JPH11312142A - マイクロプロセッサ間通信制御方式 - Google Patents

マイクロプロセッサ間通信制御方式

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JPH11312142A
JPH11312142A JP12091798A JP12091798A JPH11312142A JP H11312142 A JPH11312142 A JP H11312142A JP 12091798 A JP12091798 A JP 12091798A JP 12091798 A JP12091798 A JP 12091798A JP H11312142 A JPH11312142 A JP H11312142A
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JP
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bus
microprocessor
circuit
bus release
microprocessors
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Shuichi Fujisaki
修市 藤▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主となるマイクロプロセッサ回路を持たず、マ
イクロプロセッサが効率的に処理を行うことのできるよ
うに通信制御する。 【解決手段】マイクロプロセッサ回路1〜4がアドレス
/データバスおよび制御バスを介してバス調停回路5と
接続されている。バス調停回路5は、マイクロプロセッ
サ回路1〜4のいずれかからバス開放要求を受信する
と、該バス開放要求がいずれのマイクロプロセッサ回路
に対するものかを識別してバス開放指示を送出し、該バ
ス開放指示を受けたバス開放要求先のマイクロプロセッ
サ回路からバス開放許可を受信すると、バス開放要求元
のマイクロプロセッサ回路に対してバス使用許可を送出
するとともにバス開放要求元とバス開放要求先のとの間
で、データバスを使用してデータの送受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプロセッ
サ間における通信制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のマイクロプロセッサ間における通
信制御方式には、共通バスを使用するもの、専用バスを
使用するもの、共有メモリを使用するものがある。この
うち、共通バスを使用するものでは、複数のマイクロプ
ロセッサの中で主となるマイクロプロセッサを決め、そ
の他のマイクロプロセッサはその主マイクロプロセッサ
に対して通信要求を出すことによってバスの使用権を獲
得し、自分以外のマイクロプロセッサに対して必要なデ
ータの読み書きを実行するといった通信制御が行われ
る。図6に、そのような通信制御が行われる従来のマイ
クロプロセッサシステムのブロック図を示す。
【0003】このマイクロプロセッサシステムは、主マ
イクロプロセッサ回路61と、該主マイクロプロセッサ
回路61と制御バス66を介して相互に接続された調停
回路62と、該調停回路62とそれぞれが制御バス67
〜69を介して相互に接続されたマイクロプロセッサ回
路63〜65とを有する。
【0004】このマイクロプロセッサシステムでは、調
停回路62によって、制御バス67〜69上に送出され
る各マイクロプロセッサ回路63〜65からの通信要求
がぶつからないように調停が行われる。各マイクロプロ
セッサ回路63〜65間で通信を行う場合、例えばマイ
クロプロセッサ回路63がマイクロプロセッサ回路64
と通信を行う場合は、マイクロプロセッサ回路63が、
まず主マイクロプロセッサ回路61に対してマイクロプ
ロセッサ回路64と通信を行う旨の要求を制御バス67
上に送出する。この通信要求は、調停回路62および制
御バス66を介して主マイクロプロセッサ回路61に渡
される。通信要求を受けた主マイクロプロセッサ回路6
1では、割り込み処理により、マイクロプロセッサ回路
63とマイクロプロセッサ回路64の間でデータの受け
渡しを行わせる。
【0005】上記の他、複数のマイクロプロセッサ間の
データ転送方式としては、例えば特開昭58-64528号公報
に開示されているような、マスタプロセッサと複数のス
レイブプロセッサの間に簡単なハンドシェイク回路を付
加してスレイブプロセッサにホールドをかけ、スレイブ
プロセッサ側のRAMをマスタプロセッサが直接アクセ
スするようにしたものがある。この方式によれば、高速
なデータ転送が可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の通信制御方式には、以下のような問題が
ある。
【0007】図6に示したマイクロプロセッサシステム
においては、主マイクロプロセッサ回路は、他のマイク
ロプロセッサ回路からの通信要求を受けると、通常の処
理を止めて割り込み処理を行うようになっている。その
ため、主マイクロプロセッサ回路に接続されるマイクロ
プロセッサ回路が多くなると、主マイクロプロセッサ回
路における割り込み処理が頻発し、主マイクロプロセッ
サ回路本来の処理が遅くなるという問題が生じる。
【0008】また、特開昭58-64528号公報に開示された
方式においても、上記の場合と同様、やはりマスタプロ
セッサ本来の処理が遅くなるという問題が生じる。
【0009】本発明の目的は、上記問題を解決し、主と
なるマイクロプロセッサ回路を設ける必要がなく、マイ
クロプロセッサ回路が効率的に処理を行うことのできる
マイクロプロセッサ間通信制御方式を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のマイクロプロセッサ間通信制御方式は、複
数のマイクロプロセッサ回路と、前記複数のマイクロプ
ロセッサ回路のそれぞれと制御バスおよびデータバスを
介して接続されたバス調停手段とを有し、前記複数のマ
イクロプロセッサ回路のそれぞれは、他のマイクロプロ
セッサ回路との通信を要求するバス開放要求を、前記バ
ス調停手段へ制御バスを介して送出するバス開放要求送
出手段と、バス使用許可を受信すると、通信要求先のマ
イクロプロセッサ回路との間でデータ転送を行うデータ
転送手段と、バス開放指示を受信すると、バス開放許可
を前記バス調停手段へ制御バスを介して送出するバス開
放許可送出手段とを有し、前記バス調停手段は、前記複
数のマイクロプロセッサ回路から受信したバス開放要求
がいずれのマイクロプロセッサ回路に対するものかを識
別する識別手段と、前記識別手段にて識別されたバス開
放要求先のマイクロプロセッサ回路に対して、バス開放
指示を制御バスを介して送出するバス開放指示送出手段
と、バス開放要求先のマイクロプロセッサ回路からバス
開放許可を受信すると、バス開放要求元のマイクロプロ
セッサ回路に対して、バス使用許可を制御バスを介して
送出するバス使用許可送出手段と、バス開放要求先のマ
イクロプロセッサ回路からバス開放許可を受信すると、
バス開放要求元のマイクロプロセッサ回路とバス開放要
求先のマイクロプロセッサ回路との間で、データバスを
使用してデータの送受信を行うデータ送受信手段とを有
する。
【0011】また、前記バス調停手段は、識別手段にて
識別されたバス開放要求先のマイクロプロセッサ回路に
対して、他のマイクロプロセッサ回路からのバス開放要
求によってバス開放されていないかを確認し、バス開放
されていない場合は、バス開放指示送出手段によるバス
開放指示の送出を行わせ、バス開放されている場合に
は、該バス開放に関するバス開放要求が取り下げられる
まで待機し、該バス開放要求が取り下げられた後に、前
記バス開放指示送出手段によるバス開放指示の送出を行
わせる出力制御手段を有するようにしてもよい。
【0012】さらに、前記出力制御手段は、バス開放要
求先のマイクロプロセッサ回路が通信中である場合に、
その旨をバス開放要求元のマイクロプロセッサ回路に対
して制御バスを介して通知し、前記複数のマイクロプロ
セッサ回路のそれぞれは、前記出力制御手段からバス開
放要求先のマイクロプロセッサ回路が通信中である旨の
通知を受けると、バス開放要求を取り下げるように構成
してもよい。
【0013】また、前記バス調停手段は、バス開放要求
先の異なる複数のマイクロプロセッサと、これらマイク
ロプロセッサ回路のバス開放要求先であるマイクロプロ
セッサ回路との間で、データバスを使用した同時通信が
可能に構成されてもよい。
【0014】また、前記複数のマイクロプロセッサ回路
のそれぞれは、現在行っている処理または優先順位の高
い割り込み処理のいずれかの処理がある場合には、その
処理を行った後に、前記バス開放許可送出手段によるバ
ス開放許可の送出を行うように構成してもよい。 (作用)上記のとおりの本発明においては、バス調停手
段を介してそれぞれのマイクロプロセッサ間でデータ転
送が行われる。したがって、従来のようにマイクロプロ
