JPH11310399A - 産業車両の速度制御方法および速度制御装置 - Google Patents

産業車両の速度制御方法および速度制御装置

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JPH11310399A
JPH11310399A JP11712698A JP11712698A JPH11310399A JP H11310399 A JPH11310399 A JP H11310399A JP 11712698 A JP11712698 A JP 11712698A JP 11712698 A JP11712698 A JP 11712698A JP H11310399 A JPH11310399 A JP H11310399A
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JP
Japan
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speed
vehicle speed
vehicle
steering operation
steering
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Application number
JP11712698A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Isogawa
靖之 五十川
Junichi Kuwayama
純一 桑山
Yoshiyuki Amamiya
良之 雨宮
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 急操舵時における走行の安定性をさらに向上
させる。 【解決手段】 フォークリフトが所定の車速(基準車速
Vamin)以上で走行している場合、急激なステアリ
ング操作によって、ステアリング・ホイール7が所定の
角速度(基準操舵角速度Vsmin)以上で操作される
と、CPU18はその時の車速Vを減速するための制限
目標車速Vcを算出する。そして、算出した制限目標車
速Vcに対応したデューティー比を有する制御信号が出
力インターフェース23から出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業車両の旋回走
行時において、より安定した走行を可能にする速度制御
方法に係り、詳しくはフォークリフト等の旋回走行時に
有利な速度制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】産業車両の旋回走行時における走行速度
制御装置が、例えば特開平1−30105号に開示され
ている。図6にその走行速度制御装置の構成を示す。
【0003】図6に示すように、これに開示されている
フォークリフトは前輪30を駆動輪、後輪31を操舵さ
れる車輪とする4輪を備えている。これらの車輪の上部
には機台が設けられ、その機台の中央部には操縦席を設
けている。その操縦席の前方の機台上にはアクセル・ペ
ダル32が設けられ、このアクセル・ペダル32の上部
にはステアリング・ホイール33を設けている。また、
機台の前方にはリフト・シリンダ34、これを固定した
インナ・マスト35およびアウタ・マスト37が配設さ
れている。また、インナ・マスト35は昇降可能であ
り、このインナ・マスト35には荷役物38を持ち上げ
るためのフォーク36が装備されている。
【0004】このフォークリフトはステアリング・ホイ
ール33の回動角を検出するための回動角度センサ3
9、アクセル・ペダル32の踏み込み角を検出するため
の踏み込み角度センサ40および車速を検出するための
回転センサ41を備えている。さらに、フォークリフト
はコントローラ42、走行モータ43を備えている。
【0005】上記した回動角度センサ39、踏み込み角
度センサ40および回転センサ41はコントローラ42
に接続されている。コントローラ42は走行モータ43
に接続されている。
【0006】そして、一般にコントローラ42は踏み込
み角度センサ40の検出信号に基づいて、その時のアク
セル・ペダル32の踏み込み角度を求め、その時の踏み
込み角度に対応する走行モータ43の回転速度を演算
し、走行モータ43の回転速度を抑制する。
【0007】また、コントローラ42は回動角度センサ
39および回転センサ41からの検出信号に基づいて、
その時の操舵角度および車速を求め、その時の操舵角度
および車速の少なくともいずれか一方が予め定めた所定
値を超えたかどうか判断する。コントローラ42はこれ
らの所定値を超えたと判断したとき、アクセル・ペダル
32の踏み込み角度に関係なく車速を減速させるために
走行モータ43の回転速度を落とすように制御する。
【0008】そして、走行モータ43を減速制御した
後、コントローラ42は回動角度センサ39からの検出
