JPH11304696A - 吸光光度検出器 - Google Patents
吸光光度検出器Info
- Publication number
- JPH11304696A JPH11304696A JP12293098A JP12293098A JPH11304696A JP H11304696 A JPH11304696 A JP H11304696A JP 12293098 A JP12293098 A JP 12293098A JP 12293098 A JP12293098 A JP 12293098A JP H11304696 A JPH11304696 A JP H11304696A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light source
- light receiving
- hole
- sample
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/01—Arrangements or apparatus for facilitating the optical investigation
- G01N21/03—Cuvette constructions
- G01N21/05—Flow-through cuvettes
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2201/00—Features of devices classified in G01N21/00
- G01N2201/06—Illumination; Optics
- G01N2201/062—LED's
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2201/00—Features of devices classified in G01N21/00
- G01N2201/06—Illumination; Optics
- G01N2201/066—Modifiable path; multiple paths in one sample
- G01N2201/0668—Multiple paths; optimisable path length
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
光度を測定できるようにした一体型吸光光度検出器を提
供しようとする。 【解決手段】 1個の発光ダイオード6からなる白色又
は相当の連続スペクトル域を有する光源素子と、前記光
源素子から出た光を試料に照射するための試料セル18
a、18bと、前記試料セルに入射する前、又は試料セ
ルから出射した後の光の波長を選択する手段30a、3
0bと、前記手段による選択波長の、試料セル通過後の
強度を測定する受光素子29a、29bとを備えた吸光
光度検出器である。
Description
吸光光度検出器、特に白色又は相当の連続スペクトル域
を有する固体発光素子を用いた一体型の吸光光度検出器
に関するものである。
クロマトグラフ分析装置やフローインジェクション分析
装置の検出器として広く利用されている。これら従来型
の吸光光度検出器は、その光源部としてタングステンラ
ンプやハロゲンランプのようなフィラメント型電球を用
いるため、干渉フィルタや分光器によりその発光スペク
トルから特定波長を選別し、これをサンプル液に当てて
吸光度を測定するものであった。従って、その光学系を
収容するために暗箱を要し、ランプ自体も発熱量が大き
いためファン等の放熱手段を要するなど、小型化して現
場測定器に用いることの障害となっていた。
が一体型吸光光度検出器の光源として用いられつつあ
る。この方式は分光光学系が不要で且つ光源自体の発熱
量を小さくすることにより、上述した小型化要求をみた
し、さらに温度安定性の向上によるノイズやゼロドリフ
ト特性の改善が可能となる。
特性ともに年々向上し、例えば、波長400nm台〜6
00nm台において十分な発光強度スペクトルを有する
白色発光素子が、青色LEDと特殊蛍光体とを組み合わ
せて得られるようになった。従って、このような白色発
光素子の波長特性を、吸光光度検出器の光源として有効
に利用することで小型分析装置の新たな可能性を開くこ
とができると考えられる。
発光素子において複数波長の吸光光度を測定できるよう
にした一体型吸光光度検出器を提供しようとするもので
ある。すなわち本発明が意図する吸光光度検出器は、固
体発光素子における小型化可能性を損なうことなく、複
数波長用光路を形成してなる一体型装置である。
決するため、1個の発光ダイオードからなる白色又は相
当の連続スペクトル域を有する光源素子と、前記光源素
子から出た光を試料に照射するための試料セルと、前記
試料セルに入射する前、又は試料セルから出射した後の
光の波長を選択する手段と、前記手段による選択波長
の、試料セル通過後の強度を測定する受光素子とを備え
たことを特徴とする多波長に適用可能な吸光光度検出器
を構成したものである。この検出器は波長選択手段とし
て干渉フィルタを採用する方式だけでなく、回折格子を
用いた光源を含む分光光度計としても構成することがで
きる。
個の発光ダイオードからなる白色又は相当の連続スペク
トル域を有する光源素子を収納し、且つその素子からの
出射光路孔を形成した光源部と、正面が前記出射光路孔
に対向する配置で填設された第1の透光部材と、前記透
光部材の背面側に形成した薄層空間から互いに角度を有
