JPH11311651A - 電磁コイル動作装置の故障判別装置 - Google Patents

電磁コイル動作装置の故障判別装置

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JPH11311651A
JPH11311651A JP11821998A JP11821998A JPH11311651A JP H11311651 A JPH11311651 A JP H11311651A JP 11821998 A JP11821998 A JP 11821998A JP 11821998 A JP11821998 A JP 11821998A JP H11311651 A JPH11311651 A JP H11311651A
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value
voltage signal
failure
power supply
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Tetsuro Muraji
哲朗 連
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    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
    • H01F7/18Circuit arrangements for obtaining desired operating characteristics, e.g. for slow operation, for sequential energisation of windings, for high-speed energisation of windings
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  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁コイルに対して好ましい電流を供給し、
コストを低減すると共に、的確に電磁コイル動作装置の
故障を判別することができる電磁コイル動作装置の故障
判別装置を提供する。 【解決手段】 電磁コイルは、各々が互いに直列接続し
たスイッチ対からなる2つの電流路の各スイッチ対の接
続点間に接続されており、各スイッチ対の接続点におけ
る各々の電位に応じた第1電圧信号と第2電圧信号との
値とを加算した値に応じた加算電圧信号の値と、スイッ
チ対の動作状態と、に基づいて電磁コイル動作装置の故
障を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁コイルからな
る電磁コイル動作装置の故障判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁コイルへ供給する電源電流の方向を
順方向若しくは逆方向に変更する電磁コイル動作装置の
故障を判別する装置として図1に示すものが知られてい
る。この装置は、電磁コイル動作装置の接続線と接地線
とが短絡する故障(以下、地絡故障と称する)、及び電
磁コイル動作装置の接続線と電源供給線とが短絡する故
障(以下、天絡故障と称する)を判別して、電磁コイル
動作装置の保護若しくは装置外部への漏電を防止する為
の装置である。
【0003】電源(図示せず)の電源供給線は、抵抗6
2及び63を介してスイッチング素子であるFET10
及び30に接続されている。抵抗62とFET10との
接続線及び抵抗63とFET30との接続線において、
演算増幅素子61が接続されている。また、FET10
及び30は、各々FET20及び40に接続されてい
る。電磁コイル1の両端は、FET10とFET20と
の接続線と、FET30とFET40との接続線との各
々に接続されている。FET20とFET40とは、抵
抗72を介して接地されると共に、演算増幅素子71に
接続されている。
【0004】上述したFET10、20、30及び40
のスイッチング動作により、電源から電磁コイル1へ供
給する電流の方向及び給電の停止が制御される。また、
演算増幅素子61、抵抗62及び63とから供給電流検
出回路60が構成され、供給電流検出回路60は、抵抗
62及び63により生ずる電圧降下からFET10及び
30に供給される電流の値を検出するものである。更
に、演算増幅素子71と抵抗72とから過電流検出回路
