JP2015184820A - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】任意の駐車場の満空情報を取得できる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】情報処理装置は、駐車場の周囲における車両の速度を、車両や車両に設置された端末装置等、任意の装置から取得する。情報処理装置は、駐車場の周囲における車両の速度の変化に基づいて、当該駐車場が満車であるか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果を他の装置に出力する出力部とを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
従来、車載端末やモバイル端末等を用いたナビゲーション(以下、「案内」ともいう)を行う際、駐車場の位置を表示するとともに、駐車場が満車であるか否かを示す満空情報を表示する技術が知られている。また、駐車場の管理システムに依存せずに満空情報を取得するため、目的地に設定された駐車場を車両が通過した場合、通過後に車両がUターンした場合、または、他の駐車場に車両が入庫した場合は、目的地に設定された駐車場が満車であると判定する技術が知られている。
特開2011−215049号公報 特開2013−210706号公報
しかしながら、上述した従来技術では、満空情報を取得できない場合があるという問題があった。例えば、従来技術では、目的地に設定された駐車場が満車であるか否かを判定するので、目的地に設定されていない駐車場が満車であるか否かを判定できない。また、従来技術では、目的地に設定された駐車場を通過したとしても、Uターンしなかった場合や、他の駐車場に入庫しなかった場合には、目的地に設定された駐車場が満車であるか否かを判定できない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、任意の駐車場の満空情報を取得できる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、駐車場の周囲における車両の速度の変化に基づいて、当該駐車場が満車であるか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果を他の装置に出力する出力部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、任意の駐車場の満空情報を取得できる。
図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置が有する機能構成の一例を説明する図である。 図3は、実施形態に係るプローブデータベースに登録された情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る駐車場データベースに登録された情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 図6は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[1.情報処理装置10]
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理装置10について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理の概要を示す図である。
情報処理装置10は、インターネット等を介して、車両50および情報処理装置10と各種情報の送受信を行うサーバ等の情報処理装置である。例えば、情報処理装置10は、車両50が有する端末装置から車両50の位置および速度を示すプローブデータを受信する。また、例えば、情報処理装置10は、端末装置51に対し、駐車場に空きがあるか満車であるかを示す満空情報を配信する。
車両50は、利用者により操作される車やバイク等の車両である。また、車両50は、情報処理装置10と通信を行うことができる端末装置を有し、車両50の速度や位置を示すプローブデータを情報処理装置10に送信する。なお、車両50が実行する処理は、例えば、端末装置51と同様の端末装置であって、車両50のダッシュボードに設置された端末装置が、カメラやGPS(Global Positioning System)を利用して取得した車両50の速度と位置とをプローブデータとして情報処理装置10へ送信することで実現されてもよい。
端末装置51は、各種サービスを利用する利用者が使用する端末装置である。また、例えば、端末装置51は、利用者が使用する端末装置であり、タブレット端末、PC、PDA、スマートフォン、車載されたカーナビゲーションシステム等、任意の情報処理装置が適用される。また、端末装置51は、3G(Generation)、4G、LTE(Long Term Evolution)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)等の無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LANなどの近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、情報処理装置10と通信することができる。
また、端末装置51は、任意のシステムを用いて、利用者の案内処理を行うことができる。例えば、端末装置51は、利用者により出発地と目的地とが設定された場合は、経路検索を行うナビゲーションシステムに出発地と目的地とを送信する。そして、端末装置51は、出発地から目的地までの経路を受信すると、受信した経路を表示し、利用者を目的地まで案内する。また、端末装置51は、目的地等の設定がされない場合には、自装置の位置を測定するとともに、測定された位置の周囲の地図情報を収集し、収集した地図情報を端末装置51の位置とともに表示する。
ここで、情報処理装置10は、車両50の位置を示すプローブデータを所定の時間間隔で収集し、収集したプローブデータを用いて、駐車場に空きがあるか否かを判定する。例えば、図1に示す例では、車両50は、駐車場100に面した道路情報を走行している。ここで、車両50の利用者は、車両50を駐車するための駐車場を探している場合、駐車場100の付近で速度を落とし、空きがあるか否かを確認すると考えられる。また、車両50の利用者は、駐車場100に空きがある場合は、そのまま駐車場100内に車両50を駐車し、駐車場100が満車である場合には、加速しながら駐車場100を通り過ぎると考えられる。
