JPH11309689A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH11309689A
JPH11309689A JP11927798A JP11927798A JPH11309689A JP H11309689 A JPH11309689 A JP H11309689A JP 11927798 A JP11927798 A JP 11927798A JP 11927798 A JP11927798 A JP 11927798A JP H11309689 A JPH11309689 A JP H11309689A
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JP
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encoder
power supply
sensor
voltage power
rotary encoder
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JP11927798A
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Koji Ishimaru
康治 石丸
Yasuhiro Mizutani
康博 水谷
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Hitachi Techno Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハ搬送装置において各種位置検出に用い
る光電式ロータリーエンコーダが故障すると、位置検出
ができず、ウエハを基板処理装置に搬入することができ
ないため、基板処理中に装置本体が停止してしまう。 【解決手段】 位置検出を行わない時点で、光電式ロー
タリーエンコーダの電源を所定の正規電源装置から正規
電源装置よりも低電圧の低電圧電源装置に切替え、低電
圧電源装置を用いている際の出力波形の有無により、劣
化状態を監視して交換時期を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造設備な
どに用いられる搬送装置に係わり、収納容器内の被搬送
物(以下、ウエハと記す)の位置やウエハを搬送する搬
送ロボットの位置を検出するエンコーダの故障診断機能
を備えた搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造設備においては、本来の処理
を行う処理装置(例えばウエハにプラズマエッチング等
の処理を行う基板処理装置)の外部にウエハの搬出入を
行う搬出入部が設けてある。搬出入部にはウエハを収納
するカセット(収納容器)を載置する複数のカセット載
置台と、ウエハを搬送するハンドを備えた搬送ロボット
が設けてあり、搬送ロボットの動作はコントローラによ
り制御している。
【0003】例えば、搬送ロボットは初期位置から基板
処理装置に面したカセットの前面に移動し、カセット内
に間隙を持たせて多段に収納された所望のウエハの位置
まで上昇する。カセットは対向する側壁内側に設けた溝
によりウエハを多段に収納しており、ウエハの搬出入方
向には側壁がない。ハンドをカセット内のウエハ間に挿
入し、ハンドに載置したウエハをカセット内から取り出
して基板処理装置の搬入口内に搬入する。その後、基板
処理装置において処理が終了したウエハを搬出口から搬
送ロボットが取り出し、カセット内の元の位置に収納す
る。搬送ロボットのハンドがウエハを破損することなく
取り出したり、収納を行うためには、搬送ロボット(ハ
ンド)のX−Y−Z軸方向の位置やカセット内のウエハ
の収納位置を検出する必要がある。
【0004】従って、原点位置を設定し、原点位置に光
センサ(以下原点センサとする)を設けると共に、搬送
ロボットの駆動軸やカセット内ウエハの収納位置検出手
段の駆動軸により駆動される移動体に遮光板を設け、駆
動軸の駆動により遮光板が移動して原点センサを遮るこ
とによりそれぞれの原点位置を認識する手法が採用され
ている。原点位置からの距離は駆動源となるモータに設
けたエンコーダからの出力を累積カウントすることで算
出することができる。なお、コントローラからモータへ
出力されるパルス数のカウントとエンコーダからコント
ローラに出力される波形のカウントの比較を行い位置検
出を行うこともできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにエンコ
ーダの出力信号を利用して搬送ロボットの位置やカセッ
ト内のウエハ位置を検出しているが、光電式ロータリー
エンコーダを用いた場合には、スリットを有する円盤に
よる物理的な遮断状況を光電変換素子の動作により認識
するため、光電変換素子が正常に動作することが出力信
号を得るために必要不可欠である。
【0006】しかし、光源の光量低下により受光側素子
が動作せず、光電式ロータリーエンコーダからの出力信
号が得られないことがある。この時は、ウエハの位置検
出ができず、搬送ロボットが突然停止して基板処理装置
へのウエハの搬入ができず搬送工程が中断してしまう。
定格の寿命による光量不足に対しては定期的に本体、ま
たは光源のみを交換することにより対応可能だが、使用
環境によっては寿命期間内(動作保証期限内)であって
も電気的過負荷や静電気、温度、湿度、機械的なストレ
ス等により定格未満の使用で寿命が果てる場合がある。
このような場合もセンサは徐々に劣化し、光量低下が生
じ、やがて故障につながる。
【0007】光電式ロータリーエンコーダが突然故障す
ると、基板処理装置における基板処理中にウエハの搬送
ができなくなり、装置本体を停止せざるを得ない。
【0008】本発明の目的は、光電式ロータリーエンコ
ーダを用いて位置検出を行う際に生じる光電式ロータリ
ーエンコーダの故障を事前に検出する搬送装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の特徴とするところは、モータにより移動する
移動体と、モータの回転に同期する光電式ロータリーエ
ンコーダと、光電式ロータリーエンコーダから取り込ん
だ出力波形を用いて移動体の位置を算出する位置算出手
段を備えた搬送装置において、光電式ロータリーエンコ
ーダの電源として用いる所定の電圧電源と所定の電圧電
源よりも低い低電圧電源と、低電圧電源を用いている時
に取り込む出力波形の有無により、光電式ロータリーエ
ンコーダの劣化を判断する劣化判断手段を備えたことに
ある。
【0010】また、本発明の他の特徴とするところは、
移動体の位置検出用の基準位置を検出する原点センサと
移動限界位置を検出するリミットセンサを備え、移動体
の移動開始位置から移動限界位置に移動する間は低電圧
電源をロータリーエンコーダの電源とし、その後は所定
の電圧電源をロータリーエンコーダの電源に切り替える
切替手段を備えたことにある。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図4を用いて本発明の一
実施形態になる半導体製造設備におけるウエハの搬送装
置を説明する。
【0012】図1はウエハ検出装置の駆動力源であるモ
ータとモータの回転をモニタするロータリエンコーダを
カセット載置台下部に設けた実施形態を示す。本実施形
態はウエハの搬送装置のカセット載置台下部に設けたウ
エハ検出手段駆動部の光電式ロータリーエンコーダの故
障を事前に検出するものである。
【0013】図1に示すように、カセット載置台1は底
部材2a及び壁部材2bにより固定して保持されてい
る。底部材2aにはボールネジ3が設けてある。ボール
ネジ3の下端に設けたプーリ4がベルト5によってその
他のプーリ6、7と連動しており、プーリ6、7にはそ
れぞれ光電式ロータリーエンコーダ8(以下、エンコー
ダ8と略す)、パルスモータ9(以下、モータ9と略
す)が結合されている。カセット載置台1を保持する壁
部材2bにはガイドレール10が垂直方向に設けてあ
り、ガイドレール10には上下移動可能なガイド20が
結合されている。ガイド20の他端にはプレート21が
固定してありガイド20をボールネジ3が連通してい
る。プレート21の端にはプレート22、23が固定し
て設けてあり、プレート22とプレート23の上端には
それぞれ発光側素子24と受光側素子25が対向して配
置されている。以下、発光側素子24と受光側素子25
を合わせて光センサと呼ぶ。
【0014】図示を省略したコントローラによりモータ
9を駆動すると、プーリ7とベルト5を介してボールネ
ジ3が回転し、ガイド20がガイドレール10に沿って
上下動する。ガイド20により固定保持されているプレ
ート21,22,23(以下、センサ保持機構とする)
もガイド20と共に上下動する。センサ保持機構は上昇
することによりカセット載置台1に設けたセンサ昇降孔
11からカセット載置台1上面上に突出する。
【0015】プレート22、23に設けた光センサ(発
光側素子24及び受光側素子25)は常時作動してお
り、センサ保持機構がカセット載置台1上面に突出して
いる場合、図1中一点鎖線で示すような光軸となる。
【0016】ガイドレール10の最上端及び最下端に位
置する壁部材2bには図示を省略した上限リミットセン
サ及び下限リミットセンサが設けてある。リミットセン
サは機械式でも光電式でもよいが、以下光電式リミット
センサとして説明する。ガイド20がリミットセンサの
光軸を遮断すると、リミットセンサの出力がONとな
り、モータ9が停止する。
【0017】また、上限リミットセンサと下限リミット
センサの間には原点センサ30が設けてある。ガイド2
0が原点センサ30の検知用の光軸を遮断することによ
り原点位置を検出し、エンコーダ8からの出力信号によ
りガイド20の位置すなわちセンサ保持機構の位置を検
出することができる。
【0018】上限リミットセンサからの信号がONにな
るとセンサ保持機構は上昇を停止する。同様に、センサ
保持機構が下降を開始し原点センサ30を通り過ぎ、さ
らに下限リミットセンサからの信号がONになるとセン
サ保持機構は下降を停止する。
【0019】なお、ここでは上限リミットセンサ、下限
リミットセンサ及び原点センサ30の光軸をガイド20
により遮断しているが、ガイド20に限らずセンサ保持
機構の位置を検出できればよい。
【0020】原点センサ30の光軸を遮断する位置を原
点とし、センサ保持機構が原点に位置する場合には、セ
ンサ保持機構のプレート22に設けた発光側素子24、
受光側素子25はカセット載置台1下方に位置してお
り、光センサからの出力信号はONとなっている。
【0021】なお、ウエハの搬出入方向にはカセットに
側壁が無い。ウエハを収納したカセットをカセット載置
台1に載置し、センサ保持機構を上下動させると、光セ
ンサの光軸はカセットに多段に収納されたウエハにより
それぞれ遮断される。このため、光センサの出力により
ウエハの有無を確認することができる。
【0022】ウエハの位置は光センサの出力とセンサ保
持機構の位置により検出することができる。従って、ウ
エハ位置検出を開始する時点でのセンサ保持機構の位置
を確認する必要が生じる。
【0023】モータ9を駆動した時点におけるセンサ保
持機構の移動開始位置、つまり下降開始位置を駆動点と
する。駆動点が原点よりも上限リミットセンサ側にある
場合には、光センサの光軸はカセット載置台1上面上に
ある。駆動点が原点と一致している場合には、カセット
載置台1端面により光軸が遮断される。駆動点が原点よ
りも下限リミットセンサ側にある場合には光軸がカセッ
ト載置台1下面下に位置している。カセット載置台から
外れた位置では、光センサの光軸を利用して駆動点の位
置を検出することができない。
【0024】従って、コントローラは、ウエハ位置検出
を行う場合にモータ9を駆動してセンサ保持機構を必ず
下降し、原点位置を検出する。
【0025】すなわち、図示を省略したコントローラに
よりセンサ保持機構を原点センサ30からの出力に関係
なく一旦下限リミットセンサがONになるまで下降し、
次に原点センサ30の出力がONになるまで上昇し、原
点センサの出力がONになった時点で光センサからの出
力とエンコーダ8からの出力によりウエハ位置の検出を
開始する。
【0026】なお、移動体の移動開始位置である駆動点
から下限リミットセンサまでのセンサ保持機構の移動を
下限復帰、下限リミットセンサから原点までの移動を原
点復帰とする。一連の動作をウエハ位置検出作業として
以下に説明する。
【0027】図2は図1に示すウエハ検出手段のシステ
ム構成であり、図1を参照しながら説明する。
【0028】図1にて図示を省略したコントローラ12
は、モータ9に対してパルス伝送回路31よりパルスを
送信してモータ9を回転させ、エンコーダ8から出力さ
れる波形を出力伝送回路32から取り込む。コントロー
ラ12は、さらにモータ9への出力波形とエンコーダ8
からの出力波形を表示装置33に表示するとともに、エ
ンコーダ8からの出力を累積カウントすることによりセ
ンサ保持機構の位置を検出する。
【0029】最終的に必要なウエハ位置はカセット載置
台1上面を基準とする位置である。センサ保持機構が下
降する下限復帰は単なる予備工程であり、エンコーダ8
から出力波形を得てもコントローラ12は累積カウント
を行わない。さらに原点復帰工程でもコントローラは累
積カウントを行なわず、コントローラ12はセンサ保持
機構が上昇して原点復帰した以降のみ累積カウントを行
い、センサ保持機構の位置を検出する。
【0030】エンコーダ8への供給電源は、所定の電圧
電源として設けた正規電源装置34と正規電源装置より
も電圧の低い低電圧電源装置36を有している。コント
ローラ12からの電源回路切替え指令により動作するリ
レー38によりスイッチ39及びスイッチ40を相補的
に操作して、それぞれ正規回路35または低圧回路37
を形成してエンコーダ8への供給電源を切り替える。図
2ではスイッチ39がON、スイッチ40がOFFとな
り、正規電源装置34の正規回路35を形成している状
態を示している。
【0031】なお、低電圧電源装置36の電圧はここで
は正規電源装置34の50%とする。
【0032】図3及び図4は表示装置33に表示するエ
ンコーダ8とモータ9の出力波形と各種出力のタイムチ
ャートを示す。図3はロータリーエンコーダ8が正常な
場合を示し、図4はロータリーエンコーダ8が劣化して
いる場合を示す。図1及び図2を参照しながらエンコー
ダ8の故障を事前に検出する手順を説明する。
【0033】コントローラ12によりウエハ位置検出開
始信号が出されると、リレー38によりスイッチ39を
OFFとし、図3に示すようにスイッチ40をONにす
る。
【0034】スイッチ40がONになると、回路35で
はなく回路37が形成され、エンコーダ8の電極が正規
電源装置34から低電圧電源装置36に切り替わる。モ
ータ9が駆動開始し、センサ保持機構を下降する。ここ
でセンサ保持機構が原点センサ30よりも上限リミット
センサ側に位置している場合には図3に示すように一旦
原点センサ30を遮断するが、コントローラ12におい
ては下限リミットセンサの出力を検出するまではモータ
9の駆動指令を出している。モータ9を駆動してから下
限リミットセンサの出力を検出するまでの下限復帰の間
は、エンコーダ8への電源供給元が低電圧電源装置36
となる。
【0035】下限リミットセンサの出力を検出すると、
コントローラ12はリレー38を切替えスイッチ40を
OFF、スイッチ39をONにしてエンコーダ8への電
源供給元を正規電源装置34に切替える。
【0036】この時、エンコーダ8の光源の発光量低下
が生じていない場合、つまり性能低下せず正常な状態で
あれば、図3に示すような出力波形を得ることができる
が、エンコーダ8の性能が故障まではいかないが低下し
ている状態(例えば光源の発光量が若干低下しているが
エンコーダ8からの出力波形は得ることができる程度の
劣化)の場合には、図4に示すように、電源電圧が低圧
である下限復帰時にはエンコーダ8からの出力波形を得
ることができない。
【0037】つまり、低電圧電源装置36をエンコーダ
8の電源供給元とし、エンコーダ8の光源の発光量を通
常よりも低下させた状態とする。エンコーダ8が正常に
動作している場合には発光量を低下させても、図3に示
すような出力波形を得ることができるが、性能低下して
いる場合には、発光量が不足することになり、図4に示
すような出力波形となる。更に性能劣化し、いわゆる故
障している場合には、正規の電圧を印加してもエンコー
ダ8からの出力波形を全く得ることができなくなる。つ
まり、図4の状態は故障の前駆的状態と考えることがで
きる。
【0038】そこで、表示装置33にエンコーダ8の出
力波形表示を常時行ったり、あるいはモータ9を駆動し
ているにも関らずエンコーダ8からの波形出力が無い場
合に、警告を表示することすることにより、作業者が表
示装置33を監視してエンコーダ8の劣化状態を監視し
故障を事前に発見することができ、ウエハの位置検出を
行うことができなくなる前にエンコーダ8を交換するこ
とができる。
【0039】以上述べたように、原点に戻るための動作
(移動)の間にエンコーダ8の劣化状態を監視すること
ができ、更に原点位置から上昇する場合にはウエハの搬
送装置としての通常の動作時に行うことができるため、
装置全体の稼働を故障診断のために停止しなくてもよ
い。
【0040】なお、図1乃至図4を用いて本発明の一実
施形態を説明したが、低電圧電源装置の電圧は任意に設
定することができ、エンコーダの交換頻度などの来歴か
ら劣化を想定する電圧を算出し設定してもよい。また、
ここでは正規電源装置に対して一種類の低電圧としたが
複数段階に分けて設けてもよい。
【0041】たとえば、正規電圧の約1/2の電圧の第
1低電圧電源と正規電圧の約0.8の第2低電圧電源と
を用意し、通常状態では第1低電圧電源を用いる。第1
低電圧電源では光センサが動作しなくなった時には警告
状態とし、第2低電圧電源を用いる。第2低電圧電源で
も光センサが動作しなくなった時は緊急状態とする。
【0042】また、図1乃至図4においてはセンサ保持
機構の移動範囲内の原点とする位置に原点センサを設け
その上方と下方にそれぞれ上限リミットセンサと下限リ
ミットセンサを設けたが、リミットセンサはどちらか一
方でもよい。但し、一方のリミットセンサのみを用いる
場合には、ウエハ位置検出の予備動作中に必ずそのリミ
ットセンサを作動させるようにする。
【0043】また、上下方向の移動に限定するものでは
なく、例えばウエハ搬送ロボットにおける水平方向の移
動に用いることも可能である。その場合には、原点とす
る位置に対して左右またはどちらか一方にリミットセン
サを設け、例えば下限リミットセンサに該当する側に設
けたリミットセンサにより、下限復帰に該当する搬送ロ
ボットの動作が検出されるまでの間、低電圧電源装置に
切り替えてもよい。
【0044】更に、ウエハの搬送装置以外の搬送装置に
も適用できる。以上実施例に沿って本発明を説明した
が、本発明はこれらに制限されるものではない。たとえ
ば種々の置換、改良、組み合わせ等が可能なことは当業
者に自明であろう。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、光電式ロータリーエン
コーダの出力を用いて位置検出を行う際に、予備動作中
に光電式ロータリーエンコーダへの供給電源の電圧を所
定値より低くし、ロータリエンコーダの出力波形の有無
により、光電式ロータリーエンコーダの劣化状態を検出
することができる。処理装置における処理を中断するこ
とがない搬送装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施形態を示すウエハ位置検
出装置の概略図である。
【図2】図1に示すウエハ位置検出装置におけるシステ
ム構成を示す図である。
【図3】図1に示すウエハ位置検出装置において性能低
下が生じていないエンコーダを用いた場合のタイムチャ
ートである。
【図4】図1に示すウエハ位置検出装置において性能低
下が生じているエンコーダを用いた場合のタイムチャー
トである。
【符号の説明】
1 カセット載置台 2a 底部材 2b 壁部材 3 ボールネジ 4、6、7 プーリ 5 ベルト 8 エンコーダ 9 モータ 10 ガイドレール 11 センサ昇降孔 12 コントローラ 20 ガイド 24 発光側素子 25 受光側素子 30 原点センサ 31 パルス伝送回路 32 出力伝送回路 33 表示装置 34 正規電圧電源装置 35 正規回路 36 低電圧電源装置 37 低圧回路 38 リレー 39、40 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータにより移動する移動体と、前記モー
    タの回転に同期する光電式ロータリーエンコーダと、前
    記光電式ロータリーエンコーダから取り込んだ出力波形
    を用いて前記移動体の位置を算出する位置算出手段を備
    えた搬送装置において、 前記光電式ロータリーエンコーダの電源として用いる所
    定の電圧電源と所定の電圧電源よりも低い低電圧電源
    と、 前記低電圧電源を用いている時に取り込む出力波形の有
    無により、光電式ロータリーエンコーダの劣化を判断す
    る劣化判断手段を備えたことを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の搬送装置において、さら
    に、 前記移動体の位置検出用の基準位置を検出する原点セン
    サと移動限界位置を検出するリミットセンサを備え、 前記移動体の移動開始位置から前記移動限界位置に移動
    する間は前記低電圧電源を前記ロータリーエンコーダの
    電源とし、その後は前記所定の電圧電源を前記ロータリ
    ーエンコーダの電源に切り替える切替手段を備えたこと
    を特徴とする搬送装置。
JP11927798A 1998-04-28 1998-04-28 搬送装置 Withdrawn JPH11309689A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234145A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Sony Corp ホログラム記録再生装置及びホログラム記録再生方法
CN103786154A (zh) * 2012-10-30 2014-05-14 蓝伊精机株式会社 夹持装置

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