JP2000346798A - 吸光光度検出器 - Google Patents

吸光光度検出器

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JP2000346798A
JP2000346798A JP11162326A JP16232699A JP2000346798A JP 2000346798 A JP2000346798 A JP 2000346798A JP 11162326 A JP11162326 A JP 11162326A JP 16232699 A JP16232699 A JP 16232699A JP 2000346798 A JP2000346798 A JP 2000346798A
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light source
hole
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liquid flow
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Tatsuo Kurahashi
倉橋辰雄
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KURAHASHI GIKEN KK
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    • G01N21/03Cuvette constructions
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一光源で二流路型セル構造とした一体型吸
光光度検出器を提供しようとする。 【解決手段】 1個の発光ダイオード6からなる白色又
は相当の連続スペクトル域を有する光源素子5と、前記
光源素子から出た光を少なくとも2分岐させて貫通させ
るための少なくとも2本の互いに独立したサンプル液流
路18a、18bを有するフローセル本体部3と、前記
少なくとも2本のサンプル液流路に入射する前、又は各
サンプル液流路を貫通した後の光の波長を選択する手段
30a、30bと、前記手段による選択波長の各セル流
路貫通後の強度を測定する少なくとも2個の受光素子2
9a、29bとを備えた吸光光度検出器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液体サンプル用吸
光光度検出器、特に白色又は相当の連続スペクトル域を
有する固体発光素子を用いた多流路型の吸光光度検出器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体サンプル用吸光光度検出器は、液体
クロマトグラフ分析装置やフローインジェクション分析
装置の検出器として広く利用されている。近年、発光ダ
イオードからなる単波長素子が一体型吸光光度検出器の
光源として用いられつつあり、この方式によれば分光光
学系が不要で且つ光源自体の発熱量が小さいため小型化
要求をみたし、さらに温度安定性の向上によるノイズや
ゼロドリフト特性の改善が可能となる。
【0003】一方、発光ダイオードはその出力及び波長
特性ともに年々向上し、例えば、波長400nm台〜6
00nm台において十分な発光強度スペクトルを有する
白色発光素子が得られるようになり、このような波長特
性を吸光光度検出器の光源として有効に利用することで
小型分析装置の新たな可能性を開くことができる。
【0004】本発明者は、先に特願平10−12293
0号「吸光光度検出器」として、1個の固体発光素子に
おいて複数波長の吸光光度を測定できるようにした一体
型吸光光度検出器を発明し、特許出願したものである。
しかしながら、この先願発明は1個の光源で一試料を多
角的に測定することを意図して、複数波長のための複数
の試料透過光路を、一つの液入口から一つの液出口の間
に曲折的に連通形成したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記先願発明
における複数の試料透過光路を各独立した流路とするこ
とにより、複数試料を同一又は異なった条件で測定する
等の有益な分析手法に用いうる吸光光度検出器を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明は、1個の発光ダイオードからなる白色又は相
当の連続スペクトル域を有する光源素子と、前記光源素
子から出た光を少なくとも2分岐させて貫通させるため
の少なくとも2本の互いに独立したサンプル液流路を有
するフローセル本体部と、前記少なくとも2本のサンプ
ル液流路に入射する前、又は各サンプル液流路を貫通し
た後の光の波長を選択する手段と、前記手段による選択
波長の各セル流路貫通後の強度を測定する少なくとも2
個の受光素子とを備えたことを特徴とする吸光光度検出
器を構成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照して説明する。まず、実施例の全体
構造を分解して示す図1において、吸光光度検出器1は
図の左側より円板又は円柱形の光源部ホルダーブロック
2と、合わせて直方体となるフローセル本体ブロック3
及び受光部ホルダーブロック4とを順次遮光的に縦続連
結し、一体化するように形成されたものである。光源部
ホルダーブロック2は遮光に適した黒色の「ジュラコ
ン」と称されるポリアセタール樹脂硬化物の円筒体から
なり、その一端面に開口した出射光路孔5を同軸的に形
成し、この孔5の内奥に白色発光ダイオード6を収納し
たものである。白色発光ダイオード6の一対のリード脚
はホルダーブロック2の他端側において出射光路孔5と
背中合わせとなるように形成されたプラグ孔7内に突出
している。プラグ孔7はホルダーブロック2の他端面に
開口し、前記一対のリード脚の先端はこの開口から挿入
された引出しリード8に接続され、プラグ孔7には遮光
に適した黒色の密栓用エポキシ樹脂Pが充填される。
【0008】好ましい実施形態において、光源部ホルダ
ーブロック2にはさらに、出射光路孔5の側面において
発光ダイオード6の位置に開口した、参照測定用受光素
子のための収納孔9を形成したものである。この孔9の
他端はホルダーブロック2の円周面に開口している。孔
9内において出射光路孔5に近接した部分は適当に縮径
した同孔5への開口端部となっており、孔9内に収納さ
れた受光素子10の頭部はこの開口端部に当接し、この
素子10のリード脚及びそれに接続された引出しリード
11の先端部はこの素子10とともに遮光に適した黒色
の密栓用エポキシ樹脂Pにより固定される。参照測定用
受光素子は、このような1個の配置以外に、測定流路数
に合わせて複数個設ける配置とすることもできる。光源
部ホルダーブロック2の前記一端側の周縁には、軸方向
にわずかに突出した円周突起12が形成されている。こ
の突起12はフローセル本体ブロック3とこのブロック
2との連結部の外周を覆い、連結部から光路系統への周
囲光の入射を阻止する遮光手段となるものである。
【0009】フローセル本体ブロック3はその正面が前
記光源部ホルダーブロック2の一端に対応する端面と円
周段差13を有し、背面側にも対称的な端面及び段差1
3’を有する、例えばPEEK(ポリ・エーテル・エー
テル・ケトン)からなる略直方体形の樹脂成形体であ
る。本体ブロック3の正面からは光源部ホルダーブロッ
ク2の出射光路孔5の出口に対応し、かつその出射光路
孔5より大きい直径のねじ孔14を有し、このねじ孔に
は中心開口15を穿設した窓押しねじ16が係合固定さ
れる。
【0010】本体ブロック3の背面は、上半傾斜面3a
及び下半傾斜面3bからなる屋根型に突出し、これらの
各傾斜面に前記ねじ孔14と同様なねじ孔14'a及び1
4'bが対称的に形成されるとともに、押しねじ16と同
様な押しねじ16'a及び16'bがこれに係合するように
なっている。本体ブロック3において、これらのねじ孔
14及び14'a、14'bの底面からはさらに窓枠孔17
及び17'a、17'bがそれぞれ形成される。これらの窓
枠孔17−17'a間及び17−17'b間には本体ブロッ
ク3の中心軸、すなわち光源光軸を挟んで対称的に、例
えば各15°程度の開き角で分岐した光軸が設定され、
これらの分岐光軸を中心軸とするサンプル液流路孔(フ
ローセル孔)18a及び18bが貫通形成され、二流路
型の試料セルを構成する。
【0011】窓枠孔17及び17'a、17'b内にはそれ
ぞれ押しねじ16及び16'a、16'bと、シール用パッ
キング19及び19'a、19'bに挟持された透光部材と
しての透明板20及び平凸レンズ21a、21bが装填
される。これらのパッキングは例えばテトラフルオロエ
チレン重合体(いわゆるテフロン)からなり、このうち
光源側パッキング19にはサンプル流路孔18a、18
bの光源側端部に対応した、流路孔よりやや大きい口径
の一対の開口が形成される。パッキング19のこれら開
口内の流路孔端部からは流路孔18a、18bを、本体
ブロック3の両側面に連通した入口流路孔(後述)に導
くための端面溝18a’、18b’が形成される。
【0012】透明板20及び平凸レンズ21a、21b
は適当な機械的強度を有するガラス物質又は光透過性樹
脂、典型的には石英ガラスからなり、発光ダイオード6
から出射光路孔5及び押しねじの中心開口15を経て入
射した光ビームを透過させ、これをパッキング19の一
対の開口(図4A参照)から液流路孔18a、18bに
導くものである。同様に、液流路孔18a、18bの後
端側における平凸レンズ21a、21bはこれらの液流
路孔を通過した光をパッキング19'a、19'bより受け
入れて透過させ、押しねじ16'a、16'bの中心開口1
5'a、15'bに導くものである。
【0013】フローセル本体ブロック3にはさらに、平
凸レンズ21a、21bの各内側面のパッキング19'
a、19'bの中心孔、及び液流路孔18a、18bの後
端から始まる本体ブロック3の端面溝(図4Bをも参
照)を介してサンプル液を排出するための出口流路孔2
3及び24がそれぞれ形成される。出口流路孔23及び
24において、それぞれ本体ブロック3の上側面及び下
側面に達する始端には、サンプル液ドレン流路(図示せ
ず)に直結するための接続口部が形成され、これらの接
続口部にはサンプル液排出用の流路配管25a及び25
bが、それぞれ配管固定用押しねじ26a及び26bに
より固定され、流路接続されるようになっている。
【0014】受光部ホルダーブロック4の正面側はフロ
ーセル本体ブロック3の背面側、すなわち光路終端側の
屋根型に対応する浅い谷型の端面22と、外囲突起27
を有し、この端面からは、押しねじ中心開口15'a、1
5'bと同軸の受光部収納孔28a 、28b が形成され
る。これらの受光部収納孔28a 、28b の縮小底部に
は同一特性の光電セルからなる吸光測定用受光素子29
a 、29b が収納され、その手前の孔部にはこれら素子
29a 、29b の正面を覆う形でそれぞれ任意の選択波
長とした干渉フィルター30a 、30b が配置され、本
体ブロック3の傾斜面3a 、3b に圧接する入口パッキ
ング31a 、31b により保持される。なお、2個の干
渉フィルター30a 、30b は本体ブロック3後部にお
ける平凸レンズ21a、21bの背後に配置してもよ
い。
【0015】従って、受光素子29a 、29b は押しね
じ中心開口15'a、15'bからそれぞれ入射する各サン
プル透過光のうち、対応する干渉フィルター30a 、3
0b でそれぞれ選択された波長成分を受光することがで
きる。各受光素子の一対のリード脚32a 、32b はブ
ロック4背面から形成されたプラグ孔33a 、33b に
挿入された引出しリード34a 、34b の先端に接続さ
れ、この引出しリレードの先端及び受光素子のリード脚
は密栓用エポキシ樹脂Pにより同素子とともに固定され
る。
【0016】図2は前述した吸光光度検出器1の3個の
ブロック2、3及び4が連結された状態を、図1と同一
方向から見た側面図であって、前述したサンプル液流路
孔の端面溝18'a、18'b及びこれらに連なる流路孔1
8"a、18"bを併せて略示し、更にこれら流路孔18"
a、18"bに連なったサンプル液の入口流路配管35
a、35bとそれらの固定用押しねじ36a、36b
(但し、図2では配管35a用押しねじ36aしか現れ
ない。)を示したものであり、三ブロック一体化及び全
体構造がよく理解されるであろう。このように、一体化
された構造は、小型の恒温槽内に全体的に収納すること
が可能であり、これによって温度変化に基づく不安定要
因を容易に排除することができる。
【0017】図3は前述した吸光光度検出器1の3個の
ブロック2、3及び4が連結される位置関係を分離状態
において示す斜視図であり、光源部ホルダーブロック2
はその円周リッジ12がフローセル本体ブロック3の正
面側円周段差13と嵌合し、本体ブロック3の背面側は
その段差13’が受光部ホルダーブロック4の正面側に
おける外囲突起27と嵌合することにより図2に示す一
体型をなすものである。好ましい実施例においては、こ
の一体型構造を完全に固定するため、フローセル本体ブ
ロック3の一端面及び他端面に、一対のねじ孔37、3
8(但し、図3には一端面のみ示す。)が軸方向に穿設
され、光源部ホルダーブロック2及び受光部ホルダーブ
ロック3にはこれらのねじ孔37、38に対応するねじ
挿通孔37’、38’が形成される。したがって、3ブ
ロックを図2の如く嵌合した後、両側のブロック2及び
4のねじ挿通孔37’及び38’から適当なねじ39を
挿通して本体ブロック3のねじ孔37及び38に係合さ
せることにより、この一体型構造を完全に維持すること
ができる。
【0018】図4Aは本体ブロック3における光源側透
明板20のためのシール用パッキング19と、サンプル
液流路孔18a 、18b 等との対応関係を示すために、
パッキング19の前面からこれらの流路孔18a 、18
b を見た端面図である。パッキング19の前記一対の開
口40、41は流路孔18a 、18b 入口端に対応する
小孔であり、それらの部分から始まる本体ブロック3の
端面溝18'a、18'bがブロック3側面に向かう入口流
路孔18"a、18"bに連なっていることが分かる。な
お、端面溝18'a、18'bを設ける代わりにサンプル液
流路孔18a 、18b の入口端と、入口流路孔18"a、
18"bの対応する開口端との間を、パッキング19にお
いて開口40、41から始まるスリットにより連通させ
る構造にしてもよい。
【0019】図4Bは本体ブロック3における受光部側
平凸レンズ21a のためのシール用パッキング19'a
と、サンプル液流路孔18a との流路接続関係を示すた
めに、パッキング19'aの後面から対応する流路孔18
a を見た端面図である。パッキング19'aの中心孔38
は流路孔18a の断面よりやや大きい同心円孔であり、
例えば下流側となる流路孔18a からこの孔内に流入す
るサンプル液が、孔底となる平凸レンズの背面部との間
から本体ブロック3の端面溝50を通る薄層流となって
出口孔23に流入するように案内する。なお、端面溝5
0を設ける代わりにサンプル液流路孔18a の終端部
と、出口孔23の対応する開口端との間を、パッキング
19'aにおいて開口38から始まるスリットにより連通
させる構造にしてもよい。パッキング19'bと、サンプ
ル液流路孔18b との流路接続関係も上記と同様であ
る。
【0020】以上述べた構成において、光源部ホルダー
ブロック2の参照測定用受光素子10、及び受光部ホル
ダーブロック4の吸光測定用受光素子29a 、29b の
検出信号を増幅するための演算増幅器、いわゆるプリア
ンプをICチップ(図示せず)により構成し、これを各
受光素子とともに密栓用エポキシ樹脂Pで固定すること
により各引出しリード11及び34a 、34b からは演
算増幅出力が好ましく引き出されることになる。また、
参照測定用受光素子は光源部ホルダーブロック2でな
く、同ブロック2に収納された同一の、又は参照光源と
しての発光ダイオードの光を参照できる位置にある限
り、フローセル本体ブロック3、又は受光部ホルダーブ
ロック4に設けてもよい。
【0021】図5は本発明の吸光光度検出器を用いた測
定流路構成の一例を示す線図である。この図において、
42はキャリヤー液ボトル、43は第1試薬ボトル、4
4は第2試薬ボトル、45は廃液ボトル、46は試料注
入部であり、吸光光度検出器の前記サンプル液流路孔
(フローセル孔)18a は第1試薬を添加された試料を
受け入れる反応コイル#1後のフローセル#1として用
いられ、第2のサンプル液流路孔18b は更にその後に
接続された反応コイル#2後のフローセル#2として用
いられる。各セルの吸光光度出力は前述した引出しリー
ド34a 、34b により、参照光度出力を伝達引出しリ
ード11とともに増幅器47に導かれるが、この増幅器
47は前述したブロック4内蔵のICチップから構成し
うる。増幅器47の出力はデジタル処理装置又は記録計
48に供給され、演算処理結果が表示されるようになっ
ている。
【0022】P1 はキャリヤー液を試料注入部46に送
り込むための送液ポンプ、P2 は第1試薬を反応コイル
#1の手前で注入試料に添加するための送液ポンプ、P
3 は第2試薬を反応コイル#2の手前でフローセル#1
通過後の試料に添加するための送液ポンプである。この
構成においては、出発試料は同一であるが、まず第1試
薬と反応させたものをフローセル#1としてのサンプル
液流路孔18a に通して吸光分析することにより、試料
の一属性を測定し、この測定後試料をさらに第2試薬と
反応させたものをフローセル#2としてのサンプル液流
路孔18b に通して吸光分析することにより、この場合
は同一試料の別の属性を同一の光源から発する各選択波
長によって測定することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上述べた通りに構成されたの
で、複数の試料透過光路を各独立した流路とすることに
より、互いに関連性があるか又は異なった複数試料を同
一の光源を用いて測定することができる吸光光度検出器
を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】好ましい実施例の構造を分解して示す縦断面図
である。
【図2】好ましい実施例の、図1と同方向から見た組み
立て側面図である。
【図3】ブロック毎に分離して示す斜視図である。
【図4】透光部材のシールと液流路端との関係を光源側
(A)及び受光側(B)について示す部分拡大端面図で
ある。
【図5】本発明の二流路型検出器の使用例を示すフロー
線図である。
【符号の説明】
1 吸光光度検出器 2 光源部ホルダーブロック 3 フローセル本体ブロック 4 受光部ホルダーブロック 5 出射光路孔 6 発光ダイオード 7 プラグ孔 8、11、34a 、34b 引出しリード 9 受光孔 10、29a 、29b 受光素子 12 円周突起 13 円周段差 13’段差 14、14'a、14'b ねじ孔 15 中心開口 16、16'a、16'b 押しねじ 17、17'a、17'b 窓枠孔 18a 、18b サンプル液流路孔 18'a、18'b 端面溝 18"a、18"b 入口流路孔 19、19'a、19'b 透光部材シール用パッキング 20 透明板 21a 、21b 平凸レンズ 22 谷型端面 23、24 出口流路孔 25a 、25b 流路配管 26a 、26b 配管固定用押しねじ 27 外囲突起 28a 、28b 受光部収納孔 29a 、29b 受光素子 30a 、30b 干渉フィルター 31a 、31b パッキング 32a 、32b リード脚 33a 、33b プラグ孔 34a 、34b 引出しリード 35a 、35b 入口流路配管 36a 、36b 配管固定用押しねじ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月15日(2000.2.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】図5は本発明の吸光光度検出器を用いた測
定流路構成の一例を示す線図である。この図において、
42はキャリヤー液ボトル、43は第1試薬ボトル、4
4は第2試薬ボトル、45は廃液ボトル、46は試料注
入部であり、吸光光度検出器の前記サンプル液流路孔
(フローセル孔)18a は第1試薬を添加された試料を
受け入れる反応コイル#1後のフローセル#1として用
いられ、第2のサンプル液流路孔18b は更にその後に
接続された反応コイル#2後のフローセル#2として用
いられる。各セルの吸光光度出力は前述した引出しリー
ド34a 、34b により、参照光度出力を伝達引出しリ
ード11とともに増幅器47に導かれるが、この増幅器
47は前述したブロック4内蔵のICチップから構成し
うる。増幅器47の出力はデータ処理装置又は記録計4
8に供給され、演算処理結果が表示されるようになって
いる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個の発光ダイオードからなる白色又は
    相当の連続スペクトル域を有する光源素子と、前記光源
    素子から出た光を少なくとも2分岐させて貫通させるた
    めの少なくとも2本の互いに独立したサンプル液流路を
    有するフローセル本体部と、前記少なくとも2本のサン
    プル液流路に入射する前、又は各サンプル液流路を貫通
    した後の光の波長を選択する手段と、前記手段による選
    択波長の各セル流路貫通後の強度を測定する少なくとも
    2個の受光素子とを備えたことを特徴とする吸光光度検
    出器。
  2. 【請求項2】 1個の発光ダイオードからなる白色又は
    相当の連続スペクトル域を有する光源素子を収納し、且
    つその素子からの出射光路孔を形成した光源部と、正面
    が前記出射光路孔に対向するように配置された第1の透
    光部材と、前記透光部材の背面を始端とし互いに角度を
    有して離間するように延びる少なくとも2本の分岐光軸
    に沿って形成された少なくとも2本のサンプル液流路
    と、各サンプル液流路の終端に対向した正面を有する少
    なくとも2個の第2の透光部材と、前記各サンプル液流
    路の始端及び終端にそれぞれ到達するように形成された
    各サンプル液流路ごとの入口孔及び出口孔とを備えてな
    るフローセル本体部、及び前記第2の透光部材の各背面
    に対向するように配置された少なくとも2個の干渉フィ
    ルターと、各干渉フィルターの背面に対向して配置され
    た光電セルからなる少なくとも2個の吸光測定用受光素
    子を装備してなる受光部からなることを特徴とする吸光
    光度検出器。
  3. 【請求項3】 前記光源部、フローセル本体部、及び受
    光部が縦続的かつ遮光的に連結可能な各1個の単体ブロ
    ックからなることを特徴とする請求項2記載の吸光光度
    検出器。
  4. 【請求項4】 前記光源部がさらに、前記出射光路孔の
    側面に開口した素子収納孔を設け、この素子収納孔内に
    前記開口を通して前記出射光路孔内を見るように配置さ
    れた参照測定用受光素子を装備したことを特徴とする請
    求項2又は3記載の吸光光度検出器。
  5. 【請求項5】 前記受光部がさらに、前記吸光測定用受
    光素子の出力を増幅する演算増幅器ICを填設したもの
    であることを特徴とする請求項3又は4記載の吸光光度
    検出器。
  6. 【請求項6】 前記光源部がさらに、前記参照測定用受
    光素子の出力を増幅する演算増幅器ICを填設し、前記
    受光部がさらに、前記吸光測定用受光素子の出力を増幅
    する演算増幅器ICを填設したものであることを特徴と
    する請求項4記載の吸光光度検出器。
  7. 【請求項7】 一体化された前記吸光光度検出器の全体
    を恒温槽内に収容したことを特徴とする請求項5又は6
    に記載の吸光光度検出器。
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