JP3919329B2 - 吸光光度検出器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、液体サンプル用吸光光度検出器、特に白色又は相当の連続スペクトル域を有する固体発光素子を用いた一体型の吸光光度検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液体サンプル用吸光光度検出器は、液体クロマトグラフ分析装置やフローインジェクション分析装置の検出器として広く利用されている。これら従来型の吸光光度検出器は、その光源部としてタングステンランプやハロゲンランプのようなフィラメント型電球を用いるため、干渉フィルタや分光器によりその発光スペクトルから特定波長を選別し、これをサンプル液に当てて吸光度を測定するものであった。従って、その光学系を収容するために暗箱を要し、ランプ自体も発熱量が大きいためファン等の放熱手段を要するなど、小型化して現場測定器に用いることの障害となっていた。
【0003】
近年、発光ダイオードからなる単波長素子が一体型吸光光度検出器の光源として用いられつつある。この方式は分光光学系が不要で且つ光源自体の発熱量を小さくすることにより、上述した小型化要求をみたし、さらに温度安定性の向上によるノイズやゼロドリフト特性の改善が可能となる。
【0004】
一方、発光ダイオードはその出力及び波長特性ともに年々向上し、例えば、波長400nm台〜600nm台において十分な発光強度スペクトルを有する白色発光素子が、青色LEDと特殊蛍光体とを組み合わせて得られるようになった。従って、このような白色発光素子の波長特性を、吸光光度検出器の光源として有効に利用することで小型分析装置の新たな可能性を開くことができると考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、1個の固体発光素子において複数波長の吸光光度を測定できるようにした一体型吸光光度検出器を提供しようとするものである。すなわち本発明が意図する吸光光度検出器は、固体発光素子における小型化可能性を損なうことなく、複数波長用光路を形成してなる一体型装置である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決可能な本発明の、多波長に適用可能な吸光光度検出器は、
i)発光ダイオードからなる白色光源素子を収納し、かつ、その素子からの出射光路孔を形成するとともに、前記出射光路孔の側面に素子収納孔を設け、この素子収納孔内に参照測定用受光素子を備えた光源部と、
ii)正面が前記出射光路孔に対向するように配置された第1の透光部材と、
前記第1の透光部材の背面側に形成した薄層空間から互いに角度をなして離間しつつ延びる2本の分岐光軸に沿って形成された2本のサンプル液流路と、
夫々の前記サンプル液流路の終端に、夫々第2の薄層空間を介して配置された2個の第2の透光部材と、
前記各第2の薄層空間に夫々到達する様形成されたサンプル液入口孔及びサンプル液出口孔と、を備えてなるフローセル本体部と、
iii)夫々の前記第2の透光部材の背面に対向して配置され、夫々異なる波長選択特性を持つ2個の波長選択手段と、
夫々の前記波長選択手段の背面に対向して配置された2個の受光素子と、を備えてなる受光部と、
からなり、前記光源部、フローセル本体部、及び受光部が、縦続接続可能な各1個の単体ブロックからなる一体型構造とされたことを特徴とするものである。
【0008】
上記から明らかな通り、本発明では白色又は相当の連続スペクトル域を有する発光ダイオードを用いた独自の一体型構造としたため、多様な目的物質に対応しうる小型で特別の接続流路がなく(従って拡散のない)高感度な吸光光度検出器が得られる。この複数分岐光軸型構造は、各光軸ごとの選択波長を吸収する各物質についての個別的測定は勿論、同一試料中にこれらが共存する場合の同時的測定や、複数波長の吸光度測定値から試料組成物を定性的に把握すること等の、種々の目的に用いることができる。
【0009】
また本発明の検出器は、固体発光素子を装備した光源部、フローセル本体、及び受光部からなる三ブロックの連結・一体型であるため、防塵、防滴及び防爆性に優れた構造となりうる。そして、この一体化検出器の全体を恒温槽内に収納すれば、温度変化に基づくノイズやゼロドリフトを極小化し、超高感度な測定を行うことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、実施例の全体構造を分解して示す図1において、吸光光度検出器1は円板又は円柱形の光源部ホルダーブロック2、合わせて直方体となるフローセル本体ブロック3及び受光部ホルダーブロック4を遮光的に縦続連結して一体化するように形成されたものである。光源部ホルダーブロック2は遮光に適した黒色の「ジュラコン」と称されるポリアセタール樹脂硬化物の円筒体からなり、その一端面に開口した出射光路孔5を同軸的に形成し、この孔5の内奥に白色発光ダイオード6を収納したものである。白色発光ダイオード6の一対のリード脚はホルダーブロック2の他端側を貫通し、組立状態において出射光路孔5と背中合わせとなるように形成されたプラグ孔7内に突出している。プラグ孔7はホルダーブロック2の他端面に開口し、前記一対のリード脚の先端はこの開口から挿入された引出しリード8に接続され、プラグ孔7には遮光に適した黒色の密栓用エポキシ樹脂Pが充填される。
【0011】
好ましい実施形態において、光源部ホルダーブロック2にはさらに、出射光路孔5の側面において発光ダイオード6の位置に開口した、参照測定用受光素子のための収納孔9を形成したものである。この孔9の他端はホルダーブロック2の円周面に開口している。孔9内において出射光路孔5に近接した部分は適当に縮径した開口端部となっており、孔9内に収納された光電セルからなる受光素子10の頭部はこの開口端部に当接し、この素子10のリード脚及びそれに接続された引出しリード11の先端部はこの素子10とともに遮光に適した黒色の密栓用エポキシ樹脂Pにより固定される。参照測定用受光素子は、このような1個の配置以外に、測定流路数に合わせて複数個設ける配置とすることもできる。光源部ホルダーブロック2の前記一端側の周縁には、軸方向にわずかに突出した円周突起12が形成されている。この突起12はフローセル本体ブロック3とこのブロック2との連結部の外周を覆い、連結部から光路系統への周囲光の入射を阻止する遮光手段となるものである。
【0012】
フローセル本体ブロック3はその正面が前記光源部ホルダーブロック2の前記一端に対応する端面と円周段差13を有し、背面側にも対称的な端面及び段差13’を有する、例えばPEEK(ポリ・エーテル・エーテル・ケトン)からなる直方体形の樹脂成形体である。本体ブロック3の正面からは光源部ホルダーブロック2の出射光路孔5の出口に対応し、かつその出射光路孔5より大きい直径のねじ孔14を有し、このねじ孔には中心開口15を穿設した窓押しねじ16が係合固定される。
【0013】
本体ブロック3の背面は、上半傾斜面3a及び下半傾斜面3bからなる屋根型に突出し、これらの各傾斜面に前記ねじ孔14と同様なねじ孔14'a及び14'bが対称的に形成されるとともに、押しねじ16と同様な押しねじ16'a及び16'bがこれに係合するようになっている。本体ブロック3において、これらのねじ孔14及び14'a、14'bの底面からはさらに窓枠孔17及び17'a、17'bがそれぞれ形成される。これらの窓枠孔17─17'a間及び17─17'b間には本体ブロック3の中心軸、すなわち光源光軸を挟んで対称的に、例えば各15°程度の開き角で分岐した光軸が設定され、これらの分岐光軸を中心軸とするサンプル液流路孔18a及び18bが貫通形成され、二波長用の試料セルを構成する。
【0014】
窓枠孔17及び17'a、17'b内にはそれぞれ押しねじ16及び16'a、16'bと、シール用パッキング19及び19'a、19'bに挟持された透光部材としての透明板20及び平凸レンズ21a、21bが装填される。これらのパッキングは例えばテトラフルオロエチレン重合体(いわゆるテフロン)からなり、透明板20及び平凸レンズ21a、21bは適当な機械的強度を有するガラス物質又は光透過性樹脂、典型的には石英ガラスからなり、発光ダイオード6から出射光路孔5及び押しねじの中心開口15を経て入射した光ビームを透過させ、これをパッキング19の矩形孔(図4参照)から液流路孔18a、18bに導くものである。同様に、液流路孔18a、18bの後端側における平凸レンズ21a、21bはこれらの液流路孔を通過した光をパッキング19'a、19'bより受け入れて透過させ、押しねじ16'a、16'bの中心開口15'a、15'bに導くものである。
【0015】
フローセル本体ブロック3にはさらに、平凸レンズ21a、21bの各内側面のパッキング19'a、19'bの中心孔を介してサンプル液を導入するための入口流路孔23及び出口孔24がそれぞれ形成される。入口流路孔23の、本体ブロック3の周面に達する始端には、サンプル液調製又は供給手段の液出口に直結するための接続口部が形成され、この接続口部にサンプル液供給用の流路配管25が配管固定用押しねじ26により固定され、流路接続されるようになっている。出口流路孔24の、本体ブロック3の周面に達する終端にも同様な接続口部が形成され、同じく液排出用の流路配管25及び配管固定用押しねじ26が適用される。
【0016】
受光部ホルダーブロック4の正面側はフローセル本体ブロック3の背面側、すなわち光路終端側の屋根型に対応する浅い谷型の端面22と、外囲突起27を有し、この端面からは、押しねじ中心開口15'a、15'bと同軸の受光部収納孔28a 、28b が形成される。これらの受光部収納孔28a 、28b の縮小底部には同一特性の光電セルからなる吸光測定用受光素子29a 、29b が収納され、その手前の孔部にはこれら素子29a 、29b の正面を覆う形で互いに異なった選択波長の干渉フィルター30a 、30b が配置され、本体ブロック3の傾斜面3a 、3b に圧接する入口パッキング31a 、31b により保持される。なお、2個の干渉フィルター30a 、30b に代えて1個の干渉フィルターを本体ブロック3における透明板20の手前に配置する構成でもよい。
【0017】
従って、受光素子29a 、29b は押しねじ中心開口15'a、15'bから入射するサンプル透過光のうち、対応する干渉フィルター30a 、30b で選択された波長成分を受光することができる。各受光素子の一対のリード脚32a 、32b はブロック4背面から形成されたプラグ孔33a 、33b に挿入された引出しリード34a 、34b の先端に接続され、この引出しリレードの先端及び受光素子のリード脚は密栓用エポキシ樹脂Pにより同素子とともに固定される。
【0018】
図2は前述した吸光光度検出器1の3個のブロック2、3及び4が連結された状態を、図1と同一断面で示す縦断面図であり、その一体化構造がよく理解されるであろう。このように、一体化された構造は、小型の恒温槽内に全体的に収納することが可能であり、これによって温度変化に基づく不安定要因を容易に排除することができる。
【0019】
図3は前述した吸光光度検出器1の3個のブロック2、3及び4が連結される位置関係を分離状態において示す斜視図であり、光源部ホルダーブロック2はその円周リッジ12がフローセル本体ブロック3の正面側円周段差13と嵌合し、本体ブロック3の背面側はその段差13’が受光部ホルダーブロック4の正面側における外囲突起27と嵌合することにより図2に示す一体型をなすものである。好ましい実施例においては、この一体型構造を完全に固定するため、フローセル本体ブロック3の一端面及び他端面に、一対のねじ孔35、36(但し、図3には一端面のみ示す。)が軸方向に穿設され、光源部ホルダーブロック2及び受光部ホルダーブロック3にはこれらのねじ孔35、36に対応するねじ挿通孔35’、36’が形成される。したがって、3ブロックを図2の如く嵌合した後、両側のブロック2及び4のねじ挿通孔35’及び36’から適当なねじ37を挿通して本体ブロック3のねじ孔35及び36に係合させることにより、この一体型構造を完全に維持することができる。
【0020】
図4Aは本体ブロック3における光源側透明板20のためのシール用パッキング19と、サンプル液流路孔18a 、18b との流路接続関係を示すために、パッキング19の前面からこれらの流路孔18a 、18b を見た端面図である。パッキング19の中心孔37は半円形の両端を有する細長い孔であり、その両端近傍部がサンプル液流路孔18a 、18b の終端に対応し、例えば上流側となる流路孔18b からこの孔内に流入するサンプル液が、孔底となる透明板20の背面部を覆う薄層流となって下流側となる流路孔18a に流入するように案内する。
【0021】
図4Bは本体ブロック3における受光部側平凸レンズ21a のためのシール用パッキング19'aと、サンプル液流路孔18a との流路接続関係を示すために、パッキング19'aの後面から対応する流路孔18a を見た端面図である。パッキング19'aの中心孔38は流路孔18a の断面よりやや大きい同心円孔であり、例えば下流側となる流路孔18a からこの孔内に流入するサンプル液が、孔底となる平凸レンズの背面部を覆う薄層流となって出口孔24に流入するように案内する。
【0022】
以上述べた構成において、光源部ホルダーブロック2の参照測定用受光素子10、及び受光部ホルダーブロック4の吸光測定用受光素子29a 、29b の検出信号を増幅するための演算増幅器、いわゆるプリアンプをICチップ(図示せず)により構成し、これを各受光素子とともに密栓用エポキシ樹脂Pで固定することにより各引出しリード11及び34a 、34b からは演算増幅出力が好ましく引き出されることになる。また、参照測定用受光素子は光源部ホルダーブロック2でなく、同ブロック2に収納された同一の、又は参照光源としての発光ダイオードの光を参照できる位置にある限り、フローセル本体ブロック3、又は受光部ホルダーブロック4に設けてもよい。
【0023】
測定例1
本発明の上記実施例における2波長吸光光度検出器を用い、亜硝酸イオン(NO2 - )のジアゾ化による赤色反応を、フローインジェクション分析法により吸光測定して得られた結果は図5に示す通りである。この反応による最大吸収波長は540nmであるが、フローインジェクションの下流位置(a)における干渉フィルター30a と、上流位置(b)における干渉フィルター30b の選択波長を次の5種類に設定してa、b両位置での吸光度を比較したものである。
A.(a)540nm、(b)540nm
B.(a)450nm、(b)650nm
C.(a)650nm、(b)540nm
D.(a)450nm、(b)540nm
E.(a)550nm、(b)540nm
【0024】
各グラフから明らかなとおり、上流位置(b)における測定値の方がごく僅か大きいものの、A、D、Eにおける540nm吸収値は、ほぼ0.1abs、また至近波長550nmの吸収値(E.下流位置(a))も0.09absとこれに近い顕著な値であるのに対し、B、C、Dにおける450nm吸収値は0.008abs程度、B、Cにおける650nmでは実質的な吸収は認められず、ピーク値の測定とともに、測定物質のピーク形状のある程度の推定(定性的把握)にも有効であることが分かる。
【0025】
測定例2
実施例における2波長吸光光度検出器を高感度で使用する場合のベースラインの安定性を確認するため、測定例1の場合の100倍スケールで純水を測定し、その結果を図6に示した。このグラフから明らかな通り、本発明の吸光光度検出器によれば、従来のものに比し、ノイズ及びベース変動ともにきわめて小さく、しかも両測定位置のベース変動が連動していることも明らかである。
【0026】
【発明の効果】
本発明は以上述べた通りに構成されたので、小型で高感度及び廉価であり、多様な目的物質の定量及び定性に用いるに適した、しかも遮光、防塵、防爆、防滴性の優れた安定性のある複数波長型の吸光光度検出器を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】好ましい実施例の構造を分解して示す縦断面図である。
【図2】好ましい実施例の、図1と同一断面における組み立て縦断面図である。
【図3】ブロック毎に分離して示す斜視図である。
【図4】透光部材のシールと液流路端との関係を光源側(A)及び受光側(B)について示す部分拡大端面図である。
【図5】本発明の2波長検出器における波長/測定位置の関係をA〜Eの5種類に設定して同一試料を測定した結果を示すグラフである。
【図6】本発明の2波長検出器における各測定位置のゼロドリフトを確認するために純水を測定した結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 吸光光度検出器
2 光源部ホルダーブロック
3 フローセル本体ブロック
4 受光部ホルダーブロック
5 出射光路孔
6 発光ダイオード
7 プラグ孔
8、11、34a 、34b 引出しリード
9 受光孔
10、29a 、29b 受光素子
12 円周突起
13 円周段差
13’段差
14、14'a、14'b ねじ孔
15 中心開口
16、16'a、16'b 押しねじ
17、17'a、17'b 窓枠孔
18a 、18b サンプル液流路孔
19、19'a、19'b 透光部材シール用パッキング
20 透明板
21a 、21b 平凸レンズ
22 谷型端面
23 入口流路孔
24 出口流路孔
25 流路配管
26 配管固定用押しねじ
27 外囲突起
28a 、28b 受光部収納孔
29a 、29b 受光素子
30a 、30b 干渉フィルター
31a 、31b パッキング
32a 、32b リード脚
33a 、33b プラグ孔
34a 、34b 引出しリード
Claims (1)
- 発光ダイオードからなる白色光源素子を収納し、かつ、その素子からの出射光路孔を形成するとともに、前記出射光路孔の側面に素子収納孔を設け、この素子収納孔内に参照測定用受光素子を備えた光源部と、
正面が前記出射光路孔に対向するように配置された第1の透光部材と、
前記第1の透光部材の背面側に形成した薄層空間から互いに角度をなして離間しつつ延びる2本の分岐光軸に沿って形成された2本のサンプル液流路と、
夫々の前記サンプル液流路の終端に、夫々第2の薄層空間を介して配置された2個の第2の透光部材と、
前記各第2の薄層空間に夫々到達する様形成されたサンプル液入口孔及びサンプル液出口孔と、を備えてなるフローセル本体部と、
夫々の前記第2の透光部材の背面に対向して配置され、夫々異なる波長選択特性を持つ2個の波長選択手段と、
夫々の前記波長選択手段の背面に対向して配置された2個の受光素子と、を備えてなる受光部と、
からなる吸光光度検出器であって、前記光源部、フローセル本体部、及び受光部が、縦続接続可能な各1個の単体ブロックからなることを特徴とする吸光光度検出器。
Priority Applications (1)
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JP12293098A JP3919329B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 吸光光度検出器 |
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JPH11304696A JPH11304696A (ja) | 1999-11-05 |
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JP12293098A Expired - Lifetime JP3919329B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 吸光光度検出器 |
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JP7215146B2 (ja) * | 2018-12-21 | 2023-01-31 | 東ソー株式会社 | 吸光光度検出器 |
-
1998
- 1998-04-15 JP JP12293098A patent/JP3919329B2/ja not_active Expired - Lifetime
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