JPH11304968A - 電子時計 - Google Patents
電子時計Info
- Publication number
- JPH11304968A JPH11304968A JP10110327A JP11032798A JPH11304968A JP H11304968 A JPH11304968 A JP H11304968A JP 10110327 A JP10110327 A JP 10110327A JP 11032798 A JP11032798 A JP 11032798A JP H11304968 A JPH11304968 A JP H11304968A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- display
- circuit
- water depth
- dive
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子時計の電圧表示方法に多様性を持たせ、
電池電圧の不安を解消する。 【解決手段】 充電状態を複数の状態に分けて行なうこ
とにより、現在の充電量の情報が細かく知る。
電池電圧の不安を解消する。 【解決手段】 充電状態を複数の状態に分けて行なうこ
とにより、現在の充電量の情報が細かく知る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はセンサー等重負荷を
用いた電子時計に関するものである。
用いた電子時計に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より圧力センサー等重負荷を用いて
いる水深計付きの電子時計等が商品化されている。これ
らは、電池電圧を計測して水深計測に必要な電圧が不足
すると、電圧不足表示を行っていた。
いる水深計付きの電子時計等が商品化されている。これ
らは、電池電圧を計測して水深計測に必要な電圧が不足
すると、電圧不足表示を行っていた。
【０００３】従来の技術を図３の電子時計の上面図及び
図４の電子時計の回路ブロックを用いて説明する。図４
において１は基準信号を出力する発振回路、２は基準信
号を分周する分周回路、３は時刻信号を出力する計時回
路、４は時刻を表示する表示手段、６０は電源となる電
池、７は電池電圧を検出する電圧検出回路であり電池６
０の電圧が１．２５Ｖ未満となると電圧低下信号を出力
する。また８は水圧を検出する水深センサー、９は水深
センサーの信号を増幅する増幅回路、１０は増幅された
信号をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換回路であり、表示手段
４で水深計測を表示する。また図３において２０は秒
針、２１は分針、２２は時針、２３は２４Ｈ針で時刻表
示を行なう。２４は機能針で時刻モードの時は１２時位
置に停止しており水深計測モードでは水深表示を行な
う。２５はモード針でありユーザーに時刻モードか水深
モードかを表示する。
図４の電子時計の回路ブロックを用いて説明する。図４
において１は基準信号を出力する発振回路、２は基準信
号を分周する分周回路、３は時刻信号を出力する計時回
路、４は時刻を表示する表示手段、６０は電源となる電
池、７は電池電圧を検出する電圧検出回路であり電池６
０の電圧が１．２５Ｖ未満となると電圧低下信号を出力
する。また８は水圧を検出する水深センサー、９は水深
センサーの信号を増幅する増幅回路、１０は増幅された
信号をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換回路であり、表示手段
４で水深計測を表示する。また図３において２０は秒
針、２１は分針、２２は時針、２３は２４Ｈ針で時刻表
示を行なう。２４は機能針で時刻モードの時は１２時位
置に停止しており水深計測モードでは水深表示を行な
う。２５はモード針でありユーザーに時刻モードか水深
モードかを表示する。
【０００４】続いて、従来技術の動作を図３及び図４を
用いて説明する。今電池６０の電圧が充分に残っており
電池電圧が１．２５Ｖ以上であれば、電圧検出回路７は
電圧低下信号を出力せず表示手段４は通常の時刻をして
おり秒針２０が１秒運針を行なっている。この時、外部
スイッチの操作により、水深計測モードに移行すると水
深センサー８が水圧を検出し、増幅回路９、Ａ／Ｄ変換
回路１０を介して水深情報に変換され機能針２４にて水
深情報が表示される。ここで電池６０の電圧が低下し、
１．２５Ｖ未満になると電圧検出回路７は電圧低下検出
信号を出力し、計時回路３は秒針２０に２秒運針を行な
わせる。これにより使用者は時計の電圧が低下したこと