信号に基づいて、再び操舵角度を求める。この時、減速
制御前に求めた操舵角度より小さくなっているとき、コ
ントローラ42は前記減速制御を解除して、アクセル・
ペダル32の踏み込み角度に対応する回転速度になるよ
うに走行モータ43を回転制御する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年バッテ
リー・フォークリフトにおいて、走行性能が向上すると
ともに、パワー・ステアリングが標準装備となってい
る。従って、より急激なステアリング操作が容易に行え
ることになることから、より急激な旋回走行が可能にな
る。その結果、急激なステアリング操作に基づく急激な
旋回走行に伴い、さらに安定走行の確保のための改良が
求められている。
【0010】本発明の目的は、より安定した状態で旋回
走行することができる産業車両の速度制御方法および速
度制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、荷役用アタッチメントを
昇降させる油圧シリンダを備えるとともに、アクセル・
ペダルの踏み込み角に相対して加減速される産業車両の
速度制御方法において、車両が予め定めた基準車速以上
で走行中に、ステアリング操作が予め定めた基準操舵操
作速度で行われた時、その時の車速を減速させて、その
時の車速より低い制限目標速度で車両を走行させるよう
にしたことを要旨とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記制限目標車
速はその時の産業車両の状態に応じて相違するようにし
たことを要旨とする。請求項3に記載の発明は、荷役用
アタッチメントを昇降させる油圧シリンダを備えるとと
もに、アクセル・ペダルの踏み込み角に相対して走行用
駆動源を制御して加減速される産業車両の速度制御装置
において、車両の車速を検出する車速検出手段と、ステ
アリング操作部材の操作速度を検出する操舵操作速度検
出手段と、前記車速検出手段から検出信号に基づいて、
その時の車速を演算する車速演算手段と、前記操舵速度
検出手段から検出信号に基づいて、その時の操舵操作速
度を演算する操舵操作速度演算手段と、その時の車速と
予め定めた基準車速とを比較して、その車速が予め定め
た基準車速以上と判断した時、その時行われたステアリ
ング操作の操舵操作速度と予め定めた基準操舵操作速度
とを比較して、その操舵操作速度が予め定めた基準操舵
操作速度以上かどうか判断する判断手段と、その操舵操
作速度が予め定めた基準操舵操作速度以上と判断された
時、その時の車速を減速させるために、その時の車速よ
り低い制限目標車速を演算する制限目標速度演算手段
と、その制限目標速度に基づいて、前記走行用駆動源を
駆動制御する駆動制御手段とを備えたことを要旨とす
る。
【0013】請求項4に記載の発明は、荷役用アタッチ
メントにかかる負荷重量、荷役用アタッチメントの揚高
位置および操舵輪の切角の少なくともいずれか一つを検
出する状態検出手段を備え、前記制限目標速度演算手段
は状態検出手段の検出結果に基づいて、前記制限目標車
速を変更するようにしたことを要旨とする。
【0014】請求項1に記載の発明によれば、基準車速
以上で走行中に基準操舵操作速度以上でステアリング操
作が行われた時、その時の車速が減速されることから、
安定した走行で進路変更が行われる。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の作用に加えて、産業車両の状態に応じて制限目
標車速が決定されることから、細やかな減速を行うこと
ができ、より安定した走行制御が可能となる。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、基準車速
以上で走行中に基準操舵操作速度以上でステアリング操
作が行われた時、制限目標速度演算手段は、その時の車
速より低い制限目標車速を演算する。駆動制御手段はそ
の制限目標車速に基づいて、前記走行用駆動源を駆動制
御する。その結果、その時の車速が減速され、安定した
走行で進路変更が行われる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
の発明の作用に加えて、制限目標速度演算手段は産業車
両の状態に応じて制限目標車速を決定することから、細
やかな減速を行うことができ、より安定した走行制御が
可能となる。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、請求項3
の発明の作用に加えて、判断手段が、車速が基準車速未
満または操舵操作速度が基準操舵操作速度未満と判断し
た時、アクセル・ペダルの踏み込み角に応じた車速によ
る走行制御が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を具体化したフォークリフトの一実施形態を図1〜図3
に従って説明する。
