JPH11309311A - 繊維状の懸濁物質のために改良された機械的なストレ―ナ - Google Patents

繊維状の懸濁物質のために改良された機械的なストレ―ナ

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JPH11309311A
JPH11309311A JP11014640A JP1464099A JPH11309311A JP H11309311 A JPH11309311 A JP H11309311A JP 11014640 A JP11014640 A JP 11014640A JP 1464099 A JP1464099 A JP 1464099A JP H11309311 A JPH11309311 A JP H11309311A
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    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
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    • D21D5/02Straining or screening the pulp
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Inorganic Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 公知の種類の全てのストレーナは、処理され
る懸濁物質において固体の濃度が2%に到達する時、目
詰まりの問題を有する。 【解決手段】 繊維状の懸濁物質のために改良された機
械的なストレーナ(1)において、ロータ(2)には、
複数の拡散ダクト(18)が設けられ、各拡散ダクト
は、供給室(10)を画定するロータ(2)の上側基部
(12)において実現されている入口部分(20)と、
間隙部(8)を画定するロータ(2)の側面(23)に
おいて実現されている出口部分(22)との間で延び、
拡散ダクト(18)は、供給室(10)から間隙部へ処
理される繊維状の懸濁物質にパイプを付けるのに適して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維状懸濁物のた
めに改良された機械的なストレーナに関し、特に紙の製
造のために使用される異物と反対側の汚染している水性
の繊維状の懸濁物質とを分離するのに適している。
【0002】
【従来の技術】異物と反対側の汚染している繊維状の水
作用の懸濁物質とを分離するために、例えば製紙産業に
おいて使用される懸濁物質として、特別な機械的なスト
レーナが使用されているということが知られている。こ
のストレーナには、穴を備えた濾過バスケットか、測定
された割れ目が設けられており、処理される懸濁物質
は、ポンプを通した濾過バスケットにおいてパイプを取
りつけられてこれを通過する。
【0003】濾過面を通過する一部分は、「受け入れら
れる(accepted)」として専門用語で定義され、この部
分は続く製造行程へ送られる。一方、濾過面を通過しな
い部分は、「廃棄物」として専門用語で定義され、この
部分は除去される。
【0004】前述の目的のために使用されている公知の
種類の機械的なストレーナは、異なる形状でも実現され
るが、高い繊維状の要素の濃度を有して懸濁物質の過度
に濾過が実施される時に、ほとんど全てで起こっている
濾過面の目詰まりのために、それらの公知の種類の機械
的なストレーナの全ては、濾過面の繊維状の懸濁物質の
通過は容易でないという欠点をもつ。
【0005】目詰まりを可能な限り減らすために、濾過
バスケットにおいて公知の種類のいくつかの実現された
ものにおいては、ストレーナの濾過能力が可能な限り一
定であるように、混合された懸濁物質を維持すること
と、同時にバスケットの側面を清潔に維持することの二
つの目的を有するロータがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ストレーナに回転バス
ケットを備え付けても、どの様にしても濾過面は完全に
は清潔に保たれることができない。前記濾過面は、製造
中にいつも目詰まりの傾向を示し、処理される懸濁物質
がより濃い。実施の形状がどうであれ、公知の種類の全
てのストレーナは、処理される懸濁物質において固体の
濃度が2%に到達する時、目詰まりの問題を有する。
【0007】本発明は、前記欠点を克服することを目的
とする。正確には、本発明の目的の一つは、公知の種類
のストレーナを用いて動くことのできる懸濁物質より高
い濃度を有する懸濁物質で目詰まりすることなく動くこ
とのできる繊維状の懸濁物質のために改良された機械的
ストレーナを実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】別の目的は、本発明の改
良されたストレーナが、公知の種類の機械的なストレー
ナに関して、単位時間においてより高い懸濁物の量の処
理を可能とすることである。
【0009】繊維状の懸濁物質のために改良された機械
的なストレーナであって、ロータであって、実質的に垂
直な長手軸線を有し、中央の軸へ回転を与えるのに適し
ている動力化手段に機械的に接続されている前記中央の
軸を備えたロータと、濾過バスケットであって、前記ロ
ータと外側で実質的に同軸であり、前記濾過バスケット
の側面に形成された複数の開口部を備えた濾過バスケッ
トと、前記ロータの側面と前記濾過バスケットの側面と
の間に画定される間隙部と、前記濾過バスケット及び前
記ロータを収納するのに適した外側囲い部とを具備し、
供給室であって、処理される繊維状の懸濁物質の供給パ
イプと、前記環状間隙部と連通している前記外側囲い部
の上部において画定される供給室と、運搬室であって、
前記濾過バスケットの側面と対応して画定され、運搬パ
イプを通して外側の環境と連通している運搬室と、廃棄
室であって、前記囲い部の下部において画定され、前記
間隙部と直接的に連通し、廃棄パイプを通して外側の環
境と連通している廃棄室とがある繊維状の懸濁物質のた
めに改良された機械的なストレーナにおいて、前記ロー
タには、複数の拡散ダクトが設けられ、各前記拡散ダク
トは、前記供給室を画定する前記ロータの上側基部にお
いて実現されている入口部分と、前記間隙部を画定する
前記ロータの側面において実現されている出口部分との
間で延び、前記拡散ダクトは、前記供給室から前記間隙
部へ処理される繊維状の懸濁物質にパイプを付けるのに
適している機械的なストレーナの実現によって、前記目
的は実現される。
【0010】好適な実施例によれば、前記拡散ダクトの
各々は、湾曲された面によって横方向で画定される。こ
れら湾曲した面は、拡散ダクトの各入力部分から始まっ
て散開して各出力部分へ延びる。この出力部分は前記入
力部分に関して大きな領域を有する。
【0011】さらに、各拡散ダクトは、入力部分はロー
タの長手軸線に対して実質的に直角であり、各出力部分
はロータ自身の半径方向に対して実質的に直角である。
【0012】このように、各拡散ダクトは、ポンプ部分
として実質的に働き、入って来る実質的に軸方向から、
出て行く実質的に半径方向へ、処理される懸濁物質の流
れを変える。
【0013】ロータの外側において、回転中、バスケッ
トをすくい取る複数のパドル(paddle)があり、濾過面
を清潔に保つのに寄与し、時間を通して濾過能力を一定
に保つのに寄与する。
【0014】有利にも、散開する拡散ダクトの存在は、
実質的に軸方向から実質的に半径方向へ流れを変え、濾
過バスケットへ向かう処理される懸濁物質の運搬速度の
増加を可能にし、同時に濾過出力を改良するための吸引
効果の実現を可能にする。
【0015】さらに有利なことに、濾過される懸濁物質
のよりよい清潔さと、同じ処理時の「受け入れられる
(accepted)」高い製造量とが得られることができる。
前記目的及び利点は、添付図面を参照して狭くではなく
全体として与えられる好適な実施例の記述を通してより
よく理解される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1において見られるように、全
体として1で示されている本発明の機械的なストレーナ
は、実質的に筒状のロータ(2)であって、ロータの長
手軸線(3)が実質的に直角であり、中央の軸(4)へ
回転を与えるのに適している動力化手段(図示せず)に
機械的に接続されている前記中央の軸(4)を備えたロ
ータ(2)と、濾過バスケット(5)であって、前記ロ
ータ(2)と外側で実質的に同軸であり、前記濾過バス
ケットの側面(6’)に形成された複数の開口部(6)
を備え、濾過バスケットは全体として(7)で示された
ストレーナの濾過面である濾過バスケット(5)と、前
記ロータ(2)の側面と前記濾過バスケット(5)の濾
過面(7)との間に画定される間隙部(8)と、前記濾
過バスケット(5)及び前記ロータ(2)を収納するの
に適した外側囲い部(9)とを具備し、供給室(10)
であって、囲い部(9)の蓋部(11)と、ロータ
(2)の上側基部(12)との間に含まれ、処理される
繊維状の懸濁物質(fibrous suspension)の供給パイプ
(13)及び前記環状間隙部(8)と連通している供給
室(10)と、運搬室(14)であって、囲い部(9)
の中央で前記濾過バスケット(5)の濾過面(7)と対
応して実質的に画定され、運搬パイプ(15)を通して
外側の環境と連通している運搬室(14)と、廃棄室
(16)であって、前記囲い部(9)の底部において画
定され、前記間隙部(8)と直接的に連通し、廃棄パイ
プ(17)を通して外側の環境と連通している廃棄室
(16)とがある。
【0017】図2及び図3において、ロータ2は、各々
が全体として18で示される複数の拡散ダクトと、各々
が全体として19で示される複数の舌部とが設けられて
いるということが述べられることができる。
【0018】拡散ダクト18に関しては、これら拡散ダ
クトは特別に開示された実施例において5つであり、こ
れらの拡散ダクトは、正五角形の頂点に応じてロータの
長手軸線3に関して対称的に配置されている。ロータ2
内で実現される各拡散ダクトは、蓋部11と共に供給室
10を画定するロータの上側基部12上で実現されてい
る入力部分20と、バスケット5の濾過面7と協働する
ロータ自身の側面23上で実現されている出力部分22
との間で延びている。各拡散ダクト18の胴体部は、湾
曲した面24、24’、24’’、24’’’によって
画定される。これら湾曲した面は、各入力部分20から
散開する通路を通って各出力部分22へ延びる。この出
力部分は入力部分に関して大きな領域を有する。
【0019】さらに各拡散ダクト18において、入力部
分20はロータの長手軸線3に対して実質的に直角であ
り、各出力部分22はロータ自身の半径方向に対して実
質的に直角である。このように、ロータの方向25の回
転中に、各拡散ダクトは、ポンプ部分として実質的に働
き、入力部分20を通った入って来る実質的に軸方向か
ら、出力部分22を通った出て行く実質的に半径方向
へ、処理される懸濁物質又は懸濁液の流れを変える。さ
らに、拡散ダクト18の部分は、方向26へ向かって連
続的に増加し、供給室10から懸濁物質を引きつけさせ
る圧力降下を引き起こす。拡散ダクトに沿って、懸濁物
質は分解されてバスケット5の濾過面7に対して高速で
投げられるまで加速される。
【0020】これらの効果は、互いに結び付けられて拡
散ダクト18を通して得られ、ストレーナの濾過効果の
増加を実現させ、懸濁物質の濾過が任意の濾過面の目詰
まりなく4%に近い濃度の数字に到達することを可能と
する。
【0021】特に、ロータは回転中に濾過面7をすくい
取るロータの外部の組の舌部19によって清潔に保た
れ、濾過面に固着している材料の分離を実現し、濾過面
を清潔に保のに貢献する。このように、濾過面の効率
は、全体としてストレーナの濾過効率と同様に時間を通
して一定に保たれる。
【0022】各舌部19は凸面状外面27を有し、この
半径方向部分はロータの側面23と合流する線29から
始まって最大幅部30に到達するまで延びる。最大幅部
30は、最大幅部30が収納されている間隙部8の幅よ
りわずかに小さい。特に、前記舌部19は二つの環状帯
33及び34に沿って配置される。前記環状帯の舌部は
軸線方向に互いに交互に配置されるということが述べら
れることができる。
【0023】図1において述べられることができるよう
に、供給室10の内側において、環状部分31は、バス
ケット5を外側囲い部9に接続するリングナット32へ
固定されかつロータ2の上側基部12に関してストレー
ナの長手軸線3の方向に従って軸方向に突出する。環状
部分31の存在は、運搬パイプ13内で浄化されるべき
懸濁物質と共にパイプで通される存在しえる外側胴体部
が拡散ダクト18内でストレーナを損傷させるというこ
とを避けるために必要である。
【0024】前述によれば、それゆえ、本発明のストレ
ーナは前述の目的を実現するということが理解されるこ
とができる。
【0025】まず第一に、目詰まりすることなく、公知
の種類のストレーナを処理することのできる懸濁物質に
関してより高い濃度で繊維状の懸濁物質の浄化の実現を
可能とするストレーナの実現の目的がなしとげられる。
特に、本発明のストレーナは、目詰まりすることなく、
公知の種類の機械的なストレーナにおける限界の数字を
表す二%より高い濃度で繊維状の懸濁物質を濾過するこ
とができる。本発明のストレーナを使用することによっ
てまさに、4%までの濃度を有する繊維状の懸濁物質な
らば、目詰まりする問題なく処理されることができる。
【0026】さらに、懸濁物質の清浄の度合いを改良す
る目的が、処理される懸濁物質の密度を増加させること
によって、濾過面が同じであるので、より精製されたパ
ルプが得られる。
【0027】より厚い繊維状の懸濁物質を処理すること
によって、懸濁物質の濾過によって得られることのでき
る「受け入れられる(accepted)」量が単位時間当たり
に増加するので、ストレーナの性能を改良する目的は実
現される。
【0028】さらに、拡散ダクト及び拡散ダクトに備え
られている舌部は、記述されて添付図面に図示されてい
る形状と異なる形状とすることができる。
【0029】実施段階において、本発明の装置に構造的
な変化をもたらすことができるが、それは開示されたも
のと同じ解決する考えであり、図面に表されていないも
のも、本発明によって保護されると考えるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストレーナの長手軸線方向断面図を示
す。
【図2】図1のストレーナのロータの平面図を示す。
【図3】図2のロータの軸測投影図を示す。
【符号の説明】
1…ストレーナ 2…ロータ 3…長手軸線 4…軸 5…濾過バスケット 6…開口部 6’…側面 8…間隙部 9…外側囲い部 10…供給室 12…上側基部 13…供給パイプ 14…運搬室 15…運搬パイプ 16…廃棄室 17…廃棄パイプ 18…拡散ダクト 20…入口部分 22…出口部分 23…側面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維状懸濁物のた
めに改良された機械的なストレーナに関し、特に紙の製
造のために使用される異物と反対の性質の汚染している
水性の繊維状の懸濁物質とを分離するのに適している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】異物と反対の性質の汚染している繊維状
の水作用の懸濁物質とを分離するために、例えば製紙産
業において使用される懸濁物質として、特別な機械的な
ストレーナが使用されているということが知られてい
る。このストレーナには、穴を備えた濾過バスケット
か、測定された割れ目が設けられており、処理される懸
濁物質は、ポンプを通した濾過バスケットにおいてパイ
で通されて割れ目を通過する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】繊維状の懸濁物質のために改良された機械
的なストレーナであって、ロータであって、実質的に垂
直な長手軸線を有し、中央の軸へ回転を与えるのに適し
ている動力化手段に機械的に接続されている前記中央の
軸を備えたロータと、濾過バスケットであって、前記ロ
ータと外側で実質的に同軸であり、前記濾過バスケット
の側面に形成された複数の開口部を備えた濾過バスケッ
トと、前記ロータの側面と前記濾過バスケットの側面と
の間に画定される間隙部と、前記濾過バスケット及び前
記ロータを収納するのに適した外側囲い部とを具備し、
供給室であって、処理される繊維状の懸濁物質の供給パ
イプと、前記環状間隙部と連通している前記外側囲い部
の上部において画定される供給室と、運搬室であって、
前記濾過バスケットの側面と対応して画定され、運搬パ
イプを通して外側の環境と連通している運搬室と、廃棄
室であって、前記囲い部の下部において画定され、前記
間隙部と直接的に連通し、廃棄パイプを通して外側の環
境と連通している廃棄室とがある繊維状の懸濁物質のた
めに改良された機械的なストレーナにおいて、前記ロー
タには、複数の拡散ダクトが設けられ、各前記拡散ダク
トは、前記供給室を画定する前記ロータの上側基部にお
いて実現されている入口部分と、前記間隙部を画定する
前記ロータの側面において実現されている出口部分との
間で延び、前記拡散ダクトは、前記供給室から前記間隙
部へ処理される繊維状の懸濁物質をパイプで通すのに適
している機械的なストレーナの実現によって、前記目的
は実現される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】まず第一に、目詰まりすることなく、公知
の種類のストレーナを用いて処理することのできる懸濁
物質に関してより高い濃度で繊維状の懸濁物質の浄化の
実現を可能とするストレーナの実現の目的がなしとげら
れる。特に、本発明のストレーナは、目詰まりすること
なく、公知の種類の機械的なストレーナにおける限界の
数字を表す二%より高い濃度で繊維状の懸濁物質を濾過
することができる。本発明のストレーナを使用すること
によってまさに、4%までの濃度を有する繊維状の懸濁
物質ならば、目詰まりする問題なく処理されることがで
きる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維状の懸濁物質のために改良された機
    械的なストレーナ(1)であって、ロータ(2)であっ
    て、実質的に垂直な長手軸線(3)を有し、中央の軸
    (4)へ回転を与えるのに適している動力化手段に機械
    的に接続されている前記中央の軸(4)を備えたロータ
    (2)と、濾過バスケット(5)であって、前記ロータ
    (2)と外側で実質的に同軸であり、前記濾過バスケッ
    トの側面(6’)に形成された複数の開口部(6)を備
    えた濾過バスケット(5)と、前記ロータ(2)の側面
    (23)と前記濾過バスケット(5)の側面(6’)と
    の間に画定される間隙部(8)と、前記濾過バスケット
    (5)及び前記ロータ(2)を収納するのに適した外側
    囲い部(9)とを具備し、供給室(10)であって、処
    理される繊維状の懸濁物質の供給パイプ(13)と、前
    記環状間隙部(8)と連通している前記外側囲い部
    (9)の上部において画定される供給室(10)と、運
    搬室(14)であって、前記濾過バスケット(5)の側
    面(6’)と対応して画定され、運搬パイプ(15)を
    通して外側の環境と連通している運搬室(14)と、廃
    棄室(16)であって、前記囲い部(9)の下部におい
    て画定され、前記間隙部(8)と直接的に連通し、廃棄
    パイプ(17)を通して外側の環境と連通している廃棄
    室(16)とがある繊維状の懸濁物質のために改良され
    た機械的なストレーナ(1)において、前記ロータ
    (2)には、複数の拡散ダクト(18)が設けられ、各
    前記拡散ダクトは、前記供給室(10)を画定する前記
    ロータ(2)の上側基部(12)において実現されてい
    る入口部分(20)と、前記間隙部(8)を画定する前
    記ロータ(2)の側面(23)において実現されている
    出口部分(22)との間で延び、前記拡散ダクト(1
    8)は、前記供給室(10)から前記間隙部へ処理され
    る繊維状の懸濁物質にパイプを付けるのに適しているこ
    とを特徴とする繊維状の懸濁物質のために改良された機
    械的なストレーナ(1)。
  2. 【請求項2】 前記拡散ダクト(18)の各々は、各前
    記入口部分(20)から始まって各前記出口部分(2
    2)へ散開して延びる湾曲した面(24、24’、2
    4’’、24’’’)によって横方向で画定され、前記
    出口部分(22)は、前記入口部分(20)の領域より
    大きな領域を有することを特徴とする請求項1に記載の
    ストレーナ(1)。
  3. 【請求項3】 前記拡散ダクト(18)の各々は、前記
    ロータ(2)の長手軸線に実質的に直角な各入口部分
    (20)と、前記ロータ(2)自身の半径方向に関して
    実質的に直角な各出口部分(22)とを有し、前記拡散
    ダクト(18)は、前記繊維状の懸濁物質の流れを、前
    記入口部分(20)と対応する実質的に軸線方向から、
    前記出口部分(22)と対応する実質的に半径方向へ変
    えるのに適していることを特徴とする請求項1に記載の
    ストレーナ(1)。
  4. 【請求項4】 前記供給室(10)の内側において、前
    記濾過バスケット(5)と一体でありかつ、前記ロータ
    (2)の上側基部(12)に関して前記ストレーナの長
    手軸線(3)の方向に突出する環状部分(31)がある
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレーナ(1)。
  5. 【請求項5】 前記環状要素(31)が、前記濾過バス
    ケット(5)を前記ストレーナの外側囲い部(9)へ接
    続するリングナット(32)へ固定されていることを特
    徴とする請求項4に記載のストレーナ(1)。
  6. 【請求項6】 前記拡散ダクト(18)が前記ロータ
    (2)の内側で実現されることを特徴とする請求項1に
    記載のストレーナ(1)。
  7. 【請求項7】 前記拡散ダクト(18)が五つでありか
    つ前記ロータ(2)の長手軸線(3)に関して対称的に
    配置され、各前記拡散ダクトは、正五角形の頂点によっ
    て施設内に配置される入口部分(20)を有することを
    特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のストレー
    ナ(1)。
  8. 【請求項8】 前記ロータの外側に、複数の舌部(1
    9)があり、各前記舌部は、凸面状外面(27)と、前
    記ロータ(2)に属する側面(23)の取付線(28)
    から増加する半径方向断面を有することを特徴とする請
    求項1に記載のストレーナ(1)。
  9. 【請求項9】 前記舌部(19)は、二つの環状帯(3
    3、34)において前記ロータ(2)の側面(23)に
    配置され、各前記舌部は、他方の環状帯に属する舌部に
    関して交互に配置されているので、前記各舌部は前記環
    状帯の一つに属することを特徴とする請求項8に記載の
    ストレーナ(1)。
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