JPH11311495A - オイルクーラ内蔵ラジエータ - Google Patents
オイルクーラ内蔵ラジエータInfo
- Publication number
- JPH11311495A JPH11311495A JP13603098A JP13603098A JPH11311495A JP H11311495 A JPH11311495 A JP H11311495A JP 13603098 A JP13603098 A JP 13603098A JP 13603098 A JP13603098 A JP 13603098A JP H11311495 A JPH11311495 A JP H11311495A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- oil cooler
- oil
- tube
- tank
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 30
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 5
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 abstract 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 abstract 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0234—Header boxes; End plates having a second heat exchanger disposed there within, e.g. oil cooler
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オイルクーラをタンクに内蔵したラジエータ
において、オイルクーラのろう付け工程と、ラジエータ
のろう付け工程とを一体的に行うことができるものの提
供。 【解決手段】 ラジエータタンク4に夫々内装された複
数の門型に曲折されたオイルクーラ用チューブ6の両脚
部6a,6bを、タンク本体1のオイルクーラ用チュー
ブ挿通孔5に挿通し、その両先端をオイル入口パイプ
7,オイル出口パイプ8の夫々のチューブ挿通孔19に挿
通保持する。そして各部品が組み立てられた状態で全体
が炉内に挿入され、予め被覆されたろう材を溶融固化
し、オイルクーラ内蔵ラジエータを製造する。
において、オイルクーラのろう付け工程と、ラジエータ
のろう付け工程とを一体的に行うことができるものの提
供。 【解決手段】 ラジエータタンク4に夫々内装された複
数の門型に曲折されたオイルクーラ用チューブ6の両脚
部6a,6bを、タンク本体1のオイルクーラ用チュー
ブ挿通孔5に挿通し、その両先端をオイル入口パイプ
7,オイル出口パイプ8の夫々のチューブ挿通孔19に挿
通保持する。そして各部品が組み立てられた状態で全体
が炉内に挿入され、予め被覆されたろう材を溶融固化
し、オイルクーラ内蔵ラジエータを製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オイルクーラ内蔵
のエンジン冷却水冷却用ラジエータであって、オイルク
ーラの製造工程と、ラジエータの製造工程とを同時に行
うことができるものに関する。
のエンジン冷却水冷却用ラジエータであって、オイルク
ーラの製造工程と、ラジエータの製造工程とを同時に行
うことができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】オイルクーラを内蔵したラジエータは、
先ず、オイルクーラ自体を別個独立に製造し、それをラ
ジエータタンクに内装し、それにチューブとフィンから
なるコアを液密に接合していた。
先ず、オイルクーラ自体を別個独立に製造し、それをラ
ジエータタンクに内装し、それにチューブとフィンから
なるコアを液密に接合していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のオイルクーラを
内蔵したラジエータは、そのオイルクーラの製造工程を
ラジエータのそれと別個独立に行なう必要があり面倒で
あった。そこで本発明は、オイルクーラの製造工程とラ
ジエータの製造工程とを同時に行うことができると共
に、その接続部の強度の高いものを提供することを課題
とする。
内蔵したラジエータは、そのオイルクーラの製造工程を
ラジエータのそれと別個独立に行なう必要があり面倒で
あった。そこで本発明は、オイルクーラの製造工程とラ
ジエータの製造工程とを同時に行うことができると共
に、その接続部の強度の高いものを提供することを課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のオイルクーラ内
蔵ラジエータは、タンク本体1とその開口部に周縁が嵌
着される側板2とからなり、多数のラジエータ用チュー
ブ3が並列して夫々貫通されるラジエータタンク4と、
そのタンク本体1の一側に穿設された多数のオイルクー
ラ用チューブ挿通孔5と、前記ラジエータタンク4に夫
々内装され、軸線が門形に曲折されて、その両脚部6
a,6bが前記オイルクーラ用チューブ挿通孔5に貫通
される複数のオイルクーラ用チューブ6と、夫々のオイ
ルクーラ用チューブ6の一方の前記脚部6aの先端がそ
のチューブ挿通孔19に挿通保持されるオイル入口パイプ
7と、夫々のオイルクーラ用チューブ6の他方の前記脚
部6bの先端がそのチューブ挿通孔19に挿通保持される
オイル出口パイプ8と、を具備し、互いに接触する部品
の少なくとも一方には予めろう材が被覆されたものが用
いられ、それら各部品が組み立てられた状態で、炉内に
挿入れれて全体が一体的に且つ液密にろう付け固定され
てなるものである。
蔵ラジエータは、タンク本体1とその開口部に周縁が嵌
着される側板2とからなり、多数のラジエータ用チュー
ブ3が並列して夫々貫通されるラジエータタンク4と、
そのタンク本体1の一側に穿設された多数のオイルクー
ラ用チューブ挿通孔5と、前記ラジエータタンク4に夫
々内装され、軸線が門形に曲折されて、その両脚部6
a,6bが前記オイルクーラ用チューブ挿通孔5に貫通
される複数のオイルクーラ用チューブ6と、夫々のオイ
ルクーラ用チューブ6の一方の前記脚部6aの先端がそ
のチューブ挿通孔19に挿通保持されるオイル入口パイプ
7と、夫々のオイルクーラ用チューブ6の他方の前記脚
部6bの先端がそのチューブ挿通孔19に挿通保持される
オイル出口パイプ8と、を具備し、互いに接触する部品
の少なくとも一方には予めろう材が被覆されたものが用
いられ、それら各部品が組み立てられた状態で、炉内に
挿入れれて全体が一体的に且つ液密にろう付け固定され
てなるものである。
【0005】このオイルクーラ内蔵ラジエータによれ
ば、複数のオイルクーラ用チューブ6が門形に形成さ
れ、その両脚部6a,6bが夫々タンク本体1のオイル
クーラ用チューブ挿通孔5に挿通され、その先端にオイ
ル入口パイプ7,オイル出口パイプ8が連通されて、各
部品間が一体的にろう付け固定されるものであるから、
ろう付けの際における各部品の位置決め及びその保持状
態を容易に行うことができ、量産性が高く且つ、ろう付
け後の各部品の接合強度が高いものとなる。即ち、夫々
のオイルクーラ用チューブ6は脚部6a,6bがオイル
クーラ用チューブ挿通孔5に挿通されて位置決めされる
と共に、その先端部がオイル入口パイプ7,オイル出口
パイプ8のチューブ挿通孔19に挿通保持されるから、オ
イルクーラ用チューブ6,オイル入口パイプ7,オイル
出口パイプ8は、夫々複数個所でろう付け保持され、強
度が強く信頼性の高いろう付け構造を提供できる。しか
も、その位置決め状態で全体が炉内に挿入されるもので
あるから、オイルクーラのろう付け工程とラジエータの
それとを同時に行なうことができる。
ば、複数のオイルクーラ用チューブ6が門形に形成さ
れ、その両脚部6a,6bが夫々タンク本体1のオイル
クーラ用チューブ挿通孔5に挿通され、その先端にオイ
ル入口パイプ7,オイル出口パイプ8が連通されて、各
部品間が一体的にろう付け固定されるものであるから、
ろう付けの際における各部品の位置決め及びその保持状
態を容易に行うことができ、量産性が高く且つ、ろう付
け後の各部品の接合強度が高いものとなる。即ち、夫々
のオイルクーラ用チューブ6は脚部6a,6bがオイル
クーラ用チューブ挿通孔5に挿通されて位置決めされる
と共に、その先端部がオイル入口パイプ7,オイル出口
パイプ8のチューブ挿通孔19に挿通保持されるから、オ
イルクーラ用チューブ6,オイル入口パイプ7,オイル
出口パイプ8は、夫々複数個所でろう付け保持され、強
度が強く信頼性の高いろう付け構造を提供できる。しか
も、その位置決め状態で全体が炉内に挿入されるもので
あるから、オイルクーラのろう付け工程とラジエータの
それとを同時に行なうことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明のオ
イルクーラ内蔵ラジエータの実施の形態につき説明す
る。図1は本発明のオイルクーラ内蔵ラジエータの分解
斜視図であり、図2はその組立状態の説明図、図3は図
2における III− III矢視断面図である。このラジエー
タは内部にオイルクーラを有すると共に、ラジエータに
並列して車内空調用コンデンサが一体的に設けられたも
のである。そして、このラジエータとオイルクーラとコ
ンデンサとの夫々のろう付けを同時に行い一体化した熱
交換器を提供するものである。そのために、ラジエータ
用チューブ3とコンデンサ用チューブ10とが2列に夫々
同一高さに並列され、それらの間に共通するコルゲート
フィン16が配置されるものである。また、ラジエータタ
ンク4とコンデンサ用タンク11とが夫々一対づつ(右側
のものを省略する)配置され、ラジエータ用チューブ
3,コンデンサ用チューブ10の夫々の両端部が各タンク
のチューブ挿通孔18,19に挿通されるものである。
イルクーラ内蔵ラジエータの実施の形態につき説明す
る。図1は本発明のオイルクーラ内蔵ラジエータの分解
斜視図であり、図2はその組立状態の説明図、図3は図
2における III− III矢視断面図である。このラジエー
タは内部にオイルクーラを有すると共に、ラジエータに
並列して車内空調用コンデンサが一体的に設けられたも
のである。そして、このラジエータとオイルクーラとコ
ンデンサとの夫々のろう付けを同時に行い一体化した熱
交換器を提供するものである。そのために、ラジエータ
用チューブ3とコンデンサ用チューブ10とが2列に夫々
同一高さに並列され、それらの間に共通するコルゲート
フィン16が配置されるものである。また、ラジエータタ
ンク4とコンデンサ用タンク11とが夫々一対づつ(右側
のものを省略する)配置され、ラジエータ用チューブ
3,コンデンサ用チューブ10の夫々の両端部が各タンク
のチューブ挿通孔18,19に挿通されるものである。
【0007】ラジエータタンク4は、断面箱型に形成さ
れたタンク本体1とその側部開口を閉塞する側板2と、
それらの長手方向両端を閉塞する一対の端蓋12とからな
る。タンク本体1の一側には多数のチューブ挿通孔18が
等間隔に並列され、その挿通孔18の内周面がラジエータ
用チューブ3の外周に整合する。さらにタンク本体1の
長手方向両端(下側は省略)には、一対の係止孔20が穿
設されている。この係止孔20は後述する端板14の爪部21
に整合する。次に、タンク本体1の他側には、多数のオ
イルクーラ用チューブ挿通孔5が所定間隔で並列されて
いる。このオイルクーラ用チューブ挿通孔5は、タンク
に内装されるオイルクーラ用チューブ6の外周に整合す
る。さらに、そのタンク本体1の他側の長手方向端部に
は、パイプ挿通孔が穿設されている。このパイプ挿通孔
は、冷却水出入口パイプ15の端部に整合する。次に、タ
ンク本体1の側部開口に嵌着される側板2は、その幅方
向両側が細い溝型に形成され、その溝がタンク本体1の
両縁に夫々圧入される。また、端蓋は側板2をタンク本
体1に嵌着した状態で、その上下両端に整合する形状を
有する。
れたタンク本体1とその側部開口を閉塞する側板2と、
それらの長手方向両端を閉塞する一対の端蓋12とからな