70が構成され、過給電流検出回路70は、抵抗72に
より生ずる電圧降下からFET20及び40を通過する
電流の値を検出するのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、図1に示
した装置においては、供給電流検出回路60及び過電流
検出回路70の2つの検出回路を必要とすると共に、検
出回路により検出した電流値から電磁コイル動作装置の
故障を判別するための判別プログラムが複雑となるとい
う不都合が生じた。また、電流検出の為に設けられた抵
抗62、63及び72からの発熱により、これらの抵抗
近傍に設けられているCPU、FET等の半導体素子の
温度が上昇し、これらの素子が誤動作しやすくなるが故
に、電磁コイルに対して電流を適切に供給できなくなる
という問題も生じた。更に、電流検出回路の演算増幅素
子に供給される信号は微小信号であるが故に、ノイズに
よる影響を受けやすく、ノイズが発生した場合において
は、電磁コイル動作装置の故障を誤判別しやすいという
不都合も生じた。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、コストを低減し、電
磁コイルに対して電流を適切に供給すると共に、的確に
電磁コイル動作装置の故障を判別することができる電磁
コイル動作装置の故障判別装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による電磁コイル
動作装置の故障判別装置は、各々が互いに直列接続した
スイッチ対からなる2つの電流路と、前記スイッチ対の
各対の接続点間に接続された電磁コイルと、前記スイッ
チを選択的に動作せしめる駆動回路と、前記電流路の双
方の両端に電源供給線及び接地線とを介して電圧を印加
する電源供給手段と、からなる電磁コイル動作装置の故
障判別装置であって、前記各対の接続点における各々の
電位を検出し、前記電位に応じた第1電圧信号と第2電
圧信号とを発する電圧検出手段と、前記第1電圧信号の
値と前記第2電圧信号の値とを加算した値に応じた加算
電圧信号を発する加算手段と、前記スイッチ対の動作状
態と前記加算電圧信号の値に基づいて前記電磁コイル動
作装置の故障を判別する故障判別手段と、からなること
を特徴としている。
【0008】すなわち、本発明の特徴によれば、コスト
を低減し、電源コイルに電流を適切に供給することがで
きると共に、的確に電磁コイル動作装置の故障を判別す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面に基づいて説明する。図2は、本発明による電磁コ
イル動作装置の故障判別装置を示す。尚、図1に示した
構成要素と対応する構成要素には同一の符号を付した。
電源電圧VBは、電源供給線VLの介して、スイッチング
素子、例えばFET10及び30に供給される。スイッ
チング素子10及び30は、各々スイッチング素子、例
えばFET20及び40に接続され、スイッチング素子
20及び40は、接地線GLを介してグランドGNDに
接続されている。電磁コイル1の両端は、スイッチング
素子10とスイッチング素子20との接続線と、スイッ
チング素子30とスイッチング素子40との接続線との
各々に接続されている。また、スイッチング素子10と
スイッチング素子20との接続線の接続点2において、
抵抗3が接続され、スイッチング素子30とスイッチン
グ素子40との接続線の接続点4において、抵抗5が接
続されている。以下においては、接続点2における電圧
値をVPと称し、接続点4における電圧値をVNと称す
る。抵抗3及び5は、接続点6において接続された後、
所定の電圧値に変更する為の抵抗7を介して、エンジン
制御ユニット50に設けられているA/D変換器51に
接続されている。この抵抗3及び5の抵抗値を同じ抵抗
値とした場合には、接続点6における電圧値はVPとVN
との和に応じた値となるのである。A/D変換器51
は、供給された信号をディジタル信号へ変換し、入出力
バス52に供給する。入出力バス52は、CPU53に
データ信号又はアドレス信号が入出力されるようになさ
れている。また、入出力バス52には、ROM54、R
AM55とスイッチング素子10、20、30及び40
を駆動するための駆動回路群56とが接続されている。
駆動回路群56は、スイッチング素子10、20、30
及び40の制御信号入力端子に接続されている。また、
ROM54は、図5及び図6において説明するフローチ
ャートに従って電磁コイル動作装置の故障を判別するプ
ログラムを記憶している。
【0010】上述した如き、スイッチング素子10と2
0若しくはスイッチング素子30と40及びその接続線
とから電流路が構成され、スイッチング素子10、2
0、30及び40と電磁コイル1とから電磁コイル動作
装置が構成され、駆動回路群56から駆動回路が構成さ
れ、図示しない電源から電源供給手段が構成され、接続
点2と抵抗3との接続線と、接続点4と抵抗5との接続
線とから電圧検出手段が構成され、抵抗3及び5から加
算手段が構成され、A/D変換器51、入出力バス5
2、CPU53、ROM54及びRAM55から判別手
段が構成される。
【0011】以下においては、スイッチング素子10及
び30が開放され、スイッチング素子20及び40が接
続されている状態をオフモードと称し、スイッチング素
子20及び30が開放され、スイッチング素子10及び
40が接続されている状態若しくはスイッチング素子1
0及び40が開放され、スイッチング素子20及び30
が接続されている状態をオンモードと称する。尚、以下
の説明においては、スイッチング素子20及び30が開
放され、スイッチング素子10及び40が接続されてい
る状態について説明する。また、このオンモードとオフ
モードとの切り替えは、上述したCPU53から発せら
れる命令信号に応じてスイッチング素子10、20、3
0及び40が駆動されることによりなされるのである。
また、A/D変換器51の入力抵抗の値は大きく、A/
D変換器51へ供給される電流の値は無視できるものと
する。更に、後述する図3及び図4における抵抗12、
22、32及び42は、各々スイッチング素子10、2
0、30及び40に含まれる抵抗、例えばオン抵抗であ
り、各々同じ抵抗値を有するものとする。また、電磁コ
イル動作装置の接続線とGNDとの短絡故障を地絡故障
と称し、電磁コイル動作装置の接続線と電源供給線との
短絡故障を天絡故障と称する。
【0012】図3は、オンモード時における電磁コイル
動作装置の動作を示す。尚、図2に示した構成要素と対
応する構成要素には同一の符号を付した。この状態にお
いては、電源からの電源電流は、スイッチング素子10
のオンオフスイッチ11及び抵抗12を介して電磁コイ
ル1に供給された後、スイッチング素子40のオンオフ
スイッチ41及び抵抗42を介してGNDに流れる。こ
のとき、VPは、抵抗12の両端間電圧V12だけ電源電
圧VBより低くなり、VNは、抵抗42の両端間電圧V42
だけ接地電位よりも高くなる。電磁コイル動作装置が好
ましい状態においては、抵抗12及び42を流れる電流
は同じであるが故に、抵抗12及び42の両端間電圧値
12とV42とは等しくなり、VPとVNとの和はVBと等
しくなるのである。
【0013】一方、地絡故障が発生しスイッチング素子
10に地絡による電流が流れた場合、例えば、スイッチ
ング素子10と20との接続線がGNDと短絡した場合
においては、スイッチング素子10の抵抗12に流れる
電流が大きくなることにより、抵抗12の両端間電圧V
12が大きくなり、VPとVNとの和はVBよりも小さくな
るのである。従って、VPとVNとの和と、VBとの差が
所定値VDより大となったときに地絡故障が発生したと
判別することができるのである。この所定値VDは、予
め実験により定めた値である。
【0014】図4は、オフモード時における電磁コイル
動作装置の動作を示す。尚、図2及び3に示した構成要
素と対応する構成要素には同一の符号を付した。オンモ
ードからオフモードへ切り換えた際には、電磁コイル1
のインダクタンスにより電流が流れ、この電流は、GN
Dからスイッチング素子20の抵抗22及びオンオフス
イッチ21、電磁コイル1、スイッチング素子40のオ
ンオフスイッチ41及び抵抗42を経てGNDに至る回
路を流れる。このときのVPは抵抗22の両端間電圧V
22だけ接地電位よりも低くなり、VNは抵抗42の両端
間電圧V42だけ接地電位よりも高くなる。電磁コイル動
作装置が好ましい状態においては、抵抗22及び42を
流れる電流は同じであるが故に、抵抗22及び42の両
端間電圧V22とV42との絶対値は等しくなり、VPとVN
との和は0となるのである。
【0015】一方、天絡故障が発生しスイッチング素子
40に天絡による電流が流れた場合、例えば、スイッチ
ング素子30と40との接続線が電源供給線と短絡した
場合においては、スイッチング素子40の抵抗42に流
