JPH11306024A - ホスト装置および情報処理装置 - Google Patents

ホスト装置および情報処理装置

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JPH11306024A
JPH11306024A JP10114535A JP11453598A JPH11306024A JP H11306024 A JPH11306024 A JP H11306024A JP 10114535 A JP10114535 A JP 10114535A JP 11453598 A JP11453598 A JP 11453598A JP H11306024 A JPH11306024 A JP H11306024A
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JP10114535A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Enomoto
尚之 榎本
Susumu Otake
晋 大竹
Masaki Satake
雅紀 佐竹
Koichi Miyazaki
康一 宮崎
Masami Kurata
正實 倉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置の有する資源に応じたプログラ
ムを転送、記憶するホスト装置および情報処理装置を提
供すること。 【解決手段】 本発明は、認識手段P101によって情
報処理装置が有する資源を認識し、その認識した資源と
対応する所定のプログラムを記憶手段P102から読み
出して、転送手段P103によってその所定のプログラ
ムを情報処理装置へ転送するホスト装置であり、ホスト
装置から転送された所定のプログラムを受信手段で受信
し、この受信した所定のプログラムを記憶するか否かを
判別手段で判別し、記憶するものと判別された所定のプ
ログラムを記憶手段に記憶する情報処理装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して所定のプログラムの送信および受信を行うホスト装
置および情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理装置はROM(読み出し
専用メモリ)による固定化された制御プログラムによっ
て動作している。このため、制御プログラムの変更を行
うには、ROMの差し替えといった作業が必要となる。
【0003】そこで、特開平7−49752号公報に開
示される技術のように、装置の制御プログラムを記憶す
る媒体として不揮発性メモリを使用し、ホスト装置に記
憶された新規の制御プログラムをホスト装置から受信し
てこの不揮発性メモリに書き込んで、メモリ自体の差し
替え作業をなくすことが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−49752号公報に開示される技術では、情報処理
装置の構成によっては不必要な制御プログラムも書き込
んでしまうため、制御プログラムの更新に長時間を要し
たり、不揮発性メモリの記憶領域を無駄に使用してしま
うという問題がある。
【0005】例えば、ハードディスクを装着していない
情報処理装置にハードディスクを操作するための制御プ
ログラムを書き込んでしまうと、その分、制御プログラ
ムの更新時間が長くなったり、使用しない制御プログラ
ムのために不揮発性メモリの記憶領域を無駄に使用して
しまうことになる。
【0006】一方、ホスト装置に、各情報処理装置の構
成に応じた制御プログラムを用意することも考えられる
が、この場合、各情報処理装置の構成に応じて多種多様
な制御プログラムを用意する必要があり、ホスト装置に
多くの記憶領域を必要としてしまう。また、制御プログ
ラムを更新する場合、オペレータが情報処理装置の構成
を認識して、その構成に合った制御プログラムを選択し
て転送する必要があり、装置構成に関する専門知識がな
いと行えないという問題が生じる。
【0007】よって、本発明は情報処理装置の構成に合
ったプログラムを自動的に転送および記憶できるホスト
装置および情報処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような目的
を達成するために成されたホスト装置および情報処理装
置である。すなわち、本発明のホスト装置は、ネットワ
ークを介して情報処理装置と接続されるもので、情報処
理装置が有する資源を認識する認識手段と、認識手段に
よって認識される資源と対応して所定のプログラムが記
憶される記憶手段と、認識手段で認識した資源と対応す
る所定のプログラムを記憶手段から読み出して情報処理
装置へ転送する転送手段とを備えている。
【0009】このようなホスト装置では、認識手段によ
って、情報処理装置の有する資源を認識しており、この
認識した資源と対応する所定のプログラムを転送手段が
記憶手段から読み出して情報処理装置へ転送することか
ら、情報処理装置へは、その情報処理装置の有する資源
に応じた所定のプログラムのみが送られるようになる。
【0010】また、本発明の情報処理装置は、ネットワ