して離間するように延びる少なくとも2本の分岐光軸に
沿って形成された少なくとも2本のサンプル液流路と、
各サンプル液流路の終端に各第2の薄層空間を介して対
向した正面を有する少なくとも2個の第2の透光部材
と、前記各第2の薄層空間にそれぞれ到達するように形
成されたサンプル液入口孔及びサンプル液出口孔とを備
えてなるフローセル本体部、及び前記第2の透光部材の
各背面に対向するように配置され各異なった波長選択性
を有する少なくとも2個の干渉フィルターと、各干渉フ
ィルターの背面に対向して配置された光電セルからなる
少なくとも2個の吸光測定用受光素子を装備してなる受
光部からなる一体型構造が採用される。
は相当の連続スペクトル域を有する発光ダイオードを用
いた独自の一体型構造としたため、多様な目的物質に対
応しうる小型で特別の接続流路がなく(従って拡散のな
い)高感度な吸光光度検出器が得られる。この複数分岐
光軸型構造は、各光軸ごとの選択波長を吸収する各物質
についての個別的測定は勿論、同一試料中にこれらが共
存する場合の同時的測定や、複数波長の吸光度測定値か
ら試料組成物を定性的に把握すること等の、種々の目的
に用いることができる。
備した光源部、フローセル本体、及び受光部からなる三
ブロックの連結・一体型であるため、防塵、防滴及び防
爆性に優れた構造となりうる。そして、この一体化検出
器の全体を恒温槽内に収納すれば、温度変化に基づくノ
イズやゼロドリフトを極小化し、超高感度な測定を行う
ことが可能となる。
について図面を参照して説明する。まず、実施例の全体
構造を分解して示す図1において、吸光光度検出器1は
円板又は円柱形の光源部ホルダーブロック2、合わせて
直方体となるフローセル本体ブロック3及び受光部ホル
ダーブロック4を遮光的に縦続連結して一体化するよう
に形成されたものである。光源部ホルダーブロック2は
遮光に適した黒色の「ジュラコン」と称されるポリアセ
タール樹脂硬化物の円筒体からなり、その一端面に開口
した出射光路孔5を同軸的に形成し、この孔5の内奥に
白色発光ダイオード6を収納したものである。白色発光
ダイオード6の一対のリード脚はホルダーブロック2の
他端側を貫通し、組立状態において出射光路孔5と背中
合わせとなるように形成されたプラグ孔7内に突出して
いる。プラグ孔7はホルダーブロック2の他端面に開口
し、前記一対のリード脚の先端はこの開口から挿入され
た引出しリード8に接続され、プラグ孔7には遮光に適
した黒色の密栓用エポキシ樹脂Pが充填される。
ーブロック2にはさらに、出射光路孔5の側面において
発光ダイオード6の位置に開口した、参照測定用受光素
子のための収納孔9を形成したものである。この孔9の
他端はホルダーブロック2の円周面に開口している。孔
9内において出射光路孔5に近接した部分は適当に縮径
した開口端部となっており、孔9内に収納された光電セ
ルからなる受光素子10の頭部はこの開口端部に当接
し、この素子10のリード脚及びそれに接続された引出
しリード11の先端部はこの素子10とともに遮光に適
した黒色の密栓用エポキシ樹脂Pにより固定される。参
照測定用受光素子は、このような1個の配置以外に、測
定流路数に合わせて複数個設ける配置とすることもでき
る。光源部ホルダーブロック2の前記一端側の周縁に
は、軸方向にわずかに突出した円周突起12が形成され
ている。この突起12はフローセル本体ブロック3とこ
のブロック2との連結部の外周を覆い、連結部から光路
系統への周囲光の入射を阻止する遮光手段となるもので
ある。
記光源部ホルダーブロック2の前記一端に対応する端面
と円周段差13を有し、背面側にも対称的な端面及び段
差13’を有する、例えばPEEK(ポリ・エーテル・
エーテル・ケトン)からなる直方体形の樹脂成形体であ
る。本体ブロック3の正面からは光源部ホルダーブロッ
ク2の出射光路孔5の出口に対応し、かつその出射光路
孔5より大きい直径のねじ孔14を有し、このねじ孔に
は中心開口15を穿設した窓押しねじ16が係合固定さ
れる。
及び下半傾斜面3bからなる屋根型に突出し、これらの
各傾斜面に前記ねじ孔14と同様なねじ孔14'a及び1
4'bが対称的に形成されるとともに、押しねじ16と同
様な押しねじ16'a及び16'bがこれに係合するように
なっている。本体ブロック3において、これらのねじ孔
14及び14'a、14'bの底面からはさらに窓枠孔17
及び17'a、17'bがそれぞれ形成される。これらの窓
枠孔17─17'a間及び17─17'b間には本体ブロッ
ク3の中心軸、すなわち光源光軸を挟んで対称的に、例
えば各15°程度の開き角で分岐した光軸が設定され、
これらの分岐光軸を中心軸とするサンプル液流路孔18
a及び18bが貫通形成され、二波長用の試料セルを構
成する。
ぞれ押しねじ16及び16'a、16'bと、シール用パッ
キング19及び19'a、19'bに挟持された透光部材と
しての透明板20及び平凸レンズ21a、21bが装填
される。これらのパッキングは例えばテトラフルオロエ
チレン重合体(いわゆるテフロン)からなり、透明板2
0及び平凸レンズ21a、21bは適当な機械的強度を
有するガラス物質又は光透過性樹脂、典型的には石英ガ
ラスからなり、発光ダイオード6から出射光路孔5及び
押しねじの中心開口15を経て入射した光ビームを透過
させ、これをパッキング19の矩形孔(図4参照)から
液流路孔18a、18bに導くものである。同様に、液
流路孔18a、18bの後端側における平凸レンズ21
a、21bはこれらの液流路孔を通過した光をパッキン
グ19'a、19'bより受け入れて透過させ、押しねじ1
6'a、16'bの中心開口15'a、15'bに導くものであ
る。
凸レンズ21a、21bの各内側面のパッキング19'
a、19'bの中心孔を介してサンプル液を導入するため
の入口流路孔23及び出口孔24がそれぞれ形成され
る。入口流路孔23の、本体ブロック3の周面に達する
始端には、サンプル液調製又は供給手段の液出口に直結
するための接続口部が形成され、この接続口部にサンプ
ル液供給用の流路配管25が配管固定用押しねじ26に
より固定され、流路接続されるようになっている。出口
流路孔24の、本体ブロック3の周面に達する終端にも
同様な接続口部が形成され、同じく液排出用の流路配管
25及び配管固定用押しねじ26が適用される。
ーセル本体ブロック3の背面側、すなわち光路終端側の
屋根型に対応する浅い谷型の端面22と、外囲突起27
を有し、この端面からは、押しねじ中心開口15'a、1
5'bと同軸の受光部収納孔28a 、28b が形成され
る。これらの受光部収納孔28a 、28b の縮小底部に
は同一特性の光電セルからなる吸光測定用受光素子29
a 、29b が収納され、その手前の孔部にはこれら素子
29a 、29b の正面を覆う形で互いに異なった選択波
長の干渉フィルター30a 、30b が配置され、本体ブ
ロック3の傾斜面3a 、3b に圧接する入口パッキング
31a 、31b により保持される。なお、2個の干渉フ
ィルター30a 、30b に代えて1個の干渉フィルター
を本体ブロック3における透明板20の手前に配置する
構成でもよい。
じ中心開口15'a、15'bから入射するサンプル透過光
のうち、対応する干渉フィルター30a 、30b で選択
された波長成分を受光することができる。各受光素子の
一対のリード脚32a 、32b はブロック4背面から形
成されたプラグ孔33a 、33b に挿入された引出しリ
ード34a 、34b の先端に接続され、この引出しリレ
ードの先端及び受光素子のリード脚は密栓用エポキシ樹
脂Pにより同素子とともに固定される。
ブロック2、3及び4が連結された状態を、図1と同一
断面で示す縦断面図であり、その一体化構造がよく理解
されるであろう。このように、一体化された構造は、小
型の恒温槽内に全体的に収納することが可能であり、こ
れによって温度変化に基づく不安定要因を容易に排除す
ることができる。
ブロック2、3及び4が連結される位置関係を分離状態
において示す斜視図であり、光源部ホルダーブロック2
はその円周リッジ12がフローセル本体ブロック3の正
面側円周段差13と嵌合し、本体ブロック3の背面側は
その段差13’が受光部ホルダーブロック4の正面側に
おける外囲突起27と嵌合することにより図2に示す一
体型をなすものである。好ましい実施例においては、こ
の一体型構造を完全に固定するため、フローセル本体ブ
ロック3の一端面及び他端面に、一対のねじ孔35、3
6(但し、図3には一端面のみ示す。)が軸方向に穿設
され、光源部ホルダーブロック2及び受光部ホルダーブ
ロック3にはこれらのねじ孔35、36に対応するねじ
挿通孔35’、36’が形成される。したがって、3ブ
ロックを図2の如く嵌合した後、両側のブロック2及び
4のねじ挿通孔35’及び36’から適当なねじ37を
挿通して本体ブロック3のねじ孔35及び36に係合さ
せることにより、この一体型構造を完全に維持すること
ができる。
明板20のためのシール用パッキング19と、サンプル
液流路孔18a 、18b との流路接続関係を示すため
に、パッキング19の前面からこれらの流路孔18a 、
18b を見た端面図である。パッキング19の中心孔3
7は半円形の両端を有する細長い孔であり、その両端近
傍部がサンプル液流路孔18a 、18b の終端に対応
し、例えば上流側となる流路孔18b からこの孔内に流
入するサンプル液が、孔底となる透明板20の背面部を
覆う薄層流となって下流側となる流路孔18a に流入す
るように案内する。
平凸レンズ21a のためのシール用パッキング19'a
と、サンプル液流路孔18a との流路接続関係を示すた
めに、パッキング19'aの後面から対応する流路孔18
a を見た端面図である。パッキング19'aの中心孔38
は流路孔18a の断面よりやや大きい同心円孔であり、
例えば下流側となる流路孔18a からこの孔内に流入す
るサンプル液が、孔底となる平凸レンズの背面部を覆う
薄層流となって出口孔24に流入するように案内する。
ブロック2の参照測定用受光素子10、及び受光部ホル
ダーブロック4の吸光測定用受光素子29a 、29b の
検出信号を増幅するための演算増幅器、いわゆるプリア
ンプをICチップ(図示せず)により構成し、これを各
受光素子とともに密栓用エポキシ樹脂Pで固定すること
により各引出しリード11及び34a 、34b からは演
算増幅出力が好ましく引き出されることになる。また、
参照測定用受光素子は光源部ホルダーブロック2でな
く、同ブロック2に収納された同一の、又は参照光源と
しての発光ダイオードの光を参照できる位置にある限
り、フローセル本体ブロック3、又は受光部ホルダーブ
ロック4に設けてもよい。
い、亜硝酸イオン(NO2 - )のジアゾ化による赤色反
応を、フローインジェクション分析法により吸光測定し
て得られた結果は図5に示す通りである。この反応によ
る最大吸収波長は540nmであるが、フローインジェ
クションの下流位置(a)における干渉フィルター30
a と、上流位置(b)における干渉フィルター30b の
選択波長を次の5種類に設定してa、b両位置での吸光
度を比較したものである。 A.(a)540nm、(b)540nm B.(a)450nm、(b)650nm C.(a)650nm、(b)540nm D.(a)450nm、(b)540nm E.(a)550nm、(b)540nm
(b)における測定値の方がごく僅か大きいものの、
A、D、Eにおける540nm吸収値は、ほぼ0.1a
bs、また至近波長550nmの吸収値(E.下流位置
(a))も0.09absとこれに近い顕著な値である
のに対し、B、C、Dにおける450nm吸収値は0.
008abs程度、B、Cにおける650nmでは実質
的な吸収は認められず、ピーク値の測定とともに、測定
物質のピーク形状のある程度の推定(定性的把握)にも
有効であることが分かる。
る場合のベースラインの安定性を確認するため、測定例
1の場合の100倍スケールで純水を測定し、その結果
を図6に示した。このグラフから明らかな通り、本発明
の吸光光度検出器によれば、従来のものに比し、ノイズ
及びベース変動ともにきわめて小さく、しかも両測定位
置のベース変動が連動していることも明らかである。
で、小型で高感度及び廉価であり、多様な目的物質の定
量及び定性に用いるに適した、しかも遮光、防塵、防
爆、防滴性の優れた安定性のある複数波長型の吸光光度
検出器を提供するものである。
である。
み立て縦断面図である。
(A)及び受光側(B)について示す部分拡大端面図で
ある。
の関係をA〜Eの5種類に設定して同一試料を測定した
結果を示すグラフである。
ロドリフトを確認するために純水を測定した結果を示す
グラフである。
Claims (7)
- 【請求項1】 1個の発光ダイオードからなる白色又は
相当の連続スペクトル域を有する光源素子と、前記光源
素子から出た光を試料に照射するための試料セルと、前
記試料セルに入射する前、又は試料セルから出射した後
の光の波長を選択する手段と、前記手段による選択波長
の、試料セル通過後の強度を測定する受光素子とを備え
たことを特徴とする多波長に適用可能な吸光光度検出
器。 - 【請求項2】 1個の発光ダイオードからなる白色又は
相当の連続スペクトル域を有する光源素子を収納し、且
つその素子からの出射光路孔を形成した光源部と、 正面が前記出射光路孔に対向するように配置された第1
の透光部材と、前記透光部材の背面側に形成した薄層空
間から互いに角度を有して離間するように延びる少なく
とも2本の分岐光軸に沿って形成された少なくとも2本
のサンプル液流路と、各サンプル液流路の終端に各第2
の薄層空間を介して対向した正面を有する少なくとも2
個の第2の透光部材と、前記各第2の薄層空間にそれぞ
れ到達するように形成されたサンプル液入口孔及びサン
プル液出口孔とを備えてなるフローセル本体部、及び前
記第2の透光部材の各背面に対向するように配置され各
異なった波長選択性を有する少なくとも2個の干渉フィ
ルターと、各干渉フィルターの背面に対向して配置され
た光電セルからなる少なくとも2個の吸光測定用受光素
子を装備してなる受光部からなることを特徴とする一体
型の吸光光度検出器。 - 【請求項3】 前記光源部、フローセル本体部、及び受
光部が縦続的かつ遮光的に連結可能な各1個の単体ブロ
ックからなることを特徴とする請求項2記載の一体型の
吸光光度検出器。 - 【請求項4】 前記光源部がさらに、前記出射光路孔の
側面に開口した素子収納孔を設け、この素子収納孔内に
前記開口を通して前記出射光路孔内を見るように配置さ
れた参照測定用受光素子を装備したことを特徴とする請
求項2又は3記載の吸光光度検出器。 - 【請求項5】 前記受光部がさらに、前記吸光測定用受
光素子の出力を増幅する演算増幅器ICを填設したもの
であることを特徴とする請求項3又は4記載の吸光光度
検出器。 - 【請求項6】 前記光源部がさらに、前記参照測定用受
光素子の出力を増幅する演算増幅器ICを填設し、前記
受光部がさらに、前記吸光測定用受光素子の出力を増幅
する演算増幅器ICを填設したものであることを特徴と
する請求項4記載の吸光光度検出器。 - 【請求項7】 一体化された前記吸光光度検出器の全体
を恒温槽内に収容したことを特徴とする請求項5又は6
に記載の吸光光度検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12293098A JP3919329B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 吸光光度検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12293098A JP3919329B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 吸光光度検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11304696A true JPH11304696A (ja) | 1999-11-05 |
JP3919329B2 JP3919329B2 (ja) | 2007-05-23 |
Family
ID=14848140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12293098A Expired - Lifetime JP3919329B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 吸光光度検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3919329B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020101426A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | 東ソー株式会社 | 吸光光度検出器 |
-
1998
- 1998-04-15 JP JP12293098A patent/JP3919329B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020101426A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | 東ソー株式会社 | 吸光光度検出器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3919329B2 (ja) | 2007-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4687329A (en) | Spectrophotometer | |
US4171909A (en) | Apparatus for measuring light intensities | |
US4730922A (en) | Absorbance, turbidimetric, fluorescence and nephelometric photometer | |
JP7258010B2 (ja) | 光学基準を備えた吸光度検出器のためのシステムおよび方法 | |
US6580507B2 (en) | Single source, single detector chip, multiple-longitudinal channel electromagnetic radiation absorbance and fluorescence monitoring system | |
US6741348B2 (en) | Ultrasensitive spectrophotometer | |
RU2730366C2 (ru) | Аналитическая система и способ для определения параметров гемоглобина в цельной крови | |
EP1332346B1 (en) | Respiratory gas analyzer | |
JP3432222B2 (ja) | 多重波長検出用の毛管フローセル | |
US7787120B2 (en) | Spectrophotometer and liquid chromatography system | |
US4781456A (en) | Absorption photometer | |
JPS6116010B2 (ja) | ||
JPS626142A (ja) | 吸光度,濁り、螢光性、比濁測定用のフオトメ−タ | |
EP0201824A2 (en) | Absorbance, turbidimetric, fluoresence and nephelometric photometer | |
US4812657A (en) | Multiunit tube and a spectrophotometer | |
JP3919329B2 (ja) | 吸光光度検出器 | |
JP3036930U (ja) | 吸光光度検出器 | |
JP2000346798A (ja) | 吸光光度検出器 | |
KR100302547B1 (ko) | 씨·씨·디 검출기와 적분구를 채택한 다기능 분광분석기 | |
JPH0239725B2 (ja) | Fukusuchannerubunkokodosokuteisochi | |
US20230296438A1 (en) | Absorbance spectroscopy analyzer and method of use | |
von Elbe et al. | Ultraviolet and visible spectrophotometry | |
JPS6033378Y2 (ja) | クロマトグラフ検出器用光度計 | |
JPS63243726A (ja) | フオトダイオ−ドアレイ検出器 | |
JPH02115749A (ja) | 分光光度計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050411 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050411 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061011 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061211 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20061211 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070117 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140223 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |