JPH11309261A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH11309261A
JPH11309261A JP9301799A JP9301799A JPH11309261A JP H11309261 A JPH11309261 A JP H11309261A JP 9301799 A JP9301799 A JP 9301799A JP 9301799 A JP9301799 A JP 9301799A JP H11309261 A JPH11309261 A JP H11309261A
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Shigeru Ichihara
茂 市原
Atsushi Saito
篤 斉藤
Minoru Maeno
実 前野
Mikio Sugita
美生雄 杉田
Ryoichi Oya
良一 大屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機において、従来、遊技に必要な遊
技情報表示装置、役物或いは遊技球受け口等の各種器具
は、全て遊技盤側に取り付けられており、ガラス扉側に
取り付けられてはいなかった。このため、ガラス扉の機
能は、単に遊技盤を開閉する点のみであり、遊技に関す
る情報を表示する機能や装飾機能は考慮されていなかっ
た。本発明では、ガラス扉側にこのような機能を有する
パチンコ機を提供する。 【解決手段】 遊技盤7の遊技面7aを開閉するガラス
扉側に、遊技に関する情報を表示するための装置を配置
し、該装置は複数の情報表示部44〜44と、該各情報
表示部44を遊技者が視認するための窓部42aを設け
た表示板42を有し、該表示板42に、前記情報表示部
44〜44の表示内容を示す文字、記号を付した構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機の配
線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ機は、遊技球の通過あ
るいはその個数を検出するために多くのセンサを用い、
あるいは各部を駆動するために電力を供給する必要があ
り、さらには各種の表示をするために多くにLEDが組
み込まれているため多くの配線が取り回されている。従
来、この配線処理を整然と行うことが困難であったた
め、その組立て時あるいはメンテナンス時に手間取ると
いう問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、パ
チンコ機の各種配線の取り回しを整然と行うことができ
る結果、その組立て作業あるいはメンテナンス作業を効
率よく行うことのできる配線構造を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
のパチンコ機は、遊技盤の裏面に、各種の電気部品を接
続するための分配コネクタと、該分配コネクタを一括し
て外部に接続するための中継コネクタを備えたコネクタ
基板を設ける一方、制御基板に複数の集配コネクタを設
け、該集配コネクタに、前記中継コネクタ、前記遊技盤
の内外に設けた集合コネクタを接続する構成としたこと
を特徴とする。
【0005】この配線構造によれば、遊技盤に取り付け
た各種の電気部品は遊技盤裏面に設けたコネクタ基板の
各分配コネクタに接続すれば足りる。また、分配コネク
タは、同じくコネクタ基板に設けた中継コネクタを経て
制御基板の集配コネクタに一括して接続される。また、
制御基板のその他の集配コネクタには、遊技盤内および
遊技盤外の集合コネクタが接続される。
【0006】このように、遊技盤の内外と制御基板との
間において、各種電気部品がそれぞれ一括して接続され
るので、各種の電気配線を従来よりも整然と取り回すこ
とができ、これによりその取扱いの手間を大幅に軽減す
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例を図1〜
図7に基づいて説明する。本例では、一定個数(例えば
16個)の遊技球の遊技面への打込みによって1回のゲ
ームが終了し、遊技球が落入した球受口の番号の組合せ
が入賞条件を規定するアレンジゲーム型のパチンコ機を
例示して説明する。この種のパチンコ機において、遊技
盤7は図示しない前枠の開口部に対して脱着可能に組付
けられている。
【0008】図1および図2に示すように遊技盤7の遊