そこで、情報処理装置10は、以下の処理を実行する。まず、情報処理装置10は、駐車場を識別する駐車場IDと、かかる駐車場が満車であるか否かを示す状態フラグとを対応付けて記憶する駐車場データベース15を有する。また、情報処理装置10は、駐車場100の位置をあらかじめ記憶するとともに、車両50のプローブデータを受信する(ステップS1)。そして、情報処理装置10は、駐車場100の入り口に面した所定の領域101における車両50の挙動を解析する。具体的には、情報処理装置10は、駐車場外の領域101における車両50の速度変化を算出する(ステップS2)。
次に、情報処理装置10は、算出した速度変化が所定の条件を満たし、かつ、車両50が領域101の外に出たか、すなわち、車両50が駐車場100を通り過ぎたか否かを判定する(ステップS3)。そして、情報処理装置10は、算出した速度変化が所定の条件を満たし、かつ、車両50が駐車場100を通り過ぎた場合は、駐車場100が満車であると判定する(ステップS4)。
例えば、情報処理装置10は、車両50が領域101に入る前と後との速度差を算出する。また、情報処理装置10は、車両50が領域101に入る前の速度よりも領域101に入った後の速度の方が遅い場合、すなわち、車両50が駐車場100の周囲で減速した場合には、車両50が駐車場100の入り口を通過したか否かを判定する。そして、情報処理装置10は、車両50が駐車場100の入り口を通過したと判定した場合は、駐車場100が満車であると判定する。具体例を挙げると、情報処理装置10は、車両50の速度差が時速30キロメートル程度である場合や、車両50が速度を半分に減速させた場合は、駐車場100が満車であると判定してもよい。
また、情報処理装置10は、駐車場100が満車であると判定した場合は、駐車場データベース15に駐車場100の駐車場ID(例えば、「ID0001」)と対応付けられた状態フラグを、満車を示す値「1」に更新する(ステップS5)。その後、情報処理装置10は、端末装置51から満空情報の送信要求を受信した場合は(ステップS6)、駐車場データベース15に格納された各駐車場の状態フラグに基づいて、各駐車場の満空情報を生成する。
図1に示す例では、情報処理装置10は、駐車場100の駐車場ID「ID0001」と満車を示す状態フラグ「1」とが対応付けて格納されているので、駐車場100の名称である「第一駐車場」と駐車場の状態「満車」とを対応付けた満空情報を生成する。また、情報処理装置10は、駐車場ID「ID0002」と空車を示す状態フラグ「0」とが対応付けて格納されているので、駐車場ID「ID0002」が示す駐車場の名称(例えば、「第二駐車場」)と駐車場の状態「空き有」とを対応付けた満空情報を生成する。そして、情報処理装置10は、生成した満空情報を端末装置51に送信し、満空情報を表示させる(ステップS7)。
このように、情報処理装置10は、駐車場100を管理するシステムから満空情報を取得せずとも、駐車場100が満車であるか否かを判定することができる。また、情報処理装置10は、駐車場100の周囲の領域101における車両50の速度の変化に基づいて、駐車場100が満車であるか否かを判定する。このため、情報処理装置10は、車両50の利用者が駐車場100を案内処理の目的地に設定していない場合にも、駐車場100の満空情報を取得できる。
なお、情報処理装置10は、駐車場100以外の駐車場についても、同様の処理を実行することで、満空情報を特定する。また、情報処理装置10は、車両50に搭載された端末装置以外の端末装置からのプローブデータを用いてもよい。また、後述するように、情報処理装置10は、上述した条件以外にも、車両50の速度変化に基づいて、駐車場100が満車であるか否かを判定することができる。
なお、以下の説明では、車両50、車両50に搭載された端末装置、端末装置51、その他任意の端末装置を合わせて端末装置52と記載するものとする。なお、所定の領域101とは、車両50を運転する運転手が、駐車場が満車であるか否かを判断できる領域、すなわち満空情報が視認できる領域であるが、かかる領域の大きさは、駐車場の周囲の建物や、道路の交通量等に基づいて、駐車場ごとに自由に設定することができる。また、以下の説明では、駐車場100の入り口付近や、駐車場100が満車であるか否かを判定できる所定の領域を駐車場の周囲と記載する。
[2.情報処理装置10の機能構成]
次に、上述した処理を実現する情報処理装置10の機能構成の一例を説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置が有する機能構成の一例を説明する図である。図2に示す例では、情報処理装置10は、通信部11、記憶部12、制御部13を有する。また、記憶部12は、プローブデータベース14、駐車場データベース15を記憶する。
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。また、通信部11は、ネットワークNを介した有線または無線通信により、端末装置51と情報処理装置10との間の通信を制御する。
記憶部12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
プローブデータベース14は、所定の時間間隔で取得された端末装置52の位置を示すプローブデータが登録されるデータベースである。例えば、図3は、実施形態に係るプローブデータベースに登録された情報の一例を示す図である。図3に示すように、プローブデータベース14には、端末IDと、時刻情報と、位置情報と、速度情報とを対応付けたプローブデータが格納されている。
ここで、端末IDとは、プローブデータの取得元となる端末装置52を識別する情報である。また、時刻情報とは、プローブデータに含まれる位置情報と速度情報とが測定された時刻を示す情報である。また、位置情報とは、対応付けられた端末IDが示す端末装置52の位置を示す情報である。また、速度情報とは、対応付けられた端末IDが示す端末装置52の移動速度を示す情報である。なお、図3に示す例では、位置情報および速度情報に「P1」、「S1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、位置情報として緯度や経度の値、速度情報として時速等を表す数値が格納される。
なお、上述したプローブデータは、端末装置52が所定のアプリケーションを実行することで、情報処理装置10に送信される。例えば、端末装置52は、所定のアプリケーションがインストールされた場合、GPS等を用いて、所定の時間間隔で、端末装置52の位置を測定する。また、端末装置52は、搭載された車両と連動して、若しくは、位置の変動量に基づいて、端末装置52の移動速度を算出する。そして、端末装置52は、端末IDと、測定した時刻を示す時刻情報と、測定した位置を示す位置情報と、算出した移動速度を示す速度情報とを対応付けたプローブデータを生成し、生成したプローブデータを情報処理装置10に送信する。なお、端末装置52は、プローブデータを生成した際に情報処理装置10へ送信してもよく、また、生成したプローブデータをキャッシュし、キャッシュした全てのプローブデータを所定の時間間隔で情報処理装置10へ送信してもよい。
駐車場データベース15は、満車であるか否かを判定する駐車場の情報が登録されたデータベースである。例えば、図4は、実施形態に係る駐車場データベースに登録された情報の一例を示す図である。図4に示すように、駐車場データベース15には、駐車場ID、状態フラグ、位置情報、満車時刻、出庫期待時間とが対応付けて登録される。
ここで、駐車場IDとは、駐車場を識別するための識別子である。なお、駐車場データベース15は、駐車場IDと併せて、駐車場の名称等を記憶してもよい。また、状態フラグとは、対応付けられた駐車場IDが示す駐車場が満車であるか否かを示す情報である。例えば、情報処理装置10は、駐車場IDが示す駐車場が満車である場合は、係る駐車場IDに状態フラグ「1」を対応付けて登録し、駐車場IDが示す駐車場に空きがある場合は、係る駐車場IDに状態フラグ「0」を対応付けて登録する。
また、位置情報とは、対応付けられた駐車場IDが示す駐車場が存在する領域および駐車場の周囲を示す情報である。また、満車時刻とは、対応付けられた駐車場IDが示す駐車場が満車になったと最後に判定した時刻を示す情報である。また、出庫期待時間とは、対応付けられた駐車場IDが示す駐車場において、ある車両が出庫してから次の車両が出庫するまでの時間間隔の期待値であり、例えば、車両が出庫する時間間隔の平均値である。なお、出庫期待時間は、駐車場が満車になってから空きができるまでの時間に基づいて算出されてもよいし、道路の混み具合や駐車場の広さ等に応じた任意のパラメータに基づいて、あらかじめ算出されてもよい。
図2に戻り、制御部13は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部13は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部13は、情報解析部16、情報配信部17を有する。また、情報解析部16は、収集部18、抽出部19、判定部20、更新部21を有する。また、情報配信部17は、要求受付部22、情報出力部23を有する。
[3.情報処理装置10の動作および作用]
上記のように構成された情報処理装置10の動作を図5のフローチャートに基づいて説明する。図5は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。
収集部18は、端末装置52からプローブデータを受信したか否かを判定する(ステップS101)。そして、収集部18は、端末装置52からプローブデータを受信した場合は(ステップS101:Yes)、プローブデータをプローブデータベース14に登録する(ステップS102)。
抽出部19は、所定の分析タイミングであるか否かを判定し(ステップS103)、所定の分析タイミングである場合は(ステップS103:Yes)、駐車場ごとに、最後に通りかかった車両のプローブデータを抽出する(ステップS104)。例えば、抽出部19は、駐車場データベース15から、処理対象となる駐車場の位置情報を読み出す。そして、抽出部19は、プローブデータベース14に登録されたプローブデータのうち、駐車場データベース15から読み出した位置情報が示す領域内に含まれる位置を示す位置情報を含むプローブデータを抽出する。なお、かかるプローブデータには、駐車場の周囲を通過した車両のプローブデータだけではなく、駐車場に入庫した車両のプローブデータや、駐車場から出庫した車両のプローブデータが含まれる場合がある。
また、抽出部19は、抽出したプローブデータのうち、最新の時刻情報が登録されたプローブデータと同一の端末IDが登録されたプローブデータを特定する。その後、抽出部19は、特定したプローブデータを判定部20に出力する。
判定部20は、駐車場の周囲における車両の速度の変化に基づいて、駐車場が満車であるか否かを判定する(ステップS105)。具体的には、判定部20は、駐車場の入り口の周囲における車両の速度の変化に基づいて、駐車場が満車であるか否かを判定する。また、判定部20は、車両の速度が所定の閾値以上減速し、かつ、車両が駐車場の入り口を通過した場合は、駐車場が満車であると判定する。
例えば、判定部20は、抽出部19から、駐車場ID「ID0001」が示す駐車場の前を最後に通りかかった車両のプローブデータを受信する。かかる場合、判定部20は、時刻情報を用いて、受信したプローブデータを時系列順にソートする。そして、判定部20は、ソートされた各プローブデータに登録された速度情報が示す速度の差分をそれぞれ算出する。すなわち、判定部20は、駐車場の周囲における車両の速度変化の履歴を特定する。
また、判定部20は、各プローブデータに登録された位置情報を用いて、特定した速度変化の履歴を、車両が駐車場の入り口を通過する前の履歴と、車両が駐車場の入り口を通過した後の履歴とに分ける。例えば、判定部20は、判定対象となる駐車場の周囲に車両の位置が含まれるか否かに応じて、特定した速度変化の履歴を、車両が駐車場の入り口を通過する前の履歴と、車両が駐車場の入り口を通過した後の履歴とに分ける。
