JPH11311508A - 検査データ作成方法及び装置及びこれを用いた部品実装基板外観検査装置 - Google Patents

検査データ作成方法及び装置及びこれを用いた部品実装基板外観検査装置

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JPH11311508A
JPH11311508A JP11864198A JP11864198A JPH11311508A JP H11311508 A JPH11311508 A JP H11311508A JP 11864198 A JP11864198 A JP 11864198A JP 11864198 A JP11864198 A JP 11864198A JP H11311508 A JPH11311508 A JP H11311508A
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久恵 山村
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裕治 高木
Yoshio Miyawaki
義雄 宮脇
Tomoharu Horii
智晴 堀井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規部品のデータを自動的に部品ライブラリ
データに追加できるようにして、部品実装基板の検査デ
ータ作成時間を短縮可能とする。 【解決手段】 入力手段1により検査対象の新規部品の
部品形状情報Aを入力し、検査パラメータ算出手段3に
おいて、記憶手段2に記憶された検査パラメータ算出方
法Bに従って、この部品形状情報Aから検査パラメータ
Cを算出する。そして、入力した部品形状情報Aとこれ
から算出した検査パラメータCとを対応付けて、例え
ば、記憶手段2に部品ライブラリデータとして記憶す
る。検査装置に接続して部品を検査するときには、検査
対象部品に対する検査パラメータを読み取り、これに基
づいてはんだ付け状態などの欠陥の判定など行なう。部
品形状情報Aとしては、部品情報のデータベースなどか
ら読み取ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検査対象の3次元
形状あるいは2次元形状を表わす特徴量を抽出し、抽出
した特徴量を検査パラメータと比較することにより、部
品の実装状態あるいははんだ付状態の良否を検査する検
査データ作成方法,装置及びこれを用いた部品実装基板
外観検査装置に係り、特に、部品形状を基に検査パラメ
ータを自動的に設定することによって検査データを作成
する検査データ作成方法,装置及びこれを用いた部品実
装基板外観検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】検査対象の3次元形状あるいは2次元形
状を表わす特徴量を抽出し、抽出した特徴量を検査パラ
メータと比較することにより、部品の実装状態あるいは
はんだ付状態の良否を検査する部品実装基板外観検査装
置としては、例えば、特開平6−27030号公報に記
載の実装基板外観検査装置が知られている。これは、濃
淡画像の情報を複数の閾値を用いて多値化し、夫々の値
をとる領域の面積や重心などの2次元的特徴量を抽出
し、それらが所定の範囲に入っているかどうかによって
良否判定を行なうものである。また、対象物の3次元形
状を検出する例としては、例えば、特開平3−1480
51号公報に記載の実装基板検査装置が知られている。
しかし、これらいずれも検査データの作成方法について
は記述されていない。
【0003】一方、部品実装基板検査装置の検査データ
作成方法については、例えば、特開平5−35849号
公報に記載の教示データ作成方法や特開平6−8222
8号公報に記載の検査用プログラムデータ作成方法及び
装置などの例がある。これらは、部品種毎に形状情報や
検査ウィンドウの位置及びサイズ,検査パラメータなど
をライブラリとして登録しておき、部品搭載情報を外部
から入力してこのライブラリを合成することにより、検
査データを作成することを特徴としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の部
品実装基板外観検査装置あるいは検査データ作成方法で
は、上記のライブラリを構成する部品の部品形状情報や
検査ウィンドウ情報,検査パラメータなどの各種の情報
を人手で入力する必要があり、これに要するのに時間が
かかるし、誤入力の可能性があるという問題があった。
【0005】また、検査パラメータについては、検査を
試行して最適化を図る必要もあるため、さらに時間を必
要とし、そのため、新規部品が次々と投入される多品種
少量生産ラインでは、ライブラリの追加作成が生産に追
いつかず、検査装置を適用できないという問題があっ
た。
【0006】本発明の目的は、かかる問題を解消し、人
手により情報の入力の手間を省き、部品の投入に即応し
てライブラリを作成することができるようにした検査デ
ータ作成方法,装置及びこれを用いた部品実装基板外観
検査装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による検査データ生成方法は、検査対象部品
の部品形状情報を入力し、予め記憶装置に記憶された検
査パラメータ算出方法に従って該形状情報から検査パラ
メータを算出することにより、検査装置用部品ライブラ
リデータを作成するものである。
【0008】また、本発明による検査データ生成装置
は、検査対象部品の部品形状情報を入力する入力手段
と、入力された該形状情報から検査パラメータを算出す
る方法を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された
検査パラメータ算出方法に従って、該形状情報から該検
査パラメータを算出する検査パラメータ算出手段とで校
正される。
【0009】さらに、本発明による部品実装基板外観検
査装置は、以上のようにして得られた検査パラメータの
うち、部品実装基板での検査対象となる部品に対する検
査パラメータを選択し、この選択した検査パラメータに
基づいて、検査対象信品の設定された検査範囲での欠陥
の判定を行なう。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。
【0011】図1は本発明による検査データ作成及び装
置の第1の実施形態を示すブロック図であり、1は入力
手段、2は記憶手段、3は検査パラメータ算出手段、A
は部品形状情報、Bは検査パラメータ算出方法、Cは検
査パラメータである。
【0012】同図において、新規部品の部品形状情報A
が入力手段1から入力され、検査パラメータ算出手段3
に転送される。ここで、部品形状情報Aは、QFP(Qua
d Flat Package)やSOP(Small Outline Package),
チップなどの部品タイプと、部品サイズやリードピッ
チ,リード本数などのどこにリードの先端があるか計算
できる情報と、リードあるいは電極の幅や厚さ,長さな
どのリードあるいは電極の形状情報とを含んでいる。
【0013】かかる部品形状情報Aは、ネットワークで
接続された別装置あるいは計算機に記憶された部品情報
データベースに格納されている。かかる部品形状情報A
の入力方法としては、このような別装置あるいは部品情
報データベースの中から全ての部品あるいは指定した部
品についての部品形状情報Aを抽出して入力手段1に転
送する方法がある。部品情報データベースは、少なくと
も部品番号とQFP,SOP,チップなどの部品タイプ
と部品形状情報Aを含んでおり、他に機能や価格,メー
