる交通情報データ管理方法及び交通情報表示装置
を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の交通情報表示装置の構成を示すブロッ
ク図

【図２】本発明の交通情報表示装置の動作のフロー図

【図３】本発明の交通情報データ授受の概念図

【図４】本発明において実際の交通情報データ更新処理
が予測時間より長時間かかる場合の動作概念図

【図５】本発明において実際の交通情報データ更新処理
が予測時間より短時間で終了する場合の動作概念図

【図６】従来の交通情報表示装置の構成を示すブロック
図

【図７】従来の交通情報表示装置の動作のフロー図

【図８】従来の交通情報データ授受の概念図

【符号の説明】

１交通情報源１０交通情報サーバ１１交通情報受信手段１２交通情報蓄積手段１３交通情報データ更新手段１４交通情報データ１５交通情報通信手段１６現在時刻取得手段１７更新開始時刻格納レジスタ１８更新終了予測時間演算手段２０交通情報表示端末２１交通情報通信手段２２交通情報管理手段２３地図データベース２４表示手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】交通情報管理装置は、複数の交通情報源
から順次交通情報データを収集して蓄積し、蓄積した前
記交通情報データを定期的に更新し、蓄積・更新した前
記交通情報データを、送信要求に応じて外部端末に送信
するとともに、前記送信要求時刻と次回の交通情報デー
タ更新開始時刻とから算出した予測時間を、前記交通情
報データとともに外部端末に送信する一方、交通情報表
示端末は、前記交通情報管理装置に対して前記交通情報
データの送信要求信号を送信した後に前記交通情報デー
タとこの交通情報データの更新予測時間又は更新予測時
刻とを受信するとともに、受信した前記更新予測時間の
経過又は前記更新予測時刻の到来までは前記送信要求を
行わない、ことを特徴とする交通情報データ管理方法。
【請求項２】複数の交通情報源から順次交通情報デー
タを収集して蓄積し、蓄積した前記交通情報データを定
期的に更新し、外部交通情報表示端末からの送信要求に
応じて、前記外部交通情報表示端末に対し、前記蓄積・
更新した前記交通情報データとこの交通情報データの更
新予測時間又は更新予測時刻との双方を送信する、こと
を特徴とする交通情報データ管理方法。
【請求項３】複数の交通情報源から収集・蓄積した交
通情報データを定期的に更新する交通情報管理装置に対
して前記交通情報データの送信要求信号を送信した後に
前記交通情報データとこの交通情報データの更新予測時
間又は更新予測時刻とを受信するとともに、受信した前
記更新予測時間の経過又は前記更新予測時刻の到来まで
は前記送信要求を行わない、ことを特徴とする交通情報
データ管理方法。
【請求項４】各交通情報表示端末に対して提供する交
通情報を蓄積する交通情報サーバと、現在時刻の取得を
行う現在時刻取得手段と、次回の交通情報データ更新開
始時刻を格納する更新開始時刻格納レジスタと、前記更
新開始時刻格納レジスタに格納されている次回の交通情
報データ更新開始時刻と前記現在時刻取得手段により取
得される現在時刻をもとに、現在時刻から次回の交通情
報データ更新終了時刻までの予測時間を算出する更新終
了予測時間演算手段と、を具備することを特徴とする交
通情報管理装置。
【請求項５】前記更新終了予測時間演算手段は、前記
サーバに蓄積されている交通情報のデータサイズに応じ
て予測時間を修正する、ことを特徴とする請求項４記載
の交通情報管理装置。
【請求項６】前記更新終了予測時間演算手段は、前回
の更新処理にかかった時間に応じて予測時間を修正す
る、ことを特徴とする請求項４記載の交通情報管理装
置。
【請求項７】送信要求信号を送信した後に交通情報管
理装置から交通情報データを受信する手段と、現在時刻
の取得を行う現在時刻取得手段と、次回の交通情報デー
タ更新開始時刻を格納する更新開始時刻格納レジスタ
と、この更新開始時刻格納レジスタに格納されている交
通情報データ更新開始時刻と前記現在時刻取得手段によ
り取得される現在時刻をもとに、現在時刻から次回の交
通情報データ更新終了時刻までの予測時間を算出する更
新終了予測時間演算手段と、交通情報データ要求の発行
を抑制する交通情報要求抑制タイマとを具備することを
特徴とする交通情報表示端末装置。
【請求項８】前記交通情報要求抑制タイマは、交通情
報サーバから通知される次回交通情報データ更新終了時
刻までの予測時間に予測時間調整変数を加算した時間を
用いて計数を行なうことを特徴とする請求項７記載の交
通情報表示端末装置。
【請求項９】交通情報源から取得した渋滞・事故・車
線規制等の交通情報を蓄積する交通情報サーバと、現在
時刻の取得を行う現在時刻取得手段と、次回の交通情報
データ更新開始時刻を格納する更新開始時刻格納レジス
タと、前記更新開始時刻格納レジスタに格納されている
次回の交通情報データ更新開始時刻と前記現在時刻取得
手段により取得される現在時刻をもとに、現在時刻から
次回の交通情報データ更新終了時刻までの予測時間を算
出する更新終了予測時間演算手段とを具備する交通情報
管理装置と、送信要求信号を送信した後に前記交通情報管理装置から
交通情報データを受信する手段と、現在時刻の取得を行
う現在時刻取得手段と、次回の交通情報データ更新開始
時刻を格納する更新開始時刻格納レジスタと、この更新
開始時刻格納レジスタに格納されている交通情報データ
更新開始時刻と前記現在時刻取得手段により取得される
現在時刻をもとに、現在時刻から次回の交通情報データ
更新終了時刻までの予測時間を算出する更新終了予測時
間演算手段と、交通情報データ要求の発行を抑制する交
通情報要求抑制タイマとを具備する交通情報表示端末装
置と、を具備することを特徴とする交通情報管理システ
ム。