JPH11308372A - 情報通信装置 - Google Patents

情報通信装置

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Publication number
JPH11308372A
JPH11308372A JP10113773A JP11377398A JPH11308372A JP H11308372 A JPH11308372 A JP H11308372A JP 10113773 A JP10113773 A JP 10113773A JP 11377398 A JP11377398 A JP 11377398A JP H11308372 A JPH11308372 A JP H11308372A
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JP
Japan
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address
data
telephone
signal
unit
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Application number
JP10113773A
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English (en)
Inventor
Sumio Iwase
純夫 岩瀬
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH11308372A publication Critical patent/JPH11308372A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネット電話において、IPアドレスの
設定を、接続した電話機から簡単に行いたい。 【解決手段】電話機の「*」または「#」が押下された
らアドレス設定モードとなり、順次入力される数字をア
ドレス記憶部21に記憶する。この数字がIPアドレス
として適切な値か否かをアドレス検証部22で検証し、
適切な場合にはさらにping部23がping処理を
行って通話先への到達可能性をチェックする。いずれか
のチェックでエラーがあった場合には、メッセージ合成
部25および音声出力部26を介して音声によりアドレ
ス再入力を促す。適切なアドレスがセットされたら、p
ing処理時の応答性に基づいてネットワークの伝送状
態を伝送状態検出部24で検出し、量子化部13におけ
る音声データの量子化レートを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、いわゆ
るインターネット電話(インターネットフォン)のよう
な、ネットワークを介して通常の電話のような音声によ
る通信を行う情報通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のコンピュータを接続し、たとえば
種々のデータを検索し獲得することができたり、メール
などを簡単に伝送できるようにしたコンピュータネット
ワークの発達が著しい。特に、世界的な規模で構築され
ているインターネットは、国などの枠を越えた新たな情
報処理環境を提供しており、より一層の発展が期待され
ている。
【0003】このようなインターネットを介したサービ
スの1つであって、近年提案されているものの中に、イ
ンターネット電話(インターネットフォン)なるものが
ある。これは、インターネットを使い、電話のように音
声により会話ができるようにしようとするものであり、
情報圧縮技術の進展や演算処理装置の高性能化により実
現されるようになったものである。このインターネット
電話は、通常は、パーソナルコンピュータなどに搭載さ
れたソフトウェアにより実現され、パーソナルコンピュ
ータに付属したマイクロフォンやスピーカなどを用いて
音声の入出力を行っているものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなインターネットフォンにおいては、前述したように
通常パーソナルコンピュータがベースになっているた
め、操作が面倒であるという問題がある。特に、通話先
であるアドレスを設定する場合には、キーボードよりア
ドレスを打ち込まなければならないため、パーソナルコ
ンピュータの使用方法を知らない人には操作できないと
いう問題がある。また、そのアドレスは、たとえば数字
の列であるような無意味な文字の列なので、誤入力が生
じたり、全く異なる無意味な文字列を入力したりする場
合が多く、適切なアドレスを入力することができず、適
切に所望の相手と接続できない場合があるという問題も
ある。また、基本的にインターネットのようなネットワ
ークを介して音声データを送ることは難しいため、会話
が途切れたり、欠落したり、非常に音質が悪くなる場合
があり、改善が望まれている。
【0005】したがって、本発明の目的は、操作が容易
で、ネットワークを介しても正確に所望の通話先に接続
でき、音声の連続性を確保しながら比較的高音質に音声
による通話が行える、より至便性の高い情報通信装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の情
報通信装置は、各々所定の形式のアドレスが付与されて
いる複数のノードが接続されたネットワークに接続さ
れ、任意の前記ノードと音声データの通信を行う情報通
信装置であって、電話機が接続されるインターフェイス
手段であって、少なくとも当該接続された電話機から操
作信号および音声信号が入力される電話機インターフェ
イス手段と、アドレス設定モード時に、前記電話機から
入力される操作信号を、前記ネットワークに接続された
ノードの前記アドレスデータとして獲得するアドレス獲
得手段と、送信対象の所定符号量に圧縮符号化されたデ
ジタル音声データを、前記ネットワークで伝送可能な所
定の伝送用信号に変換する信号変換手段と、前記変換さ
れた伝送用信号を、前記ネットワークを介して前記獲得
したアドレスで指定される前記ノードに送信する送信手
段とを有する。
【0007】好適には前記アドレス獲得手段は、前記獲
得したデータが、前記ネットワークのノードを示すアド
レスとして適切なデータであるか否かを検証するアドレ
ス検証手段と、前記検証の結果、前記獲得したデータが
前記アドレスとして不適切なデータであると判定された
場合に、該判定結果を操作者に報知する設定不良報知手
段とを有する。特定的には、所望の内容の音声データを
生成し、前記電話機に対して出力する音声データ生成手
段をさらに有し、前記報知手段は、前記音声データ生成
手段に対して、前記判定結果を示す内容の音声データを
生成し前記電話機に対して出力させる。また特定的に
は、所望の内容の音声データを生成し、外部に対して音
声出力する音声データ生成手段をさらに有し、前記報知
手段は、前記音声データ生成手段に対して、前記判定結
果を示す内容の音声データを生成し外部に対して音声出
力させる。
【0008】また好適には、前記アドレス検証手段は、
前記アドレスデータとしてのフォーマットおよび該アド
レスデータを構成するデータの範囲のいずれかまたはそ
の両方を含む前記アドレスデータとしての所定の規則に
基づいて、前記獲得したデータを検証する第1の検証手
段と、前記第1の検証手段による検証の結果、前記獲得
したデータが前記アドレスとして適切と判定された場合
に、当該アドレスにより示されるノードと実際に通信が
可能か否を検証する第2の検証手段とを有し、前記設定
不良報知手段は、前記第2の検証手段および前記第2の
検証手段のいずれかにおいて前記獲得したデータが前記
アドレスとして不適切なデータであると判定された場合
に、当該判定結果を操作者に報知する。
【0009】特定的には、前記ネットワークはインター
ネットであり、前記アドレスはIP(インターネット・
プロトコル)アドレスであり、前記信号変換手段は、前
記デジタル音声データを、TCP(トランスミッション
・コントロール・プロトコル)/IP(インターネット
・プロトコル)プロトコルにより通信可能な伝送用信号
に変換し、前記送信手段は、前記変換された伝送用信号
を、前記TCP/IPプロトコルにより前記ネットワー
クを介して前記獲得したアドレスで指定されるノードに
送信し、前記第2の検証手段は、前記獲得したデータで
示されるアドレスに、ICMP(インターネット・コン
トロール・メッセージ・プロトコル)によるエコー要求
メッセージを送り、当該メッセージに対する返答を待つ
ことにより前記通信の可能性を検証するping処理に
より、前記検証を行う。
【0010】好適には、前記獲得したデータで示される
アドレスのノードとの、データ伝送状態を検出するデー
タ伝送状態検出手段と、前記検出されたデータ伝送状態
に基づいて、送信対象の音声データを適切に伝送可能な
符号量に圧縮符号化し、前記のデジタル音声データを生
成するデジタル音声データ生成手段とをさらに有する。
特定的には、前記データ伝送状態検出手段は、前記第2
の検証手段における前記獲得したアドレスによって示さ
れるノードとの通信可能性の検証の際の通信状態に基づ
いて、前記データ伝送状態を検出する。
【0011】また好適には、前記電話機は、操作者の操
作に応じて押しボタンダイヤル信号(PB信号)を発生
する電話機であり、前記アドレス獲得手段は、前記電話
機から入力されるPB信号に基づいて、前記アドレスデ
ータを獲得する。特定的には、前記電話機は、使用者の
操作に応じて押しボタンダイヤル信号(PB信号)を発
生する電話機であり、前記電話機より数字以外の所定の
ボタンに対応するPB信号が入力された場合に、前記ア
ドレス獲得手段は、アドレス設定モードへ移行し、前記
電話機より入力される信号をアドレスデータとして獲得
する。また好適には、アドレス設定モードへの移行を指
示する所定のボタンを有し、当該ボタンが所定の操作を
された場合に、前記アドレス獲得手段は、アドレス設定
モードへ移行し、前記電話機より入力される信号をアド
レスデータとして獲得する。
【0012】特定的には、前記ネットワークはインター
ネットであり、前記アドレスはIP(インターネット・
プロトコル)アドレスであり、前記信号変換手段は、前
記デジタル音声データを、TCP(トランスミッション
・コントロール・プロトコル)/IP(インターネット
・プロトコル)プロトコルにより通信可能な伝送用信号
に変換し、前記送信手段は、前記変換された伝送用信号
を、前記TCP/IPプロトコルにより前記ネットワー
クを介して前記獲得したアドレスで指定されるノードに
送信する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態のインター