カーなどの情報も含んでいてもよい。所定部品の部品形
状情報Aを指定する場合には、予め決められたフォーマ
ットに従った部品番号リストによって行なう方法や、モ
ニタに表示される入力画面に従って要求されるデータを
キーボードから打ち込んでいく方法がある。
【0014】部品形状情報Aの入力方法としては、ほか
にモニタに表示される入力画面に従って要求されるデー
タをキーボードから打ち込んでいく方法や、テキストエ
ディタによって予め決められたフォーマットでファイル
を作成しておく方法などがある。
【0015】記憶手段2には、検査パラメータ算出方法
Bが記憶されている。この記憶手段2としては、ハード
ディスク,フロッピーディスク,光磁気ディスク,磁気
テープなど何を用いてもよい。検査パラメータ算出方法
Bは、部品の各部の寸法を変数とした各検査パラメータ
の計算式を定義したものである。計算式は、例えば、最
小フィレット長さを検査パラメータの1つとした場合、
この検査パラメータに対し、最小フィレット長さ=(リ
ード幅)×0.5のように表わされる。ここで、リード
幅は、検査パラメータとしての最小フィレット長さを求
める計算式での部品の寸法の1項目である。
【0016】検査パラメータ算出方法Bには、部品を分
類する条件も付加されてあり、分類毎に異なる定義を行
なうことができる。例えば、QFP,SOP,チップな
どの部品タイプやリードピッチあるいは電極サイズの範
囲を分類の条件とする。
【0017】検査パラメータ算出手段3は、入力した新
規部品の部品形状情報Aにより、記憶手段2に予め記憶
されている検査パラメータ算出方法Bの中から構成の新
規部品に対する分類の条件に適合する計算式を選択し、
この選択した計算式を用いて入力した部品形状情報Aか
ら検査パラメータCを算出する。この検査パラメータC
は、図示しない部品の検査装置によって抽出されるこの
検査対象となる新規部品に対するはんだ付け部分の高さ
や長さ,幅,面積,体積,傾斜といった2次元形状ある
いは3次元形状を表わす特徴量の判定基準値となる。か
かる検査対象の部品の画像から特徴量を抽出するときに
使用される画像処理パラメータが、この検査パラメータ
Cに含まれる場合もある。
【0018】部品形状情報Aとこれに対する算出された
検査パラメータCとは対応付けられ、部品ライブラリデ
ータとして記憶手段2あるいは別の図示しない記憶手段
に保存され、部品の検査実行時に参照される。
【0019】なお、この第1の実施形態を上記検査装置
に接続し、上記のように検査パラメータをライブラリに
登録せず、予め全ての部品の部品形状情報Aを入力して
保持しておき、部品の検査実行時、その部品番号と部品
搭載位置及び方向とからなる部品搭載情報からその部品
に対する部品番号を読み出し、この部品番号に対応する
部品の部品形状情報Aから、上記と同様の方法により、
この部品に対する検査パラメータを作成するようにし
て、部品を検査する毎に、その部品の検査パラメータを
作成するようにしてもよい。
【0020】以上のように、この第1の実施形態では、
各部品の検査パラメータによる部品ライブラリデータを
自動的に作成することができ、検査パラメータの入力が
必要でなくなるため、部品ライブラリデータ作成の時間
を短縮することができ、誤った設定を防ぐこともでき
る。また、工場の部品情報データベースを利用すること
により、部品形状情報の人手による入力を行なう必要が
なくなり、部品ライブラリデータ作成の時間を更に短縮
することが可能である。
【0021】図2は本発明による検査データ作成方法及
び装置の第2の実施形態を示すブロック図であって、4
は同一形状探索手段、Dは同一形状基準、Eは部品ライ
ブラリデータであり、図1に対応する部分には同一符号
をつけて重複する説明を省略する。
【0022】新規部品の部品形状情報Aは入力手段1に
よって入力され、検査パラメータ算出手段3と同一形状
探索手段4とに転送される。また、記憶手段2には、同
一形状判定基準Dと検査パラメータ算出方法Bと部品ラ
イブラリデータEとが記憶されている。ここで、部品ラ
イブラリデータEは、異なる部品毎の部品形状情報Aや
検査パラメータ,その部品番号などからなっている。
【0023】同一形状探索手段4では、入力された新規
部品の部品形状情報Aを部品ライブラリデータEと比較
するのであるが、記憶手段2から予め決められた同一形
状判定基準Dを読み取り、これに基づいて新規部品と同
一形状の部品の部品ライブラリデータEを探索し、部品
ライブラリデータEで同一形状の部品が見つかった場合
には、部品番号によってこの新規部品と部品ライブラリ
データEとの対応付けを記録する。
【0024】同一形状探索手段4のかかる比較によって
新規部品と同一の部品が見つからない場合には、パラメ
ータ算出手段4が、上記のように、記憶手段2の対応す
る検査パラメータBの対応する検査式を用いて検査パラ
メータを算出し、新規部品のデータ(部品形状情報Aや
検査パラメータ,部品番号など)を新たにライブラリデ
ータEに追加する。
【0025】次に、この第2の実施形態での夫々のデー
タについて説明する。
【0026】部品形状情報A及び検査パラメータ算出方
法Bは、図1に示した第1の実施形態と同様である。
【0027】同一形状判定基準Dは、リードあるいは電
極の幅,厚さ,長さなどの部品の各部の寸法を変数とし
た計算式で表わされており、同一形状探索手段4で比較
する2つの部品の各部の寸法の差が上記計算式から計算
される値より小さいとき、これら部品の形状が同一であ
ると見做す。
【0028】部品ライブラリデータEは、上記のよう
に、少なくとも部品形状情報Aと検査パラメータCとを
含んでおり、図3に示すように、対応データE1と部品
タイプデータE2と検査タイプデータE3とで構成されて
いる。ここで、対応データE1は部品の種類を表わす部
品番号E11とこれに対応する部品タイプを選択するため
の選択情報E12とからなり、部品タイプデータE2は上
記部品形状情報Aからリード形状情報を除いた部品サイ
ズやリードピッチ,リード本数などを表わす情報内容と
同一内容の部品形状情報E21と検査タイプ選択情報E22
とからなり、検査タイプデータE3はリード形状情報E
31や検査ウィンドウサイズE32,上記の算出された検査
パラメータCである検査パラメータE33とからなってい
る。
【0029】なお、対応データE1での部品番号E11
部品タイプデータE2での部品形状情報E21とは、対応
データE1での部品タイプ選択情報E12によって対応付
けられており、また、部品タイプデータE2での部品形
状情報E21と検査タイプデータE3でのリード形状情報
31,ウィンドウサイズE32,検査パラメータE33
は、部品タイプデータE2での検査タイプ選択情報E22
によって対応付けられている。また、同じ部品であれ
ば、それらの部品番号E11は部品タイプデータE2での
同じ部品形状情報E21に対応付けられている。部品タイ
プデータE2と検査タイプデータE3 の間についても同
様である。
【0030】次に、部品ライブラリデータEの作成手順
について、図4を用いて説明する。
【0031】まず、新規部品の部品形状情報Aを、上記
のように、入力する(ステップ100)。次に、入力す
る全ての新規部品について、部品ライブラリデータEの
追加作成を行なう(ステップ101)。部品ライブラリデ
ータEに新規部品のデータを追加するためには、まず、
同一形状探索手段4で新規部品の部品形状情報Aのリー
ド形状情報を除いた部分と同一の部品形状情報E21が部
品タイプデータE2にあるか否か探索することにより、
新規部品のデータが部品ライブラリデータEとして登録
されているか否か探索する(ステップ102)。部品タ
イプデータE2に新規部品の部品形状情報Aのリード形
状情報を除いた部分と同一の部品形状情報E21があれば
(以下、これを新規部品と同一形状の部品があるという)
(ステップ103)、対応データE1に、その新規部品
の部品番号を部品番号E11として追加するとともに、探
索の結果見つけた部品タイプデータE2の部品形状情報
21をこの部品番号E11に対応付ける部品タイプ選択情
報E12を追加する(ステップ104)。これは、その新
規部品に対して見つかった部品タイプデータE2を使用
することを意味している。
【0032】一方、部品タイプデータE2に同一形状の
部品がなければ(ステップ103)、この新規部品に対
し、この部品番号を部品番号E11として対応データE1
に追加するとともに、この新規部品の入力部品形状情報
Aのリード形状情報を除いた部分を部品形状情報E21
して部品タイプデータE2に追加し、この追加した部品
形状情報E21と対応データE1に追加した部品番号E11
とを対応付ける部品タイプ選択情報E12を対応データE
1に付加する(ステップ105)。
【0033】そして、この入力部品形状情報Aのリード
形状情報に一致するリード形状情報E31を検査タイプデ
ータE3で探索し(ステップ106)、一致するものが
あれば(ステップ107)、この一致したリード形状情
報E31やこれに対をなすウィンドウサイズE32,検査パ
ラメータE33と部品タイプデータE2に追加した上記の
部品形状情報E21とを対応付ける検査タイプ選択情報E
22を部品タイプデータE2 に追加する(ステップ10
8)。また、一致しない場合には(ステップ107)、
この入力部品形状情報Aから検査パラメータ算出手段3
によって新たにウィンドウサイズE32と検査パラメータ
33とを求め、検査タイプデータE3に追加するととも
に、これら追加した情報と部品タイプデータE2に追加
した上記の部品形状情報E31と対応付ける検査タイプ選
択情報E22を部品タイプデータE2に追加する(ステッ
プ109)。
【0034】ここで、新規部品と部品ライブラリデータ
Eによる部品とが同一形状であるかどうかの判定は、部
品タイプデーチE2や検査タイプデータE3での部品サイ
ズ,リードピッチ,リード本数及びリード形状の各項目
によって行なう。これらの全ての項目が同一形状判定基
準Dに基づいて新規部品の同じ項目と同一であると判断
される場合、新規部品とこの部品ライブラリデータEに
よる部品とが同一形状であるとする。また、新規部品と
部品ライブラリデータEによる部品とのリード形状が同
一であるかどうかの判定は、検査タイプデータE3での
リード幅,リード厚さ,リード長さなどの各項目が同一
形状判定基準Dに基づいて新規部品の同じ項目と同一で
あると判断される場合、これら部品とのリード形状が同
一の形状であるとする。なお、部品ライブラリデータE
で新規部品と同一形状の部品が複数個有る場合には、部
品サイズの差が最も小さい部品をこの新規部品と同一形
状の部品として選択する。
【0035】検査タイプデータE3を新規作成する際に
は、入力部品形状情報Aからリード幅,リード厚さ及び
リード長さなどのリード形状情報を抽出し、これをリー
ド形状情報E31とするとともに、これを検査パラメータ
算出手段3で検査パラメータ算出方法Bにより計算し、
検査ウィンドウサイズE32及び検査パラメータE33を算
出する。
【0036】なお、ウィンドウサイズE32は、図5に
示すようなリード先端位置からウィンドウの各辺までの
長さW0〜W3として定義付けられており、これら長さ
W0〜W3は、例えば、次の式によって決定される。 W0=W2=パッド幅 W1=リード長さ W3=リード幅×2 これらの式は、上記の検査パラメータBに記述されてい
る。また、パッド幅やリード長さ,リード幅の値はいず
れも、上記の部品形状情報Aに含まれている。
【0037】以上のように、この第2の実施形態では、
図1に示した第1の実施形態と同様の効果が得られる
上、既存の部品ライブラリデータから同一形状の部品を
選択して使用し、同一形状の部品がない場合のみ、新し
い部品ライブラリデータを作成するため、冗長な部品ラ
イブラリデータを作成することがない。
【0038】図6は本発明による検査データ作成方法及
び装置の第3の実施形態を示すブロック図であって、5
は類似形状評価手段、Fは類似度算出方法であり、図2
に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省
略する。
【0039】この第3の実施形態は、図2において、検
査パラメータ算出手段3の代わりに、図6に示すよう
に、類似形状評価手段5を用いたものである。このため
に、記憶手段2には、類似度算出方法Fが格納されてい
る。それ以外の構成は図2に示した第2の実施形態と同
様である。
【0040】入力手段1から入力された新規部品の部品
形状情報Aは、同一形状探索手段4に転送されて、部品
ライブラリデータEからこの新規部品と同一形状の部品
が探索されるとともに、類似形状評価手段5にも転送さ
れる。類似形状評価手段5は、同一形状探索手段4によ
り、新規部品と同一形状の部品が部品ライブラリデータ
Eで見つからない場合、新規部品と部品ライブラリデー
タEでの部品との形状の類似度を予め決められた類似度
算出方法Fによって算出し、最も類似度が高い部品ライ
ブラリデータEの部品に対する検査パラメータE33を複
写することにより、新規部品のデータを作成し、これを
ライブラリデータEに追加する。
【0041】部品ライブラリデータEの作成の手順は第
2の実施形態とほぼ同様であるが、その部品タイプデー
タを新規作成した新規部品の部品番号をディスプレイに
表示するファイルに出力するなどの方法でユーザに通知
する。
【0042】なお、この第3の実施形態では、検査タイ
プデータE3(図3)を新規作成する方法が図2に示し
た第2の実施形態と異なるので、この形成方法について
説明する。
【0043】まず、新規部品の入力部品形状情報Aから
リード幅,リード厚さ及びリード長さなどのリード形状
情報を抽出し、これを新しいリード形状情報E31として
検査タイプデータE3に追加する。この入力部品形状情
報Aのリード形状情報と既存の部品ライブラリデータE
の検査タイプデータE3に記述されたリード形状情報E
31との類似度を類似度算出方法Fに従って計算し、最も
類似度の高いリード形状情報E31に対する検査ウィンド
ウサイズE32及び検査パラメータE33をこの新規部品の
データとして検査タイプデータE3 に複写する。
【0044】類似度を算出するには、比較する新規部品
と部品ライブラリデータEでの部品との各部の寸法の差
に重みをかけて合計し、その合計値が小さい程類似度が
高いとする。類似度算出方法Fとしては、部品の各部分
に対して重みを定義したものを記憶しておけばよい。
【0045】この作成方法によれば、検査パラメータの
算出方法を予め定義しておくことが困難であって、検査
パラメータの調整が必要である場合でも、最適に近い検
査パラメータを初期設定することができ、検査パラメー
タの調整時間を短縮することができる。また、部品タイ
プデータE3を新規作成した新規部品の部品番号が通知
されるので、ユーザは検査パラメータの調整が必要な部
品を簡単に知ることができる。
【0046】図7は本発明による部品実装基板外観検査
装置の一実施形態を示す構成図であって、6は検査デー
タ生成手段、7は新規部品リスト作成手段、8は欠陥判
定手段、9は3次元形状検出光学系、10はステージで
あり、図2に対応する部分には同一符号をつけて重複す
る説明を省略する。
【0047】この実施形態は、図2に示した検査データ