【0020】図1に示すように、フォークリフトは4輪
を備えている。前輪1が駆動輪であり、後輪2が操舵さ
れる車輪である。二つの前輪1は駆動軸3で連結されて
おり、該駆動軸3は回転力を伝達するためのドライブ・
ユニット4を介して直流モータよりなる走行用駆動源と
しての走行モータ5の回転軸に連結している。
【0021】また、後輪2は車軸によって連結されてお
り、該車軸はギア・ボックス6およびステアリング・シ
ャフト6aを介してステアリング・ホイール7に連結さ
れている。
【0022】4輪の上部には操縦席を備えた機台が設け
られ、該操縦席の前方の機台上にはアクセル・ペダル8
が設けられている。アクセル・ペダル8の上部にはステ
アリング・ホイール7が設けられている。フォークリフ
トの前方には左右一対のアウタ・マスト9が配設されて
おり、該アウタ・マスト9のそれぞれの内側にはインナ
・マスト10が昇降可能に設けられている。該インナ・
マスト10には荷役物11を持ち上げて、運搬するため
の荷役用アタッチメントとしてのフォーク12が装備さ
れている。
【0023】そして、油圧シリンダとしてのリフト・シ
リンダ13のピストン・ロッドを伸縮させることによっ
て、公知の方法でインナ・マスト10が昇降するととも
に、該インナ・マスト10の昇降にともなって、フォー
ク12も昇降する。つまり、リフト・シリンダ13に作
動油を給排することによって、フォーク12は昇降動作
する。
【0024】次に、本フォークリフトが備える走行制御
装置の電気的な構成を図2に従って説明する。ステアリ
ング・シャフト6aにはステアリング・ホイール7の回
転角速度を検出するための操舵操作速度検出手段として
の操舵角速度センサ14が設けられている。操舵角速度
センサ14は本実施形態において、ロータリ・エンコー
ダを採用している。ステアリング・シャフト6aはステ
アリング・ホイール7に連動して回転するため、ロータ
リ・エンコーダからステアリング・ホイール7の回転速
度に比例した周期のパルスが出力される。つまり、この
周期から操舵操作速度としての操舵角速度Vsを検出す
ることができる。
【0025】アクセル・ペダル8にはアクセルの踏み込
み角Qに比例した電圧を出力するポテンショ・メータよ
りなるアクセル・センサ15が設けられている。前記駆
動軸3にはフォークリフトの速度を検出するための車速
検出手段としての車速センサ16が設けられている。こ
れは前輪1の回転数に対応する周期のパルスを発生させ
る。各センサ14〜16からの検出信号は操舵操作速度
検出手段、判断手段、制限目標車速演算手段、通常目標
車速演算手段および駆動制御手段を構成するコントロー
ラ17に出力される。
【0026】該コントローラ17は、中央処理装置(C
PU)18、データを一時記憶する読み出しおよび書き
込み専用メモリ(RAM)19、制御データを記憶した
読み出しおよび書き込みメモリ(EEPROM)20、
制御プログラムを記憶した読み出し専用メモリ(RO
M)21、入力インターフェース22、出力インターフ
ェース23および走行モータ5を駆動するための走行モ
ータ駆動回路24から構成されている。
【0027】CPU18は操舵角速度センサ14からの
検出信号(パルス信号)を入力インターフェース22を
介して入力し、その検出信号に基づいて、その時々のス
テアリング・ホイール7の操舵角速度Vs演算する。ま
た、CPU18はアクセル・センサ15からの検出信号
(電圧信号)を入力インターフェース22を介して入力
し、その検出信号に基づいて、その時々のアクセル・ペ
ダル8の踏み込み角Qを演算するようになっている。
【0028】さらに、CPU18は車速センサ16から
の検出信号(パルス信号)を入力インターフェース22
を介して入力し、その検出信号に基づいて、その時々の
フォークリフトの車速V、即ち走行速度を演算するよう
になっている。
【0029】さらに、CPU18は前記各演算結果に基
づいて、前記制御プログラムに従って、速度制御処理動
作を実行する。CPU18の速度制御処理動作は前記各
演算結果に基づいてフォークリフトの制限目標車速V
c,通常目標車速Vaを演算し、該制限目標車速Vc,
Vaに到達するためのデューティー比を演算するように
なっている。そして、CPU18はその演算したデュー
ティー比を有する駆動電流を前記走行モータ5に供給す
るために、該走行モータ駆動回路24にそのデューティ
ー比に基づく制御信号を出力するようになっている。
【0030】前記EEPROM20にはCPU18が通
常車速モードか、または制限車速モードか、いずれか一
方のモードを決定し、実行するための基準値となる制御
データおよび該モードにおいて使用される制御データが
記憶されている。なお、通常車速モードはアクセル・ペ
ダル8の踏み込み角Qに対応した車速(通常目標車速V
a)となるようにフォークリフトを走行制御するモード
である。また、制限車速モードはアクセル・ペダル8の