ネット電話アダプタ装置について、図1および図2を参
照して説明する。
【0014】まず、本実施の形態のインターネット電話
アダプタ装置10の使用形態について説明する。図1
は、本実施の形態のインターネット電話アダプタ装置1
0の使用形態を示す図である。図示のごとく、インター
ネット電話アダプタ装置10は、音声入出力装置として
の電話機30とインターネット50を接続させるための
装置である。インターネット電話アダプタ装置10と電
話機30とは、通常のより対線ケーブルにより接続され
る。インターネット50に対しては、インターネット電
話アダプタ装置10は1つのノードとして作用する。そ
して、このような形態に構成されることにより、インタ
ーネット電話アダプタ装置10に接続された電話機30
と、インターネット50の所望のノード上の図示せぬ音
声入出力装置との間で、インターネット50を介して音
声による通信が行えるようになる。
【0015】次に、このように使用される、本発明に係
わるインターネット電話アダプタ装置10について図2
を参照して説明する。図2は、インターネット電話アダ
プタ装置10の構成を示すブロック図である。インター
ネット電話アダプタ装置10は、電話機インターフェイ
ス(I/F)11、符号化部12、量子化部13、送信
バッファ14、変調部15、インターネットインターフ
ェイス(I/F)16、復調部17、受信バッファ1
8、逆量子化部19、復号化部20、アドレス記憶部2
1、アドレス検証部22、ping部23、伝送状態検
出部24、メッセージ合成部25、音声出力部26、表
示部27、アドレス設定指示部28および制御部29を
有する。
【0016】まず、各部の機能・構成について説明す
る。電話機I/F11は、電話機30とインターネット
電話アダプタ装置10内の各部が適切に信号の授受が行
えるようにするインターフェイスである。電話機I/F
11は、制御部29からの制御信号に基づいて動作し、
通話が有効に機能している通話モードの時に、電話機3
0から入力される通話内容の音声データを符号化部12
に出力し、インターネット50を介して伝送されインタ
ーネット電話アダプタ装置10で受信し元の音声データ
に復元された復号化部20から入力される音声データを
電話機30に出力する。
【0017】また、アドレス設定モードの時には、電話
機30より入力されるPB信号をアドレス記憶部21に
出力する。また、いずれの時においても、メッセージ合
成部25で生成され入力される、操作を説明するガイダ
ンスや、操作を促すメッセージ、また、アドレス設定の
妥当性やデータの伝送状態などを示す音声データを、電
話機30に出力する。なお、電話機I/F11は、通常
の待機状態の時に、電話機30より数字以外のPB信
号、すなわちボタン「*」および「#」のPB信号が入
力された時、および、後述する制御部28が操作された
場合にはアドレス設定モードとなり、以後に入力される
数字のPB信号をアドレス記憶部21に出力する。ま
た、アドレス設定モード時において、ボタン「*」およ
び「#」のPB信号が入力されるか、制御部28が操作
されたた時にアドレス設定モードを終了する。また、イ
ンターネットI/F16により、設定されたアドレスに
より示されるインターネット50のノードのインターネ
ット電話アダプタ装置10と同様のインターネットフォ
ンと、通話が可能な接続が確立されている時を、通話モ
ードであるとする。
【0018】符号化部12は、電話機30より電話機I
/F11を介して入力される送信音声データに対して、
A/D変換を行い、所定の符号化方式により符号化を行
い、量子化部13に出力する。
【0019】量子化部13は、符号化部12より入力さ
れる符号化された送信音声データを、制御部29から入
力される制御信号に基づく量子化ステップにより、生成
するデータ量が所定のデータ量となるように量子化を行
い、その結果を送信バッファ14に出力する。
【0020】送信バッファ14は、量子化部13より入
力される量子化された送信音声データを一時的に記憶
し、インターネット電話アダプタ装置10からインター
ネット50に対するデータ送出に応じて適宜読み出され
るバッファである。インターネット50に送出されるデ
ータ量は、ネットワークのトラフィック量などに応じて
変動する。したがって、送信バッファ14はこの変動を
吸収して、生成した音声データを適宜送出するためのバ
ッファである。
【0021】変調部15は、送信バッファ14から読み
出された送信音声データを所定の変調方式により伝送用
に変調し、インターネットI/F16に出力する。
【0022】インターネットI/F16は、インターネ
ット電話アダプタ装置10とインターネット50とのデ
ータの授受を制御するインターフェイスである。インタ
ーネットI/F16も、図示はしないが制御部29に制
御されて動作する。そしてインターネットI/F16
は、少なくとも前述したような通話モード時には、変調
部15より入力される変調された送信音声データより、
後述するアドレス記憶部21より入力されるIPアドレ
スを参照して、そのIPアドレスで示されるノードに伝
送可能なTCP/IPプロトコルデータを生成し、イン
ターネット50に出力する。また、インターネット50
より伝送されてきたインターネット電話アダプタ装置1
0あてのデータを受信し、復調部17に出力する。また
インターネットI/F16は、後述するping部23
においてping処理が行われる時には、そのping
処理によるエコー要求をアドレス記憶部21に記憶され
ているアドレスに対して送出し、応答結果をping部
23に出力する。
【0023】復調部17は、インターネットI/F16
で受信したデータを復調し、ベースバンドの受信音声デ
ータを生成して受信バッファ18に出力する。
【0024】受信バッファ18は、復調部17より入力
される受信音声データを一時的に記憶し、再生に適した
レートで適宜読み出され、逆量子化部19に出力され
る。
【0025】逆量子化部19は、受信バッファ18より
読み出した受信音声データを逆量子化し、その結果のデ
ータを復号化部20に出力する。
【0026】復号化部20は、逆量子化部19より入力
された逆量子化された音声データを復号化し、復号化さ
れたデジタル音声データをさらにD/A変換してアナロ
グ音声データを生成し、電話機I/F11を介して電話
機30に出力する。
【0027】アドレス記憶部21は、前述したように、
アドレス設定モードの時に、電話機30より入力される
数字のPB信号に基づく数字データが、電話機I/F1
1より入力され、順次記憶する。インターネット50で
用いられるIPアドレスは、4つの8ビットの数字から
なる32ビットの数字により示される。各数字は通常1
0進数で表記されその最大値は255なので、3桁×4
つ、すなわち12桁の数字がアドレス記憶部21に入力
され記憶される。アドレス記憶部21に記憶されたIP
アドレスは、設定後直ちに、その検証のためにアドレス
検証部22に出力される。また、インターネットI/F
16において送出用のTCP/IPプロトコルデータを
生成するのに適宜参照される。
【0028】アドレス検証部22は、アドレス記憶部2
1に設定されたアドレスが、IPアドレスとして適切な
アドレスか否かを検査する。具体的には、アドレス検証
部22は、アドレス記憶部21に12桁の数字が記憶さ
れ、3桁ずつに分けた4つの数字が、各々0〜255の
値をとっていることを検証する。これらの条件が満たさ
れていた場合には、アドレス記憶部21に設定されたア
ドレスはとりあえず書式的には妥当なものと判定し、さ
らに、後述するping部23に対して設定されたアド
レスのノードへの到達可能性を調査するping処理を
行う旨の制御信号を出力する。
【0029】そして、ping部23よりそのアドレス
のノードから適切に応答が得られた旨の信号が入力され
たら、アドレス記憶部21に設定されているIPアドレ
スは音声データを送信可能な適切なネットワークアドレ
スであると判定し、制御部29に対してその旨の信号を
出力する。また、アドレス記憶部21に設定されたアド
レスが前述したような書式的な条件を満たしていなかっ
た場合、および、ping部23におけるping処理
の結果、適切な応答が得られなかった場合には、アドレ
ス記憶部21に設定されているIPアドレスは音声デー
タを送信不可能な不適切なネットワークアドレスである
と判定し、制御部29に対してその旨の信号を出力す
る。
【0030】ping部23は、アドレス検証部22か
らの指示に基づいて、ping処理を行い、その応答の
有無をアドレス検証部22に出力する。ping処理
は、UNIXシステムにおいて主に用いられいている、
インターネット50上のノードへの到達可能性を調べる
ツールであり、具体的には、調査対象のノードに対し
て、そのノードが稼働状態である場合に必ず応答しなけ
ればなないエコー要求を送信し、その応答を観察する処
理である。したがって、ping部23は、このエコー
要求を、インターネットI/F16を介して、アドレス
記憶部21に設定されているIPアドレスのノードに送
信し、その応答を観察する。また、ping部23は、
そのエコー要求を送信した時間、および、応答が得られ
た時間を、伝送状態検出部24に出力する。
【0031】伝送状態検出部24は、インターネット電
話アダプタ装置10がアドレス記憶部21に設定されて
いるIPアドレスのノードにエコー要求を送信した時
間、および、応答が得られた時間に基づいて、そのノー
ドとの伝送状態を把握し、そのノードに対する伝送を行
う際に妥当な伝送レートを求め、制御部29に出力す
る。
【0032】メッセージ合成部25は、制御部29より
入力される所望のメッセージ内容に基づいて、その内容
を示す音声データを生成し、音声出力部26および電話
機I/F11に出力する。具体的には、たとえば、アド
レス設定モードに切り換わった直後でIPアドレスの入
力を促す時、設定したIPアドレスが適切なアドレスと
判定された時、設定したIPアドレスが不適切なアドレ
スと判定された時、および、アドレス設定モードが解錠
された時などに、制御部29より各々その内容を報知し
たり次の操作を説明するためのメッセージが入力される
ので、これを電話機I/F11および音声出力部26に
出力する。なお、電話機I/F11に出力された音声デ
ータは、電話機30の使用者に聞き取れるように電話機
30に出力される。
【0033】音声出力部26は、インターネット電話ア
ダプタ装置10本体に設けられた音声出力装置であり、
具体的には増幅回路とスピーカなどにより構成される。
音声出力部26には、メッセージ合成部25より電話機
I/F11を介して電話機30に出力されたのと同じ音
声データが入力され、増幅回路で増幅されてスピーカよ
り出力される。
【0034】表示部27は、制御部29より入力される
