JPH11307269A - Elパネル - Google Patents
ElパネルInfo
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- JPH11307269A JPH11307269A JP10115046A JP11504698A JPH11307269A JP H11307269 A JPH11307269 A JP H11307269A JP 10115046 A JP10115046 A JP 10115046A JP 11504698 A JP11504698 A JP 11504698A JP H11307269 A JPH11307269 A JP H11307269A
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Abstract
において、発光効率および発光信頼性を共に向上させ
る。 【解決手段】 透明電極シート3上に、蛍光体粒子を含
有する発光体層2、反射絶縁層4、背面電極層5および
背面絶縁層6を順に積層形成したELパネルである。背
面電極層5は、金属粉末とカーボン粉末との混合粉末の
塗布層からなる。あるいは、背面電極層は金属粉末の塗
布層とカーボン粉末の塗布層との積層膜、金属粉末を主
成分とする第1の混合粉末の塗布層とカーボン粉末を主
成分とする第2の混合粉末の塗布層との積層膜からな
る。
Description
ルミネッセンス)パネルに関する。
で形状の自由度に優れた面発光体として、液晶表示装置
や各種表示板のバックライトなどの種々の用途に幅広く
利用されている。
どの蛍光体粒子を有機高分子中に分散含有させた発光体
層の一方の面上に、反射絶縁層を介してAl箔などから
なる背面電極を積層すると共に、発光体層の他方の面上
に透明絶縁フィルム上にITO蒸着膜などからなる透明
電極を設けた透明電極シート、さらには6-ナイロンフィ
ルムなどの吸湿性フィルムを積層し、このEL素子部と
なる積層体を防湿性を有する表裏一対のパッケージング
フィルムで封止した構造が一般的であった。
ジングフィルムは、ZnSなどの蛍光体の特性が水分に
より低下し、発光特性が阻害されることを防ぐものであ
る。一方、最近カプセル型の蛍光体粒子が開発され、吸
湿性フィルムや防湿性を有するパッケージングフィルム
を用いずに、発光体層自体に防湿性を持たせたELパネ
ルが提案されている。
たせたELパネルによれば、部品点数の削減により製造
コストの低減を図ることができるだけでなく、例えば背
面電極に導電性粉末の塗布層を適用することによって、
発光体層、反射絶縁層および背面電極層、さらには背面
側の絶縁を確保する背面電極層を、透明電極シート上に
スクリーン印刷により順に積層形成することが可能とな
るため、製造コストをより一層低減することができる。
層には黒鉛粉末などのカーボン粉末やAg粉末などの金
属粉末を使用することが検討されている。しかしなが
ら、背面電極層にカーボン粉末の塗布層を適用した場合
には、導電性が不足することから、発光効率が低下する
というような問題が生じることが懸念される。一方、金
属粉末の塗布層を適用した場合には、特に高温多湿環境
下では水分などが浸入することにより部分的に絶縁破壊
が発生し、発光ムラが生じるというような問題が懸念さ
れる。
体層自体に防湿性を持たせたELパネルは、部品点数の
削減や製造工程の自動化などが図れることから、低コス
トのELパネルとして期待されている。しかしながら、
上記した製造工程の自動化などを図るために用いられる
従来の背面電極層、すなわちカーボン粉末の塗布層や金
属粉末の塗布層はそれぞれ一長一短があり、ELパネル
の発光効率が低下したり、あるいは発光の信頼性が低下
するというような問題を有している。
なされたもので、発光体層自体に防湿性を持たせたEL
パネルにおいて、発光効率および発光信頼性を共に向上
させることを可能にしたELパネルを提供することを目
的としている。
請求項1に記載したように、透明電極シートと、前記透
明電極シート上に順に積層形成された蛍光体粒子を含有
する発光体層、反射絶縁層、背面電極層および背面絶縁
層とを具備するELパネルにおいて、前記背面電極層
は、金属粉末とカーボン粉末とから主として構成されて
いることを特徴としている。
は請求項2に記載したように、例えば金属粉末とカーボ
ン粉末との混合粉末の塗布層を有する。この場合、混合
粉末の塗布層は例えば請求項3に記載したように、カー
ボン粉末と前記カーボン粉末に対して20〜60体積% の範
囲の金属粉末とを含有することが好ましい。
電極層に金属粉末とカーボン粉末との混合粉末の塗布層
を用いる場合、例えば請求項4に記載したように、金属
粉末を主成分とし、金属粉末に対して 5〜40体積% の前
記カーボン粉末を含有する第1の混合粉末の塗布層と、
カーボン粉末を主成分とし、カーボン粉末に対して 5〜
40体積% の金属粉末を含有する第2の混合粉末の塗布層
とを有する構成とすることもできる。この際、例えば請
求項5に記載したように、第1の混合粉末の塗布層は反
射絶縁層側に配置され、かつ第2の混合粉末の塗布層は
背面絶縁層側に配置される。
背面電極層は請求項6に記載したように、金属粉末の塗
布層とカーボン粉末の塗布層とを有する。この場合、例
えば請求項7に記載したように、金属粉末の塗布層は反
射絶縁層側に配置されて、かつカーボン粉末の塗布層は
背面絶縁層側に配置される。
層に導電性に優れる金属粉末と環境安定性に優れるカー
ボン粉末を共に用いている。このような背面電極の具体
的な形態は、金属粉末とカーボン粉末との混合粉末の塗
布層、金属粉末の塗布層とカーボン粉末の塗布層との積
層膜、これらを組合せた構造などである。
要因の中に、背面電極層の導電性があり、この導電性に
対してはAg粉末やCu粉末などの金属粉末の方が優れ
ている。一方、環境に対する安定性、すなわち雰囲気中
の水分などを遮断して絶縁破壊を抑制する観点からは、
黒鉛粉末などのカーボン粉末の方が優れている。従っ
て、このような金属粉末とカーボン粉末とを組合せて使
用することによって、金属粉末により導電性を高めて発
光効率を向上させた上で、カーボン粉末により環境安定
性を高めて発光信頼性を向上させることが可能となる。
態について、図面を参照して説明する。
態の要部構造を示す断面図である。同図に示すELパネ
ル1は、カプセルに封入されたZnSなどの蛍光体粒子
を含有する発光体層2を有している。カプセル化された
蛍光体粒子は、例えばシアノエチルセルロースのような
高誘電率を有する有機高分子中に分散含有され、発光体
層2を構成している。
含有する発光体層2は、それ自体で防湿性を有してい
る。従って、ELパネル1は吸湿フィルムや防湿フイル
ムを用いることなく、蛍光体の特性が水分により低下し
て発光特性が阻害されることを防ぐことができる。
わち発光面側には、ポリエステルフィルムのような透明
絶縁フィルム上にITO蒸着膜などからなる透明電極を
被着形成した透明電極シート3が一体的に積層配置され
ている。なお、透明電極としてのITO蒸着膜は、発光
体層2と対向して配置されており、またITO蒸着膜上
には例えばAgペーストのような導体ペーストの印刷層
が供電部(図示せず)として形成されている。
非発光面である背面側には、例えばTiO2 やBaTi
O3 などの高反射性無機酸化物粉末をシアノエチルセル
ロースなどの高誘電率を有する有機高分子に分散含有さ
せた反射絶縁層4が積層形成されており、この反射絶縁
層4を介して背面電極層5が一体的に積層形成されてい
る。背面電極層5のさらに裏面側には、ELパネル1の
背面側の絶縁性を確保する背面絶縁層6が積層形成され
ている。背面絶縁層6は反射絶縁層4と同様な構成とす
ることができる。
の金属粉末と黒鉛粉末などのカーボン粉末との混合粉末
の塗布層により構成されている。このような混合粉末の
塗布層からなる背面電極層5は、上記した金属粉末とカ
ーボン粉末との混合粉末をバインダと共に混合してスラ
リー状とし、このスラリーを例えばスクリーン印刷する
ことにより形成される。
る要因の中に、背面電極層5の導電性がある。この導電
性に対してはAg粉末やCu粉末などの金属粉末の方が
優れている。一方、環境に対する安定性、すなわち雰囲
気中の水分などを遮断して、発光体層2や反射絶縁層4
の絶縁破壊を抑制する観点からは、黒鉛粉末などのカー
ボン粉末の方が優れている。
は、背面電極層5を金属粉末とカーボン粉末との混合粉
末の塗布層により構成している。このように、導電性に
優れる金属粉末と環境安定性に優れるカーボン粉末との
混合粉末で背面電極層5を構成することによって、導電
性を高めることにより発光効率を向上させた上で、環境
に対する安定性の改善を図って発光信頼性を向上させる
ことが可能となる。
背面電極層5はカーボン粉末に対して20〜60体積% の範
囲の金属粉末を混合した混合粉末で構成することが好ま
しい。金属粉末の混合比がカーボン粉末に対して20体積
% 未満であると、発光効率の改善効果を十分に得ること
ができないおそれがある。一方、金属粉末の混合比がカ
ーボン粉末に対して60体積% を超えると、特に高温多湿
環境下での安定性を十分に得ることができないおそれが
ある。
反射絶縁層4、背面電極層5および背面絶縁層6からな
る積層体は、例えば熱圧着されている。このうち、背面
電極層5にはその裏面側に図示しない背面電極用リード
が付設されている。また、透明電極シート3の供電部
(図示せず)には、図示しない透明電極用リードが透明
電極シート3と発光体層2との間に挟持された状態で付
設されている。このような積層体(熱圧着体)によっ
て、ELパネル1が構成されている。
ようにして作製される。まず、透明絶縁フィルム上にI
TO蒸着膜などを被着形成して、透明電極シート3を作
製する。次いで、この透明電極シート3の表面に、例え
ばAgペーストのような導体ペーストを印刷して供電部
を形成する。このような透明電極シート3の一方の主面
上に、例えば図2に示すように、発光体層2、反射絶縁
層4、背面電極層5および背面絶縁層6を、例えばスク
リーン印刷で順に形成する。
化された蛍光体粒子をシアノエチル系有機バインダなど
に分散させてペースト化したものを塗布、乾燥させるこ
とにより発光体層2を形成する。この際、透明電極シー
ト3の供電部には、透明電極用リードを予め仮止めして
おく。
有機バインダなどに分散させてペースト化したもの、お
よび金属粉末とカーボン粉末との混合粉末を有機バイン
ダなどに分散させてペースト化したものを、発光体層2
上に順に塗布、乾燥させることによって、反射絶縁層4
と背面電極層5を積層形成する。
ドを仮止めし、反射絶縁層4と同様に、無機酸化物粉末
を有機バインダなどに分散させてペースト化したものを
背面電極層5上に塗布、乾燥させて背面絶縁層6を積層
形成する。そして、このような積層体を例えば熱ロール
プレスして熱圧着することによって、ELパネル1が得
られる。
は、カプセル化された蛍光体粒子を用いた発光体層2に
より部品点数の削減を図ることができると共に、発光体
層2から背面絶縁層6までをスクリーン印刷により順に
積層形成することで、製造コストを一層低減することが
できる。このような発光体層2自体に防湿性を付与した
ELパネル1の特性を十分に生かした上で、金属粉末と
カーボン粉末とを組合せて使用した背面電極層5に基づ
いて、発光効率と発光信頼性を共に向上させることが可
能となる。
態について、図3を参照して説明する。図3に示すEL
パネル10において、背面電極層11はAg粉末やCu
粉末などの金属粉末の塗布層11aと、黒鉛粉末などの
カーボン粉末の塗布層11bとの積層膜により構成され
ている。なお、ELパネル10は、背面電極層11以外
の構成については図1に示したELパネル1と同一構成
を有している。
Ag粉末やCu粉末などの金属粉末は導電性に優れ、E
Lパネル10の発光効率の向上に寄与する。一方、黒鉛
粉末などのカーボン粉末は環境安定性に優れ、ELパネ
ル10の発光信頼性の向上に寄与する。従って、導電性
に優れる金属粉末の塗布層11aは、発光効率に影響を
及ぼす反射絶縁層4側に配置することが好ましい。ま
た、環境安定性に優れるカーボン粉末の塗布層11b
は、ELパネル10の信頼性を高めるように、背面絶縁
層6側に配置することが好ましい。
カーボン粉末の塗布層11bとの積層膜からなる背面電
極層11によっても、導電性を高めて発光効率を向上さ
せると共に、環境に対する安定性を改善して発光信頼性
を向上させることができる。金属粉末の塗布層11aと
カーボン粉末の塗布層11bとの積層膜からなる背面電
極層11の膜厚は 5〜30μm 程度とすることが好まし
い。
るものの、上記したような特性を安定して得る上で、金
属粉末の塗布層11aとカーボン粉末の塗布層11bと
の膜厚比は 1:2〜 1:5の範囲とすることが好ましい。カ
ーボン粉末の塗布層11bの金属粉末の塗布層11aに
対する膜厚比が 2未満であると、特に高温多湿環境下で
の安定性を十分に得ることができないおそれがある。一
方、カーボン粉末の塗布層11bの膜厚比が 5を超える
と、発光効率の改善効果を十分に得ることができないお
それがある。
1の実施形態と同様に、透明電極シート3上に発光体層
2、反射絶縁層4、背面電極層11としての金属粉末の
塗布層11aとカーボン粉末の塗布層11b、および背
面絶縁層6を、例えばスクリーン印刷で順に積層形成す
ることより作製することができる。
態について、図4を参照して説明する。図4に示すEL
パネル20において、背面電極層21はAg粉末やCu
粉末などの金属粉末を主成分とし、この金属粉末に対し
て 5〜40体積% のカーボン粉末を含有する第1の混合粉
末の塗布層21aと、黒鉛粉末などのカーボン粉末を主
成分とし、このカーボン粉末に対して 5〜40体積% の金
属粉末を含有する第2の混合粉末の塗布層21bとの積
層膜により構成されている。なお、図4に示すELパネ
ル20は、背面電極層11以外の構成については図1に
示したELパネル1と同一構成を有している。
Ag粉末やCu粉末などの金属粉末は導電性に優れ、E
Lパネル20の発光効率の向上に寄与する。一方、黒鉛
粉末などのカーボン粉末は環境安定性に優れ、ELパネ
ル20の発光信頼性の向上に寄与する。従って、導電性
に優れる金属粉末を主成分とする第1の混合粉末の塗布
層21aは、発光効率に影響を及ぼす反射絶縁層4側に
配置することが好ましい。また、環境安定性に優れるカ
ーボン粉末を主成分とする第2の混合粉末の塗布層21
bは、ELパネル20の信頼性を高めるように、背面絶
縁層6側に配置することが好ましい。
第1の混合粉末の塗布層21aとカーボン粉末を主成分
する第2の混合粉末の塗布層21bとの積層膜からなる
背面電極層21によっても、導電性を高めて発光効率を
向上させると共に、環境に対する安定性を改善して発光
信頼性を向上させることができる。
および第2の混合粉末の塗布層21a、21bの主成分
に対する副成分の混合比は 5〜40体積% の範囲とするこ
とが好ましい。反射絶縁層4側に配置される第1の混合
粉末の塗布層21aのカーボン粉末の混合比が40体積%
を超えると、導電性の向上効果を十分に得ることができ
ない。一方、金属粉末に対して 5体積% 以上のカーボン
粉末を混合することによって、第1の混合粉末の塗布層
21a自体にもある程度の耐環境性を付与することがで
きる。
混合粉末の塗布層21bの金属粉末の混合比が40体積%
を超えると、耐環境性の改善効果を十分に得ることがで
きない。一方、カーボン粉末に対して 5体積% 以上の金
属粉末を混合することによって、第2の混合粉末の塗布
層21bの導電性を高めることができる。このような構
成によって、背面電極層21全体として発光効率と発光
信頼性を共に向上させることが可能となる。
1の実施形態と同様に、透明電極シート3上に発光体層
2、反射絶縁層4、背面電極層21としての第1の混合
粉末の塗布層21aと第2の混合粉末の塗布層21b、
および背面絶縁層6を、例えばスクリーン印刷で順に積
層形成することより作製することができる。
価結果について述べる。
g粉末を混合した混合粉末を用いて、図1に示したEL
パネル1を作製した。黒鉛粉末とAg粉末との混合粉末
を有機バインダに分散させてペースト化し、これをスク
リーン印刷により塗布して背面電極層5を形成した。
は、ポリエステルフィルム上にITO蒸着膜を被着形成
した透明電極シート3上に、順にスクリーン印刷するこ
とにより積層形成した。このようなELパネル1を後述
する特性評価に供した。
それぞれ用いて、図3に示したELパネル10を作製し
た。黒鉛粉末とAg粉末をそれぞれ有機バインダに分散
させてペースト化し、これらを順にスクリーン印刷によ
り塗布して背面電極層11を形成した。Ag粉末の塗布
層は反射絶縁層4側に形成し、黒鉛粉末の塗布層は背面
絶縁層6側に形成した。
a、11b、6は、ポリエステルフィルム上にITO蒸
着膜を被着形成した透明電極シート3上に、順にスクリ
ーン印刷することにより積層形成した。このようなEL
パネル10を後述する特性評価に供した。
のAg粉末を混合した第1の混合粉末と、Ag粉末に30
体積% の黒鉛粉末を混合した第2の混合粉末をそれぞれ
用いて、図4に示したELパネル20を作製した。これ
ら各混合粉末をそれぞれ有機バインダに分散させてペー
スト化し、これらを順にスクリーン印刷により塗布して
背面電極層21を形成した。Ag粉末を主成分とする塗
布層は反射絶縁層4側に形成し、黒鉛粉末を主成分とす
る塗布層は背面絶縁層6側に形成した。
a、21b、6は、ポリエステルフィルム上にITO蒸
着膜を被着形成した透明電極シート3上に、順にスクリ
ーン印刷することにより積層形成した。このようなEL
パネル20を後述する特性評価に供した。
は、実施例1と同様にしてELパネルを作製した。この
ELパネルを後述する特性評価に供した。
は、実施例1と同様にしてELパネルを作製した。この
ELパネルを後述する特性評価に供した。
による各ELパネルを、まず40Vrms× 600Hzの駆動条件
で点灯させて輝度を比較した。その結果、実施例1〜3
および比較例2による各ELパネルは20cd/m2 の輝度を
示したが、比較例1によるELパネルの輝度は17cd/m2
と劣るものであった。
よる各ELパネルを、50℃× 90%RHの環境下において80
Vrms× 400Hzの駆動条件で 700時間連続点灯させた。そ
の結果、実施例1〜3および比較例1による各ELパネ
ルでは異常は認められなかったが、比較例2によるEL
パネルは不点灯となった。
ネルは、高発光効率を有すると共に、高温多湿環境に対
して安定性に優れることが分かる。
光体層自体に防湿性を持たせたELパネルの発光効率と
発光信頼性を共に向上させることが可能となる。
構造を示す断面図である。
ための図である。
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
布層 21b……カーボン粉末を主成分とする第2の混合粉末
の塗布層
Claims (7)
- 【請求項1】 透明電極シートと、前記透明電極シート
上に順に積層形成された蛍光体粒子を含有する発光体
層、反射絶縁層、背面電極層および背面絶縁層とを具備
するELパネルにおいて、 前記背面電極層は、金属粉末とカーボン粉末とから主と
して構成されていることを特徴とするELパネル。 - 【請求項2】 請求項1記載のELパネルにおいて、 前記背面電極層は、金属粉末とカーボン粉末との混合粉
末の塗布層を有することを特徴とするELパネル。 - 【請求項3】 請求項2記載のELパネルにおいて、 前記混合粉末の塗布層は、前記カーボン粉末と、前記カ
ーボン粉末に対して20〜60体積% の金属粉末とを含有す
ることを特徴とするELパネル。 - 【請求項4】 請求項1記載のELパネルにおいて、 前記背面電極層は、前記金属粉末を主成分とし、前記金
属粉末に対して 5〜40体積% の前記カーボン粉末を含有
する第1の混合粉末の塗布層と、前記カーボン粉末を主
成分とし、前記カーボン粉末に対して 5〜40体積% の前
記金属粉末を含有する第2の混合粉末の塗布層とを有す
ることを特徴とするELパネル。 - 【請求項5】 請求項4記載のELパネルにおいて、 前記第1の混合粉末の塗布層は前記反射絶縁層側に配置
されており、かつ前記第2の混合粉末の塗布層は前記背
面絶縁層側に配置されていることを特徴とするELパネ
ル。 - 【請求項6】 請求項1記載のELパネルにおいて、 前記背面電極層は、金属粉末の塗布層とカーボン粉末の
塗布層とを有することを特徴とするELパネル。 - 【請求項7】 請求項6記載のELパネルにおいて、 前記金属粉末の塗布層は前記反射絶縁層側に配置されて
おり、かつ前記カーボン粉末の塗布層は前記背面絶縁層
側に配置されていることを特徴とするELパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10115046A JPH11307269A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | Elパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10115046A JPH11307269A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | Elパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11307269A true JPH11307269A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14652854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10115046A Pending JPH11307269A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | Elパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11307269A (ja) |
-
1998
- 1998-04-24 JP JP10115046A patent/JPH11307269A/ja active Pending
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Legal Events
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