れる電流が大きくなることにより、抵抗42の両端間電
圧V42が大きくなり、VPとVNとの和は0よりも大きく
なるのである。従って、VPとVNとの和が所定値VU
り大となったときに天絡故障が発生したと判別すること
ができるのである。この所定値VUは、予め実験により
定めた値である。
【0016】以下においては、CPU53において使用
される変数の初期化等の始動処理は全て終了し、電磁コ
イル動作装置は、所定の一定動作、例えば上述したオン
モードとオフモードとを一定周期で繰り返す動作をして
いるものとする。図5は、地絡故障を判別するサブルー
チンを示す。最初に、電磁コイル動作装置がオンモード
であるか否かを判断する(ステップS11)。オンモー
ドでないと判別した場合には、直ちに本サブルーチンを
終了する。一方、オンモードであると判別した場合に
は、VP、VN及びVBを検出する(ステップS12)。
次いで、VB−(VP+VN)が所定の値VDより大きいか
否かを判断する(ステップS13)。VB−(VP
N)がVD以下である判別した場合には、本サブルーチ
ンを終了する。一方、VB−(VP+VN)がVDより大き
いと判別した場合には、電磁コイル動作装置は地絡故障
したと判別し地絡故障処理、例えばスイッチング素子1
0、20、30及び40を開放して電磁コイル動作装置
への給電を停止し(ステップS14)、本サブルーチン
を終了する。上述の如く、オンモード時において、地絡
故障を判断するのである。
【0017】図6は、天絡故障を判別するサブルーチン
を示す。最初に、電磁コイル動作装置がオフモードであ
るか否かを判断する(ステップS21)。オフモードで
ないと判別した場合には、直ちに本サブルーチンを終了
する。一方、オフモードであると判別した場合には、V
P及びVNを検出する(ステップS22)。次いで、VP
+VNが所定の値VUより大きいか否かを判断する(ステ
ップS23)。VP+VNがVU以下であると判別した場
合には、本サブルーチンを終了する。一方、VP+VN
Uより大きいと判別した場合には、電磁コイル動作装
置は天絡故障したと判別し天絡故障処理を行い(ステッ
プS24)、本サブルーチンを終了する。上述した如
く、オフモード時において、天絡故障を判断するのであ
る。
【0018】上述した如く、VPとVNとを各々別個に判
別せずともVPとVNとの和により電磁コイル動作装置の
故障を判別することができるが故に、図2において説明
した装置においては、A/D変換器51の使用すべき入
力端子の数を減らすことができると共に、CPU53に
おける演算時間を短縮することもできるのである。図7
は、地絡故障を発生させた実験における電圧及び電流の
変化を示す。
【0019】上述した1つのオンモードと1つのオフモ
ードとからなる1サイクルを1msの周期で繰り返し実
行している際に、地絡によって発生した電流が電磁コイ
ル動作装置に流れたときには、オンモード時におけるV
P+VNの値はVBより低下していることが示される。こ
の実験例においては、2回連続してVB−(VP+VN
が所定の値VDより大きいと判別した場合には、地絡故
障が発生したと判別して、電磁コイル動作装置への給電
を停止している。
【0020】図8は、天絡故障を発生させた実験におけ
る電圧及び電流の変化を示す。図7と同様に1つのオン
モードと1つのオフモードとからなる1サイクルを1m
sの周期で実行している際に、天絡によって発生した電
流が電磁コイル動作装置に流れたときには、オフモード
時におけるVP+VNの値は接地電位より上昇しているこ
とが示される。2回連続してVP+VNが所定の値VU
り大きいと判別した場合には、天絡故障が発生したと判
別して、図7に示した実験例と同様に電磁コイル動作装
置への給電を停止している。
【0021】上述した如き電磁コイル動作装置及び電磁
コイル動作装置の故障判別装置を、被駆動部材を駆動す
る電磁アクチュエータの制御装置に用いた場合には、電
磁コイルは被駆動部材を駆動する磁性部材を駆動する起
磁力源としてなし、電磁コイル動作装置は電磁コイルへ
供給する電流を制御する一方、故障判別装置は電磁コイ
ル動作装置の故障を判別するので、電磁アクチュエータ
の信頼性を高めることができるのである。
【0022】また、電磁アクチュエータの信頼性を更に
高めるべく、2つの電磁コイル動作装置を電磁アクチュ
エータに設ける構成とした装置においても、本発明によ
る故障判別装置を各々の電磁コイル動作装置に設けるこ
