JPH11305829A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JPH11305829A
JPH11305829A JP10768598A JP10768598A JPH11305829A JP H11305829 A JPH11305829 A JP H11305829A JP 10768598 A JP10768598 A JP 10768598A JP 10768598 A JP10768598 A JP 10768598A JP H11305829 A JPH11305829 A JP H11305829A
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JP
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unit
data
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JP10768598A
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Minoru Saito
実 斉藤
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、単位系データが正常範囲内にある
ときのセンサの不変化異常を検出でき、監視作業の負荷
を低減させ、プラントの正常な運転を図る。 【解決手段】 単位系データを所定周期毎に時系列的に
保持する入力データ時系列ファイル11を設け、センサ
異常検出処理部15が、この入力データ時系列ファイル
内の所定周期前の単位系データと現在の単位系データに
基づいて、所定周期前から現在に亘って入力信号の変化
の有/無を判定し、当該判定を所定周期毎に繰返すこと
により、所定期間に亘って入力信号の変化の有/無を判
定し、所定期間に亘って入力信号に変化が無いとき、不
変化異常通知をセンサ異常通知処理部6aに出力する監
視装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの監視装
置を用い、プラントに設置された各種センサの異常を検
出する監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラントでは、各対象に設置さ
れた各種のセンサの電気的な入力信号に基づいて、各対
象の状態を監視可能な監視装置が広く用いられている。
図5はこの種の監視装置の構成を示す機能ブロック図で
ある。この監視装置は、監視対象となるセンサ1から例
えば4〜20mAの範囲内の電気的信号が入力基板2に
送られると、入力基板2がこの電気的信号をディジタル
の数値(以下、カウント値という)に変換する。
【0003】このカウント値は、入力カウント値逸脱判
定処理部3により、正常範囲の逸脱に関する異常の有無
が判定される。例えば正常範囲内と判定されたカウント
値は、リニアライズ変換処理部4により例えば工学単位
をもつ単位系データに変換され、CRT等の表示装置5
に表示される。なお、単位系データとしては、工学単位
系(MKS単位系又はMKSA単位系)に限らず、CG
S単位系、CGS静電単位系、電磁単位系、ガウス単位
系、国際単位系(SI)など、任意の単位系が使用可能
となっている。
【0004】一方、このカウント値は、例えば25mA
の指示値のように正常範囲を逸脱すると、入力カウント
値逸脱判定処理部3により、異常と判定される。その
後、センサ異常通知処理部6により、“センサ異常”が
表示装置5に表示されると共に、オペレータ7に通知さ
れる。
【0005】ここで、検出されるセンサ異常には、次の
2つの原因が考えられる。第1の原因は、計測する対象
がセンサ1の計測範囲を越えたことであり、これによ
り、センサ1が正常範囲を逸脱した電気的な信号を出力
してしまう場合である。この場合は、センサ1自体は正
常であり、計測対象が異常状態である。
【0006】第2の原因は、センサ1自体に故障が生じ
たことであり、これにより、異常な電気的信号が出力さ
れる場合である。このように電気的信号から異常を検出
する方法は、計測対象の異常とセンサ1自体の故障の検
出に有効である。オペレータ7は、この異常信号により
計測対象の異常の検知、およびセンサ1のメンテナンス
等を行なっている。
【0007】しかしながらセンサ1自体の異常には、異
常な電気的信号が出力されずに、ある一定の電気的出力
でホールドされる故障がある。この故障では、電気的信
号が正常範囲内にあるので、センサ1のカウント値が正
常範囲内の一定値を示す。
【0008】ここで、センサ1のカウント値は正常範囲
内であるので、正常値の単位系データに変換されて表示
装置5に表示される。このため、オペレータ7がセンサ
異常を検知できない問題がある。
【0009】また、この一定値にホールドされる故障
(以下、不変化異常という)は、カウント値から変換さ
れた単位系データが一見、正常値として表示されるもの
の、実際には計測対象の計測が不可能という非常に危険
な状態を招いている。
【0010】従って、このような危険な状態を未然に回
避するため、オペレータ7が定期的にセンサ1の設置場
所へ出向き、センサ1の点検により、常に正常に動作さ
せるためのメンテナンス作業が行なわれている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うな監視装置では、メンテナンスにより、不変化異常の
発生が一応回避される。但し、メンテナンスの周期の間
に、不変化異常が発生した場合、不変化異常の有効な検
出方法が無いことから、不測の事態を招く可能性が残っ
ている。
【0012】よって、オペレータ7は、センサ1から得
られる単位系データを監視し、異常な現象の発生を注意
深く検出する必要があることから、高い負荷の監視作業
を強いられている問題がある。
【0013】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、単位系データが正常範囲内にあるときのセンサの不
変化異常を検出でき、監視作業の負荷を低減できると共
に、プラントの正常な運転を図り得る監視装置を提供す
ることを目的とする。
【0014】また、本発明の他の目的は、本日の単位系
データの挙動が過去の類似日の挙動から外れるという類
似日異常を検出でき、より一層、監視作業の負荷を低減
し得る監視装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、センサから与えられる電気的な入力信号を単位系デ
ータに変換し、前記単位系データに基づいて前記センサ
自体を監視する監視装置において、前記単位系データを
所定周期毎に時系列的に保持するデータ保持手段と、こ
のデータ保持手段内の所定周期前の単位系データと現在
の単位系データに基づいて、前記所定周期前から現在に
亘って前記入力信号の変化の有/無を判定し、当該判定
を所定周期毎に繰返すことにより、所定期間に亘って前
記入力信号の変化の有/無を判定する不変化異常判定手
段と、この不変化異常判定手段による判定の結果、前記
所定期間に亘って入力信号に変化が無いとき、不変化異
常通知を出力する不変化異常出力手段とを備えた監視装
置である。
【0016】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する監視装置において、前記データ保持手段内
の本日分の複数の単位系データと過去日における複数の
単位系データとを参照し、前記本日分の各単位系データ
に対して所望時間に亘って類似した挙動を示す各単位系
データの属する類似日を検索する類似日検索手段と、こ
の類似日検索手段により検索された類似日の属する各単
位系データに基づいて、現在の単位系データについて前
記類似日とは異なる挙動を示すか否かを判定する類似日
異常判定手段と、この類似日異常判定手段による判定の
結果、この現在の単位系データが前記異なる挙動を示す
とき、類似日異常通知を出力する類似日異常出力手段と
を備えた監視装置である。 (作用)従って、請求項1に対応する発明は、単位系デ
ータを所定周期毎に時系列的に保持するデータ保持手段
を設け、不変化異常判定手段が、このデータ保持手段内
の所定周期前の単位系データと現在の単位系データに基
づいて、所定周期前から現在に亘って入力信号の変化の
有/無を判定し、当該判定を所定周期毎に繰返すことに
より、所定期間に亘って入力信号の変化の有/無を判定
し、不変化異常出力手段が、この不変化異常判定手段に
よる判定の結果、所定期間に亘って入力信号に変化が無
いとき、不変化異常通知を出力するので、単位系データ
が正常範囲内にあるときのセンサの不変化異常を検出で
き、監視作業の負荷を低減できると共に、プラントの正
常な運転を図ることができる。
【0017】また、請求項2に対応する発明は、類似日
検索手段が、データ保持手段内の本日分の複数の単位系
データと過去日における複数の単位系データとを参照
し、本日分の各単位系データに対して所望時間に亘って
類似した挙動を示す各単位系データの属する類似日を検
索し、類似日異常判定手段が、この類似日検索手段によ
り検索された類似日の属する各単位系データに基づい
て、現在の単位系データについて類似日とは異なる挙動
を示すか否かを判定し、類似日異常出力手段が、この類
似日異常判定手段による判定の結果、この現在の単位系
データが異なる挙動を示すとき、類似日異常通知を出力
するので、請求項1に対応する作用に加え、本日の単位
系データの挙動が過去の類似日の挙動から外れるという
類似日異常を検出でき、より一層、監視作業の負荷を低
減させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
る監視装置の構成を示す機能ブロック図であり、図5と
同一部分には同一符号を付し、ほぼ同一部分にはアルフ
ァベットの添字を付してその詳しい説明を省略し、ここ
では異なる部分についてのみ述べる。なお、以下の各実
施形態も同様にして重複した説明を省略する。
【0019】すなわち、本実施形態は、正常範囲を逸脱
する異常を検出するという従来の機能に加え、センサの
不変化異常の検出機能を付加した構成である。係る不変
化異常の検出機能は、具体的には入力データ時系列ファ
イル11、センサ異常判定条件ファイル12、入力デー
タ保存処理部13、センサ異常判定条件作成処理部14
及びセンサ異常検出処理部15を備えて成る。
【0020】ここで、入力データ時系列ファイル11
は、入力データ保存処理部13から書込可能であり、セ
ンサ異常検出処理部15から読出可能であって、例えば
午後1時〜午後3時まで等の所定期間の単位系データが
時系列に沿って例えば1分等の所定周期毎に記憶される
ものであり、具体的には単位系データと時刻情報との組
合せが記憶されるファイルである。
【0021】センサ異常判定条件ファイル12は、セン
サ異常判定条件作成処理部14から書込可能であり、セ
ンサ異常検出処理部15から読出可能であって、異常判
定に使用される異常判定条件が記憶されるものである。
ここで、異常判定条件としては、例えば、判定結果が連
続的に変化無しを示す場合の判定回数の上限を示す異常
判定回数があり、また、所定周期前の単位系データと現
在の単位系データとの両者の変化率の基準となる変化率
基準値が使用可能となっている。
【0022】入力データ保存処理部13は、リニアライ
ズ変換処理部4により得られた単位系データを所定期間
中、所定周期毎に時系列に沿って入力データ時系列ファ
イル11に保存する機能をもっている。なお、この所定
期間及び所定周期は、オペレータの操作により、プラン
トに応じて設定可能となっている。
【0023】センサ異常判定条件作成処理部14は、オ
ペレータの操作により、異常判定に使用される異常判定
条件をセンサ異常判定条件ファイル12に設定する機能
をもっている。
【0024】センサ異常検出処理部15は、入力データ
時系列ファイル11内の時系列に沿った過去の単位系デ
ータとリニアライズ変換処理部4から受ける現在の単位
系データとの差に基づいて算出した現在の変化率算出値
と、センサ異常判定条件ファイル2内の変化率基準値と
の大小関係を判定し、変化率算出値が変化率基準値より
大のときには変化有と判定し、変化率算出値が変化率基
準値以下のときには変化無しと判定する機能をもってい
る。
【0025】また、センサ異常検出処理部15は、変化
無しの判定結果のときにはこの判定を異常判定回数を上
限として繰返し、判定結果が異常判定回数に亘って連続
して変化無しを示すとき、不変化異常の発生した旨を判
定してセンサ異常通知処理部6aに通知する機能をもっ
ている。
【0026】センサ異常通知処理部6aは、前述した正
常範囲の逸脱に係る異常通知機能に加え、センサ異常検
出処理部15から不変化異常の発生が通知されると、セ
ンサ1の不変化異常を表示装置5に表示させてオペレー
タ7に通知する機能をもっている。
【0027】図2はこのような不変化異常の検出機能を
実現するためのハードウェア構成を示す模式図である。
このハードウェア構成は、CPU21に対してメモリバ
ス22を介してRAM23及びROM24が接続され、
且つ入出力バス25を介して複数のP I/O装置26
が接続されている。さらに、CPU21には表示装置5
が接続されている。
【0028】ここで、CPU21は、本実施形態に係る
不変化異常の検出機能を実現するものであり、RAM2
3及びROM24のプログラムに従って動作可能となっ
ている。
【0029】P I/O装置21は、センサ1から与え
られる電気的信号を入力するための入力基板2に相当す
るものである。RAM23は、CPU21から読出/書
込可能であり、入力データ時系列ファイル11及びセン
サ異常判定条件ファイル12等が記憶されている。
【0030】ROM24は、CPU21から読出可能で
あって、不変化異常を検出するためのプログラム等が記
憶されており、具体的には、入力データ保存処理部1
3、センサ異常判定条件作成処理部14及びセンサ異常
検出処理部15の夫々の処理手順を示すプログラムが記
憶されている。
【0031】なお、図示はしないが、係るハードウェア
構成は、異常判定条件を異常判定条件作成処理部14に
入力する等に用いるキーボード等の如き入力デバイスを
備えている。
【0032】次に、このような監視装置における不変化
異常の検出動作を図3を用いて説明する。いま、オペレ
ータ7の操作により、センサ異常判定条件作成処理部1
4を介して異常判定条件がセンサ異常判定条件ファイル
12に設定済であるとする。
【0033】また、センサ1から入力基板2及び入力カ
ウント値逸脱判定処理部3を介して与えられるカウント
値がリニアライズ変換処理部4により単位系データに変
換され、この単位系データが入力データ保存処理部13
によって所定周期毎に入力データ時系列ファイル11に
書込まれているとする。
【0034】ここで、センサ異常検出処理部15は、異
常条件判定ファイル12から変化率基準値及び異常判定
回数を読込む(ST1)。また、センサ異常検出処理部
15は、この異常判定回数を判定ループの値としてセッ
トし(ST2)、i周期前の単位系データを入力データ
時系列ファイル11から読込む(ST3)。
【0035】次に、センサ異常検出処理部15は、この
i周期前の単位系データと今回の単位系データとの差に
基づいて今回の変化率算出値を算出し、この変化率算出
値とステップST1で読込んだ変化率基準値との大小関
係の判定によって今回の変化率算出値の変化の有無を判
定し(ST4)、変化率算出値が変化率基準値以下のと
き、今回の単位系データを変化無しと判定し、次の周期
後の単位系データを検索するためのインデックス“i”
を“i+1”に更新する(ST5)。
【0036】また、センサ異常検出処理部15は、変化
無しの判定結果のときにはこの判定を異常判定回数を上
限として繰返し(ST6)、判定結果が異常判定回数に
亘って連続して変化無しを示すとき、不変化異常の発生
したことを判定して検出し(ST7)、この不変化異常
の発生を示す不変化異常通知をセンサ異常通知処理部6
aに出力する。
【0037】センサ異常通知処理部6aは、この不変化
異常通知を受けると、不変化異常の発生を表示装置5に
表示させる。これにより、不変化異常の発生がオペレー
タ7に通知される。従って、不変化異常を迅速に検出で
き、不測の事態の発生を阻止することができる。
【0038】一方、ステップST4にて、変化率算出値
が変化率基準値よりも大のとき、今回の単位系データを
変化有と判定し、センサ1を正常と判定し(ST8)、
今回の単位系データに関する異常検出処理を終了する。
【0039】上述したように第1の実施形態によれば、
単位系データを所定周期毎に時系列的に保持する入力デ
ータ時系列ファイル11を設け、センサ異常検出処理部
15が、この入力データ時系列ファイル11内の所定周
期前の単位系データと現在の単位系データに基づいて、
所定周期前から現在に亘って入力信号の変化の有/無を
判定し、当該判定を所定周期毎に繰返すことにより、所
定期間に亘って入力信号の変化の有/無を判定し、所定
期間に亘って単位系データ(入力信号)に変化が無いと
き、不変化異常をセンサ異常通知処理部6aから表示装
置5を介してオペレータ7に通知するので、単位系デー
タが正常範囲内にあるときのセンサの不変化異常を検出
でき、監視作業の負荷を低減できると共に、プラントの
正常な運転を図ることができる。 (第2の実施形態)図4は本発明の第2の実施形態に係
る監視装置の構成を示す機能ブロック図である。すなわ
ち、本実施形態は、第1の実施形態の変形形態であり、
具体的には図1に示した構成に加え、類似日異常の判定
機能が付加されている。なお、類似日異常とは、本日の
各単位系データの挙動が、本日に類似した過去の日(類
似日)の各単位系データの挙動から外れるという異常の
ことである。
【0040】また、類似日異常の判定機能は、入力デー
タ時系列ファイル(過去の日の分)11b、類似日時系
列ファイル11c、類似日判定条件ファイル31、類似
日検索部32及び類似日異常検出部33を備えて成る。
類似日判定条件ファイル31は、類似日か否かの判定対
象となる時間帯を示す所定期間データと、類似判定用の
変化率基準値とが設定されている。
【0041】類似日時系列ファイル11cは、類似日検
索部32により作成されるものであり、類似日での時系
列に沿った各単位系データが記憶されるものである。類
似日検索部32は、入力データ時系列ファイル11の本
日分の各単位系データと過去日の入力データ時系列ファ
イル11b内の各単位系データとを参照し、類似日判定
条件ファイル31内の所定期間データの示す期間に亘っ
て本日分の各単位系データに類似した挙動を示す各単位
系データの属する類似日を検索する機能と、検索結果に
基づいて、類似日時系列ファイル11cを作成する機能
とをもっている。
【0042】類似日の判定方法は、過去日の入力データ
時系列ファイル11bの各単位系データのうち、類似日
判定条件ファイル31内の所定期間データ(例えば、午
前0時から午前3時まで)に対応する各単位系データ
と、本日の該当する時間における各単位系データとを比
較し、両者の差が類似日判定条件ファイル31の変化率
基準値以下のときに類似日と判定する方式である。
【0043】類似日異常検出部33は、入力データ時系
列ファイル11及び類似日時系列ファイル11cに基づ
いて、類似日決定後の本日の各単位系データの挙動を監
視し、現在の単位系データが類似日の対応する時刻の単
位系データとは異なる値を示すか否かを判定する機能
と、現在の単位系データが類似日とは異なる挙動を示す
とき、類似日異常の発生したことを検出し、この類似日
異常をセンサ異常通知処理部6bに通知する機能とを備
えている。
【0044】センサ異常通知処理部6bは、第1の実施
形態で述べた機能に加え、類似日異常検出部33から類
似日異常の発生が通知されると、センサ1の類似日異常
を表示装置5に表示させてオペレータに通知する機能を
もっている。
【0045】次に、このような監視装置における類似日
異常の検出動作について述べる。始めに、オペレータ7
の操作により、類似日判定条件ファイル31内の判定条
件が設定済であるとする。また、類似日は、未判定であ
るとする。
【0046】ここで、類似日検索部32は、本日分の入
力データ時系列ファイル11内の各単位系データと、過
去日の入力データ時系列ファイル11b内の各単位系デ
ータとを参照し、類似日判定条件ファイル31内の所定
期間データの示す期間に亘って本日分の各単位系データ
に類似した挙動を示す各単位系データの属する類似日を
検索する。
【0047】類似日の検索後、類似日検索部32は、こ
の検索結果に基づいて、類似日入力データ時系列ファイ
ル11cを作成する。次に、類似日異常検出部33は、
入力データ時系列ファイル11及び類似日時系列ファイ
ル11cに基づいて、類似日決定後の本日の各単位系デ
ータの挙動を監視し、現在の単位系データが類似日の対
応する時刻の単位系データとは異なる値を示すか否かを
判定し、現在の単位系データが類似日とは異なる挙動を
示すとき、類似日異常の発生したことを検出し、この類
似日異常の発生を示す類似日異常通知をセンサ異常通知
処理部6bに出力する。
【0048】センサ異常通知処理部6bは、この類似日
異常通知を受けると、類似日異常を表示装置5に表示さ
せる。これにより、類似日異常の発生がオペレータ7に
通知される。
【0049】上述したように第2の実施形態によれば、
類似日検索部32が、本日分の入力データ時系列ファイ
ル11内の各単位系データと過去日の入力データ時系列
ファイル11b内の各単位系データとを参照し、本日分
の各単位系データに対して所望時間に亘って類似した挙
動を示す各単位系データの属する類似日を検索し、類似
日異常検出部33が、この類似日検索部32により検索
された類似日の属する各単位系データに基づいて、現在
の単位系データについて類似日とは異なる挙動を示すか
否かを判定し、この現在の単位系データが異なる挙動を
示すとき、類似日異常をセンサ異常通知処理部6b及び
表示装置5を介してオペレータ7に通知するので、第1
の実施形態の効果に加え、本日の単位系データの挙動が
過去の類似日の挙動から外れるという類似日異常を検出
でき、より一層、監視作業の負荷を低減させることがで
きる。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、単
位系データが正常範囲内にあるときのセンサの不変化異
常を検出でき、監視作業の負荷を低減できると共に、プ
ラントの正常な運転を図ることができる監視装置を提供
できる。
【0051】また、本発明によれば、本日の単位系デー
タの挙動が過去の類似日の挙動から外れるという類似日
異常を検出でき、より一層、監視作業の負荷を低減でき
る監視装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る監視装置の構成
を示す機能ブロック図
【図2】同実施形態におけるハードウェア構成を示す模
式図
【図3】同実施形態における不変化異常の検出動作を説
明するためのフローチャート
【図4】本発明の第2の実施形態に係る監視装置の構成
を示す機能ブロック図
【図5】従来の監視装置の構成を示す機能ブロック図
【符号の説明】
11,11b…入力データ時系列ファイル 11c…類似日時系列ファイル 12…センサ異常判定条件ファイル 13…入力データ保存処理部 14…センサ異常判定条件作成処理部 15…センサ異常検出処理部 21…CPU 22…メモリバス 23…RAM 24…ROM 25…入出力バス 26…P I/O装置 31…類似日判定条件ファイル 32…類似日検索部 33…類似日異常検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサから与えられる電気的な入力信号
    を単位系データに変換し、前記単位系データに基づいて
    前記センサ自体を監視する監視装置において、 前記単位系データを所定周期毎に時系列的に保持するデ
    ータ保持手段と、 このデータ保持手段内の所定周期前の単位系データと現
    在の単位系データに基づいて、前記所定周期前から現在
    に亘って前記入力信号の変化の有/無を判定し、当該判
    定を所定周期毎に繰返すことにより、所定期間に亘って
    前記入力信号の変化の有/無を判定する不変化異常判定
    手段と、 この不変化異常判定手段による判定の結果、前記所定期
    間に亘って入力信号に変化が無いとき、不変化異常通知
    を出力する不変化異常出力手段とを備えたことを特徴と
    する監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の監視装置において、 前記データ保持手段内の本日分の複数の単位系データと
    過去日における複数の単位系データとを参照し、前記本
    日分の各単位系データに対して所望時間に亘って類似し
    た挙動を示す各単位系データの属する類似日を検索する
    類似日検索手段と、 この類似日検索手段により検索された類似日の属する各
    単位系データに基づいて、現在の単位系データについて
    前記類似日とは異なる挙動を示すか否かを判定する類似
    日異常判定手段と、 この類似日異常判定手段による判定の結果、この現在の
    単位系データが前記異なる挙動を示すとき、類似日異常
    通知を出力する類似日異常出力手段とを備えたことを特
    徴とする監視装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010097476A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Toshiba Corp 画像検索装置及びその方法
JP2015504995A (ja) * 2011-12-09 2015-02-16 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフトDaimler AG ポンプの監視方法

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