JPH11306459A - 忘れ物・盗難警報装置 - Google Patents

忘れ物・盗難警報装置

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JPH11306459A
JPH11306459A JP12832898A JP12832898A JPH11306459A JP H11306459 A JPH11306459 A JP H11306459A JP 12832898 A JP12832898 A JP 12832898A JP 12832898 A JP12832898 A JP 12832898A JP H11306459 A JPH11306459 A JP H11306459A
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JP
Japan
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alarm
transmission
unit
reception
generator
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JP12832898A
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English (en)
Inventor
Shozo Nakajima
庄蔵 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所持品を置き忘れたり、盗難にあったりした
場合、直ぐさまこれを所持者に知らせる。 【解決手段】 忘れ物・盗難警報装置は、一対の送信警
報発生機T・T’から成っている。各送信警報発生機T
・T’は各々送信部A・A’と受信警報部B・B’を備
えている。送信部A・A’は微弱電波を発する発振手段
2を備えてる。受信警報機B・B’は送信機Aからの電
波を選択受信する同調手段4、電流を増幅する増幅手段
5、警報手段7をON・OFF切り替えするスイッチン
グ手段6、警報を発するブザーなどの警報手段7よりな
っている。 【作用】 送信警報発生機T・T’のうち、一方を鞄D
などの所持品側に付着させておく。他方を所持者が携行
するか、財布Cなどの他の所持品に入れておく。送信警
報発生機T・T’が距離以上に離れた場合、双方が警報
を発して置き忘れたり盗まれた場合に所持者に知らせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所持品を放置し
たまま忘れ置きしたり、置き引きなどの盗難を防ぐため
に、所持品が所持者の占有から離脱した際に警報を発し
て知らせる忘れ物・盗難警報装置に関するものであり、
特に所持品若しくは所持者からの電波が届くか否かによ
って所持者に所持品の離脱を自動的に警報によって知ら
せる忘れ物・盗難警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】財布、カード入れ、鞄、セカンドバッ
グ、パスポート、傘など、所持者の所持品が忘れ物や盗
難によって所持者の占有から離脱する場合がある。これ
は、所持者が財布などを使用した後そのままうっかり置
き忘れたり、或いはスリや置き引き犯などが所持者に気
づかれぬよう所持者のポケットから抜き取ったり、傍ら
に置かれた鞄などを持ち去ってしまうことなどによって
生じるものである。要は、それらの事態に共通している
のは、手元から所持品が離れたことを直ちに明瞭に所持
者が認識できなかったことによって生ずるものである。
【0003】このために、電波を発する送信機と、この
電波を受信する受信警報機が開発されている。受信警報
機を財布や鞄などの所持品に付け、送信機を所持者が所
持して、所持品が盗難などによって所持者から離れた場
合、受信警報機が警報を発して所持者に所持品が占有を
離脱したことを教えるとともに、置き引き犯が警報に驚
いて所持品を放置して行くことを期待する発明も開発さ
れている。しかしながら、置き引き犯の中には同型の送
信機を身につけて犯行を犯すものもいて、このように犯
人が送信機を身につけている場合は、所持品に取付けた
受信警報機がその送信機からの電波を受信して、所持者
から離れても警報を発しないということも考えられる。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる忘れ物
・盗難警報装置は、ひとつの受信警報発生機が送信部と
受信警報部の双方を備え、他の忘れ物・盗難警報機と同
調するように構成されている。受信警報発生機機は、電
波を発する送信部とその電波を受信する受信警報部から
成り、送信部が発する電波は他の受信警報発生機機の受
信警報部と同調し、受信警報部は他の受信警報発生機の
送信部の電波と同調する。互いの受信警報発生機の送信
部の電波が届かぬほど離れたとき、双方の受信警報部が
所持者に対して警報を発することになる。つまり、置き
引き犯などが送信機を所有していて例え一方の送信警報
発生機が警報を発しなくとも、少なくとも他方の送信警
報発生機が警報を発することになる。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明にかかる忘れ物・盗難警
報装置は一対の送信警報発生機により構成され、各送信
警報発生機は、各々送信部と受信警報部の双方を備え
る。送信部は、電波を発振する発振手段を備え、その電
波は極めて微弱な電波でよい。受信警報部は、受信同調
手段、増幅手段、スイッチング手段、警報手段を備えて
いる。受信同調手段は、他の送信警報発生機の送信部に
よって発振された微弱電波を選択受信して電流とするも
のであり、一定の周波数のみを選択する周波数固定の同
調回路でよく、これにより微弱電波が微弱電流に変換さ
れる。増幅手段は受信した電流を増幅するもので、トラ
ンジスターによる簡易な増幅回路が使用できる。スイッ
チング手段は、増幅した電流が所定以上であるとき後述
する警報手段をOFFのままに維持し、電流が所定以下
となったとき警報手段をONとするもので、メカニカル
な構造のものでもよく、またトランジスターのインバー
ター回路などでもよい。警報手段は所持者に所持品が所
定距離以上離れていることを知らせるためのもので、ス
イッチング手段によってONとなったときに所持者に知
らせるためのブザーやチャイムなど、音や振動などの様
々な形態が採用可能である。
【0006】既述した送信警報発生機は、ふたつの送信
警報発生機が一対となっており、一方の送信警報発生機
の送信部が発生する電波に対して他方の送信警報発生機
の受信警報部の受信同調手段が相互に同調するようにな
っている。つまり、ふたつの送信警報発生機の送信部の
電波の周波数は異なっており、一方の送信警報発生機か
らの電波に、他方の送信警報発生機の同調手段が同調す
るようになっている。結局、ふたつの送信警報発生機が
所定距離以上離れたとき、双方の受信警報部の警報手段
が別々に警報を発するものである。
【0007】一方の送信警報発生機を財布などの所持品
内に入れて、所持者のポケットに入れるなどしておく。
他方の送信警報発生機は鞄などの所持品に取付けてお
く。双方の送信警報発生機の送信部からは各々所定の周
波数の電波を送信している。他方の送信警報機の受信警
報部のはその電波を受信し、増幅してスイッチング手段
に送る。所持品が所持者の近くにあって電波が充分に届
いている場合は、電波を電流に変換して増幅した電流が
充分の場合は、スイッチング手段が警報手段をOFFに
する。しかし、電波は微弱なので、互いの位置が離れて
受信した電波が小さくなったり届かなくなったとき、増
幅した電流も不十分となってスイッチング手段が警報手
段をONとし、別々に警報を発して所持者に所持品が忘
れ物や盗難によって身の廻りから離れたことを知らせ
る。このとき所持者は、鞄が自分から離れたことを身に
付けた送信警報発生機で知るだけでなく、鞄に取付けた
送信警報機も警報を発しているため、鞄の所在場所を警
報によって知ることが可能である。また置き引き犯とし
ては、鞄が警報を発しているのに驚き、その場で鞄を放
置していくことが充分期待できる。所持者はその鞄を回
収することが容易となる。また、例え置き引き犯が同型
の送信警報発生機を所持していて、置き引きされた鞄に
取付けた送信警報発生機が置き引き犯の所持している送
信警報発生機に反応して警報を発しなくとも、自分の身
の廻りに所持した送信警報発生機には電波が届かなくな
って警報を発し、少なくとも所持者は所持品が身の廻り
から離れたことを知ることができる。
【0008】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づきこの発明を詳
細に説明する。図1は発明考案の忘れ物・盗難警報装置
の原理をブロック図により表わしたもので、一対の送信
警報発生機T・T’から成っている。各送信警報発生機
T・T’は、各々送信部A・A’と受信警報部B・B’
から成っている。送信機A・A’は一定の周波数の電波
を発振する発振手段1と、その電波を送る送信アンテナ
2を備えている。発振手段1としては水晶発振器などが
採用できる。電波は遠くまで到達させる必要がないため
微弱電波でよく、増幅器は不要な場合がほとんどである
が、必要があれば増幅器により電波を増幅して送信する
ようにしてもよい。
【0009】受信警報器B・B’は、送信機Aが発する
電波を受けるアンテナ3をまず有しており、送信機Aの
電波を選択して受ける同調手段4を有している。同調手
段4は送信機A・A’からの単一の周波数に同調させれ
ばよく、同調周波数は固定されている。同調手段4とし
ては通常のコイルによる同調機構が採用でき、ここで電
波は誘導微弱電流に変換される。この微弱電流を一定以
上に増幅する増幅手段5が設けられ、増幅手段5として
は通常のトランジスターの増幅回路が使用できる。増幅
手段5によって増幅された電流が所定以上のときOFF
となり、所定以下となったとき0Nとなるスイッチング
手段6を備えている。このスイッチング手段6としては
トランジスターによるインバーター回路も使用できる。
スイッチング手段6がONとなったとき、警報を発する
警報手段7を備えている。警報手段7としてはブザーや
チャイムなどの音を発するものや、振動して所持者に密
かに知らせるバイブレーターなども使用できる。
【0010】図2に示すのは、スイッチング手段6のひ
とつの実施例を示すので、トランジスターなどの増幅手
段5による電流が流れるコイルが巻かれた電磁石8が設
けられている。電磁石8に近接して弾性を有する鋼製の
板バネ9が配設されている。電磁石8と向き合って接点
10が設けられ、接点10と板バネ9の基端は警報手段
7に繋れている。増幅手段5によって増幅された電流が
充分な場合、電磁石8は有効な磁力を発揮して板バネ9
を引き寄せる。電流が小さくなり電磁石8の磁力が弱ま
ると、板バネ9は弾性によって元の状態に戻って接点1
0に接触する。板バネ9によって警報手段7に電流が通
電し、警報手段7が警報を発するものである。
【0011】図3に示すのは、所持品である財布Cの中
に一方の送信警報発生機Tを入れておく場合を示すもの
である。送信警報発生機THAその形状・サイズが、銀
行発行のキャッシュカードやテレホンカードなどのプリ
ペイドカードと同じサイズのカードタイプに形成されて
いる。財布Cの中のカード入れの中に、この送信警報発
生機Tを入れておく。他方の送信警報発生機T’は所持
品である鞄Dに取付けておく。送信警報発生機T’はラ
イター程度の大きさであり、側面に作動・非作動の切り
替えを行なうスイッチ11が設けられている。受信警報
機Bの内部には電源となる水銀電池12が収納されて同
調手段4、増幅手段5、スイッチング手段6、警報手段
7に電流を供給するようになっており、警報手段7とし
ては電子ブザーが使用されている。或いは送信警報発生
機のいずれか一方をベルトのバックルに内蔵したような
形態も考えられる。このようなベルトのバックルタイプ
であれば、少なくとも身につけ忘れたりすることがほぼ
皆無となる。
【0012】鞄Dが盗難にあって所持者の身の廻りから
離れようとして、財布Cの中の送信警報発生機T’が発
する電波が小さくなったり届かなくなったとき、鞄Dに
取付けた送信警報発生機Tと財布Cの中に入れた送信警
報発生機T’の双方がが警報を発して鞄Dが身の廻りに
存在しないことを所持者に知らせる。その警報によっ
て、鞄Dを回収する次の行動を直ぐさま取ることが可能
となる。置き引き犯が同型の送信警報発生機T’を所持
しており、鞄Dに取付けた送信警報発生機T’がそれに
反応して警報を発しなくとも、財布Cの中の警報発生機
T’には電波が届かなくなり、警報を発する。財布Cが
盗難にあったり置き忘れられようとした場合も、同様に
送信警報発生機T・T’が警報を発して、発生した事態
を所持者に知らせる。
【0013】
【発明の効果】この発明は以上のような構成を有し、以
下の効果を得ることができる。 この発明にかかる忘れ物・盗難警報装置は、一対の送
信警報発生機から成り、各送信警報発生機は電波を送る
送信部と、他方の送信警報機の送信部からの電波が届か
ない距離にあるときに警報を発する受信警報部から成っ
ている。したがって所持品が所持者から一定以上離れる
と受信警報部が自動的に警報を発するため、所持者がう
っかりして忘れ物をしようとしたときや、置き引きなど
にあって所持品が持ち去られようとした場合、早急に所
持品を回収する行動を取れることになる。 双方の送信警報発生機が警報を発するため、例え置き
引き犯が同型の送信警報発生機を持っていて置き引きさ
れた所持品に付けられた送信警報発生機が警報を発生し
なくとも、所持者が身につけている方の送信警報発生機
は警報を発するため、所持者は所持品が身の廻りから離
れたことを知ることが可能である。 送信部は微弱電波を発するだけで、受信警報部は一定
の周波数の電波を受けて警報手段を作動させるだけでよ
く、極めて簡易な構成であり、安価に製造可能できる。 送信警報発生機のいずれか一方をプリペイドカードな
どのカードサイズにすることによって、財布のポケット
などの小スペースに忘れずに携行することが可能とな
る。また一方がベルトのバックルタイプであれば、身に
つけ忘れたりすることが極端に少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる忘れ物・盗難警報装置のブロ
ック図である。
【図2】スイッチング手段の一実施例の説明図である。
【図3】財布の中に一方の送信警報発生機を入れ、鞄に
他方の送信警報発生機を取付けた使用状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
T 送信警報発生機 T’ 送信警報発生機 A 送信部 A’ 送信部 B 受信警報部 B’ 受信警報部 C 財布 D 鞄 1 発振手段 2 送信アンテナ 3 受信アンテナ 4 同調手段 5 増幅手段 6 スイッチング手段 7 警報手段 8 電磁石 9 板バネ 10 接点 11 スイッチ 12 水銀電池

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の送信警報発生機からなり、各送信
    警報発生機は送信部と受信警報部を備え、送信部は微弱
    電波を発振する発振手段を備え、受信警報部は、送信部
    からの微弱電波を選択受信して電流とする受信同調手
    段、その電流を増幅する増幅手段、増幅された電流が所
    定以上のとき後に述べる警報手段をOFFとし、増幅さ
    れた電流が所定以下になったとき警報手段を0Nとする
    スイッチング手段、及びスイッチング手段によりONと
    なったとき警報を発する警報手段を備えており、送信部
    の微弱電波は他方の送信警報発生機の受信警報部の同調
    手段と同調し、受信警報部はその他方の送信警報発生機
    の送信部の微弱電波と同調することを特徴とする忘れ物
    ・盗難警報装置。
  2. 【請求項2】 送信警報発生機はカードタイプに形成し
    てあることを特徴とする請求項1記載の忘れ物・盗難警
    報装置。
JP12832898A 1998-04-22 1998-04-22 忘れ物・盗難警報装置 Pending JPH11306459A (ja)

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JP12832898A JPH11306459A (ja) 1998-04-22 1998-04-22 忘れ物・盗難警報装置

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JP12832898A JPH11306459A (ja) 1998-04-22 1998-04-22 忘れ物・盗難警報装置

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JPH11306459A true JPH11306459A (ja) 1999-11-05

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ID=14982079

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JP12832898A Pending JPH11306459A (ja) 1998-04-22 1998-04-22 忘れ物・盗難警報装置

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JP (1) JPH11306459A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008306230A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Minoru Morita 携帯品の探知装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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