ととしても良い。このような構成とすることにより、一
方の電磁コイル動作装置が故障したと判別した際には、
他方の電磁コイル動作装置で電磁アクチュエータを駆動
することができ、従来技術による故障判別装置を2つの
電磁コイル動作装置の各々に設けた場合と比してコスト
をより大きく低減させることができるのである。
【0023】尚、上述した実施例においては、2つの抵
抗3及び5により構成される加算手段を示したが、演算
増幅素子等のアナログ加算回路を加算手段として用いて
も良いことは明らかである。
【0024】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明による電磁コ
イル動作装置の故障判別装置によれば、コストを低減す
ることができ、発熱源である抵抗の数を少なくして半導
体素子の温度上昇を抑えることができる構成としたこと
により、電源コイルに電流を適切に供給することができ
ると共に、的確に電磁コイル動作装置の故障を判別する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術の電磁コイル動作装置の故障判別装
置を示す回路図である。
【図2】 本発明による電磁コイル動作装置の故障判別
装置を示す回路図である。
【図3】 オンモード時における電磁コイル動作装置の
動作を示す回路図である。
【図4】 オフモード時における電磁コイル動作装置の
動作を示す回路図である。
【図5】 地絡故障を判別するサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図6】 天絡故障を判別するサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図7】 地絡故障を発生させた実験における電圧及び
電流の変化を示すタイムチャートである。
【図8】 天絡故障を発生させた実験における電圧及び
電流の変化を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 電磁コイル 2、4 接続点(電圧検出手段) 3、5 抵抗(加算手段) 10、20、30、40 FET(スイッチ) 50 エンジン制御ユニット(故障判別手段) 56 駆動回路群(駆動回路)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が互いに直列接続したスイッチ対か
    らなる2つの電流路と、前記スイッチ対の各対の接続点
    間に接続された電磁コイルと、前記スイッチを選択的に
    動作せしめる駆動回路と、前記電流路の双方の両端に電
    源供給線及び接地線とを介して電圧を印加する電源供給
    手段と、からなる電磁コイル動作装置の故障判別装置で
    あって、 前記各対の接続点における各々の電位を検出し、前記電
    位に応じた第1電圧信号と第2電圧信号とを発する電圧
    検出手段と、 前記第1電圧信号の値と前記第2電圧信号の値とを加算
    した値に応じた加算電圧信号を発する加算手段と、 前記スイッチ対の動作状態と前記加算電圧信号の値に基
    づいて前記電磁コイル動作装置の故障を判別する故障判
    別手段と、からなることを特徴とする電磁コイル動作装
    置の故障判別装置。
  2. 【請求項2】 前記故障判別手段は、前記スイッチ対の
    うちの少なくとも1方が開放状態にあって、前記電磁コ
    イルへの給電がなされていない状態において、前記加算
    電圧信号の値が第1所定値より大きいとき前記電磁コイ
    ルと前記電源供給線とが短絡する天絡故障が発生したと
    判別する第1判別動作と、前記スイッチ対のうち1方が
    接続状態にあって、前記電磁コイルへの給電がなされて
    いる状態において、前記加算電圧信号の値と電源電圧の
    値との差が第2所定値より大きいとき前記電磁コイルと
    前記接地線とが短絡する地絡故障が発生したと判別する
    第2判別動作とのうちの少なくとも一方の判別動作をす
    ることを特徴とする請求項1記載の電磁コイル動作装置
    の故障判別装置。
  3. 【請求項3】 前記加算手段は、前記第1電圧信号と前
    記第2電圧信号とを分圧して前記加算電圧信号を生成す
    ることを特徴とする請求項1記載の電磁コイル動作装置
    の故障判別装置。
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