JPH11306067A - プロキシーシステム - Google Patents

プロキシーシステム

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Publication number
JPH11306067A
JPH11306067A JP10110744A JP11074498A JPH11306067A JP H11306067 A JPH11306067 A JP H11306067A JP 10110744 A JP10110744 A JP 10110744A JP 11074498 A JP11074498 A JP 11074498A JP H11306067 A JPH11306067 A JP H11306067A
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JP
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image
tag
client terminal
proxy
server
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Pending
Application number
JP10110744A
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English (en)
Inventor
Koji Okuda
浩二 奥田
Yasuhiro Ide
康弘 井出
Masayuki Ayabe
雅之 綾部
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末等の低速な通信路によりWWWを利
用する際に容量の大きい画像データが頻繁に使用されて
いるので表示速度が遅いという課題がある。 【解決手段】 イントラネットあるいはインターネット
の経路上のサーバ39と端末38とを中継する位置に設
けられ、端末38で情報を表示するブラウザーの表示速
度を上げるため、サーバ39から送られてくる画像の大
きさを縮小して、端末38へ送信する画像データ削減手
段25〜26と、その画像がマウスでクリックできるも
のである場合、前記縮小に応じて位置情報を修正する位
置情報制御手段28と、をそなえたことを特徴とするプ
ロキシーシステム42である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット・
イントラネットにおけるプロキシーシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のプロキシーサーバについて図面を
用いて説明する。
【0003】プロキシーサーバとは、ネットワークに接
続されたコンピュータの通信要求を受けて、そのコンピ
ュータの代理(Proxy)としてインターネットとの間の
通信を行うサーバのことである。
【0004】例えば、ファイアーウォールによって直接
IPでの接続が禁止されたネットワーク上のホストコン
ピュータから、インターネットへのアクセスを可能とす
る機能や、検索情報のキャッシングによるネットワーク
トラフィックの有効利用、レスポンスの高速化などがは
かれるといった機能を持つものである。プロキシーサー
バを利用すると、アクセスを受けた側のコンピュータに
はプロキシーサーバが動作するコンピュータからのアク
セスとして見え、ユーザが実際に使用しているコンピュ
ータはインターネットからは見えないといった利点があ
る。
【0005】図1に従来のプロキシーサーバを示す。
【0006】2のホストコンピュータ1、3のホストコ
ンピュータ2、4のホストコンピュータ3はネットワー
クに接続されたホストコンピュータであり後述するプロ
キシーサーバ1に対するクライアントである。ゲートウ
ェイ5は、他のネットワークつまりインターネットに接
続する手段である。プロキシーサーバ1はゲートウェイ
5を介してインターネット側と、2のホストコンピュー
タ1、3のホストコンピュータ2、4のホストコンピュ
ータ3の間に位置するものである。
【0007】次にこのような構成のプロキシーサーバの
動作を説明する。
【0008】ファイアーウォールによって内部と外部の
直接の通信が禁止された内部ネットワーク上のコンピュ
ータから、インターネットにアクセスする場合、例えば
2のホストコンピュータ1がインターネットにアクセス
することを考える。この時、2のホストコンピュータ1
からいったんファイアーウォール上のホストにログイン
し、そこからインターネットにアクセスするという2段
階の手順を踏む必要がある。しかし、このようなアクセ
スの仕方では、ファイアーウォール上のホストにアカウ
ントを作成する必要があるので、インターネットからの
不正侵入に対する危険がある。これに対処するため、プ
ロキシーサーバ1はsocksを利用することによっ
て、ファイアーウォール上に利用者のアカウントを作成
することなく、内部のネットワークからインターネット
アクセスが可能になる。socksを利用すると、te
lnet、ftpなどのソケット通信を用いるアプリケ
ーションが利用できる。
【0009】また、CERN httpdは、例えばク
ライアントである2のホストコンピュータ1の要求をい
ったん受け付け、そのクライアントに代わってインター
ネット上のサーバに問い合わせを行う機能を有する。W
WWばかりでなく、GopherやWAISプロトコロ
ルについても全て代理で受け付ける機能をもっているほ
か、一度アクセスして得たデータをローカルなキャッシ
ュに保存しておいて、二度め以降のアクセスをする場合
に、インターネット上の遠隔サーバに問い合わせること
なく、再利用するキャッシュ機能を有する。このキャッ
シュ機能によって、サーバとの間の無駄なトラフィック
が省けるとともに、レスポンスの高速化をはかることが
出来る。
