JPH11307161A - スプリングピンコネクタ - Google Patents
スプリングピンコネクタInfo
- Publication number
- JPH11307161A JPH11307161A JP10112000A JP11200098A JPH11307161A JP H11307161 A JPH11307161 A JP H11307161A JP 10112000 A JP10112000 A JP 10112000A JP 11200098 A JP11200098 A JP 11200098A JP H11307161 A JPH11307161 A JP H11307161A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- contact
- spring
- connector
- spring pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
止することができるスプリングコネクタを提供する。 【解決手段】 コネクタケース100とピン110と圧
縮コイルスプリング120とを有し、ピン110の先端
の接触端112をプリント配線基板200に設けた接触
板210に接触させる。コネクタケース100は、円筒
状の収容部104を有し、この収容部104内にピン1
10が軸方向にスライド自在に保持されている。ピン1
10の外周部には、螺旋状の溝条116が形成され、収
容部104の内周部には、溝条116に係合する突起1
06が形成されている。したがって、ピン110が収容
部104に対して軸方向にスライドした場合、突起10
6と溝条116の係合位置が変位し、ピン110が螺旋
状に回転変位し、接触点の摺接による摩擦によりゴミや
汚れが拭われ、良好な接触状態を維持できる。
Description
その試験用に利用されるスプリングピンコネクタに関す
る。
接点にピンを接触させて各種信号を入出力するために、
図4に示すようなスプリングコネクタが実用されてい
る。図4において、ピン10は、その先端部が例えばプ
リント配線基板に設けられた接点(接触部材)に接触す
る接触端10Aとして形成されており、コネクタケース
20に出没可能に保持されている。
に対して円筒状に設けられ、ピン10を軸方向にスライ
ド自在に保持しており、先端にピン10の接触端10A
を突出させる開口部20Aを有する。なお、開口部20
Aの周縁部は、内側にカシメられており、ピン10の抜
け止めが施されている。また、コネクタケース20の基
端部には、接続用のリード端子20Bが設けられてい
る。コネクタケース20の内部には、圧縮コイルスプリ
ング30が設けられ、ピン10を突出させる方向に付勢
している。
10の接触端10Aをプリント配線基板等に設けた接触
部材に接触させることにより、圧縮コイルスプリング3
0が自在に撓み、ピン10の良好な接触状態を得るよう
になっている。
たスプリングコネクタでは、ピン10の接触端10Aと
対象となる接触部材とが同じ位置で接触し、かつピン1
0にクリーニング機能がないものであるため、この接触
点の部分にゴミや汚れが付着しやすく、接触不良になり
やすいという問題がある。特に、この種のスプリングコ
ネクタにおいては、接点の接触、分離が繰り返し行われ
るため、ゴミや汚れが付着する機会が多くなることか
ら、人手等によることなく、接触不良を防止する有効な
対策が必要となる。
接点の接触不良を有効に防止することができるスプリン
グコネクタを提供することにある。
するため、先端部が所定の接触部材に接触する接触端と
して形成されたピンと、前記ピンを抜け止め状態で収容
する収容部を有するとともに、前記ピンの接触端を前記
収容部の外方に突出させる開口部を有し、前記ピンを軸
方向にスライド自在に保持するコネクタケースと、前記
コネクタケースの収容部内に配置され、前記ピンをその
接触端が前記開口部より突出する方向に付勢するスプリ
ングとを具備したスプリングコネクタにおいて、前記コ
ネクタケースの収容部内に設けられ、前記ピンの軸方向
のスライドに応じて、前記ピンを軸回り方向に変位させ
る回転ガイド手段を具備することを特徴とする。
ネクタケースの収容部に保持されたピンの接触端を接触
部材に押し当てることにより、その押圧力によってスプ
リングが撓み、ピンが軸方向にスライドして、ピンの接
触端と接触部材とが良好な接触圧をもって接触する。ま
た、ピンが軸方向にスライドした際に、回転ガイド手段
によってピンが軸回り方向に変位し、接触端が回転しな
がら接触部材に接触する。したがって、この接触の際
に、ピンの接触端にゴミや汚れが付着している場合に
は、一定の摩擦力を受けてゴミや汚れが拭われ、良好な
接触状態を維持することができる。
ネクタの実施の形態について説明する。図1は、本発明
によるスプリングコネクタの一例を示す断面図である。
本例のスプリングコネクタは、コネクタケース100
と、ピン110と、圧縮コイルスプリング120とを有
し、ピン110の先端の接触端112をプリント配線基
板200に設けた接触板(接触部材)210に接触させ
るようにしたものである。
の端部に臨む状態で設けられており、プリント配線基板
200上の配線に半田付け等によって接続されている。
ピン110は、ほぼ円柱状に形成され、先端側が細径に
形成され、基端側が太径に形成され、中途の段部110
Aがコネクタケース100の開口部102の周縁部に形
成されたカシメ部102Aによって係止されることによ
り、基端側がコネクタケース100に抜け止めされてい
る。そして、ピン110の先端側が開口部102より突
出している。そして、このピン110の先端側の接触端
112は2つの山を有しており、2つの接触点112
A、112Bで接触板210に接触するようになってい
る。この2つの接触点112A、112Bで接触するこ
とにより、より良好な接触状態を得るものである。
104を有し、この収容部104内にピン110の基端
側が収容されている。これにより、ピン100は収容部
104内で軸方向にスライド自在に保持されている。ま
た、収容部104内には、圧縮コイルスプリング120
が配置され、ピン110の基端部を押圧し、ピン110
が突出する方向に付勢している。したがって、ピン11
0の接触端112を接触板210に接触させることによ
り、圧縮コイルスプリング120が自在に撓み、ピン1
10の接触端112が接触板210に一定の圧力で当接
し、良好な接触状態を得ることができる。さらに、コネ
クタケース100の基端部には、接続用のリード端子
(図1には不図示)が設けられている。
螺旋状の溝条116が形成されており、収容部104の
内周部には、溝条116に係合する突起106が形成さ
れている。溝条116は、断面がU字状に形成され、突
起106を摺動自在に係合するものである。突起106
は、コネクタケース100に一体形成されたものであ
り、コネクタケース100の外部には、突起106を成
形する際の凹部106Aが形成されている。そして、ピ
ン110が収容部104に対して軸方向にスライドした
場合、突起106と溝条116の係合位置が変位し、ピ
ン110が螺旋状に回転変位することになる。すなわち
本例では、溝条116と突起106とで、ピン110の
回転ガイド手段を構成している。
の接触時に、ピン110が軸方向にスライドした際に、
ピン110の接触端112における接触点112A、1
12Bが軸回り方向に回転変位し、接触板210と接触
点112A、112Bの位置が軸回り方向に変位する。
したがって、ピン110の接触端112や接触板210
にゴミや汚れが付着した場合でも、両者の摺接による摩
擦によって拭われるため、良好な接触状態を維持するこ
とができる。
クタでは、ピン110の接触端112が接触板210に
接触する際のピン110の回転による摺接によって接触
点におけるゴミや汚れを除去でき、良好な接触状態を得
ることができる。また、ピン110の接触端112に2
つの接触点112A、112Bを設けたことにより、ピ
ン110の回転ともあいまって、より良好な接触状態を
維持することができる。
を複数並列にモールドパッケージに収納した状態を示す
斜視図である。モールドパッケージ300内には、上述
したコネクタケースが複数内蔵され、複数のピン110
がモールドパッケージ300より突出している。また、
図3は、上述のようにピン110の接触端112に2つ
の接触点112A、112Bを設ける代わりに、接触板
側に2つの接触点を設けるようにした例を示している。
すなわち、図3の例では、中央で屈曲した接触板212
を設けることにより、屈曲部の両側の2つの接触点21
2A、212Bで、ピン110のほぼ半球状の接触端1
14に2点で接触するようにしたものである。
を設ける必要はなく、従来のような半球形の接触端を有
するピンであっても、軸周り方向の回転により、従来に
比して十分な効果を得ることが可能である。また、以上
の例では、コネクタケース100の内側に突起106を
設け、ピン110の外周に溝条116を設けたが、反対
にピン110の外周に突起を設け、コネクタケース10
0の内側に溝条を設けてもよい。
コネクタでは、コネクタケースの収容部に保持されたピ
ンの接触端を接触部材に押し当てる際に、ピンの軸方向
のスライドに応じて、ピンを軸回り方向に変位させる回
転ガイド手段を設けた。このため、ピンが軸方向にスラ
イドした際に、回転ガイド手段によってピンが軸回り方
向に変位し、接触端が回転しながら接触部材に接触する
ので、ピンの接触端にゴミや汚れが付着している場合に
は、一定の摺接による摩擦を受けてゴミや汚れが拭わ
れ、良好な接触状態を維持することができる。
断面図である。
ールドパッケージに収納した状態を示す斜視図である。
す部分断面図である。
である。
……収容部、106……突起、110……ピン、112
……接触端、112A、112B……接触点、116…
…溝条、120……圧縮コイルスプリング、200……
プリント配線基板、210……接触板。
Claims (10)
- 【請求項1】 先端部が所定の接触部材に接触する接触
端として形成されたピンと、 前記ピンを抜け止め状態で収容する収容部を有するとと
もに、前記ピンの接触端を前記収容部の外方に突出させ
る開口部を有し、前記ピンを軸方向にスライド自在に保
持するコネクタケースと、 前記コネクタケースの収容部内に配置され、前記ピンを
その接触端が前記開口部より突出する方向に付勢するス
プリングとを具備したスプリングコネクタにおいて、 前記コネクタケースの収容部内に設けられ、前記ピンの
軸方向のスライドに応じて、前記ピンを軸回り方向に変
位させる回転ガイド手段を具備する、 ことを特徴とするスプリングピンコネクタ。 - 【請求項2】 前記ピンは略円柱状に形成され、前記収
容部は、前記ピンの外周形状に対応した円筒状に形成さ
れていることを特徴とする請求項1記載のスプリングピ
ンコネクタ。 - 【請求項3】 前記回転ガイド手段は、前記コネクタケ
ースの収容部の内周部に螺旋状に形成された溝条と、前
記ピンの外周部に設けられ前記溝条に係合する突起とで
構成されていることを特徴とする請求項2記載のスプリ
ングピンコネクタ。 - 【請求項4】 前記回転ガイド手段は、前記ピンの外周
部に螺旋状に形成された溝条と、前記コネクタケースの
収容部の内周部に設けられ前記溝条に係合する突起とで
構成されていることを特徴とする請求項2記載のスプリ
ングピンコネクタ。 - 【請求項5】 前記ピンの接触端は、前記接触部材に対
して複数の接触点を有することを特徴とする請求項1記
載のスプリングピンコネクタ。 - 【請求項6】 前記ピンの接触端が凹凸を有することに
より、前記接触部材に対して複数の接触点を有すること
を特徴とする請求項5記載のスプリングピンコネクタ。 - 【請求項7】 前記接触部材が凹凸を有することによ
り、前記ピンの接触端と前記接触部材とが複数の接触点
を有することを特徴とする請求項5記載のスプリングピ
ンコネクタ。 - 【請求項8】 前記接触部材は、プリント配線基板に信
号の入出力端子として設けられていることを特徴とする
請求項1記載のスプリングピンコネクタ。 - 【請求項9】 前記コネクタケースに複数の前記ピンを
互いに並列に配置し、各ピンを複数の接触部材に同時に
接触させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
スプリングピンコネクタ。 - 【請求項10】 電子機器の試験用の信号を入出力する
ためのプローブピンコネクタであることを特徴とする請
求項1記載のスプリングピンコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10112000A JPH11307161A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | スプリングピンコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10112000A JPH11307161A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | スプリングピンコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11307161A true JPH11307161A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14575451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10112000A Abandoned JPH11307161A (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | スプリングピンコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11307161A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-04-22 JP JP10112000A patent/JPH11307161A/ja not_active Abandoned
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060414 |