作成方法及び装置を用いたものである。
【0048】同図において、入力手段1や記憶手段2,
検査検査パラメータ算出手段3,同一形状探索手段4
は、図2に示した検査データ作成装置を構成するもので
ある。
【0049】新規部品リスト作成手段7は、検査対象と
なる部品実装基板での各部品の部品搭載情報Gと作成済
みの部品ライブラリデータEを比較し、この部品ライブ
ラリデータEに存在しない部品番号をリストアップし、
これからなる新規部品リストHを作成する。この新規部
品リストHによって部品を指定し、第2の実施形態で説
明した方法でもってかかる部品の部品ライブラリデータ
Eを作成,追加する。これにより、検査対象となる部品
実装基板に搭載される全ての部品に対する部品ライブラ
リデータEが得られたことになる。
【0050】なお、図2に示す検査データ作成方法及び
装置の代わりに、図1または図6に示した検査データ作
成方法及び装置を用いてもよい。
【0051】検査データ生成手段6は、部品搭載情報G
と部品ライブラリデータEをもとに、検査ウィンドウデ
ータIとステージ制御データJとを生成する。
【0052】検査対象である部品実装基板は、XY方向
に移動可能なステージ10に保持されている。このステ
ージ10は、検査データ生成手段6によって作成された
ステージ制御データJに基づいて制御される。ステージ
10から3次元形状検出光学系9にこのステージ10の
走査に同期して信号が送り込まれ、これにより、3次元
形状検出光学系9はステージ10に搭載された部品実装
基板の検査対象ポイントを含む濃淡画像K1と距離画像
2と検出し、欠陥判定手段8に送る。そこで、欠陥判
定手段8は、3次元形状検出光学系9から検出画像
1、K2夫々の検査データ生成手段6によって作成され
た検査ウィンドウデータIによる検査範囲内の画像を抽
出して処理し、欠陥判定を行なう。
【0053】図8は図7における3次元形状検出光学系
9の一具体例を示す構成図であって、9aはレーザ源、
9bはハーフミラー、9cはポリゴンミラー、9dは対
物レンズ、9e〜9hはハーフミラー、9iはレンズ、
9jはピンホール、9k〜9qは光検出器、11は部品
実装基板である。
【0054】検査対象の部品実装基板11は、XY方向
に移動可能なステージ10に保持されている。レーザ源
9aから出力された入射光Liは、ハーフミラー9b及
びポリゴンミラー9cを通り、対物レンズ9dによって
細く絞られて部品実装基板11をその照射する。部品実
装基板11からの反射光Loは、拡散成分も含めて、対
物レンズ9d及びポリゴンミラー9cを通り、ハーフミ
ラー9bで反射された後、ハーフミラー9e〜9hによ
って複数の光束に分岐される。夫々の光束は同一焦点距
離のレンズ9iによって絞られて、同一口径のピンホー
ル9jを介して光検出器9j〜9qで受光される。夫々
の光検出器9j〜9qからは、その受光量に応じた大き
さの電気信号が出力される。
【0055】ここで、各ピンホール9iは、部品実装基
板11の異なる高さからの反射光が集光する位置に配置
されている。ピンホール9iの位置に対応する高さから
の反射光はほとんどこのピンホール9iを通過するため
に、これを通過する光束を受光する光検出器の検出光量
は大きくなり、逆に、これとは異なる高さからの反射光
はピンホール9iに遮られ、これを通過する光束を受光
する光検出器の検出光量は小さくなる。従って、どの光
検出器の検出光量が最大となるかによって部品実装基板
11の光照射部分の高さを知ることができると同時に、
その検出光量によってこの部分の明るさを知ることがで
きる。
【0056】なお、ここでは、光検出器を4個としてい
るが、光検出器の個数を増やすことにより、高さ方向の
検出レンジ及び解像度を高めることが可能である。ま
た、ハーフミラー9b,9e〜9hは、直列に配置され
ているが、どのように配置してもよい。さらに、複数の
光検出器9k〜9qの検出信号の内挿補間により、さら
に高い分解能を得ることも可能である。
【0057】ポリゴンミラー9cの回転面は、ステージ
10のX移動方向に平行になるように配置されており、
その回転によって入射光Liと反射光Loの光軸がx方
向に走査される。ステージ制御データJが指示する走査
開始・終了位置に従ってステージ10をY方向に移動さ
せることにより、検査対象である部品実装基板11の濃
淡画像K1と距離(高さ)画像K2とを検出することがで
きる。
【0058】図9は図7における検査データ生成手段6
の動作について説明する図であって、検査データの構成
を示しており、図3,図7に対応する部分には同一符号
をつけている。
【0059】同図において、部品搭載情報Gは、ステー
ジ10(図7)に取り付けられている部品実装基板11
(図8)に搭載されている各部品の部品番号G1とこれ
ら部品の部品実装基板11での搭載位置・方向情報G2
とから構成されている。
【0060】検査データ生成手段6は、取り込んだ部品
搭載情報Gの部品番号G1を用いて部品ライブラリデー
タEの対応データE1での部品番号E11を指定し、部品
タイプ選択情報E12を用いて、部品タイプデータE2
らこの指定した部品の部品形状情報E21と検査タイプ選
択情報E22とを読み取り、さらに、指定した部品番号E
11に対応する検査タイプ選択情報E22を用いて、検査タ
イプデータE3のウィンドウサイズ情報E32を読み取
る。そして、この読み取った部品形状情報E21とウィン
ドウサイズ情報E32と部品搭載情報Gの部品搭載位置・
方向情報G2とで検査範囲の計算を行ない、得られた検
査範囲I1と検査タイプ選択情報I2としての部品タイプ
データE2から読み取った検査タイプ選択情報E22とか
らなるウィンドウデータIを作成する。
【0061】ここで、検査範囲I1は検査する画像の処
理範囲を決めるものであって、図10に示す部品実装基
板11での実装部品12を検査対象の例にして説明する
と、これは次のように設定される。
【0062】なお、図10は3次元形状検出光学系9
(図7)で検出されたステージ10(図7)に取り付け
られた部品実装基板11での実装部品12の距離画像K
2を示すものであって、この実装部品12の取付中心位
置を(X,Y)としている。この実装部品12の方の一
辺には、4個のリード12a〜12dがピッチpで、こ
れに対向する他方の辺にも4個のリード12e〜12h
がピッチpで夫々設けられている。また、実装部品12
の一方の辺のリードの先端から他方の辺のリードの先端
までの幅をWとする。
【0063】ここで、いま、夫々のリード12a〜12
hがはんだ付けされており、その状態を検査するものと
すると、これらリード12a〜12hの先端部のはんだ
付けのパッド15a〜15hがなされた部分にはんだ付
け状態の検査のためのウィンドウを設定するとともに、
これらリード12a〜12hの状態を検査するためのブ
リッジ検査ウインドウも設定する。
【0064】そこで、リード12aを例にして説明する
と、図示するように、このリード12aの先端部を含む
はんだ付け状態検査ウインドウ13aとリード12a,
11b間のブリッジ検査ウィンドウ14aとが設定され
る。いま、実装部品12の一辺のリード本数をN(ここ
では、N=4)とすると、リード12aの先端位置
(x,y)は次のように表わされる。
【0065】 x=X−W/2 ………(1) y=Y−(N−1)・p/2 ………(2) なお、上記のピッチpや幅W,リード本数Nは部品ライ
ブラリデータEの部品タイプデータE2での部品形状情
報E21に含まれており、また、実装部品12の中心位置
(X,Y)は部品搭載情報Gの部品搭載位置・方向情報
2に含まれている。
【0066】このように、リード12aの先端位置
(x,y)が求まると、次に、部品ライブラリデータEの
検査タイプデータE3から読み取ったウィンドウサイズ
情報E32により、リード12aの先端位置(x,y)を中
心とし、このウィンドウサイズ情報E32で決まる大きさ
のはんだ付け状態検査ウィンドウ13aを求める。ブリ
ッジ検査ウィンドウ14aについても同様であるが、こ
の場合、上記式(2)でのyを(y−p/2)とする。他
のリード12b〜12hについても同様である。
【0067】以上のようにして求めた各リード12a〜
12hでのウィンドウの情報が、ウィンドウデータIの
検査範囲情報I1 となる。
【0068】図7に示すように、検査データ生成部6
は、少なくとも部品搭載情報Gと部品ライブラリデータ
Eを基に、ステージ制御データJも生成する。ステージ
制御データJは、画像検出するときのステージ10の走
査開始・終了位置及び走査方向を含む。
【0069】いま、図11に示すように、5個のはんだ
付け状態検査ウィンドウ13と4個のブリッジ検査ウィ
ンドウ14とからなり、これらがy方向に交互に配列さ
れてなる2つの検査ウィンドウ群16a,16bがx方
向に平行に配置され、さらに、これら検査ウィンドウ群
16a,16bに対してy方向に位置し、はんだ付け状
態検査ウィンドウ13とブリッジ検査ウィンドウ14と
がx方向に交互に配列されてなる2個の検査ウィンドウ
群16c,16dがy方向に平行に配置された部品実装
基板を例にとる。
【0070】ここで、かかる部品実装基板での検査ウィ
ンドウの配列において、1回のy方向の走査で画像検出
できる範囲(破線で示す範囲)をページ17と呼ぶこと
にする。ここでは、検査ウィンドウ群16aと検査ウィ
ンドウ群16c,16dの一部とを含むページ17a
と、検査ウィンドウ群16bと検査ウィンドウ群16
c,16dの他の一部とを含むページ17bと、検査ウ
ィンドウ群16c,156のさらに他の一部とを含むペ
ージ17cとを示している。ステージ制御データJはか
かるページ17a,17b,17c毎に設定する。
【0071】以下、これらページ17a,17b,17
cを総称してページ17ということにするが、各ページ
17のx方向の開始位置はそのページ17での最も左端
に位置するウィンドウでの左辺のx座標とする。図11
においては、ページ17aのx方向の開始位置は、図示
するように、x座標Xsaであり、ページ17b,17c
のx方向の開始位置は夫々、図示するように、x座標X
sb,Xscである。
【0072】また、各ページ17のy方向の開始位置,
終了位置は夫々、ステージ10のy方向の移動の向きか
らみて、最初に3次元形状検出光学系9(図7)が走査す
るウィンドウの最初の辺のy座標,最後に走査するウィ
ンドウの最後の辺のy座標である。ここで、ページ17
aでは、図面上、上から下にy方向の操作が行なわれ、
ページ17bでは、これとは逆に、下から上に、また、
ページ17cでは、さらにその逆に、上から下に夫々y
方向の走査が行なわれるとすると、ページ17aのy方
向の開始位置,終了位置は夫々、図示するように、y座
標Ysa,Yeaであり、ページ17bのy方向の開始位
置,終了位置は夫々、図示するように、y座標Ysb,Y
ebであり、ページ17cのy方向の開始位置,終了位置
は夫々、図示するように、y座標Ysc,Yecとなる。
【0073】なお、検査ウィンドウデータIには、各検
査ウィンドウがどのページに含まれるかを示す情報と、
そのページに対するウィンドウの相対的な位置を示す情
報とを付加しておく。
【0074】図12は図7における欠陥判定手段8の一
具体例を示すブロック図であって、18は特徴抽出部、
19は欠陥判定部であり、図7に対応する部分には同一
符号をつけて重複する説明を省略する。
【0075】同図において、欠陥判定手段8は、特徴抽
出部18と欠陥判定部19とから構成されている。
【0076】特徴抽出部18は、検査対象部品に対し、
検査ウィンドウデータIでの検査タイプ選択情報E
22(図9)によって検査タイプデータE3(図9)を選択
する。選択した検査タイプデータE3における検査パラ
メータE33のうちの画像処理パラメータを用いて、3次
元形状検出光学系9(図7)から受け取った検出画像K1
に対し、検査ウィンドウデータIに示される検査範囲I
1(図9:例えば、図10でのはんだ付け状態検査ウィ
ンドウ13aなど)での画像処理を行ない、はんだ付部
のフィレット高さ、フィレット長さなどの特徴パラメー
タを抽出する。
【0077】欠陥判定部19は、選択した検査タイプデ
ータE3での検査パラメータE33のうちの欠陥判定パラ
メータと特徴抽出部18で抽出された特徴パラメータと
を比較することにより、検査対象部品の欠陥判定を行な
う。
【0078】以上のように、この実施形態では、部品の
検査時に必要となるデータは、部品ライブラリデータE
と部品搭載情報Gから全て自動的に作成され、また、部
品ライブラリデータEは部品形状情報Gから自動的に作
成されるため、検査データ作成時間を非常に短くするこ
とができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の検査デー
タ作成方法及び装置によると、検査対象の新規部品の部
品形状情報を入力することにより、予め記憶装置に記憶
された検査パラメータ算出方法に従って、検査時に使用
する検査パラメータを自動的に算出し、部品ライブラリ
データとして保存するため、検査パラメータを入力して
調整する必要がなく、検査パラメータを誤って設定する
こともない。
【0080】また、本発明の検査データ作成方法及び装
置によると、工場の部品情報データベースを利用するこ
とにより、部品形状情報の入力に要する時間を短縮する
ことが可能であるから、検査対象の新規部品を部品ライ
ブラリデータに追加する作業時間を非常に短くすること
ができる。
【0081】さらに、本発明の検査データ作成方法及び
装置によると、予め記憶装置に記憶された同一形状判定
基準に従って、既存の部品ライブラリデータから同一形
状の部品を選択して使用し、同一形状の部品がない場合
のみ、新しいデータを作成するため、冗長なデータを作
成することがない。
【0082】さらに、本発明の部品実装基板外観検査装
置によると、検査時に必要となるデータが部品ライブラ
リデータと部品搭載情報から全て自動的に作成されるた
め、部品ライブラリデータの作成を含む検査データの作
成時間を非常に短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による検査データ作成方法及び装置の第
1の実施形態を示す構成図である。
【図2】本発明による検査データ作成方法及び装置の第
2の実施形態を示す構成図である。
【図3】図2における部品ライブラリデータEの一具体
例の構造を示す図である。
【図4】図2に示した第2の実施形態での部品ライブラ
リデータE作成手順を示すフローチャートである。
【図5】図3におけるウィンドウサイズの定義を説明す
る図である。
【図6】本発明による検査データ作成方法及び装置の第
3の実施形態を示す構成図である。
【図7】本発明による部品実装基板外観検査装置の一実
施形態を示す構成図である。
【図8】図7における3次元形状検出光学系の一具体例
を示す構成図である。
【図9】図7における検査データ生成手段の動作説明図
である。
【図10】図7に示した実施形態での検査対象となる部
品実装基板の一具体例を示す図である。
【図11】図7に示した実施形態でのステージ制御デー
タ生成方法を説明する図である。
【図12】図7における欠陥判定手段の一具体例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 部品形状情報の入力手段 2 記憶手段 3 検査パラメータ算出手段 4 同一形状探索手段 5 類似形状評価手段 6 検査データ生成手段 7 新規部品リスト作成手段 8 欠陥判定手段 9 3次元形状検出光学系 9a〜9h リード 10 ステージ 11 検査対象の部品実装基板 12 検査対象部品 12a〜12h パッド 13a〜13h はんだ付状態検査ウィンドウ 14a〜14g ブリッジ検査ウィンドウ 16a〜16c ウィンドウ群 17a〜17c ページ 18 特徴抽出部 19 欠陥判定部 A 部品形状情報 B 検査パラメータ算出方法 C 検査パラメータ D 同一形状判定基準 E 部品ライブラリデータ E1 対応データ E2 部品タイプデータ E3 検査タイプデータ E11 部品番号 E12 部品タイプ選択情報 E21 部品形状情報 E22 検査タイプ選択情報 E31 リード形状情報 E32 ウィンドウサイズ E33 検査パラメータ F 類似度算出方法 G 部品搭載情報 G1 部品番号 G2 部品搭載位置・方向 H 新規部品リスト I ウィンドウデータ I1 検査範囲 I2 検査タイプ選択情報 J ステージ制御データ K1 濃淡画像 K2 距離画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 義雄 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 堀井 智晴 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象部品の3次元形状あるいは2次
    元形状を表わす特徴量を抽出し、抽出した該特徴量を検
    査パラメータと比較することにより、該検査対象部品の
    実装状態あるいははんだ付状態の良否を検査する部品実
    装基板外観検査装置の検査データ作成方法であって、 該検査対象部品の部品形状情報を入力し、予め記憶装置
    に記憶された該検査パラメータ算出方法に従って、該部
    品形状情報から該検査パラメータを算出することを特徴
    とする検査データ作成方法。
  2. 【請求項2】 検査対象部品の3次元形状あるいは2次
    元形状を表わす特徴量を抽出し、抽出した該特徴量を検
    査パラメータと比較することにより、該検査対象部品の
    実装状態あるいははんだ付状態の良否を検査する部品実
    装基板外観検査装置の検査データ作成装置であって、 該検査対象部品の部品形状情報を入力する入力手段と、 該部品形状情報から該検査パラメータを算出する検査パ
    ラメータ算出方法を記憶する記憶手段と、 該検査パラメータ算出方法に従って、該部品形状情報か
    ら該検査パラメータを算出する検査パラメータ算出手段
    とを有することを特徴とする検査データ作成装置。
  3. 【請求項3】 部品形状情報と検査パラメータから構成
    される部品ライブラリデータを有し、該検査パラメータ
    を用いて検査対象部品の実装状態あるいははんだ付状態
    の良否を検査する外観検査の検査データ作成方法であっ
    て、 新規な検査対象部品の部品形状情報を入力して、該部品
    形状情報と該部品ライブラリデータにおける該部品形状
    情報とを比較し、予め記憶装置に記憶された同一性を判
    別する判定基準に基づいて該部品ライブラリデータでの
    新規な該検査対象部品と同一形状の部品を探索し、 該探索の結果見つかった新規な該検査対象部品と同一形
    状の部品の部品ライブラリデータを新規な該検査対象部
    品に対応させる情報を記録することを特徴とする検査デ
    ータ作成方法。
  4. 【請求項4】 部品形状情報と検査パラメータから構成
    される部品ライブラリデータを有し、該検査パラメータ
    を用いて検査対象部品の実装状態あるいははんだ付状態
    の良否を検査する外観検査のために、該部品ライブラリ
    データに新規な検査対象部品のデータを追加する検査デ
    ータ作成方法であって、 新規な該検査対象部品の部品形状情報を入力し、該部品
    形状情報と該部品ライブラリデータにおける部品形状情
    報とを比較し、予め記憶装置に記憶された同一性を判別
    する判定基準に基づいて、該検査対象部品と同一形状の
    部品を探索し、 該探索の結果見つかった該検査対象部品と同一形状の部
    品の部品ライブラリデータを新規な該検査対象部品に対
    応させる情報を記録し、 該探索の結果該検査対象部品と同一形状の部品が見つか
    らない場合には、新規な該検査対象部品に対する検査パ
    ラメータを新たに設定することを特徴とする検査データ
    作成方法。
  5. 【請求項5】 部品形状情報と検査パラメータから構成
    される部品ライブラリデータを有し、該検査パラメータ
    を用いて部品の実装状態あるいははんだ付状態の良否を
    検査する外観検査のために、該部品ライブラリデータに
    新規な検査対象部品のデータを追加する検査データ作成
    方法であって、 新規な該検査対象部品の部品形状情報を入力して、該部
    品形状情報と該部品ライブラリデータにおける該部品形
    状情報を比較し、予め記憶装置に記憶された同一性を判
    別する判定基準に基づいて新規な該検査対象部品と同一
    形状の部品を探索し、 該探索の結果見つかった新規な該検査対象部品と同一形
    状の部品の部品ライブラリデータを新規な該検査対象部
    品に対応させる情報を記録し、 該探索の結果新規な該検査対象部品と同一形状の部品が
    見つからない場合には、新規な該検査対象部品に対する
    検査パラメータを設定し、部品ライブラリデータで同一
    形状の部品が見つからない新規な該検査対象部品をユー
    ザに通知することを特徴とする検査データ作成方法。
  6. 【請求項6】 部品形状情報と検査パラメータから構成
    される部品ライブラリデータを有し、該検査パラメータ
    を用いて部品の実装状態あるいははんだ付状態の良否を
    検査する外観検査のために、該部品ライブラリデータに
    新規な検査対象部品のデータを追加する検査データ作成
    方法であって、 新規な検査対象部品の部品形状情報を入力して、該形状
    情報と該部品ライブラリデータにおける該部品形状情報
    を比較し、予め記憶装置に記憶された同一性を判別する
    判定基準に基づいて新規な検査対象部品と同一形状の部
    品を探索し、 該探索の結果見つかった新規な検査対象部品と同一形状
    の部品の部品ライブラリデータを新規な該検査対象部品
    に対応させる情報を記録し、 該探索の結果新規な該検査対象部品と同一形状の部品が
    見つからない場合には、予め記憶装置に記憶された検査
    パラメータ算出方法に従って、新規な該検査対象部品の
    該部品形状情報から新規な該検査対象部品に対する検査
    パラメータを算出することを特徴とする検査データ作成
    方法。
  7. 【請求項7】 部品形状情報と検査パラメータから構成
    される部品ライブラリデータを有し、該検査パラメータ
    を用いて部品の実装状態あるいははんだ付状態の良否を
    検査する外観検査のために、該部品ライブラリデータに
    新規な検査対象部品のデータを追加する検査データ作成
    方法であって、 新規な該検査対象部品の部品形状情報を入力して、該部
    品形状情報と該部品ライブラリデータにおける該部品形
    状情報を比較し、予め記憶装置に記憶された同一性を判
    別する判定基準に基づいて新規な該検査対象部品と同一
    形状の部品を探索し、 該探索の結果見つかった新規な該検査対象部品と同一形
    状の部品の部品ライブラリデータを新規な該検査対象部
    品に対応させる情報を記録し、 該探索の結果新規な該検査対象部品と同一形状の部品が
    見つからない場合には、予め記憶装置に記憶された類似
    度評価方法によって最も類似度が高いと評価される部品
    ライブラリデータにおける検査パラメータを複写するこ
    とにより、新規な該検査対象部品に対する検査パラメー
    タを設定することを特徴とする検査データ作成方法。
  8. 【請求項8】 部品形状情報と検査パラメータから構成
    される部品ライブラリデータを有し、該検査パラメータ
    を用いて部品の実装状態あるいははんだ付状態の良否を
    検査する外観検査の検査データ作成装置であって、 新規な検査対象部品の部品形状情報を入力する入力手段
    と、 部品形状の同一性を判別する判定基準を予め記憶する記
    憶手段と、 入力した該部品形状情報と該部品ライブラリデータにお
    ける該部品形状情報を比較して、該判定基準に基づいて
    新規な該検査対象部品と同一形状の該部品ライブラリデ
    ータにおける部品を探索し、該探索の結果見つかった新
    規な該検査対象部品と同一形状の部品の部品ライブラリ
    データを新規な該検査対象部品に対応させる情報を記録
    する同一形状探索手段とを有することを特徴とする検査
    データ作成装置。
  9. 【請求項9】 部品形状情報と検査パラメータから構成
    される部品ライブラリデータを有し、該検査パラメータ
    を用いて部品の実装状態あるいははんだ付状態の良否を
    検査する外観検査のために、該部品ライブラリデータに
    新規検査対象部品のデータを追加する検査データ作成装
    置であって、 新規な検査対象部品の部品形状情報を入力する入力手段
    と、 部品形状の同一性を判別する判定基準を記憶する記憶手
    段と、 入力した該部品形状情報と該部品ライブラリデータにお
    ける該部品形状情報とを比較して、該判定基準に基づい
    て新規な該検査対象部品と同一形状の該部品ライブラリ
    データにおける部品を探索し、該探索の結果見つかった
    新規な該検査対象部品と同一形状の部品の部品ライブラ
    リデータを新規な該検査対象部品に対応させる情報を記
    録する同一形状探索手段と、 該探索の結果新規な該検査対象部品と同一形状の部品が
    見つからない場合には、新規な該検査対象部品の検査パ
    ラメータを新たに設定する検査パラメータ設定手段とを
    有することを特徴とする検査データ作成装置。
  10. 【請求項10】 部品形状情報と検査パラメータから構
    成される部品ライブラリデータを有し、該検査パラメー
    タを用いて部品の実装状態あるいははんだ付状態の良否
    を検査する外観検査のために、該部品ライブラリデータ
    に新規検査対象部品のデータを追加する検査データ作成
    装置であって、 新規な検査対象部品の部品形状情報を入力する入力手段
    と、 部品形状の同一性を判別する判定基準を記憶する記憶手
    段と、 入力した該部品形状情報と該部品ライブラリにおける該
    部品形状情報を比較して、該判定基準に基づいて新規な
    検査対象部品と同一形状の部品を探索し、該探索の結果
    見つかった新規な検査対象部品と同一形状の部品の部品
    ライブラリデータを新規な該検査対象部品に対応させる
    情報を記録する同一形状探索手段と、 該探索の結果新規な検査対象部品と同一形状の部品が見
    つからない場合、新規な該検査対象部品の検査パラメー
    タを新たに設定するパラメータ設定手段と、 該部品ライブラリデータで同一形状の部品が見つからな
    い新規な該検査対象部品をユーザに通知する通知手段と
    を有することを特徴とする検査データ作成装置。
  11. 【請求項11】 部品形状情報と検査パラメータから構
    成される部品ライブラリデータを有し、検査対象の3次
    元形状あるいは2次元形状を表わす特徴量を抽出し、抽
    出した特徴量を前記部品ライブラリデータに記載された
    検査パラメータと比較することにより部品の実装状態あ
    るいははんだ付状態の良否を検査する外観検査装置の、
    前記部品ライブラリデータに新規な検査対象部品のデー
    タを追加する検査データ作成装置であって、 新規な検査対象部品の部品形状情報を入力する入力手段
    と、 部品形状の同一性を判別する判定基準と、該部品形状情
    報から該検査パラメータを算出する検査パラメータ算出
    方法とを記憶する記憶手段と、 入力した該部品形状情報と該部品ライブラリにおける該
    部品形状情報を比較して、該判定基準に基づいて、新規
    な該検査対象部品と同一形状の部品を探索し、該探索の
    結果見つかった新規な該検査対象部品と同一形状の部品
    の部品ライブラリデータを新規な該検査対象部品に対応
    させる情報を記録する同一形状探索手段と、 該検査対象部品と同一形状の部品が見つからない場合に
    は、該記憶手段に記憶されている該検査パラメータ算出
    方法に従って入力された該部品形状情報から該検査パラ
    メータを算出するパラメータ算出手段とを有することを
    特徴とする検査データ作成装置。
  12. 【請求項12】 部品形状情報と検査パラメータから構
    成される部品ライブラリデータを有し、該検査パラメー
    タを用いて部品の実装状態あるいははんだ付状態の良否
    を検査する外観検査のために、該部品ライブラリデータ
    に新規な検査対象部品のデータを追加する検査データ作
    成装置であって、 新規な検査対象部品の部品形状情報を入力する入力手段
    と、 部品形状の同一性を判別する判定基準と、入力した該部
    品形状情報と前記部品ライブラリデータにおける部品と
    の形状の類似度を評価する類似度評価方法とを記憶する
    記憶手段と、 入力した該部品形状情報と該部品ライブラリにおける該
    部品形状情報とを比較して、該判定基準に基づいて新規
    な該検査対象部品と同一形状の部品を探索し、該探索の
    結果見つかった新規な該検査対象部品と同一形状の部品
    の部品ライブラリデータを新規な該検査対象部品に対応
    させる情報を記録する同一形状探索手段と、 新規な該検査対象部品と同一形状の部品が見つからない
    場合、該類似度評価方法によって該部品ライブラリデー
    タでの最も類似度が高いと評価される部品に対する検査
    パラメータを複写することにより、新規な検査対象部品
    の検査パラメータを設定する類似形状評価手段とを有す
    ることを特徴とする検査データ作成装置。
  13. 【請求項13】 請求項1または6において、 前記検査パラメータ算出方法は、部品の各部の寸法を変
    数とした計算式で表わしたものであることを特徴とする
    検査データ作成方法。
  14. 【請求項14】 請求項1または6において、 前記検査パラメータ算出方法に対し、部品を形状形態で
    分類するための判別肢及び寸法により分類するための基
    準値と、分類された夫々の部品群に対して1個以上の検
    査パラメータを夫々算出するために定義される形状寸法
    値に加減乗除するための数値とを予め記憶しておくこと
    を特徴とする検査データ作成方法。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 前記判別肢,基準値及び加減乗除するための数値を入力
    する過程、あるいは表示する過程、あるいは修正する過
    程の少なくとも1つの過程を含むことを特徴とする検査
    データ作成方法。
  16. 【請求項16】 請求項3,4,5,6または7におい
    て、 前記判定基準は、部品の各部の寸法の許容誤差を部品の
    各部の寸法を変数とした計算式で表わしたものであるこ
    とを特徴とする検査データ作成方法。
  17. 【請求項17】 請求項2または11において、 前記検査パラメータ算出方法は、部品の各部の寸法を変
    数とした計算式で表わしたものであることを特徴とする
    検査データ作成装置。
  18. 【請求項18】 請求項2または11において、 前記検査パラメータ算出方法に対し、部品を形状形態で
    分類するための判別肢及び寸法により分類するための基
    準値と、分類された夫々の部品群に対して1個以上の検
    査パラメータを夫々算出するために定義される形状寸法
    値に加減乗除するための数値とを予め記憶しておくこと
    を特徴とする検査データ作成装置。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 前記判別肢及び基準値及び加減乗除するための数値を入
    力する手段、あるいは表示する手段、あるいは修正する
    手段の少なくとも1つの手段を含むことを特徴とする検
    査データ作成装置。
  20. 【請求項20】 請求項8,9,10,11または12
    において、 前記判定基準は、部品の各部の寸法の許容誤差を部品の
    各部の寸法を変数とした計算式で表わしたものであるこ
    とを特徴とする検査データ作成装置。
  21. 【請求項21】 部品形状情報と検査パラメータから構
    成される部品ライブラリデータと、部品形状の同一性を
    判別する判定基準と、該部品形状情報から該検査パラメ
    ータを算出する検査パラメータ算出方法とを記憶する記
    憶手段と、 部品実装基板での検査対象部品の部品搭載情報と該部品
    ライブラリデータとを比較することにより、新規部品リ
    ストを作成する新規部品リスト作成手段と、 該新規部品リストに従って新規な該検査対象部品の部品
    形状情報を入力する入力手段と、 入力した該部品形状情報と該部品ライブラリデータにお
    ける該部品形状情報を比較して、該判定基準に基づい
    て、該部品ライブラリデータでの同一形状の部品を探索
    し、該探索の結果見つかった新規な該検査対象部品と同
    一形状の部品の部品ライブラリデータを新規な該検査対
    象部品に対応させる情報を記録する同一形状探索手段
    と、 該探索の結果新規な該検査対象部品と同一形状の部品が
    見つからない場合、該検査パラメータ算出方法に従って
    入力された該部品形状情報から該検査パラメータを算出
    するパラメータ算出手段と、 該部品搭載情報と該部品ライブラリデータをもとに、新
    規な該検査対象部品での検査対象ポイントの位置データ
    を生成する検査データ生成手段と、 該位置データが示す部分を計測して2次元形状あるいは
    3次元形状を表わす特徴量を抽出する特徴量抽出手段
    と、 該特徴量を該検査パラメータと比較することにより、新
    規な該検査対象部品の欠陥判定を行なう欠陥判定手段と
    を備えたことを特徴とする部品実装基板外観検査装置。
  22. 【請求項22】 部品形状情報と検査パラメータとから
    構成される部品ライブラリデータと、部品形状の同一性
    を判別する判定基準と、該部品形状情報から該検査パラ
    メータを算出する検査パラメータ算出方法とを記憶する
    記憶手段と、 部品搭載基板での検査対象部品の部品搭載情報と該部品
    ライブラリデータを比較することにより、新規部品リス
    トを作成する新規部品リスト作成手段と、 該新規部品リストに従って該検査対象部品の該部品形状
    情報を入力する入力手段と、 入力された該部品形状情報と該部品ライブラリデータに
    おける該部品形状情報を比較して、該判定基準に基づい
    て、該検査対象部品と同一形状の部品を探索し、該探索
    の結果見つかった新規な検査対象部品と同一形状の部品
    の部品ライブラリデータを検査対象部品に対応させる情
    報を記録する同一形状探索手段と、 該探索の結果、同一形状の部品が見つからない場合、該
    検査パラメータ算出方法に従って該部品形状情報から該
    検査パラメータを算出する検査パラメータ算出手段と、 該部品搭載情報と該部品ライブラリデータとをもとに、
    画像処理範囲と検査パラメータ選択情報とを含むウィン
    ドウデータとステージ制御データを生成する検査データ
    生成手段と、 該検査対象部品の距離画像,濃淡画像の少なくともいず
    れか一方を検出する画像検出光学系と、 該画像検出光学系によって該画像が検出される該検査対
    象部品を保持し、該ステージ制御データに基づいて制御
    されるXY方向に移動可能なステージと、 該画像検出光学系によって検出された該画像に対して、
    該ウィンドウデータに記述された画像処理範囲の画像処
    理を行なうことにより、3次元形状を表わす特徴量を抽
    出する特徴量抽出手段と、 該特徴量を該ウィンドウデータにおける検査パラメータ
    選択情報によって選択される該検査パラメータと比較す
    ることにより、該検査対象部品の欠陥判定を行なう欠陥
    判定手段とを備えたことを特徴とする部品実装基板外観
    検査装置。
  23. 【請求項23】 検査対象部品の画像を検出し、画像処
    理パラメータを用いて画像処理を行なうことにより、3
    次元形状あるいは2次元形状を表わす特徴量を抽出し、
    抽出した特徴量を判定パラメータと比較することによ
    り、該検査対象部品の実装状態あるいははんだ付け状態
    の良否を検査する部品実装基板外観検査装置の検査デー
    タ作成方法であって、 該検査対象部品の部品形状情報を入力し、予め記憶装置
    に記憶された検査パラメータ算出方法に従って、該部品
    形状情報から該画像処理パラメータと該判定パラメータ
    とを算出することを特徴とする検査データ作成方法。
  24. 【請求項24】 検査対象部品の画像を検出し、画像処
    理パラメータを用いて画像処理を行なうことにより、3
    次元形状あるいは2次元形状を表わす特徴量を抽出し、
    抽出した特徴量を判定パラメータと比較することによ
    り、該検査対象部品の実装状態あるいははんだ付け状態
    の良否を検査する部品実装基板外観検査装置の検査デー
    タ作成装置であって、 該検査対象部品の部品形状情報を入力する入力手段と、 該部品形状情報カラ買い画像処理パラメータ及び該判定
    パラメータを算出するパラメータ算出方法を記憶する記
    憶手段と、 該パラメータ算出方法に従って、該部品形状情報から該
    画像処理パラメータと該判定パラメータとを算出するパ
    ラメータ算出手段とを有することを特徴とする検査デー
    タ作成装置。
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