JPH11305012A - 合成プリズム及び画像表示装置 - Google Patents

合成プリズム及び画像表示装置

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JPH11305012A
JPH11305012A JP10109684A JP10968498A JPH11305012A JP H11305012 A JPH11305012 A JP H11305012A JP 10109684 A JP10109684 A JP 10109684A JP 10968498 A JP10968498 A JP 10968498A JP H11305012 A JPH11305012 A JP H11305012A
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prism
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light
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Application number
JP10109684A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takatsuka
央 高塚
Makoto Yamaguchi
眞 山口
Hiroyuki Ono
裕之 小野
Masato Shinoda
真人 篠田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成プリズムの製造が容易な画像表示装置及
び合成プリズムを提供すること。 【解決手段】 第1プリズム41と、第1プリズム41
に接合されている第2プリズム42と、第2プリズム4
2に接合されている第3プリズム43と、からなってお
り、それぞれの各プリズム41、42、43に入射され
る光線を合成するための合成プリズム40において、第
2プリズム42における接合面に略垂直方向に対する高
さL3が第1プリズム41及び第3プリズム43のそれ
ぞれの高さL2、L4と異なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成プリズム及び
画像表示装置の改良、特に例えば液晶プロジェクタ装置
などの合成プリズム及び画像表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア機器やコンピュー
タの普及により、大画面を有する表示装置のニーズが高
まってきている。最近では、例えば液晶表示パネル等の
光変調手段と光源、投射レンズなどの光学部品から構成
される画像表示装置である液晶プロジェクタ装置が、テ
レビジョン受像器やコンピュータを用いたプレゼンテー
ション用表示装置として広く普及している。
【0003】図6には、従来の画像表示装置に使用され
る合成プリズムの一例を示す概略斜視図であり、図6を
参照して合成プリズム1について説明する。図6の合成
プリズム1は第1プリズム2、第2プリズム3、第3プ
リズム4からなっており、これらを組み合わせていわゆ
るL字型に形成されている。プリズム3、4はほぼ直角
2等辺3角形に形成されており、プリズム3のほぼ直角
を形成している一方の面とプリズム4の斜面とが接合さ
れている。プリズム2は断面がほぼ台形形状になってお
り、プリズム2の斜面とプリズム3の直角を形成してい
る面とが接合している。各プリズム2、3、4はほぼ同
じ高さL1になるように形成されており、各プリズム
2、3、4の周辺には図示しない液晶表示パネルが配置
されている。
【0004】次に合成プリズム1の代表的な製造方法に
ついて説明する。まず、プリズム2、3、4の材料とな
るガラス原材料が溶解されて、例えばブロック形状を有
するガラスブロックが形成される。このガラスブロック
が切断機等により切断されて、プリズム2、3、4の形
状が形成される。あるいはプリズム形状の金型に溶融又
は軟化したガラスを入れて冷却し、プリズム形状を形成
してもよい。プリズム2、3、4の原型を作製した後、
研磨機により各プリズムのすべての面及び角度をそれぞ
れ所定の規格に収まるように仕上げてガラス製の各プリ
ズム2、3、4を作製する。次に、図6のプリズム2と
プリズム3及びプリズム3とプリズム4の接合面にそれ
ぞれ所定の光透過・反射特性を有する光学多層膜を真空
蒸着やスパッタリング法などを用いて形成する。最後に
これらのプリズム2、3、4が光硬化型接着剤等により
接合され、合成プリズム1が完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、この各プリズム
2、3、4を接合する場合、光学的に使用しない面を基
準として組み合わされていた。具体的には、例えば各プ
リズム2、3、4の光学的に使用しない面2b、3b、
4bが同一平面を形成するように、すなわち面2b、3
b、4b上に突出した部位がないように接合される。従
って、光学的に使用しない面2b、3b、4b及びこれ
らの面に対向する面においても、面の平面度及び角度許
容範囲は小さくする必要がある。よって、合成プリズム
1の製造に時間とコストがかかってしまうという問題が
あり、これに伴い、この合成プリズム1を用いた画像表
示装置の製造についても、多くの時間と時間と労力を費
やしてしまうという問題がある。
【0006】そこで本発明は上記課題を解消し、合成プ
リズムの製造が容易な画像表示装置及び合成プリズムを
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、第1プリズムと、第1プリズムに接合されてい
る第2プリズムと、第2プリズムに接合されている第3
プリズムと、からなっており、各プリズムに入射される
光線を合成するための合成プリズムにおいて、第2プリ
ズムにおける接合面に略垂直方向の高さが第1プリズム
及び第3プリズムのそれぞれの高さと異なっている合成
プリズムにより、達成される。
【0008】本発明では、第2プリズムの高さが第1プ
リズム及び第3プリズムの高さと異なって形成されてお
り、第2プリズムは第1プリズム及び第3プリズムに対
して凸部もしくは凹部を形成している。この第2プリズ
ムの凹部もしくは凸部を使用することで、第1プリズム
乃至第3プリズムの接合を精度よく行うことができると
ともに、第1プリズム乃至第3プリズムの接合面に対し
て略垂直方向の面を研磨する必要がなくなり、製造時間
及びコストの削減を図ることができる。
【0009】上記目的は、本発明にあっては、光源から
の光を3原色に分光する分光部と、分光されたそれぞれ
の光が照射される3つの液晶表示パネルと、液晶表示パ
ネルを通過したそれぞれの光を合成するための合成プリ
ズムと、を有する画像表示装置において、合成プリズム
は、第1プリズムと、第1プリズムに接合されている第
2プリズムと、第2プリズムに接合されている第3プリ
ズムと、からなっており、第2プリズムにおける接合面
に略垂直方向の高さが第1プリズム及び第3プリズムの
それぞれの高さと異なっている画像表示装置により、達
成される。
【0010】本発明では、第2プリズムの高さが第1プ
リズム及び第3プリズムの高さと異なって形成されてお
り、第2プリズムは第1プリズム及び第3プリズムに対
して凸部もしくは凹部を形成している。この第2プリズ
ムの凹部もしくは凸部を使用することで、第1プリズム
乃至第3プリズムの接合を精度よく行うことができると
ともに、第1プリズム乃至第3プリズムの接合面に対し
て略垂直方向の面を研磨する必要がなくなり、製造時間
及びコストの削減を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0012】図1は本発明の画像表示装置の好ましい実
施の形態を示す外観図、図2は本発明の画像表示装置の
好ましい実施の形態を示す構成図であり、図1と図2を
参照して画像表示装置10について詳しく説明する。画
像表示装置10は、本体部11、光源12、投射レンズ
13等を有していて、本体部11は図示しない筐体に保
持されている基板11に配置されている。
【0013】本体部11の外周面には、ケース11aで
覆われており、ケース11aの上側には蓋11bが配置
されている。蓋11bの上部には駆動回路8が設けられ
ており、駆動回路8は液晶表示パネル31、32、33
を駆動することができる。また、本体部11内に収容さ
れている合成プリズム40は上カバー11cと下カバー
11dにより密封されている。上カバー11cは着脱可
能に設けられていて、上カバー11cを取りはずすと、
液晶表示パネル(液晶ライトバルブ)のレジストレーシ
ョン調整(画像の重ね合わせ調整)を行うことができ
る。
【0014】光源12は本体部11に対して着脱可能に
取り付けられており、この光源12は例えばメタルハイ
ドランプやハロゲンランプ等からなっている。投射レン
ズ13は本体部11に取り付けられており、投射レンズ
13は複数のレンズからなっている。投射レンズ13は
入射した光を図示しないスクリーンに表示するためのも
のであり、後述する合成プリズム40から投射光を図示
しないスクリーンに対してフォーカスできる機構を有し
ている。
【0015】次に図2を参照して本体部11について詳
しく説明する。本体11部内には偏光ユニット20、液
晶表示パネル部30、合成プリズム40、分光部50等
を有している。まず、図2を参照して偏光ユニット20
について詳しく説明する。偏光ユニット20はカットフ
ィルタ21、偏光分離ブロック22、集光レンズ23等
からなっている。カットフィルタ21は光源12の前方
に配置されており、光源12から出力される光の中の赤
外線領域及び紫外線領域の不要光線部分を遮断するもの
である。カットフィルタ21を通過した光線は偏光分離
ブロック22に送られる。
【0016】偏光ブロック22はレンズアレイ22a、
22bからなっており、P波(P偏光成分)もしくはS
波(S偏光成分)のみを前方に配置されている集光レン
ズ23に送るものである。P波もしくはS波のみを出射
することにより、光強度を上げることができる。集光レ
ンズ23は例えばコンデンサレンズであって、送られて
きた光束を集光させてダイクロイックミラー51に送
る。
【0017】コンデンサレンズ23の前方には分光部5
0は配置されており、分光部50はダイクロイックミラ
ー51、ダイクロイックミラー52からなっている。ダ
イクロイックミラー51、ダイクロイックミラー52は
光軸に対して45度傾いて設けられている。ダイクロイ
ックミラー51は、例えば赤色光Rのみを例えば45度
反射させて、緑色光G及び青色光Bを透過させるもので
ある。反射した赤色光Rはミラー53、集光レンズ31
a、偏光板31bを介して液晶表示パネル31に入射さ
れる。液晶パネル31には、赤色の映像信号に基づいて
駆動回路8により駆動しており、液晶パネル31を透過
した赤色光Rは合成プリズム40に入射される。
【0018】またダイクロイックミラー52は例えば送
られてきた緑色光G及び青色光Bのうち、緑色光Gのみ
を45度反射させ、青色光Gのみを透過させる性質を有
している。反射した緑色光Gは集光レンズ32a、偏光
板32bを介して液晶表示パネル32に入射される。液
晶パネル32には、緑色の映像信号に基づいて駆動回路
8により駆動しており、液晶パネル32を透過した緑色
光Gは合成プリズム40に入射される。ダイクロイック
ミラー52の前方にはミラー54が設けられていて、ダ
イクロイックミラー52を透過した青色光Bはリレーレ
ンズ52aを通ってミラー54で45度反射してリレー
レンズ54aを通り、ミラー55でさらに45度偏光
し、液晶表示パネル33に入射される。液晶パネル部3
0の液晶パネル31、32、33にはそれぞれ赤色、緑
色、青色の映像信号が表示されていて、これらは駆動回
路8により制御されている。液晶パネル31、32、3
3を透過した各RGB光は合成プリズム40に入射され
る。
【0019】図3には、合成プリズム40の概略斜視図
を示しており、図2と図3を参照して合成プリズム40
について詳しく説明する。合成プリズム40は3つの第
1プリズム41、第2プリズム42、第3プリズム43
からなっている。第1プリズム41は断面がほぼ台形形
状に形成されており、高さがL2の大きさを有してい
る。第1プリズム41の直角を形成する一方の面41b
側には液晶表示パネル31が設けられており、他方の面
側には投射レンズ13が設けられている。
【0020】第2プリズム42は断面がほぼ直角3角形
を形成している3角柱であり、高さがL3になるように
形成されている。第2プリズム42の斜面側には液晶表
示パネル32が配置されている。第1プリズム41の斜
面と第2プリズム42の略直角を形成する一方の面とは
接合されている。この接合面には色分離干渉膜であるダ
イクロイック膜が形成されており、接着面45は液晶表
示パネル31から入射した赤色光Rを略45度反射させ
る。
【0021】第3プリズム43は断面がほぼ直角3角形
になるように形成されており、高さL4を有している。
第3プリズム43の面43c側には液晶表示パネル33
は配置されていて、斜面側には第2プリズムの他方の面
と接合されていている。この接合面には色分離干渉膜で
あるダイクロイック膜が形成されており、液晶表示パネ
ル33から入射された青色光Bを45度反射させる。こ
こで、第2プリズム42の高さL2は第1プリズム41
及び第3プリズム43の高さL2、L3より大きく形成
されており、第2プリズム42には突出部44が形成さ
れている。また、第1プリズム41乃至第3プリズム4
3の光学的に使用しない面41a、42a、43a及び
これらの面に対向する面には研磨処理が行われてない。
【0022】次に図3を参照して、合成プリズム40の
製造方法の一例について詳しく説明する。まず、第1プ
リズム41乃至第3プリズム43の材料となるガラス原
材料が溶解されて、例えばブロック形状を有するガラス
ブロックが形成される。このガラスブロックが切断機等
により切断されて、第1プリズム41乃至第3プリズム
43の形状が形成される。あるいはプリズム形状の金型
に溶融又は軟化したガラスが設置し、冷却してプリズム
形状を形成する場合もある。
【0023】第1プリズム41乃至第3プリズム43の
原型を作製した後、研磨機により各プリズムの光学的に
使用する面及び角度をそれぞれ所定の規格に収まるよう
に仕上げてガラス製の第1プリズム41乃至第3プリズ
ム43を作製する。このとき光学的に使用しない面41
a、42a、43aについては研磨を行わない。次に、
図6の第1プリズム41と第2プリズム42の接合面及
び第2プリズム42と第3プリズム43との接合面にそ
れぞれ所定の光透過・反射特性を有する光学多層膜を真
空蒸着やスパッタリング法などを用いて形成する。最後
にこれらの第1プリズム41乃至第3プリズムが光硬化
型接着剤等により接合され、合成プリズム40が完成す
る。
【0024】このとき、第1プリズム41と第3プリズ
ム43が第2プリズム42に接合される際には、第2プ
リズム42の面42b、42cが基準として接合を行
う。具体的には、第1プリズム41と第3プリズム43
が接合される際に、矢印Y方向にずれたとしても突出部
44が設けられていることにより、プリズムの接合精度
の許容範囲がその突出部44の範囲になる。これによ
り、第1プリズム41乃至第3プリズム43を精度よく
接合させることができるとともに、合成プリズム40の
製造時間の短縮を図ることができる。
【0025】次に、完成した合成プリズム40が図2の
下カバー11dに取り付けられて、図1の画像表示装置
10が完成する。このとき、下カバー11dに第2プリ
ズム42の突出部44に対応する位置決め部等を設ける
ことで、合成プリズム40が画像表示装置10に対して
精度よく位置決めすることができる。
【0026】別の実施の形態 図4と図5には、本発明の別の実施の形態を示してい
る。以下の各実施の形態の画像表示装置は、図1の実施
の形態の画像表示装置及び光学ブロックとほぼ同様の構
造である。従って、以下の実施の形態の画像表示装置及
び光学ブロックにおける構成要素について、図1の実施
の形態の画像表示装置及び光学ブロックにおける構成要
素と同じ場合には、同じ符号を記してその説明を省略す
る。
【0027】第2実施の形態 図4は画像表示蔵置における第2の好ましい実施の形態
の合成プリズムの周辺部位を示す構成図を示している。
図4の第2の実施の形態が図1の第1の実施の形態と異
なる点は、合成プリズムを構成するの各プリズムの高さ
である。図4の合成プリズム140は、第1プリズム1
41、第2プリズム142、第3プリズム143からな
っていて、第1プリズム141乃至第3プリズム143
の高さがそれぞれL11、L12、L13になるように
形成されている。高さL12は高さL11、L13より
も小さく形成されており、第1プリズム141及び第3
プリズム143にはそれぞれ突出部141a、143a
が形成されている。
【0028】図4の合成プリズム140を作製する際、
例えば第2プリズム142に対して第1プリズム141
及び第3プリズム143を貼り付ける。このとき、第1
プリズム141及び第3プリズム143の突出部141
a、143aが設けられていることにより、第1ブロッ
ク141と第3ブロック143の接合精度は、この突出
部の範囲内を許容範囲として接合できるので、合成プリ
ズム140を精度よく作製することができる。これと同
時に、合成プリズム140をこの突出部141a、14
3aを用いることで図2の下カバー11dに対して精度
よく設置することができる。
【0029】第3実施の形態 図5は画像表示蔵置における第2の好ましい実施の形態
の光学ブロック周辺部位を示す構成図を示している。図
5の第2の実施の形態が図1の第1の実施の形態と異な
る点は、合成プリズムの構造である。図3の合成プリズ
ム240は、第1プリズム241、第2プリズム24
2、第3プリズム243からなっていて、第1プリズム
241乃至第3プリズム243の高さはそれぞれL2
1、L22、L23になるように形成されている。高さ
L21は高さL22よりも大きく形成されており、高さ
L22は高さL3より大きく形成されている(L21>
L22>L23)。第1プリズム241乃至第3プリズ
ム243にはそれぞれ突出部241a、242aが形成
されている。
【0030】図4の合成プリズム240を作製する際、
例えば第2プリズム242に対して第1プリズム241
及び第3プリズム243を貼り付ける。このとき、第1
プリズム241乃至第3プリズム143の突出部241
a、242aが設けられていることにより、第1ブロッ
ク141と第3ブロック143の接合精度は、この突出
部の範囲内を許容範囲として接合できるので、合成プリ
ズム140を精度よく作製することができる。これと同
時に、合成プリズム140をこの突出部241a、24
2aを用いることで図2の下カバー11dに対して精度
よく設置することができる。
【0031】上記各実施の形態によると、第1プリズム
乃至第3プリズムにおける光学的に使用しない面の高さ
を変えることにより、光学面の突出部を設け、この突出
した光学面を利用することによって精度よく接合し、か
つ光学ブロックに精度よく組み付けられるようにでき
る。また、光学面でない2面を加工せず素材のままで使
用することができるので、製造コストが安くできるとと
もに、製造時間の短縮を図ることができる。
【0032】ところで、本発明は、上記実施の形態に限
定されない。上記各実施の形態において、第1プリズ
ム、第2プリズム及び第3プリズムにはそれぞれR色、
B色、G色の光が入射するものであるが、これに限ら
ず、どのプリズムにいずれか1色の光が入射すればよ
い。また、第3プリズム43は第1プリズム41及び第
2プリズム42より小さく形成されているが、第1プリ
ズム41等とほぼ同一の形状にしてももちろんかまわな
い。また、第3の実施の形態において、各プリズムの大
きさをL21>L22>L23となるように形成してい
るが、L23>L22>L21となるように形成させて
もよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
合成プリズムの製造が容易な画像表示装置及び合成プリ
ズムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置の好ましい実施の形態を
示す外観図。
【図2】本発明の画像表示装置の好ましい実施の形態を
示す構成図。
【図3】本発明の画像表示装置における光学ブロックを
示す構成図。
【図4】本発明の画像表示装置における光学ブロックの
第2の実施の形態を示す構成図。
【図5】本発明の画像表示装置における光学ブロックの
第3の実施の形態を示す構成図。
【図6】従来の光学ブロックの一例を示す構成図。
【符号の説明】
10・・・画像表示装置、11・・・本体部、12・・
・光源、13・・・投射レンズ、20・・・偏光ユニッ
ト、30・・・液晶表示パネル部、40、500・・・
光学ブロック、50・・・分光部、200、201、2
02、203・・・補正レンズ、401・・・ダイクロ
イックコート、550、551・・・光遮断部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 9/31 H04N 9/31 C B (72)発明者 篠田 真人 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1プリズムと、第1プリズムに接合さ
    れている第2プリズムと、第2プリズムに接合されてい
    る第3プリズムと、からなっており、各プリズムに入射
    される光線を合成するための合成プリズムにおいて、 第2プリズムにおける接合面に略垂直方向に対する高さ
    が第1プリズム及び第3プリズムのそれぞれの高さと異
    なっていることを特徴とする合成プリズム。
  2. 【請求項2】 第2プリズムの高さは、第1プリズム及
    び第3プリズムより大きく形成されている請求項1に記
    載の合成プリズム。
  3. 【請求項3】 第2プリズムの高さが、第1プリズム及
    び第3プリズムより小さく形成されている請求項1に記
    載の合成プリズム。
  4. 【請求項4】 第1プリズムの高さは第2プリズムの高
    さより大きく形成されていて、第2プリズムの高さは第
    3プリズムの高さより大きく形成されている請求項1に
    記載の合成プリズム。
  5. 【請求項5】 光源からの光を3原色に分光する分光部
    と、分光されたそれぞれの光が照射される3つの液晶表
    示パネルと、液晶表示パネルを通過したそれぞれの光を
    合成するための合成プリズムと、を有する画像表示装置
    において、 合成プリズムは、 第1プリズムと、第1プリズムに接合されている第2プ
    リズムと、第2プリズムに接合されている第3プリズム
    と、からなっており、 第2プリズムにおける接合面に略垂直方向の高さが第1
    プリズム及び第3プリズムのそれぞれの高さと異なって
    いることを特徴とする画像表示装置。
JP10109684A 1998-04-20 1998-04-20 合成プリズム及び画像表示装置 Pending JPH11305012A (ja)

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