る。タンク本体1の一側には多数のチューブ挿通孔18が
等間隔に並列され、その挿通孔18の内周面がラジエータ
用チューブ3の外周に整合する。さらにタンク本体1の
長手方向両端(下側は省略)には、一対の係止孔20が穿
設されている。この係止孔20は後述する端板14の爪部21
に整合する。次に、タンク本体1の他側には、多数のオ
イルクーラ用チューブ挿通孔5が所定間隔で並列されて
いる。このオイルクーラ用チューブ挿通孔5は、タンク
に内装されるオイルクーラ用チューブ6の外周に整合す
る。さらに、そのタンク本体1の他側の長手方向端部に
は、パイプ挿通孔が穿設されている。このパイプ挿通孔
は、冷却水出入口パイプ15の端部に整合する。次に、タ
ンク本体1の側部開口に嵌着される側板2は、その幅方
向両側が細い溝型に形成され、その溝がタンク本体1の
両縁に夫々圧入される。また、端蓋は側板2をタンク本
体1に嵌着した状態で、その上下両端に整合する形状を
有する。
【0008】次に、ラジエータタンク4に内装される複
数のオイルクーラ用チューブ6は、夫々内部にインナー
フィンを有する偏平チューブからなり、各偏平チューブ
はその軸線が門型に曲折されている。なお、偏平チュー
ブの代わりに円形チューブを用いることもできる。そし
て偏平チューブの夫々の門型の脚部の長さ及び一対の脚
部間距離は、夫々異なったものが用いられている。ま
た、脚部間距離及び脚部長さの短いオイルクーラ用チュ
ーブ6程、内側に配置され、その脚部6a,6bが夫々
オイルクーラ用チューブ挿通孔5に挿通され、順次脚部
間距離及び脚部長さの長いものがその外側に配置され
る。そして各オイルクーラ用チューブ6はタンク本体1
を貫通し、その先端がオイル入口パイプ7,オイル出口
パイプ8の夫々のチューブ挿通孔19に圧入される。そし
てオイル入口パイプ7,オイル出口パイプ8の端部は、
夫々端蓋17により閉塞される。
数のオイルクーラ用チューブ6は、夫々内部にインナー
フィンを有する偏平チューブからなり、各偏平チューブ
はその軸線が門型に曲折されている。なお、偏平チュー
ブの代わりに円形チューブを用いることもできる。そし
て偏平チューブの夫々の門型の脚部の長さ及び一対の脚
部間距離は、夫々異なったものが用いられている。ま
た、脚部間距離及び脚部長さの短いオイルクーラ用チュ
ーブ6程、内側に配置され、その脚部6a,6bが夫々
オイルクーラ用チューブ挿通孔5に挿通され、順次脚部
間距離及び脚部長さの長いものがその外側に配置され
る。そして各オイルクーラ用チューブ6はタンク本体1
を貫通し、その先端がオイル入口パイプ7,オイル出口
パイプ8の夫々のチューブ挿通孔19に圧入される。そし
てオイル入口パイプ7,オイル出口パイプ8の端部は、
夫々端蓋17により閉塞される。
【0009】次に、コンデンサ用タンク11は筒状に形成
され、多数のチューブ挿通孔19がその長手方向に等間隔
の距離で並列されている。そのチューブ挿通孔19の内周
はコンデンサ用チューブ10の外周に整合する。また、コ
ンデンサ用タンク11の上下両端に係止孔20が穿設されて
いる。その係止孔20は前記端板14の爪部21に整合する。
次に、コンデンサ用タンク11の上下両端開口には、端蓋
13が夫々被嵌される。而して、タンク本体1の夫々のチ
ューブ挿通孔18にラジエータ用チューブ3の両端が挿通
されると共に、コンデンサ用タンク11のチューブ挿通孔
19に夫々コンデンサ用チューブ10の両端が挿通される。
そして各ラジエータ用チューブ3,コンデンサ用チュー
ブ10間に共通するコルゲートフィン16が配置され、それ
らの積層方向の上下両端に端板14が位置される。そして
端板14の両端に突設された爪部21がタンク本体1,コン
デンサ用タンク11の夫々の係止孔20に挿入され、その爪
部21の先端が折り曲げられる。そして図2及び図3の如
く、全体を組み立てる。
され、多数のチューブ挿通孔19がその長手方向に等間隔
の距離で並列されている。そのチューブ挿通孔19の内周
はコンデンサ用チューブ10の外周に整合する。また、コ
ンデンサ用タンク11の上下両端に係止孔20が穿設されて
いる。その係止孔20は前記端板14の爪部21に整合する。
次に、コンデンサ用タンク11の上下両端開口には、端蓋
13が夫々被嵌される。而して、タンク本体1の夫々のチ
ューブ挿通孔18にラジエータ用チューブ3の両端が挿通
されると共に、コンデンサ用タンク11のチューブ挿通孔
19に夫々コンデンサ用チューブ10の両端が挿通される。
そして各ラジエータ用チューブ3,コンデンサ用チュー
ブ10間に共通するコルゲートフィン16が配置され、それ
らの積層方向の上下両端に端板14が位置される。そして
端板14の両端に突設された爪部21がタンク本体1,コン
デンサ用タンク11の夫々の係止孔20に挿入され、その爪
部21の先端が折り曲げられる。そして図2及び図3の如
く、全体を組み立てる。
【0010】なお、各部品は互いに接触する少なくとも
一方の表面にろう材が被覆されたものが用いられる。こ
の例では、各部品はアルミニュームまたはそのアルミニ
ューム合金からなり、全体を組み立てた状態で高温の炉
内に挿入される。そして被覆されたろう材を溶融し、次
いでそれを固化することにより、各部品間を液密に且つ
一体的にろう付け固定し、ラジエータとオイルクーラと
コンデンサとの一体型熱交換器を完成する。
一方の表面にろう材が被覆されたものが用いられる。こ
の例では、各部品はアルミニュームまたはそのアルミニ
ューム合金からなり、全体を組み立てた状態で高温の炉
内に挿入される。そして被覆されたろう材を溶融し、次
いでそれを固化することにより、各部品間を液密に且つ
一体的にろう付け固定し、ラジエータとオイルクーラと
コンデンサとの一体型熱交換器を完成する。
【0011】
【発明の作用・効果】本発明のオイルクーラ内蔵ラジエ
ータは、複数のオイルクーラ用チューブ6が門形に形成
され、その両脚部6a,6bが夫々タンク本体1のオイ
ルクーラ用チューブ挿通孔5に挿通され、その先端にオ
イル入口パイプ7,オイル出口パイプ8が連通されて、
各部品間が一体的にろう付け固定されるものであるか
ら、ろう付けの際における各部品の位置決め及びその保
持状態を容易に行うことができ、量産性が高く且つ、ろ
う付け後の各部品の接合強度が高いものとなる。即ち、
夫々のオイルクーラ用チューブ6は脚部6a,6bがオ
イルクーラ用チューブ挿通孔5に挿通されて位置決めさ
れると共に、その先端部がオイル入口パイプ7,オイル
出口パイプ8のチューブ挿通孔19に挿通保持されるか
ら、オイルクーラ用チューブ6,オイル入口パイプ7,
オイル出口パイプ8は、夫々複数個所でろう付け保持さ
れ、強度の強く信頼性の高いろう付け構造を提供でき
る。しかも、その位置決め状態で全体が炉内に挿入され
るものであるから、オイルクーラのろう付け工程とラジ
エータのそれとを同時に行なうことができる。
ータは、複数のオイルクーラ用チューブ6が門形に形成
され、その両脚部6a,6bが夫々タンク本体1のオイ
ルクーラ用チューブ挿通孔5に挿通され、その先端にオ
イル入口パイプ7,オイル出口パイプ8が連通されて、
各部品間が一体的にろう付け固定されるものであるか
ら、ろう付けの際における各部品の位置決め及びその保
持状態を容易に行うことができ、量産性が高く且つ、ろ
う付け後の各部品の接合強度が高いものとなる。即ち、
夫々のオイルクーラ用チューブ6は脚部6a,6bがオ
イルクーラ用チューブ挿通孔5に挿通されて位置決めさ
れると共に、その先端部がオイル入口パイプ7,オイル
出口パイプ8のチューブ挿通孔19に挿通保持されるか
ら、オイルクーラ用チューブ6,オイル入口パイプ7,
オイル出口パイプ8は、夫々複数個所でろう付け保持さ
れ、強度の強く信頼性の高いろう付け構造を提供でき
る。しかも、その位置決め状態で全体が炉内に挿入され
るものであるから、オイルクーラのろう付け工程とラジ
エータのそれとを同時に行なうことができる。
【図1】本発明のオイルクーラ内蔵ラジエータの分解斜
視図。
視図。
【図2】同ラジエータの組立状態の説明図。
【図3】図2における III− III矢視断面図。
1 タンク本体 2 側板 3 ラジエータ用チューブ 4 ラジエータタンク 5 オイルクーラ用チューブ挿通孔 6 オイルクーラ用チューブ 6a,6b 脚部 7 オイル入口パイプ 8 オイル出口パイプ 10 コンデンサ用チューブ 11 コンデンサ用タンク 12,13 端蓋 14 端板 15 冷却水出入口パイプ 16 コルゲートフィン 17 端蓋 18,19 チューブ挿通孔 20 係止孔 21 爪部 22 スリット
Claims (1)
- 【請求項1】 タンク本体1とその開口部に周縁が嵌着
される側板2とからなり、多数のラジエータ用チューブ
3が並列して夫々貫通されるラジエータタンク4と、 そのタンク本体1の一側に穿設された多数のオイルクー
ラ用チューブ挿通孔5と、 前記ラジエータタンク4に夫々内装され、軸線が門形に
曲折されて、その両脚部6a,6bが前記オイルクーラ
用チューブ挿通孔5に貫通される複数のオイルクーラ用
チューブ6と、 夫々のオイルクーラ用チューブ6の一方の前記脚部6a
の先端がそのチューブ挿通孔19に挿通保持されるオイル
入口パイプ7と、 夫々のオイルクーラ用チューブ6の他方の前記脚部6b
の先端がそのチューブ挿通孔19に挿通保持されるオイル
出口パイプ8と、 を具備し、互いに接触する部品の少なくとも一方には予
めろう材が被覆されたものが用いられ、それら各部品が
組み立てられた状態で、炉内に挿入されて全体が一体的
に且つ液密にろう付け固定されてなるオイルクーラ内蔵
ラジエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13603098A JPH11311495A (ja) | 1998-04-29 | 1998-04-29 | オイルクーラ内蔵ラジエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13603098A JPH11311495A (ja) | 1998-04-29 | 1998-04-29 | オイルクーラ内蔵ラジエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11311495A true JPH11311495A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=15165551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13603098A Pending JPH11311495A (ja) | 1998-04-29 | 1998-04-29 | オイルクーラ内蔵ラジエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11311495A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1239256A1 (en) * | 2001-03-07 | 2002-09-11 | Delphi Technologies, Inc. | Radiator with internal header tank oil cooler |
KR100871863B1 (ko) * | 2007-02-05 | 2008-12-03 | 주식회사 임동 | 자동차의 엔진 오일쿨러 |
-
1998
- 1998-04-29 JP JP13603098A patent/JPH11311495A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1239256A1 (en) * | 2001-03-07 | 2002-09-11 | Delphi Technologies, Inc. | Radiator with internal header tank oil cooler |
KR100871863B1 (ko) * | 2007-02-05 | 2008-12-03 | 주식회사 임동 | 자동차의 엔진 오일쿨러 |
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