所望のメッセージ内容を表示する表示部であり、インタ
ーネット電話アダプタ装置10本体に設けられたたとえ
ば1行×数文字程度のディスプレイ装置である。この表
示部27にも、前述したメッセージ合成部25に対して
出力されたメッセージと同様の内容のデータが入力さ
れ、操作者に目視により確認可能なように表示される。
【0035】アドレス設定指示部28は、インターネッ
ト電話アダプタ装置10本体に設けられたボタンであ
り、アドレス記憶部21にアドレスを設定するアドレス
設定モードに切り換える際に押下される。このボタンが
押下されると、その旨の品号が制御部29に入力され、
インターネット電話アダプタ装置10が前述したような
なアドレス設定モードとなる。
【0036】制御部29は、インターネット電話アダプ
タ装置10が全体として所望の動作を行うように、イン
ターネット電話アダプタ装置10の各部を制御する。た
とえば、前述したように、制御部29は電話機I/F1
1を制御し、電話機30より「*」、「#」などのPB
信号が入力された場合のモードの切り換え、それに伴い
電話機30より入力されたデータの転送先の切り換え、
また、電話機30に出力されるでえたの転送元の切り換
えなどを行う。また、アドレス検証部22より入力され
るアドレス記憶部21に設定されたIPアドレスの検証
結果に基づいて、メッセージ合成部25に、その結果を
報知すうメッセージ、アドレスが不適切であった場合に
は再入力を促すメッセージ、およびその後の操作を指示
するメッセージの出力を行う。また、表示部27に対し
ても、同様のメッセージを出力する。
【0037】また、伝送状態検出部24より入力され
る、アドレス記憶部21にアドレスが設定されているノ
ードとの伝送状態に基づいて、量子化部13における量
子化ステップを制御し、適切に音声データが伝送できる
ように、生成する転送用データのデータ量を制御する。
すなわち、伝送速度が遅く、生成した音声データが十分
伝送されていない時には、量子化ステップを粗くし、発
生データ量が少なくなるようにする。また、伝送速度が
早く、多少大量のデータでも十分伝送される場合には、
量子化ステップを細かくし、発生データ量は多くなるも
のの高音質のデータが転送できるようにする。
【0038】次に、このような構成のインターネット電
話アダプタ装置10の動作について説明する。まず、使
用者がインターネット50上の他のノードと通話を行う
場合には、そのIPアドレスを電話機30を介してイン
ターネット電話アダプタ装置10に設定する。そしてそ
のために、まず、たとえば「*」のボタンを押下する。
ボタン「*」が押下されると、そのPB信号が電話機I
/F11に入力され、電話機I/F11がこの数字以外
の文字のPB信号を検知して、インターネット電話アダ
プタ装置10はアドレス設定モードとなる。
【0039】その結果、制御部29からメッセージ合成
部25に、アドレス設定モードに移行した旨のメッセー
ジ、および、IPアドレスの入力を促すメッセージが入
力され、メッセージ合成部25で音声データが合成され
て、音声出力部26および電話機I/F11を介して電
話機30に出力される。また、同様のメッセージが表示
部27にも表示される。使用者は、このメッセジを見て
あるいは聴いて、これに従ってIPアドレスの入力を行
う。
【0040】入力されるIPアドレスの数字は、順次電
話機I/F11よりアドレス記憶部21に入力されて記
憶される。そして、使用者が再びボタン「*」を押下す
るなどして、アドレス設定モードが解除されたら、アド
レス検証部22がアドレス記憶部21に記憶されている
データの書式的なチェックする。すなわち、12桁の数
字が入力されているか、3桁ずつの各数字が0〜255
の間の値になっているかをチェックする。
【0041】アドレス記憶部21にセットされたアドレ
スが、この条件を満たしていない場合には、アドレス検
証部22はそのアドレスは不適切と判定してその旨の信
号を制御部29に送り、制御部29はその信号に基づい
て、メッセージ合成部25および表示部27に対して、
アドレスの再入力を促すメッセージを出力する。その結
果、そのメッセージは音声出力部26および電話機30
より音声出力されるので、使用者はこれに従って再入力
することになる。
【0042】アドレス検証部22における前述した検査
の結果、アドレス記憶部21に記憶されているデータが
書式的に適切と判定された場合には、アドレス検証部2
2はping部23に対してping処理の指示を行
う。その結果、ping部23からアドレス記憶部21
にアドレスが記憶されているノードに対して所定のエコ
ー要求が送信される。これに応答する信号が、所定時間
内にそのノードより戻ってきた場合には、ping部2
3はその旨の信号をアドレス検証部22に出力する。ま
た、この時ping部23は、エコー要求送信時間およ
び応答受信時間のデータを伝送状態検出部24に出力す
る。これによりアドレス検証部22は、アドレス記憶部
21にセットされているアドレスが最終的に適切なアド
レスと判定して、その旨の信号を制御部29に出力し、
制御部29はその信号に基づいて、メッセージ合成部2
5および表示部27に対して、アドレスの設定が終了し
たことを示すメッセージを出力する。そのメッセージは
音声出力部26および電話機30より音声出力される。
【0043】ping部23におけるエコー要求の送信
に対して、所定時間内に応答がなかった場合には、pi
ng部23はその旨の信号をアドレス検証部22に出力
する。その結果、アドレス検証部22はそのアドレスは
不適切と判定してその旨の信号を制御部29に送り、制
御部29はその信号に基づいて、メッセージ合成部25
および表示部27に対して、ping処理の結果および
アドレスの再入力を促すメッセージを出力する。その結
果、そのメッセージは音声出力部26および電話機30
より音声出力されるので、使用者はこれに従ってアドレ
スを再入力することになる。このような処理を繰り返
し、使用者はアドレス記憶部21に適切なアドレスを設
定する。
【0044】アドレス記憶部21に適切なアドレスが設
定されたら、伝送状態検出部24はping部23より
入力されたエコー要求時間および応答受信時間に基づい
て、インターネット50に対するデータ伝送レートを推
測して制御部29に出力する。これに基づいて制御部2
9は、適切に音声データが送信できかつなるべく高音質
になるように符号化レートを決定し、その符号化量で符
号化が行えるように、量子化部13に対して制御信号を
出力する。
【0045】このような設定が終了したら、移行、電話
機30より電話機I/F11を介して入力される音声デ
ータは、符号化部12に入力され、符号化部12でAD
変換され符号化され、量子化部13で所望の量子化レー
トで量子化され、送信バッファ14に一旦記憶された
後、変調部15で変調されて、インターネットI/F1
6でTCP/IPプロトコルデータに変換され、アドレ
ス記憶部21に記憶されているアドレスのインターネッ
ト50上のノードに送信される。また、インターネット
電話アダプタ装置10に送信されてきたデータは、イン
ターネットI/F16を介して復調部17に入力され、
復調部17で復調され、受信バッファ18を介して逆量
子化部19で逆量子化され、復号化部20で復号化され
てD/A変換された後、電話機I/F11を介して電話
機30に出力される。
【0046】以上説明したように、本実施の形態のイン
ターネット電話アダプタ装置10によれば、電話機30
で直接通話先のIPアドレスを設定が行えるため、パー
ソナルコンピュータなどを介していた従来の装置に比べ
て、操作が容易で便利さが向上している。また、設定さ
れたアドレスを、フォーマットにより、また実際に接続
試験を行って検証するようにしているので、誤設定を検
出することができ、より正確に所望の通話先に接続する
ことができる。
【0047】さらに、ネットワークの伝送状態に応じ
て、生成する音声データ量を制御しているので、ネット
ワークにより伝送可能な範囲で最も高音質となるように
データ量を決定することができ、音声の連続性を確保し
ながら制約の中にいては高音質に、音声による通話が行
える。さらに、一連の操作には音声によるガイダンスな
どが行われているので、より簡単な操作により使用する
ことができる。
【0048】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、種々の改変が可能である。たとえば、本実
施の形態においては、インターネット電話アダプタ装置
10は独立した装置として示したが、たとえば、ワーク
ステーションやパーソナルコンピュータ上に、アドイン
ボードのようなハードウェアを含む形態で、あるいはソ
ウフトウェアにより搭載されたような形態で構成される
ものであってもよい。またその際には、その計算機に備
わっているインターフェイスなどの機能・構成をインタ
ーネット電話アダプタ装置10の構成部の一部として用
いて、インターネット電話アダプタ装置10を構成する
ようにしてもよい。
【0049】また、本実施の形態においてインターネッ
ト電話アダプタ装置10は、インターネットI/F16
が直接的にインターネット50と接続され、インターネ
ット電話アダプタ装置10自体がインターネット50の
ノードを構成するように、インターネット50に接続さ
れていた。しかし、たとえば、交換回線あるいは専用回
線を介して、他のホストコンピュータにダイヤルアップ
IP接続することによりインターネット50と接続する
ようにしてもよい。
【0050】また、インターネット電話アダプタ装置1
0に接続される音声入出力装置は、本実施の形態におい
てはアドレス設定を行う電話機30をそのまま用いるも
のとしたが、電話機30とは別の装置によってもよい。
たとえば、通常、インターネットフォンシステムに適用
されているように、パーソナルコンピュータをインター
ネット電話アダプタ装置10に接続し、このパーソナル
コンピュータの周辺機器であるマイクロフォンやスピー
カ装置により、音声データが入出力されるような構成で
もよい。また、インターネット電話アダプタ装置10が
LANに接続され、ネットワークに接続されたパーソナ
ルコンピュータやワークステーションなどの装置とネッ
トワークを介して音声データの送受信を行うようにして
もよい。さらに、単純にマイクロフォンおよびスピーカ
を直接接続するようにしてもよい。そのような電話機3
0以外の装置を音声入出力装置とする場合には、音声入
出力用のI/Fとアドレス入力用の電話機30とのI/
Fを別に設ける必要があるが、そのような構成にしても
本発明の範囲内であることは明らかである。
【0051】また、そのように、直接あるいはLANを
介してたとえばパーソナルコンピュータなどと接続され
る場合には、音声データに対する符号化、量子化、変調
などの処理は、そのパーソナルコンピュータなどにより
行ってもよい。本発明はアドレスの設定を電話機30か
ら容易に行えることを主旨とするものであるから、その
ような音声データに対する処理をいずれの装置によりど
のような形態で行っても、本発明をなんら限定するもの
ではない。
【0052】また、本実施の形態のインターネット電話
アダプタ装置10においては、通話を行うごとに、その
通話先のIPアドレスを入力するような構成となってい
るが、たとえば、アドレス記憶部21には複数のIPア
ドレスをなんらかの参照番号と対応付けて記憶してお
き、通話時にはその中から所望のアドレスを選択して指
定するようにしてもよい。本発明はアドレスの入力部分
に係わるものであるから、入力したアドレスの記憶方
法、使用方法などは任意好適に変更してよい。
【0053】また、本発明は、ネットワークを介して音
声による情報通信を行うものであるがその形態にはなん
ら制約されるものではない。音質に多少の制限はなされ
るものの、通常の電話のような同時双方向通信に適用し
てもよいし、タイムラグを許すボイスメールのような形
態で適用してもよい。
【0054】また、アドレス設定モードを開始または解
除する電話機30からのPB信号の種類は、本実施の形
態においては「*」および「#」としたが、これのどち
らかに定めて用いてもよいし、電話機30に数字以外の
他のボタンが存在する時には、そのボタンにそのような
機能を割り当てるようにしてもよい。
【0055】また、そのアドレス設定モードの開始およ
び解除の条件は、本実施の形態のインターネット電話ア
ダプタ装置10においては、電話機30からのPB信
号、アドレス設定指示部28の操作、所定の桁数の数字
の入力のどれでもよいものとしたが、この中のどれをど
のように用いるかは任意である。たとえば、電話機30
からのPB信号、アドレス設定指示部28のいずれかの
みが有効な構成であってもよい。
【0056】また、音声出力部26、表示部27および
電話機30に対するメッセージ合成部25からの音声出
力なども、任意好適に取捨して設けるようにしてよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作が容易で、ネットワークを介しても正確に所望の通
話先に接続でき、音声の連続性を確保しながら比較的高
音質に音声による通話が行える、より至便性の高い情報
通信装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のインターネット電話ア
ダプタ装置の使用形態を示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態のインターネット電話ア
ダプタ装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…インターネット電話アダプタ装置、11…電話機
I/F、12…符号化部、13…量子化部、14…変調
部、15…送信バッファ、16…インターネットI/
F、17…受信バッファ、18…復調部、19…逆量子
化部、20…復号化部、21…アドレス記憶部、22…
アドレス検証部、23…ping部、24…伝送状態検
出部、25…メッセージ合成部、26…音声出力部、2
7…表示部、28…アドレス設定指示部、29…制御
部、30…電話機、50…インターネット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々所定の形式のアドレスが付与されてい
    る複数のノードが接続されたネットワークに接続され、
    任意の前記ノードと音声データの通信を行う情報通信装
    置であって、 電話機が接続されるインターフェイス手段であって、少
    なくとも当該接続された電話機から操作信号および音声
    信号が入力される電話機インターフェイス手段と、 アドレス設定モード時に、前記電話機から入力される操
    作信号を、前記ネットワークに接続されたノードの前記
    アドレスデータとして獲得するアドレス獲得手段と、 送信対象の所定符号量に圧縮符号化されたデジタル音声
    データを、前記ネットワークで伝送可能な所定の伝送用
    信号に変換する信号変換手段と、 前記変換された伝送用信号を、前記ネットワークを介し
    て前記獲得したアドレスで指定される前記ノードに送信
    する送信手段とを有する情報通信装置。
  2. 【請求項2】前記アドレス獲得手段は、 前記獲得したデータが、前記ネットワークのノードを示
    すアドレスとして適切なデータであるか否かを検証する
    アドレス検証手段と、 前記検証の結果、前記獲得したデータが前記アドレスと
    して不適切なデータであると判定された場合に、該判定
    結果を操作者に報知する設定不良報知手段とを有する請
    求項1に記載の情報通信装置。
  3. 【請求項3】所望の内容の音声データを生成し、前記電
    話機に対して出力する音声データ生成手段をさらに有
    し、 前記報知手段は、前記音声データ生成手段に対して、前
    記判定結果を示す内容の音声データを生成し前記電話機
    に対して出力させる請求項2に記載の情報通信装置。
  4. 【請求項4】所望の内容の音声データを生成し、外部に
    対して音声出力する音声データ生成手段をさらに有し、 前記報知手段は、前記音声データ生成手段に対して、前
    記判定結果を示す内容の音声データを生成し外部に対し
    て音声出力させる請求項2に記載の情報通信装置。
  5. 【請求項5】前記アドレス検証手段は、 前記アドレスデータとしてのフォーマットおよび該アド
    レスデータを構成するデータの範囲のいずれかまたはそ
    の両方を含む前記アドレスデータとしての所定の規則に
    基づいて、前記獲得したデータを検証する第1の検証手
    段と、 前記第1の検証手段による検証の結果、前記獲得したデ
    ータが前記アドレスとして適切と判定された場合に、当
    該アドレスにより示されるノードと実際に通信が可能か
    否を検証する第2の検証手段とを有し、 前記設定不良報知手段は、前記第2の検証手段および前
    記第2の検証手段のいずれかにおいて前記獲得したデー
    タが前記アドレスとして不適切なデータであると判定さ
    れた場合に、当該判定結果を操作者に報知する請求項2
    に記載の情報通信装置。
  6. 【請求項6】前記ネットワークはインターネットであ
    り、 前記アドレスはIP(インターネット・プロトコル)ア
    ドレスであり、 前記信号変換手段は、前記デジタル音声データを、TC
    P(トランスミッション・コントロール・プロトコル)
    /IP(インターネット・プロトコル)プロトコルによ
    り通信可能な伝送用信号に変換し、 前記送信手段は、前記変換された伝送用信号を、前記T
    CP/IPプロトコルにより前記ネットワークを介して
    前記獲得したアドレスで指定されるノードに送信し、 前記第2の検証手段は、前記獲得したデータで示される
    アドレスに、ICMP(インターネット・コントロール
    ・メッセージ・プロトコル)によるエコー要求メッセー
    ジを送り、当該メッセージに対する返答を待つことによ
    り前記通信の可能性を検証するping処理により、前
    記検証を行う請求項2に記載の情報通信装置。
  7. 【請求項7】前記獲得したデータで示されるアドレスの
    ノードとの、データ伝送状態を検出するデータ伝送状態
    検出手段と、 前記検出されたデータ伝送状態に基づいて、送信対象の
    音声データを適切に伝送可能な符号量に圧縮符号化し、
    前記のデジタル音声データを生成するデジタル音声デー
    タ生成手段とをさらに有する請求項5に記載の情報通信
    装置。
  8. 【請求項8】前記データ伝送状態検出手段は、前記第2
    の検証手段における前記獲得したアドレスによって示さ
    れるノードとの通信可能性の検証の際の通信状態に基づ
    いて、前記データ伝送状態を検出する請求項7に記載の
    情報通信装置。
  9. 【請求項9】前記電話機は、操作者の操作に応じて押し
    ボタンダイヤル信号(PB信号)を発生する電話機であ
    り、 前記アドレス獲得手段は、前記電話機から入力されるP
    B信号に基づいて、前記アドレスデータを獲得する請求
    項1に記載の情報通信装置。
  10. 【請求項10】前記電話機は、使用者の操作に応じて押
    しボタンダイヤル信号(PB信号)を発生する電話機で
    あり、 前記電話機より数字以外の所定のボタンに対応するPB
    信号が入力された場合に、前記アドレス獲得手段は、ア
    ドレス設定モードへ移行し、前記電話機より入力される
    信号をアドレスデータとして獲得する請求項1に記載の
    情報通信装置。
  11. 【請求項11】アドレス設定モードへの移行を指示する
    所定のボタンを有し、 当該ボタンが所定の操作をされた場合に、前記アドレス
    獲得手段は、アドレス設定モードへ移行し、前記電話機
    より入力される信号をアドレスデータとして獲得する請
    求項1に記載の情報通信装置。
  12. 【請求項12】前記ネットワークはインターネットであ
    り、 前記アドレスはIP(インターネット・プロトコル)ア
    ドレスであり、 前記信号変換手段は、前記デジタル音声データを、TC
    P(トランスミッション・コントロール・プロトコル)
    /IP(インターネット・プロトコル)プロトコルによ
    り通信可能な伝送用信号に変換し、 前記送信手段は、前記変換された伝送用信号を、前記T
    CP/IPプロトコルにより前記ネットワークを介して
    前記獲得したアドレスで指定されるノードに送信する、 請求項1に記載の情報通信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020059169A (ko) * 2001-01-03 2002-07-12 이민재 멀티 인터페이스를 구비한 게이트웨이 시스템의 핑 테스트방법
JP2005182382A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Oki Data Corp 設定項目一覧印刷方法及び情報処理装置
KR100601649B1 (ko) 2003-12-05 2006-07-14 삼성전자주식회사 네트워크 프린터 및 네트워크 프린터의 인터넷 프로토콜주소 설정방법

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