JPH11305276A - 像振れ補正カメラ及びカメラの像振れ補正方法 - Google Patents

像振れ補正カメラ及びカメラの像振れ補正方法

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JPH11305276A
JPH11305276A JP10990798A JP10990798A JPH11305276A JP H11305276 A JPH11305276 A JP H11305276A JP 10990798 A JP10990798 A JP 10990798A JP 10990798 A JP10990798 A JP 10990798A JP H11305276 A JPH11305276 A JP H11305276A
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movable mirror
camera
image
mirror
shake
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JP10990798A
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Masahiro Hayakawa
正浩 早川
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズや鏡筒設計上の制約が少ない像振れ補
正カメラ及びカメラの像振れ補正方法を提供する。 【構成】 カメラ本体と、このカメラ本体内の焦点面に
結像させる撮影レンズを有するカメラにおいて、上記カ
メラ本体内の光路上に一対の可動ミラーを設け、カメラ
に加わる振れの大きさと方向を検出するセンサと、上記
センサで検出した振れの大きさと方向に応じて、上記一
対の可動ミラーを、焦点面上の画像位置が該画像の上下
方向および左右方向に移動されるように駆動する一対の
ミラー駆動機構とを備える。また、カメラに加わる振れ
により生じる焦点面上での上下方向の像振れと左右方向
の像振れのいずれか一方を、カメラ本体内の光路上に設
置した第1の可動ミラーの駆動で補正し、焦点面上での
上下方向の像振れと左右方向の像振れの他方を、カメラ
本体内の光路上に上記第1の可動ミラーと位置を異なら
せて設置した第2の可動ミラーの駆動で補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、カメラに加わった振れから生じ
る画像振れを補正することが可能なカメラ及びカメラの
像振れ補正方法に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】光学機器の像振れ補正機構
では、撮影光学系内に設けた可変頂角プリズムのプリズ
ム角度を制御するタイプや、撮影レンズの一部または全
部を光軸と直交する平面方向へ移動させるものが提案さ
れている。このような従来の光学機器の像振れ補正機構
をカメラに適用すると、振れ補正用の光学部材はレンズ
鏡筒内に設けられるので、レンズ鏡筒の大型化が避けら
れない。また鏡筒内に像振れ補正機構を設けると、シャ
ッタ機構、ズーム機構、レンズ構成等に制約を受けるこ
とが多い。特にレンズ交換式のカメラでは、レンズ鏡筒
内に像振れ補正機構を配することは実際的でない。
【0003】
【発明の目的】本発明は、レンズや鏡筒設計上の制約が
少ない像振れ補正カメラ及びカメラの像振れ補正方法を
提供することを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明は、カメラ本体と、このカメラ本
体内の焦点面(像面)に結像させる撮影レンズを有する
カメラにおいて、上記カメラ本体内の光路上に一対の可
動ミラーを設け、カメラに加わる振れの大きさと方向を
検出するセンサと、上記センサで検出した振れの大きさ
と方向に応じて、上記一対の可動ミラーを、焦点面上の
画像位置が該画像の上下方向および左右方向に移動され
るように駆動する一対のミラー駆動機構とを備えたこと
を特徴としている。
【0005】一対のミラー駆動機構は同一構造の共用駆
動機構であることが好ましい。この共用駆動機構は、可
動ミラーを入射光束の光軸方向に直進移動可能に支持す
る直進案内機構と、上記センサで検出した振れの大きさ
と方向に応じて可動ミラーを直進駆動し、反射光束を平
行移動させるアクチュエータとを備えた構成とすること
ができる。共用駆動機構はまた、可動ミラーを、入射光
束と反射光束の光軸を含む平面と直交する回動中心で回
動可能に支持する回動支持機構と、上記センサで検出し
た振れの大きさと方向に応じて可動ミラーを回動し、反
射光束を偏向させるアクチュエータとを備えた構成にす
ることが可能である。
【0006】また一対のミラー駆動機構の一方が、可動
ミラーを入射光束の光軸方向に直進移動可能に支持する
直進案内機構と、上記センサで検出した振れの大きさと
方向に応じて可動ミラーを直進駆動して反射光束を平行
移動させるアクチュエータとを備え、一対のミラー駆動
機構の他方が、可動ミラーを入射光束と反射光束の光軸
を含む平面と直交する回動中心で回動可能に支持する回
動支持機構と、上記センサで検出した振れの大きさと方
向に応じて可動ミラーを回動して反射光束を偏向させる
アクチュエータとを備えた構成としてもよい。
【0007】一対の可動ミラーは、撮影レンズの光軸と
直交する第1軸方向へ光束を偏向する第1ミラーと、該
第1ミラーによって偏向された光軸をこの第1軸及び上
記撮影レンズの光軸と直交する第2軸方向へ偏向する第
2ミラーとから構成されていることが望ましい。
【0008】本発明はまた、カメラ本体と、このカメラ
本体の焦点面に結像させる撮影レンズを有するカメラの
像振れ補正方法に関しており、カメラに加わる振れによ
り生じる焦点面上での上下方向の像振れと左右方向の像
振れのいずれか一方を、カメラ本体内の光路上に設置し
た第1の可動ミラーの駆動で補正し、焦点面上での上下
方向の像振れと左右方向の像振れの他方を、カメラ本体
内の光路上に上記第1の可動ミラーと位置を異ならせて
設置した第2の可動ミラーの駆動で補正することを特徴
としている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明による像振れ補正カ
メラの光学系の一実施形態を示している。カメラ10
は、レンズ鏡筒11とカメラ本体13からなっており、
レンズ鏡筒11内には撮影レンズ12が配されている。
撮影レンズ12の後方のカメラ本体13内には、初期状
態(非駆動状態)において、該撮影レンズ12からの光
束をカメラ本体13内の上方に向けて略垂直に反射する
平面状の第1可動ミラー14(14’)が設置されてお
り、該第1可動ミラー14(14’)の上方にはさら
に、初期状態において光束をカメラ本体13内の右方へ
略垂直に反射する平面状の第2可動ミラー15(1
5’)が設けられている。第2可動ミラー15(1
5’)によって反射された光束はフィルム16(焦点
面)上に結像される。つまりカメラ10の撮影光学系
は、撮影レンズ12から第1可動ミラー14(14’)
までの光軸OT、第1可動ミラー14(14’)から第
2可動ミラー15(15’)までの光軸OM1、第2可
動ミラー15(15’)からフィルム面(焦点面)まで
の光軸OM2を有し、各光軸はそれぞれが互いに直交す
る関係にある。図1において第1可動ミラーを符号14
と14’で区別し、第2可動ミラーを符号15と15’
で区別するのは、後述するように可動ミラーには2種類
の駆動形態があるためである。
【0010】カメラ本体13内には、それぞれ不図示の
フィルムパトローネ収納室とフィルム巻上スプール室と
が焦点面を挟む上下位置に設けられており、フィルムパ
トローネから送り出されて巻上スプールに巻き上げられ
るフィルム16は、その撮影画面17が撮影光学系の焦
点面上を通る。図1から明らかなように、本実施形態の
カメラ10では、横長の撮影画面17の上下方向および
左右方向は、カメラ10の上下方向および左右方向とは
一致せず、撮影画面17の上下方向(短辺方向)をxで
示し、左右方向(長辺方向)をyで示ている。撮影レン
ズ12が上下方向に変位して光軸ブレが発生した場合、
フィルム面(焦点面)上において撮影画面17の上下方
向(x方向)の画像振れが発生し、撮影レンズ12が左
右方向に変位した場合には、フィルム面(焦点面)上に
おいて撮影画面17の左右方向(y方向)の画像振れが
発生する。なお以下の実施形態では、フィルム16のよ
うな銀塩フィルムを用いたカメラに基づいて本発明を説
明しているが、本発明のカメラはこれに限定されるもの
ではなく、フィルムに代えて撮像素子が配置されている
電子スチルカメラ等に適用することも可能である。
【0011】本発明は、カメラ本体13内に設けた一対
の可動ミラーを駆動して、焦点面上の画像を2次元的に
移動させて手振れ補正を行うことを構成上の特徴として
いる。この一対の可動ミラーを駆動する一対の駆動機構
は共用構造とすることが可能であり、図2から図4を参
照して可動ミラーの駆動機構の第1の形態を説明する。
【0012】可動ミラー14は、反射角を変化させるこ
となく光軸OTと平行な方向に直進移動可能に支持され
ている。第1可動ミラー14の一側部には、ねじ孔24
が光軸OTと平行な方向へ形成されていて、このねじ孔
24には第1可動ミラー用パルスモータ25のドライブ
シャフト26が挿入されている。ドライブシャフト26
の外周面には、ねじ孔24に噛み合う雄ねじが形成され
ている。また第1可動ミラー14の反対側の側部にはガ
イド突起27が設けられ、該ガイド突起27は、カメラ
本体13内に光軸OTと平行な方向に形成したガイドレ
ール28に摺動可能に嵌まっている。
【0013】以上の構造から、第1可動ミラー用パルス
モータ25のドライブシャフト26が正逆に回転する
と、ドライブシャフト26の雄ねじとねじ孔24を介し
て第1可動ミラー14に移動力が加わり、ガイドレール
28にガイド突起27が案内されて、第1可動ミラー1
4が光軸OTと平行な方向に反射角を変えずに移動する
(図1の矢印A方向の移動)。第1可動ミラー14には
指標31が設けられており、この指標31を第1可動ミ
ラー位置センサ30によって検知することによって第1
可動ミラー14の初期位置を検出することができる。ま
た後述するように、初期位置からの第1可動ミラー14
の駆動方向と駆動量はCPU50で第1可動ミラー用パ
ルスモータ25の駆動パルス数として演算され、該駆動
パルス数を含んだ駆動信号がミラーモータドライバ52
から第1可動ミラー用パルスモータ25に供給される。
よって、第1可動ミラー14の初期位置からの駆動位置
(駆動量及び駆動方向)は、第1可動ミラー用パルスモ
ータ25に供給される駆動信号に含まれる駆動パルス数
を参照することで得ることができる。
【0014】図3に示すように第1可動ミラー14を光
軸OTと平行な方向に駆動すると、光軸OM1がカメラ
本体13の前後方向に平行移動され、フィルム面(ある
いは撮像素子の撮像面)上における画像位置が撮影画面
17の上下方向(x方向)へ移動する。本実施形態の光
学系では、第1可動ミラー14が前方に前方に駆動され
ると撮影画面17の上方に画像が移動し、第1可動ミラ
ー14が後方に駆動されると撮影画面17の下方に画像
が移動する。
【0015】第2可動ミラー15では、ねじ孔32は光
軸OM1と平行な方向に形成され、第2可動ミラー用パ
ルスモータ33のドライブシャフト34の雄ねじが螺合
している。ガイド突起35は、カメラ本体13内に光軸
OM1と平行に形成されたガイドレール36に摺動可能
に嵌まっている。これにより、第2可動ミラー用パルス
モータ33が駆動してドライブシャフト34が回転する
と、第2可動ミラー15は、光軸OM1に対する反射角
を変化させることなく光軸OM1と平行な方向に移動す
る(図1の矢印B方向の移動)。指標38を第2可動ミ
ラー位置センサ37で検知することで、第2可動ミラー
15の初期位置を検出することができる。また後述する
ように、初期位置からの第2可動ミラー15の駆動方向
と駆動量も、CPU50で第2可動ミラー用パルスモー
タ33の駆動パルス数として演算され、該駆動パルス数
を含んだ駆動信号がミラーモータドライバ52から第1
可動ミラー用パルスモータ25に供給される。よって、
第2可動ミラー15の初期位置からの駆動位置(駆動量
及び駆動方向)は、第2可動ミラー用パルスモータ33
に供給される駆動信号に含まれる駆動パルス数を参照す
ることで得ることができる。
【0016】図4に示すように第2可動ミラー15が光
軸OM1と平行な方向に駆動されると、光軸OM2がカ
メラ本体13の上下に平行移動され、フィルム面(ある
いは撮像面)上における画像位置が、撮影画面17の左
右方向(y方向)へ移動する。本実施形態の光学系で
は、第2可動ミラー15が、第1可動ミラー14に接近
する方向に駆動されると撮影画面17の右方に画像が移
動し、第1可動ミラー14から離間する方向に駆動され
ると撮影画面17の左方に画像が移動する。
【0017】従って、カメラの上下方向に振れが加わっ
たときには、フィルム面上の画像が、撮影画面17の上
下方向に生じる画像振れと反対方向に同量変位されるよ
うに第1可動ミラー14を駆動することによって、撮影
光軸の上下方向の振れをキャンセルしてフィルム面上の
画像を不動にすることができる。同様に、カメラの左右
方向に振れが加わったときには、フィルム面上の画像
が、撮影画面17の左右方向に生じる画像振れと反対方
向に同量変位されるように第2可動ミラー15を駆動す
ることによって、撮影光軸の左右方向の振れをキャンセ
ルすることができる。
【0018】さらに第1可動ミラー14と第2可動ミラ
ー15を合わせて駆動制御すれば、撮影レンズ12の光
軸OTと直交する面方向にカメラ振れが発生したとき、
フィルム面上での画像位置をx、y方向に移動させて二
次元的に像振れを補正することが可能である。この像振
れ補正の制御については後述する。
【0019】続いて図5から図7を参照して可動ミラー
の駆動機構の第2の形態を説明する。図5に示すよう
に、この第2の駆動形態においてもミラー駆動機構は第
1可動ミラー14’と第2可動ミラー15’で共用構造
とすることができる。
【0020】第1可動ミラー14’は、光軸OTと光軸
OM1を含む平面と直交する回動軸41によって回動可
能に支持されており、この回動軸41の周囲には、該回
動軸41を中心とするウォームホイール42が形成され
ている。ウォームホイール42には、第1可動ミラー用
パルスモータ25’の出力軸に設けたウォームギヤ43
が噛み合っていて、第1可動ミラー用パルスモータ2
5’を起動してウォームギヤ43を回転させると、ウォ
ームギヤ43とウォームホイール42の関係によって回
転力が直交変換され、第1可動ミラー14’が回動軸4
1を中心として回動される(図1の矢印C方向の回
動)。第1可動ミラー14’は、光軸OTに対する反射
角が90度の状態が初期角度位置であり、第1可動ミラ
ー14’に設けた指標31’を第1可動ミラー位置セン
サ30’で検知することによって該初期角度位置を検出
することができる。そして、この初期角度位置からの第
1可動ミラー14’の回動量は、第1可動ミラー用パル
スモータ25’に供給される駆動信号に含まれるパルス
数から得ることができる。図6に示すように、第1可動
ミラー14’が回動して反射角が変化すると反射光束が
x方向に偏向される。これにより、フィルム面(あるい
は撮像面)上での画像位置が撮影画面17の上下方向
(x方向)に変位する。
【0021】第2可動ミラー15’の回動軸45は、光
軸OM1と光軸OM2を含む平面と直交する方向に形成
されており、回動軸45を中心とするウォームホイール
46と、該ウォームホイール46に噛み合うウォームギ
ヤ47が設けられている。ウォームギヤ47は、第2可
動ミラー用パルスモータ33’により回転駆動され、該
回転により第2可動ミラー15’が回動軸45を中心に
回動する(図1の矢印D方向の回動)。第2可動ミラー
15’の初期角度位置は、指標38’を第2可動ミラー
位置センサ37’で検知することによって検出可能であ
る。第2可動ミラー15’の初期角度位置は、光軸OM
1が光軸OTに対して直角であるときに、該光軸OM1
に対して反射光束の光軸OM2が略直角となる角度位置
である。そして、この初期角度位置からの第2可動ミラ
ー15’の回動量は、第2可動ミラー用パルスモータ3
3’に供給される駆動信号に含まれるパルス数から得る
ことができる。図7に示すように、第2可動ミラー1
5’が回動するとその反射角(光軸OM1に対する光軸
OM2の角度)が変化し、フィルム16への光軸OM2
の到達位置がカメラボディ13内の上下方向に変化され
る。これにより、フィルム面(あるいは撮像面)上での
画像位置が撮影画面17の左右方向(y方向)に変位す
る。
【0022】以上の第2の駆動形態においても、カメラ
に加わった上下方向の振れと反対方向に同量だけフィル
ム面上で画像が移動されるように第1可動ミラー14’
を回動させれば、撮影画面17の上下方向に生じる画像
振れを補正することができ、左右方向の振れと反対方向
に同量だけフィルム面上で画像が移動されるように第2
可動ミラー15’を回動させれば、撮影画面17の左右
方向に生じる画像振れを補正することができる。
【0023】つまり図1のカメラ10では、第1の可動
ミラーに関しては、第1の駆動形態(光軸OTと平行な
方向へ直進移動する)と第2の駆動形態(光軸OTに対
する反射角を変化する)のいずれを採用しても、駆動し
た場合には撮影画面17の上下方向(x方向)へ画像が
移動し、第2の可動ミラーに関しては、第1の駆動形態
(光軸OM1と平行な方向へ直進移動する)と第2の駆
動形態(光軸OM1に対する反射角を変化する)のいず
れを採用しても、駆動した場合には撮影画面17の左右
方向(y方向)へ画像が移動する。従ってカメラ10で
は、第1可動ミラー14または14’と、第2可動ミラ
ー15または15’を任意に組み合わせてフィルム面上
で二次元の像振れ補正を行うことができ、可能なミラー
の駆動方式の組み合わせは、(1)第1可動ミラー14
と第2可動ミラー15、(2)第1可動ミラー14’と
第2可動ミラー15’、(3)第1可動ミラー14’と
第2可動ミラー15、(4)第1可動ミラー14と第2
可動ミラー15’の4通りとなる。但し、第1可動ミラ
ーと第2可動ミラーの駆動機構を共用化して製造コスト
の削減を図るという観点からは、(1)、(2)の組み
合わせが好ましい。
【0024】続いて図8を用いてカメラ10における像
振れ補正の制御を説明するが、(1)〜(4)のいずれ
の組み合わせにおいても基本的な制御は共通しており、
以下では共用の駆動機構で駆動される第1可動ミラー1
4、第2可動ミラー15を組み合わせた例に基づいて説
明を行う。
【0025】カメラ本体13内には、撮影レンズ12の
光軸OTと直交する平面内において互いに直交する2軸
(カメラの上下軸と左右軸)周りにおけるカメラ本体1
3の移動角速度を検出するための振れ検知センサ51が
設けられており、カメラ10に加わった振れの大きさと
方向は、この振れ検知センサ51によって検知される。
【0026】前述の通り、第1可動ミラー14を光軸O
Tと平行な方向に進退することによって、撮影画面17
の上下方向(x方向)に画像位置が移動し、第2可動ミ
ラー15を光軸OM1と平行な方向に進退することによ
って、撮影画面17の左右方向(y方向)に画像位置が
移動する。CPU50は、振れ検出センサ51の検出し
た2軸方向の振れの角速度を時間積分して移動角度を求
め、該移動角度から焦点面上でのx、y方向の像の移動
量を演算すると共に、この像振れをキャンセルするため
の各軸方向に関する第1可動ミラー14と第2可動ミラ
ー15の駆動量及び駆動方向を演算する。本実施形態に
おいては、カメラ本体の移動角速度とこれに対して振れ
補正を行うための各ミラー14、15の駆動量(各パル
スモータ25、33の駆動パルス数)とが予めテーブル
データとして、予めEEPROM53に記憶されてい
る。そして、このテーブルデータに基づいて、CPU5
0が像振れ補正に必要な可動ミラー14、15の駆動量
を得て、ミラーモータドライバ52が第1、第2可動ミ
ラー用パルスモータ25、33に駆動信号を送り、各可
動ミラー14、15を駆動制御する。これにより、第1
可動ミラー14と第2可動ミラー15はそれぞれ、撮影
光軸の振れをキャンセルするべく所定方向に所定量駆動
され、フィルム面上での画像位置が一定に保たれる。
【0027】像振れ補正の制御はミラーを回動させる方
式でも同様に行われる。この場合、図8の制御系におい
ては、ミラーモータドライバ52で駆動制御する対象を
第1可動ミラー用パルスモータ25’と第2可動ミラー
用パルスモータ33’に置き換え、第1可動ミラー位置
センサ30’と第2可動ミラー位置センサ37’によっ
て、各可動ミラーの初期角度位置をモニターすればよ
い。そして、この初期角度位置からの可動ミラー1
4’、15’の回動位置(駆動量及び駆動方向)は、可
動ミラー用パルスモータ25’、33’に供給される駆
動信号に含まれる駆動パルス数を参照することで得るこ
とができる。この駆動形態では、上記のEEPROM5
3に書き込む一対のミラー駆動量に関するテーブルデー
タは、ミラーが回動する場合に対応したものとすればよ
い。
【0028】カメラ10はまた、次のような自動合焦
(AF)機構を有している。撮影レンズ12の一部は、
光軸OTと平行な方向に移動可能なAF用レンズ55と
して構成されている。このAF用レンズ55は、AFモ
ータ56によって光軸OT方向に位置を異ならせて複数
設定した分割段数位置のいずれかに駆動され、その移動
位置はAFレンズ位置センサ57で検知される。カメラ
10はまたAFセンサ58を備えており、測距スイッチ
59が操作されると被写体距離情報を得ることができ
る。このようなAFセンサは、被写体の距離を測定する
タイプや、デフォーカス量を測定するタイプ等が提案さ
れている。測距スイッチ59は、一般的なAFカメラの
ようにレリーズボタンの半押し状態でオンされるように
構成できる。AFセンサ58で得られた被写体距離情報
はCPU50に入力され、CPU50は該入力値に基づ
いて、フィルム面に焦点が合うように必要なAF用レン
ズ55の移動位置(AFレンズ位置センサ57で検出さ
れる現状の移動位置からの移動量)を計算してAFモー
タドライバ60に駆動信号を送り、AFモータ56がA
F用レンズ55を所望の分割段数位置に駆動し、これに
より合焦動作が行われる。このような自動合焦機構は周
知のものである。
【0029】例えば図3に示すように、x方向の像振れ
を補正するために第1可動ミラー14が実線で表す初期
位置から二点鎖線で示す位置まで後方へα1駆動される
と、撮影レンズ12の後端からフィルム面までの光路長
は、第1可動ミラー14の駆動量α1分だけ長くなる。
同様に、図4に示すように第2可動ミラー15が初期位
置から光軸OM1と平行な方向へ後方にβ1駆動されれ
ば、光路長はβ1だけ長くなる。逆に可動ミラー14、
15を光軸方向において初期位置から前方へ駆動した場
合には光路長が短くなる。つまり、第1可動ミラー14
と第2可動ミラー15を駆動させて像振れ補正を行うと
光路長が変化してピントずれが生じるので、ミラー駆動
から生じるピントずれを以下のように解決することが望
ましい。
【0030】上記のEEPROM53には、前述のカメ
ラ本体の移動角速度と一対のミラー駆動量のテーブルデ
ータの他に、一対の可動ミラー14、15の駆動に起因
する光路長変化分を補正するためのAF補正値がテーブ
ルデータとして格納されている。前述のように、可動ミ
ラー14、15の初期位置からの駆動量及び駆動方向
は、可動ミラー用パルスモータ25、33に供給される
駆動信号に含まれる駆動パルス数を参照することで得る
ことができ、CPU50は、この一対の可動ミラー1
4、15の駆動データの組み合わせからEEPROM4
5のテーブルデータを参照して該一対の可動ミラー1
4、15の駆動位置に応じた所定のAF補正値を得る。
このAF補正値が、被写体距離情報に基づくAF用レン
ズ55のレンズ駆動量に加味されて、最終的なAF用レ
ンズ55の駆動信号として、AFモータドライバ60か
らAFモータ56に供給される。なおAF用レンズ55
の移動位置決定には、AFレンズ位置センサ57で検出
されるAF用レンズ55の現状位置データもフィードバ
ックされており、該現状位置からの移動量としてAFモ
ータドライバ60に駆動信号が送られる。そして合焦動
作時に、以上の制御を経て決定された移動位置にAF用
レンズ55を駆動する。これにより、可動ミラー14、
15が移動して光路長の変化が生じても焦点面は前後せ
ずにフィルム面と一致し、インフォーカス状態で撮影を
行うことができる。なお図3、図4では可動ミラー1
4、15が光軸後方に駆動されるものとしたが、一対の
可動ミラーは共に初期位置から光軸前方に駆動される場
合もあるし、一方の可動ミラーが前方に駆動され他方が
後方に駆動される場合もある。これらの場合にも、可動
ミラー14、15のそれぞれの駆動データから全体とし
ての光路長の変化を知ることができるので、この光路長
変化分を補正するためのAF補正値をEEPROM53
のテーブルデータから得て、AF用レンズ55の移動量
の決定時に加味すれば、像振れ補正時にも焦点面とフィ
ルム面を一致させることができる。
【0031】また可動ミラーが回動する形態では、第1
可動ミラー14’または第2可動ミラー15’の初期角
度位置が光路長が最も短く、該初期角度位置からの各可
動ミラー14’、15’の回動量が大きくなるほどフィ
ルム面までの光路長が長くなるが、ミラー駆動に際して
のピント補正に関しては可動ミラー14、15を用いた
場合と同様に行うことができる。
【0032】つまり、可動ミラー14’、15’が初期
角度位置から回動したときの光路長の変化率は光学系の
設計段階で分かるので、この可動ミラー14’、15’
の回動に起因する光路長変化分を補正するためのAF補
正値をテーブルデータとしてEEPROM53に予め格
納しておく。フィルム面上での画像位置をx方向にα2
移動させるとき(図6)の第1可動ミラー14’の回動
量は、第1可動ミラー用パルスモータ25’に供給され
る駆動信号に含まれる駆動パルス数を参照することで得
ることができる。同様に、画像位置をy方向にβ2移動
させるとき(図7)の第2可動ミラー15’の回動に関
する所定のAF補正値も、第2可動ミラー用パルスモー
タ33’に供給される駆動信号に含まれる駆動パルス数
と、EEPROM53のテーブルデータを対照させて得
ることができる。そして、、この一対の可動ミラー1
4’、15’の回動量(駆動パルス数)とAF補正値の
テーブルデータを対照させて、該可動ミラー14’、1
5’の回動に起因する光路長変化分を補正するためのA
F補正値を得て、これを被写体距離情報に応じたAF用
レンズ55の移動量に加味してAF用レンズ55の移動
位置を決定する。こうして最終的に決定された駆動信号
によって合焦動作時にAF用レンズ55を駆動すれば、
像振れ補正時にもピントずれのない撮影が可能となる。
【0033】図1に示す光学配置は、撮影レンズ後方の
第1可動ミラーが上下方向、第2可動ミラーが左右方向
の像振れ補正を行うものであるが、この関係を反対にし
た実施形態を図9に示す。第1可動ミラー65は、撮影
レンズ12からの光束(光軸OT)を、正面から見てカ
メラ60の左方に略直角に反射する(光軸OM1)よう
にカメラ本体13内に設置されている。第2可動ミラー
66は、第1可動ミラー65からの光束を略直角に上方
へ反射してフィルム16上に結像させる。
【0034】第1可動ミラー65は、前述と同様の駆動
機構により、光軸OTに沿う平行移動(矢印A)、また
は光軸OT、OM1を含む平面と直交する回動中心での
回動(矢印C)が可能に支持されており、いずれの駆動
形態においても駆動されると横長の撮影画面17の左右
方向(y方向)に画像が移動する。第2可動ミラー66
は、光軸OM1に沿う平行移動(矢印B)、または光軸
OM1、OM2を含む平面と直交する回動中心での回動
(矢印D)が可能に支持されており、いずれの駆動形態
においても駆動されると横長の撮影画面17の上下方向
(x方向)に画像が移動する。従って、振れの大きさと
方向に応じて、カメラ60に加わった左右方向の振れに
関しては第1可動ミラー65を、上下方向の振れに関し
ては第2可動ミラー66をそれぞれ所定方向に所定量駆
動させれば、カメラ振れがあってもフィルム面上での画
像振れを防ぐことができる。このカメラ60において
も、第1可動ミラー65と第2可動ミラー66の駆動機
構を共用化してコストを抑えることが好ましい。
【0035】第1可動ミラー65と第2可動ミラー66
を駆動させたときには、いずれの駆動形態でも光路長の
変化を伴うので、前述の手法によって、AF用レンズ5
5の移動量を決める際に、各可動ミラー65、66の駆
動に起因する光路長の変化分を補正するためのAF補正
値を加味し、合焦動作時に可動ミラーの駆動に伴う光路
長の変化を補正することが望ましい。
【0036】以上のように本発明では、カメラ本体内に
一対の可動ミラーを設け、この一対の可動ミラーを、カ
メラに加わる像振れの大きさと方向に応じて駆動して二
次元的に像振れ補正を行うように構成したので、レンズ
鏡筒内に像振れ補正機構が不要となり、レンズ鏡筒の大
型化が回避され、また鏡筒設計上の制約が少なくなる。
また一対の可動ミラーの駆動機構を共用の構造とすれ
ば、製造コストを低く抑えることができる。
【0037】本発明は以上の実施形態に限定されるもの
ではない。例えば、可動ミラーを回動させる機構は、ウ
ォームギヤとウォームホイールの組み合わせ以外であっ
てもよいし、可動ミラーを光軸方向に直進駆動する機構
は、ねじ螺合式のドライブシャフト以外の直動式アクチ
ュエータでもよい。また前述したように、本発明は、フ
ィルムに代えてイメージセンサ等の他の撮影記録媒体を
設けたカメラにも適用することができる。
【0038】さらに実施形態では、自動合焦機構を撮影
レンズの一部を構成する合焦用レンズを移動させる構成
としたが、フィルムやイメージセンサ等の撮影記録媒体
を焦点面と直交する方向に平行移動させて合焦動作を行
うタイプの自動合焦機構を用いることも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レンズ鏡
筒内には像振れ補正機構を設ける必要がなく、レンズや
鏡筒設計上の制約が少ない像振れ補正カメラ及びカメラ
の像振れ補正方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による像振れ補正カメラの光学系の一実
施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のカメラ本体内に配された可動ミラーを、
光軸と平行な方向に進退動させるための駆動機構を示す
斜視図である。
【図3】第1の可動ミラーを図2の駆動機構で駆動した
ときの光路変化を示す、図1の矢印III 方向から見た側
面図である。
【図4】第2の可動ミラーを図2の駆動機構で駆動した
ときの光路変化を示す、図1の矢印IV方向から見た側面
図である。
【図5】図1のカメラ本体内に配された可動ミラーを回
動させるための駆動機構を示す斜視図である。
【図6】第1の可動ミラーを図5の駆動機構で駆動した
ときの光路変化を示す側面図である。
【図7】第2の可動ミラーを図5の駆動機構で駆動した
ときの光路変化を示す正面図である。
【図8】図1の像振れ補正カメラの制御系を示すブロッ
ク図である。
【図9】像振れ補正カメラの光学系の第2の実施形態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
OT OM1 OM2 光軸 10 カメラ 11 レンズ鏡筒 12 撮影レンズ 13 カメラ本体 14 14’ 65 第1可動ミラー 15 15’ 66 第2可動ミラー 16 フィルム 17 撮影画面 25 25’ 第1可動ミラー用パルスモータ 27 35 ガイド突起 28 36 ガイドレール 30 30’ 第1可動ミラー位置センサ 33 33’ 第2可動ミラー用パルスモータ 37 37’ 第2可動ミラー位置センサ 41 45 回動軸 42 46 ウォームホイール 43 47 ウォームギヤ 50 CPU 51 振れ検知センサ 52 ミラーモータドライバ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体と、このカメラ本体内の焦点
    面に結像させる撮影レンズを有するカメラにおいて、 上記カメラ本体内の光路上に一対の可動ミラーを設け、 カメラに加わる振れの大きさと方向を検出するセンサ
    と、 上記センサで検出した振れの大きさと方向に応じて、上
    記一対の可動ミラーを、焦点面上の画像位置が該画像の
    上下方向および左右方向に移動されるように駆動する一
    対のミラー駆動機構と、を備えたことを特徴とする像振
    れ補正カメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の像振れ補正カメラにおい
    て、上記一対のミラー駆動機構は同一構造の共用駆動機
    構である像振れ補正カメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の像振れ補正カメラにおい
    て、共用駆動機構は、 可動ミラーを入射光束の光軸方向に直進移動可能に支持
    する直進案内機構と、 上記センサで検出した振れの大きさと方向に応じて可動
    ミラーを直進駆動し、反射光束を平行移動させるアクチ
    ュエータと、を備えている像振れ補正カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の像振れ補正カメラにおい
    て、共用駆動機構は、 可動ミラーを入射光束と反射光束の光軸を含む平面と直
    交する回動中心で回動可能に支持する回動支持機構と、 上記センサで検出した振れの大きさと方向に応じて可動
    ミラーを回動し、反射光束を偏向させるアクチュエータ
    と、を備えている像振れ補正カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の記載の像振れ補正カメラ
    において、 上記一対のミラー駆動機構の一方は、可動ミラーを入射
    光束の光軸方向に直進移動可能に支持する直進案内機構
    と、上記センサで検出した振れの大きさと方向に応じて
    可動ミラーを直進駆動して反射光束を平行移動させるア
    クチュエータとを備え、 一対のミラー駆動機構の他方は、可動ミラーを、入射光
    束と反射光束の光軸を含む平面と直交する回動中心で回
    動可能に支持する回動支持機構と、上記センサで検出し
    た振れの大きさと方向に応じて可動ミラーを回動して反
    射光束を偏向させるアクチュエータとを備えている像振
    れ補正カメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5いずれか1項記載の像
    振れ補正カメラにおいて、上記一対の可動ミラーは、撮
    影レンズの光軸と直交する第1軸方向へ光束を偏向する
    第1ミラーと、該第1ミラーによって偏向された光軸を
    この第1軸及び上記撮影レンズの光軸と直交する第2軸
    方向へ偏向する第2ミラーとから構成されている像振れ
    補正カメラ。
  7. 【請求項7】 カメラ本体と、このカメラ本体の焦点面
    に結像させる撮影レンズを有するカメラにおいて、 カメラに加わる振れにより生じる焦点面上での上下方向
    の像振れと左右方向の像振れのいずれか一方を、カメラ
    本体内の光路上に設置した第1の可動ミラーの駆動で補
    正し、 焦点面上での上下方向の像振れと左右方向の像振れの他
    方を、カメラ本体内の光路上に上記第1の可動ミラーと
    位置を異ならせて設置した第2の可動ミラーの駆動で補
    正することを特徴とするカメラの像振れ補正方法。
JP10990798A 1998-04-20 1998-04-20 像振れ補正カメラ及びカメラの像振れ補正方法 Withdrawn JPH11305276A (ja)

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