【0010】また、DeleGateは、CERN h
ttpdのもつプロキシー、キャッシュの機能に加え、
日本語の文字コードを変換する機能を有する。つまり、
日本語の文字コードをホスト上のWWWクライアントが
サポートする文字コードに変換することができる。
【0011】このようにして、プロキシーサーバ1を設
けることで、インターネット及び/またはイントラネッ
トに2のホストコンピュータ1等がアクセスする際に様
々なメリットがある。
【0012】ところで、最近急速にインターネット及び
/またはイントラネットが普及してきている。また、最
近、PHSや携帯電話を用いてインターネット及び/ま
たはイントラネットにアクセスする携帯端末も急速に普
及している。
【0013】このような状況下では、携帯端末により快
適にインターネット及び/またはイントラネットにアク
セスできることが必要になってきた。また、インターネ
ット及び/またはイントラネット自体が急速に普及して
きているので、細い回線などでは、アクセスする数が多
すぎて回線が混雑するといった現象も生じてきている。
【0014】そこで、上述した一般的なプロキシーサー
バ1以外にインターネット及び/またはイントラネット
の快適な使用環境を作るため様々な工夫がなされてきて
いる。
【0015】例えばアクセレレータボード等のハードウ
ェアを使用し、クライアント端末自体の処理性能を向上
させることも考えられるが、対象となるクライアントの
台数が増えると対応できなくなる。また、クライアント
端末にPlug−inソフトをインストールする方法も
行われているが、クライアント端末ごとにPlug−i
nソフトをインストールする必要がある。また、モバイ
ル環境つまり携帯端末を用いる場合、PHSや携帯電話
からインターネット及び/またはイントラネットにアク
セスするが、その際の通信速度が低速であることがイン
ターネット及び/またはイントラネットを使用する上で
の障害になっている。PHSの通信速度を現状の32K
bpsから64Kbpsに上げることも検討されてい
る。IMP2000等のメディア自信の高速化も検討さ
れている。しかしながら、64Kbpsではまだまだ通
信速度が不足している。
【0016】一般にインターネット及び/またはイント
ラネットで頻繁に使われるのは、容量の大きい画像デー
タや動画データやオーディオデータやJavaアプレッ
ト等であるので、回線が混雑している場合や、低速な通
信速度しか確保出来ない携帯端末では、快適にWWWア
クセスが行えないという問題が発生している。
【0017】上述したWWWへ快適にアクセスするため
の従来例を図2を参照して説明する。
【0018】モバイル端末6は、モバイル環境化で、W
WWにアクセスするものである。プロキシーサーバ7
は、モバイルプロキシーサーバシステムの中核となるモ
ジュールである。モバイル端末6は、モバイルプロキシ
ークライアント8と既存ブラウザ9から構成されてい
る。モバイルプロキシークライアントは8はモバイル端
末6側に位置するモジュールであり、既存ブラウザ9
と、後述するモバイルプロキシーサーバ10の間のHT
TPメッセージの中継機能、ユーザ管理機能を提供する
ものである。プロキシーサーバ7は、前述したモバイル
プロキシーサーバ10、ユーザ認証11、メディア変換
12、経路管理13で構成される。モバイルプロキシー
サーバ10は、モバイルプロキシークライアント8とW
WWサーバ間のHTTPメッセージの中継を行うもので
ある。ユーザ認証11は、モバイル端末6からアクセス
してくるユーザの認証を行うものである。メディア変換
12は、画像情報の変換を行うものである。経路管理1
3は、各WEBページのアクセス履歴を保管するもので
ある。
【0019】次にこのような構成のプロキシーシステム
の動作を説明する。
【0020】ユーザがモバイル端末6を用いて、既存ブ
ラウザ9を起動し、WEBページにアクセスしようとす
ると、モバイルプロキシークライアント8は、モバイル
プロキシーサーバ7に対するユーザ認証用のユーザ名、
パスワードの入力を既存ブラウザ9を介して要求する。
それらの情報を通常のHTTPの認証データの受け渡し
機能を用いてモバイルプロキシーサーバ10に通知する
ことによりユーザ認証11が、前記認証を行う。認証に
成功すると、モバイルプロキシーサーバー10は、次に
モバイルプロキシークライアント8とWWWサーバ間の
HTTPメッセージの中継を行う。この際経路保管13
は、HTTPメッセージのヘッダ情報を用いて各WEB
ページのアクセス履歴の保管を行うとともに、サーバか
らの応答を監視し、画像情報(GIFデータ、JPEG
データ)を検出すると、メディア変換12が、画像情報
の変換を行う。メディア変換12はモバイルプロキシー
サーバー10からの要求に基づいて、メディア変換を行
いモバイル通信路を介した画像データの転送データ量の
削減を行う。その方法は、GIFやJPEGの画像に対
して、品質を落としたJPEG画像への変換を行い、デ
ータ量の削減を行う。そして、モバイルプロキシーサー
バ10を介して、モバイルプロキシークライアント8が
前記品質を落とした画像を受け取り、既存ブラウザ9に
表示する。
【0021】上述したごとく、モバイル通信路が低速で
も、GIFやJPEGの画像データを品質を落としたJ
PEG画像に変換することによって、快適なWWWへの
アクセスが可能となる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】例えば、大企業の建物
内には、LANが設置されており、高速に通信が可能で
ある。このためWWWへのアクセスも、容量の大きい画
像データや動画データやオーディオデータやJavaア
プレットを頻繁に使用しても、回線が混雑していなけれ
ば、イントラネットでは快適な使用環境を得ることがで
きる。例えば図1で説明したプロキシーでも十分快適な
処理速度を得ることができる。
【0023】ところが、LANが設置されているところ
は、まだまだ数が少なく、中小企業等ではLANが設置
されているところはまだまだ少ない。また屋外からアク
セスするためには、PHSや携帯電話を通信路として使
用しないといけない。PHSの通信速度は現状では、3
2Kbpsが最大であり、また携帯電話の通信速度は、
9600bpsが最大である。このように屋外からアク
セスすると、低速な通信速度しか得られない。これはL
ANの通信速度に対して、PHSでは数十分一であり、
また携帯電話では数百分の一の差がある。従って、画像
データなどを頻繁に使用するWWWでは、快適な通信環
境が得られないので、図2で説明したごとき工夫が必要
になってくる。
【0024】前述したごとくWWWでは、容量の大きい
画像データ等が頻繁に使用されるので、画像データ等の
取得に時間がかかるという問題がある。
【0025】また図2で説明した従来例では、GIF画
像もJPEG画像もすべてJPEG画像に変換してい
る。GIF画像はCAD等の線画つまり高周波成分が多
く含まれた画像の表示に適しており、またJPEG画像
は、写真などの低周波成分が多く含まれた画像の表示に
適している。しかし、図2で説明した従来例では全ての
画像をJEPG画像に変換しているので、狭い範囲の画
像データにしか効率的にデータ量を削減できないといっ
た問題がある。
【0026】また図2で説明した従来例では、確かに低
速な通信速度でも快適な操作環境を得ることができる
が、モバイル端末6の台数が増えるごとにモバイルプロ
キシークライアント8をモバイル端末6にインストール
しなければならず、費用がかかるという問題がある。
【0027】本発明はこのような従来の携帯端末等の低
速な通信回線によりWWWにアクセスする際に画像デー
タ等の容量の大きいデータが頻繁に使用されるのでブラ
ウザの表示速度が遅く快適な使用環境が得られないとい
う課題と、さらに快適な使用環境が得られるような工夫
がなされたとしても携帯端末等に特殊なソフトをインス
トールしなければならず費用がかかるという課題と、狭
い範囲の画像データにしか効率的にデータ量を削減でき
ないという課題を考慮し、携帯端末等の低速な通信回線
によりWWWにアクセスしても快適な使用環境が得ら
れ、さらに携帯端末やWebサーバに特殊なソフトをイ
ンストールする必要もなく、より広い範囲の画像データ
に対して効率的にデータ量を削減できるプロキシーシス
テムを提供することを目的とするものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、イントラ
ネットあるいはインターネットの経路上のサーバとクラ
イアント端末とを中継する位置に設けられ、前記クライ
アント端末側で情報を表示するブラウザーの表示速度を
上げるため、前記イントラネットあるいは前記インター
ネットから送られてくる画像の大きさを縮小して、前記
クライアント端末へ送信する画像データ削減手段と、前
記画像にクリック出来る部分がある場合は、前記縮小に
応じてそのクリックできる部分に対応する位置情報を修
正する位置情報制御手段と、を備えたことを特徴とする
プロキシーシステムである。
【0029】また第2の本発明(請求項2に対応)は、
前記位置情報制御手段は、前記画像がUSEMAPタイ
プの場合、前記縮小に応じてHTML文章内に定義され
ているAREAタグのCOORDS属性を縮小して、前
記クライアント端末に送ることを特徴とする第1の本発
明記載のプロキシーシステムである。
【0030】また第3の本発明(請求項3に対応)は、
イントラネットあるいはインターネットの経路上のサー
バとクライアント端末とを中継する位置に設けられ、前
記クライアント端末側で情報を表示するブラウザーの表
示速度を上げるため、前記イントラネットあるいは前記
インターネットから送られてくる画像の表示色数を削減
して、前記クライアント端末へ送信する画像データ削減
手段と、を備えたことを特徴とするプロキシーシステム
である。
【0031】また第4の本発明(請求項4に対応)は、
イントラネットあるいはインターネットの経路上のサー
バとクライアント端末とを中継する位置に設けられ、前
記クライアント端末側で情報を表示するブラウザーの表
示速度を上げるため、前記イントラネットあるいは前記
インターネットから送られてくるHTML文章内にイメ
ージタグがある場合は、その画像データを表示させるタ
グをそのファイル名または画像名のテキストを表示させ
るタグに変更する変更手段と、を備えたことを特徴とす
るプロキシーシステムである。
【0032】また第5の本発明(請求項5に対応)は、
イントラネットあるいはインターネットの経路上のサー
バとクライアント端末とを中継する位置に設けられ、前
記クライアント端末側で情報を表示するブラウザーの表
示速度を上げるため、前記イントラネットあるいは前記
インターネットから送られてくるHTML文章内のイメ
ージタグの内部に予め設定した画像名またはファイル名
に合致する画像を表示させるタグがあった場合それに代
えて予め決めておいたロゴまたはアイコンまたはテキス
トを表示させるタグに置き換える変更手段と、を備えた
ことを特徴とするプロキシーシステムである。
【0033】また第6の本発明(請求項6に対応)は、
イントラネットあるいはインターネットの経路上のサー
バとクライアント端末とを中継する位置に設けられ、前
記クライアント端末側で情報を表示するブラウザーの表
示速度を上げるため、前記イントラネットあるいは前記
インターネットから送られてくるHTML文章内にイメ
ージタグ以外のタグがあった場合所定のタグの情報を削
除するタグ削除手段と、を備えたことを特徴とするプロ
キシーシステムである。
【0034】また第7の本発明(請求項7に対応)は、
前記画像データ削減手段は、その処理を、表示するすべ
ての画像に適用するのではなく、所定の容量以下の画像
には適用しないことを特徴とする第1〜3の発明のいず
れかに記載のプロキシーシステムである。