セッサ間の通信を制御する主マイクロプロセッサを持つ
必要がなく、主マイクロプロセッサ本来の処理が遅くな
るといった問題が生じることがない。
【0015】また、本発明では、バス開放要求先のマイ
クロプロセッサ回路が通信中の場合には、バス開放要求
元のマイクロプロセッサ回路はバス開放要求を取り下げ
るように構成されているので、バス開放要求元のマイク
ロプロセッサ回路本来の処理が、長時間にわたって妨げ
られることはない。
【0016】さらに、本発明では、バス開放要求先の異
なる複数のマイクロプロセッサと、これらマイクロプロ
セッサ回路のバス開放要求先であるマイクロプロセッサ
回路との間で、データバスを使用したデータの送受信が
可能に構成されているので、1組のマイクロプロセッサ
間で通信が行われている最中に、他の組のマイクロプロ
セッサ間の通信を行うことが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0018】本発明のマイクロプロセッサ間通信制御方
式を適用したマイクロプロセッサシステムのブロック図
を図1に示す。同図1を参照すると、このマイクロプロ
セッサシステムは、複数のマイクロプロセッサ回路1〜
4とバス調停回路5からなる。マイクロプロセッサ回路
1はアドレス/データバス11および制御バス12を介
してバス調停回路5と相互に接続されている。同様に、
マイクロプロセッサ回路2はアドレス/データバス21
および制御バス22を介して、マイクロプロセッサ回路
3はアドレス/データバス31および制御バス32を介
して、マイクロプロセッサ回路4はアドレス/データバ
ス41および制御バス42を介して、それぞれバス調停
回路5と相互に接続されている。各マイクロプロセッサ
回路1〜4とバス調停回路5との間の通信は、周知のハ
ンドシェイクにより行われる。
【0019】各マイクロプロセッサ回路1〜4は同じ回
路構成になっている。よって、ここでは、マイクロプロ
セッサ回路1の構成についてのみ説明することとし、マ
イクロプロセッサ回路2〜4の構成につての説明は省略
する。
【0020】図2にマイクロプロセッサ回路1の回路構
成の一例を示す。同図2を参照すると、このマイクロプ
ロセッサ回路1は、マイクロプロセッサ13、RAM1
4およびROM15から構成される。RAM14および
ROM15は、アドレス/データバス11に接続されて
いる。マイクロプロセッサ13は、アドレス/データバ
ス11および制御バス12と接続されて警報の収集や制
御等を行う。このマイクロプロセッサ13は、他のマイ
クロプロセッサ回路との通信を要求するバス開放要求
を、バス調停回路5へ制御バス12を介して送出するバ
ス開放要求送出部13aと、バス調停回路5から制御バ
ス12を介してバス使用許可を受信すると、通信要求先
のマイクロプロセッサ回路との間でアドレス/データバ
スを使用してデータ転送を行うデータ転送部13bと、
バス調停回路5から制御バス12を介してバス開放指示
を受信すると、バス開放許可をバス調停回路5へ制御バ
ス12を介して送出するバス開放許可送出部13cを備
える。
【0021】上記のように構成されるマイクロプロセッ
サ回路1では、他のマイクロプロセッサ回路2〜4と通
信を行う場合は、通信要求先であるマイクロプロセッサ
回路に対するバス開放要求が制御バス12を介してバス
調停回路5へ送出される。また、バス調停回路5からの
バス開放指示を受けると、バス開放許可が制御バス12
を介してバス調停回路5へ送出される。なお、マイクロ
プロセッサ回路1は、バス開放指示を受信した際に、現
在行っている処理があればその処理を先に行い、また、
優先順位の高い割り込み処理があった場合も、その処理
を先に行う。
【0022】図3は、バス調停回路5の回路構成の一例
である。同図3を参照すると、このバス調停回路5は、
デコーダ(DEC)群51、出力制御回路52、AND
ゲート群53〜55、ORゲート群56、および双方向
バッファ群57から構成される。
【0023】DEC群51は、各制御バス12,22,
32,42を介して入力される各マイクロプロセッサ回
路1〜4からのバス開放要求(12a,22a,32
a,42a)がいずれのマイクロプロセッサ回路に対す
るものかを識別する識別手段である。
【0024】出力制御回路52は、DEC群51にて識
別されたバス開放要求先のマイクロプロセッサ回路に対
して、他のマイクロプロセッサ回路からのバス開放要求
によってバス開放されていないかを確認し、バス開放さ
れていない場合は、バス開放指示送出手段であるAND
ゲート群53によるバス開放指示(12b,22b,3
2b,42b)の送出を行わせ、バス開放されている場
合は、該バス開放に関するバス開放要求が取り下げられ
るまで待機し、取り下げられた後に、ANDゲート群5
3によるバス開放指示(12b,22b,32b,42
b)の送出を行わる。
【0025】また、出力制御回路52は、上記のバス開
放指示に応答して、バス開放要求先のマイクロプロセッ
サ回路から制御バスを介してバス開放許可(12c,2
2c,32c,42c)を受信すると、バス使用許可送
出手段であるANDゲート群54およびORゲート群5
6によるバス使用許可(12d,22d,32d,42
d)の送出を行わせるとともに、バス開放要求元のマイ
クロプロセッサ回路とバス開放要求先のマイクロプロセ
ッサ回路との間で、データ送受信手段であるANDゲー
ト群55および双方向バッファ群57によるデータの送
受信を行わせる。このデータの送受信は、アドレス/デ
ータバスを使用して行われる。
【0026】次に、上述したマイクロプロセッサシステ
ムの動作について図4を参照して説明する。
【0027】通常、各マイクロプロセッサ回路1〜4
は、各制御対象に対する制御や警報収集を行っている
が、他のマイクロプロセッサ回路に対して、収集したデ
ータを送受信したいときは、以下のような通信制御が行
われる。ここでは、マイクロプロセッサ回路1がマイク
ロプロセッサ回路2に対してデータを送信する場合につ
いて説明する。
【0028】まず、通信要求元のマイクロプロセッサ回
路1が、バス調停回路5に対して、マイクロプロセッサ
回路2へのバスを開放する旨のバス開放要求12aを制
御バス12を介して出力する(ステップS10)。マイ
クロプロセッサ回路1からのバス開放要求を受信したバ
ス調停回路5は、DEC群51にて識別されたバス開放
要求先のマイクロプロセッサ回路2に対して、他のマイ
クロプロセッサ回路からのバス開放要求によってバス開
放されていないかを確認する(ステップS11)。バス
開放されていない場合は、バス調停回路5はマイクロプ
ロセッサ回路2に対して制御バス22を介してバス開放
指示22bを送出し、バス開放されている場合は、バス
調停回路5はそのバス開放に関するバス開放要求が取り
下げられるまで待機し、取り下げられた後にバス開放指
示22bを送出する(ステップS12)。
【0029】バス調停回路5からのバス開放指示22b
を受信したマイクロプロセッサ回路2は、割り込み可で
あれば(ステップS13)、バス調停回路5に対して制
御バス22を介してバス開放許可22cを送出し(ステ
ップS15)、割り込み可でなければ(ステップS1
3)、現在行っている処理と優先順位の高い処理を行っ
た後(ステップS14)にバス開放許可22cを送出す
る(ステップS15)。
【0030】マイクロプロセッサ回路2からのバス開放
許可22cを受信したバス調停回路5は、バス開放要求
元のマイクロプロセッサ回路1に対して制御バス12を
介してバス使用許可12dを送出するとともに、バス開
放要求元のマイクロプロセッサ回路とバス開放要求先の
マイクロプロセッサ回路との間のデータの送受信を可能
にする(ステップS16)。
【0031】バス調停回路5からのバス使用許可12d
を受信したマイクロプロセッサ回路1は、マイクロプロ
セッサ回路2との通信を開始する(ステップS17)。
【0032】通信が終了すると、マイクロプロセッサ回
路1はバス開放要求12aを取り下げ、該バス開放要求
12aの取り下げに応じてマイクロプロセッサ回路2は
通常の処理動作に戻る(ステップS18,S19)。
【0033】マイクロプロセッサ回路1とマイクロプロ
セッサ回路2が通信中に、例えば、マイクロプロセッサ
回路3が、マイクロプロセッサ回路4との通信を行うた
めに、バス調停回路5に対してバス開放要求32aを制
御バス32を介して送出した場合は、バス調停回路5と
マイクロプロセッサ回路3,4との間で上述したステッ
プS11〜S17の処理が行われ、マイクロプロセッサ
回路3,4間で通信が行われる。そして、上述したステ
ップS18,S19の処理により、マイクロプロセッサ
回路3がバス開放要求32aを取り下げることにより、
マイクロプロセッサ回路4が通常の処理動作に戻る。
【0034】また、マイクロプロセッサ回路1とマイク
ロプロセッサ回路2が通信中に、例えば、マイクロプロ
セッサ回路3が、マイクロプロセッサ回路2との通信を
行うために、バス調停回路5に対してバス開放要求32
aを制御バス32を介して送出した場合は、バス調停回
路5が上述したステップS11において、マイクロプロ
セッサ回路1がバス開放要求12aを取り下げるまで待
機することとなり、バス開放要求12aが取り下げられ
た後に、バス調停回路5とマイクロプロセッサ回路2,
3との間で上述したステップS12〜S19の処理が行
われる。 (他の実施形態)本実施形態のマイクロプロセッサ間通
信制御方式のバス調停回路の構成を図5に示す。このバ
ス調停回路は、出力制御回路52から各マイクロプロセ
ッサ回路1〜4に対してそれぞれ制御信号12e,22
e,32e,42eを出力するようにした以外は、上述
の図3に示したものと同様のものである。ここで、制御
信号12e,22e,32e,42eは、バス開放要求
先のマイクロプロセッサ回路が他のマイクロプロセッサ
回路と通信中である場合に、その旨をバス開放要求元に
対して通知するための信号である。
【0035】このマイクロプロセッサ間通信制御方式で
は、例えば、マイクロプロセッサ回路1とマイクロプロ
セッサ回路2が通信中に、マイクロプロセッサ回路3が
バス調停回路5に対してバス開放要求32aを送出する
と、バス調停回路5が、バス開放要求先であるマイクロ
プロセッサ回路2が他のマイクロプロセッサ回路と通信
中である旨を示す制御信号32eを、バス開放要求元で
あるマイクロプロセッサ回路3に対して制御バス32を
介して送出する。
【0036】バス調停回路5からの制御信号32eを受
信したマイクロプロセッサ回路3は、バス調停回路5に
対して送出したバス開放要求32aを取り下げて、他の
処理を実行する。ここで、マイクロプロセッサ回路3が
バス開放要求32aを取り下げなかった場合は、バス調
停回路5がマイクロプロセッサ回路1がバス開放要求1
2aを取り下げるまで待機する。そして、バス開放要求
12aが取り下げられた後に、バス調停回路5とマイク
ロプロセッサ回路2,3との間で、上述の図4に示した
ステップS12〜S19の処理が行われる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように構成される本発明に
よれば、バス調停手段を介してそれぞれのマイクロプロ
セッサ間でデータ転送が行われるので、主マイクロプロ
セッサを持つ従来の通信制御方式に比べて、各マイクロ
プロセッサの効率が上がるという効果がある。
【0038】また、本発明では、バス開放要求元のマイ
クロプロセッサ回路は、バス開放要求先のマイクロプロ
セッサ回路が通信中の場合は、バス開放要求を取り下げ
るようになっているので、バス開放要求元のマイクロプ
ロセッサ回路本来の処理が長時間にわたって妨げられる
ことを防止できるとともに、各マイクロプロセッサにお
ける処理の効率がさらに上がるという効果がある。
【0039】さらに、本発明では、1つのマイクロプロ
セッサ間で通信が行われている最中に、他のマイクロプ
ロセッサ間の通信を行うことが可能であるので、各マイ
クロプロセッサにおける処理の効率がさらに上がるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロプロセッサ間通信制御方式を
適用したマイクロプロセッサシステムの一形態を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示すマイクロプロセッサ回路1の回路構
成の一例を示すブロック図である。
【図3】図1に示すバス調停回路5の回路構成の一例を
示すブロック図である。
【図4】図1に示すマイクロプロセッサシステムの動作
を説明するためのフローチャート図である。
【図5】本発明の他の実施形態のマイクロプロセッサ間
通信制御方式のバス調停回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】従来のマイクロプロセッサ間通信制御方式が適
用されたマイクロプロセッサシステムのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1〜4 マイクロプロセッサ 5 バス調停回路 11,21,31,41 アドレス/データバス 12,22,32,42 制御バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマイクロプロセッサ回路と、 前記複数のマイクロプロセッサ回路のそれぞれと制御バ
    スおよびデータバスを介して接続されたバス調停手段と
    を有し、 前記複数のマイクロプロセッサ回路のそれぞれは、 他のマイクロプロセッサ回路との通信を要求するバス開
    放要求を、前記バス調停手段へ制御バスを介して送出す
    るバス開放要求送出手段と、 バス使用許可を受信すると、通信要求先のマイクロプロ
    セッサ回路との間でデータ転送を行うデータ転送手段
    と、 バス開放指示を受信すると、バス開放許可を前記バス調
    停手段へ制御バスを介して送出するバス開放許可送出手
    段とを有し、 前記バス調停手段は、 前記複数のマイクロプロセッサ回路から受信したバス開
    放要求がいずれのマイクロプロセッサ回路に対するもの
    かを識別する識別手段と、 前記識別手段にて識別されたバス開放要求先のマイクロ
    プロセッサ回路に対して、バス開放指示を制御バスを介
    して送出するバス開放指示送出手段と、 バス開放要求先のマイクロプロセッサ回路からバス開放
    許可を受信すると、バス開放要求元のマイクロプロセッ
    サ回路に対して、バス使用許可を制御バスを介して送出
    するバス使用許可送出手段と、 バス開放要求先のマイクロプロセッサ回路からバス開放
    許可を受信すると、バス開放要求元のマイクロプロセッ
    サ回路とバス開放要求先のマイクロプロセッサ回路との
    間で、データバスを使用してデータの送受信を行うデー
    タ送受信手段とを有することを特徴とするマイクロプロ
    セッサ間通信制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマイクロプロセッサ間
    通信制御方式において、 前記バス調停手段は、識別手段にて識別されたバス開放
    要求先のマイクロプロセッサ回路に対して、他のマイク
    ロプロセッサ回路からのバス開放要求によってバス開放
    されていないかを確認し、バス開放されていない場合
    は、バス開放指示送出手段によるバス開放指示の送出を
    行わせ、バス開放されている場合には、該バス開放に関
    するバス開放要求が取り下げられるまで待機し、該バス
    開放要求が取り下げられた後に、前記バス開放指示送出
    手段によるバス開放指示の送出を行わせる出力制御手段
    を有することを特徴とするマイクロプロセッサ間通信制
    御方式。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のマイクロプロセッサ間
    通信制御方式において、 前記出力制御手段は、バス開放要求先のマイクロプロセ
    ッサ回路が通信中である場合に、その旨をバス開放要求
    元のマイクロプロセッサ回路に対して制御バスを介して
    通知し、 前記複数のマイクロプロセッサ回路のそれぞれは、前記
    出力制御手段からバス開放要求先のマイクロプロセッサ
    回路が通信中である旨の通知を受けると、バス開放要求
    を取り下げることを特徴とするマイクロプロセッサ間通
    信制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のマイクロプロセッサ間
    通信制御方式において、 前記バス調停手段は、バス開放要求先の異なる複数のマ
    イクロプロセッサと、 これらマイクロプロセッサ回路のバス開放要求先である
    マイクロプロセッサ回路との間で、データバスを使用し
    た同時通信が可能に構成されていることを特徴とするマ
    イクロプロセッサ間通信制御方式。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のマイクロプロセッサ間
    通信制御方式において、 前記複数のマイクロプロセッサ回路のそれぞれは、現在
    行っている処理がある場合には、その処理を行った後
    に、前記バス開放許可送出手段によるバス開放許可の送
    出を行うように構成されていることを特徴とするマイク
    ロプロセッサ間通信制御方式。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のマイクロプロセッサ間
    通信制御方式において、 前記複数のマイクロプロセッサ回路のそれぞれは、優先
    順位の高い割り込み処理がある場合には、その処理を行
    った後に、前記バス開放許可送出手段によるバス開放許
    可の送出を行うように構成されていることを特徴とする
    マイクロプロセッサ間通信制御方式。
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