技面7aを開閉するガラス枠4は、その回動支点側縦枠
部4aに湾曲形成した軸受部41に、上記図示省略した
前枠に垂支した軸棒38を貫挿させて、該前枠に対して
水平回動可能に支持されている。ガラス枠4の左右縦枠
部4a,4bおよび下枠部4cには、断面がコ形状で前
後1対の溝部39,39がそれぞれ長手方向に沿って並
行状に凹設されている。また、このガラス枠4には、2
枚のガラス40,40がその両側端縁および下端縁を上
記両溝部39,39にそれぞれ嵌入した状態で前後に離
隔して、かつ上方への取出し可能な状態で二重状に嵌装
されている。さらに、図1に示すようにガラス枠4の回
動支点側縦枠部4aの下端部には透孔69が開口されて
いる。
【0009】遊技盤7の裏面7bには、図5に示すよう
に近接スイッチ50、ソレノイド51等の電気部品が取
着され、また、リミットスイッチ53、LED54等の
電気部品がその各結線部を裏面7bに露出した状態で取
付けられている。
【0010】遊技盤7の裏面7bの上端付近には方形板
状のコネクタ基板52が取着され、このコネクタ基板5
2の背面には複数個の分配コネクタ55〜55と、この
各分配コネクタ55が接続された中継コネクタ56とが
取付けられている。近接スイッチ50、ソレノイド5
1、リミットスイッチ53、LED54等はそれぞれリ
ード線束58〜58を介して分配コネクタ55に接続さ
れ、各リード線束58は両先端部がそれぞれ遊技盤7に
打込まれた門形状の押え釘59によって遊技盤7の裏面
7bに固定されている。
【0011】図1〜図3に示すように遊技盤7の下部に
は横長状の通し孔31が貫設されるとともに、通し孔3
1の両側方には左右1対のほぼ有底円筒状の係着部材3
2,32がそれぞれビスを介して締着されている。この
両係着部材32,32の胴部には、それぞれ可撓性の掛
止片32aが半径方向への弾性変形可能に形成されてい
る。両掛止片32a,32aの下端部の外端縁は、係着
部材32の外周面の外方に対し内方への弾性退避動作可
能に若干突出されている。
【0012】図4および図6に示すように遊技盤7の裏
面7bの上下方向中央部付近であって、図示左側の側縁
の若干内方にはこの側縁に沿って縦長状の支持部材13
が取付けられている。この支持部材13の基板13aの
上下端部裏面には、この基板13aを遊技盤7の裏面7
bから離隔した状態で取付けるためにそれぞれ脚片13
bが突設されている。支持部材13は、両脚片13b,
13bに挿通されたビス25を介して遊技盤7の裏面7
bに締着されている。基板13aの表面側に形成された
リブ13cの上下端部にはそれぞれ突片13dが連設さ
れ、この両突片13dにはそれぞれ上端開放の軸受孔1
4,14が凹設されている。
【0013】遊技盤7の裏面7bの上下方向中央部付近
であって、他方側の側縁の内方にはほぼ円筒状の係止部
材15が、この係止部材15に挿通されたビスを介して
回動可能に取着されている。係止部材15の胴部15a
の中央部付近には、支承縁15bが周方向に沿って突設
されるとともに、胴部15aの先端部には係止部材15
を回動操作するために相反方向へ突出された1対のつま
み15c,15cが形成されている。
【0014】次に、遊技盤7の裏面7bを開閉可能に覆
蓋する裏カバー16はほぼ方形箱形状に形成され、その
一側縁に沿って形成された図示左側のフランジ部16a
の上部及び下部には突片17,17が設けられている。
この上下の突片17,17の下面にはそれぞれ支軸18
が一体に形成されており、両支軸18,18は上記支持
部材13の両軸受孔14に対してそれぞれ上方へ脱抜可
能に嵌挿されている。これにより裏カバー16が支持部
材13に対して両支軸18を介して片持状に支持されて
水平回動可能に装着されるとともに、裏カバー16を若
干持上げて両支軸18を両軸受孔14内から脱抜すれ
ば、裏カバー16を支持部材13から取外すことができ
るようになっている。
【0015】一方、裏カバー16の自由端側(図4にお
いて右側)のフランジ部16bの上下端部の裏面には上
下1対の脚片19が突設されている。また、このフラン
ジ部16bの上下方向中央部付近には、上記係止部材1
5の胴部15aを挿抜させ、かつ支承縁15bの挿入を
規制するための、丸孔状に形成された中孔20aと、係
止部材15の両つまみ15cを挿抜させるためにそれぞ
れ角孔状に形成されて中孔20aの上下端部にそれぞれ
連設された上孔20b及び下孔20cとを有する挿入孔
20が貫設されている。上記中孔20aの孔縁には、係
止部材15のつまみ15cの回動範囲を規定するための
1対のストッパ21,21がそれぞれ周方向に沿って1
80゜の回転対称位置に突設されている。
【0016】上記構成によれば、係止部材15の両つま
み15cを垂直方向へ指向させた状態で係止部材15を
挿入孔20に挿入すると、挿入孔20の中孔20aの孔
縁が係止部材15の支承縁15bに当接して裏カバー1
6の自由端側フランジ部16bが遊技盤7の裏面7bか
ら離隔した状態で保持される。一方、この状態で係止部
材15の両つまみ15cを90゜回動して水平方向へ指
向させると、挿入孔20が両つまみ15cで抜け止めさ
れて、裏カバー16は遊技球の通過を許容する間隙を隔
てて遊技盤7の裏面7aを覆蓋した閉止状態でロックさ
れる。また、このロック状態で両つまみ15cを逆方向
へ90゜回動して垂直方向へ指向させると、挿入孔20
の抜け止め状態が解除されて裏カバー16の自由端側フ
ランジ部16bが解放され、裏カバー16を回動操作し
て遊技盤7の裏面7bを開放することができる。さら
に、この開放状態で裏カバー16を支持部材13から取
外すことができる。
【0017】次に、遊技盤7の下部に組付けられた遊技
球検出装置Uについて説明する。図1〜図3に示すよう
に横長状の球受ケース11は、遊技盤7の通し孔31を
貫通して遊技盤7の裏面7bに組付けられ、球受ケース
11の後端部には遊技盤7の裏面7aの後方に若干離隔
して添設された横長状の基板11aが垂直状に形成さ
れ、この基板11aには複数のスイッチ挿通孔25(図
2参照)が貫設されて横方向へジグザグ状(千鳥状)に
配列されている。図2に示すように基板11aの前方に
は、遊技盤7の裏面7aに添設されて高さが基板11a
の高さより低減された下板26と、下板26の上端に連
接されて前上方へ傾斜した底板27と、この底板27上
に対しその全長にわたって一定の間隔を隔てて立設され
た複数の隔壁28〜28とを有する球受樋11bが一体
状に形成され、下板26の裏面には上下1対の係止溝3
7が長手方向に沿って並行状に凹設されている。
【0018】球受樋11bの各隔壁28間には、遊技球
を落入させるための球受口29〜29がそれぞれ形成さ
れて等間隔で横一列に配列され、各球受口29〜29の
前部は遊技面7aに沿って転落する遊技球を受入れるた
めに遊技面7aの前方に突出される一方、各球受口29
の後部は遊技盤7の裏面7bに沿って転落する遊技球を
受入れるために裏面7aの後方へ突出されている。
【0019】図1および図3に示すように球受ケース1
1の左右両端部には左右1対の取付部11c,11cが
横出され、この両取付部11cには前記係着部材32を
貫挿するための取付孔30がそれぞれ貫設されている。
球受ケース11は、両取付孔30にそれぞれ貫挿された
両係着部材32の掛止片32aが両取付孔30の孔縁に
掛止されて両係着部材32が抜け止めされた状態で、遊
技盤7の裏面7aに対して両係着部材32を介して取外
し可能に係着されている。
【0020】次に、球受ケース11の下部には、各球受
口29内にそれぞれ落入した各遊技球を無接触で検出す
るために、各球受口29にそれぞれ対設して球受口29
と同数個の近接スイッチ形の遊技球検出スイッチ21〜
21が着脱可能に取付けられている。各遊技球検出スイ
ッチ21〜21は、球受ケース11のスイッチ挿通孔2
5にそれぞれ貫挿されて、その先端部が係止溝37内に
係入されており、球受ケース11に対してそれぞれ後方
へ脱抜可能な状態で横方向へジグザグ状に配列されてい
る。
【0021】各遊技球検出スイッチ21の前部には、遊
技球を通過させるための検出口21aが開口形成されて
おり、各検出口21aは各球受口29の下端部の直下に
それぞれ位置している。一方、各遊技球検出スイッチ2
1の後端の結線部21bは、基板11aの後方へ突出さ
れている。
【0022】球受ケース11の基板11aの後端上部に
は、前側面に遊技球検出スイッチ用のプリント配線が印
刷されたプリント基板33が添着されている。このプリ
ント基板33の後側面には、各遊技球検出スイッチ21
とプリント基板33のプリント配線とを接続する複数の
分配コネクタ34〜34と、各遊技球検出スイッチ21
の検出信号を収集して外部配線(リード線束48B)に
連絡する集合コネクタ35,35が実装されている。さ
らに、基板11aには、各遊技球検出スイッチ21の各
結線部21b,各分配コネクタ34,集合コネクタ35
を内部に収容する状態で、カバー49がビス止めされて
いる。
【0023】次に、図1および図2に示すようにガラス
枠4の下端部には、遊技球が落入した球受口29の番号
を表示するための表示板42が取り付けられている。こ
の表示板42は横長の偏平箱形状をなし、2枚のガラス
40,40間に挟み込まれて固定されており、球受ケー
ス11の前下方に沿って取出し可能に配置されている。
【0024】表示板42の前面には、球受口数と同数個
の窓部42a〜42aがそれぞれ方形状に貫設されて横
一列に配列されるとともに、表示板42の表面の上端部
には各球受口29の番号に相当する1,2,3…16の
数字が各窓部42aにそれぞれ対向して横一列に表示さ
れている。
【0025】一方、表示板42の裏面側には横長状のプ
リント基板43がビス止めされている。このプリント基
板43には、遊技球が落入した球受口29の番号を報知
するために球受口29の個数と同数個のLED44〜4
4が横一列に配置されている。各LED44は、プリン
ト基板43のプリント配線にそれぞれ接続され、各LE
D44の先端部は各窓部42a内にそれぞれ突入されて
いる。
【0026】ガラス枠4の回動支点側縦枠部4aに対向
するプリント基板43の一端部には、プリント基板43
のプリント配線を集合して外部配線に連絡する集合コネ
クタ45が取付けられている。
【0027】裏カバー16の背面に組付けられた制御基
板収納ボックスBは、アレンジゲーム用電子回路がプリ
ント配線された制御基板23と、この制御基板23のほ
ぼ全面を開放可能に覆蓋する箱形状のカバー24とを備
え、制御基板23は裏カバー16に対し取外し可能に係
着されている。
【0028】制御基板23の裏面には、そのプリント配
線にそれぞれ接続された第1集配コネクタ46および第
2集配コネクタ47が制御基板23の一側縁および下端
縁に沿ってそれぞれ取付けられ、この両集配コネクタ4
6,47はカバー24外に露出されている。
【0029】そして、コネクタ基板52の中継コネクタ
56は、リード線束48Aを介して制御基板23の第2
集配コネクタ47に接続され、遊技球検出装置Uの集合
コネクタ35はリード線束48Bを介して第2集配コネ
クタ47に接続されている。また、表示板42の集合コ
ネクタ45はリード線束48Cを介して第1集配コネク
タ46に接続されている。
【0030】遊技球検出装置Uの各遊技球検出スイッチ
21が発信した検出信号は、分配コネクタ34、プリン
ト基板33、集合コネクタ35および第2集配コネクタ
47を介して制御基板23の制御回路に伝送され、該制
御回路から第1集配コネクタ46、集合コネクタ45お
よびプリント基板43を介して各LED44に伝送さ
れ、これにより遊技球が落入した球受口29の番号に対
応するLED44が点灯し、各遊技球が落入した球受口
番号が遊技者に報知される。
【0031】また、近接スイッチ50、リミットスイッ
チ53等から発信された出力信号は、分配コネクタ5
5、中継コネクタ56、第2集配コネクタ47を介して
制御基板23の制御回路に伝送され、ソレノイド51、
LED54等には第2集配コネクタ47、中継コネクタ
56、分配コネクタ55を介して制御基板23の出力信
号が伝送される。
【0032】以上のように構成されたパチンコ機の配線
構造によれば、遊技盤7に取り付けた近接スイッチ5
0、ソレノイド51、リミットスイッチ53、LED5
4等の各種の電気部品は、遊技盤裏面7bに設けたコネ
クタ基板52の各分配コネクタ55〜55に接続すれば
足りる。また、分配コネクタ55〜55は、同じくコネ
クタ基板52に設けた中継コネクタ56を経て制御基板
23の第2集配コネクタ47に一括して接続される。さ
らに、この集配コネクタ47およびその他の集配コネク
タ46には、遊技盤内および遊技盤外の集合コネクタ3
5,45が接続されている。
【0033】このように、遊技盤7の内外と制御基板2
3との間において、各種電気部品がそれぞれ一括して接
続されるので、各種の電気配線48A,48B,48C
を従来よりも整然と取り回すことができ、これによりそ
の取扱いの手間を大幅に軽減することができる。
【0034】また、以上説明したパチンコ機における遊
技球検出装置Uにおいて、遊技面7aに沿って横一列に
配列された複数の球受口29を有し、かつ遊技盤7に取
外し可能に取付けられた球受ケース11の下部には、各
検出口21aを球受口29の直下にそれぞれ位置させた
状態で横方向へ複数列に配置した複数の遊技球検出スイ
ッチ21〜21が、その取付け位置を千鳥状にずらせた
状態で個別に取外し可能に取付けられている。
【0035】また、球受ケース11の後端には、各遊技
球検出スイッチ21の上方にそれぞれ設置されて各遊技
球検出スイッチ21にそれぞれ接続された複数の分配コ
ネクタ34〜34と、各遊技球検出スイッチ21の検出
信号を収集して外部へ連絡する集合コネクタ35,35
が実装されたプリント基板33が配置されている。
【0036】さらに、球受ケース11には、各遊技球検
出スイッチ21の電気的露出部、分配コネクタ34〜3
4、集合コネクタ35,35、およびプリント基板33
等を内部に収容した状態でカバー44が取り付けられて
いる。
【0037】このことから、各遊技球検出スイッチ21
を球受ケース11から個別に取外すことができるので、
必要な遊技球検出スイッチ21のみを取外して交換、修
理することができ、各遊技球検出スイッチ21の取扱
い、交換作業、修理作業を簡便化することができる。
【0038】また、複数列の遊技球検出スイッチ21を
その取付け位置を千鳥状にずらせた状態で横方向へ配列
し、各分配コネクタ34〜34を遊技球検出スイッチ2
1の上方にそれぞれ配置して、各遊技球検出スイッチ2
1と各分配コネクタ34とを接続してあるので、各遊技
球検出スイッチ21をその相互干渉を避けて各検出口2
1aをそれぞれ球受口29の直下に位置させつつコンパ
クトに設置することができる。
【0039】さらに、各遊技球検出スイッチ21と各分
配コネクタ34とをそれぞれ最小限の間隔で配置してそ
れぞれ最小限の長さのリード線で整然と接続することが
でき、各遊技球検出スイッチ21に接続されたリード線
の配線状態をシンプル化および端正化することができ
る。
【0040】また、隣接する遊技球検出スイッチ21,
21間に間隙が形成されるので、各遊技球検出スイッチ
21の取外し,交換作業を隣接する遊技球検出スイッチ
21によって妨げられずに円滑に行うことができる。
【0041】特に、本例の場合、球受口29〜29と遊
技球検出スイッチ21〜21とプリント基板33が単一
の球受けケース11(ケース体)にユニット化されてい
るので、これらを球受けケース11と一体のアッセンブ
リとして取扱うことができ、この点でもその扱い性をよ
くすることができる。
【0042】また、球受けケース11の前面に複数の球
受口29〜29を横一列に並んで備える一方、該球受け
ケース11の背面に、複数の遊技球検出スイッチ21〜
21とプリント基板33の各分配コネクタ34〜34を
各球受口29〜29に対応して配置した構成となってい
るので、例示したアレンジゲーム型のパチンコ機におい
て通常見られる横一列に並んだ複数の球受口29〜29
に対して、遊技盤面裏側に遊技球検出スイッチ21〜2
1および分配コネクタ34〜34を整然と配置でき、当
該遊技球検出装置Uの組付け作業あるいはそのメンテナ
ンス作業を効率よく行うことができるようになる。
【0043】この構成の場合、遊技球検出スイッチ21
〜21および分配コネクタ34〜34を各球受口29〜
29に対応して配置する構成であり、各遊技球検出スイ
ッチ21〜21とこれが接続される分配コネクタ34〜
34とが接近した位置に配置される構成であるので、短
いリード線で両者を接続することができ、これによりこ
の種の配線構造を大幅に簡略化し、整然とさせることが
できる。また、遊技球検出スイッチ21〜21とこれが
接続されるべき、あるいは接続されている分配コネクタ
34〜34との関係が一目で分かるので、この点でもメ
ンテナンス作業等を効率よく行うことができる。
【0044】また、前記した従来公知の配線構造(特開
昭62−139681号公報に開示された配線構造)で
は、どの分配コネクタをどの遊技球検出スイッチに接続
すべきかを例えば記号表示等により識別できるようにし
ておく必要があるが、例示した遊技球検出装置Uの配線
構成によれば、遊技球検出スイッチ21を接続すべき分
配コネクタ34がその近傍に固定配置されているので、
わざわざ上記表示等をするまでもなく接続ミスを未然に
防止できる。
【0045】以上のことから、本発明に係る配線構造
は、例えば例示したアレンジゲーム型のパチンコ機のよ
うに遊技球の通過を検出すべき球通路(球受口)が多い
程、すなわち遊技球検出スイッチの個数が多い程、ある
いは各種の電気部品の個数が多い程より顕著な作用効果
を奏する。
【0046】最後に、本実施形態の場合、各遊技球検出
スイッチ21の電気的露出部、各分配コネクタ34〜3
4、集合コネクタ35,35、プリント基板33等がカ
バー49によって保護されるので、遊技球の検出ミスや
遊技球検出スイッチ21の誤作動を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す要部の横断面図であ
る。
【図2】要部の縦断面図である。
【図3】要部の分解斜視図である。
【図4】遊技盤の背面図である。
【図5】裏カバーを取外した遊技盤の背面図である。
【図6】図4のX3−X3線拡大断面図である。
【図7】図5のX2−X2線拡大断面図である。
【符号の説明】
7…遊技盤 7b…裏面 21…遊技球検出スイッチ 23…制御基板 45…表示板用集合コネクタ 46…第1集配コネクタ 47…第2集配コネクタ 48A,48B,48C…結線(リード線束) 52…コネクタ基板 55…分配コネクタ 56…中継コネクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 パチンコ機
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機に関
する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機において、遊技に関す
る情報を表示するための機器は全て遊技盤側に取り付け
られ、又当該パチンコ機の装飾効果を高めるための手段
も全て遊技盤側に施されており、遊技盤を開閉するガラ
ス扉側についてはこれら情報表示機能や装飾機能は考慮
されていなかった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のガ
ラス扉は、単に遊技盤を開閉するだけの機能を有するに
止まっており、遊技に関する情報を表示する機能や当該
パチンコ機を装飾する機能を有していなかった。そこで
本発明では、ガラス扉に、遊技に関する情報を表示し、
又遊技盤を装飾する機能をも併せ持たせることができる
パチンコ機を提供することを目的とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は前記
各請求項に記載した構成のパチンコ機とした。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】請求項1記載のパチンコ機によれば、ガラ
ス扉側において、表示部により遊技に関する情報が表示
され、又表示板に付する識別手段の表示形態を工夫する
ことにより当該パチンコ機の装飾効果を高めることがで
きる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】表示板に付する識別手段としては、例えば
数字(1,2,3…)の他に、文字或いは記号等を用い
ることができる。又、識別手段とは別に、装飾効果を高
めるためのデザインを表示板に施すこともできる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉田 美生雄 愛知県名古屋市中村区鴨付町1丁目22番地 株式会社大一商会内 (72)発明者 大屋 良一 愛知県名古屋市中村区鴨付町1丁目22番地 株式会社大一商会内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の裏面に、各種の電気部品を接続
    するための分配コネクタと、該分配コネクタを一括して
    外部に接続するための中継コネクタを備えたコネクタ基
    板を設ける一方、制御基板に複数の集配コネクタを設
    け、該集配コネクタに、前記中継コネクタ、前記遊技盤
    の内外に設けた集合コネクタを接続する構成としたこと
    を特徴とするパチンコ機の配線構造。
JP9301799A 1988-03-31 1999-03-31 パチンコ機 Expired - Lifetime JP3391728B2 (ja)

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Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003290523A (ja) * 2002-04-05 2003-10-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003290523A (ja) * 2002-04-05 2003-10-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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