JPH11309390A - 液吐出装置 - Google Patents
液吐出装置Info
- Publication number
- JPH11309390A JPH11309390A JP10134250A JP13425098A JPH11309390A JP H11309390 A JPH11309390 A JP H11309390A JP 10134250 A JP10134250 A JP 10134250A JP 13425098 A JP13425098 A JP 13425098A JP H11309390 A JPH11309390 A JP H11309390A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- cylinder
- pump cylinder
- internal pressure
- relief
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1009—Piston pumps actuated by a lever
- B05B11/1011—Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke
Landscapes
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液吐出装置において、ポンプシリンダの内圧
の異常上昇を回避すること。 【解決手段】 トリガースプレイヤー１３において、ポ
ンプシリンダ２２の内圧が所定値をこえたときに開き、
ポンプシリンダ２２で加圧された液状物を容器本体１１
に戻すリリーフ弁４３を備えてなるもの。
の異常上昇を回避すること。 【解決手段】 トリガースプレイヤー１３において、ポ
ンプシリンダ２２の内圧が所定値をこえたときに開き、
ポンプシリンダ２２で加圧された液状物を容器本体１１
に戻すリリーフ弁４３を備えてなるもの。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャンプー液、洗
剤、薬品、糊剤、ワックス、塗料等の液状物のための液
吐出装置に関する。
剤、薬品、糊剤、ワックス、塗料等の液状物のための液
吐出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、液吐出装置として、実公平7-1605
1 号公報に記載のものがある。この従来技術は、ボディ
に設けたポンプシリンダ内にピストンを液密に摺動可能
に収容し、ボディに圧入したインテーク筒体の筒内に容
器本体からポンプシリンダへの液吸引通路を構成する通
液路を設け、ポンプシリンダ内のピストンを操作部によ
り往復動し、容器本体内の液状物をインテーク筒体の通
液路を介してポンプシリンダ内に吸引するとともに、ポ
ンプシリンダで加圧された液状物をボディに設けたノズ
ルから吐出するようにしている。
1 号公報に記載のものがある。この従来技術は、ボディ
に設けたポンプシリンダ内にピストンを液密に摺動可能
に収容し、ボディに圧入したインテーク筒体の筒内に容
器本体からポンプシリンダへの液吸引通路を構成する通
液路を設け、ポンプシリンダ内のピストンを操作部によ
り往復動し、容器本体内の液状物をインテーク筒体の通
液路を介してポンプシリンダ内に吸引するとともに、ポ
ンプシリンダで加圧された液状物をボディに設けたノズ
ルから吐出するようにしている。
【０００３】そして、従来技術では、液吐出装置の不使
用時における液状物の不測の吐出による周辺汚損を防止
する等のために、ボディに設けたノズルを吐出位置から
回動して吐出停止位置に切替設定する等により、たとえ
操作部を操作しても液状物がノズルから吐出することが
ないようにしている。
用時における液状物の不測の吐出による周辺汚損を防止
する等のために、ボディに設けたノズルを吐出位置から
回動して吐出停止位置に切替設定する等により、たとえ
操作部を操作しても液状物がノズルから吐出することが
ないようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、ノズルを吐出停止位置に設定する等によりノズ
ルからの液状物の吐出を停止せしめた状態で、操作部を
繰り返し操作すると、ポンプシリンダ内のピストンの繰
り返し往復動によって容器本体内の液状物がポンプシリ
ンダ内に繰り返し吸引される。これにより、ポンプシリ
ンダの内圧が徐々に上昇し、これが所定値をこえるに至
ると、例えばポンプシリンダに対するピストンの液シー
ル部がその液シール性を喪失する等により液漏れを生ず
る虞れがある。
術では、ノズルを吐出停止位置に設定する等によりノズ
ルからの液状物の吐出を停止せしめた状態で、操作部を
繰り返し操作すると、ポンプシリンダ内のピストンの繰
り返し往復動によって容器本体内の液状物がポンプシリ
ンダ内に繰り返し吸引される。これにより、ポンプシリ
ンダの内圧が徐々に上昇し、これが所定値をこえるに至
ると、例えばポンプシリンダに対するピストンの液シー
ル部がその液シール性を喪失する等により液漏れを生ず
る虞れがある。
【０００５】本発明の課題は、液吐出装置において、ポ
ンプシリンダの内圧の異常上昇を回避することにある。
ンプシリンダの内圧の異常上昇を回避することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、ポンプシリンダ内のピストンの往復運動により、容
器本体内の液状物をポンプシリンダ内に吸引加圧した液
状物をノズルから吐出する液吐出装置であって、ポンプ
シリンダの内圧が所定値をこえたときに開き、ポンプシ
リンダで加圧された液状物を容器本体に戻すリリーフ弁
を備えてなるようにしたものである。
は、ポンプシリンダ内のピストンの往復運動により、容
器本体内の液状物をポンプシリンダ内に吸引加圧した液
状物をノズルから吐出する液吐出装置であって、ポンプ
シリンダの内圧が所定値をこえたときに開き、ポンプシ
リンダで加圧された液状物を容器本体に戻すリリーフ弁
を備えてなるようにしたものである。
【０００７】請求項２に記載の本発明は、ボディに圧入
したインテーク筒体の筒内に容器本体からポンプシリン
ダへの液吸引通路を構成する通液路を設け、ポンプシリ
ンダ内のピストンの往復運動により、容器本体内の液状
物をインテーク筒体の通液路を介してポンプシリンダ内
に吸引するとともに、ポンプシリンダで加圧された液状
物をノズルから吐出する液吐出装置であって、インテー
ク筒体の筒内外を導通し、ポンプシリンダから容器本体
への液逃がし路を構成するリリーフ口をインテーク筒体
に設け、ポンプシリンダの内圧が所定値をこえたときに
リリーフ口を開き、ポンプシリンダで加圧された液状物
を液逃がし路から容器本体に戻すリリーフ弁を備えてな
るようにしたものである。
したインテーク筒体の筒内に容器本体からポンプシリン
ダへの液吸引通路を構成する通液路を設け、ポンプシリ
ンダ内のピストンの往復運動により、容器本体内の液状
物をインテーク筒体の通液路を介してポンプシリンダ内
に吸引するとともに、ポンプシリンダで加圧された液状
物をノズルから吐出する液吐出装置であって、インテー
ク筒体の筒内外を導通し、ポンプシリンダから容器本体
への液逃がし路を構成するリリーフ口をインテーク筒体
に設け、ポンプシリンダの内圧が所定値をこえたときに
リリーフ口を開き、ポンプシリンダで加圧された液状物
を液逃がし路から容器本体に戻すリリーフ弁を備えてな
るようにしたものである。
【０００８】
【作用】請求項１に記載の本発明によれば下記の作用
がある。 (a) 液吐出装置の通常使用時には、リリーフ弁は作動
せず、操作部の操作によりポンプシリンダで加圧された
液状物をノズルから吐出可能とする。
がある。 (a) 液吐出装置の通常使用時には、リリーフ弁は作動
せず、操作部の操作によりポンプシリンダで加圧された
液状物をノズルから吐出可能とする。
【０００９】(b) ノズルからの液状物の吐出を停止せし
めた状態で、操作部を繰り返し操作すると、ポンプシリ
ンダ内のピストンの繰り返し往復運動によって容器本体
内の液状物がポンプシリンダ内に繰り返し吸引される。
これにより、ポンプシリンダの内圧が上昇して所定値を
こえると、リリーフ弁が開き、ポンプシリンダで加圧さ
れた液状物を容器本体に戻す。従って、ポンプシリンダ
の内圧の異常上昇を回避し、例えばポンプシリンダに対
するピストンの液シール部がその液シール性を喪失する
等による液漏れを防止できる。
めた状態で、操作部を繰り返し操作すると、ポンプシリ
ンダ内のピストンの繰り返し往復運動によって容器本体
内の液状物がポンプシリンダ内に繰り返し吸引される。
これにより、ポンプシリンダの内圧が上昇して所定値を
こえると、リリーフ弁が開き、ポンプシリンダで加圧さ
れた液状物を容器本体に戻す。従って、ポンプシリンダ
の内圧の異常上昇を回避し、例えばポンプシリンダに対
するピストンの液シール部がその液シール性を喪失する
等による液漏れを防止できる。
【００１０】請求項２に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 (a) 液吐出装置の通常使用時には、リリーフ弁は作動
せず、操作部の操作によりポンプシリンダで加圧された
液状物をノズルから吐出可能とする。
作用がある。 (a) 液吐出装置の通常使用時には、リリーフ弁は作動
せず、操作部の操作によりポンプシリンダで加圧された
液状物をノズルから吐出可能とする。
【００１１】(b) ノズルからの液状物の吐出を停止せし
めた状態で、操作部を繰り返し操作すると、ポンプシリ
ンダ内のピストンの繰り返し往復運動によって容器本体
内の液状物がポンプシリンダ内に繰り返し吸引される。
これにより、ポンプシリンダの内圧が上昇して所定値を
こえると、リリーフ弁がインテーク筒体のリリーフ口を
開き、ポンプシリンダで加圧された液状物を容器本体に
戻す。従って、ポンプシリンダの内圧の異常上昇を回避
し、例えばポンプシリンダに対するピストンの液シール
部がその液シール性を喪失する等による液漏れを防止で
きる。
めた状態で、操作部を繰り返し操作すると、ポンプシリ
ンダ内のピストンの繰り返し往復運動によって容器本体
内の液状物がポンプシリンダ内に繰り返し吸引される。
これにより、ポンプシリンダの内圧が上昇して所定値を
こえると、リリーフ弁がインテーク筒体のリリーフ口を
開き、ポンプシリンダで加圧された液状物を容器本体に
戻す。従って、ポンプシリンダの内圧の異常上昇を回避
し、例えばポンプシリンダに対するピストンの液シール
部がその液シール性を喪失する等による液漏れを防止で
きる。
【００１２】ポンプシリンダから容器本体への液逃が
し路を構成するリリーフ口をインテーク筒体に設けたの
で、従来の液吐出装置の構成にインテーク筒体を簡易に
取り付けることができ、ポンプシリンダの内圧の異常上
昇を回避できる。
し路を構成するリリーフ口をインテーク筒体に設けたの
で、従来の液吐出装置の構成にインテーク筒体を簡易に
取り付けることができ、ポンプシリンダの内圧の異常上
昇を回避できる。
【００１３】請求項３に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 リリーフ弁として、インテーク筒体の通液路に設けて
ある液吸引用の逆止弁とその弁座を兼用するものとした
から、液吐出装置の構成を極めて簡易にしながら、ポン
プシリンダの内圧の異常上昇を回避できる。
作用がある。 リリーフ弁として、インテーク筒体の通液路に設けて
ある液吸引用の逆止弁とその弁座を兼用するものとした
から、液吐出装置の構成を極めて簡易にしながら、ポン
プシリンダの内圧の異常上昇を回避できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は本発明の一実施形態を示す
模式図、図２は図１の要部拡大図である。
模式図、図２は図１の要部拡大図である。
【００１５】トリガー式スプレー容器１０は、図１に示
す如く、容器本体１１の開口部１１Ａに螺着されるキャ
ップ１２によりトリガースプレイヤー１３（液吐出装
置）を固定している。そして、スプレー容器１０は、洗
剤、糊剤、コーティング剤等を後述する吐出ノズル２８
のノズル孔２８Ａから例えば噴射状に吐出せしめる。
す如く、容器本体１１の開口部１１Ａに螺着されるキャ
ップ１２によりトリガースプレイヤー１３（液吐出装
置）を固定している。そして、スプレー容器１０は、洗
剤、糊剤、コーティング剤等を後述する吐出ノズル２８
のノズル孔２８Ａから例えば噴射状に吐出せしめる。
【００１６】トリガースプレイヤー１３は、ボディ１５
の下端開口部１５Ａの外周にキャップ１２の上端挿通孔
１２Ａが遊挿されるとともに、ボディ１５の下端開口部
１５Ａにインテーク筒体１７が圧入状態で嵌着され、ボ
ディ１５の下端開口部１５Ａの下方に位置して外方に張
り出るインテーク筒体１７の下部フランジ１７Ａにキャ
ップ１２の上端挿通孔形成部１２Ｂを相対回転可能に係
止し、キャップ１２によりインテーク筒体１７の下部フ
ランジ１７Ａをガスケット１４を介して容器本体１１の
開口部１１Ａに固定的に保持可能としている。
の下端開口部１５Ａの外周にキャップ１２の上端挿通孔
１２Ａが遊挿されるとともに、ボディ１５の下端開口部
１５Ａにインテーク筒体１７が圧入状態で嵌着され、ボ
ディ１５の下端開口部１５Ａの下方に位置して外方に張
り出るインテーク筒体１７の下部フランジ１７Ａにキャ
ップ１２の上端挿通孔形成部１２Ｂを相対回転可能に係
止し、キャップ１２によりインテーク筒体１７の下部フ
ランジ１７Ａをガスケット１４を介して容器本体１１の
開口部１１Ａに固定的に保持可能としている。
【００１７】インテーク筒体１７の棒状の通液路形成部
１７Ｂは、ボディ１５のインテーク嵌入部１５Ｂに嵌入
され、通液路１８を形成するとともに、この通液路１８
に連なる通液チューブ１９が嵌合せしめられ、通液チュ
ーブ１９は容器本体１１の容器内空間１１Ｂを底部にま
で延在せしめられている。
１７Ｂは、ボディ１５のインテーク嵌入部１５Ｂに嵌入
され、通液路１８を形成するとともに、この通液路１８
に連なる通液チューブ１９が嵌合せしめられ、通液チュ
ーブ１９は容器本体１１の容器内空間１１Ｂを底部にま
で延在せしめられている。
【００１８】尚、インテーク筒体１７の通液路１８は、
容器本体１１から後述するポンプシリンダ２２への液吸
引通路１８Ａを構成するとともに、ポンプシリンダ２２
から吐出ノズル２８への液吐出通路１８Ｂを構成する。
容器本体１１から後述するポンプシリンダ２２への液吸
引通路１８Ａを構成するとともに、ポンプシリンダ２２
から吐出ノズル２８への液吐出通路１８Ｂを構成する。
【００１９】トリガースプレイヤー１３は、ボディ１５
の前面側下部にトリガー２１（操作部）を有し、ボディ
１５内におけるインテーク筒体１７の前部に設けたポン
プシリンダ２２のポンプ室２２Ａを形成し、ポンプシリ
ンダ２２に液密に摺動可能にポンプ室２２Ａに挿入され
るピストン２３をトリガー２１によって加圧操作可能と
している。ポンプ室２２Ａは、ポンプシリンダ２２のピ
ストン摺動方向に相対する端面のばね支持筒１５Ｃの外
側に設けた通液口２５を経由して、インテーク筒体１７
の通液路１８に連通している。吐出路２６は、連通路２
７を介して、インテーク筒体１７の通液路１８に連通し
ている。
の前面側下部にトリガー２１（操作部）を有し、ボディ
１５内におけるインテーク筒体１７の前部に設けたポン
プシリンダ２２のポンプ室２２Ａを形成し、ポンプシリ
ンダ２２に液密に摺動可能にポンプ室２２Ａに挿入され
るピストン２３をトリガー２１によって加圧操作可能と
している。ポンプ室２２Ａは、ポンプシリンダ２２のピ
ストン摺動方向に相対する端面のばね支持筒１５Ｃの外
側に設けた通液口２５を経由して、インテーク筒体１７
の通液路１８に連通している。吐出路２６は、連通路２
７を介して、インテーク筒体１７の通液路１８に連通し
ている。
【００２０】スプレー容器１０は、ポンプ室２２Ａと容
器内空間１１Ｂとの連絡通路である通液路１８の液吸引
通路１８Ａにボール状入側逆止弁３１を設けている。こ
れにより、入側逆止弁３１は、(a) 自由状態において入
側弁座３３に封着して通液路１８を閉じ、(b) ポンプ室
２２Ａの吸引圧によって通液路１８を開き容器内空間１
１Ｂからポンプ室２２Ａへの液の流れを許容する。
器内空間１１Ｂとの連絡通路である通液路１８の液吸引
通路１８Ａにボール状入側逆止弁３１を設けている。こ
れにより、入側逆止弁３１は、(a) 自由状態において入
側弁座３３に封着して通液路１８を閉じ、(b) ポンプ室
２２Ａの吸引圧によって通液路１８を開き容器内空間１
１Ｂからポンプ室２２Ａへの液の流れを許容する。
【００２１】尚、図１において、３６はトリガー２１を
引き切った際のピストン２３の押し込みストローク端
で、容器本体１１の内部に外気を導入する空気置換路で
ある。
引き切った際のピストン２３の押し込みストローク端
で、容器本体１１の内部に外気を導入する空気置換路で
ある。
【００２２】しかるに、スプレー容器１０にあっては、
不使用時における液状物の不測の吐出による周辺汚損を
防止する等のために、ボディ１５に設けた吐出ノズル２
８を吐出位置から回動して吐出停止位置に切替設定する
等により、たとえトリガー２１を操作しても液状物が吐
出ノズル２８から吐出することがないようにしている。
そして、この吐出ノズル２８を吐出停止位置に設定する
ことにより、ノズル２８から液状物の吐出を停止せしめ
た状態で、トリガー２１を繰り返し操作しても、ポンプ
シリンダ２２の内圧が異常上昇しないように、以下に述
べる如くのリリーフ機能を備えている。
不使用時における液状物の不測の吐出による周辺汚損を
防止する等のために、ボディ１５に設けた吐出ノズル２
８を吐出位置から回動して吐出停止位置に切替設定する
等により、たとえトリガー２１を操作しても液状物が吐
出ノズル２８から吐出することがないようにしている。
そして、この吐出ノズル２８を吐出停止位置に設定する
ことにより、ノズル２８から液状物の吐出を停止せしめ
た状態で、トリガー２１を繰り返し操作しても、ポンプ
シリンダ２２の内圧が異常上昇しないように、以下に述
べる如くのリリーフ機能を備えている。
【００２３】即ち、スプレー容器１０は、インテーク筒
体１７の筒内外を導通するリリーフ口４１を備え、リリ
ーフ口４１はボディ１５とインテーク筒体１７の嵌合境
界部に設けた空間とともに、ポンプシリンダ２２から容
器本体１１への液逃がし路４２を構成している。
体１７の筒内外を導通するリリーフ口４１を備え、リリ
ーフ口４１はボディ１５とインテーク筒体１７の嵌合境
界部に設けた空間とともに、ポンプシリンダ２２から容
器本体１１への液逃がし路４２を構成している。
【００２４】そして、スプレー容器１０は、ポンプシリ
ンダ２２の内圧が所定値をこえたときにリリーフ口４１
を開き、ポンプシリンダ２２で加圧された液状物を液逃
がし路４２から容器本体１１に戻すためのリリーフ弁４
３を備える。このとき、スプレー容器１０は、リリーフ
弁４３として、インテーク筒体１７の通液路１８に設け
てある液吸引用の前述した逆止弁３１とその弁座３３を
兼用するものとしている。このため、スプレー容器１０
は、上記弁座３３を、インテーク筒体１７内でポンプシ
リンダ２２の側へ向けて弾発するリリーフばね４４を備
えている。リリーフばね４４は、インテーク筒体１７の
通液路１８に圧入せしめたばね受リング４５にバックア
ップ支持され、弁座３３をインテーク筒体１７の通液路
１８内面でリリーフ口４１よりポンプシリンダ２２寄り
に設けた段差部４６に液密に押し当て可能としている。
ンダ２２の内圧が所定値をこえたときにリリーフ口４１
を開き、ポンプシリンダ２２で加圧された液状物を液逃
がし路４２から容器本体１１に戻すためのリリーフ弁４
３を備える。このとき、スプレー容器１０は、リリーフ
弁４３として、インテーク筒体１７の通液路１８に設け
てある液吸引用の前述した逆止弁３１とその弁座３３を
兼用するものとしている。このため、スプレー容器１０
は、上記弁座３３を、インテーク筒体１７内でポンプシ
リンダ２２の側へ向けて弾発するリリーフばね４４を備
えている。リリーフばね４４は、インテーク筒体１７の
通液路１８に圧入せしめたばね受リング４５にバックア
ップ支持され、弁座３３をインテーク筒体１７の通液路
１８内面でリリーフ口４１よりポンプシリンダ２２寄り
に設けた段差部４６に液密に押し当て可能としている。
【００２５】これにより、リリーフ弁４３は下記(A) 、
(B) の如くに機能する。 (A) ポンプシリンダ２２の内圧が所定値以下であると
き、リリーフ弁４３を構成する逆止弁３１及び弁座３３
は、逆止弁３１が封着している弁座３３をリリーフばね
４４によりインテーク筒体１７の段差部４６に液密に押
し当てられ、リリーフ口４１を閉じる位置に設定される
（図２（Ａ））。
(B) の如くに機能する。 (A) ポンプシリンダ２２の内圧が所定値以下であると
き、リリーフ弁４３を構成する逆止弁３１及び弁座３３
は、逆止弁３１が封着している弁座３３をリリーフばね
４４によりインテーク筒体１７の段差部４６に液密に押
し当てられ、リリーフ口４１を閉じる位置に設定される
（図２（Ａ））。
【００２６】(B) ポンプシリンダ２２の内圧が所定値を
こえるとき、リリーフ弁４３を構成する逆止弁３１及び
弁座３３は、逆止弁３１が封着している弁座３３をポン
プシリンダ２２の内圧によりインテーク筒体１７の段差
部４６から押し下げられ、リリーフ口４１を開く位置に
設定される（図２（Ｂ））。これにより、ポンプシリン
ダ２２で加圧された液状物は、インテーク筒体１７の通
液路１８、リリーフ口４１、液逃がし路４２を通って容
器本体１１に戻されるものとなる。
こえるとき、リリーフ弁４３を構成する逆止弁３１及び
弁座３３は、逆止弁３１が封着している弁座３３をポン
プシリンダ２２の内圧によりインテーク筒体１７の段差
部４６から押し下げられ、リリーフ口４１を開く位置に
設定される（図２（Ｂ））。これにより、ポンプシリン
ダ２２で加圧された液状物は、インテーク筒体１７の通
液路１８、リリーフ口４１、液逃がし路４２を通って容
器本体１１に戻されるものとなる。
【００２７】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、ス
プレー容器１０において、リリーフばね４４はインテー
ク筒体１７の通液路１８に圧入してある通液チューブ１
９の上端面にてバックアップ支持されるものであっても
よい。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、ス
プレー容器１０において、リリーフばね４４はインテー
ク筒体１７の通液路１８に圧入してある通液チューブ１
９の上端面にてバックアップ支持されるものであっても
よい。
【００２８】また、本発明の実施のにおいて、リリーフ
弁により開かれるリリーフ口はインテーク筒体に設けら
れることを必須としない。また、リリーフ弁は、液吸引
用の逆止弁とその弁座を兼用するものであることを必須
としない。
弁により開かれるリリーフ口はインテーク筒体に設けら
れることを必須としない。また、リリーフ弁は、液吸引
用の逆止弁とその弁座を兼用するものであることを必須
としない。
【００２９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、液吐出装
置において、ポンプシリンダの内圧の異常上昇を回避す
ることができる。
置において、ポンプシリンダの内圧の異常上昇を回避す
ることができる。
【図１】図１は本発明の一実施形態を示す模式図であ
る。
る。
【図２】図２は図１の要部拡大図である。
１１ 容器本体 １１Ａ 開口部 １１Ｂ 容器内空間 １２ キャップ １３ トリガースプレイヤー（液吐出装置） １５ ボディ １７ インテーク筒体 １８ 通液路 ２１ トリガー（操作部） ２２ ポンプシリンダ ２３ ピストン ２８ 吐出ノズル ４１ リリーフ口 ４２ 液逃がし路 ４３ リリーフ弁 ４４ リリーフばね（弾発部材）
Claims (3)
- 【請求項１】 ポンプシリンダ内のピストンの往復運動
により、容器本体内の液状物をポンプシリンダ内に吸引
加圧した液状物をノズルから吐出する液吐出装置であっ
て、 ポンプシリンダの内圧が所定値をこえたときに開き、ポ
ンプシリンダで加圧された液状物を容器本体に戻すリリ
ーフ弁を備えてなることを特徴とする液吐出装置。 - 【請求項２】 ボディに圧入したインテーク筒体の筒内
に容器本体からポンプシリンダへの液吸引通路を構成す
る通液路を設け、 ポンプシリンダ内のピストンの往復運動により、容器本
体内の液状物をインテーク筒体の通液路を介してポンプ
シリンダ内に吸引するとともに、ポンプシリンダで加圧
された液状物をノズルから吐出する液吐出装置であっ
て、 インテーク筒体の筒内外を導通し、ポンプシリンダから
容器本体への液逃がし路を構成するリリーフ口をインテ
ーク筒体に設け、 ポンプシリンダの内圧が所定値をこえたときにリリーフ
口を開き、ポンプシリンダで加圧された液状物を液逃が
し路から容器本体に戻すリリーフ弁を備えてなることを
特徴とする液吐出装置。 - 【請求項３】 前記リリーフ弁として、インテーク筒体
の通液路に設けてある液吸引用の逆止弁とその弁座を兼
用するものであり、リリーフ弁兼用の上記弁座をインテ
ーク筒体内でポンプシリンダの側へ向けて弾発する弾発
部材を備えることにより、ポンプシリンダの内圧が所定
値以下であるときには上記弁座がリリーフ口を閉じる位
置に設定され、ポンプシリンダの内圧が所定値をこえる
ときには弁座がリリーフ口を開く位置に設定されるよう
に構成してなる請求項２記載の液吐出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10134250A JPH11309390A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 液吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10134250A JPH11309390A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 液吐出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11309390A true JPH11309390A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=15123914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10134250A Withdrawn JPH11309390A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 液吐出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11309390A (ja) |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP10134250A patent/JPH11309390A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR930006760B1 (ko) | 수동펌프분배기 | |
| EP0020840B1 (en) | Manual liquid dispensing device for spraying liquid | |
| US4082223A (en) | Trigger type spraying device | |
| US7182226B2 (en) | Dosing device comprising a medium reservoir and corresponding pump device | |
| US5720419A (en) | Pre-compression pump sprayer having improved inlet and discharge valving and an improved pump priming feature | |
| US5353969A (en) | Invertible pump sprayer having spiral vent path | |
| CN100528705C (zh) | 蓄压式液体喷出器 | |
| JPS60206463A (ja) | 液体分散ポンプ | |
| US20050127107A1 (en) | Dosing device with a medium reservoir and a pump device | |
| JPH0114820B2 (ja) | ||
| JP3996194B2 (ja) | 手動流体分配ポンプ | |
| JP4309271B2 (ja) | ディスペンサーポンプ用漏れ防止機構 | |
| US5100029A (en) | Self-purging actuator | |
| JPH09173932A (ja) | 液体ディスペンサー | |
| JP3157879B2 (ja) | 媒体用のディスペンサ | |
| US7306122B2 (en) | Trigger sprayer venting system | |
| JP3995783B2 (ja) | 液吐出装置 | |
| JPH11309390A (ja) | 液吐出装置 | |
| JP2002192026A (ja) | ポンプ | |
| US1849661A (en) | Pump atomizer | |
| JP3686209B2 (ja) | 液吐出装置 | |
| JP2003120547A (ja) | 流体吐出器 | |
| JP2816179B2 (ja) | 指作動式ポンプ | |
| US10618071B2 (en) | Discharging device for the discharge of liquid media | |
| JP2789544B2 (ja) | 往復ポンプのアンロード装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |