JPH11311046A - 破壊防止型シリンダ錠 - Google Patents

破壊防止型シリンダ錠

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JPH11311046A
JPH11311046A JP12144398A JP12144398A JPH11311046A JP H11311046 A JPH11311046 A JP H11311046A JP 12144398 A JP12144398 A JP 12144398A JP 12144398 A JP12144398 A JP 12144398A JP H11311046 A JPH11311046 A JP H11311046A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドリル破壊するために高硬度の保護カバーを
前面に設けたシリンダ錠は、鍵孔に挿入した工具により
取り外される恐れがあった。 【解決手段】 ケース11の前面にキー挿入用の開口部
7を有する高硬度の保護カバー5が固着した従来のシリ
ンダ錠Aに、鍵孔3の先端部の近傍に、鍵孔に挿入され
るキーの幅方向端部の挿通面に隣接する収容室13,1
4を設け、高硬度部材15,17を収容室13,14に
挿入してシリンダ錠A1 を構成した。高硬度部材15,
17は鍵孔3に挿入した破壊工具が保護カバー5を剥離
方向に押動するのを阻止する位置となるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダ錠の前面
に設けられた切削破壊防止用の高硬度の保護カバーを除
去する犯罪を阻止するようにした破壊防止型シリンダ錠
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機などの扉には、シリンダ錠な
どの施錠装置で施錠されているので、キーを持たない他
人が勝手に扉を開けることはできないが、店頭や路傍に
設置された自動販売機は、人通りが絶えた夜間に、バー
ルなどを利用して扉枠および扉を変形して扉をこじ開け
たり、シリンダ錠を破壊して扉を開ける暴力的な犯罪に
逢う危険性がある。
【0003】扉のこじ開けを防止するために、自動販売
機の周囲にチェンを巻き付けてチェンの端部を南京錠で
止めたり、或いは扉の端部と自動販売機とを連結するチ
ェンをシリンダ錠で施錠する二重施錠方式が採られてき
た。更に、チェンの切断を防止する構造にしてこの二重
施錠方式の効果を高めたものもある(特開平9−310
541号などの公報参照)。このような二重施錠方式
は、短時間に犯罪を終わらねばならない泥棒にとって大
きな障害となるため、盗難を抑制する効果が大きい。
【0004】シリンダ錠を破壊する犯罪には、シリンダ
錠の前面をドリルにより切削破壊するものや、ハンマで
打撃破壊するものがある。ドリルの切削破壊を防止する
手段には、シリンダ錠の前面に、キー挿入用の開口部を
有する高硬度の保護カバーを固着したり、シリンダ錠の
内部に硬質のボールや超硬合金を挿入してドリル刃先の
進入を阻止するものがある(特開平9−296637号
公報など参照)。シリンダ錠を破壊する犯罪には、シリ
ンダ錠の内部に衝撃を吸収するクッション材を挿入する
方法がある。
【0005】図8は、前面に高硬度の保護カバーが固着
された従来のシリンダ錠Aの縦断面図であり、筒状のケ
ース1の内部にプラグ2が挿入され、プラグ2の前面に
鍵孔3が開口する。ケース1の前端部1aの外周面に溝
4が周設され、高硬度の保護カバー5の裏面に形成され
た筒部5aに内周面には溝4に相対する溝6が周設され
る。
【0006】一端が切欠されたリング状の止め輪(図示
しない)を溝4内に弾性圧縮して挿入した後に、保護カ
バー5の筒部5aをケース1の前端部1aの嵌合する
と、リング状の止め輪が溝6に係合し、保護カバー5が
ケース1に固着される。保護カバー5は、鍵孔3が露出
するキー挿入用の開口部7を有し、焼き入れ等によりド
リリングを受け付けない硬度に処理される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】正規のキーを鍵孔3に
挿入するとプラグ2が回動可能になり、プラグ2を解錠
角度に回動すると、プラグ2の後端部に設けられたタン
グがロック解除位置に回動するため、開扉可能になる。
シリンダ錠Aは、保護カバー5がドリルを受け付けない
ので、泥棒の切削破壊から保護されているが、鍵孔3に
差し込んだスクリュードライバにより保護カバー5が除
去される虞がある。
【0008】すなわち、図9に示すように、鍵孔3に差
し込んだスクリュードライバSを上方に傾けると、スク
リュードライバSの先端が鍵孔3の下面に当接し、スク
リュードライバSの上端縁が硬い開口部7に当接する。
スクリュードライバSを更に上方に傾動すると、硬い開
口部7の当接点を支点として矢印Fで示す反時計方向に
回動し、梃子により増大した力によりスクリュードライ
バSの先端が柔らかい鍵孔3の下面に食い込んで保護カ
バー5に当たる(鎖線位置のスクリュードライバSを参
照)。
【0009】なおもスクリュードライバSを上方に傾動
すると、保護カバー5に当たったスクリュードライバS
の先端が保護カバー5を矢印F方向に押動するので(実
線位置のスクリュードライバSを参照)、保護カバー5
がケース1に歪みを与えながらケース1の前端部1aか
ら外れる。保護カバー5が脱落すると、シリンダ錠Aは
容易にドリル破壊等の破壊行為にさらされる危険性が生
じる。
【0010】図10に示すように、鍵孔3に差し込んだ
スクリュードライバSを下方に傾動した場合にも、スク
リュードライバSの先端が柔らかい鍵孔3の上面に食い
込んで保護カバー5に当たり(鎖線位置参照)、保護カ
バー5を脱落方向に押動するので(実線位置参照)、保
護カバー5が脱落する恐れがある。本発明は斯かる課題
を解決することを目的とし、既存のシリンダ錠Aの形状
を生かしながら、鍵孔3に差し込んだスクリュードライ
バSに梃子の力を加えても保護カバー5が脱落すること
のない防盗性に優れた破壊防止型シリンダ錠を提供する
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の破壊防止型シリンダ錠は、筒状に形成され
るケース内に、前面に鍵孔を有するプラグが挿入され、
上記ケースの前面に、キー挿入用の開口部を有しシリン
ダ錠の前面を被覆する高硬度の保護カバーが固着される
シリンダ錠において、上記鍵孔の先端部の近傍に、キー
の幅方向端部の挿通面に隣接する収容室を設け、該収容
室に高硬度部材を挿入し、上記高硬度部材は、鍵孔に挿
入される偏平な破壊工具が上記保護カバーの裏面を剥離
方向に押動するのを阻止する位置にあることを特徴とす
るものである。この構成により、泥棒が偏平な破壊工具
を鍵孔に挿入し、梃子の力を利用して破壊工具の先端で
鍵孔周辺を破壊しながら保護カバーを脱落方向に押動し
ようとしても、高硬度部材が破壊工具の先端の押動力を
阻止する。
【0012】上記収容室は、キーの幅方向の両端部の挿
通面にそれぞれ隣接する位置に設けられるようにすると
よい。この構成により、偏平な破壊工具の幅方向の両端
部が収容室内の高硬度部材に当たり、鍵孔のうち、キー
の幅方向端部の挿通面が保護される。(偏平な破壊工具
を鍵孔のキーの厚さ方向の挿通面に大きな破壊力を加え
ることはできないので、この方向には高硬度部材は不要
である)。
【0013】上記両収容室のうち一方の収容室は上記プ
ラグ内に設けられ、他方の収容室は上記ケース内に設け
られ、上記ケースには上記他方の収容室に対応する位置
に貫通孔が設けることができる。プラグ及びケースに
は、鍵孔のキーの幅方向端部の挿通面に隣接する位置に
収容室を設けたので、シリンダ錠の形状やサイズを変更
することなく収容室を設けることができる。また、スク
リュードライバの先端がプラグに届かないような厚い保
護カバーを別に設ける必要もない。貫通孔は、ケース内
の他方の収容室を穿鑿加工する場合に便利であり、プラ
グの一方の収容室に高硬度部材を挿入する場合に便利で
ある。
【0014】上記貫通孔は、上記プラグ内に設けられる
一方の収容室と、上記ケースに設けられる他方の収容室
を結ぶ線より外れた位置に設けることができる。この場
合には、プラグ内の一方の収容室に挿入された高硬度部
材に破壊工具の押圧力が加わっても、押圧方向には貫通
孔がないので、貫通孔に受圧用部材を設けなくて良い。
【0015】上記プラグ内に設けられる一方の収容室
は、上記鍵孔に開口するように構成することができる。
破壊工具は直接高硬度部材に当接するためプラグを破壊
されることはない。鍵孔がプラグの軸心より偏心してい
るシリンダ錠では、プラグには偏心した鍵孔の反対側に
