JPH11310050A - コラムシフト装置のオーバーシフト防止機構 - Google Patents

コラムシフト装置のオーバーシフト防止機構

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JPH11310050A
JPH11310050A JP12017598A JP12017598A JPH11310050A JP H11310050 A JPH11310050 A JP H11310050A JP 12017598 A JP12017598 A JP 12017598A JP 12017598 A JP12017598 A JP 12017598A JP H11310050 A JPH11310050 A JP H11310050A
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JP
Japan
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shift
shift lever
range
pin
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP12017598A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Kobayashi
完嗣 小林
Takushi Wakao
拓史 若尾
Shoichi Suzuki
正一 鈴木
Masanori Nakanishi
正則 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Tsuda Industries Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Tsuda Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd, Tsuda Industries Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プル動作とシフト動作とを組み合わせることに
よって各レンジ位置へ切換可能としたコラムシフト装置
において、シフトレバーを不用意に操作しても、Dレン
ジからP,Rレンジへオーバーシフトするのを防止す
る。 【解決手段】シフトレバー30のNレンジ位置からP,
Rレンジ位置への切換を規制する規制手段を設け、規制
手段を解除する解除ボタン34をシフトレバーのノブ3
2に設ける。シフトレバー30のシフト動作をコントロ
ールケーブル64に伝えるシフトリンク60が設けら
れ、規制手段は、シフトリンク60のNレンジから前進
レンジの各領域に亘って連続的に形成された溝67と、
溝67との係合方向に突出付勢されたピン75と、ピン
75を後退作動させるソレノイド80とで構成される。
解除ボタン34を操作することによりソレノイド80を
作動させ、ピン75を後退させて溝67から外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコラムシフト装置の
オーバーシフト防止機構、特にDレンジからP,Rレン
ジへのオーバーシフトを防止する機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機のコラムシフト装置に
は大別して次の2種類のものが知られている。第1は、
シフトレバーのノブに操作ボタンを設け、N→P,Rや
D→Lへの切換に際しては、操作ボタンを押しながらシ
フトレバーをシフトするものである。第2は、シフトレ
バーから操作ボタンを排除し、シフトレバーのプル動作
とシフト動作とを組み合わせることによって各レンジ位
置へ切換可能としたものである。
【0003】前者の場合には、操作ボタンを押しながら
シフトレバーをシフトするため、安全性は向上するが、
走行中に例えばD→Lへ切り換えようとした場合でも操
作ボタンを押す必要があるため、操作性が悪いという欠
点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、後者の場合に
は、シフトレバーのプル動作とシフト動作だけで各レン
ジ位置へ切換可能であるため、操作性は向上するが、例
えばDレンジで停止中にNレンジへ切り換えたい時に、
誤ってP,Rレンジへオーバーシフトしてしまう恐れが
ある。
【0005】すなわち、図1のようにシフトレバー1は
ハンドル2より運転者にとって遠い位置にあるため、そ
のノブ1aを逆手にとって操作することが多い。Dレン
ジからNレンジへの操作時には、ノブ1aを矢印Aのよ