踏み込み角Qに関係なく減速した車速(制限目標車速V
c)となるようにフォークリフトを走行制御するモード
である。
【0031】制御データは基準車速Vamin、基準操
舵操作速度としての基準操舵角速度Vsmin、減速定
数Kおよび減速期間Tの各データからなる。そして、前
記基準車速Vaminはその時の車速Vに基づいて、C
PU18が制限車速モードか、または通常車速モードか
のいずれか一方のモードを決定し、実行する際の基準値
である。そして、CPU18は車速Vが基準車速Vam
in未満のときには通常車速モードを、車速Vが基準車
速Vamin以上のときには制限車速モードを実行する
ようになっている。なお、本実施形態において、基準車
速Vaminは4km/hとしている。
【0032】基準操舵角速度Vsminはその時の操舵
角速度Vsに基づいて、CPU18が制限車速モード
か、または通常車速モードかのいずれか一方のモード決
定し、実行する際の基準値である。そして、CPU18
は操舵角速度Vsが基準操舵角速度Vsmin以上のと
きには制限車速モードを実行するようになっている。な
お、本実施形態において、基準操舵角車速Vsminは
100゜/secとしている。
【0033】減速定数Kは制限車速モードにおいて、C
PU18が制限目標車速Vcを演算するときに使用する
ための定数であって、本実施形態ではその時の車速Vに
対して2割減速させた車速を制限目標車速Vcとするた
めにK=0.8の定数が設定されている。
【0034】減速期間Tは制限車速モードにおいて、演
算した制限目標車速Vcに基づいて、算出したデューテ
ィー比で走行モータ5を制御する制限時間であって、本
実施形態において、0.5秒に設定している。
【0035】次に、上記のように構成された走行速度制
御装置の作用を図3のCPU18の処理動作を説明する
フローチャートに従って説明する。先ず、CPU18は
ステップS1において、フォークリフトが走行運転中で
あるか、アクセル・センサ15の出力を検出して判断す
る。走行運転中であれば、CPU18はステップS2に
進む。走行運転中でない場合は、ステップS2以降の処
理は実行されない。
【0036】ステップS2において、CPU18はEE
PROM20から速度制御処理に関する制御データ、即
ち基準車速Vamin、基準操舵角速度Vsmin、減
速定数Kおよび減速期間Tを読み込む。
【0037】ステップS3において、CPU18はその
時の車速Vを演算する。そして、ステップS4におい
て、CPU18は演算した車速Vが基準車速Vamin
(=4km/h)以上かどうか判断する。車速Vが Vamin≦V である場合、CPU18は制限車速モードを実行するた
めに、ステップS6に進み、その時の操舵角速度Vsを
演算する。反対に、車速Vが基準車速Vamin未満の
場合は、CPU18は通常車速モードを実行するため
に、ステップS5に進む。
【0038】ステップS5において、CPU18はその
時のアクセル・ペダルの踏み込み角Qを演算し、さらに
その踏み込み角Qに対応した通常目標車速Vaを演算し
て、その通常目標車速Vaに対するデューティー比を演
算する。CPU18はそのデューティー比に対する制御
信号を出力インターフェース23に出力する。
【0039】ステップS6において、操舵角速度Vsが
演算されると、CPU18はステップS7において、こ
の操舵角速度Vsが Vsmin≦Vs のであるかどうか判断する。操舵角速度Vsが基準操舵
角速度Vsmin以上であれば、CPU18は制限車速
モードを実行するために、ステップS8に進む。また、
操舵角速度Vsが基準操舵角速度Vsmin未満であれ
ば、CPU18は通常車速モードを実行するために、ス
テップS5に進む。
【0040】ステップS8において、CPU18は制限
目標車速Vcを次式に基づいて算出する。 Vc=V×K つまり、制限目標車速Vcは車速Vと減速定数K(=
0.8)の積である。今、例えばフォークリフトが10
km/hで走行しているときに、ステアリング・ホイール
7が360゜/secでステアリング操作された場合、 Vc=10km/h×0.8=8km/h となる。続いて、CPU18はステップS9に進む。
【0041】ステップS9において、CPU18は制限
目標車速Vcに対するデューティー比を演算し、同デュ
ーティー比に対応する制御信号を出力インターフェース
23を介して、走行モータ駆動回路24に出力する。
【0042】ステップS10において、CPU18はそ
の制御信号を減速期間T(=0.5秒)間だけ、走行モ
ータ駆動回路24に出力し続ける。減速期間Tが終了す
ると、CPU18はステップS11に進む。
【0043】ステップS11において、CPU18はフ
ォークリフトが走行運転中であるかどうか判断する。走
行運転中である場合、CPU18はステップS3に戻
り、前記と同様な処理動作を実行する。
【0044】つまり、10km/hで走行していたフォー
クリフトは8km/hで走行するようになる。さらに、ス
テアリング・ホイール7が基準操舵角速度以上で操作さ
れている場合、制限目標車速VcはステップS8におい
て、 Vc=V×K=8×0.8=6.4 Vc=6.4km/hとなる。そして、CPU18は車速
Vを6.4km/hで0.5sec間、速度制御しようと
する。さらに、ステアリング・ホイール7が基準操舵角
速度Vsmin以上で操作されている場合、制限目標車
速Vcは Vc=V×K=6.4×0.6=3.84 となる。そして、フォークリフトは3.84km/hの車
速Vで走行するようになる。
【0045】その後、ステップS4において、車速Vが
3.84km/hであり、基準車速Vaminであると判
断すると、CPU18は通常車速モードを実行し、フォ
ークリフトをアクセル・センサ15に基づいた通常目標
車速Vaになるように速度制御する。
【0046】また、減速期間Tの後、操舵角速度Vsが
操舵角速度Vsmin未満になると、ステップS5にお
いて、CPU18は同様に通常車速モードを実行する。
上記したように、フォークリフトが所定の車速(基準車
速Vamin)以上で走行している場合であって、急激
なステアリング操作によって、ステアリング・ホイール
7が所定の角速度(基準操舵角速度Vsmin)以上で
操作されると、その時のフォークリフトの車速Vは減速
される。
【0047】また、フォークリフトの車速VはCPU1
8による制御よって、徐々に基準車速Vaminに向か
って減速する。次に、上記のように構成された本実施形
態の特徴について説明する。
【0048】(1)走行中のフォークリフトが急激なス
テアリング操作によって、進路変更する場合、車速Vが
基準車速Vamin以上であり、かつ操舵角速度Vsが
基準操舵角速度Vsmin以上であれば、ROM21に
記憶した制御プログラムのステップS1〜ステップS1
1(制限車速モード)を実行するCPU18によって、
その走行速度は減速される。従って、走行速度の減速は
フォークリフトに加わる遠心力(横G)を減少させるた
め、より安定した走行が可能となる。
【0049】(2)走行中のフォークリフトにおいて、
急激なステアリング操作が連続する期間中、車速Vが基
準車速Vamin以上であり、かつ操舵角速度Vsが基
準操舵角速度Vsmin以上であれば、車速Vは基準車
速Vaminに向かって徐々に減少する。従って、高速
で走行しているフォークリフトの車速Vを徐々に減少す
ることは、走行の安定性および乗り心地をさらに向上さ
せる。
【0050】(第2の実施形態)以下、本発明をフォー
クリフトに具体化した第2の実施形態を図1、図4およ
び図5に従って説明する。なお、本実施の形態のフォー
クリフトは第1実施の形態のフォークリフトに状態検出
手段を構成する揚高センサ25(図1参照)、負荷セン
サ26(図1参照)および車輪の切角センサ28(図1
参照)を追加した構成である。従って、第1の実施形態
と同一の説明は説明の便宜上省略する。
【0051】揚高センサ25は、アウタ・マスト9に設
けられ、フォーク12の高さを検出する。揚高センサ2
5は本実施形態ではリール式センサが用いられる。リー
ル式センサはこの回転数に対応した電圧を出力し、その
電圧値によって、フォーク12の高さ、即ち揚高Hが検
出される。
【0052】負荷センサ26はリフト・シリンダ13に
設けられ、リフト・シリンダ13を昇降させる作動油の
油圧を測定する。負荷センサ26は本実施形態ではピエ
ゾ素子を用いた圧力センサが用いられてる。この圧力セ
ンサは油圧に比例した電圧を出力する。該油圧はフォー
ク12およびフォーク上に載置された荷役物11の負荷
重量Wに比例するため、これを測定することによって、
フォークリフトにかかる負荷重量Wを測定することがで
きる。
【0053】切角センサ28は後輪2と車軸を連結する
キングピン27に設けられ、車軸と後輪2の間の切角θ
を検出する。この切角センサ28は可変抵抗器から構成
されており、この可変抵抗器の一端に電圧を供給する
と、摺動する端子から切角θに比例した電圧が出力され
る。
【0054】図4は本実施形態の走行速度制御装置の電
気的構成を説明するためのブロック図である。図4に示
すように、操舵角速度センサ14、アクセル・センサ1
5、揚高センサ25、負荷センサ26、車速センサ16
および切角センサ28はコントローラ17に接続され、
各センサの検出信号は入力インターフェース22を介し
てCPU18に入力されている。
【0055】CPU18は揚高センサ25からの検出信
号(電圧信号)を入力インターフェース22を介して入
力し、その検出信号に基づいて、その時々のフォーク1
2の高さ、即ち揚高Hを演算するようになっている。
【0056】また、CPU18は負荷センサ26からの
検出信号(電圧信号)を入力インターフェース22を介
して入力し、その検出信号に基づいて、その時々の荷役
物11の負荷荷重Wを演算するようになっている。
【0057】さらに、CPU18は切角センサ28から
の検出信号(電圧信号)を入力インターフェース22を
介して入力し、その検出信号に基づいて、その時々の後
輪の切角θを演算するようになっている。
【0058】CPU18は前記各演算結果に基づいて、
ROM21に記憶した制御プログラムに従って速度制御
処理動作を実行する。EEPROM20にはCPU18
が通常車速モードか、または制限車速モードのいずれか
一方のモードを決定し、実行するための基準値となる制
御データおよび該モードにおいて使用される制御データ
が記憶されている。
【0059】制御データは前記第1実施形態で示した基
準車速Vamin、基準操舵角速度Vsmin、減速定
数Kおよび減速期間Tの各データの他に第2の減速定数
K2、基準負荷重量Wmin、基準揚高Hminおよび
基準切角θminを含んでいる。
【0060】第2の減速定数K2は前記した減速定数K
よりさらに小さい値であって、その時の車速Vを減速定
数Kを使用して求めた制限目標速度Vcで減速するより
さらに減速させる必要がる時に、使用される定数であ
る。本実施形態では、減速定数Kが0.8であるのに対
して、第2の減速定数K2は0.6としている。
【0061】基準負荷重量Wminはその時の負荷重量
Wに基づいて、CPU18が前記減速定数Kを用いて制
限目標車速Vcを求めるか、第2の減速定数K2を用い
て制限目標車速Vcを求めるか判断する際の判断材料に
使用される。そして、本実施形態では基準負荷重量Wm
inは200キログラム重としている。
【0062】基準揚高Hminはその時の揚高Hに基づ
いて、CPU18が前記減速定数Kを用いて制限目標車
速Vcを求めるか、第2の減速定数K2を用いて制限目
標車速Vcを求めるか判断する際の判断材料に使用され
る。そして、本実施形態では基準揚高Hminは200
0ミリメートルとしている。
【0063】基準切角θminはその時の切角θに基づ
いて、CPU18が前記減速定数Kを用いて制限目標車
速Vcを求めるか、第2の定数K2を用いて制限目標車
速Vcを求めるか判断する際の判断材料に使用される。
そして、本実施形態では基準切角θminはプラス・マ
イナス30度としている。
【0064】そして、本実施形態ではCPU18は制限
車速モードにおいて、負荷重量Wが基準負荷重量Wmi
n以上、揚高Hが基準揚高Hmin以上、かつ切角θが
基準切角θmin以上の時、第2の減速定数K2を用い
て制限目標車速Vc(=V×K2)を演算する。反対
に、CPU18は制限車速モードにおいて、負荷重量
W、揚高H、切角θの少なくとも一つが基準値Wmi
n、Hminまたはθminに満たなかった時、減速定
数Kを用いて制限目標車速Vc(=V×K)を演算す
る。
【0065】次に、上記のように構成された走行速度制
御装置の作用を図5のCPU18の処理動作を説明する
フローチャートに従って説明する。先ず、CPU18は
ステップS100において、フォークリフトが走行運転
中であるかどうかアクセル・センサ15の出力を検出し
て判断する。走行運転中であれば、CPU18はステッ
プS101に進む。走行運転中でない場合は、ステップ
S101以降の処理は実行されない。
【0066】ステップS101において、CPU18は
EEPROM20から速度制御処理に関する制御デー
タ、即ち基準車速Vamin、基準操舵角速度Vsmi
n、減速定数K、減速期間T、基準負荷重量Wmin、
基準揚高Hmin、基準切角θminおよび第2の減速
定数K2を読み込む。
【0067】ステップS102において、CPU18は
その時の車速Vを演算する。ステップS103におい
て、CPU18は演算した車速Vが基準車速Vamin
(=4km/h)であるかどうか判断する。車速Vが Vamin≦V である場合、CPU18は制限車速モードを実行するた
めに、ステップS105に進み、反対に、車速が基準車
速Vamin未満の場合は、通常車速モードを実行する
ために、ステップS104に進む。
【0068】ステップS104において、CPU18は
アクセル・センサ15の踏み込み角Qを演算して、その
踏み込み角Qに対応した通常目標車速Vaを演算して、
その通常目標車速Vaに対するデューティー比を演算す
る。CPU18はそのデューティー比に対する制御信号
を出力インターフェース23に出力する。
【0069】ステップS105において、操舵角速度V
s、負荷重量W、揚高Hおよび切角θが演算されると、
ステップS106において、この操舵角速度Vsが Vsmin≦Vs を満足するかどうか判断される。操舵角速度Vsが基準
操舵角速度Vsmin(=100゜/sec)以上であ
る場合、CPU18は制限車速モードを実行するため
に、ステップS107に進む。また、操舵角速度Vsが
基準操舵角速度Vsmin未満である場合、CPU18
は通常車速モードを実行するために、前記ステップS1
04に進む。
【0070】ステップS107において、CPU18は
