JPH11304449A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11304449A
JPH11304449A JP10113996A JP11399698A JPH11304449A JP H11304449 A JPH11304449 A JP H11304449A JP 10113996 A JP10113996 A JP 10113996A JP 11399698 A JP11399698 A JP 11399698A JP H11304449 A JPH11304449 A JP H11304449A
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JP
Japan
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unit
image
pass
determination
judgment
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10113996A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Ikeda
和隆 池田
Toshiki Yamane
俊樹 山根
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】良否判定の判定条件を精度よく設定できる画像
処理装置を提供する。 【解決手段】良否検査部13は、TVカメラ2により撮
像した検査対象の画像に基づいて検査対象を不良品、良
品のうち信頼度が規定値以上の確定良品、良品のうち信
頼度が規定値未満の未確定良品に分類する。画像記憶部
12は少なくとも不良品と未確定良品との画像を複数格
納する。良品であって不良品と誤判定された場合と、不
良品であって良品と判定された場合との両方の画像を画
像記憶部12に格納するから、画像記憶部12に格納さ
れた画像に基づいて良否判定の判定条件を調整すれば、
従来構成よりも判定条件を精度よく設定することが可能
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として生産設備
における各種部材を検査対象として、検査対象の画像に
基づいて検査対象の良否を判定する画像処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から提供されているこの種の画像処
理装置として、特開平8−334475号公報に記載さ
れたものがある。この公報に記載された画像処理装置
は、検査対象の画像のうち不良と判定された画像のみを
記憶し、かつ表示する機能を有している。また、この公
報には、大容量のメモリを用いることにより不良と判定
された画像を蓄積する技術が記載されている。このよう
に不良と判定された検査対象の画像を蓄積し表示する機
能を持つことにより、不良と判定された画像に基づいて
判定処理の妥当性を解析したり、不良画像に基づいて加
工工程などの不具合などを検出することができるように
しているのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載のもの
は、検査対象について不良と判定された画像のみを蓄積
するものであるから、良品が不良品として誤判定される
ような判定条件に対する調整は可能であるが、不良品が
良品と誤判定されるような判定条件に対しては十分な調
整ができないという問題がある。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、良否判定の判定条件を精度よく設定
できる画像処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、検査
対象の画像を格納する画像記憶部と、前記画像に基づい
て検査対象を不良品、良品のうち信頼度が規定値以上の
確定良品、良品のうち信頼度が規定値未満の未確定良品
に分類する良否検査部とを備える処理装置本体を設け、
画像記憶部は少なくとも不良品と未確定良品との画像を
複数格納するものであり、不良品の画像に加えて未確定
良品の画像も画像記憶部に格納していることにより、良
品であって不良品と誤判定された場合と、不良品であっ
て良品と判定された場合との両方の画像を画像記憶部に
格納することができるから、画像記憶部に格納された画
像に基づいて良否判定の判定条件を調整すれば、従来構
成よりも判定条件を精度よく設定することが可能にな
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、処理装置本体が良否検査部の判定条件を設定入力す
る判定条件設定部を備え、処理装置本体が検査対象に加
工を施す設備に対して着脱可能であって、画像記憶部に
判定条件の調整に必要な画像を格納した状態で処理装置
本体が設備から分離可能とされているものである。この
構成によれば、画像記憶部に調整用の画像を格納した状
態では、設備から処理装置本体を切り離した状態(つま
りオフライン)で判定状態を調整することができ、たと
えば設備側の各種の調整を処理装置本体とは別個に行な
うことが可能になる。つまり、不良品と判定されたり誤