【0035】また第8の本発明(請求項8に対応)は、
各種機能の切り替えを前記ブラウザに表示し、それを選
択することにより前記各種機能の切り替えを行う切り替
え手段と、を備えたことを特徴とする第1〜7の発明の
いずれかに記載のプロキシーシステムである。
【0036】また第9の本発明(請求項9に対応)は、
各種機能を各々並行処理させて処理速度を向上させる並
行処理手段と、を備えたことを特徴とする第1〜7の発
明のいずれかに記載のプロキシーシステムである。
【0037】また第10の本発明(請求項10に対応)
は、第1〜9の発明における各手段の全部または一部の
機能を実現するためのプログラムを格納していることを
特徴とする媒体である。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0039】まず第1の実施の形態について、図3と図
4を参照して概要を説明する。詳細は後述する。
【0040】本実施の形態では、図3に示すごとくWW
Wサーバから送られてくる原画像を縮小(幅と高さの縮
小:以下縮小と言えば幅と高さを縮小することを意味す
るものとする)あるいはテキスト化して端末のブラウザ
上に表示する場合を説明する。転送時間の短縮14はサ
ーバから送られてくる原画像を縮小あるいはテキスト化
して端末のブラウザに表示することにより表示速度をあ
げる場合の概念である。
【0041】図4に概要を示す。端末15は、携帯端末
等低速な通信速度しか得られない端末である。なお、窓
口プロキシー16、切り替えリンク17、画像データサ
イズ削減プロキシー18、画像テキスト化プロキシー1
9、オリジナル画像プロキシー20は、本発明のプロキ
シーシステムの例である。窓口プロキシー16は、画像
データを縮小して表示するか、画像データをテキスト化
して表示するか、原画像を表示するかを、ユーザからの
指定により切り替え、またユーザが端末15からサーバ
にアクセスする際に認証などを行う手段である。切り替
えリンク17はサーバから送られてくるHTTPプロト
コルに記述されたHTML文章にリンク機能を追加し
て、端末15に表示されるブラウザー内に「原画像モー
ド」、「縮小モード」、「ファイル名モード」を追加す
る手段である。画像データサイズ削減プロキシー18
は、前記「縮小モード」が選択された場合、画像データ
サイズを縮小する手段である。画像テキスト化プロキシ
ー19は、前記「ファイル名モード」が指定された場
合、画像データをテキスト化して表示する手段である。
オリジナル画像プロキシー20は、前記「原画像モー
ド」が選択された場合、画像データを原画像のまま表示
する手段である。
【0042】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0043】ユーザが端末15でブラウザを起動し、W
WWにアクセスしようとすると、まず、窓口プロキシー
16が認証を行う。認証が成功すれば、端末15のブラ
ウザが立ち上がり、ホームページがブラウザ上に表示さ
れる。このとき、切り替えリンク17は、HTTPプロ
トコルに記述されたHTML文章内にリンク機能を追加
する。すなわち前述した、「原画像モード」、「縮小モ
ード」、「ファイル名モード」である。これらのモード
は端末15で起動している前記ブラウザの表示画面の上
部に表示される。さらに、ディフォルトは「縮小モー
ド」であるとする。すなわち、ディフォルトでは、窓口
プロキシー16が、画像データサイズ削減プロキシー1
8に接続しているとする。画像データサイズ削減プロキ
シー18は、サーバから送られてくるHTTPプロトコ
ルに記述されたHTML文章内にイメージタグを検出し
た場合、その画像データのサイズを縮小するとともに、
HTML文章の表示サイズも前記縮小にあわせて書き換
える。さらに端末15で起動されている前記ブラウザ
で、ユーザがWebページや別のホームページを参照し
ようとした場合WWWサーバから送られてくるHTML
文章を、画像データサイズ削減プロキシー18がチェッ
クし、イメージタグを検出した場合、上述した内容と同
様のことを行う。
【0044】さらにユーザが端末15で起動しているブ
ラウザで、「ファイル名モード」を選択した場合、窓口
プロキシー16は、画像テキスト化プロキシーに接続す
る。そうすると、画像テキスト化プロキシー19が、イ
メージタグを検出したら、HTML文章に記述されてい
るイメージタグをテキスト文字列に置き換える。さら
に、ユーザが端末15に起動されているブラウザで「原
画像モード」を選択した場合、窓口プロキシー16は、
オリジナル画像プロキシー20に接続を切り替える。こ
の場合、WWWサーバから送られてくるHTML文章に
何も変更を加えない。従って、端末15で起動されてい
るブラウザには原画像が表示される。
【0045】以上記述したことから明らかなように、本
実施の形態によれば、容量の大きい画像データを大幅に
削減して、端末15が低速な通信路しか確保できない場
合でも、ブラウザへの表示速度をあげることができ快適
な環境でインターネット及び/またはイントラネットを
使用することが出来る。また、端末15においては、N
etscapeやinternet Explorer
などの既存のブラウザが使用でき、特殊なソフトを端末
15にインストールする必要がなく費用がかからず、ま
たWebサーバ自身に特別なソフトをインストールする
必要がなく、また画像を縮小しているだけなのでより広
い範囲の画像データに対して効率的にデータ量を削減で
きるといった利点がある。
【0046】次に第1の実施の形態について詳述する。
【0047】図5に本実施の形態のシステム構成図を示
す。
【0048】プロキシーシステム42は、クライアント
端末とイントラネット用サーバとを中継する位置に設け
られ、クライアント端末で情報を表示するブラウザーの
表示速度を上げる手段である。プロキシーシステムは以
下のように構成される。
【0049】窓口プロキシー16は、処理内容に従っ
て、HTTPプロトコル等のデータの流れる経路を切り
替える手段である。さらに窓口プロキシー16は、ユー
ザ認証22と切り替えリンク追加17の各手段から構成
される。ユーザ認証22は、ログインするユーザを認証
する手段である。切り替えリンク17は、サーバから送
られてくるHTTPプロトコルのデータに記述されたH
TML文章にリンク機能を追加して、クライアント端末
に表示されるブラウザー内に「原画像モード」、「縮小
モード」、「ファイル名モード」を追加する手段であ
る。
【0050】画像データサイズ削減プロキシー18は、
クライアント端末で、前記「縮小モード」が選択された
場合、画像を縮小する手段である。さらに画像データサ
イズ削減プロキシー18は、jpeg縮小25、gif
縮小26、特定タグ削除27、表示サイズ調整28の各
手段から構成される。jpeg縮小25は、HTTPプ
ロトコルのデータとしてjpegデータが送られてきた
ら、jpegデータを縮小する手段である。gif縮小
はHTTPプロトコルのデータとしてgifデータが送
られてきたら、gifデータを縮小する手段である。特
定タグ削除27は、jpegデータやgifデータ等の
画像データ以外の容量の大きい特定のタグ、例えば動画
データやオーディオデータやJavaアプレット等のH
TML文章内のタグを削除してデータの容量を削減する
手段である。特定タグ削除27については、第2の実施
の形態で説明する。表示サイズ調整28は、jpegデ
ータやgifデータが縮小された場合、HTML文章に
おいて、画像データがUSEMAPタイプの場合、前記
縮小に応じてHTML文章内に定義されているAREA
タグのCOORDS属性を縮小する手段である。
【0051】テキスト化プロキシー19は、クライアン
ト端末で、前記「ファイル名モード」が選択された場
合、画像データをテキスト化する手段である。さらにテ
キスト化プロキシー19は、テキスト化30、特定タグ
削除29から構成される。テキスト化30は、画像デー
タを受け取ったら、HTML文章のイメージタグを書き
換えて、特定のテキストに変換する手段である。特定タ
グ削除27は、画像データ以外の容量の大きい特定のタ
グ、例えば動画データやオーディオデータやJavaア
プレット等のHTML文章内のタグを削除してデータの
容量を削減する手段である。特定タグ削除27について
は、第2の実施の形態で説明する。
【0052】エージェント起動サーバ21は、画像デー
タサイズ削減プロキシー18、テキスト化プロキシー1
9が必要とするモジュールを管理し、必要なときにモジ
ュールを起動し、必要な処理をする部分に送信する手段
である。さらにエージェント起動サーバ21は、jpe
g縮小31、gif縮小32、特定タグ削除33、表示
サイズ調整34、テキスト化35から構成される。jp
eg縮小31は、jpeg縮小25が処理を行う際に必
要なモジュールである。gif縮小32は、gif縮小
26が処理を行う際に必要なモジュールである。特定タ
グ削除33は、特定タグ削除27、特定タグ削除29が
処理を行う際に必要なモジュールである。表示サイズ調
整34は、表示サイズ調整28が処理を行う際に必要な
モジュールである。テキスト化35は、テキスト化30
が処理を行う際に必要なモジュールである。
【0053】キャッシュ23は、CERN httpd
のキャッシュ機能と同等の機能を実現するものである。
アクセスログ24は、プロキシーシステム42にアクセ
スしたユーザのログを記録したり、またユーザがアクセ
スしたWebページの履歴を管理し、キャッシュ23と
連動して、クライアント端末側での表示が高速になされ
るものである。
【0054】以上がプロキシーシステム42の構成であ
る。
【0055】LANクライアント37は、プロキシーシ
ステム42と高速に通信できるLANで接続されたクラ
イアント端末である。モバイルクライアント38は、低
速にしか通信できないモバイル通信路、例えば携帯電話
やPHSによりプロキシーシステム42に接続されるク
ライアント端末である。
【0056】イントラネット用のサーバとしては、We
bサーバ39、FTPサーバ40で構成される。Web
サーバ39は、HTTPプロトコルを用いてWWWサー
バとしてHTML文章を転送するサーバである。FTP
サーバ40は、FTPプロトコルを用いてファイル転送
するサーバである。
【0057】さらにプロキシーシステム42はホスト名
として、phostという名前を持ち、さらに別名(エ
ーリアス)としてreduce、text、agent
という名前を持つものである。Webサーバ39はホス
ト名としてintra1という名前を持ち、FTPサー
バ40はホスト名としてintra2という名前を持
つ。画像データサイズ削減プロキシー18はポート番号
として10080を持ち、テキスト化プロキシーはポー
ト番号として11080を持ち、エージェント起動サー
バ21はポート番号として9080を持つものである。
LANクライアント37はポート番号として8080を
持ち、モバイルクライアントはポート番号として同じく
8080を持つものである。
【0058】なお、jpeg縮小25とgif縮小26
が本発明の画像データ削減手段の例であり、表示サイズ
調整28が本発明の位置情報制御手段の例であり、テキ
スト化30が本発明の変更手段の例であり、特定タグ削
除27と特定タグ削除29が本発明のタグ削除手段の例
であり、切り替えリンク追加17が本発明の切り替え手
段の例である。
【0059】次にこのような本実施の形態の動作を説明
する。
【0060】まず、クライアント端末であるLANクラ
イアント37とモバイルクライアント38からプロキシ
ーの設定を行う。これは図6の43に示すごとくクライ
アント端末から既存ブラウザを起動し、既存ブラウザの
設定メニューで、HOST名記入部分にphostを入
力し、port番号を記入する部分に8080を入力す
る。これで、プロキシーシステム42を使用する準備が
全て整ったことになり、LANクライアント37、モバ
イルクライアント38に特別なソフトをインストールす
る必要はなにもない。ただし、予め本実施の形態のイン
トラネットにおいてユーザ登録やIPアドレスの設定等
のLAN環境の設定はなされているものとする。
【0061】以上でプロキシーの設定が完了したので、
次に既存ブラウザを用いてモバイルクライアント38か
らWWWのホームページを表示する場合を説明する。モ
バイルクライアント38で既存ブラウザを立ち上げる
と、モバイル通信路を介して、プロキシーシステム42
にログイン要求が行く。そうすると、窓口プロキシー1
6が、ユーザ認証22にて認証を行う。認証が成功すれ
ば、Webサーバ39からHTTPプロトコルのデータ
としてHTML文章が送られてくる。このHTML文章
に切り替えリンク追加17でリンクが追加される。すな
わち「原画像モード」、「縮小モード」、「ファイル名
モード」である。ディフォルトは「縮小モード」とす
る。この機構はHTML文章内に図6の44のごときリ
ンクを張ることで実現できる。すなわち、44において
「縮小モード」には、「画像データ削減」のURLを割
り振り、「ファイル名モード」には、「テキスト化」の
URLを割り振り、また「原画像モード」には、「オリ
ジナル」のURLを割り振る。このようにして、既存ブ
ラウザには、図7の縮小モード表示例45のごとく表示
される。既存ブラウザの表示画面の上端に「原画像モー
ド」、「縮小モード」、「ファイル名モード」と表示さ
れている。
【0062】モバイルクライアント38の既存ブラウザ
上でユーザが別のWebページあるいは別のホームペー
ジを指定した場合、現在「縮小モード」になっているの
で、Webサーバ39は、HTTPプロトコルのデータ
としてHTML文章を画像データサイズ削減プロキシー
18に送る。ここでHTML文章で、イメージタグが検
出されれば、画像縮小を行う。対象とする画像がjpe
gデータの場合、jpeg縮小25が、エージェント起
動サーバ21よりjpeg縮小31のモジュールを受け
て、実際の画像縮小をおこなう。対象とする画像がgi
fデータの場合、gif縮小26が、エージェント起動
サーバ21よりgif縮小32のモジュールを受けて、
実際の画像縮小を行う。ただし、全ての画像を縮小する
のではなく、特定の容量以下の画像は縮小処理を行わな
い。画像縮小を行う際に、あわせて、表示サイズ調整が
28が、エージェント起動サーバ21より表示サイズ調
整34のモジュールを受けて、HTML文章の表示サイ
ズの調整を行う。そして、窓口プロキシー16を介し
て、モバイルクライアント38の既存ブラウザにユーザ
が指定した前記Webページあるいは前記ホームページ
が表示される。
【0063】次に画像を縮小する方法と、表示サイズを
調整する方法について説明する。画像のサイズを縮小す
る際単純に画素を間引くとエーリアシングの影響によ
り、画像にノイズが入るが、例えば画像処理で公知の技
術であるスムージングフィルタをかける等すればアンチ
エイリアシングが行える。画像には、マウスでクリック
することができるものとできないものがある。マウスで
クリック出来ないものに関しては公知の画像処理の技術
を用いて縮小すればよい。また画像を縮小することは、
画像データの形式に関わらず広い範囲の画像データの形
式でデータ削減を実現することができる。また本実施の
形態では、画像は縦横ともに1/2だけ縮小するとす
る。
【0064】画像はHTML文章では、イメージマップ
として記述されており、マウスでクリックできるイメー
ジマップは、既存ブラウザ上に表示された画像のクリッ
クされた座標を元に動作を決定する。このため、ブラウ
ザ上での表示サイズが変わると期待した動作と異なる動
作をしてしまう。
【0065】イメージマップの種類には、ISMAPタ
イプとUSEMAPタイプがある。ISMAPタイプは
サーバ側で処理が行われるタイプで、モバイルクライア
ント端末38の既存ブラウザに表示された画像をマウス
でクリックすると、既存ブラウザからWebサーバ39
のCGIへ前記クリックされた座標が送られる。Web
サーバ39のCGIは、この座標を元にHTML文章に
定義されたアクション、例えば別のWebページへ移る
などの処理を行う。このためISMAPタイプのイメー
ジマップの場合には、既存ブラウザでの画像表示を縮小
しないことにより正常な動作をさせることができる。
【0066】また、USEMAPタイプは既存ブラウザ
側で処理が行われるタイプで、マップファイルで定義さ
れる座標とアクションの組み合わせを、既存ブラウザ自
身が参照してアクションを決定する。このマップファイ
ルは、HTMLのタグとして実現されているため、ここ
で定義されている座標、すなわちAREAタグのCOO
RDS属性を表示サイズ調整28で縦横それぞれ1/2
にすることで、ブラウザ表示サイズの変更に対応するこ
とができる。
【0067】なお、画像の縮小は、上述した実施の形態
における1/2に限らず、1/3、1/4、あるいは任
意倍率で縮小してもよく、またその際平行移動が伴うな
ど、要するにアフィン変換する手段でありさえすればよ
い。
【0068】なお、ISMAPタイプの場合、上述した
実施の形態に限らず、既存ブラウザ側で、クリックした
座標を2倍にする処理を施せばISMAPタイプの場合
でも画像を縮小しても、期待した通りの動作をするよう
になり、要するに、クライアント端末側でクリックした
座標に画像に施されたアフィン変換の逆変換を施す手段
でありさえすればISMAPタイプの場合でも期待した
のと同じ動作をさせることができる。
【0069】以上で画像を縮小する方法と、表示サイズ
を調整する方法についての説明を終える。
【0070】次にモバイルクライアント38が既存ブラ
ウザ上で、「ファイル名モード」を選択した場合の動作
を説明する。
【0071】モバイルクライアント38が既存ブラウザ
上で「ファイル名モード」をマウスでクリックした場
合、図6の44のごとき内容がHTML文章にリンクと
して記述されているので、「テキスト化」のURLが指
定される。すると、今度はWebサーバ39からHTT
Pプロトコルのデータがテキスト化プロキシー19に送
られてくることになる。本実施の形態では、テキスト化
プロキシー19がHTML文章内で画像データを検出す
る。画像データが検出されれば、エージェント起動サー
バ21が、テキスト化35のモジュールを起動して、テ
キスト化30に送る。これを受け取ってテキスト化30
で処理を行い、画像をテキストに変換するようにHTM
L文章を書き換えて、窓口プロキシー16に送り、モバ
イル通信路を介して、モバイルクライアント38の既存
ブラウザに表示される。ただし容量の小さい画像データ
についてはテキスト化処理は行わないものとする。この
ようにして、テキスト化された既存ブラウザの表示例を
図8のファイル名表示例46に示す。図7の縮小モード
表示例45で表示されていた部分がファイル名表示例4
6ではテキストとして表示されていることが解る。
【0072】次にテキスト化の方法について説明する。
【0073】テキスト化には、特定の画像を特定のテキ
ストに変換する方法とその画像ファイルをそのファイル
名等に変換する方法がある。
【0074】まず、特定の画像を特定のテキストに変換
する方法について説明する。本実施の形態では、例えば
osakagas.gifというファイルは常に「大阪
ガスのロゴ」と表示する、というように個別の名前を決
めるものである。テキスト化の対象となるファイルの指
定方法としては、図9のワイルドカードの使用50が可
能である。すなわち、47では”test.gif”と
いう定義に対して、HTML文章で記述されているファ
イル名がテキスト化に該当するかどうかを決めてい
る。”test.gif”は、定義と同一なので、マッ
チする。”Test.gif”は、大文字が使われてい
るので、マッチしない。”../images/tes
t.gif”は、ディレクトリが違うだけなので、マッ
チする。また、48では、”*test.gif”とい
う定義に対して、HTML文章では、”../imag
es/test.gif”となっており、”test.
gif”の頭に「/」ではなく一般の文字が記述されて
いないといけないので、マッチしない。HTML文章で
は、”test.gif”となっており、定義が”te
st.gif”の前に何か一般の文字がこないといけな
いという意味なので、マッチしない。また49では、”
*.gif”という定義に対してHTML文章で
は、”../images/test.gif”となっ
ており、”.gif”の前は何でもよいという意味なの
でマッチする。このようにして、ワイルドカードを使用
して、特定画像を特定のテキストに変換することができ
る。
【0075】次に画像ファイルをその画像ファイル名等
に変換する方法について述べる。その方法は、HTML
文章中の<IMG>タグまたは<IMAGE>タグがあ
らわれたらテキスト文字列に置き換え、指定されたSR
Cへのリンクを付加する方法である。図10に例を示
す。51では、画像ファイル名が”srcstr”であ
り、画像の名称が”altstr”である。これは、
「→」で示すように変換されている。つまり、画像の名
称がテキストとして表示されるように変換されている。
52は、画像ファイル名のみ指定されている場合であ
り、「→」で示すように画像ファイル名がテキストとし
て表示されるように変換されている。53、54も変換
例である。
【0076】なお、画像ファイル名自体をテキストとし
て、表示してもよい。
【0077】以上でテキスト化の方法についての説明を
終える。
【0078】なお、本実施の形態では、エージェント起
動サーバ21を設けた構成にしたが、それに限らず、画
像データサイズ削減プロキシー18とテキスト化プロキ
シー19に必要なモジュールを持たせるシステム構成に
してもよい。
【0079】次に第2の実施の形態について図面を参照
して説明する。
【0080】本実施の形態の構成は、第1の実施の形態
で述べたものと同一である。
【0081】本実施の形態では、HTML文章において
画像以外の容量の大きい特定のタグの情報を削除するも
のである。特定タグ削除27と特定タグ削除29が、エ
ージェント起動サーバ21の特定タグ削除33のモジュ
ールを受け取って処理を行う。図11の特定タグの削除
55で削除するタグの例を示す。これらは、必ずしも必
要でない上、容量が大きい傾向があるので、削除するこ
とで処理の効率化がはかれる。
【0082】なお、本発明の画像の縮小は、上述した実
施の形態における縮小に限らず、画像の色の数を16色
にするなど、要するに画像の色の数を減色してもよい。
【0083】なお、本実施の形態では、イントラネット
を例に上げて説明したが、イントラネットに限らず、イ
ンターネットでも同様の効果が得られる。
【0084】なお、本発明のプロキシーシステムは、上
述した実施の形態に加え、各種機能を各々並行処理させ
て処理を行うこともできる。
【0085】なお、本発明の切り替え手段は、上述した
実施の携帯における、既存ブラウザの上部に表示するも
のに限らず、既存ブラウザの下部や、右端、左端等、要
するに任意の位置に表示できさえすればよい。
【0086】なお、本発明は、その機能を実現する各手
段の全部または一部の機能を実現するためのプログラム
を格納していることを特徴とする媒体でもある。
【0087】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、携帯端末等の低速な通信回線によりWW
Wにアクセスしても快適な使用環境が得られ、さらに携
帯端末やサーバーに特殊なソフトをインストールする必
要がなく、広い範囲の画像データの形式に対してデータ
削減が実現できるプロキシーシステムを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術を示す概略図
【図2】従来技術を示す概略図
【図3】本発明の第1の実施の形態における概念図
【図4】本発明の第1の実施の形態における概略図
【図5】本発明の第1及び第2の実施の形態におけるプ
ロキシーシステムのシステム構成図
【図6】本発明の第1及び第2の実施の形態におけるク
ライアント端末でプロキシーの設定とクライアント端末
からのURLの指定方法を示す図
【図7】本発明の第1の実施の形態における縮小モード
表示例を示す図
【図8】本発明の第1の実施の形態におけるファイル名
表示例を示す図
【図9】本発明の第1の実施の形態における画像ファイ
ルをテキスト化する際に特定の画像を特定のテキストに
変化する場合のファイル指定方法を示す図。
【図10】本発明の第1の実施の形態における各画像フ
ァイルをそのファイル名等に変換する方法を示す図
【図11】本発明の第2の実施の形態における特定のタ
グを削除する削除対象の例を示す図
【符号の説明】
16 窓口プロキシー 18 画像データサイズ削減プロキシー 19 テキスト化プロキシー 25 jpeg縮小 26 gif縮小 27 特定タグ削除 28 表示サイズ調整 30 テキスト化 38 モバイルクライアント 39 Webサーバ 42 プロキシーシステム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イントラネットあるいはインターネット
    の経路上のサーバとクライアント端末とを中継する位置
    に設けられ、前記クライアント端末側で情報を表示する
    ブラウザーの表示速度を上げるため、前記イントラネッ
    トあるいは前記インターネットから送られてくる画像の
    大きさを縮小して、前記クライアント端末へ送信する画
    像データ削減手段と、 前記画像にクリック出来る部分がある場合は、前記縮小
    に応じてそのクリックできる部分に対応する位置情報を
    修正する位置情報制御手段と、を備えたことを特徴とす
    るプロキシーシステム。
  2. 【請求項2】 前記位置情報制御手段は、前記画像がU
    SEMAPタイプの場合、前記縮小に応じてHTML文
    章内に定義されているAREAタグのCOORDS属性
    を縮小して、前記クライアント端末に送ることを特徴と
    する請求項1記載のプロキシーシステム。
  3. 【請求項3】 イントラネットあるいはインターネット
    の経路上のサーバとクライアント端末とを中継する位置
    に設けられ、前記クライアント端末側で情報を表示する
    ブラウザーの表示速度を上げるため、前記イントラネッ
    トあるいは前記インターネットから送られてくる画像の
    表示色数を削減して、前記クライアント端末へ送信する
    画像データ削減手段と、を備えたことを特徴とするプロ
    キシーシステム。
  4. 【請求項4】 イントラネットあるいはインターネット
    の経路上のサーバとクライアント端末とを中継する位置
    に設けられ、前記クライアント端末側で情報を表示する
    ブラウザーの表示速度を上げるため、前記イントラネッ
    トあるいは前記インターネットから送られてくるHTM
    L文章内にイメージタグがある場合は、その画像データ
    を表示させるタグをそのファイル名または画像名のテキ
    ストを表示させるタグに変更する変更手段と、を備えた
    ことを特徴とするプロキシーシステム。
  5. 【請求項5】 イントラネットあるいはインターネット
    の経路上のサーバとクライアント端末とを中継する位置
    に設けられ、前記クライアント端末側で情報を表示する
    ブラウザーの表示速度を上げるため、前記イントラネッ
    トあるいは前記インターネットから送られてくるHTM
    L文章内のイメージタグの内部に予め設定した画像名ま
    たはファイル名に合致する画像を表示させるタグがあっ
    た場合それに代えて予め決めておいたロゴまたはアイコ
    ンまたはテキストを表示させるタグに置き換える変更手
    段と、を備えたことを特徴とするプロキシーシステム。
  6. 【請求項6】 イントラネットあるいはインターネット
    の経路上のサーバとクライアント端末とを中継する位置
    に設けられ、前記クライアント端末側で情報を表示する
    ブラウザーの表示速度を上げるため、前記イントラネッ
    トあるいは前記インターネットから送られてくるHTM
    L文章内にイメージタグ以外のタグがあった場合所定の
    タグの情報を削除するタグ削除手段と、を備えたことを
    特徴とするプロキシーシステム。
  7. 【請求項7】 前記画像データ削減手段は、その処理
    を、表示するすべての画像に適用するのではなく、所定
    の容量以下の画像には適用しないことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載のプロキシーシステム。
  8. 【請求項8】 各種機能の切り替えを前記ブラウザに表
    示し、それを選択することにより前記各種機能の切り替
    えを行う切り替え手段と、を備えたことを特徴とする請
    求項1〜7にいずれかに記載のプロキシーシステム。
  9. 【請求項9】 各種機能を各々並行処理させて処理速度
    を向上させる並行処理手段と、を備えたことを特徴とす
    る請求項1〜7のいずれかに記載のプロキシーシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9における各手段の全部ま
    たは一部の機能を実現するためのプログラムを格納して
    いることを特徴とする媒体。
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