また、判定部20は、車両が駐車場の入り口を通過する前の履歴から、車両が速度を所定の閾値以上減速させたか否かを判定する。そして、判定部20は、車両が駐車場の入り口を通過する前の履歴において、車両が速度を所定の閾値以上減速させていた場合には、かかる駐車場が満車であると判定する。なお、判定部20は、車両が駐車場の入り口を通過する前の履歴において、車両が速度を所定の閾値以上減速させ、かつ、車両が駐車場の入り口を通過した後の履歴において、車両の速度が所定の閾値以上加速していた場合は、かかる駐車場が満車であると判定してもよい。
また、判定部20は、車両の速度と、車両の速度の変化量とに基づいて、駐車場が満車であるか否かを判定してもよい。例えば、判定部20は、車両が駐車場の周囲に至るまでの速度が所定の閾値以下であり、かつ、車両が駐車場の入り口を通過するまでの間に所定の閾値以上減速し、かつ、車両が駐車場の入り口を通過した後で加速した場合は、駐車場が満車であると判定してもよい。このような処理を実行した場合には、例えば、駐車場を確実に探しているような利用者による運転に基づいて、駐車場が満車か否かを判定することができる。
また、判定部20は、抽出部19から受信したプローブデータを用いて、駐車場に車両が入庫した、または、車両が出庫したか否かを判定する(ステップS106)。そして、判定部20は、駐車場に車両が入庫した、または、車両が出庫したと判定した場合は、駐車場に空きがあると判定し、駐車場に入出庫があった旨の通知を更新部21に出力する。
更新部21は、判定部20の判定結果に基づいて、駐車場データベース15に登録された各種情報を更新する(ステップS107)。例えば、更新部21は、判定部20により駐車場が満車であると判定された場合は、判定対象となった駐車場の駐車場IDが含まれるエントリを駐車場データベース15から特定する。そして、更新部21は、特定したエントリの状態フラグの値を、満車を示す値「1」に更新する。また、更新部21は、特定したエントリの状態フラグの値を「1」に更新した場合は、特定したエントリの満車時刻に、状態フラグの値を更新した時刻を格納する。
また、更新部21は、駐車場データベース15のエントリごとに、以下の処理を実行する。まず、更新部21は、エントリに登録された満車時刻と出庫期待時間とを比較し、満車時刻に出庫期待時間を加算した時刻よりも、現在時刻の方が後である場合は、かかるエントリに登録された状態フラグの値を「0」に更新する。また、更新部21は、判定部20から、駐車場に入出庫があった旨の通知を受信した場合は、かかる駐車場の駐車場IDと対応付けられた状態フラグを「0」に更新する。
要求受付部22は、端末装置52から、満空情報の送信を要求する満空情報を受信したか否かを判定する(ステップS108)。そして、要求受付部22は、満空情報を受信した場合は(ステップS108:Yes)、駐車場データベース15に登録された各駐車場IDと状態フラグとを用いて、満空情報を生成し、生成した満空情報を情報出力部23に出力する。
なお、要求受付部22は、端末装置52から、端末装置52の現在位置を示す位置情報を受信し、かかる位置情報が示す位置から所定の範囲内に存在する駐車場の満空情報のみを生成してもよい。例えば、要求受付部22は、駐車場データベース15に登録された位置情報が示す位置や領域が、端末装置52から受信した位置情報から所定の範囲内に収まるか否かを判定する。そして、要求受付部22は、駐車場データベース15に登録された位置情報が示す位置や領域が、端末装置52から受信した位置情報から所定の範囲内に収まる場合は、駐車場データベース15に登録された位置情報に対応付けられている駐車場IDと状態フラグとを用いて、満空情報を生成する。
情報出力部23は、判定部20による判定結果を他の装置に出力する。具体的には、情報出力部23は、要求受付部22から満空情報を受信すると、受信した満空情報を、満空情報の要求元となる端末装置52へ配信する(ステップS109)。
なお、収集部18は、プローブデータを受信しなかった場合は(ステップS101:No)、ステップS102をスキップする。また、抽出部19は、所定の分析タイミングではないと判断した場合は(ステップS103:No)、ステップS104〜S107をスキップする。また、要求受付部22は、満空情報の要求を受信しなかった場合は(ステップS108:No)、ステップS109をスキップする。
[4.変形例]
上述した実施形態に係る情報処理装置10は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置10の他の実施形態について説明する。
[4−1.満車であるか否かの判定条件について]
上述した情報処理装置10は、駐車場の周囲で車両が所定の閾値以上減速し、かつ、駐車場の周囲を通過した場合は、駐車場が満車であると判定した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報処理装置10は、駐車場の入り口の周囲における車両の速度の変化と、車両の周囲に位置する車両の状態とに基づいて、駐車場が満車であるか否かを判定してもよい。
詳細には、抽出部19は、駐車場の周囲を通った最後の車両である最終車両のプローブデータと、かかる車両の前方を走行する1台もしくは複数台の車両である先行車両のプローブデータとを抽出する。また、判定部20は、最終車両および先行車両のプローブデータから、駐車場の周囲における最終車両および先行車両の位置、速度、速度変化を算出する。そして、判定部20は、最終車両と先行車両との位置の差である車間距離、双方の速度、双方の速度変化等に応じて、駐車場が満車であるか否かを判定する。
例えば、最終車両と先行車両との車間距離が所定の閾値よりも短く、かつ、先行車両の速度が遅い場合には、最終車両の速度も先行車両につられて遅くなる。この結果、情報処理装置10は、かかる最終車両の速度変化に基づいて、駐車場が満車であるか否かを判定した場合は、誤った判定を行ってしまう場合がある。そこで、判定部20は、車間距離が所定の閾値よりも少なく、かつ、双方の速度が所定の閾値よりも遅い場合は、駐車場が満車であるか否かの判定をキャンセルし、処理を終了する。一方、判定部20は、車間距離が所定の閾値よりも長い場合、または、双方の速度が所定の閾値よりも速い場合は、最終車両の速度変化に基づいて、駐車場が満車であるか否かを判定する。
なお、判定部20は、車両の速度が所定の閾値以上減速し、かつ、車両が駐車場の入り口を通過した後に車両の速度が所定の閾値以上加速し、かつ、駐車場の周囲において先行車両の速度が所定の閾値以上減速しなかった場合は、駐車場が満車であると判定してもよい。また、判定部20は、最終車両の速度変化に基づいて、駐車場が満車であるか否かを判定するのが適切ではない場合は、最終車両の一つ先を走行する車両のプローブデータを新たな最終車両のプローブデータであるとみなし、先行車両との車両間隔、速度、速度変化等に応じて、駐車場が満車であるか否かを判定してもよい。
また、先行車両が所定の速度で走行しているにも関わらず、最終車両が駐車場の周囲で減速した場合は、駐車場が満車であるか否かを最終車両の運転手が確認していると推定される。そこで、判定部20は、最終車両の速度が所定の閾値以上減速し、かつ、最終車両が駐車場の入り口を通過した後に所定の閾値以上加速し、かつ、駐車場の周囲において先行車両の速度が所定の閾値以上減速しなかった場合は、駐車場が満車であると判定してもよい。
なお、駐車場が満車であるか否かを判定する条件は、上述したものに限定されるものではない。例えば、判定部20は、最終車両の速度および速度変化、先行車両の速度および速度変化、最終車両と先行車両との車間距離等を任意の組み合わせで利用することにより、駐車場が満車であるか否かを判定してよい。すなわち、判定部20は、駐車場が満車であるか否かを判定する際の基準とする基準車両の速度変化と、基準車両の周囲を走行する車の状態(例えば、速度や位置等)に基づいて、駐車場が満車であるか否かを判定すればよい。
[4−2.出庫期待時間の更新について]
上述した更新部21は、満車時刻から出庫期待時間が経過した場合や、駐車場に入出庫があった場合は、状態フラグを「0」に戻すことで、駐車場IDが示す駐車場の満空情報を更新した。ここで、更新部21は、駐車場から車両が出庫する時間間隔の平均値である平均出庫間隔を算出し、判定部により満車であると判定された駐車場に、車両が入庫した旨を検出した場合は、駐車場の平均出庫間隔を更新してもよい。
例えば、判定部20は、プローブデータを用いて、駐車場から車両が出庫したか否かを判定し、駐車場から車両が出庫したと判定した場合は、かかる旨と、車両が出庫した時刻とを更新部21に通知する。更新部21は、駐車場ごとに、車両が出庫した時刻の履歴を記憶部12等に登録する。そして、更新部21は、駐車場から車両が出庫した旨と、車両が出庫した時刻とを受信すると、かかる駐車場から車両が出庫した時刻の履歴と、新たに受信した時刻とを用いて、駐車場から車両が出庫する時間間隔の平均値を算出し、算出した値を出庫期待時間として、駐車場データベース15に登録する。
また、更新部21は、判定部20から車両が入庫した旨の通知と時刻とを受信する。かかる場合、更新部21は、車両が入庫した駐車場の状態フラグが「1」であるか否かを判定する。そして、更新部21は、車両が入庫した駐車場の状態フラグが「1」である場合は、かかる状態フラグを「0」にするとともに、受信した時刻を車両が出庫した時刻として、駐車場データベース15に登録された出庫期待時間を更新する。
すなわち、ある駐車場において、情報処理装置10が満車である旨を記憶しているにも関わらず、入庫が行われた場合は、情報処理装置10が適切に出庫を検出できなかった旨が想定される。そこで、更新部21は、駐車場が満車である旨を記憶しているにも関わらず、車両が入庫した旨が検出された場合は、かかる入庫が行われた時刻を出庫が行われた時刻として、出庫期待時間を更新する。
[4−3.駐車場の空きを判定する処理について]
上述した説明では、更新部21は、車両の入出庫が行われた場合に、駐車場に空きがあると判定した。また、更新部21は、満車時刻から出庫期待時間が経過した場合には、駐車場に空きがあると判定した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。
例えば、情報処理装置10は、端末装置52が案内処理を実行する際に経路検索や経路情報の提供を行うナビゲーションサーバの機能を有する場合や、ナビゲーションサーバと通信を行える場合は、以下の処理を実行する。まず、情報処理装置10は、端末装置52に案内処理を実行させるアプリケーションを起動した端末装置52の位置を取得する。かかる位置は、経路検索要求や、アプリケーション起動時の処理時に、端末装置52からナビゲーションサーバへ送信されるものとする。
また、情報処理装置10は、アプリケーションを起動した端末装置52の位置を取得した場合は、かかる位置が駐車場の領域内に含まれるか否かを判定する。ここで、駐車場の領域内で案内処理を実行するアプリケーションが起動された場合は、かかるアプリケーションを起動させた利用者が、車両を出庫させると推定される。そこで、情報処理装置10は、アプリケーションを起動した端末装置52の位置が駐車場の領域内に含まれる場合は、かかる駐車場に空きが生じる旨の予告を他の端末装置に対して出力してもよい。
[4−4.他の駐車場のリコメンドについて]
上述した情報配信部17は、端末装置52の近傍に位置する駐車場の満空情報を送信した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報配信部17は、端末装置52から最も近い場所に位置する駐車場が満車である場合や、端末装置52の近傍に位置する駐車場が満車である場合は、端末装置52に対し、他の駐車場をリコメンドしてもよい。
具体的には、情報配信部17は、各駐車場が満車であった時間間隔に基づく満車率を算出し、端末装置52に対し、端末装置52から所定の範囲内に存在する駐車場のうち、満車率が所定の閾値よりも低い駐車場の情報を送信してもよい。例えば、情報配信部17は、駐車場データベース15を監視し、状態フラグの値が「1」であった時間を駐車場ごとに測定する。また、情報配信部17は、測定した時間を所定の時間(例えば、24時間)で除算した値を満車率として算出する。また、情報配信部17は、端末装置52の最近傍に位置する駐車場の状態フラグが「1」である場合は、端末装置52から所定の範囲内に存在する駐車場の満車率を特定する。そして、情報配信部17は、端末装置52から所定の範囲内に存在する駐車場のうち、満車率の値が最も低い駐車場を端末装置52にリコメンドする。
また、情報配信部17は、駐車場ごとに、満車率と、駐車場と端末装置との距離とに基づくスコアを算出し、算出したスコアに応じた駐車場を端末装置に通知してもよい。例えば、情報配信部17は、端末装置52の最近傍に位置する駐車場の状態フラグが「1」である場合は、端末装置52から所定の範囲内に存在する各駐車場と、端末装置52との距離をそれぞれ算出する。また、情報配信部17は、端末装置52から所定の範囲内に存在する各駐車場の満車率を算出し、算出した満車率と距離との積をスコアとして算出する。そして、情報配信部17は、端末装置52から所定の範囲内に存在する駐車場のうち、算出したスコアが最も低い駐車場を穴場駐車場として端末装置52にリコメンドする。
なお、上述した説明では、情報配信部17は、満車率の値が最も低い駐車場または算出したスコアが最も低い駐車場をリコメンドしたが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、情報配信部17は、満車率またはスコアが所定の閾値よりも低い全ての駐車場をリコメンドしてもよい。また、情報配信部17は、スコアを算出する際に、満車率と距離との積ではなく、所定の係数や重みづけを適用してもよく、他のパラメータを考慮してもよい。
また、情報配信部17は、端末装置52が目的を駐車場に設定している場合、かかる駐車場が満車であるか否かを判定し、満車である場合には、満車率やスコアに応じた他の駐車場をリコメンドしてもよい。
[4−5.他の情報を利用した判定処理について]
上述した情報処理装置10は、プローブデータベース14に登録されたプローブデータを用いて、駐車場が満車であるか否かを判定した。また、情報処理装置10は、最終車両と先行車両とのプローブデータを用いて、駐車場が満車であるか否かの判定を行うか判断した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報処理装置10は、地理的な情報や、端末装置52が設置された車両に対する操作の内容に基づいて、駐車場が満車であるか否かの判定を行うか判断してもよい。
例えば、情報処理装置10は、道路上に設置された信号機の位置を含む地図データを記憶する。そして、抽出部19は、駐車場に係るプローブデータを抽出する際、かかる駐車場の近傍に、信号機が設置されているか否かを判定する。ここで、抽出部19は、駐車場に隣接する道路が複線道路である場合は、駐車場の入り口よりも先に信号機が設定されているか否かを判定してもよい。そして、抽出部19は、駐車場の近傍に、信号機が設置されていると判定した場合は、プローブデータの抽出を行わず、他の駐車場に係るプローブデータを抽出すればよい。
また、情報処理装置10は、信号が赤であるか青であるかを特定することができるのであれば、信号が青である場合には、信号の近隣の駐車場に係るプローブデータを用いて、駐車場が満車か否かを判定し、信号が赤である場合には、信号の近隣の駐車場が満車か否かを判定せずともよい。ここで、信号が赤であるか青であるかを特定する手法としては、例えば、車両50や端末装置52が有するカメラや、信号制御システム等から高度道路交通システム(ITS: Intelligent Transport Systems)を介した情報受領その他の技術的手段により、信号が赤であるか青であるかを判定すればよい。
また、情報処理装置10は、渋滞情報に基づいて、駐車場が満車であるか否かの判定を行うか判断してもよい。例えば、情報処理装置10は、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System)等から渋滞情報を取得する。そして、抽出部19は、取得された渋滞情報に基づいて、渋滞が生じている領域を特定し、かかる領域の近傍に位置する駐車場については、プローブデータの抽出を行わずともよい。
また、情報処理装置10は、端末装置52が設置された車両に対する操作に応じて、駐車場が満車であるか否かの判定を行うか判断してもよい。例えば、情報処理装置10は、車両50の制御システムや、車両50に設置された端末装置52のカメラが撮影した画像等から、車両50が駐車場の方向にウインカーを出しているか否かを判定する。そして、情報処理装置10は、車両50が駐車場の周囲で駐車場の方向にウインカーを出し、かつ、車両50が駐車場の周囲で減速した場合、若しくは駐車場の周囲で停車した場合は、駐車場が満車であると判定してもよい。すなわち、情報処理装置10は、車両50が駐車場の周囲でウインカーを出しながら他の車両の出庫を待っていると判定できる場合等には、駐車場が満車であると判定してもよい。
また、ウインカーの使用を条件としてもしなくても、駐車場の入口付近すなわち手前に一台または複数の車両が所定時間(例えば、数分)以上停車している場合、駐車場の出庫待ち車両と解せるので、駐車場が満車であると判定してもよい。これにより、駐車場の手前に既に出庫待ち車両が停車しているため、待ってまで駐車する意思のない他車が速度を変化させることなく通過した場合でも、満車の判定が可能となる。なお、この判定の基準は、駐車場の周囲における車両の速度の変化と併用してもよいし、単独で用いてもよい。
また、このような停車車両の数を、情報処理装置10が満空情報と共に端末装置51に送信し、満空情報とともに表示させるようにすれば、端末装置51の利用者、すなわち、車両50の運転者は、一台なら自分もその後に続いて待とう、などの判断に停車車両の数を役立てることができる。
[4−6.実施形態について]
上述した実施形態では、情報処理装置10は、車両50に搭載された端末装置等、端末装置52からプローブデータを受信し、受信したプローブデータを用いて、上述した処理を実行した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報処理装置10は、車両50に設置された端末装置であってもよい。すなわち、情報処理装置10は、複数の車両が相互に位置と速度とを通知しあうネットワークにおいて、他の車両の位置や速度に基づいて、駐車場が満車であるか否かを判定してもよい。
すなわち、情報処理装置10は、車両同士がプローブデータを送受信するネットワークにおいて、各車両に設置された端末装置として動作してもよい。また、情報処理装置10は、自装置が設置された車両の位置と速度とを用いて、駐車場が満車であるか否かを判定し、満車であると判定された駐車場の情報を、他の車両の情報処理装置に対して通知してもよい。また、情報処理装置10は、情報処理装置10と同様に、駐車場が満車であるか否かを判定する端末装置52から、駐車場の満空情報を収集し、収集した満空情報を各種端末装置等に配信してもよい。
また、情報処理装置10は、複数の端末装置52が連携して実現してもよい。例えば、端末装置52は、駐車場データベースを有し、自装置の位置と自装置が設置された車両の速度とを測定する。そして、端末装置52は、測定した位置と速度とを用いて、自装置が設置された車両が通過した駐車場が満車であるか否かを判定し、判定結果を他の端末装置に通知してもよい。
なお、上述したように、情報処理装置10が車両50に搭載される端末装置である場合は、車両50の前方を撮影するカメラ等を用いて、前方の車両との車間距離や前方の車両の速度、自装置が設置された車両の速度、ウインカーの有無を測定し、測定結果を用いて、駐車場が満車であるか判定する処理を実行するか判断してもよい。
[4−7.装置構成について]
情報処理装置10は、単体の情報処理装置ではなくともよく、クラウドシステム等、複数の情報処理装置が連携して動作することで実現されてもよい。例えば、情報処理装置10は、プローブデータを収集する収集サーバ、情報解析部16と同様に、駐車場データベース15を管理する情報解析サーバ、情報配信部17と同様に、駐車場データベース15から満空情報を配信する情報配信サーバ連携して動作することで実現されてもよい。また、情報処理装置10は、案内処理において表示される経路の特定や配信を行うナビゲーションサーバの機能を有していてもよい。また、情報配信部17が発揮する機能については、必ずしも必須の構成ではない。
[4−8.その他]
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。また、例えば、各図に示したアプリケーションのUI(User Interface)は、これに限定されるものではない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
[5.効果]
上述したように、情報処理装置10は、駐車場の周囲における車両の速度の変化に基づいて、駐車場が満車であるか否かを判定し、判定結果を他の装置に出力する。このため、情報処理装置10は、駐車場を案内処理における目的地として設定したり、駐車場の管理システムから満空情報を取得せずとも任意の駐車場の満空情報を取得できる。
また、情報処理装置10は、駐車場の入り口の周囲における車両の速度の変化に基づいて、駐車場が満車であるか否かを判定する。このため、情報処理装置10は、駐車場が満車であるか否かを正確に判定できる。
また、情報処理装置10は、車両の速度が所定の閾値以上減速し、かつ、車両が駐車場の入り口を通過した場合は、駐車場が満車であると判定する。このため、情報処理装置10は、駐車場が目的地に設定されていない場合にも、駐車場が満車であるか否かを正確に判定できる。
また、情報処理装置10は、車両の速度が所定の閾値以上減速し、かつ、車両が駐車場の入り口を通過した後に車両の速度が所定の閾値以上加速していた場合は、駐車場が満車であると判定する。このため、情報処理装置10は、駐車場が目的地に設定されていない場合にも、駐車場が満車であるか否かを正確に判定できる。
また、情報処理装置10は、駐車場の入り口の周囲における車両の速度の変化と、車両の周囲に位置する車両の状態とに基づいて、駐車場が満車であるか否かを判定する。このため、情報処理装置10は、複数の車両の流れを考慮して駐車場が満車であるか否かを判定するので、駐車場が満車であるか否かをさらに正確に判定できる。
また、情報処理装置10は、車両の速度が所定の閾値以上減速し、かつ、車両が駐車場の入り口を通過した後に車両の速度が所定の閾値以上加速し、かつ、駐車場の周囲において先行車両の速度が所定の閾値以上減速しなかった場合は、駐車場が満車であると判定する。このため、情報処理装置10は、駐車場が満車であるか否かをさらに正確に判定できる。
また、情報処理装置10は、駐車場から車両が出庫した旨を検出した場合は、駐車場に空きがあると判定する。このため、情報処理装置10は、満空情報を適切に管理することができる。
また、情報処理装置10は、駐車場の入り口の周囲に所定の数以上の車両が停車している場合は、駐車場が満車であると判定する。このため、情報処理装置10は、駐車場が満車であるか否かを正確に判定できる。
また、情報処理装置10は、満空情報とともに、駐車場の入り口の周囲に停車している車両の数を示す情報を出力する。このため、情報処理装置10は、駐車場が空くまで待機するか否かを利用者が判断する材料に駐車場の入り口の周囲の停車車両の数を提供することができる。
また、情報処理装置10は、車両が出庫する時間間隔の平均値である出庫期待時間を算出し、満車であると判定された駐車場に、車両が入庫した旨を検出した場合は、駐車場の出庫期待時間を更新する。このため、情報処理装置10は、駐車場に空きが生じたことを検出できなかった場合にも、車両の入庫に応じて出庫期待時間を更新するので、出庫期待時間の誤差を削減する結果、満空情報の精度を向上させることができる。
また、情報処理装置10は、満車であると判定された駐車場の領域内で、案内処理を実行するアプリケーションの起動が検出された場合は、駐車場に空きが生ずる旨の予告を出力する。このため、情報処理装置10は、駐車場の空き予告を利用者に通知できるので、利用者の利便性を向上させることができる。
また、情報処理装置10は、各駐車場が満車であった時間間隔に基づく満車率を算出し、端末装置から所定の範囲内に存在する駐車場のうち、満車率が所定の閾値よりも低い駐車場の情報を送信する。このため、情報処理装置10は、駐車場が空いているか否かを予測するための情報を利用者に通知できるので、利用者の利便性を向上させることができる。
また、情報処理装置10は、駐車場ごとに、駐車場が満車であった時間間隔に基づく満車率と、端末装置との距離とに基づくスコアを算出し、算出したスコアに応じた駐車場を端末装置に通知する。このため、情報処理装置10は、駐車場が空いているか否かを予測するための情報を利用者に通知できるので、利用者の利便性を向上させることができる。
[6.プログラム]
上述してきた実施形態に係る情報処理装置10および端末装置52は、例えば図6に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報処理装置10を例に挙げて説明する。図6は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置10もしくは端末装置52として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部13の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部12内のデータ、すなわち各種データベース14、15が格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 情報処理装置
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
14 プローブデータベース
15 駐車場データベース
16 情報解析部
17 情報配信部
18 収集部
19 抽出部
20 判定部
21 更新部
22 要求受付部
23 情報出力部

Claims (15)

  1. 駐車場の周囲における車両の速度の変化に基づいて、当該駐車場が満車であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果を他の装置に出力する出力部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定部は、前記駐車場の入り口の周囲における車両の速度の変化に基づいて、当該駐車場が満車であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定部は、前記車両の速度が所定の閾値以上減速し、かつ、当該車両が前記駐車場の入り口を通過した場合は、当該駐車場が満車であると判定することを特徴とする請求項1〜2のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  4. 前記判定部は、前記車両の速度が所定の閾値以上減速し、かつ、当該車両が前記駐車場の入り口を通過した後に当該車両の速度が所定の閾値以上加速していた場合は、当該駐車場が満車であると判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記判定部は、前記駐車場の入り口の周囲における車両の速度の変化と、当該車両の周囲に位置する車両の状態とに基づいて、当該駐車場が満車であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜4に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定部は、前記車両の速度が所定の閾値以上減速し、かつ、当該車両が前記駐車場の入り口を通過した後に当該車両の速度が所定の閾値以上加速し、かつ、前記駐車場の周囲において当該車両の前方を走行する車両の速度が所定の閾値以上減速しなかった場合は、当該駐車場が満車であると判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記判定部は、前記駐車場から車両が出庫した旨を検出した場合は、当該駐車場に空きがあると判定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記判定部は、前記駐車場の入り口の周囲に所定の数以上の車両が停車している場合は、当該駐車場が満車であると判定する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記出力部は、前記判定部による判定結果とともに、前記駐車場の入り口の周囲に停車した車両の数を示す情報を出力する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記駐車場から車両が出庫する時間間隔の平均値である平均出庫間隔を算出し、前記判定部により満車であると判定された駐車場に、車両が入庫した旨を検出した場合は、当該駐車場の前記平均出庫間隔を更新する更新部
    を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  11. 前記出力部は、前記判定部により満車であると判定された駐車場の領域内で、案内処理を実行するアプリケーションの起動が検出された場合は、当該駐車場に空きが生ずる旨の予告を出力する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  12. 前記出力部は、各駐車場が満車であった時間間隔に基づく満車率を算出し、前記判定結果の送信先となる端末装置に対し、当該端末装置から所定の範囲内に存在する駐車場のうち、満車率が所定の閾値よりも低い駐車場の情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  13. 前記出力部は、前記駐車場ごとに、当該駐車場が満車であった時間間隔に基づく満車率と、前記判定結果の送信先となる端末装置との距離とに基づくスコアを算出し、算出したスコアに応じた駐車場を前記端末装置に通知する
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    駐車場の周囲における車両の速度の変化に基づいて、当該駐車場が満車であるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程における判定結果を他の装置に出力する出力工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  15. コンピュータに、
    駐車場の周囲における車両の速度の変化に基づいて、当該駐車場が満車であるか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順における判定結果を他の装置に出力する出力手順と
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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