判定が生じるような異常は、設備側の不良と処理装置本
体の調整不良とが主な原因と考えられ、処理装置本体が
設備に取り付けられた状態では設備と処理装置本体とを
同時に調整するのは難しいが、請求項2の発明によれば
処理装置本体を設備から切り離すことによって、両者を
同時に調整することが可能になり、異常から復旧させる
時間を従来よりも短縮することができる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、処理装置本体とは別体であって、画像を記憶する補
助記憶部および良否検査部と同機能の補助判定部を備え
るとともに、補助判定部の判定条件を設定入力する補助
設定部を備える補助処理装置を備え、画像記憶部から補
助記憶部に判定条件の調整に必要な画像を転送するとと
もに、補助記憶部に格納した画像に基づいて補助処理装
置で設定した判定条件を処理装置本体の良否検査部に転
送する転送手段を備えるものである。この構成によれ
ば、請求項2の発明と同様に、設備とは別に処理装置本
体を調整することが可能になり、処理装置本体と設備と
を同時に調整することが可能になって、異常から復旧さ
せる時間を従来よりも短縮することができる。しかも、
画像や判定条件を処理装置本体と補助処理装置との間で
転送するから、画像処理装置のみの調整であれば、設備
を停止させることなく判定条件を調整することが可能に
なる。ここに、転送手段としては、処理装置本体と補助
処理装置との間でデータを伝送するように構築したネッ
トワークを用いたり、処理装置本体と補助処理装置とに
着脱可能な記憶媒体を用いたりすることができる。
【0008】ところで、高精度組立機や外観検査装置の
ような画像処理装置を用いた設備において、新規の設備
の調整を行なう場合や既設の設備でもメンテナンス調整
を行なう場合に、設備における搬送装置等のメカニカル
な調整のほか、画像処理装置に関連したカメラや照明な
どの調整、処理装置本体の判定条件の調整などが必要に
なる。これらの調整は、それぞれの調整個所ごとに異な
る担当者が行なうことになるが、空間的な制約や設備の
調整中で他の作業を行なうのが危険であるなどの理由で
同時に並行して調整するのは困難である。これに対し
て、請求項2、3の発明を採用すれば、少なくとも設備
と処理装置本体との調整を別の場所で同時に行なうこと
が可能になり、作業時間を短縮することができるのであ
る。
【0009】請求項4の発明は、検査対象の画像を格納
する画像記憶部と、画像に基づいて検査対象を不良品、
良品のうち信頼度が規定値以上の確定良品、良品のうち
信頼度が規定値未満の未確定良品に分類する良否検査部
と、良否検査部の判定条件を設定入力する判定条件設定
部とを備える処理装置本体を設け、画像記憶部は少なく
とも不良品と未確定良品との画像を複数格納し、判定条
件設定部は、画像記憶部に格納された不良品および未確
定良品との画像を表示する表示部と、表示部に表示され
た画像の良否判断を使用者に入力させる判定入力部と、
判定入力部からの入力内容に基づいて良否検査部の判定
条件を自動調整する条件調整部とを備えるものである。
この構成によれば、処理装置本体の判定条件を調整する
際に、使用者は表示部に表示された画像の良否を指示す
るだけで、その良否判断に対応した適正な判定条件が自
動調整されることになり、専門知識を持たない使用者で
も良否判定の判定条件を適正に調整することが可能にな
る。つまり、判定条件の調整を対話的に行なうことで容
易にし、たとえば、設備の稼働中に誤判定(虚報率)が
増加して判定条件を再調整するような場合でも短時間で
調整を完了させることができ、設備を停止させて判定条
件を調整する場合でも、再稼働までの時間が短く、生産
性の低下を防止することができる。
【0010】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、条件調整部が、判定入力部から入力された良否判断
に矛盾があるか良否の差が良否検査部での判定限界以下
になると報知する報知部を備えるものである。この構成
によれば、使用者の良否判断の基準に矛盾があるとき
に、その矛盾を報知して矛盾なく判定条件を設定するこ
とができるように誘導することができ、良否判定の判定
条件をより適正に調整することができる。また、使用者
の指示による良否の差がきわめて微小であって良否検査
部での判定限界以下になるときには、これを報知するこ
とによって判定限界を知らせることができる。要する
に、使用者の熟練度にかかわりなく、良品と不良品との
区別をすることができれば、使用者にかかわらず同程度
の精度に調整することができる。
【0011】請求項6の発明は、請求項4の発明におい
て、処理装置本体とは別体であって、画像を記憶する補
助記憶部と、良否検査部と同機能の補助判定部と、判定
条件設定部と同機能の補助設定部とを備える補助処理装
置を備え、画像記憶部から補助記憶部に判定条件の調整
に必要な画像を転送するとともに、補助記憶部に格納し
た画像に基づいて補助処理装置で設定した判定条件を処
理装置本体の良否検査部に転送する転送手段を備えるも
のである。この構成によれば、請求項4の発明と同様の
作用を持つとともに、請求項3の発明と同様に、設備と
は別に処理装置本体を調整することが可能になり、処理
装置本体と設備とを同時に調整することが可能になっ
て、異常から復旧させる時間を従来よりも短縮すること
ができる。しかも、画像や判定条件を処理装置本体と補
助処理装置との間で転送するから、画像処理装置のみの
調整であれば、設備を停止させることなく判定条件を調
整することが可能になる。
【0012】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、条件調整部が、判定入力部から入力された良否判断
に矛盾があるか良否の差が良否検査部での判定限界以下
になると報知する報知部を備えるものである。この構成
によれば、請求項6の発明の作用に加えて、請求項5の
発明と同様に、良否判定の判定条件をより適正に調整す
ることができ、また、良否検査部での判定限界以下であ
ることを報知することによって判定限界を知らせること
ができる。
【0013】請求項8の発明は、請求項4の発明におい
て、処理装置本体が、良否検査部と判定条件設定部との
処理を見掛け上同時に行なうことができる並列処理機能
を備えるものである。この構成によれば、請求項4の発
明と同様の作用を有し、しかも設備を停止させずに処理
装置本体による良否判定を継続した状態で、判定条件を
調整することができる。
【0014】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、条件調整部が、判定入力部から入力された良否判断
に矛盾があるか良否の差が良否検査部での判定限界以下
になると報知する報知部を備えるものである。この構成
によれば、請求項8の発明の作用に加えて、請求項5の
発明と同様に、良否判定の判定条件をより適正に調整す
ることができ、また、良否検査部での判定限界以下であ
ることを報知することによって判定限界を知らせること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明で用いる画
像処理装置は、図1(a)に示すように、画像入力装置
としてのTVカメラ2により撮像した検査対象の画像を
処理装置本体1に入力し、処理装置本体1において周知
の画像処理を施すことによって、検査対象の良否判定を
行なうものである。ここに、検査対象を適当な条件で照
明する照明装置が付設され、TVカメラ2により撮像さ
れた画像に基づいて検査対象の良否が判定しやすくなる
ようにしてある。TVカメラ2から出力された画像信号
はA/D変換器11によりデジタル信号に変換された
後、画像記憶部12に格納される。画像記憶部12はT
Vカメラ2から出力された濃淡画像である原画像を格納
するほか、良否判定に用いるために各画素の濃度値を適
宜の閾値で2値化した2値化画像、各画素の濃度値を微
分した微分画像なども格納される。さらに、良否判定の
結果、不良品と判定されたときの原画像、良品と判定さ
れたものでも判定条件を満たした程度が低いとき(つま
り、良品としての信頼度が低いときであって、以下では
この種の良品を未確定良品と呼ぶ。また、信頼度が高い
良品は確定良品と呼ぶ)の原画像も格納可能になってい
る。画像記憶部12は、不良品および未確定良品の原画
像を複数格納できる程度の記憶容量を有している。
【0016】処理装置本体1には専用の装置を用いる
が、基本的にはマイクロプロセッサおよびメモリを備え
るコンピュータ装置であるから、パーソナルコンピュー
タに適宜のソフトウェアを搭載することによって実現し
てもよい。処理装置本体1は、入力装置としてのキーボ
ードやマウス、表示装置としてのディスプレイ装置を備
える。また、外部記憶装置やプリンタのような周辺機器
を接続したり、ネットワークに接続するためのインター
フェイス15を備える。
【0017】画像記憶部12に格納された画像は良否検
査部13において各種画像処理が施され、検査対象の良
否が判定される。たとえば、検査対象の画像を2値化し
た2値化画像を生成した後、2値化画像内での検査対象
の面積を求め、この面積を適宜の閾値と大小比較するこ
とにより検査対象の良否を判定する場合がある。その
他、幾何学形状や重心位置や寸法など各種の外観的な属
性に基づいて良否を判定する技術が従来より知られてい
る。いずれにしても、この種の良否判定には、各種の判
定条件の設定が必要であって、判定条件設定部14にお
いてこれらの判定条件が設定可能になっている。たとえ
ば、上述の例では2値化のための閾値、面積に対する閾
値などが判定条件として設定される。さらに、画像内で
の検査領域の指定なども判定条件に含まれる。
【0018】判定条件設定部14は、キーボードやマウ
スからなる判定入力部21により判定条件を設定入力
し、また、ディスプレイ装置よりなる表示部22を備え
る。さらに、表示部22の表示内容に従って判定入力部
21から対話的に情報を入力することによって判定条件
を自動的に設定する条件調整部23も設けられる。条件
調整部23については後述する。なお、キーボード、マ
ウス、ディスプレイ装置は他の対話的入力のための手段
としても兼用される。
【0019】この種の画像処理装置は、生産設備におけ
る高精度組立機のロボットアイとして用いられたり、生
産設備で搬送される各種部材の外観検査に用いられるも
のであり、一般には設備に固定された形で用いられてい
る。これに対して、本実施形態では設備に対して処理装
置本体1が着脱可能に設置されるようにしてある。つま
り、TVカメラ2や照明装置は設備に対して特定の位置
関係に調節しなければならないから、設備に固定されて
いるものであるが、処理装置本体1についてはTVカメ
ラ2とはコネクタなどにより着脱可能に接続され、また
設備に対しても容易に着脱できるように取り付けられて
いる。
【0020】しかして、新規に設備を設置する場合や、
設備を移設するなどして設備を再調整する場合には、T
Vカメラ2の取付位置を調整し、ピントや絞りを調整
し、さらに、照明装置を調整した後に、検査対象の画像
を複数枚撮像し、画像記憶部12に格納する。このよう
な操作をカメラ取付調整と呼ぶ。カメラ取付調整の後
に、処理装置本体1を設備から取り外すと、検査対象の
画像を画像記憶部12に格納した状態で設備から処理装
置本体1を切り離すことができる。なお、設備から処理
装置本体1を取り外す際には、ディスプレイ装置やキー
ボード、マウスなども同時に分離してもよい。これらの
装置を処理装置本体1から分離すれば、処理装置本体1
の持ち運びが容易になる。
【0021】処理装置本体1は設備から取り外されて
も、検査対象の画像を複数枚記憶していることによっ
て、上述のような各種判定条件を調整することが可能に
なる。つまり、画像記憶部12に格納された画像に基づ
いて、検査領域の設定、2値化画像を抽出する閾値の設
定、各種判定用の閾値の調整などを設備から離れて行な
うことができる。これにより、機械設備の調整者は設備
を占有でき、また処理装置本体1の調整者は機械設備の
調整に影響されることなく調整に専念することができ、
結果的に両調整を同時に行なうことで設備の立ち上げま
でに要する時間が短くなる。
【0022】すなわち、従来構成における作業工程は図
2(b)のようになり、本実施形態における作業工程は
図2(a)のようになるのであって、本実施形態では、
機械設備の調整と処理装置本体1の調整とが同時進行に
なる分だけ従来構成よりも作業時間を短縮することがで
きるのである。
【0023】ところで、判定条件を設定するには、一般
には専門知識が要求されるが、設備担当者や画像処理装
置のオペレータに、その種の専門知識を要求することは
できないから、作業手順書に従って判定条件を設定して
いるのが現状である。しかしながら、設備の稼働中にT
Vカメラ2や照明装置の位置ずれ、あるいは経時変化に
より良品を不良品と誤判定したり、逆に不良品を良品と
誤判定する虚報率が上昇することがあり、このようなと
きには判定条件の再調整が必要になるから、再調整を容
易に行なえるようにするのが望ましい。再調整に時間が
かかれば、設備を停止させる時間が長くなり、結果的に
生産性を低下させることになる。
【0024】そこで、本実施形態では、良否検査部13
において検査対象が不良品または未確定良品と判定され
たときには、それらの画像を画像記憶部12に格納し、
画像記憶部12に格納された画像に基づいて判定条件設
定部14で判定条件を容易に設定できるようにしてあ
る。具体的には、画像記憶部12に所定枚数の画像が格
納された時点(あるいは別途の検査での良否の判定結果
と食い違う虚報率が規定値以上になった時点)で設備を
一旦停止させ、判定条件の再調整を促し、このとき画像
記憶部12に格納された不良品ないし未確定良品の画像
を表示部22に順次表示して、使用者に良否を判断させ
るようになっている。一般に、設備担当者などは検査対
象の良否を判断することができるから、表示部22に表
示された検査対象を確認して良品か不良品かの判断結果
を判定入力部21から入力する。
【0025】たとえば、図3(a)〜に示すよう
に、不良品ないし未確定良品の画像が表示部22に順次
表示され、良否検査部13での判定結果が図3(b)の
ように示される。ここで、図3(c)のように、必要に
応じて判定入力部21から判定結果の修正を指示すると
(図示例ではの修正を指示している)、判定入力
部21から入力された使用者の判断基準が適用されて、
判定条件が変更される。
【0026】たとえば、図示例は2値化画像における検
査対象の面積で良否を判定するものであり、面積値が閾
値より小さい検査対象を良品(OKと記載している)、
閾値より大きい検査対象を不良品(NGと記載してい
る)とする。修正前の判定条件では面積が900以上を
NGと設定してあり、図示例では検査対象の面積が図3
(d)のようになるから、すべてNGになっている。こ
こで、の画像では面積値が1200であるが、使用者
が良品と判断すると、条件調整部23は判定条件の閾値
をたとえば1250に変更する。これによりの画像に
ついて判定はOKになる。の画像では面積値が980
なので先に変更した閾値でOKになる。また、の画像
では面積値が1350であるが、使用者がこれを良品と
判断すると、条件調整部23は判定条件の閾値をたとえ
ば1400に変更する。このようにして、を良品
と判定できるように判定条件を設定することができる。
【0027】上述のように判定条件の閾値が修正される
と、図4に示すように、の画像は良品、の
画像は不良品として判別されることになる。上述のよう
に調整することによって、使用者が意図する良否判定が
可能になり、虚報率を低下させることができる。
【0028】なお、上述の例では不良と判定された画像
のみを表示しているが、本実施形態では、未確定良品の
画像も画像記憶部12に格納して表示するから、良品を
不良品と誤判定する場合だけでなく、不良品を良品と誤
判定する場合についても判定条件を適正に調整すること
ができる。
【0029】要するに、使用者は判定条件を直接与えな
くても、表示部22に表示された画像に対して良否のみ
を指定すれば、条件調整部23が判定条件を自動的に修
正するから、使用者に専門的な知識がない場合でも判定
条件を適正に修正することができる。また、上述の例で
は判定条件を2値化画像内での検査対象の面積に対する
閾値としたが、2値化の際の閾値や画素値の相関を求め
る演算の判定相関値でもよく、判定条件設定部14では
使用者の良否の指示に基づいて各種の判定条件を自動的
に修正することができるのである。
【0030】ここにおいて、不良品と未確定良品との画
像のみを画像記憶部12に格納するから、すべての画像
を格納する場合に比較して画像記憶部12の記憶容量を
少なくすることができ、また、使用者が良否判断する画
像の枚数も少ないから使用者の負担が少なくなる。
【0031】(実施形態2)本実施形態は、図1(a)
に示した処理装置本体1とは別に図1(b)に示す構成
の補助処理装置3を設けたものである。補助処理装置3
は、処理装置本体1のうちTVカメラ2からの画像を取
り込む部分を省略した構成を有する。つまり、画像記憶
部12と同様に画像を格納する補助記憶部32、良否検
査部13と同機能を有する補助判定部33、判定条件設
定部14と同機能を有する補助設定部34、外部機器を
接続したりネットワークに接続するためのインターフェ
イス35を備える。また、図示していないが、処理装置
本体1と補助処理装置3とにはそれぞれ記憶媒体を着脱
することができる記憶装置が設けられている。この種の
記憶媒体にはフレキシブルディスクまたはICカードを
用いるのが望ましい。
【0032】本実施形態では、記憶媒体を転送手段とし
て用いることにより、TVカメラ2で撮像した画像を記
憶媒体を介して補助処理装置3に引き渡すことができ、
また補助処理装置3では処理装置本体1から引き渡され
た画像に基づいて判定条件を設定し、補助処理装置3で
設定した判定条件を記憶媒体を介して処理装置本体1に
引き渡すことができるようになっている。このように、
補助処理装置3を設けることにより、処理装置本体1を
設備から取り外すことなく、実施形態1と同様に設備と
は別の場所で判定条件を調整することが可能になる。
【0033】なお、補助記憶部32は必ずしも複数枚の
画像を格納する必要はなく、記憶媒体ないしインターフ
ェイス35から調整に必要な画像を順次読み出すように
するのであれば、1枚の画像を格納する程度の記憶容量
でもよい。他の構成および動作は実施形態1と同様であ
る。
【0034】(実施形態3)本実施形態は、判定条件設
定部14による判定条件の設定の際に使用者の良否の指
定に矛盾があっても判定条件を適正に設定することがで
きるようにするものである。たとえば、図3で示した画
像について、使用者の判断が図5(c)のようになった
とすると、の画像に対して良品と誤判断したことによ
って、閾値が2950に設定されることになる。この閾
値では、の画像についても良品と判定されることにな
り、適正な判定条件が設定されない。
【0035】そこで、本実施形態では、図5のように、
では面積が2800で使用者の判断が不良品であるの
に対して、では面積が2900で使用者の判断が良品
である、という矛盾が生じていると、条件調整部23で
この矛盾を検出し、図6に示すように、矛盾が生じてい
る画像と面積値を報知部としての表示部22に表示し、
使用者にどちらが妥当かを選択させるようにしてある。
ここで、の画像に対する判断に誤りがあることに気付
き、図7(c)のように判断を判定入力部21によって
修正すると、条件調整部23では判定条件を再調整する
のである。ここでは、実施形態1と同様の閾値が設定さ
れ、図4に示した結果と同様の判定結果が得られるよう
になる。
【0036】また、判定条件設定部14により判定条件
を設定する際に、使用者の良否判定での良品と不良品と
の判定条件の差が判定限界以下である場合、たとえば、
良品と判断した面積と不良品と判断した面積との差が小
さく、判定条件の1回の変更幅である50よりも小さい
ときには、最適な判定条件を求めるのが困難であるか
ら、判定限界以下である旨の警告メッセージを表示部2
2により報知する。警告メッセージが報知されたときに
は、現状の判定条件で設備を動作させるか、あるいは設
備を一旦停止させてTVカメラ2や照明装置などの他の
装置を調整すればよい。
【0037】なお、判定条件設定部14で判定条件を調
整する際には、用いた画像、使用者の判断、設定前およ
び設定後の判定条件などの履歴を残すようにすれば、判
定条件の調整が複数回行なわれたときに、相互の関連で
判定条件を設定することも可能になり、判定条件の精度
を一層高めることができる。このような履歴は、画像記
憶部12と兼用したメモリや外部記憶装置に残せばよ
い。いずれにしても熟練者の経験に基づく調整が不要に
なり、とくに専門的な知識がなくても、虚報の発生を抑
制するように適正な判定条件を設定することが可能にな
る。また、判定条件の調整の際には、対話的に作業が進
行するから、使用者が納得できるように判定条件を設定
することができ、使用者は安心感を持つことができる。
【0038】(実施形態4)実施形態2では転送手段と
して記憶媒体を用いているが、本実施形態は、処理装置
本体1と補助処理装置3とをインターフェイス15,3
5を用いてネットワークに接続しておき、ネットワーク
を通して画像や判定条件を相互に転送するものである。
また、処理装置本体1は不良品および未確定良品の画像
が所定数蓄積されるとネットワークを通して補助処理装
置3にそれらの画像を転送し、補助処理装置3において
判定条件が設定されると、その判定条件が処理装置本体
1に転送されるようにしてある。
【0039】すなわち、処理装置本体1のみを用いてい
る場合には、不良品ないし未確定良品の画像が所定数蓄
積された後に条件修正までの間は、設備を停止させる必
要があるが、本実施形態の構成を採用すれば、処理装置
本体1と補助処理装置3との間で情報を伝送している間
だけ設備を停止させればよく、設備を停止させる時間が
短くなって生産性の低下が少ないのである。また、ネッ
トワークを用いているから、記憶媒体の容量の制限を意
識する必要はない。さらに、ネットワークの一部にイン
ターネットを用いれば、遠方で画像の解析および判定条
件の設定が可能になり、ネットワークの一部にPHSを
用いれば生産現場で専用の通信回線を配線する必要がな
い。さらに、本実施形態では、記憶媒体を用いていない
から、機械的な振動の影響によるデータエラーの発生が
なく、工場内での振動対策や防塵対策も容易になる。ネ
ットワークの一部にインターネットやPHSを用いたも
のでは、設備の立ち上げや調整に際して、現場に出向く
ことなく調整を行なうことも可能になる。また、使用者
からの要求に対してネットワークを通して迅速に対応す
ることも可能になる。
【0040】(実施形態5)本実施形態は、処理装置本
体1に複数個のプロセッサを用いて並列処理を行なうも
のであって、1つのプロセッサが画像処理に占有されて
いても、他のプロセッサを判定条件の設定に用いること
ができるようにしたものである。つまり、設備を停止さ
せることなく、判定条件の設定が可能になり、設備の操
作の空き時間に判定条件の調整が可能になる。その結
果、設備を停止させず生産性を低下させることなく判定
条件の調整が可能になり、しかも、判定条件を適宜に調
整して適正な状態に保つから設備の信頼性を高めること
ができる。
【0041】(実施形態6)本実施形態は、処理装置本
体1に用いるプロセッサの能力に余裕がある場合に適用
されるものであって、システムプログラム(オペレーテ
ィングシステム)としてプリエンティティブマルチタス
クでアプリケーションを処理するものを用いている。つ
まり、良否判定の画像処理と、判定条件の設定とを個別
のアプリケーションとして、両者を見掛け上同時に処理
するように並行処理を行なうのである。つまり、設備を
停止させることなく、判定条件の設定が可能になり、設
備の操作の空き時間に判定条件の調整が可能になる。設
備を停止させず生産性を低下させることなく判定条件の
調整が可能になり、しかも、判定条件を適宜に調整して
適正な状態に保つから設備の信頼性を高めることができ
る。また、ソフトウェアにより2つの処理を同時に行な
うようにしているから、ハードウェアの規模を小さくす
ることができ、低コストな画像処理装置で実現可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明は、検査対象の画像を格
納する画像記憶部と、前記画像に基づいて検査対象を不
良品、良品のうち信頼度が規定値以上の確定良品、良品
のうち信頼度が規定値未満の未確定良品に分類する良否
検査部とを備える処理装置本体を設け、画像記憶部は少
なくとも不良品と未確定良品との画像を複数格納するも
のであり、不良品の画像に加えて未確定良品の画像も画
像記憶部に格納していることにより、良品であって不良
品と誤判定された場合と、不良品であって良品と判定さ
れた場合との両方の画像を画像記憶部に格納することが
できるから、画像記憶部に格納された画像に基づいて良
否判定の判定条件を調整すれば、従来構成よりも判定条
件を精度よく設定することが可能になる。
【0043】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、処理装置本体が良否検査部の判定条件を設定入力す
る判定条件設定部を備え、処理装置本体が検査対象に加
工を施す設備に対して着脱可能であって、画像記憶部に
判定条件の調整に必要な画像を格納した状態で処理装置
本体が設備から分離可能とされているものであり、画像
記憶部に調整用の画像を格納した状態では、設備から処
理装置本体を切り離した状態で判定状態を調整すること
ができ、たとえば設備側の各種の調整を処理装置本体と
は別個に行なって、異常から復旧させる時間を従来より
も短縮することが可能になる。
【0044】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、処理装置本体とは別体であって、画像を記憶する補
助記憶部および良否検査部と同機能の補助判定部を備え
るとともに、補助判定部の判定条件を設定入力する補助
設定部を備える補助処理装置を備え、画像記憶部から補
助記憶部に判定条件の調整に必要な画像を転送するとと
もに、補助記憶部に格納した画像に基づいて補助処理装
置で設定した判定条件を処理装置本体の良否検査部に転
送する転送手段を備えるものであり、請求項2の発明と
同様に、設備とは別に処理装置本体を調整することが可
能になり、処理装置本体と設備とを同時に調整すること
が可能になって、異常から復旧させる時間を従来よりも
短縮することができる。しかも、画像や判定条件を処理
装置本体と補助処理装置との間で転送するから、画像処
理装置のみの調整であれば、設備を停止させることなく
判定条件を調整することが可能になる。
【0045】請求項4の発明は、検査対象の画像を格納
する画像記憶部と、画像に基づいて検査対象を不良品、
良品のうち信頼度が規定値以上の確定良品、良品のうち
信頼度が規定値未満の未確定良品に分類する良否検査部
と、良否検査部の判定条件を設定入力する判定条件設定
部とを備える処理装置本体を設け、画像記憶部は少なく
とも不良品と未確定良品との画像を複数格納し、判定条
件設定部は、画像記憶部に格納された不良品および未確
定良品との画像を表示する表示部と、表示部に表示され
た画像の良否判断を使用者に入力させる判定入力部と、
判定入力部からの入力内容に基づいて良否検査部の判定
条件を自動調整する条件調整部とを備えるものであり、
処理装置本体の判定条件を調整する際に、使用者は表示
部に表示された画像の良否を指示するだけで、その良否
判断に対応した適正な判定条件が自動調整されることに
なり、専門知識を持たない使用者でも良否判定の判定条
件を適正に調整することが可能になる。つまり、判定条
件の調整を対話的に行なうことで容易にし、たとえば、
設備の稼働中に誤判定(虚報率)が増加して判定条件を
再調整するような場合でも短時間で調整を完了させるこ
とができ、設備を停止させて判定条件を調整する場合で
も、再稼働までの時間が短く、生産性の低下を防止する
ことができる。
【0046】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、条件調整部が、判定入力部から入力された良否判断
に矛盾があるか良否の差が良否検査部での判定限界以下
になると報知する報知部を備えるものであり、使用者の
良否判断の基準に矛盾があるときに、その矛盾を報知し
て矛盾なく判定条件を設定することができるように誘導
することができ、良否判定の判定条件をより適正に調整
することができる。また、使用者の指示による良否の差
がきわめて微小であって良否検査部での判定限界以下に
なるときには、これを報知することによって判定限界を
知らせることができる。要するに、使用者の熟練度にか
かわりなく、良品と不良品との区別をすることができれ
ば、使用者にかかわらず同程度の精度に調整することが
できる。
【0047】請求項6の発明は、請求項4の発明におい
て、処理装置本体とは別体であって、画像を記憶する補
助記憶部と、良否検査部と同機能の補助判定部と、判定
条件設定部と同機能の補助設定部とを備える補助処理装
置を備え、画像記憶部から補助記憶部に判定条件の調整
に必要な画像を転送するとともに、補助記憶部に格納し
た画像に基づいて補助処理装置で設定した判定条件を処
理装置本体の良否検査部に転送する転送手段を備えるも
のであり、請求項4の発明と同様の効果があり、しかも
請求項3の発明と同様に、設備とは別に処理装置本体を
調整することが可能になり、処理装置本体と設備とを同
時に調整することが可能になって、異常から復旧させる
時間を従来よりも短縮することができる。また、画像や
判定条件を処理装置本体と補助処理装置との間で転送す
るから、画像処理装置のみの調整であれば、設備を停止
させることなく判定条件を調整することが可能になる。
【0048】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、条件調整部が、判定入力部から入力された良否判断
に矛盾があるか良否の差が良否検査部での判定限界以下
になると報知する報知部を備えるものであり、請求項6
の発明の効果に加えて、請求項5の発明と同様に、良否
判定の判定条件をより適正に調整することができ、ま
た、良否検査部での判定限界以下であることを報知する
ことによって判定限界を知らせることができる。
【0049】請求項8の発明は、請求項4の発明におい
て、処理装置本体が、良否検査部と判定条件設定部との
処理を見掛け上同時に行なうことができる並列処理機能
を備えるものであり、請求項4の発明と同様の効果に加
えて、設備を停止させずに処理装置本体による良否判定
を継続した状態で、判定条件を調整することができると
いう効果がある。
【0050】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、条件調整部が、判定入力部から入力された良否判断
に矛盾があるか良否の差が良否検査部での判定限界以下
になると報知する報知部を備えるものであり、請求項8
の発明の作用に加えて、請求項5の発明と同様に、良否
判定の判定条件をより適正に調整することができ、ま
た、良否検査部での判定限界以下であることを報知する
ことによって判定限界を知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、(a)は処理装置本
体のブロック図、(b)は補助処理装置のブロック図で
ある。
【図2】(a)は同上の動作説明図,(b)は比較例の
動作説明図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 処理装置本体 2 TVカメラ 3 補助処理装置 11 A/D変換器 12 画像記憶部 13 良否検査部 14 判定条件設定部 15 インターフェイス 21 判定入力部 22 表示部 23 条件調整部 32 補助記憶部 33 補助判定部 34 補助設定部 35 インターフェイス

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象の画像を格納する画像記憶部
    と、前記画像に基づいて検査対象を不良品、良品のうち
    信頼度が規定値以上の確定良品、良品のうち信頼度が規
    定値未満の未確定良品に分類する良否検査部とを備える
    処理装置本体を設け、画像記憶部は少なくとも不良品と
    未確定良品との画像を複数格納することを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理装置本体は良否検査部の判定条
    件を設定入力する判定条件設定部を備え、前記処理装置
    本体は、画像記憶部に前記判定条件の調整に必要な画像
    を格納した状態で検査対象に加工を施す設備から分離可
    能とされていることを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記処理装置本体とは別体であって、画
    像を格納する補助記憶部および良否検査部と同機能の補
    助判定部を備えるとともに、補助判定部の判定条件を設
    定入力する補助設定部を有した補助処理装置を備え、画
    像記憶部から補助記憶部に前記判定条件の調整に必要な
    画像を転送するとともに、補助記憶部に格納した画像に
    基づいて補助処理装置で設定した前記判定条件を処理装
    置本体の良否検査部に転送する転送手段を備えることを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 検査対象の画像を格納する画像記憶部
    と、前記画像に基づいて検査対象を不良品、良品のうち
    信頼度が規定値以上の確定良品、良品のうち信頼度が規
    定値未満の未確定良品に分類する良否検査部と、良否検
    査部の判定条件を設定入力する判定条件設定部とを備え
    る処理装置本体を設け、画像記憶部は少なくとも不良品
    と未確定良品との画像を複数格納し、判定条件設定部
    は、画像記憶部に格納された不良品および未確定良品と
    の画像を表示する表示部と、表示部に表示された画像の
    良否判断を使用者に入力させる判定入力部と、判定入力
    部からの入力内容に基づいて良否検査部の判定条件を自
    動調整する条件調整部とを備えることを特徴とする画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記条件調整部は、判定入力部から入力
    された良否判断に矛盾があるか良否の差が良否検査部で
    の判定限界以下になると報知する報知部を備えることを
    特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記処理装置本体とは別体であって、画
    像を記憶する補助記憶部と、良否検査部と同機能の補助
    判定部と、判定条件設定部と同機能の補助設定部とを備
    える補助処理装置を備え、画像記憶部から補助記憶部に
    前記判定条件の調整に必要な画像を転送するとともに、
    補助記憶部に格納した画像に基づいて補助処理装置で設
    定した前記判定条件を処理装置本体の良否検査部に転送
    する転送手段を備えることを特徴とする請求項4記載の
    画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記条件調整部は、判定入力部から入力
    された良否判断に矛盾があるか良否の差が良否検査部で
    の判定限界以下になると報知する報知部を備えることを
    特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記処理装置本体は、良否検査部と判定
    条件設定部との処理を見掛け上同時に行なうことができ
    る並列処理機能を備えることを特徴とする請求項4記載
    の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記条件調整部は、判定入力部から入力
    された良否判断に矛盾があるか良否の差が良否検査部で
    の判定限界以下になると報知する報知部を備えることを
    特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
JP10113996A 1998-04-23 1998-04-23 画像処理装置 Withdrawn JPH11304449A (ja)

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