を報知することができる。また、このとき水深センサー
８は動作せず、外部スイッチの操作があっても水深計測
は行なわない。
用いて説明する。今電池６０の電圧が充分に残っており
電池電圧が１．２５Ｖ以上であれば、電圧検出回路７は
電圧低下信号を出力せず表示手段４は通常の時刻をして
おり秒針２０が１秒運針を行なっている。この時、外部
スイッチの操作により、水深計測モードに移行すると水
深センサー８が水圧を検出し、増幅回路９、Ａ／Ｄ変換
回路１０を介して水深情報に変換され機能針２４にて水
深情報が表示される。ここで電池６０の電圧が低下し、
１．２５Ｖ未満になると電圧検出回路７は電圧低下検出
信号を出力し、計時回路３は秒針２０に２秒運針を行な
わせる。これにより使用者は時計の電圧が低下したこと
を報知することができる。また、このとき水深センサー
８は動作せず、外部スイッチの操作があっても水深計測
は行なわない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の電
子時計では、ただ単に残電池容量の不足したときに情報
は提供するに過ぎず、いつ電池電圧がなくなり水深計測
ができなくなるか不安であり、水深に支障をきたす場合
があった。特に発電手段を有する時計で水深計測機能を
付した場合は従来のような電池電圧情報提供だけでは不
充分である。本発明は上記課題を解決しようとするもの
で、電池電圧の不安を解消することを目的とする。
子時計では、ただ単に残電池容量の不足したときに情報
は提供するに過ぎず、いつ電池電圧がなくなり水深計測
ができなくなるか不安であり、水深に支障をきたす場合
があった。特に発電手段を有する時計で水深計測機能を
付した場合は従来のような電池電圧情報提供だけでは不
充分である。本発明は上記課題を解決しようとするもの
で、電池電圧の不安を解消することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、電池よりなる電源と、発振回路と、当該発
振回路より出力された信号を分周する分周回路と、該分
周回路で作られた出力信号を時計信号に変換する計時回
路と、電源電圧情報を前記計時回路に伝達する電圧検出
回路と、計時以外の機能を有する重負荷手段の情報と前
記計時回路の情報を表示する表示手段により構成される
電子時計において、前記表示手段は前記重負荷手段の使
用可否情報を複数の状態に分けて表示することを特徴と
する。また前記表示手段は、指針式表示手段であり前記
重負荷手段の使用可否情報を指針で行なうことを特徴と
する。また前記重負荷手段は、圧力センサーを備えた水
深計測手段である事を特徴とする。
の本発明は、電池よりなる電源と、発振回路と、当該発
振回路より出力された信号を分周する分周回路と、該分
周回路で作られた出力信号を時計信号に変換する計時回
路と、電源電圧情報を前記計時回路に伝達する電圧検出
回路と、計時以外の機能を有する重負荷手段の情報と前
記計時回路の情報を表示する表示手段により構成される
電子時計において、前記表示手段は前記重負荷手段の使
用可否情報を複数の状態に分けて表示することを特徴と
する。また前記表示手段は、指針式表示手段であり前記
重負荷手段の使用可否情報を指針で行なうことを特徴と
する。また前記重負荷手段は、圧力センサーを備えた水
深計測手段である事を特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る電子時計の実施
形態について説明する。図１の上面図、図２の回路ブロ
ック図は本発明の１実施の形態であり、同一技術の構成
については同一の番号を付し説明を省略する。従来から
の追加部分の構成は記載する。
形態について説明する。図１の上面図、図２の回路ブロ
ック図は本発明の１実施の形態であり、同一技術の構成
については同一の番号を付し説明を省略する。従来から
の追加部分の構成は記載する。
【０００８】図において２６は潜水不可能な状態を示す
潜水ＮＧ表示、２７は１回だけ潜水が可能なことを示す
潜水可能表示Ａ、２８は２回以上潜水が可能なことを示
す潜水可能表示Ｂである。発電器５からの電力を蓄える
２次電池６が充分に充電され、その時の電池電圧が１．
５Ｖ以上であれば、電圧検出回路７は１．５Ｖ信号Ｓ３
０を出力し、機能針２４は潜水可能表示Ｂ２８を指す。
潜水可能表示Ｂ２８を指していれば、この充電量であれ
ば２回以上潜水計測可能である事を示している。ここで
スイッチ操作により水深計測モードに移行すると機能針
２４は水深値を表示する。次に２次電池６の電圧が低下
し１．３Ｖ以上１．５Ｖ未満になった場合、電圧検出回
路７は１．３Ｖ信号Ｓ３１を出力し、表示手段４は通常
の時刻を行なうと同時に潜水可能表示Ａ２７を指す。潜
