JPH11306842A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH11306842A
JPH11306842A JP11667298A JP11667298A JPH11306842A JP H11306842 A JPH11306842 A JP H11306842A JP 11667298 A JP11667298 A JP 11667298A JP 11667298 A JP11667298 A JP 11667298A JP H11306842 A JPH11306842 A JP H11306842A
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JP
Japan
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screw
mounting
mounting screw
reflector
main body
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JP11667298A
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Hiroyuki Watanabe
裕之 渡邉
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、反射板の器具本体への取付性が良い
ねじ固定構造を有する照明器具を提供する。 【解決手段】取付ねじのねじ部を器具本体1のねじ受部
9に螺着し反射板20を当該器具本体に固定する照明器
具において、前記取付ねじ30のねじ部31の根元部に
は、当該ねじ部の谷径よりも小径の係合部33を備え、
前記反射板20には、前記取付ねじの係合部が回動可能
に係合する取付ねじ挿通スリット45を弾性舌片47,
47間に設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射板を取付ねじ
で器具本体に固定する照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の照明器具について、図7および図
8を参考にして説明する。
【0003】照明器具は、図7に示すように、器具本体
1とこの器具本体の下方に取付けられる反射板20とか
ら構成されている。
【0004】前記器具本体1は、幅方向断面形状が下方
開口した略コ字形をなし長手方向に長く形成された器具
本体主部2と、この器具本体主部2の両端に対向して立
下り片4,4間に取付けられた略コ字形に折曲げられ上
方開口したランプソケット15が取付けられるランプソ
ケット取付金具5,5(以下「LS金具」という)とか
ら構成している。
【0005】また、前記LS金具5の下面部6には、ラ
ンプソケット15の上端両側に外方に向けて開口した溝
部16,16が形成され、このランプソケットの溝部1
6,16がスライド嵌着される矩形状開口孔7が長手方
向中央に沿って形成されている。
【0006】更に、矩形状開口孔7の内側に位置しラン
プ軸線上にねじ受部としての上方に向けて螺旋状に突出
形成された螺旋状突出部8の中央に丸形のねじ受け孔9
が穿設されている。このねじ受け孔9の孔径は、セット
スクリュー形の取付ねじ30のねじ部31が螺着する大
きさに形成されている。
【0007】前記反射板20は、上方開口した箱形をな
すとともに表面が反射面をなす。さらに、この反射板2
0の長手方向に沿って形成された下面部21両端には、
器具本体1の下方両端に対向して取付けられた一対のラ
ンプソケット15,15がそれぞれ突出する一対の矩形
状貫通孔22,22が穿設されている。
【0008】更に、矩形状貫通孔22の内側長手方向中
心線上に沿った反射板の下面部21には、セットスクリ
ュー形の取付ねじ30を挿入する挿入孔23が穿設され
ている。なお、反射板20の両端に形成された一対の挿
入孔23,23は、器具本体1の下方両端に形成された
ねじ受部としての螺旋状突出部8の中央に穿設された一
対のねじ受け孔9,9と対向した位置に形成している。
【0009】つぎに、反射板を器具本体にセットスクリ
ュー形の取付ねじで固定する方法を説明する。
【0010】両端に対向してランプソケット15,15
を有する器具本体1は、被取付面である、例えば、天井
(図示せず)に当該器具本体の背面部3をねじ(図示せ
ず)で螺着・固定する。
【0011】それから、反射板20を片手で持ち上げ、
当該反射板20を器具本体1の所定の位置にセットした
のち、もう一方の手で取付ねじ30を持ち、この取付ね
じ30を反射板の挿入孔23に通し、当該取付ねじのね
じ部31を器具本体のねじ受部としての螺旋状突出部の
中央に穿設したねじ受け孔9に螺合し、取付ねじの頭部
32をねじ締め方向に回転させることにより、反射板2
0を器具本体1に取付ねじ30て螺着・固定する。
【0012】ねじの固定構造として、安定器を取付ねじ
で器具本体に取付ける構造を参照し、図8を使用して説
明する。これは実開平5−33408号で開示されたね
じの固定構造である。
【0013】取付ねじ25は、図8(B)に示すよう
に、ドライバの先端(図示せず)が係着される係合凹部
27を有する頭部26と、この頭部26の軸方向に沿っ
て形成され先端側にねじ部28aを有する軸部28とか
らなり、当該取付ねじ25の根元部には、ねじ部28a
の谷径より細い係合部29が形成している。
【0014】安定器40が取付けられる器具本体35の
背面部36には、下方に向けて逆ハの字形に折り曲げら
れ先端に略半円状の切欠き部38を有する一対の弾性舌
片37,37が対向して設けられている。
【0015】つぎに、取付ねじの固定方法を説明する。
【0016】下方に向けて逆ハの字形に形成された弾性
舌片37,37間に器具本体背面側から取付ねじ25を
挿入し、これら舌片37,37を下方に押し拡げなが
ら、取付ねじ25を下方に押込んでいくと、取付ねじ2
5の根元部に設けた係合部29に弾性舌片37,37
が、図8(B)に示すように、嵌り込む。この状態で
は、取付ねじ25は、弾性舌片37,37により完全に
固定される。
【0017】それから、安定器40を座金41とナット
42を取付ねじのねじ部28aに螺着することにより、
器具本体35に固定する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の照
明器具の器具本体1は、ランプソケット15が取付けら
れるLS金具5を有し、このLS金具5に取付ねじ30
のねじ部31を螺着するねじ受部としての螺旋状突出部
の中央に穿設したねじ受け孔9を備えている。
【0019】一方、反射板20には、取付ねじ30のね
じ部31が挿入される挿入孔23を有している。
【0020】照明器具の組立ては、被取付面である、例
えば、天井に取付けられた器具本体1に対して、反射板
20を所定の位置に片手でセットする。
【0021】それから、もう一方の手で取付ねじ30を
持ち、当該取付ねじのねじ部31を反射板20の挿入孔
23に通し、器具本体1のねじ受部としてのねじ受け孔
9に取付ねじのねじ部31を螺合しねじ締めすることに
なり、反射板20を器具本体1に取付ねじ30により螺
着・固定する。
【0022】照明器具は、天井に取付けられることが多
く、従来の方式では、片手で反射板20を支えながら、
もう片方の手で、取付ねじ30を操作するため、取付ね
じ30を床上に落下させてしまう可能性があり、反射板
の取付性が良くないという問題があった。
【0023】また、床上に落した取付ねじを紛失し、照
明器具の組立てができないという問題も生ずる。
【0024】実開平5−33408号に示すねじの固定
構造では、器具本体への部品取付用の取付ねじ25は、
当該取付ねじの根元部に形成された係合部29に一対の
弾性舌片37,37が嵌り込み器具本体に固定してい
る。
【0025】このため、取付ねじは、器具本体に完全に
固定され、回動することが不可能なことから、取付性が
悪いという問題があった。
【0026】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、反射板の器具本体への取付性が良いねじ固定構造を
有する照明器具を提供することを課題とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、請求項1記載に係る本発明の照明器具は、取付ねじ
のねじ部を器具本体のねじ受部に螺着し反射板を当該器
具本体に固定する照明器具において、前記取付ねじのね
じ部の根元部には、当該ねじ部の谷径よりも小径の係合
部を備え、前記反射板には、前記取付ねじの係合部が回
動可能に係合する取付ねじ挿通スリットを弾性舌片間に
設けたことを特徴とするものである。
【0028】請求項2記載に係る本発明の照明器具は、
前記取付ねじ挿通スリットを、前記反射板の長手方向に
沿って設けたこと特徴とするものである。
【0029】上記請求項1記載の構成において、反射板
に取付ねじを回動可能に仮止めしたので、反射板を器具
本体に取付ける際、取付ねじを床上に落下させることが
なくなる。
【0030】請求項2記載の構成において、反射板の長
手方向に取付ねじ挿通スリットを設けたので、器具本体
のねじ受部の位置精度が多少悪くても、取付ねじを取付
ねじ挿通スリットに沿って長手方向に移動させるだけ
で、取付ねじをねじ受部に簡単に位置合せすることがで
きる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明の実施の形態に係る照明器具を説明する。なお、従来
技術と同一部分は同一番号を付して説明する。
【0032】本発明の実施の形態に係る照明器具は、図
6に示すように、天井(図示せず)に取付けられている
ものが多く、下方両端に対向して配置された一対のラン
プソケット15,15を有する器具本体と、この器具本
体の下方に取付けられ当該器具本体の両端に取付けられ
た一対のランプソケットが突出して取付けられる上方開
口した箱形の反射板20と、前記一対のランプソケット
間に着脱自在に取付けられる直管形蛍光ランプ17(以
下「ランプ」という)とから構成している。
【0033】前記器具本体1は、図1に示すように、従
来技術と同一構成からなり、幅方向断面形状が下方開口
した略コ字形をなし長手方向に長く形成された器具本体
主部2と、この器具本体主部2の両端に対向して立下り
片4,4間にそれぞれ取付けられた略コ字形に折曲げら
れ上方開口したランプソケット15が取付けられるLS
金具5,5とから構成している。
【0034】前記LS金具5の下面部6には、ランプソ
ケット15の上端両側に外方向に向けて開口する溝部1
6,16が形成され、このランプソケット16の溝部1
6,16がスライド嵌着される矩形状開口孔7が長手方
向中央に沿って形成されている。
【0035】更に、矩形状開口孔7の内側に位置したラ
ンプ軸線上にねじ受部としての上方に向けて螺旋状に突
出形成された螺旋状突出部8の中央に丸形のねじ受け孔
9が穿設されている。このねじ受け孔9の孔径は、セッ
トスクリュー形の取付ねじ30のねじ部31が螺合する
大きさに形成されている。
【0036】前記反射板20は、従来技術と略同一構成
からなり、上方開口した箱形をなすとともに表面が反射
面をなす。さらに、この反射板20の長手方向に沿って
形成された下面部21の両端には、器具本体1の下方両
端に対向して取付けられた一対のランプソケット15,
15を突出させる一対の矩形状貫通孔22,22が穿設
されている。
【0037】更に、矩形状貫通孔22の内側で長手方向
中心線上に沿った下面部21には、図1(B)および図
1(C)に示すように、本発明に係る長手方向にH形に
切り欠れたH形切欠き孔が穿設され、当該H形切欠き孔
は、長手方向中心線上に沿って形成された幅Cの取付ね
じ挿通スリット45と、この取付ねじ挿通スリット45
の上端および下端に当該スリット45と交差する幅dの
スリット状孔46,46とから構成している。
【0038】前記長手方向中心線上に沿って形成された
取付ねじ挿通スリット45の幅方向両側には、対向して
矩形状の一対の弾性舌片47,47が形成されている。
【0039】長手方向中心線上に沿って形成された取付
ねじ挿通スリットの幅方向両側に形成される一対の弾性
舌片47,47は、矩形状に限らず、図2に示すよう
な、台形状の弾性舌片47a,47aでもよい。即ち、
長手方向中心線上に沿って形成された取付ねじ挿通スリ
ットの幅方向両側に形成される弾性を有する舌片であれ
ば、当該弾性舌片の形状はいかなるものであってもよ
い。
【0040】セットスクリュー形の取付ねじ30は、図
1(D)に示すように、頭部32と、この頭部32の軸
方向に沿って形成されたセットスクリュー形のねじ部3
1と、このねじ部の根元部に形成された本発明に係るね
じ部の谷径より小径の係合部33とから構成している。
【0041】なお、反射板20の両端に形成された一対
の取付ねじ挿通スリット45,45の中心は、器具本体
1の両端に形成された一対のねじ受部としてのねじ受け
孔9,9と対向した位置に形成されている。
【0042】セットスクリュー形の取付ねじのねじの谷
径aと、取付ねじの係合部外径bと、反射板の弾性舌片
間に形成された取付ねじ挿通スリッ幅cとの寸法関係
は、a>c>bとなっている。
【0043】つぎに、反射板を器具本体に取付ねじで固
定する方法を図3を参照して説明する。
【0044】照明器具は、天井に取付けられるのが一般
的で、天井に取付けられた器具本体1に反射板20をセ
ットする前、例えば、床上で取付ねじ30を反射板20
に以下の手順で仮止めする。
【0045】第1ステップとして、反射板20の下面部
21を上側にして、例えば床上に反射板20を逆さにし
て載置する(図示せず)。
【0046】第2ステップとして、取付ねじ30を片手
で持ち、図3(A)に示すように、当該取付ねじのねじ
部31先端を反射板の取付ねじ挿通スリット45上に対
向して配置する。
【0047】第3ステップとして、取付ねじ30のねじ
部31先端を反射板の取付ねじ挿通スリット45に押し
込むと、図3(B)に示すように、対向して設けた一対
の弾性舌片47,47は下方に逆ハの字形に湾曲変形す
る。
【0048】第4ステップとして、取付ねじ30を更に
下方に向けて押込むと、一対の弾性舌片47,47の先
端が、取付ねじ30の係合部33と対向した位置まで来
ると、図3(C)に示すように、一対の弾性舌片47,
47は、取付ねじのねじ部31との付勢状態が解除さ
れ、取付ねじ30の係合部33内に嵌り込む。
【0049】取付ねじの係合部外径bと、反射板の取付
ねじ挿通スリッ幅cとの寸法関係が、c>bとなってい
ることから、取付ねじ30は、反射板20に回転可能に
仮止めされる。
【0050】つぎに、照明器具が天井に取付けられる場
合には、片手で取付ねじ30aが仮止めされている反射
板20を支え、当該反射板を器具本体1の所定位置にセ
ットする。
【0051】それから、もう片方の手で、反射板20に
回転可能に仮止めされている取付ねじ30の頭部32を
回転し、当該取付ねじのねじ部31を器具本体1に設け
られたねじ受け部としてのねじ受け孔9に螺着・固定す
る。
【0052】取付ねじ30は、反射板20に回転可能に
仮止めされていることから、取付ねじを床上に落下させ
てしまう可能性もなくなるとともに、反射板の取付性も
良好になる。また、取付ねじを紛失し、照明器具の組立
てができなくなるという問題も解消する。
【0053】なお、ねじ受部としてのねじ受け孔9は、
上方に向けて螺旋状に突出形成された螺旋状突出部8の
中央に穿設されていることから、取付ねじ30のねじ部
31をねじ受け孔9に螺着すると、ねじ受け孔が設けら
れた螺旋状突出部8が下方に向けて変形することから、
スプリングワッシャとしての機能を持ち、取付ねじ30
は、振動などで緩むことなく、強固にねじ受部に螺着・
固定される効果を有する。
【0054】ねじ受部は、図5(A)に示すように、上
方に向けて突出部51を設け、この突出部内部にねじ5
2を形成したものであってもよい。なお、取付ねじのね
じ部は、ねじ受部の内部に形成したねじと同一のねじを
有している。
【0055】また、図5(B)に示すように、器具本体
のねじ受部が形成される位置に取付ねじ30のねじ部3
1が螺合するナット55を固定したものであってもよ
い。
【0056】次に上記実施の形態に係る照明器具の作用
を説明する。
【0057】器具本体1は、ランプソケット15を取付
けるLS金具5を有し、このLS金具5に取付ねじ30
を螺着するねじ受部としてのねじ受け孔9を備えてい
る。さらに、器具本体の下方に取付けられる反射板20
の下面両端には、取付ねじを挿通する取付ねじ挿通スリ
ット45を弾性舌片47,47に形成している。
【0058】さらに、器具本体のねじ受け孔9に螺着す
る取付ねじ30の根元部に当該取付ねじのねじ部31谷
径よりも小径の係合部33が設けられている。
【0059】照明器具を組立てる際は、取付ねじのねじ
部31を反射板の弾性舌片47,47間に形成された取
付ねじ挿通スリット45に圧入し、取付ねじの係合部を
反射板の取付ねじ挿通スリット45に回動可能に仮止め
する。つまり、寸法的には、ねじの谷径:a、ねじの係
合部外径:b、反射板のH形形状の挿通孔のスリット
幅:cの関係は、a>c>bとなっている。
【0060】実際の照明器具の取付けは、天井に取付け
られた器具本体に対して、反射板を所定の位置にセット
する。
【0061】この時、取付ねじは、反射板に回動可能に
仮止めされているため、反射板を片手で支えながら、も
う片方の手で、取付ねじを器具本体のねじ受部としての
ねじ受け孔にねじ締めすることになる。
【0062】取付ねじが反射板に回動可能に仮止めされ
ていることから、取付ねじを床上に落下させることがな
く、反射板の取付性が向上する。
【0063】さらに、取付ねじ挿通スリット45を反射
板長手方向中心線上に沿って形成したので、器具本体の
ねじ受部としてのねじ受け孔の位置が長手方向に多少ず
れても、取付ねじ挿通スリットに仮止めている取付ねじ
を当該取付ねじ挿通スリットに沿って移動することによ
り、器具本体のねじ受部としてのねじ受け孔に容易に位
置合せができる。
【0064】
【発明の効果】以上詳記したように請求項1記載の本発
明によれば、器具本体と、この器具本体に取付けられる
反射板と、取付ねじとからなる照明器具において、反射
板に取付ねじ挿通スリットを設け、この取付ねじ挿通ス
リットに回転可能に仮止めされる取付ねじの根元部にね
じ部の谷径よりも小径の係合部を設け、この取付ねじの
係合部を反射板の取付ねじ挿通スリットに係合させ、取
付ねじを反射板に回動可能に仮止めしたことから、天井
に取付けられることが多い照明器具の反射板を器具本体
に組立てる際、取付ねじを床上に落下させることがな
く、反射板の取付性が向上する。
【0065】請求項2記載の本発明によれば、反射板の
長手方向中心線上に沿って取付ねじ挿通スリットを設け
たので、器具本体のねじ受部としてのねじ受け孔が長手
方向に多少ずれても、取付ねじ挿通スリットに仮止めさ
れた取付ねじを当該挿通スリットに沿って移動すること
により、器具本体のねじ受部に簡単に位置合せができる
ので、反射板の取付性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る照明器具の構造
を示すもので、(A)はランプソケットを装着したLS
金具を端部に固定した器具本体を示す斜視図。(B)は
取付ねじ用挿通スリットを設けた反射板を示す斜視図。
(C)は取付ねじ用挿通スリット部分を拡大した平面
図。(D)は反射板に設けた挿通スリットに回転可能に
係着される取付ねじを示す斜視図。
【図2】反射板に設ける取付ねじ用挿通スリットの他の
形状を示す斜視図。
【図3】同第1実施の形態に係る反射板に設けた挿通ス
リットに取付ねじを回転可能に係着する手順を示すもの
で、(A)は取付ねじのねじ部を挿通スリットの下方に
対向して配置した状態を示す正面断面図。(B)は取付
ねじのねじ部で挿通スリットの両側に対向して設けられ
た弾性舌片を上方に湾曲に変形させつつ取付ねじのねじ
部を弾性舌片間に螺着している状態を示す正面断面図。
(C)は取付ねじの根元部に設けられたねじ部谷径よの
小さい径からなる係合部を挿通スリット間に係合し、取
付ねじを回転可能に反射板に仮止めたした状態を示す正
面断面図。
【図4】同第1実施の形態に係る反射板に取付ねじを回
転可能に仮止めした照明器具を示す斜視図。
【図5】器具本体に形成された他のねじ受部を示すもの
で、(A)はLS金具に内側にねじを形成した突出部を
示す斜視図。(B)はLS金具の上面に取付ねじのねじ
部が螺着するナットを固定したものを示す斜視図。
【図6】一般的な照明器具を示す斜視図。
【図7】従来技術の照明器具の構成を示す分解斜視図。
【図8】他の従来技術に係る照明器具の構成を示すもの
で、(A)は他の従来技術に係る照明器具を示す分解斜
視図。(B)は取付け状態を拡大した断面図。
【符号の説明】
1…器具本体, 9…ねじ受け孔(ねじ受部), 20…反射板, 30…取付ねじ, 31…取付ねじのねじ部, 33…取付ねじの係合部, 45…取付ねじ挿通スリット, 47…弾性舌片, 47a…弾性舌片, 52…ねじ(ねじ受部), 55…ナット(ねじ受部)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付ねじのねじ部を器具本体のねじ受部に
    螺着し反射板を当該器具本体に固定する照明器具におい
    て、 前記取付ねじのねじ部の根元部には、 当該ねじ部の谷径よりも小径の係合部を備え、 前記反射板には、 前記取付ねじの係合部が回動可能に係合する取付ねじ挿
    通スリットを弾性舌片間に設けたことを特徴とする照明
    器具。
  2. 【請求項2】前記取付ねじ挿通スリットを、 前記反射板の長手方向に沿って設けたこと特徴とする請
    求項1記載の照明器具。
JP11667298A 1998-04-27 1998-04-27 照明器具 Pending JPH11306842A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009212681A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Sony Corp 撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009212681A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Sony Corp 撮像装置

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