一方の収容室を設けたので、この場合にも、シリンダ錠
の形状,サイズを変更する必要がない。
【0016】上記高硬度部材は高硬度のボールであり、
上記収容孔の内周面は上記ボールを収容する大きさの円
筒面であるように構成することができる。高硬度のボー
ルは安価に製造することができ、収容孔の内周面は穿鑿
加工により簡単に加工することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を図面を参照して説明する。図1は本発明の第一実施例
を示すシリンダ錠A1 の主要部品の縦断面図、図2はス
クリュードライバSが差し込まれたシリンダ錠A1 の縦
断面図、図3および図4はスクリュードライバSを上方
傾動および下方傾動したときのシリンダ錠A 1 の縦断面
図である。シリンダ錠A1 のケース11、プラグ12
は、図1に示すように従来のケース1と同形状であり、
ケース11に収容室13が設けられ、プラグ12に収容
室14が設けられる以外は、シリンダ錠Aと同様の構造
である。
【0018】プラグ12の鍵孔3は、プラグ12の中心
から偏位しており、図1において下方の端部はプラグ1
2の外周面に開口している。従って、鍵孔3に挿入され
るキーは、一方(下方)の幅方向端部がケース11の内
周面11bに沿って挿通される。すなわち、プラグ12
が施錠角度にあるとき、キーの下方端部は図1において
ケース11の内周面11bの最下位の面に沿って挿入さ
れる。
【0019】本発明の第一実施例のシリンダ錠A1
は、ケース11の先端部に、内周面11bの最下位の面
に開口する収容室13を設け、収容室13に高硬度部材
15を挿入する。プラグ12の先端部には、外周面の最
上位に開口する収容室14が設けられ、収容室14の底
に、収容室14よりも直径の小さい小径孔16が鍵孔3
に開口し、プラグ12の外周面から収容室14に挿入さ
れる高硬度部材17は小径孔16より露出する。
【0020】従って、高硬度部材15,17は、鍵孔3
に挿入されるキーの幅方向の両端部の挿通面に隣接する
位置にあり、後述するように鍵孔3に挿入したスクリュ
ードライバ等の偏平な破壊工具Sを挿入して上方或いは
加工に傾動したときに、破壊工具Sの先端が高硬度部材
15,17に当接するようになっている。
【0021】高硬度部材15,17を高硬度のボールと
すれば、高硬度部材15,17を安価に製造することが
でき、収容室13,14をドリル加工された孔とすれ
ば、収容室13,14を安価に製作することができる。
高硬度部材17の直径は小径孔16よりも大きいので、
小径孔16から脱落することはない。
【0022】収容室13をドリルの穿鑿加工で形成する
には、図5に示すように、ドリルの先端が通過する貫通
孔19が必要である。プラグ12の収容室14の位置
が、収容室13と貫通孔19とを結ぶ線上にあるときに
は、破壊工具に押圧された高硬度部材17が貫通孔19
に逃げる恐れがあるので、貫通孔19に挿入,固着した
塞ぎ栓20で高硬度部材17の逃げを阻止する必要があ
る。塞ぎ栓20の外周面にローレット加工を施して凹凸
面にし、これを貫通孔17に圧入すると、塞ぎ栓20を
簡単,容易に貫通孔17に挿入,固着することができ
る。
【0023】シリンダ錠A1 を組み立てるときには、図
1の向きに保持されたプラグ12をケース11に挿入さ
れるが、高硬度部材15,17はいずれも上方から挿入
されるので、組立作業中に高硬度部材15,17が脱落
することはない。高硬度部材17はプラグ12をケース
11に挿入した後、貫通孔19を通して挿入することも
できる。符号18は、プラグ12に設けられるタンブラ
ピン孔である。保護カバー5は、従来例と同様に、前面
に開口するキー挿入用の開口部7と、筒部5aの内周面
に周設される溝6が設けられ、従来と同じように、ケー
ス11に固着される。
【0024】以上のように構成されたシリンダ錠A1
施錠状態にあるとき、破壊工具としてスクリュードライ
バSを鍵孔3に挿入すると、高硬度部材15,17がス
クリュードライバSの先端部の下端縁および上端縁に接
近しているので(図2参照)、破壊工具Sの把手部分を
上方に傾けると、スクリュードライバSの先端が高硬度
部材15に当たる(図3参照)。
【0025】また、破壊工具Sの把手部分を下方に傾け
ると、スクリュードライバSの先端が高硬度部材17に
当たる(図4参照)ので、スクリュードライバSを上下
どちらに傾けても、ケース11およびプラグ12に食い
込ませることができない。従って、保護カバー5を取り
外すことができず、保護カバー5を取り外せないと、シ
リンダ錠A1 をドリルで切削破壊することができない。
高硬度部材15,17がボールである場合には、スクリ
ュードライバSの上端縁あるいは下端縁がボールに当接
するので、破壊し難くなる。
【0026】以上の第一実施例では、収容室14が貫通
孔19と収容室13を結ぶ線上にあったので、高硬度部
材17が貫通孔19に逃げるのを阻止する塞ぎ栓20を
設ける必要があった。これに対して、図6に示すよう
に、ケース11の中心を外れるように貫通孔19′を加
工し、収容室13と同じ位置に収容室13′を設けるよ
うにした第二実施例のシリンダ錠A2 では、収容室14
の位置は第一実施例の収容室14と同じ位置(図6の鎖
線で示す位置)にある。
【0027】この第二実施例のシリンダ錠A2 では、収
容室14内の高硬度部材17がスクリュードライバSの
梃子の力を受けても、高硬度部材17はケース11の内
周面11bに当たるので、塞ぎ栓20を設ける必要がな
くなる。塞ぎ栓20を設けない場合にも、プラグ12の
収容室14を貫通孔19′に一致させた状態にして、貫
通孔19を、高硬度部材17をプラグ12の収容室14
に挿入するための挿入孔として使用することができる。
【0028】この場合には、高硬度部材17の挿入後に
貫通孔19の位置を図6の状態に戻しておく。施解錠操
作は、貫通孔19′とは反対側の90度の角度範囲で行
われるため、錠操作時に、高硬度部材17が脱落するこ
とはない。
【0029】図7は、本発明の第三実施例のシリンダ錠
3 の縦断面図であり、収容室13″はケース11の前
面に開口し、収容室14″はプラグ12の前面に開口
し、それぞれの開口は保護カバー5により被覆されてい
る。その他の構成は第一実施例と同様であり、収容室1
3″及び14″に挿入される高硬度部材15,17は、
第一実施例と同様に、スクリュードライバSの先端の梃
子により増大された動きを封じる。
【0030】本発明の第一,第二実施例では、高硬度部
材15,17を上方から挿入する収容室13,14を使
用し、第三実施例では、高硬度部材15,17を前方か
ら挿入する収容室13″,14″を用いたが、両方の収
容孔を適宜選択して組み合わせたシリンダ錠としてもよ
い。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上述べたように構成されて
いるので、次に記載するような効果を奏する。 (1) 請求項1に記載のように、鍵孔の先端部であって、
鍵孔のキーの幅方向端部の挿通面の近傍に、高硬度部材
を設けたので、鍵孔に挿入する偏平な破壊工具で保護カ
バーを除去する犯罪を防止することができる。従って、
シリンダ錠の防盗性が高まる効果を奏する。 (2) 請求項2に記載のように、高硬度部材を、鍵孔のキ
ーの幅方向端部の両挿通面の近傍を設けることにより、
鍵孔に挿入する偏平な破壊工具を上方或いは下方に傾動
させても保護カバーの除去は不可能になる。
【0032】(3) 鍵孔がプラグの軸心から偏心したシリ
ンダ錠では、プラグに一方の収容孔を設け、ケースには
他方の収容孔を設けるため、請求項3に記載のように、
スペースを有効に利用して収容室を設けることにより、
又、請求項5に記載のように、プラグの収容室を鍵孔に
開口することにより、従来の標準型のシリンダ錠の形状
大きさを変えることなく両収容孔が設けられる。 (4) 請求項4に記載のように、ケースの収容室を加工す
るための貫通孔をケースの軸心から偏心させることによ
り、プラグの収容室が、貫通孔とケースの収容室とを結
ぶ線から外れるようにすると、プラグの収容室内の高硬
度部材に加わる力をケースの内周面で受けることが可能
になり、貫通孔に塞ぎ栓を設ける必要がなくなり、シリ
ンダ錠の組立時に貫通孔を高硬度部材の挿入用孔として
利用することができる。
【0033】(5) 請求項6に記載のように、高硬度部材
を高硬度のボールとし、収容室の内周面を円筒面とした
場合には、高硬度部材を安価に作成することができ、収
容室を穿鑿加工により簡単容易に作成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリンダ錠の主要部品の縦断面図であ
る。
【図2】スクリュードライバが差し込まれた状態を示す
本発明のシリンダ錠の縦断面図である。
【図3】スクリュードライバを上方傾動したときの本発
明のシリンダ錠の縦断面図である。
【図4】スクリュードライバを下方傾動したときの本発
明のシリンダ錠の縦断面図である。
【図5】ケースの収容室を加工するときに設けられる貫
通孔を説明するケースの縦断面図である。
【図6】プラグの収容室が、貫通孔とケースの収容室と
を結ぶ線から外れた位置となることを説明するケースの
横断面図である。
【図7】プラグ及びケースに、前面に開口する収容室を
設けたシリンダ錠の縦断面図である。
【図8】従来のシリンダ錠にスクリュードライバが差し
込まれた状態を示す縦断面図である。
【図9】図8のスクリュードライバを上方に傾動した状
態を示す縦断面図である。
【図10】図8のスクリュードライバを下方に傾動した
状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ,A2 ,A3 シリンダ錠 3 鍵孔 5 保護カバー 7 キー挿入用の開口部 11 ケース 12 プラグ 13,14 収容室 15,17 高硬度部材 19 貫通孔 20 塞ぎ栓

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成されるケース内に、前面に鍵
    孔を有するプラグが挿入され、上記ケースの前面に、キ
    ー挿入用の開口部を有しシリンダ錠の前面を被覆する高
    硬度の保護カバーが固着されるシリンダ錠において、 上記鍵孔の先端部の近傍に、キーの幅方向端部の挿通面
    に隣接する収容室を設け、該収容室に高硬度部材を挿入
    し、 上記高硬度部材は、鍵孔に挿入される偏平な破壊工具が
    上記保護カバーの裏面を剥離方向に押動するのを阻止す
    る位置にあることを特徴とする破壊防止型シリンダ錠。
  2. 【請求項2】 上記収容室は、キーの幅方向の両端部の
    挿通面にそれぞれ隣接する位置に設けられることを特徴
    とする請求項1記載の破壊防止型シリンダ錠。
  3. 【請求項3】 上記両収容室のうち一方の収容室は上記
    プラグ内に設けられ、他方の収容室は上記ケース内に設
    けられ、上記ケースには上記他方の収容室に対応する位
    置に貫通孔が設けられることを特徴とする請求項1又は
    2記載の破壊防止型シリンダ錠。
  4. 【請求項4】 上記貫通孔は、上記プラグ内に設けられ
    る一方の収容室と、上記ケースに設けられる他方の収容
    室をを結ぶ線より外れた位置にあることを特徴とする請
    求項3記載の破壊防止型シリンダ錠。
  5. 【請求項5】 上記収容室は、上記鍵孔に開口すること
    を特徴とする請求項1ないし4記載の破壊防止型シリン
    ダ錠。
  6. 【請求項6】 上記高硬度部材は高硬度のボールであ
    り、上記収容孔の内周面は上記ボールを収容する大きさ
    の円筒面であることを特徴とする請求項1ないし5記載
    の破壊防止型シリンダ錠。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1026608C2 (nl) * 2004-07-07 2006-01-10 Stenman Holland Nv Slot bestemd om te worden gemonteerd op de vork van een fiets, brommer of dergelijke tweewieler.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1026608C2 (nl) * 2004-07-07 2006-01-10 Stenman Holland Nv Slot bestemd om te worden gemonteerd op de vork van een fiets, brommer of dergelijke tweewieler.
EP1614612A1 (en) * 2004-07-07 2006-01-11 Stenman Holland B.V. Lock intended to be mounted on the fork of a bicycle, moped or like two-wheeler

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