負荷重量W、揚高Hおよび切角θが、 Wmin≦W、Hmin≦Hおよびθmin≦θ をすべて満足するかどうか判断する。CPU18はステ
ップS107に進む。また、すべてを満足しない場合、
CPU18はステップS108に進む。
【0071】ステップS108において、制限目標車速
Vcが次式に基づいて算出される。 Vc=V×K つまり、制限目標車速Vcは車速Vaと減速定数K(=
0.8)の積である。
【0072】ステップS109において、制限目標車速
Vcが次式に基づいて算出される。 Vc=V×K2 つまり、目標速度Vcは車速Vと第2の減速定数K2の
積である。続いて、CPU18はステップS110に進
む。
【0073】ステップS110において、CPU18は
この制限目標車速Vcに対するデューティー比を演算し
て、同デューティー比に対する制御信号を出力インター
フェース23を介して走行モータ駆動回路24に出力す
る。
【0074】ステップS111において、CPU18は
その制御信号を減速期間T(=0.5秒)間だけ、走行
モータ駆動回路24に出力し続ける。減速期間Tが終了
すと、CPU18はステップS112に進む。
【0075】ステップS112において、CPU18は
フォークリフトが走行運転中であるかどうか判断する。
走行運転中である場合、CPU18はステップS102
に戻り、前記と同様な処理動作を実行する。
【0076】つまり、10km/hで走行していたフォー
クリフトは制限車速モードにおいて、状態に応じて6.
0km/hで走行するようになる。この場合の車速Vは操
舵角速度Vsによってのみ減速したときよりもさらに減
速する。
【0077】次に、上記のように構成された本実施形態
の特徴について説明する。 (1)本実施形態では第1の実施形態の特徴(2)に加
えて、走行中のフォークリフトが急激なステアリング操
作によって進路変更する場合、その時のフォークリフト
の状態(負荷重量W、揚高Hおよび切角θ)に応じて減
速度合いを変更するようにした。従って、フォークリフ
トの状態(負荷重量W、揚高Hおよび切角θ)に応じて
きめ細かな減速を行うことができることから、前記第1
の実施形態に比べてさらに安定した走行制御が可能とな
る。
【0078】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ○ 上記各実施形態において、荷役物11の検出手段と
して負荷センサ26、揚高センサ25および切角センサ
28を用いた。この検出手段は各センサのうちいずれか
一つまたはいずれか二つで実施してもよい。
【0079】このようにした場合にも、前記第2の実施
形態とほぼ同様な特徴を得ることができる。 ○ 上記第2の実施形態において、後輪の切角θを検出
するために、切角センサ28をキングピン27に設け
た。しかし、これはステアリング・シャフト6aまたは
ギア・ボックス6内に設けてもよい。
【0080】このようにした場合にも、前記各実施形態
とほぼ同様な特徴を得ることができる。 ○ 上記各実施形態では、本速度制御方法はバッテリ・
フォークリフトに具体化して、直流モータを走行モータ
5として用いた。しかし、産業用車両であれば、交流モ
ータ、油圧モータ、ディーゼル・エンジンまたはガソリ
ン・エンジン等の走行駆動力源にも本制御方法を具体化
してもよい。
【0081】○ 上記実施形態では基準操舵角速度Vs
minは一つであったがこれを複数個設定して実施して
もよい。この場合、減速定数Kもあわせて、複数個用意
し、複数の基準操舵角速度Vsminに対して、その時
の操舵角速度Vsがどの基準操舵角速度Vsminの範
囲にあるか判定し、複数ある減速定数Kの中から最適な
減速定数Kを選択して制限目標車速Vc演算するように
してもよい。従って、この場合にも、きめ細かな減速を
行うことができ、安定した制御走行が可能となる。
【0082】○ 上記実施形態では基準車速Vamin
は一つであったがこれを複数個設定して実施してもよ
い。この場合、減速定数Kもあわせて、複数個用意し、
基準車速Vaminに対してその時の車速Vがどの車速
Vaminの範囲にあるか判定し、複数ある減速定数K
の中から最適な減速定数Kを選択して制限目標車速Vc
演算するようにしてもよい。従って、この場合にも、き
め細かな減速を行うことができ、安定した制御走行が可
能となる。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、急激なステアリング操作が行われた時、
安定した走行で進路変更を行うことができる。
【0084】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載した発明の効果に加えて、車両の状態に応じて細
やかでより安定した走行で進路変更を行うことができ
る。請求項3または5に記載の発明によれば、急激なス
テアリング操作が行われた時、安定した走行で進路変更
を行うことができる。
【0085】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載した発明の効果に加えて、車両の状態に応じて細
やかでより安定した走行で進路変更を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態における速度制御装置の説明
図。
【図2】 第1の実施形態における電気的構成を示すブ
ロック図。
【図3】 第1の実施形態における作用を説明するため
のフローチャート。
【図4】 第2の実施形態における電気的構成を示すブ
ロック図。
【図5】 第2の実施形態における作用を説明するため
のフローチャート。
【図6】 従来のフォークリフトにおける速度制御装置
の説明図。
【符号の説明】
操舵輪としての後輪…2、ステアリング操作部材として
のステアリング・ホイール…7、アクセル・ペダル…
8、作業用アタッチメントとしてのフォーク…12,油
圧シリンダとしてのリフト・シリンダ…13、操舵操作
速度検出手段としての操舵角速度センサ…14、車速検
出手段としての車速センサ…16,操舵操作速度演算手
段、判断手段、制限目標速度演算手段、通常目標車速演
算手段および駆動制御手段としてのコントローラ…1
7,状態検出手段としての揚高センサ…25、状態検出
手段としての負荷センサ…26、状態検出手段としての
切角センサ…28、車速…V、操舵操作速度としての操
舵角速度…Vs、踏み込み角…Q、基準車速…Vmi
n、基準操操舵操作速度としての基準操舵角速度…Vs
min、制限目標速度…Vc。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷役用アタッチメントを昇降させる油圧
    シリンダを備えるとともに、アクセル・ペダルの踏み込
    み角に相対して加減速される産業車両の速度制御方法に
    おいて、 車両が予め定めた基準車速以上で走行中に、ステアリン
    グ操作が予め定めた基準操舵操作速度で行われた時、そ
    の時の車速を減速させて、その時の車速より低い制限目
    標速度で車両を走行させるようにしたことを特徴とする
    産業車両の速度制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の産業車両の速度制御方
    法において、 前記制限目標車速はその時の産業車両の状態に応じて相
    違するようにしたことを特徴した産業車両の速度制御方
    法。
  3. 【請求項3】 荷役用アタッチメントを昇降させる油圧
    シリンダを備えるとともに、アクセル・ペダルの踏み込
    み角に相対して走行用駆動源を制御して加減速される産
    業車両の速度制御装置において、 車両の車速を検出する車速検出手段と、 ステアリング操作部材の操作速度を検出する操舵操作速
    度検出手段と、 前記車速検出手段から検出信号に基づいて、その時の車
    速を演算する車速演算手段と、 前記操舵速度検出手段から検出信号に基づいて、その時
    の操舵操作速度を演算する操舵操作速度演算手段と、 その時の車速と予め定めた基準車速とを比較して、その
    車速が予め定めた基準車速以上と判断した時、その時行
    われたステアリング操作の操舵操作速度と予め定めた基
    準操舵操作速度とを比較して、その操舵操作速度が予め
    定めた基準操舵操作速度以上かどうか判断する判断手段
    と、 その操舵操作速度が予め定めた基準操舵操作速度以上と
    判断された時、その時の車速を減速させるために、その
    時の車速より低い制限目標車速を演算する制限目標速度
    演算手段と、 その制限目標速度に基づいて、前記走行用駆動源を駆動
    制御する駆動制御手段とを備えた産業車両の速度制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の産業車両の速度制御装
    置において、 荷役用アタッチメントにかかる負荷重量、荷役用アタッ
    チメントの揚高位置および操舵輪の切角の少なくともい
    ずれか一つを検出する状態検出手段を備え、 前記制限目標速度演算手段は状態検出手段の検出結果に
    基づいて、前記制限目標車速を変更するようにしたこと
    を特徴とする産業車両の速度制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の産業車両の速度制御装
    置において、 前記判断手段が、車速が基準車速未満または操舵操作速
    度が基準操舵操作速度未満と判断した時、アクセル・ペ
    ダルの踏み込み角に相対した通常目標速度を演算する通
    常目標速度演算手段を備え、前記駆動制御手段はその通
    常目標速度に基づいて前記走行用駆動源を駆動制御する
    ようにしたことを特徴とする産業車両の速度制御装置。
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