JPH11305814A - 機械制御ユニットのソフトウェア選択装置 - Google Patents
機械制御ユニットのソフトウェア選択装置Info
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- JPH11305814A JPH11305814A JP10946798A JP10946798A JPH11305814A JP H11305814 A JPH11305814 A JP H11305814A JP 10946798 A JP10946798 A JP 10946798A JP 10946798 A JP10946798 A JP 10946798A JP H11305814 A JPH11305814 A JP H11305814A
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Abstract
フトウェアの有効選択数を大幅に増加させて機械制御ユ
ニットをより広い範囲で共通化する。 【解決手段】 マイクロプロセッサ1を備えた機械制御
ユニットにおいて、マイクロプロセッサ1の入力処理部
11のA/D変換入力ポート群8中の複数のA/D変換
入力ポート8a、8b、8c、8d、8eに、選択スイ
ッチ群3のスイッチ3a、3b、3c、3d、3eをそ
れぞれ接続し、A/D変換入力ポート8a、8b、8
c、8d、8eと選択スイッチ群3のスイッチ3a、3
b、3c、3d、3eとを接続する各ラインに、抵抗群
4の各抵抗4a、4b、4c、4d、4eを介して電源
2を接続し電圧を印加するように構成すると共に、前記
電源2と抵抗群4との間に、直列素子を二次選択用抵抗
群6、並列素子を二次選択スイッチ群5とする梯子形回
路を設ける。
Description
ン、アタッチメント等によるバリエーションの多い機械
の制御ユニットを共通化するための機械制御ユニットの
ソフトウェア選択装置に関する。
プションやアタッチメント等によるバリエーションの多
い機械では、種々のバリエーションに対応してそれぞれ
異なる制御をしなければならない。
ユニットを用いて種々のバリエーションがある機械を制
御する場合には、種々の制御用のソフトウェアを準備し
てメモリに記憶させておき、ソフトウェア選択装置でバ
リエーションに対応したソフトウェアを選択して読み出
し機械を制御している。
えば、図2に示すように、マイクロプロセッサ1の入力
処理部11のH/L(ハイレベル/ローレベル)検出入
力ポート群9中の複数のH/L検出入力ポート9a、9
b、9c、9d、9eに、選択スイッチ群3のスイッチ
3a、3b、3c、3d、3eの一方の端子をそれぞれ
接続し、その他方の端子は接地すると共に、H/L検出
入力ポート9a、9b、9c、9d、9eと選択スイッ
チ群3のスイッチ3a、3b、3c、3d、3eとを接
続する各ラインに、抵抗群4の抵抗4a、4b、4c、
4d、4eを介して安定化電源2を接続して電圧を印加
するように構成したものがある。
チ群3の各スイッチ3a、3b、3c、3d、3eのO
N、OFF設定の組み合わせを変えることにより、H/
L検出入力ポート9a、9b、9c、9d、9eから入
力処理部11にH(ハイレベル)とL(ローレベル)の
組み合わせによる選択コードを入力する。マイクロプロ
セッサ1の演算処理部12は、この選択コードに基づい
て制御対象を識別し、メモリ(ROM)13から所定の
制御用のソフトウェアを読み出し、出力処理部14から
制御信号を送出して機械の作動を制御する。
に、EEPROMやフラッシュメモリ等の書換え可能な
不揮発性メモリを搭載して、外部から選択コードを入力
するものもある。
不揮発性メモリを搭載したソフトウェア選択装置は、機
械制御ユニットとは別のデータ書き込み装置を準備しな
ければならず、また、外観検査で選択コードを識別でき
ないという欠点がある。
装置は、別途データ書き込み装置を準備する必要はな
く、外観検査で選択コードを識別できるが、接触不良や
短絡等の部品の不具合を生ずるおそれがある。そこで、
部品不具合発生時の安全確保のための対策として、万一
選択スイッチ群のいずれか一箇所のスイッチに接触不良
や短絡が発生した場合でも、設定以外のソフトウェアが
選択されることのないよう、例えば表1に示すように、
「ON数とOFF数が共に2個以上で、且つON数とO
FF数との割合が一定となるように選択コードを生成す
る」という方法が考えられている。
チONの2種類の選択コードを、機械制御ユニット製造
時における機能検査用としており、これを除いた製品と
して有効な選択コードは、全30(25 −2)種のO
N、OFF組み合わせの中の表1に記載された10種の
みとなる。
ント等によるバリエーションの多い場合には、ソフトウ
ェア選択のためにマイクロプロセッサの入力ポートを多
数使用することになり、機械制御ユニットの本来の目的
である機械制御を行う際の外部信号の取り込みのために
使用する入力ポートが足りなくなる。機械制御を行う際
の外部信号の取り込み用として多数の入力ポートを使用
すれば、ソフトウェア選択数が少なくなり、機械制御ユ
ニットを広い範囲で共通化することができなくなる。
記問題を解決するものであって、別途データ書き込み装
置を準備する必要がなく、外観検査で選択コードを識別
可能であり、入力ポートの使用数を増加させることなく
ソフトウェアの有効選択数を大幅に増加させて機械制御
ユニットをより広い範囲で共通化することのできる機械
制御ユニットのソフトウェア選択装置を提供することを
目的とする。
ットのソフトウェア選択装置では、マイクロプロセッサ
を備えた機械制御ユニットにおいて、マイクロプロセッ
サの入力処理部のA/D変換入力ポート群中の複数のA
/D変換入力ポートに、選択スイッチ群のスイッチをそ
れぞれ接続し、A/D変換入力ポートと選択スイッチ群
のスイッチとを接続する各ラインに、抵抗群の各抵抗を
介して電源を接続し電圧を印加するように構成すると共
に、前記電源と抵抗群との間に、直列素子を二次選択用
抵抗群、並列素子を二次選択スイッチ群とする梯子形回
路を設けることにより上記課題を解決している。
装置で、ソフトウェアの選択を行う場合には、選択スイ
ッチ群の各スイッチのON、OFF設定の組み合わせで
一次選択コードを生成し、さらに、二次選択スイッチ群
中のいずれかのスイッチを選択することにより印加電圧
値を変化させる。A/D変換入力ポートを選択コード入
力用として使用しているので、入力データとしてアナロ
グ値を取り扱うことが可能であり、印加電圧値を変化さ
せることで、有効な選択コードの種類を大幅に増加させ
ることができる。
る機械制御ユニットのソフトウェア選択装置の構成図で
ある。
セッサ1は、入力処理部11、演算処理部12、メモリ
(ROM)13、メモリ(RAM)14、出力処理部1
5、電源部16を備えている。電源部16は安定化電源
2に接続されている。入力処理部11にはA/D変換入
力ポート群8とH/L検出ポート群9とが設けられてい
る。A/D変換入力ポート群8のポート数は、通常8〜
16ポートとなっており、この中の複数のA/D変換入
力ポート8a、8b、8c、8d、8eがソフトウェア
選択のための入力ポートとして使用される。
8中のA/D変換入力ポート8a、8b、8c、8d、
8eには、選択スイッチ群3のスイッチ3a、3b、3
c、3d、3eの一方の端子がそれぞれ接続されてお
り、その他方の端子は接地されている。この選択スイッ
チ群3のスイッチ3a、3b、3c、3d、3eはいず
れも常時開のスイッチである。このA/D変換入力ポー
ト8a、8b、8c、8d、8eと選択スイッチ群3の
スイッチ3a、3b、3c、3d、3eとを接続する各
ラインには、抵抗群4の抵抗4a、4b、4c、4d、
4eがそれぞれ接続されている。
4eは、いずれも抵抗7を介して接地されている。ま
た、安定化電源2と抵抗4a、4b、4c、4d、4e
との間には、直列素子を二次選択用抵抗群6の抵抗6
a、6b、6c、6d、6e、並列素子を二次選択スイ
ッチ群5のスイッチ5a、5b、5c、5dとする梯子
形回路が設けられている。即ち、安定化電源2に二次選
択用抵抗6e、6d、6c、6b、6aが直列に接続さ
れ、各二次選択用抵抗6a、6b、6c、6d、6e間
からスイッチ5a、5b、5c、5dを介して抵抗群4
に電圧を取り出すようになっている。二次選択スイッチ
群5のスイッチ5a、5b、5c、5dも常時開のスイ
ッチである。
4d、4e、及び抵抗7は、その抵抗値を二次選択用抵
抗群の抵抗6a、6b、6c、6d、6eの抵抗値に対
して数百〜数千倍として、梯子形回路から取り出した電
圧値が二次選択スイッチ群5のスイッチ5a、5b、5
c、5dのON操作で大きく低下しないようになってい
る。
て4個のスイッチ5a、5b、5c、5dを設けている
場合、二次選択スイッチ群5による選択は表2に示すよ
うに4種類となる。通常、安定化電源2は+5Vであ
り、二次選択用抵抗群6の各抵抗6a、6b、6c、6
d、6eの抵抗値を全て同値に設定すると、例えばスイ
ッチ5aをONにした選択NO.Aでは選択スイッチ群
3中のOFF設定のスイッチに接続された入力処理部1
1のA/D変換入力ポートには約1Vの一定電圧が印加
されることになる。
は、選択スイッチ群3の各スイッチ3a、3b、3c、
3d、3eのON、OFF設定の組み合わせによる、接
地電位のポートとそれ以外のポートを識別し、さらに接
地電位のポート以外のポートに印加されている電圧が約
1Vであることを確認(現実には、抵抗誤差及び梯子形
回路からの流出電流により、正確に1Vにはならないた
め、例えば0.9V〜1.1V間にあることを確認)し
て制御対象を識別し、メモリ(ROM)13から所定の
制御用のソフトウェアを読み出し、出力処理部14から
制御信号を送出して機械の作動を制御する。
値が+5Vで、二次選択用抵抗群6の各抵抗6a、6
b、6c、6d、6eの抵抗値をすべて同値に設定した
場合に二次選択スイッチ群5のうちのいずれか一箇所の
スイッチに接触不良や短絡事故が発生したときの入力処
理部11のA/D変換入力ポートに入力される電圧を示
しているが、表2と表3の入力電圧を比較すると、いず
れもその差が0.2V以上あることから、ソフトウェア
の選択に誤りを生ずることはない。
装置で、ソフトウェアの選択を行う場合には、選択スイ
ッチ群3の各スイッチ3a、3b、3c、3d、3eの
ON、OFF設定の組み合わせで一次選択コードを生成
し、さらに、二次選択スイッチ群5中のスイッチ5a、
5b、5c、5dのいずれかのスイッチを選択すること
により印加電圧値を変化させるので、図2のソフトウェ
ア選択装置に較べると、使用する入力ポート数が同じで
あるにも拘わらず4倍の40種類ものソフトウェアの選
択が可能であり、しかも、スイッチの接触不良や短絡事
故に対して従来と同等の安全性が確保されている。
ことなくソフトウェアの有効選択数を大幅に増加させ
て、機械制御ユニットをより広い範囲で共通化すること
ができるようになる。
処理部11のA/D変換入力ポートを5箇所使用してい
るが、4箇所以上であれば特に使用数は制限されない。
また、梯子形回路を構成する二次選択スイッチ群5のス
イッチと二次選択用抵抗群6の抵抗も必要に応じて任意
の数だけ使用でき、さらに抵抗値を全て同値とする必要
もない。正常時と異常時の入力電圧値に実用上問題ない
程度の差を設けることが出来れば機能上特に支障はな
い。
ユニットのソフトウェア選択装置は、別途データ書き込
み装置を準備する必要がなく、外観検査で選択コードを
識別可能であり、入力ポートの使用数を増加させること
なくソフトウェアの有効選択数を大幅に増加させて、機
械制御ユニットをより広い範囲で共通化することができ
る。使用する部品類はいずれも安価で且つ入手の容易な
ものであるから、製造上のコストの負担も極めて小さく
て済む。
のソフトウェア選択装置の構成図である。
置の構成図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 マイクロプロセッサを備えた機械制御ユ
ニットにおいて、マイクロプロセッサの入力処理部の複
数のA/D変換入力ポートに、選択スイッチ群のスイッ
チをそれぞれ接続し、A/D変換入力ポートと選択スイ
ッチ群のスイッチとを接続する各ラインに、抵抗群の各
抵抗を介して電源を接続し電圧を印加するように構成す
ると共に、前記電源と抵抗群との間に、直列素子を二次
選択用抵抗群、並列素子を二次選択スイッチ群とする梯
子形回路を設けたことを特徴とする機械制御ユニットの
ソフトウェア選択装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10946798A JPH11305814A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 機械制御ユニットのソフトウェア選択装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10946798A JPH11305814A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 機械制御ユニットのソフトウェア選択装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11305814A true JPH11305814A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14510981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10946798A Pending JPH11305814A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 機械制御ユニットのソフトウェア選択装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11305814A (ja) |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP10946798A patent/JPH11305814A/ja active Pending
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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