うに上方へ押し上げる必要があるが、ノブ1aを逆手に
とって操作する関係で、矢印Bのように無意識にノブ1
aを引いてシフト操作してしまう可能性がある。そのた
め、図2のようにD→R,Pへオーバーシフトする懸念
があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、プル動作とシフ
ト動作とを組み合わせることによって各レンジ位置へ切
換可能としたコラムシフト装置において、シフトレバー
を不用意に操作しても、DレンジからP,Rレンジへオ
ーバーシフトするのを防止できるコラムシフト装置のオ
ーバーシフト防止機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
記載の発明によって達成される。すなわち、この発明
は、シフトレバーのプル動作とシフト動作とを組み合わ
せることによって各レンジ位置へ切換可能とした自動変
速機のコラムシフト装置において、上記シフトレバーの
Nレンジ位置からP,Rレンジ位置への動作を規制する
規制手段を設け、上記規制手段を解除する解除ボタンを
シフトレバーのノブに設けたことを特徴とするコラムシ
フト装置のオーバーシフト防止機構である。
【0008】N,Dレンジから他の前進レンジ(例えば
L,2レンジ)に切り換える場合には、シフトレバーを
プルするとともにシフトすることにより、簡単に切り換
えることができ、操作性がよい。一方、Nレンジから
P,Rレンジへ切り換える場合には、シフトレバーのノ
ブに設けた解除ボタンを押し、規制手段の規制を解除し
た上で、シフトレバーをプルするとともにシフトするこ
とで切り換えることができる。つまり、Nレンジから
P,Rレンジへの切換時には、解除ボタンの操作とシフ
トレバーのプル操作という二重安全動作が必要であるた
め、DレンジからP,Rレンジへオーバーシフトするの
を確実に防止することができる。
【0009】シフトレバーのシフト動作に連動して回転
し、シフトレバーのシフト動作をコントロールケーブル
に伝えるシフトリンクを設けた場合、請求項2のよう
に、規制手段を、シフトリンクのNレンジから前進レン
ジの各領域に亘って連続的に形成された溝と、溝との係
合方向に突出付勢されたピンとで構成し、ピンを後退作
動させるソレノイドを設け、解除ボタンを操作すること
によりソレノイドを作動させ、ピンを後退させて溝から
脱出可能とするのが望ましい。この場合には、シフトリ
ンクを利用することで、簡単な構成で規制手段を実現で
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例であるコ
ラムシフト装置の構造について、図3〜図6を参照して
説明する。図3は本実施例のコラムシフト装置の組立斜
視図、図4はその分解斜視図である。図4に示されるよ
うに、本実施例のコラムシフト装置10は、樹脂製のブ
ラケット11を備えており、このブラケット11には、
シフトレバー30、シフトリンク60、規制解除用ソレ
ノイド80、シフトロックプレート90などが一体に組
付けられている。
【0011】ブラケット11の前後壁部には、シフトチ
ェンジを行うための凹凸を有する一対のディテント部1
2,13が設けられており、これらディテント部12,
13は互いに逆向きに形成されている。これらディテン
ト部12,13において、Pはパーキングレンジ、Rは
後退レンジ、Nはニュートラルレンジ、Dはドライブレ
ンジ、2はセカンドレンジ、Lはローレンジにそれぞれ
対応している。
【0012】シフトレバー30は、金属製パイプよりな
る軸部31を有しており、この軸部31の先端には樹脂
製のノブ32が螺着されている。ノブ32にはスイッチ
33が内蔵されており、このスイッチ33の押しボタン
(解除ボタン)34がノブ32の先端部に露出してい
る。軸部31の基端部には樹脂製の軸支持部36が固定
されており、スイッチ33の配線35は軸部31の中に
挿通され、軸支持部36から導出されている。
【0013】軸支持部36には、シフトロックプレート
90に係合するピン37、ディテント部12,13に係
合する一対の係合爪38,39などが一体成形されてい
る。このようにディテント部12,13および係合爪3
8,39をそれぞれ一対設けることで、シフトレバー3
0の各シフト位置での安定性を得るとともに、ディテン
ト部12,13と係合爪38,39との各係合圧力を低
くすることができる。軸支持部36の下面にはスリーブ
40が突設されており、このスリーブ40の周囲にトー
ションスプリング45が挿通されている。トーションス
プリング45の一端45aは軸支持部36の下面の突起
41に係止され、他端45bはシフトレバー軸50の上
面に係止されている。そのため、シフトレバー30はプ
ル方向とは反対方向に常時付勢され、この付勢力がディ
テント部12,13と係合爪38,39との各係合圧力
を与えている。
【0014】シフトレバー軸50はブラケット11の前
後の壁面に形成された軸受穴14に回転自在に挿通され
ており、先端にブッシュナット51を装着することによ
り、抜け止めされている。シフトレバー軸50の軸部中
間部には平坦なカット面部52が形成されており、この
カット面部52には上下に貫通する穴53が形成されて
いる。シフトレバー30の軸支持部36には切欠溝42
と、この切欠溝42に対して直交する貫通穴43とが形
成され、この切欠溝42にシフトレバー軸50のカット
面部52を挿入した状態で、下方よりピボット軸55を
貫通穴43および貫通穴53に挿通し、その先端にブッ
シュナット56を装着することにより、シフトレバー3
0はブラケット11に対してシフト方向およびプル方向
に揺動可能に取り付けられる。なお、ピボット軸55の
下端部には、トーションスプリング45を支えるフラン
ジ部57と、球状部58とが形成されている。
【0015】ブラケット11の後面下部には上下方向の
シフトリンク取付穴15が設けられており、この軸受穴
15に対してシフトリンク60の軸部61が下方から挿
入され、シフトリンク61はブラケット11に水平回転
可能に取り付けられている。なお、軸部61の上端部に
は抜け止め部62が突設され、取付穴15からの脱落を
防止している。シフトリンク60の下面にはケーブル取
付軸63が突設されており、この取付軸63にシフト用
コントロールケーブル64(図6参照)の一端部が取り
付けられている。このシフト用ケーブル64の他端は自
動変速機に連結されている。シフトリンク60には、ピ
ボット軸55の球状部58と係合する半径方向の長穴6
5が形成されている。シフトレバー30をシフト方向に
操作すると、ピボット軸55が揺動し、これに連動して
シフトリンク60は軸部61を中心として回転するよう
になっている。
【0016】シフトリンク60の外周部には節度用波形
部66が形成されており、この波形部66に節度用板バ
ネ70の先端屈曲部71が弾性的に嵌合している。節度
用板バネ70の基端部は、ブラケット11の板バネ取付
部16にタッピングねじ72によって締結されている。
従って、シフト動作によって係合爪38,39がディテ
ント部12,13を一段ずつ移動するのに伴って、節度
用板バネ70の先端屈曲部71が節度用波形部66を乗
り越え、これによって運転者は適度な節度感、すなわち
シフト位置の切り替えを行っているという確実な手応え
を得ることができる。
【0017】シフトリンク60の上面には、軸部61を
中心とする円弧状の溝67が形成されており、この溝6
7にシャフト75の下端部が嵌合自在となっている。シ
ャフト75はブラケット11の後壁に形成されたガイド
穴17に上下動自在に挿通されており、その上端部には
斜め方向の長孔76が形成されている。一方、規制解除
用ソレノイド80はブラケット11の後壁に固定されて
おり、そのロッド81の先端部には、長孔76に係合す
るピン82が側方へ突設されている。ソレノイド80は
シフトレバー30のノブ32に内蔵されたスイッチ33
によってON/OFFされるものであり、解除ボタン3
4を操作することによりONする。ソレノイド80がO
FFした状態においては、ロッド81はスプリング83
によって突出付勢されている。そのため、ピン82は長
孔76の上端部に位置し、シャフト75を押し下げた位
置にあり、シャフト75の下端部がシフトリンク60の
溝67に嵌合している(図5参照)。ソレノイド80を
ONすると、ロッド81がスプリング83に抗して引っ
込むので、ピン82は長孔76の下端へ移動し、シャフ
ト75を引き上げる。そのため、シャフト75の下端部
はシフトリンク60の溝67から外れる。溝67はN〜
D〜2〜Lレンジの領域に連続的に形成されているの
で、N〜D〜2〜Lレンジの範囲では、ソレノイド80
のON/OFFに関係なくシフトレバー30のプル動作
とシフト動作とを組み合わせることによって各位置へ切
り換えることができる。一方、NレンジからP,Rレン
ジへシフトするには、解除ボタン34を押してソレノイ
ド80をONさせ、かつプル動作を行なうことによっ
て、初めてシフトすることができる。
【0018】上記のように、シフトリンク60の溝67
とシャフト75とによって、本発明の規制手段が構成さ
れ、ソレノイド80とスイッチ33および解除ボタン3
4とによって規制解除手段が構成される。Nレンジから
P,Rレンジへの切換時には、解除ボタン34の操作
と、シフトレバー30のプル操作という二重安全動作が
必要であるため、無意識にノブ32を引いても、D→
R,Pへオーバーシフトするのを確実に防止することが
できる。
【0019】ブラケット11の上面部には、シフトロッ
ク用ケーブル(図示せず)の外管を固定するためのケー
ブル固定部18が設けられており、シフトロック用ケー
ブルは図示しないシフトロックユニットに接続されてい
る。シフトロックプレート90は、その軸部91をブラ
ケット11の上部前縁に形成された取付穴19に嵌合さ
せることによって、水平面内で回転可能に取り付けられ
る。そして、シフトロック用ケーブルの先端がケーブル
取付ピン92に連結されている。シフトロックプレート
90には軸部91を曲率中心としない円弧状の溝93が
形成されており、この溝93にシフトレバー30のピン
37が係合して、シフトロックプレート90を回転させ
るようになっている。つまり、Pレンジでブレーキペダ
ルを踏み込んだ状態では、シフトロックユニットがケー
ブルを送り出し自在であるので、シフトレバー30をプ
ル動作するとともにピン37が溝93の内縁に当たって
シフトロックプレート90を回転させ、他の位置へシフ
ト動作することができる。一方、Pレンジでブレーキペ
ダルを踏み込まない状態では、シフトロックユニットが
ケーブルを送り出さないので、シフトロックプレート9
0が回転せず、シフトレバー30をプル動作できない。
そのため、他の位置へのシフト動作が禁止される。
【0020】図6に示すように、ステアリングホイール
100に連結されたステアリングシャフト101はステ
アリングコラム102内に挿通され、ステアリングコラ
ム102には金属製のブラケット103が溶接によって
固定されている。このブラケット103には上記ブラケ
ット11が取り付けられている。すなわち、ブラケット
11の上面および右側面には取付座20,21が一体に
成形されており、これら取付座20,21は金属製ブラ
ケット103にボルト104で締結されている。このよ
うにして、コラムシフト装置10はステアリングコラム
102に取り付けられる。
【0021】上記構造を有する本実施例のコラムシフト
装置10の動作について説明する。自動車の停止時に
は、シフトレバー30はP位置にあり、係合爪38,3
9はディテント部12,13のP位置に嵌合している。
ここで、運転者がブレーキを踏むことによってシフトロ
ックプレート90の拘束が解除され、シフトレバー30
を手前側に引くプル動作が可能になる。プル動作に続い
てシフトレバー30を下方に動かすシフト動作をするこ
とによって、係合爪38,39はディテント部12,1
3のP,N,D,2,Lの各位置へ移動する。これに伴
って、シフトレバー軸50が回転して、ピボット軸55
の先端の球状部58が揺動する。これによって、球状部
58と係合しているシフトリンク60が回転し、シフト
リンク60に取り付けられたシフト用ケーブル64がデ
ィテント部12,13の各位置に対応する長さだけ引っ
張られる。この結果、シフト用ケーブル64の他端にお
いて変速機が切り替えられて、変速が行われる。シフト
リンク60の回転時には、板バネ70の先端屈曲部71
が節度用波形部66を乗り越えていくので、運転者は適
度な節度感が得られ、意図するシフト位置に確実にシフ
トしたことを感知することができる。
【0022】一方、D位置からN位置へシフトしようと
して、シフトレバー30を手前側に引くプル動作に続い
て上方へ動かすシフト動作をすると、係合爪38,39
がディテント部12,13のRまたはP位置へオーバー
シフトする恐れがあるが、本発明ではシャフト75がシ
フトリンク60の溝67に嵌合しているので、Rまたは
P位置へオーバーシフトするのを防止できる。
【0023】N位置からRまたはP位置へシフトするに
は、まず解除ボタン34を押してスイッチ33をONさ
せ、ソレノイド80を励磁させる。これによって、ロッ
ド81が後退し、シャフト75を引き上げることでシフ
トリンク60の溝67から脱出させる。ここで、シフト
レバー30を手前側に引くプル動作に続いて上方へ動か
すシフト動作をすると、RまたはP位置へシフトするこ
とができる。
【0024】本実施例においては、ディテント部12,
13がブラケット11に一体に成形された例について説
明したが、ディテント部はブラケット11と独立した構
造であってもよい。コラムシフト装置のその他の部分の
構成、材料、機能、数、大きさ、接続関係等について
も、本実施例に限定されるものではない。上記実施例で
は、規制手段を電気的に解除するためソレノイド80を
用いたが、モータを用いてもよく、さらに機械的手段に
よって規制手段を解除することも可能である。すなわ
ち、解除ボタン34をケーブルあるいはロッドを介して
規制手段と連係させてもよい。また、シフトリンクを用
いずに規制手段を構成することもできる。例えば、ディ
テント部12,13に係合する係合爪38,39がP,
R位置へ移動するのを規制する規制手段を別に設けても
よい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の発明によれば、シフトレバーのNレンジ位置か
らP,Rレンジ位置への切換を規制する規制手段を設
け、規制手段を解除する解除ボタンをシフトレバーのノ
ブに設けたので、NレンジからP,Rレンジへ切り換え
る場合には、シフトレバーのノブに設けた解除ボタンを
押し、規制手段の規制を解除した上で、シフトレバーを
プルするとともにシフトすることで切り換えることがで
きる。つまり、NレンジからP,Rレンジへの切換時に
は、解除ボタンの操作とシフトレバーのプル操作という
二重安全動作が必要であるため、DレンジからP,Rレ
ンジへオーバーシフトするのを確実に防止することがで
きる。また、他のレンジの切換、つまりN,Dレンジか
ら他の前進レンジ(例えばL,2レンジ)に切り換える
場合には、通常どおりシフトレバーをプルするとともに
シフトすることにより、簡単に切り換えることができる
ので、操作性を悪化させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコラムシフト装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図2】従来のコラムシフト装置のオーバーシーフト動
作を説明する図である。
【図3】本発明にかかるコラムシフト装置の一実施例の
組立斜視図である。
【図4】図3に示すコラムシフト装置の分解斜視図であ
る。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】図3に示すコラムシフト装置を車体に取り付け
た状態の側面図である。
【符号の説明】
10 コラムシフト装置 11 ブラケット 12,13 ディテント部 30 シフトレバー 32 ノブ 33 スイッチ 38,39 係合爪 60 シフトリンク 64 コントロールケーブル 67 溝 75 シャフト 80 ソレノイド 83 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 正一 愛知県刈谷市幸町1丁目1番地1 津田工 業株式会社内 (72)発明者 中西 正則 愛知県刈谷市幸町1丁目1番地1 津田工 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シフトレバーのプル動作とシフト動作とを
    組み合わせることによって各レンジ位置へ切換可能とし
    た自動変速機のコラムシフト装置において、上記シフト
    レバーのNレンジ位置からP,Rレンジ位置への動作を
    規制する規制手段を設け、上記規制手段を解除する解除
    ボタンをシフトレバーのノブに設けたことを特徴とする
    コラムシフト装置のオーバーシフト防止機構。
  2. 【請求項2】上記シフトレバーのシフト動作に連動して
    回転し、シフトレバーのシフト動作をコントロールケー
    ブルに伝えるシフトリンクが設けられ、上記規制手段
    は、シフトリンクのNレンジから前進レンジの各領域に
    亘って連続的に形成された溝と、上記溝との係合方向に
    突出付勢されたピンとで構成され、上記ピンを後退作動
    させるソレノイドが設けられ、上記解除ボタンを操作す
    ることによりソレノイドを作動させ、ピンを後退させて
    溝から脱出可能としたことを特徴とする請求項1に記載
    のコラムシフト装置のオーバーシフト防止機構。
JP12017598A 1998-04-30 1998-04-30 コラムシフト装置のオーバーシフト防止機構 Pending JPH11310050A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104389993A (zh) * 2014-09-13 2015-03-04 芜湖市恒浩机械制造有限公司 一种变速器摇臂

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104389993A (zh) * 2014-09-13 2015-03-04 芜湖市恒浩机械制造有限公司 一种变速器摇臂

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