水可能表示Ａ２７を指していれば、この充電量であれば
あと１回は潜水計測可能であることを示している。さら
に２次電池６の電圧が低下し１．３Ｖ未満になると、電
池電圧検出回路７からは何も出力せず、機能針２４は潜
水ＮＧ表示２６を指す。潜水ＮＧ表示２６を指していれ
ば、この充電量では潜水計測は不可能である事を示し、
外部のスイッチ操作があっても水深計測モードには移行
しない。２次電池６に充分に充電され、電圧が１．３Ｖ
以上になった場合、電圧検出回路７は１．３Ｖ信号Ｓ３
１を出力し、機能針２４は潜水可能表示Ａ２７を再び示
し潜水計測が１回可能な電池電圧になったことを示す。
さらに２次電池６に充分に充電され、電圧が１．５Ｖ以
上になった場合、電圧検出回路７は１．５Ｖ信号Ｓ３０
を出力し、機能針２４は潜水可能表示Ｂ２８を再び示し
潜水計測が２回以上可能な電池電圧になったことを示
す。
潜水ＮＧ表示、２７は１回だけ潜水が可能なことを示す
潜水可能表示Ａ、２８は２回以上潜水が可能なことを示
す潜水可能表示Ｂである。発電器５からの電力を蓄える
２次電池６が充分に充電され、その時の電池電圧が１．
５Ｖ以上であれば、電圧検出回路７は１．５Ｖ信号Ｓ３
０を出力し、機能針２４は潜水可能表示Ｂ２８を指す。
潜水可能表示Ｂ２８を指していれば、この充電量であれ
ば２回以上潜水計測可能である事を示している。ここで
スイッチ操作により水深計測モードに移行すると機能針
２４は水深値を表示する。次に２次電池６の電圧が低下
し１．３Ｖ以上１．５Ｖ未満になった場合、電圧検出回
路７は１．３Ｖ信号Ｓ３１を出力し、表示手段４は通常
の時刻を行なうと同時に潜水可能表示Ａ２７を指す。潜
水可能表示Ａ２７を指していれば、この充電量であれば
あと１回は潜水計測可能であることを示している。さら
に２次電池６の電圧が低下し１．３Ｖ未満になると、電
池電圧検出回路７からは何も出力せず、機能針２４は潜
水ＮＧ表示２６を指す。潜水ＮＧ表示２６を指していれ
ば、この充電量では潜水計測は不可能である事を示し、
外部のスイッチ操作があっても水深計測モードには移行
しない。２次電池６に充分に充電され、電圧が１．３Ｖ
以上になった場合、電圧検出回路７は１．３Ｖ信号Ｓ３
１を出力し、機能針２４は潜水可能表示Ａ２７を再び示
し潜水計測が１回可能な電池電圧になったことを示す。
さらに２次電池６に充分に充電され、電圧が１．５Ｖ以
上になった場合、電圧検出回路７は１．５Ｖ信号Ｓ３０
を出力し、機能針２４は潜水可能表示Ｂ２８を再び示し
潜水計測が２回以上可能な電池電圧になったことを示
す。
【０００９】このように潜水可能表示を、細かく複数に
分けて行なうことにより、ダイバーが電池電圧情報をも
とに充電を行なえばよく、電池電圧を気にすることな
く、潜水できることが可能になった。
分けて行なうことにより、ダイバーが電池電圧情報をも
とに充電を行なえばよく、電池電圧を気にすることな
く、潜水できることが可能になった。
【００１０】また長時間の潜水を行ないたい場合のダイ
バーは、潜水可能表示Ｂ２８に充電すればよく、電池電
圧を気にすることなく潜水ができる。
バーは、潜水可能表示Ｂ２８に充電すればよく、電池電
圧を気にすることなく潜水ができる。
【００１１】また電池を購入することが難しい海外で潜
水を行なう場合でも、日に当てて充電すれば問題無く潜
水ができる。
水を行なう場合でも、日に当てて充電すれば問題無く潜
水ができる。
【００１２】以上本発明の実施形態では、水深計測のみ
としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ア
ラーム、ＥＬなどを重負荷を駆動する場合も同様の制御
が可能である。
としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ア
ラーム、ＥＬなどを重負荷を駆動する場合も同様の制御
が可能である。
【００１３】
【発明の効果】上記のごとく本発明によれば、重負荷手
段の使用可否情報を複数の状態に分けて行なうことによ
り、現在の充電量の情報が細かく知ることができる。
段の使用可否情報を複数の状態に分けて行なうことによ
り、現在の充電量の情報が細かく知ることができる。
【００１４】また上記のごとく本発明によれば、指針式
表示を行なうことが出来るため、アナログ式時計のよう
なものでも応用でき、時計のデザインの幅も広げること
が出来る。
表示を行なうことが出来るため、アナログ式時計のよう
なものでも応用でき、時計のデザインの幅も広げること
が出来る。
【００１５】また上記のごとく本発明によれば、水深計
測中の電池切れを防止し、ダイバーが安心してダイブで
きるようになる。
測中の電池切れを防止し、ダイバーが安心してダイブで
きるようになる。
【図１】本発明の実施形態を示す電子時計の上面図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施形態を示す電子時計の回路ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】本発明の従来例を示す電子時計の上面図であ
る。
る。
【図４】本発明の従来例を示す電子時計の回路ブロック
図である。
図である。
１ 発振回路 ２ 分周回路 ３ 計時回路 ４ 表示手段 ５ 発電器 ６ ２次電池 ７ 電圧検出回路 ８ 水深センサー ９ 増幅回路 １０ Ａ／Ｄ変換回路 ２０ 秒針 ２１ 分針 ２２ 時針 ２３ ２４Ｈ針 ２４ 機能針 ２５ モード針 ２６ 潜水ＮＧ表示 ２７ 潜水可能表示Ａ ２８ 潜水可能表示Ｂ ６０ 電池 Ｓ３０ １．５Ｖ信号 Ｓ３１ １．３Ｖ信号
Claims (3)
- 【請求項１】 電池よりなる電源と、発振回路と、当該
発振回路より出力された信号を分周する分周回路と、該
分周回路で作られた出力信号を時計信号に変換する計時
回路と、電源電圧情報を前記計時回路に伝達する電圧検
出回路と、計時以外の機能を有する重負荷手段の情報と
前記計時回路の情報を表示する表示手段により構成され
る電子時計において、前記表示手段は前記重負荷手段の
使用可否情報を複数の状態に分けて表示することを特徴
とする電子時計。 - 【請求項２】 前記表示手段は、指針式表示手段であり
前記重負荷手段の使用可否情報を指針で行なうことを特
徴とする請求項１記載の電子時計。 - 【請求項３】 前記重負荷手段は、圧力センサーを備え
た水深計測手段である事を特徴とする請求項１乃至２記
載の電子時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10110327A JPH11304968A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10110327A JPH11304968A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 電子時計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11304968A true JPH11304968A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14532932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10110327A Pending JPH11304968A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 電子時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11304968A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002158042A (ja) * | 2000-11-21 | 2002-05-31 | Seiko Instruments Inc | 電池寿命の報知方法および電子機器 |
| JP2019163964A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | セイコーエプソン株式会社 | 携帯型電子機器 |
-
1998
- 1998-04-21 JP JP10110327A patent/JPH11304968A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002158042A (ja) * | 2000-11-21 | 2002-05-31 | Seiko Instruments Inc | 電池寿命の報知方法および電子機器 |
| JP2019163964A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | セイコーエプソン株式会社 | 携帯型電子機器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041116 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051228 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060330 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060606 |