JP2019199978A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換器において簡素な構成で強度を高めて耐久性を向上させる。【解決手段】熱交換器10は、互いに間隔をおいて配置される第1及び第2ヘッダ12、14がサイドプレート20a、20b側に向かって突出した突出片32を備え、第1及び第2ヘッダ12、14の軸方向に沿った熱交換部22の端部を覆うサイドプレート20a、20bには、第1及び第2ヘッダ12、14に臨む端部に接続片38a、38bを備えている。そして、突出片32と接続片38a、38bとが、サイドプレート20a、20bの長手方向において重なり合うように配置され、前記接続片38a、38bが、前記サイドプレート20a、20bの長手方向と直交する方向から前記突出片32に対して係合される。【選択図】図2

Description

本発明は、内部に媒体を流通させ、空気を通過させることで該媒体との熱交換を行うことが可能な熱交換器に関する。
従来から、自動車等の車両に搭載される車両用空調装置において、内部に流通する冷媒と空気との熱交換を行う熱交換器が知られており、このような熱交換器は、例えば、搭載される車両の走行時に生じる振動によって繰り返し荷重が付与されるため、この荷重に耐え得る強度が求められている。
例えば、特許文献1に開示される熱交換器では、筒状に形成されたヘッダの開口部を塞ぐキャップと、複数のチューブのうち最も外側に設けられたチューブの外側を覆うサイドプレートとを備えている。そして、キャップには、サイドプレート側に向かって延在するキャップ接合片が形成され、断面コ字状に形成されたサイドプレートの本体部へと該キャップ接合片が挿入された後、ろう付けによって両者を接合することで、ヘッダに対するサイドプレートの剛性を高めて耐久性を向上させている。
特許第3156565号公報
上述した熱交換器では、平板上に形成されたキャップのキャップ接合片と、サイドプレートの本体部とを面接触させた状態で、互いにろう付けして接続する構成としているが、キャップ接合片と本体部とを単に当接させた状態でろう付けを行うため、両者を当接させた状態で固定しておくための治具等が必要となり、その準備を含む接続作業が煩雑であるという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、簡素な構成で強度を高めて耐久性を向上させることが可能な熱交換器を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の態様は、互いに間隔をおいて配置され内部に媒体の導入される一組のヘッダと、一方のヘッダと他方のヘッダとの間に設けられ媒体の流通するチューブを含んだ熱交換部と、ヘッダの軸方向に沿った熱交換部の端部を覆うサイドプレートとを備えた熱交換器において、
ヘッダは、サイドプレート側に向かって突出した突出部を備え、サイドプレートには、一組のヘッダに臨む端部に形成された接続部を有し、
突出部と接続部とが、サイドプレートの長手方向において重なり合うように配置され、接続部が、サイドプレートの長手方向と直交する方向において突出部より外側に設けられ突出部に対して係合される。
本発明によれば、チューブを含む熱交換部を有した熱交換器において、熱交換部の端部を覆うサイドプレート側に向かって突出した突出部をヘッダに設けると共に、サイドプレートにはヘッダに臨む端部に接続部を設けることで、突出部と接続部とをサイドプレートの長手方向において重なり合うように配置した状態で、接続部が突出部に対してサイドプレートの長手方向と直交する方向において外側となるように設けられ、突出部に対して係合される構成としている。
従って、突出部と接続部とを係合させることで、一組のヘッダとサイドプレートとを、熱交換器を組み付けて各構成部材をろう付けによって接続する際に、ヘッダとサイドプレートとを互いに固定しておくための治具等が不要となり、従来技術に係る熱交換器と比較してヘッダとサイドプレートとの接続作業を簡素化して容易に接続することができる。また、ヘッダとサイドプレートとを突出部及び接続部を介して互いに接続することで、ヘッダとサイドプレートとを単に当接させた状態でろう付けしていた従来の熱交換器と比較し、両者の接続強度を高めることが可能となり、それに伴って、熱交換器の耐久性を向上させることが可能となる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、ヘッダにおいて熱交換部の端部を覆うサイドプレート側に向かって突出した突出部を設けると共に、サイドプレートにはヘッダに臨む端部に接続部を設け、突出部と接続部とをサイドプレートの長手方向において重なり合うように配置した状態で、接続部をサイドプレートの長手方向と直交する方向から突出部に対して係合させて互いに接続することで、熱交換器を組み付けて各構成部材をろう付けによって接続する際に、ヘッダとサイドプレートとを治具等で互いを固定しておく必要がないため、従来技術に係る熱交換器と比較してヘッダとサイドプレートとの接続作業を簡素化して容易に接続することができる。
また、ヘッダとサイドプレートとを突出部と接続部を介して互いに接続することで、ヘッダとサイドプレートとを単に当接させた状態でろう付けしていた従来の熱交換器と比較し、両者の接続強度を高めることが可能となり、熱交換器の耐久性を向上させることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る熱交換器の外観斜視図である。 図2Aは、図1の熱交換器における第2ヘッダの接続部近傍を示す拡大斜視図であり、図2Bは、図2AのIIB−IIB線に沿った断面図である。 図3Aは、図2Aの熱交換器における第2ヘッダと熱交換部及びサイドプレートとを分解した状態を示す拡大分解斜視図であり、図3Bは、第2ヘッダの突出片をサイドプレートに当接させた組付け途中の状態を示す拡大斜視図である。 図4Aは、第1変形例に係る熱交換器の第2ヘッダの接続部近傍を示す拡大斜視図であり、図4Bは、図4Aの第2ヘッダと熱交換部及びサイドプレートとを分解した状態を示す拡大分解斜視図である。 図5Aは、第2変形例に係る熱交換器の第2ヘッダの加締め部近傍を示す拡大斜視図であり、図5Bは、図5Aの第2ヘッダと熱交換部及びサイドプレートとを分解した状態を示す拡大分解斜視図である。
本発明に係る熱交換器について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る熱交換器を示す。なお、以下の説明においては、熱交換器10が、内部に冷媒(媒体)が循環し空気との熱交換がなされる凝縮器として用いられる場合について説明する。
この熱交換器10は、図1及び図2Aに示されるように、幅方向両端に設けられる一組の第1及び第2ヘッダ12、14と、前記第1ヘッダ12と前記第2ヘッダ14との間に設けられる複数のチューブ16と、前記チューブ16の間に設けられ波状に折曲された複数のフィン18と、前記第1及び第2ヘッダ12、14の軸方向(矢印A1、A2方向)に沿った両端部同士を接続する一対のサイドプレート20a、20bとを含む。なお、複数のフィン18及びチューブ16からなり空気と冷媒と熱交換のなされる熱交換部22が構成される。
そして、熱交換器10は、例えば、チューブ16が略水平となり第1及び第2ヘッダ12、14がそれぞれ鉛直方向(矢印A1、A2方向)に延在するように配置されて用いられ、フィン18は、例えば、アルミニウム等の薄板を波状に折曲することで形成され、高さ方向に隣接する2本のチューブ16の間に設けられる。
第1及び第2ヘッダ12、14は、例えば、中空円筒状で熱交換器10の高さ方向(矢印A1、A2方向)に沿って所定長さで形成され、その開口した両端部が円盤状のキャップ24によってそれぞれ閉塞されると共に、前記第1ヘッダ12と前記第2ヘッダ14とが略同一形状に形成される。
第1ヘッダ12は、熱交換器10の幅方向に沿った一端部側(矢印B1方向)に設けられ、外部から冷媒の導入される入口接続部26と、前記熱交換器10の内部を循環した前記冷媒が導出される出口接続部28とが接続される。
入口接続部26は、第1ヘッダ12における上端部近傍の側壁に設けられ、出口接続部28が前記第1ヘッダ12における下端部近傍の側壁に設けられ、前記入口接続部26及び出口接続部28にはそれぞれ図示しない配管が接続される。
また、第1及び第2ヘッダ12、14には、図2A、図3A及び図3Bに示されるように、その外周面に複数のチューブ16が挿入可能なチューブ孔30が開口し、このチューブ孔30は、前記チューブ16の断面形状に応じて周方向に沿って長尺な扁平状に形成されると共に、前記第1及び第2ヘッダ12、14の軸方向(矢印A1、A2方向)に沿って互いに等間隔離れて形成される。
そして、第1ヘッダ12の各チューブ孔30と第2ヘッダ14の各チューブ孔30とが同数で互いに向かい合うように配置され、それぞれにチューブ16の一端部及び他端部が挿入されて接続される。これにより、第1ヘッダ12の内部と第2ヘッダ14の内部とが複数のチューブ16を介して互いに連通する。換言すれば、チューブ孔30は、第1及び第2ヘッダ12、14において熱交換部22側となる外周壁にそれぞれ形成される。
さらに、第1及び第2ヘッダ12、14の軸方向に沿った両端部には、熱交換部22側へと折曲されて一対の突出片(突出部)32がそれぞれ形成され、該突出片32は、例えば、前記第1及び第2ヘッダ12、14の端部となる外周壁の一部を、断面略長方形状に切り欠いた突片34とし(図3A参照)、この突片34を前記第1及び第2ヘッダ12、14の軸方向(矢印A1、A2方向)に対して略直交するように折曲することで突出片32が形成される。
すなわち、突出片32は、第1及び第2ヘッダ12、14に対してチューブ孔30の開口方向(矢印B方向)と同一方向に向かって径方向外側へと突出するように形成され、第1及び第2ヘッダ12、14で各2個ずつとなる合計4個形成される。
チューブ16は、例えば、アルミニウム材料からなる扁平状管により形成され、所定長さを有した一直線状に形成されると共に、略水平方向に延在するように配置される。そして、チューブ16は、第1及び第2ヘッダ12、14の軸方向(矢印A1、A2方向)に沿って互いに等間隔離間するように複数設けられ、この複数のチューブ16の一端部が第1ヘッダ12のチューブ孔30へ挿入されることで接続され、他端部が第2ヘッダ14のチューブ孔30へと挿入されて接続される。
サイドプレート20a、20bは、一定幅で熱交換器10の幅方向(長手方向、矢印B方向)に沿って延在した板材からなり、熱交換器10の高さ方向(矢印A1、A2方向)において、最も上方及び下方に配置された各チューブ16の外側となるようにそれぞれ略平行に設けられると共に、前記チューブ16の長手寸法と略同一の長手寸法で形成される。
このサイドプレート20a、20bは、その長手方向に沿って平板状に形成された本体部36と、該本体部36の長手方向(矢印B方向)に沿った両端部に形成され、該長手方向と直交する幅方向端部からそれぞれ立設した一対の接続片(接続部)38a、38bとを備える。
接続片38a、38bは、本体部36の両端部に対して一体的に形成され、該本体部36に対して折曲されることで断面U字状のリブ状に形成されると共に、長手方向(矢印B方向)に沿った所定幅で形成されている。
そして、本体部36の両端部には、一方の接続片38aと他方の接続片38bとの間となるように該本体部36と平行に突出片32が挿通され面接触し、一方の接続片38aと他方の接続片38bとがサイドプレート20a、20bの幅方向中央側に向かって互いに接近する方向に折曲される。これにより、図2Aに示されるように、接続片38a、38bによって突出片32の一部が覆われ、一対の接続片38a、38b及び本体部36によって突出片32が囲まれることでサイドプレート20a、20bに対して一体的に保持される。
また、接続片38a、38bは、その幅寸法が本体部36の幅寸法の半分よりもそれぞれ小さく形成されている。
本発明の実施の形態に係る熱交換器10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、第1及び第2ヘッダ12、14に対して熱交換部22及びサイドプレート20a、20bを組み付ける場合について説明する。なお、ここでは、図2A〜図3Bを参照しながら、第2ヘッダ14に対して熱交換部22及び一方のサイドプレート20aを組み付ける場合について説明する。
先ず、図3Aに示されるように、第2ヘッダ14の端部に形成された突片34を、図示しない治具等によって折り曲げることで、該第2ヘッダ14の軸方向(矢印A1、A2方向)に対して直交する方向へと折曲され径方向外側へと突出した突出片32(図3A中、二点鎖線形状)を形成し、この突出片32が熱交換部22側(矢印B1方向)へとなるように第2ヘッダ14を配置する。
一方、サイドプレート20aは、その接続片38a、38bが第2ヘッダ14側(矢印B2方向)となるように配置され、一方の接続片38aと他方の接続片38bとの間となるように本体部36に沿って突出片32が挿入され、本体部36に対して前記突出片32が平行となり互いに面接触とするように当接させる(図3B参照)。
次に、図示しない治具等によって一方の接続片38aと他方の接続片38bとが互いに接近するように本体部36との接合部位を基点とし、その先端側を幅方向中央に向かって折曲させる。これにより、図2Aに示されるように、接続片38a、38bの先端側が突出片32を覆うように折曲され、該突出片32の上面が一対の接続片38a、38bによって覆われた状態となる。
この突出片32は、サイドプレート20aを構成する本体部36と接続片38a、38bとによって囲まれた状態となって一体的に保持された接続部40となる(図2B参照)。
また、同時に、熱交換部22を構成する複数のチューブ16の間にそれぞれフィン18が配置された状態で、前記チューブ16の端部を第2ヘッダ14のチューブ孔30へとそれぞれ挿入する。これにより、熱交換器10に対してろう付けを行う前の仮組み付け状態となる。
最後に、熱交換部22が第1及び第2ヘッダ12、14に対して接続され、且つ、該第1及び第2ヘッダ12、14の各突出片32が一対のサイドプレート20a、20bの両端部にそれぞれ接続されて接続部40を構成した状態で、仮組み付けされた熱交換器10を図示しない炉内へと投入することで、図示しないろう材によって接続部40における突出片32と接続片38a、38bとがろう付けされると共に、熱交換部22のフィン18及びチューブ16と第1及び第2ヘッダ12、14との接続部位とが互いにろう付けによって接続される。
以上のように、熱交換器10を構成する第1及び第2ヘッダ12、14には、その軸方向に沿った端部から熱交換部22側へと突出した突出片32をそれぞれ備え、一方、熱交換部22の上方及び下方を覆うように設けられたサイドプレート20a、20bには、本体部36に対して立設して折曲自在な一対の接続片38a、38bを備え、この接続片38a、38bの間に突出片32を配置した状態で折曲させることで前記突出片32をサイドプレート20a、20bの端部に対して接続可能な構成としている。
従って、熱交換器10における第1及び第2ヘッダ12、14とサイドプレート20a、20bとをろう付けによって互いに接続する際、前記第1及び第2ヘッダ12、14と前記サイドプレート20a、20bとをろう付けして固定する前に予め接続しておくことが可能となる。そのため、ろう付けを行う前にヘッダとサイドプレートとを治具等を用いて固定する必要のあった従来技術に係る熱交換器と比較し、該治具等を不要とすることができる。その結果、第1及び第2ヘッダ12、14とサイドプレート20a、20bとの接続作業を簡素化して容易に接続することが可能となる。
また、第1及び第2ヘッダ12、14の突出片32をサイドプレート20a、20bの両端部に対して接続片38a、38bによって接続した接続部40を構成し、この接続部40をさらにろう付けすることにより、ヘッダとサイドプレートとを単に当接させた状態でろう付けしていた従来技術に係る熱交換器と比較し、前記第1及び第2ヘッダ12、14と前記サイドプレート20a、20bとをより強固に接続することが可能となり、このように接続強度を高めることで、車両からの振動が付与された場合における熱交換器10の耐久性を向上させることができる。
次に、上述したように組み付けられる熱交換器10の作用について説明する。
先ず、図示しない冷却システムで加熱された冷媒が配管を通じて入口接続部26から第1ヘッダ12の内部へと供給され、この第1ヘッダ12に接続された複数のチューブ16に沿って流れることで第2ヘッダ14へと供給される。この際、チューブ16を流れる冷媒と熱交換部22におけるフィン18の間を通過する空気との間で熱交換がなされ冷媒が冷却される。
また、第2ヘッダ14へと供給された冷媒は、再び複数のチューブ16を通じて第1ヘッダ12側へと流れ、前記第1ヘッダ12の出口接続部28から配管を通じて冷却システムの下流側へと排出される。
また、第1及び第2ヘッダ12、14の突出片32とサイドプレート20a、20bの接続片38a、38bとから構成される接続部40は、上述した構成に限定されるものではない。
例えば、図4A及び図4Bに示される熱交換器60のように、サイドプレート62には本体部36の長手方向(矢印B方向)に沿った両端部から突出した挿入部64を有し、該挿入部64の挿入される挿入孔66を第1及び第2ヘッダ68、70に対してそれぞれ設ける構成としてもよい。
この挿入部64は、例えば、本体部36の幅方向中央に形成され、本体部36から離間する方向へと所定長さだけ突出して形成されると共に、本体部36と同様に平板状で一体的に形成される。
一方、第1及び第2ヘッダ68、70の外周壁に挿入孔66が形成され、この挿入孔66は、挿入部64に対応して周方向に長尺となるように形成されると共に、最も上方及び下方となるチューブ孔30に対してそれぞれ所定間隔離間して端部側に形成される。
そして、第1及び第2ヘッダ68、70とサイドプレート62とを接続する場合には、一方の接続片38aと他方の接続片38bとの間において、突出片32を、前記サイドプレート62に重ねるように挿通させ本体部36へと当接させると共に、挿入部64を挿入孔66へと挿入した後、接続片38a、38bを突出片32側に向かって接近させるように折曲させる。これにより、突出片32が本体部36と接続片38a、38bによって囲まれた状態で保持された接続部72となる。
上述した接続部72をろう付けすることで、突出片32が本体部36及び接続片38a、38bに対してろう付けされると共に、挿入部64が第1及び第2ヘッダ68、70に対してろう付けされる。
そのため、突出片32のみをサイドプレート62に対して接続する場合と比較し、前記サイドプレート62の挿入部64を合わせて第1及び第2ヘッダ68、70へと接続することで、前記第1及び第2ヘッダ68、70とサイドプレート62との接続強度をより一層高めて耐久性を向上させることが可能となる。
また、図5A及び図5Bに示される熱交換器80のように、サイドプレート82において本体部36の幅方向端部から立設して長手方向に延在した一対の接続壁84a、84bを有し、一方の接続壁84aと他方の接続壁84bとの間に、第1及び第2ヘッダ12、14の突出片32を挿通させ、前記接続壁84a、84bの先端側を幅方向内側へと変形させ加締めて互いに接続するようにしてもよい。
これにより、サイドプレート82の接続壁84a、84bと突出片32とを加締めた加締め部86によって接続することで互いの接続強度を高めることができると共に、前記接続壁84a、84bをサイドプレート82の長手方向(矢印B方向)に沿って全体に設けることで、該サイドプレート82の剛性をより高めることができる。そのため、第1及び第2ヘッダ12、14に対する接続強度をより一層高めて振動に対する耐久性をさらに向上させることが可能となる。
また、上述した熱交換器10、60、80は、内部に冷媒が循環される凝縮器として用いられる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、冷却水の循環する蒸発器として用いるようにしてもよい。
なお、本発明に係る熱交換器は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10、60、80…熱交換器 12、68…第1ヘッダ
14、70…第2ヘッダ 16…チューブ
20a、20b、62、82…サイドプレート
22…熱交換部 32…突出片
36…本体部 38a、38b…接続片
40、72…接続部 64…挿入部
66…挿入孔 84a、84b…接続壁
86…加締め部

Claims (6)

  1. 互いに間隔をおいて配置され内部に媒体の導入される一組のヘッダと、一方のヘッダと他方のヘッダとの間に設けられ前記媒体の流通するチューブを含んだ熱交換部と、前記ヘッダの軸方向に沿った前記熱交換部の端部を覆うサイドプレートとを備えた熱交換器において、
    前記ヘッダは、前記サイドプレート側に向かって突出した突出部を備え、前記サイドプレートには、前記一組のヘッダに臨む端部に形成された接続部を有し、
    前記突出部と前記接続部とが、該サイドプレートの長手方向において重なり合うように配置され、該接続部が、前記サイドプレートの長手方向と直交する方向において前記突出部より外側に設けられ該突出部に対して係合される、熱交換器。
  2. 請求項1記載の熱交換器において、
    前記接続部は、前記突出部を覆うように形成される、熱交換器。
  3. 請求項1記載の熱交換器において、
    前記接続部は、前記サイドプレートの長手方向と直交する方向に膨出して係合される、熱交換器。
  4. 請求項1又は2記載の熱交換器において、
    前記接続部は、前記サイドプレートの長手方向と直交する方向に対となるように設けられる、熱交換器。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器において、
    前記サイドプレートの長手方向に沿った端部には、前記ヘッダ側に向かって突出し該ヘッダの挿入孔へと挿入される挿入部を有する、熱交換器。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱交換器において、
    前記突出部は、前記ヘッダの外周壁の一部を折曲して形成される、熱交換器。
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WO2024111330A1 (ja) * 2022-11-24 2024-05-30 サンデン株式会社 熱交換器

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