JP3074320U - 盗難防止用警報蛍光発煙装置 - Google Patents
盗難防止用警報蛍光発煙装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】携帯容器が盗難に逢った場合に周囲の人々の注
意を引き、盗難された携帯容器であることが即座にわか
る盗難防止用警報蛍光発煙装置を提供する。 【解決手段】携帯容器を所有している本人に保持され作
動信号を送信する本人側装置と、前記携帯容器に装着さ
れ前記本人側装置からの作動信号で作動する携帯容器側
装置と、を有し、前記本人側装置から送信された作動信
号により作動状態となり、また前記携帯容器側装置が所
定場所から所定距離だけ離れた場合にも作動状態とな
り、警報を発すると共に蛍光性の煙を発生する構成とし
た。
意を引き、盗難された携帯容器であることが即座にわか
る盗難防止用警報蛍光発煙装置を提供する。 【解決手段】携帯容器を所有している本人に保持され作
動信号を送信する本人側装置と、前記携帯容器に装着さ
れ前記本人側装置からの作動信号で作動する携帯容器側
装置と、を有し、前記本人側装置から送信された作動信
号により作動状態となり、また前記携帯容器側装置が所
定場所から所定距離だけ離れた場合にも作動状態とな
り、警報を発すると共に蛍光性の煙を発生する構成とし
た。
Description
【0001】
本考案は、鞄やトランク等の携帯容器に装着され、携帯容器が盗難に逢った場 合に、盗難されていることを周囲に知らせる盗難防止用警報蛍光発煙装置に関す る。
【0002】
近年、海外旅行等の機会が増加するのに伴って鞄やトランク等の携帯容器が盗 難事件に巻き込まれるケースが急増している。また、現金や貴重品を入れたトラ ンク等を自動車に置いて駐車した場合等にも盗難に合うケースも発生している。 そこで、上述したような携行容器の盗難を防止するため、盗難防止用の様々な 警報装置が提案されている。
【0003】 例えば、実開平8−241478号公報に示す携帯容器の警報装置は、携帯容 器を所持している本人に装着された本人側装置と、携帯容器に装着された携帯容 器側装置とを備えていて、本人側装置は、所定の信号を送信する送信手段を含み 、携帯容器側装置に送信手段からの送信信号を受信する受信する受信手段と、こ の受信手段の受信レベルが所定値以下に低下したことを検知する手段と、この検 知手段の出力に応答して警報音を発生する手段とを含むもので、携帯容器が本人 より所定距離離れた場合に警報を音を発生するものである。
【0004】
しかしながら、上述した従来の警報装置においては、携帯容器が盗難された場 合に、携帯容器に装着された携帯容器側装置は、警報音のみ発するものであり、 例えば、混雑の激しい空港で盗難に逢った場合では発着する旅客機のジェットエ ンジン音等にかき消されてしまい、警報音が聞こえないという問題があった。 また、混雑の激しい路上に駐車した自動車の中から携帯容器が盗難された場合 でも、自動車が発生する騒音で、警報音が聞こえず、盗難されたことがわからな いことがあった。
【0005】 さらに、最近においては、携帯電話が急速に普及しているため、人が集まるよ うな場所では、携帯電話の呼び出し音が必ず聞こえており、盗難の警報音が鳴っ ても、周囲の人は携帯電話の呼び出し音と種類と思い、特に注意を引かないので 、盗難が発生してることがわからないという問題もあった。
【0006】 本考案は、上記した従来の問題点に鑑みなされたもので、その目的とするとこ ろは、携帯容器が盗難に逢った場合に周囲の人々の注意を引き、盗難された携帯 容器であることが即座にわかる盗難防止用警報蛍光発煙装置を提供するものであ る。
【0007】
上記課題を解決するため、本考案は、携帯容器を所有している本人に保持され 作動信号を送信する本人側装置と、前記携帯容器に装着され本人側装置からの作 動信号で作動する携帯容器側装置と、を有し、前記本人側装置から送信された作 動信号により作動状態となり、また前記携帯容器側装置が所定場所から所定距離 だけ離れた場合にも作動状態となり、警報を発すると共に蛍光性の煙を発生する 構成としたものである。
【0008】 また、前記本人側装置は、作動信号を送信する送信部と、前記送信部をオンさ せるスイッチと、前記送信部を動作させるバッテリと、を備えていることを特徴 としている。 さらに、前記携帯容器側装置は、前記作動信号を受信する受信部と、前記受信 部からの信号で動作する警報蛍光発煙部と、前記受信部及び前記警報蛍光発煙部 をオン動作状態にするスイッチと、前記スイッチに接続された盗難防止ひもと、 前記受信部及び前記警報蛍光発煙部を動作させるためのバッテリと、を備えてい ることを特徴とする。
【0009】
以下、本考案に係る盗難防止用警報蛍光発煙装置の実施の形態を図に基づいて 説明する。 図1は、本考案の盗難防止用警報蛍光発煙装置の概要を示す斜視図、図2は、 図1の盗難防止用警報蛍光発煙装置の構成を示すブロック図である。
