JP2001333102A - 通信装置、通信システム及び通信方法 - Google Patents

通信装置、通信システム及び通信方法

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JP2001333102A
JP2001333102A JP2000152866A JP2000152866A JP2001333102A JP 2001333102 A JP2001333102 A JP 2001333102A JP 2000152866 A JP2000152866 A JP 2000152866A JP 2000152866 A JP2000152866 A JP 2000152866A JP 2001333102 A JP2001333102 A JP 2001333102A
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JP2000152866A
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Ryujiro Muramatsu
隆二郎 村松
Michiko Tajimi
道子 多治見
Toshiyuki Matsuda
俊幸 松田
Hitoshi Sato
均 佐藤
Toku Tsukada
徳 塚田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が、通信事業者から提供されるインタ
ーネット等を利用した音声通信サービスを利用する際、
利用者のニーズに応じた多様な音声通話サービスの選択
を行う。 【解決手段】 複数の音声符号化方式にそれぞれ対応す
る複数の音声符号器(121、122、123)及び音
声復号器(141、142、143)と、PB(プッシ
ュボタン)信号受信器131と、PB信号の受信結果に
基づいて、音声符号器(121、122、123)を切
り替える手段と、該当する音声コーデック種別を示す情
報を対向装置に伝達する手段とを備える。通話中におい
て遅延が多く会話がしづらい、又は、音声品質が悪く相
手に話が伝わりにくい等、利用者が不都合を感じた場
合、予め定められたPBコードを電話機から入力し、音
声符号器(121、122、123)及び音声復号器
(141、142、143)の種別を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置、通信シ
ステム及び通信方法に係り、特に、音声データをパケッ
トデータ又はATM(Asynchronous Transfer Mode)セ
ルに変換することで、例えば、インターネットを介して
音声データを送受する通信装置、通信システム及び通信
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プロトコル(通信手順)の異なる
システム間やネットワーク間を相互接続するための、各
種の通信装置が普及している。例えば、インターネット
を利用した音声通信ネットワークでは、従来の電話網と
インターネットとの間に、音声データ及びパケットデー
タの相互変換を行うゲートウェイ装置が設置される。
【0003】この音声データとパケットデータとの相互
変換には、通常、PCM符号と音声符号化データとの相
互変換を行う音声コーデック(符号/復合器)が用いら
れる。音声コーデックには、様々な符号化方式があり、
例えば、圧伸PCM符号のように、比較的符号化レート
は高いが処理遅延が少なく音声品質が高い方式、例え
ば、CELP(Code Excited Linear Predictive Codin
g)方式のように、比較的符号化レートは低く音声品質
も高いが処理遅延が多い方式、また、例えば、LPC(L
inear Predictive Coding)方式のように、符号化レート
はかなり低いが処理遅延が多く音声品質も低い方式等に
分類される。
【0004】このため、インターネットを利用した音声
通信サービスを行う通信事業者は、上述の方式のうちか
ら一方式を選択し、固定的に利用するか、又は、対向す
る装置(例えば、ゲートウェイ装置、ゲートウェイ装置
の機能を備えるインターネット電話機等)が有する音声
符号化機能の中から、これらの符号化方式の一方式を、
予め決められた順番で選択すると共に、音声通信サービ
スに適用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た音声通信サービスでは、例えば、通話中、遅延が多く
会話がしづらい、又は、音声品質が悪く相手に話が伝わ
りにくい等、利用者が種々の不都合を感じた場合、利用
者は、通信事業者が選択した音声コーデックによる音声
通信サービスしか受けられないために、与えられた通話
品質で会話を続けなければならないことがあった。さら
に、通信事業者にとっては、音声通信サービスの音声提
供メニュー(例えば、音声品質)が固定されるため、多
様な音声通信サービスを利用者に提供できないことがあ
った。
【0006】本発明は、以上の点に鑑み、利用者が、通
信事業者から提供される各種の通信網を利用した音声通
信サービスを利用する際、利用者のニーズに応じた多様
な音声通話サービスを選択可能な通信装置、通信システ
ム及び通信方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の解決手段
によると、複数の符号化方式にそれぞれ対応した複数の
音声符号器及び復号器と、加入者端末からの多周波信号
を受信する多周波受信器と、多周波信号に対応した音声
符号化方式の種別を示す情報に基づいて、前記音声符号
器を切替える第1セレクタと、前記音声符号器によって
符号化された音声符号化データと種別を示す情報とをパ
ケットデータとして纏め上げ、通信網にパケット出力信
号を出力するパケット組立て部と、通信網を介して入力
されたパケットデータであるパケット入力信号を、該音
声符号化データと種別を示す情報に分離するパケット分
解部と、前記パケット分解部によって分離された種別を
示す情報に基づいて、音声符号化データを復号化する音
声復号器を切替える第2セレクタと、種別を示す情報に
基づいて、前記第1及び2セレクタをそれぞれ制御する
と共に、前記パケット組立て部に種別を示す情報を出力
する制御部とを備えた通信装置を提供する。
【0008】本発明の第2の解決手段によると、上述に
記載の通信装置と、前記通信装置に電話網を介して音声
信号を入出力する電話機と、前記通信装置にインターネ
ット網を介して音声符号化データを入出力するインター
ネット電話機とを備えた通信システムを提供する。本発
明の第3の解決手段によると、加入者端末間の呼接続完
了後、加入者端末から送信された多周波信号を受信し、
多周波信号に対応した所望の音声符号化方式の種別を示
す情報に基づいて、複数の音声符号化方式にそれぞれ対
応した複数の音声符号器のうち、所望の音声符号器に切
替え、加入者端末からの音声信号を、切替えられた音声
符号器により符号化し、符号化された音声符号化データ
を、制御部を介して入力された種別を示す情報と共に、
パケット出力信号として組み立て、通信網に出力し、通
信網を介して入力されるパケット入力信号を、該音声符
号化データと種別を示す情報とに分離し、種別を示す情
報に基づいて、複数の音声符号化方式にそれぞれ対応し
た複数の音声復号器のうち、所望の音声復号器に切替
え、切替えられた所望の音声復号器によって、該音声符
号化データを復号化し、再生出力信号を加入者端末へ出
力するようにした通信方法を提供する。
【0009】本発明では、例えば、ゲートウェイ装置に
は、予め複数の音声符号化方式の音声コーデックとPB
(プッシュボタン)信号受信器とを設け、PB信号の受
信結果に基づいて、音声コーデックの符号器を切り替え
る手段と、該当する音声コーデック種別を示す情報を対
向装置(ゲートウェイ装置、インターネット電話機等)
に伝達する手段とを備える。ここで、例えば、呼接続完
了後、通話時において、電話網等からの信号は、音声符
号器とPB受信器の双方に入力される。ここで、電話網
からの入力信号が音声信号の場合(本明細書中、音声信
号は、有音及び無音の場合も含む。)、この入力信号
は、PB受信器においてPBコードが検出されないの
で、予め設定された音声符号器により符号化される。こ
の音声符号化データは、音声コーデック種別を示す情報
と共にパケット化され、ゲートウェイ装置からインター
ネットに出力される。
【0010】一方、入力信号がPB信号の場合、この入
力信号は、PB受信器においてPBコードとして検出さ
れる。さらに、この検出結果が予め定められたPBコー
ドに一致した場合には、予め設定された音声符号器を、
一致したPBコード内容に基づいて、該当する音声コー
デックの音声符号器に切り替える。また、切替え後に入
力される音声信号は、切り替えた音声符号器により符号
化される。この音声符号化データは、切り替えた音声コ
ーデック種別を示す情報と共にパケット化され、ゲート
ウェイ装置からインターネットに出力される。
【0011】さらに、対向装置は、インターネットを介
して受信したパケットに基づいて、音声コーデック種別
を確認すると共に、受信した音声符号化データを、対応
する音声コーデックの音声復号器により復号し、音声信
号を再生する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に関する通信
システムの構成図である。このシステムは、例えば、利
用者Aの電話機203、利用者Bのインターネット電話
機206及び利用者Cの電話機208と、電話網20
2、207と、インターネット204と、メディアゲー
トウェイ装置(以下、ゲートウェイ装置という)20
1、205とを備える。ゲートウェイ装置201は、電
話網202を介して利用者Aの電話機203に接続され
る。また、このゲートウェイ装置201は、インターネ
ット204を介して対向するゲートウェイ装置205に
接続される。ゲートウェイ装置205は、電話網207
を介して利用者Cの電話機208に接続される。さら
に、このゲートウェイ装置201、205は、インター
ネット204を介して利用者Bのインターネット電話機
206に接続されている。なお、利用者A、B及びC
は、以下の説明では、通話手順に応じて、それぞれ発信
者又は受信者と呼ぶ場合がある。
【0013】図2は、本発明に関する通信装置であるゲ
ートウェイ装置の構成図である。なお、ゲートウェイ装
置201、205は同一構成であり、ここでは、ゲート
ウェイ装置201の構成を例に説明する。ゲートウェイ
装置201は、電話網インタフェース部102、信号処
理部103、制御部104及びパケット処理部105を
備える。電話網インタフェース部102は、例えば、利
用者Aが発信者であり、利用者Cが受信者である場合、
発信者である利用者Aの電話機203から電話網202
を経て入力された入力信号(音声信号及び/又はPB信
号)101を、信号処理部103に入力し、一方、信号
処理部103で復号化された再生出力信号(音声信号及
び/又はPB信号)108を、例えば、電話網207を
経て受信者である利用者Cの電話機208に出力するた
めのインタフェースである。
【0014】信号処理部103は、複数(例えば、1〜
N種類)の方式の音声符号器121〜123と、この音
声符号器121〜123を選択するためのセレクタ11
1、112と、この音声符号器121〜123にそれぞ
れ対応する音声復号器141〜143と、この音声復号
器141〜143を選択するためのセレクタ113、1
14と、PB受信機131とを備える。
【0015】パケット処理部105は、パケット組立て
部151とパケット分解部152とを備える。パケット
組立て部151は、信号処理部103で符号化された音
声符号化データと音声符号化の種別を示す情報とを、パ
ケット出力信号106としてパケットデータにまとめ、
このパケットデータを、例えば、インターネット204
に出力する。また、パケット分解部152は、例えば、
インターネット204を経て入力されたパケット入力信
号107を、音声符号化の種別を示す情報と音声符号化
データとに分離すると共に、制御部104に音声符号化
の種別を示す情報を出力し、信号処理部103の音声復
号器141〜143のいずれか1つに音声符号化データ
を出力する。
【0016】ここで、ゲートウェイ装置201、205
の信号の流れについて、動作概要を説明する。入力信号
101は、電話網インタフェース部102を経て、セレ
クタ111及びPB受信機131の両方に送られる。セ
レクタ111へ入力した信号は、さらに音声符号器12
1〜123のどれかに接続される。入力信号101は、
所望の音声符号化方式に対応した音声符号器121〜1
23のいずれかによって、符号化される。この音声符号
化データは、セレクタ112を経てパケット処理部10
5のパケット組立て部151に出力される。一方、制御
部104は、PB受信器131から出力される、入力信
号101に含まれる所望の音声符号化の種別を表す情報
に基づいて、セレクタ111、112を切替えることに
より、所望の符号化方式に対応した音声符号器121〜
123を選択する。また、制御部104は、PB受信器
131からの出力に基づいて、入力信号101に含まれ
る所望の音声符号化の種別を表す情報を、パケット組立
て部151に出力する。
【0017】ここで、図3に、パケットデータの構成図
を示す。パケットデータは、パケットヘッダ部110と
パケットペイロード部111とを含む。音声符号化デー
タと音声符号化の種別を表わす情報とは、パケット処理
部105のパケット組立て部151に出力される。この
音声符号化の種別を表わす情報は、パケットヘッダ部1
10に収容される。音声符号化データは、パケットペイ
ロード部111に収容される。これにより、音声符号化
データと音声符号化の種別を表わす情報とは、パケット
データ(パケット出力信号106)として例えば、イン
ターネットに出力される。
【0018】また、ゲートウェイ装置201に対向する
ゲートウェイ装置205では、ゲートウェイ装置201
から出力されたこのパケットデータを、インターネット
を経て受信する。インターネットを経て受信されたパケ
ットデータ(パケット入力信号107)は、パケット処
理部105のパケット分解部152に入力される。この
パケット分解部152は、パケット入力信号を、再び音
声符号化の種別を表わす情報と音声符号化データ(パケ
ットヘッダ部110とパケットペイロード部111)と
に分離する。この分離された音声符号化の種別の情報は
制御部104に出力され、制御部104によってセレク
タ113、114が切替えられる。また、分離された音
声符号化データは、セレクタ113、114によって選
択された音声復号器141〜143のいずれかに入力さ
れ、音声信号(再生出力信号108)として再生され
る。この再生出力信号108は、電話網インタフェース
部102、電話網207を経て、例えば、利用者Cの電
話機208へ出力される。
【0019】次に、一例として、利用者Aが電話機20
3より利用者Cの電話機208に電話をかける場合につ
いて、ゲートウェイ装置201、205の動作を具体的
に説明する。なお、利用者Cから利用者Aに電話をかけ
る場合については、利用者Aから利用者Cへの説明と重
複するため、省略する。さらに、利用者Bのインターネ
ット電話機206は、上述のゲートウェイ装置201、
205において電話網インタフェース部102を取り除
いた構成とすることができるため、利用者A及びCと利
用者Bとの間の通話については、利用者Aから利用者C
への説明と同様であるため、省略する。
【0020】まず、利用者(発信者)Aの電話機203
により利用者(受信者)Cの電話機208への呼接続が
行われる。この際、ゲートウェイ装置201、205で
は、例えば、予め通信事業者によって指定された音声符
号器1(121)及び音声復号器1(141)が選択さ
れ、「音声符号化1」の方式で利用者AとCとの通話が
開始される。ここで、利用者Aが通話状態のまま、予め
決められた音声コーデック(例えば、利用者のニーズに
応じた通信品質を提供する音声符号化方式)の選択コー
ドをプッシュボタンから入力すると、対応するPB信号
が電話機203より出力され、電話網202を経由して
ゲートウェイ装置201のPB受信器131に送られ
る。
【0021】PB受信器131で検出されたPBコード
(音声符号化の種別を表す情報)は、制御部104で判
定される。制御部104は、このPBコードに基づい
て、セレクタ111、112を切替える。利用者Aが、
例えば、音声コーデックのN番を指定した場合、セレク
タ111、112が制御部104によって切替えられる
ことで、音声符号器N(123)が選択される。なお、
利用者Aにより、それ以降に入力される音声信号は、音
声符号器N(123)の符号化方式によって符号化さ
れ、音声符号化データを作成する。
【0022】この音声符号化の種別を表わす情報と音声
符号化データは、パケット処理部105のパケット組立
て部151に出力されると共に、パケットヘッダ部11
0とパケットペイロード部111にそれぞれ収納され、
パケットデータとしてまとめられる。このパケットデー
タは、パケット出力信号106として、インターネット
204に出力される。さらに、インターネット204を
経てゲートウェイ装置205にパケット入力信号107
として入力されたパケットデータは、パケット処理部1
05のパケット分解部152によって、音声符号化の種
別を表す情報と音声符号化データとに分離される。この
分離された音声符号化の種別を表す情報は、制御部10
4に出力される。この制御部104は、音声符号化の種
別を表す情報に基づいて、セレクタ113、114を制
御し、音声符号器N(143)を選択する。
【0023】分離された音声符号化データは、選択され
た音声符号器N(143)に入力され、音声信号(再生
出力信号108)として再生される。この再生出力信号
は、電話網インタフェース部102、電話網207を経
て、利用者Cの電話機208へ出力される。
【0024】これにより、発信者である利用者Aと受信
者である利用者Cは、通話開始時、音声符号器1(12
1)及び音声復号器1(141)を用いて、「音声符号
化方式1」により会話を行っている。しかし、利用者A
がプッシュボタンから「音声符号化方式N」を指定する
PBコードを入力することで、音声符号器1(121)
は音声符号器N(123)に、音声復号器1(141)
は音声復号器N(143)にそれぞれ切り替わるため、
「音声符号化方式N」により会話を行うことができる。
また、利用者Aへの受話音声を他の音声符号化方式に切
り替えたい場合には、利用者Cの方からプッシュボタン
でPBコードを入力すれば同様にして切り替えることが
できる。また、上りと下りで異なる符号化方式を選択す
ることも可能である。
【0025】このような音声符号器及び音声復号器の切
替えは、具体的には、利用者が通話中において、遅延が
多く会話がしづらいとか音声品質が悪く相手に話が伝わ
りにくいと感じた場合には、予め定められたPBコード
を電話機から入力することにより、使用される音声コー
デック種別を切り替えて利用者の好みに応じた通話品質
を得ることができる。
【0026】また、通信事業者は、利用者に多様な音声
通信サービスを提供できると共に、通話品質に基づいて
いくつかのサービスクラスを設け、クラス毎に料金体系
を変更することで、利用者にサービスクラスを選択させ
る新たなサービスを提供することもできる。具体的に
は、パケットヘッダ中の音声符号化の種別を示す情報
を、自装置又は他の装置で課金情報として取扱うように
すればよい。または、課金部を付加して、制御部104
の出力を課金部に入力し、音声符号化の種別を示す情報
を、ゲートウェイ装置201内のCPUへ通知したり、
又は、他の回線を使用して電話網等の他装置へ通知する
こともできる。
【0027】なお、上述した実施の形態では、符号化さ
れた音声データを、インターネットを介してゲートウェ
イ装置間で送受する場合について説明したが、符号化さ
れた音声データが通信装置間で送受できれば、途中の通
信網の性質及び通信装置の種類には依存しないため、符
号化された音声データをインターネットに出力するゲー
トウェイ装置だけでなく、符号化された音声データをパ
ケットネットワークに出力するフレームリレイ及び符号
化された音声データをATMネットワークに出力するA
TM装置等、また、インターネット、パケットネットワ
ーク、ATMネットワーク、移動体ネットワーク等、適
宜の通信装置及び通信網に適用することができる。
【0028】また、上述の実施の形態では、音声を対象
としたが、音声符号器・復号器を他のデータ用の符号器
・復号器、又は暗号化処理部・解読処理部等に置換する
ことで、本発明は、音声以外のデータ、画像等の他のメ
ディアにも適用することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によると、以上説明した通り、利
用者が、通信事業者から提供される通信網を利用した音
声通信サービスを利用する際、利用者のニーズに応じた
多様な音声通話サービスを選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する通信システムの構成図。
【図2】本発明に関する通信装置であるゲートウェイ装
置の構成図。
【図3】 パケットデータの構成図。
【符号の説明】
101 入力信号 102 電話網インタフェース部 103 信号処理部 104 制御部 105 パケット処理部 106 パケット出力信号 107 パケット入力信号 108 再生出力信号 111、112、113、114 セレクタ 121、122、123 音声符号器 131 PB受信器 141、142、143 音声復号器 151 パケット組立て部 152 パケット分解部 201、205 メディアゲートウェイ装置 202、207 電話網 203、208 電話機 204 インターネット 206 インターネット電話機
フロントページの続き (72)発明者 松田 俊幸 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 佐藤 均 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 塚田 徳 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 Fターム(参考) 5K030 GA16 HA08 HB01 HC01 HD03 HD05 JT01 KA01 KA13 KA19 KX24 LB02 LC06 LD11 5K034 AA17 BB06 CC05 EE09 FF06 FF07 HH01 HH02 HH12 HH13 KK01 5K051 AA02 BB01 GG03 HH15 HH25 JJ05 JJ13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の符号化方式にそれぞれ対応した複数
    の音声符号器及び復号器と、 加入者端末からの多周波信号を受信する多周波受信器
    と、 多周波信号に対応した音声符号化方式の種別を示す情報
    に基づいて、前記音声符号器を切替える第1セレクタ
    と、 前記音声符号器によって符号化された音声符号化データ
    と種別を示す情報とをパケットデータとして纏め上げ、
    通信網にパケット出力信号を出力するパケット組立て部
    と、 通信網を介して入力されたパケットデータであるパケッ
    ト入力信号を、該音声符号化データと種別を示す情報に
    分離するパケット分解部と、 前記パケット分解部によって分離された種別を示す情報
    に基づいて、音声符号化データを復号化する音声復号器
    を切替える第2セレクタと、 種別を示す情報に基づいて、前記第1及び2セレクタを
    それぞれ制御すると共に、前記パケット組立て部に種別
    を示す情報を出力する制御部とを備えた通信装置。
  2. 【請求項2】前記パケットデータは、パケットヘッダ部
    とパケットペイロード部とを備え、 前記種別を示す情報は、パケットヘッダ部に含まれ、 前記音声符号化データは、パケットペイロード部に含ま
    れるようにした請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】前記制御部からの種別を示す情報に対応し
    て課金情報を求める課金部をさらに備えた請求項1又は
    2に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の通信装
    置と、 前記通信装置に電話網を介して音声信号を入出力する電
    話機と、 前記通信装置にインターネット網を介して音声符号化デ
    ータを入出力するインターネット電話機とを備えた通信
    システム。
  5. 【請求項5】加入者端末間の呼接続完了後、加入者端末
    から送信された多周波信号を受信し、 多周波信号に対応した所望の音声符号化方式の種別を示
    す情報に基づいて、複数の音声符号化方式にそれぞれ対
    応した複数の音声符号器のうち、所望の音声符号器に切
    替え、 加入者端末からの音声信号を、切替えられた音声符号器
    により符号化し、 符号化された音声符号化データを、制御部を介して入力
    された種別を示す情報と共に、パケット出力信号として
    組み立て、通信網に出力し、 通信網を介して入力されるパケット入力信号を、該音声
    符号化データと種別を示す情報とに分離し、 種別を示す情報に基づいて、複数の音声符号化方式にそ
    れぞれ対応した複数の音声復号器のうち、所望の音声復
    号器に切替え、 切替えられた所望の音声復号器によって、該音声符号化
    データを復号化し、再生出力信号を加入者端末へ出力す
    るようにした通信方法。
  6. 【請求項6】前記音声符号化方式の種別を示す情報に対
    応した複数のサービスクラスを設け、該サービスクラス
    に基づいて課金を行うようにした請求項5に記載の通信
    方法。
  7. 【請求項7】加入者端末から多周波信号が送信されない
    場合、 通信網に関連する事業者により予め定められた音声符号
    器及び音声復号器が選択されるようにした請求項5又は
    6に記載の通信方法。
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