ークを介してホスト装置と接続されるもので、ホスト装
置からネットワークを介して送られる所定のプログラム
を受信する受信手段と、受信手段で受信した所定のプロ
グラムを記憶するか否かを判別する判別手段と、判別手
段によって記憶するものと判別された所定のプログラム
を記憶する記憶手段とを備えている。
【0011】このような情報処理装置では、ホスト装置
から送られる所定のプログラムを受信手段で受信し、判
別手段によってその受信した所定のプログラムを記憶す
るか否かの判別を行っていることから、記憶手段には、
判別手段で記憶するものと判別された所定のプログラム
のみが記憶されるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のホスト装置および
情報処理装置における実施の形態を図に基づいて説明す
る。図1は、本発明のホスト装置における実施形態を説
明するハードウェア構成図、図2は本実施形態のホスト
装置におけるソフトウェア構成図である。
【0013】すなわち、図1に示すように、本実施形態
のホスト装置100のハードウェア構成としては、CP
U101、ROM102、RAM103、ハードディス
ク104、ディスプレイ105、キーボード106、モ
デム107、I/F(インタフェース)108を備えて
おり、LAN300を介して情報処理装置の一つである
プリンタ200と接続されている。
【0014】CPU101は、ホスト装置100のRO
M102、RAM103、ハードディスク104、ディ
スプレイ105、キーボード106、モデム107およ
びI/F108を司る中央演算処理装置である。また、
後述するプログラムの転送処理は、このCPU101で
実行されるプログラムによって実現される。
【0015】ROM102は読み取り専用メモリであ
り、ホスト装置100を制御するプログラムのうち基本
的な動作を行うためのプログラムが格納される。例え
ば、電源投入直後のホスト装置100の各部を診断した
り、ハードディスク104からサブプログラムを読み出
したりするプログラムである。
【0016】RAM103は読み書き可能メモリであ
り、ホスト装置100で動作する各プログラムが作業用
として使用するデータ記憶領域である。ハードディスク
104は不揮発性記憶手段であり、電源をOFFにした
後もデータを保持することができる。このハードディス
ク104には、ホスト装置100を制御するほとんどの
プログラムが格納されており、また動作する各プログラ
ムが作業用として使用するデータ記憶領域もある。ハー
ドディスク104はRAM103と比較して大量のデー
タを記憶できる。
【0017】ディスク105はホスト装置100のオペ
レータに対して各種情報を表示するものである。また、
キーボード106はホスト装置100のオペレータから
各種要求/指示を受け取るためのものである。
【0018】モデム107は公衆回線網400を介して
データの送受信を行う。I/F108はネットワークイ
ンタフェースであり、LAN300を介してプリンタ2
00とのデータ送受信を行う。
【0019】プリンタ200は情報処理装置の一例であ
り、ホスト装置100またはワークステーション(図示
せず)等から送信される印刷データを用紙に印刷する装
置である。また、このプリンタ200は、ホスト装置1
00からLAN300を介して転送される各種のプログ
ラム(例えば、制御プログラム)を受信、記憶し、これ
を新規のプログラムとして動作する。
【0020】LAN300は、ホスト装置100とプリ
ンタ200間のデータの授受を実現するための媒体であ
る。一般には、イーサネット、トークンリング等が挙げ
られる。
【0021】このようなハードウェア構成から成る本実
施形態のホスト装置100では、情報処理装置であるプ
リンタ200の有する資源に応じて制御プログラム等を
送信する点に特徴がある。
【0022】図2に示すように、この動作を実現するソ
フトウェア構成としては、プリンタ等の情報処理装置の
資源を認識する認識手段P101と、この資源と対応し
て所定のプログラム(制御プログラム等)を記憶する記
憶手段P102と、認識手段P101で認識した資源と
対応するプログラムを記憶手段P102から読み出して
プリンタへ転送する転送手段P103とから構成されて
いる。
【0023】認識手段P101は、プリンタの有する資
源に関する情報(資源情報)を参照して、そのプリンタ
にどのような資源が設けられているかを認識する。記憶
手段P102は、資源情報と対応してプログラムのプロ
グラム名や長さ等を管理している。、転送手段P103
は、認識手段P101で認識された資源に対応するプロ
グラムを記憶手段P102から読み出し、LAN300
(図1参照)を介してプリンタへそのプログラムを転送
する。
【0024】図3は資源情報の形式を説明する図であ
る。すなわち、資源情報は、プリンタ(情報処理装置)
の機種識別ID、機種名長、機種名、資源情報数をヘッ
ダとして、その機種に備わる資源と対応した全ての資源
IDが記述されている。
【0025】図4は資源情報の具体例を示す図で、図3
の形式に対応した所定の1機種の資源情報が記述されて
いる。この例では、機種識別ID「FX43−01」、
機種名長「12」、機種名「LaserPressI
I」、資源情報数「75」をヘッダとして、資源情報数
「75」個分の資源ID(例えば、「1053000
1」)が記述される。この資源IDは各資源(機能)に
対応して付されたものである。
【0026】この資源情報はネットワークに接続される
情報処理装置(プリンタ)毎に用意されている。つま
り、同じ機種であってもユーザによる拡張の違いで機能
(資源)が異なる場合もあるからである。
【0027】このような資源情報としては、本実施形態
のホスト装置100に予め用意されていても、また必要
に応じて情報処理装置(プリンタ)側から送られてくる
ようになっていてもよい。認識手段P101はこの資源
情報を参照して、プリンタの有する機能を認識すること
になる。
【0028】また、図5は記憶手段P102(図2参
照)によるプログラム(制御プログラム)の管理形式を
説明する図である。すなわち、記憶手段P102は、種
々の制御プログラムを資源との対応を管理するため、資
源ID(1)、(2)、…、(n)と対応して資源名長
(1)、(2)、…、(n)、資源名(1)、(2)、
…、(n)、制御プログラム長(1)、(2)、…、
(n)、開始アドレス(1)、(2)、…、(n)を管
理している。また、この開始アドレス(1)、(2)、
…、(n)から制御プログラム(1)、(2)、…、
(n)がハードディスク104(図1参照)に格納され
ている。
【0029】図6は制御プログラムの管理の具体例を示
す図で、図5の形式に対応した記述となっている。例え
ば、資源ID「1053001」は資源名「ハードディ
スク」に対応したもので、この資源に対応した制御プロ
グラムがハードディスクのアドレス「0016fd6
8」から「25758」バイトの長さで格納されてい
る。
【0030】次に、本実施形態のホスト装置における動
作を図7のフローチャートに沿って説明する。なお、以
下の説明で図7に示されな符号は特に示さない限り図1
または図2を参照するものとする。
【0031】先ず、ステップS101に示すように、認
識手段P101によって資源情報の取得を行う。ホスト
装置100はオペレータの指示によってプリンタ200
への制御プログラムのダウンロード(ホスト装置100
からプリンタ200へのデータ転送)を受け付けると、
ダウンロード先のプリンタ200における資源情報の取
得を行う。
【0032】具体的には、ホスト装置100がプリンタ
200へ資源情報送信要求を発行すると、プリンタ20
0から自機の資源情報が送信される。なお、ホスト装置
100側にプリンタ200の資源情報が用意されている
場合には、その資源情報を読み出すようにする。
【0033】ホスト装置100の認識手段P101は、
この取得した資源情報を参照してダウンロード先のプリ
ンタ200における資源を認識することになる。例え
ば、図4に示すような資源情報を取得した場合、このプ
リンタ200は、少なくとも資源ID「105300
1」、資源ID「1055001」、資源ID「200
0001」、資源ID「2000002」、資源ID
「5020001」に対応する資源を備えていることに
なる。
【0034】すなわち、図6より、この資源ID「10
53001」はハードディスク、資源ID「10550
01」は両面トレイユニット、資源ID「200000
1」はLpdソフトウェア、資源ID「200000
2」はNetwareソフトウェア、資源ID「502
0001」はPostScriptデコンポーザと対応
しており、プリンタ200がこれらの資源を有すること
が分かる。
【0035】次に、ステップS102に示すように、転
送する制御プログラムの選択を行う。ホスト装置100
の記憶手段P102は、例えば図6に示すような管理形
式で各資源IDに対応した制御プログラムを管理してい
る。
【0036】ステップS102では、ホスト装置100
の認識手段P101が資源情報に基づき認識したプリン
タ200の資源IDに対応した制御プログラムを転送手
段P103がハードディスク104から読み出すように
している。
【0037】転送する制御プログラムの選択としては、
ステップS101で取得したプリンタ200の資源情報
によりその資源IDが一致する制御プログラムを選択す
る場合と、図6に示す資源名をディスプレイ105に表
示させ、転送させたい制御プログラムをオペレータに選
択させる場合とがある。
【0038】また、図8に示すように、資源IDと対応
する許諾権のテーブルデータによって、許諾された資源
IDに対応する制御プログラムだけを転送対象にするこ
ともできる。つまり、プリンタ200の有する資源に対
応した制御プログラムまたはディスプレイ105により
選択された制御プログラムであっても、そのプリンタ2
00に対して制御プログラムの使用許諾がないものは転
送しないようにすることができる。これによって、無駄
な転送を省くことが可能となる。
【0039】この許諾権テーブルとしては、例えば遠隔
地にある他のホスト装置(図示せず)から公衆回線網4
00およびモデム107を介してホスト装置100に取
り込むか、またはフロッピーディスク等の媒体で取得す
る。一般にこの許諾権テーブルは暗号化されており、ユ
ーザが認識したり変更することはできない。
【0040】そして、ステップS103に示すように、
先のステップS102で選択された制御プログラムをプ
リンタ200に転送する。すなわち、ホスト装置100
の転送手段P103によって読み出された制御プログラ
ムは、I/F108からLAN300を介してプリンタ
200に転送される。
【0041】これによって、プリンタ200の有する資
源に対応した制御プログラムだけを選択して転送するこ
とができるようになる。
【0042】次に、本発明の情報処理装置における実施
の形態を図に基づいて説明する。図9は、本発明の情報
処理装置であるプリンタにおける実施形態を説明するハ
ードウェア構成図、図10は本実施形態のプリンタにお
けるソフトウェア構成図である。
【0043】すなわち、図9に示すように、本実施形態
のプリンタ200のハードウェア構成としては、CPU
201、ROM202、RAM203、ページメモリ2
04、NVRAM205、印刷部206、U/I(ユー
ザインタフェース)207、I/F(インタフェース)
208を備えており、LAN300を介してホスト装置
100と接続れている。
【0044】CPU201は、プリンタ200のROM
202、RAM203、ページメモリ204、NVRA
M205、印刷部206、U/I207、I/F208
を司る中央演算処理装置である。また、後述するプログ
ラムの記憶処理は、このCPU201で実行されるプロ
グラムによって実現される。
【0045】ROM202は読み取り専用メモリであ
り、プリンタ200を制御するプログラムのうち基本的
な動作を行うためのプログラムが格納される。例えば、
電源投入直後のプリンタ200の各部を診断したり、N
VRAM205に記憶された制御プログラムを起動する
プログラムである。
【0046】RAM203は読み書き可能メモリであ
り、プリンタ200で動作する各プログラムが作業用と
して使用するデータ記憶領域である。ページメモリ20
4は外部よりI/F208を介して受信したプリントデ
ータを用紙に印刷可能なデータに変換した結果を記憶す
る領域である。
【0047】NVRAM205は不揮発性RAMであ
り、プリンタ200を制御するプログラムのほとんどが
格納されている。このNVRAM205では電源を切っ
た後もデータを保持することができる。プリンタ200
では、外部からI/F208を介して制御プログラムを
受信するとNVRAM205に記憶される。
【0048】印刷部206はページメモリ204に格納
された用紙に印刷可能なデータを用紙に印刷する手段で
ある。U/I207はプリンタ200のユーザに情報を
通知したり、ユーザからの情報を取得するもので、表示
のための液晶や入力のためのボタンから構成されてい
る。
【0049】I/F208はネットワークインタフェー
スであり、LAN300を介してホスト装置100との
データ送受信を行う。
【0050】ホスト装置100はプリンタ200の上位
装置であり、プリンタ200の制御プログラムを転送し
たり、プリントデータを転送したりする。LAN300
はプリンタ200とホスト装置100間のデータの授受
を実現するための媒体である。一般には、イーサネッ
ト、トークンリング等が挙げられる。
【0051】このようなハードウェア構成から成る本実
施形態のプリンタ200では、ホスト装置100から転
送されるプログラム(例えば、制御プログラム)からプ
リンタ200の有する資源に応じたものを記憶する点に
特徴がある。
【0052】図10に示すように、この動作を実現する
ソフトウェア構成としては、ホスト装置からネットワー
クを介して送られる制御プログラム等を受信する受信手
段P201と、受信した制御プログラム等を記憶するか
否かを判別する判別手段P202と、判別手段P202
によって記憶するものと判別された制御プログラム等の
記憶を行う記憶手段P203とから構成されている。
【0053】このうち、判別手段P202は、プリンタ
200の有する資源に関する情報(資源情報)を参照し
て、受信した制御プログラム等の記憶を行うか否かの判
別を行っている。これにより、プリンタ200で必要な
制御プログラムのみ記憶して無駄な記憶領域を増やさな
いようにしている。
【0054】なお、資源情報としては、先に説明した図
3に示す形式と同じである。また、資源情報はプリンタ
200に予め用意されていても、ホスト装置100から
必要に応じて送られてくるものであってもよい。
【0055】次に、本実施形態のプリンタにおける動作
を図11のフローチャートに沿って説明する。なお、以
下の説明で図11に示されない符号は、特に示さない限
り図9または図10を参照するものとする。
【0056】先ず、ステップS201に示すように、プ
リンタ200を起動することで初期化処理を行う。この
初期化処理とは、例えば、各種規定値の設定や、ホスト
装置100からのデータやコマンドを送受信するための
準備である。
【0057】次に、ステップS202に示すように、ホ
スト装置100からのデータの受信待ちとなる。ここ
で、例えばホスト装置100からデータが送信される
と、プリンタ200はホスト装置100とのコネクショ
ンを確率し(コネクションの確率とはホスト装置100
とプリンタ200との論理的な接続を意味する)、ステ
ップS203に示すように、そのデータが制御プログラ
ムであるか、プリントデータであるかの判断を行う。
【0058】この判断の一例としては、図12に示すよ
うに、データのヘッダーを参照し、その内容によってデ
ータの種類を判別する。図12では、制御プログラムに
付加されるヘッダーの例を示している。
【0059】ステップS203で、ホスト装置100か
ら送信されてきたデータがプリントデータであると判断
した場合、ステップS204に示すように、通常のプリ
ント処理を行う。すなわち、データを印刷可能なデータ
に展開してページメモリ204に記憶し、そのデータを
印刷部206に送って用紙への印刷を行う。その後、処
理を終了する。
【0060】一方、ステップS203で、ホスト装置1
00から送信されてきたデータが制御プログラムである
と判断した場合、ステップS205に示すように、その
制御プログラムをプリンタ200に記憶する必要がある
か否かの判断を行う。
【0061】具体的には、プリンタ200の判別手段P
202が資源情報を参照して、その制御プログラムに対
応する資源IDがプリンタ200の資源情報の中に含ま
れているか否かによって判断する。つまり、制御プログ
ラムが送信される場合、その送信に先立って対応する資
源IDが送信され、この制御プログラムと対応する資源
IDがプリンタ200の資源情報に含まれている場合に
は記憶する必要がある制御プログラムであると判断す
る。
【0062】なお、この資源情報は予めプリンタ200
に用意されていても、事前にホスト装置100から送ら
れていてもよい。
【0063】ステップS205で、送信された制御プロ
グラムが記憶する必要のあるものと判断された場合、ス
テップS206に示すように、その制御プログラムをN
VRAM205に格納する。ステップS205で、記憶
する必要がないと判断された場合はステップS206を
スキップしてステップS207へ進む。つまり、送信さ
れた制御プログラムの記憶を行わずに次へ進む。
【0064】ステップS207では、ホスト装置100
からさらに送信されるデータがあるか否かの判断を行
い、ある場合にはステップS205へ戻って先と同様に
その送信された制御プログラムの記憶が必要か否かの判
断、および必要な場合はステップS206でNVRAM
への記憶を繰り返し行う。
【0065】ホスト装置100から全ての送信が終わっ
た後、ステップS208に示すようにプリンタ200の
再起動を行う。これによって、先にNVRAM205に
記憶されたそのプリンタ200に必要な制御プログラム
が読み込まれ、新たな制御プログラムとして機能するこ
とになる。
【0066】このような動作により、ホスト装置100
からLAN300を介して送られてきた制御プログラム
のうちプリンタ200の有する資源に対応した制御プロ
グラムを選択して記憶することができるようになる。
【0067】なお、この動作において、プリンタ200
の判別手段P202は、図8に示す資源IDと対応する
許諾権のテーブルデータによって、許諾された資源ID
に対応する制御プログラムだけを記憶に必要なものと判
断してもよい。つまり、プリンタ200の有する資源に
対応した制御プログラムであってもプリンタ200に対
して使用許諾のないものは記憶しないようにする。これ
によって、無駄な記憶容量を省くことが可能となる。
【0068】また、本実施形態では情報処理装置として
プリンタ200を例に説明を行ったが、本発明はこれに
限定されず、制御プログラムによって所定の動作を行う
情報処理装置であればどのようなものであっても適用可
能である。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。すなわち、ネットワークに接続さ
れる情報処理装置の有する資源を認識し、その資源に対
応したプログラムを選択してホスト装置から転送した
り、情報処理装置で記憶することができ、情報処理装置
で必要なプログラムを容易に転送することが可能とな
る。また、必要なプログラムのみを転送したり、記憶す
ることができることから、無駄な転送や記憶を防止し
て、効率の良い転送および記憶を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ホスト装置の実施形態を説明するハードウェ
ア構成図である。
【図2】 ホスト装置のソフトウェア構成図である。
【図3】 資源情報の形式を説明する図である。
【図4】 資源情報の具体例を示す図である。
【図5】 プログラムの管理形式を説明する図である。
【図6】 制御プログラムの管理の具体例を示す図であ
る。
【図7】 ホスト装置の動作を説明するフローチャート
である。
【図8】 資源ID−許諾権テーブルの例を示す図であ
る。
【図9】 プリンタの実施形態を説明するハードウェア
構成図である。
【図10】 プリンタのソフトウェア構成図である。
【図11】 プリンタの動作を説明するフローチャート
である。
【図12】 データ形式の例を示す図である。
【符号の説明】
100…ホスト装置、200…プリンタ、300…LA
N、400…公衆回線網、P101…認識手段、P10
2…記憶手段、P103…転送手段、P201…受信手
段、P202…判別手段、P203…記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 康一 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 倉田 正實 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して情報処理装置と接
    続されるホスト装置において、 前記情報処理装置が有する資源を認識する認識手段と、 前記認識手段によって認識される資源と対応して所定の
    プログラムが記憶される記憶手段と、 前記認識手段で認識した資源と対応する所定のプログラ
    ムを前記記憶手段から読み出して前記情報処理装置へ転
    送する転送手段とを備えていることを特徴とするホスト
    装置。
  2. 【請求項2】 前記認識手段は、前記情報処理装置から
    前記ネットワークを介して送られる資源情報に基づきそ
    の情報処理装置の有する資源を認識することを特徴とす
    る請求項1記載のホスト装置。
  3. 【請求項3】 前記認識手段は、予め記憶されている資
    源情報を参照して前記情報処理装置の有する資源を認識
    することを特徴とする請求項1記載のホスト装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の構成に加え、前記所定の
    プログラムのプログラム名とそのプログラムに対応する
    資源名とを表示する表示手段と、 前記表示手段により表示されるプログラム名を選択する
    選択手段とを備えており、 前記転送手段は、前記選択手段によって選択されたプロ
    グラム名に対応するプログラムを前記情報処理装置へ転
    送することを特徴とするホスト装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、記憶する所定のプログ
    ラムと対応してそのプログラムの前記情報処理装置にお
    ける使用許諾権の有無を記憶し、 前記転送手段は、前記記憶手段に記憶された使用許諾権
    の有るプログラムだけを前記情報処理装置へ転送するこ
    とを特徴とする請求項1記載のホスト装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介してホスト装置と接続
    される情報処理装置において、 前記ホスト装置から前記ネットワークを介して送られる
    所定のプログラムを受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した所定のプログラムを記憶するか
    否かを判別する判別手段と、 前記判別手段によって記憶するものと判別された所定の
    プログラムを記憶する記憶手段とを備えていることを特
    徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記判別手段は、前記ホスト装置から送
    られる所定のプログラムに含まれる資源情報を参照して
    その所定のプログラムを記憶するか否かの判別を行うこ
    とを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記判別手段は、前記所定のプログラム
    が送られる前に前記ホスト装置から送られる資源情報を
    参照してその所定のプログラムを記憶するか否かの判別
    を行うことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記判別手段は、予め記憶されている資
    源情報を参照して前記所定のプログラムを記憶するか否
    かの判別を行うことを特徴とする請求項6記載の情報処
    理装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段は、記憶する所定のプロ
    グラムと対応してそのプログラムの使用許諾権の有無を
    記憶し、 前記判別手段は、前記記憶手段に記憶された使用許諾権
    の有るプログラムだけを記憶するものと判別することを
    特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7262875B2 (en) 2001-03-30 2007-08-28 Minolta Co., Ltd. Data communication program product transmitting firmware in divisional manner
JP2009157802A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Kyocera Corp 携帯端末および情報処理装置

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