【0010】 本考案に係る盗難防止用警報蛍光発煙装置は、図1に示すように、鞄やトラン ク等の携帯容器3を所有している本人が保持して作動信号を送信する本人側装置 1と、携帯容器3に装着され本人側装置1からの作動信号で作動する携帯容器側 装置2と、から構成されている。この盗難防止用警報蛍光発煙装置は、前記本人 側装置1から本人が作動信号を送信すると携帯容器側装置2が作動し、警報を発 すると共に蛍光性の煙を発煙するので、携帯容器3が盗難されていることが即座 に周囲の人々にわかるようになっているものである。
【0011】 また、携帯容器側装置2が装着された携帯容器3が、盗難により所定場所から 所定距離だけ離れた場合にも作動状態となり、警報を発すると共に蛍光性の煙を 発煙し、携帯容器3が盗難されていることが即座に周囲の人々にわかるようにな っているものである。
【0012】 前記本人側装置1は、図2に示すように、作動信号を送信する送信部11と、 この送信部11をオンさせるスイッチ12と、送信部11を動作させるためのバ ッテリ13と、を備えている。
【0013】 送信部11はアンテナ11aと、図示しない発振回路、変調回路、高周波増幅 回路等を備えており、スイッチ12がオンになると動作するように構成され、発 振回路で発生させた高周波信号(VHF帯)を高周波増幅回路で必要レベルに増 幅してアンテナ11aより送信するものである。 スイッチ12は、送信部11とバッテリ13の間に設けられ、送信部11をオ ン、オフするもので、スライドスイッチやプッシュスイッチが適宜使用される。 また、バッテリ13は小型高性能のバッテリとして、アルカリ電池等が使用さ れる。
【0014】 携帯容器側装置2は、携帯容器3の内部に装着されたもので、外部より見えな いようになっている。この携帯容器側装置2は、図2に示すように、前記本人側 装置1からの作動信号を受信する受信部21と、この受信部21からの信号で動 作する警報蛍光発煙部24と、この警報蛍光発煙部24を作動可能状態にするス イッチ22と、受信部21及び警報蛍光発煙部24を動作させるためのバッテリ 23と、を備えている。そして、スイッチ22には、スイッチ22をオンにする ための盗難防止ヒモ25が取り付けられている。
【0015】 受信部21は、携帯容器3に埋め込まれたアンテナ21aと、図示しない高周 波増幅回路、復調回路、発振回路、中間周波増幅回路等が備えられ、前記送信部 11から送信された高周波を低周波に変換して警報蛍光発煙部24に動作信号と して出力するようになっている。受信部21から出力された動作信号は、図示し ない警報蛍光発煙部24のドライブ回路に入力され、警報発生器と蛍光発煙器を 動作させて警報を発すると共に蛍光発煙を行うものである。
【0016】 スイッチ22は、内部に図示しない移動接点と2つの固定接点を持つスライド タイプのものである。一方の固定接点バッテリ23に接続され、他方の固定接点 は警報蛍光発煙部24に接続されている。また移動接点は、それぞれオン位置と オフ位置で保持することができるロック機能を備えている。そして、移動接点側 には、移動接点を動作させる盗難防止ひも25が接続されている。この盗難防止 ひも25は所定長さ(50〜100cm)となっている。
【0017】 ひも盗難防止ひも25が引っ張られていない状態ではスイッチ22がオフとな り移動接点と固定接点は接触せず、バッテリ23と警報蛍光発煙部24は電気的 に接続されないため、警報蛍光発煙部24は動作しない。 一方、盗難防止ひも25が引っ張られるとスイッチ22がオンした状態となり 、移動接点と固定接点が接触し、バッテリ23と警報蛍光発煙部24は電気的に 接続され、電流が流れて警報蛍光発煙部24が動作する。
【0018】 また、警報蛍光発煙部24は、図示いないドライブ回路、スピーカ等の警報発 生器、蛍光発煙器から構成されている。蛍光発煙器は、電熱で蛍光材が発煙する ように構成されたもので、微細な孔が形成された円筒形のケースに蛍光材が充填 され、ニクロム線等の発熱体を組み込んだものである。この発熱体に電流が流れ ると発熱体が発熱して蛍光材を加熱し、蛍光発煙を行うものである。
【0019】 次に、上述のように構成された盗難防止用警報蛍光発煙装置の動作を図1、図 2に基づいて説明する。 先ず、スイッチ22の盗難防止ひも25を使用していない時に、携帯容器3が 盗難された場合は、本人側装置1のスイッチ12を押してやる。すると、本人側 装置1の送信部11より作動信号が携帯容器側装置2に送信される。携帯容器側 装置2は受信部21で、この作動信号を受信し警報蛍光発煙部24に送る。警報 蛍光発煙部24では図示しない警報発生器で警報を鳴らし、さらに蛍光発煙器で 蛍光性の煙を発生させる。携帯容器2が警報を鳴らし、蛍光性の煙を発生してい ることは、極めて異常なことなので、周囲の人々は即座にその異常さに気づき大 騒ぎになるため、携帯容器3の盗難者は携帯容器3を持って逃げられなくなるも のである。
【0020】 また、スイッチ22の盗難防止ひも25を使用する場合は、携帯容器3が椅子 や自動車の中に置かれ、盗難防止ひも25が椅子や自動車の所定の場所に結び付 けられる。そして、携帯容器3が盗難される時、盗難者は必ず携帯容器3を無理 やり引っ張るので、盗難防止ひも25も引っ張られてスイッチ22がオンとなり 警報蛍光発煙部24が作動する。その結果、警報蛍光発煙部24では図示しない 警報発生器で警報を鳴らし、さらに蛍光発煙器で蛍光性の煙を発生させる。携帯 容器2が警報を鳴らし、蛍光性の煙を発生していることは、極めて異常なことな ので、周囲の人々は即座にその異常さに気づき大騒ぎになるため、携帯容器3の 盗難者は携帯容器3を持って逃げられなくなるものである。
【0021】 上述したように本考案の盗難防止用警報蛍光発煙装置は、携帯容器3の盗難防 止のため、極めて有効な手段となるものである。
【0022】 なお、本考案は上述した実施の形態に限定されるものではなく、実用新案登録 請求の範囲内において様々な態様が可能なことは勿論である。 例えば、携帯容器側装置2の受信部21とバッテリー23を接続する接続線の 間に図示しないスイッチを設けておけば、携帯容器3を使用しない場合にオフ状 態とし、バッテリー23の不必要な消耗を防ぐことができるので、経済的な使用 が可能となる。
【0023】
以上に述べたように本考案は、携帯容器を所有している本人に保持され作動信 号を送信する本人側装置と、前記携帯容器に装着され本人側装置からの作動信号 で作動する携帯容器側装置と、が備えられ、前記本人側装置から送信された作動 信号により作動状態となり、また前記携帯容器側装置が所定場所から所定距離だ け離れた場合にも作動可能状態となり、警報を発すると共に蛍光性の煙を発生す ることにより、携帯容器が盗難に逢った場合に周囲の人々の注意を引き、盗難さ れた携帯容器であることが即座にわかるので、極めて有効な携帯容器の盗難防止 できるという優れた効果を奏する。
【図1】本考案の盗難防止用警報蛍光発煙装置の概要を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】図1の盗難防止用警報蛍光発煙装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
A 盗難防止用警報蛍光発煙装置 1 本人側装置 2 携帯容器側装置 3 携帯容器 11 送信部 12 スイッチ 13 バッテリー 21 受信部 22 スイッチ 23 バッテリー 24 警報蛍光発煙部 25 盗難防止ひも
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月29日(2000.2.2
9)
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (3)
- 【請求項1】 携帯容器を所有している本人に保持さ
れ作動信号を送信する本人側装置と、前記携帯容器に装
着され前記本人側装置からの作動信号で作動する携帯容
器側装置と、を有し、 前記本人側装置から送信された作動信号により作動状
態となり、また前記携帯容器側装置が所定場所から所定
距離だけ離れた場合にも作動状態となり、警報を発する
と共に蛍光性の煙を発生することを特徴とする盗難防止
用警報蛍光発煙装置。 - 【請求項2】 前記本人側装置は、作動信号を送信する
送信部と、前記送信部をオンさせるスイッチと、前記送
信部を動作させるバッテリと、を備えていることを特徴
とする請求項1に記載の盗難防止用警報蛍光発煙装置。
- 【請求項3】 前記携帯容器側装置は、前記作動信号を
受信する受信部と、前記受信部からの信号で動作する警
報蛍光発煙部と、前記警報蛍光発煙部を作動するスイッ
チと、前記スイッチに接続された盗難防止ひもと、前記
受信部及び前記警報蛍光発煙部を動作させるためのバッ
テリと、を備えていることを特徴とする請求項1に記載
の盗難防止用警報蛍光発煙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009217U JP3074320U (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 盗難防止用警報蛍光発煙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009217U JP3074320U (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 盗難防止用警報蛍光発煙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3074320U true JP3074320U (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=43207497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999009217U Expired - Fee Related JP3074320U (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 盗難防止用警報蛍光発煙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074320U (ja) |
-
1999
- 1999-10-28 JP JP1999009217U patent/JP3074320U/ja not_active Expired - Fee Related
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |