JPH11304290A - 吸着式熱交換器 - Google Patents

吸着式熱交換器

Info

Publication number
JPH11304290A
JPH11304290A JP10114950A JP11495098A JPH11304290A JP H11304290 A JPH11304290 A JP H11304290A JP 10114950 A JP10114950 A JP 10114950A JP 11495098 A JP11495098 A JP 11495098A JP H11304290 A JPH11304290 A JP H11304290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adsorbent
refrigerant
heat exchanger
pipe
adsorption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10114950A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hidaka
芳皓 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP10114950A priority Critical patent/JPH11304290A/ja
Publication of JPH11304290A publication Critical patent/JPH11304290A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で吸着剤の充填効率を高めて小型
化を図りつつ、冷凍能力を確実に高め得る吸着式熱交換
器を提供する。 【解決手段】 吸着式熱交換器30は、吸着部33と熱
交換流体流路34とをケース35内に設けて構成されて
いる。熱交換流体流路34は、上下一対のタンク41、
42と、上下タンク41、42間を連通する複数本の中
空パイプ43と、を備える。また、吸着部33は、小孔
46が多数形成されると共に内部を冷媒31が通る多孔
質パイプ47を備える。多孔質パイプ47は例えばメッ
シュ管48から形成する。そして、ケース35内面、中
空パイプ43の外周面およびメッシュ管48の外周面に
より形成される空間部に吸着剤32を収容して前記吸着
部33を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水などの冷媒の吸
着剤への吸着作用に伴う蒸発潜熱を利用して熱媒体を冷
却する吸着式冷凍装置に用いられる熱交換器に係り、特
に、吸着剤の充填効率を高めて小型化を図った吸着式熱
交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】吸着式冷凍装置は、真空容器内の底部に
例えば水などの冷媒を収容し、その上方に例えばシリカ
ゲルなどの吸着剤を収容した吸着式熱交換器を配置し、
吸着剤によって冷媒の気化(蒸発)作用を促進して当該
冷媒の蒸発潜熱により、例えば水やアルコールなどの熱
媒体の冷却を実現している。
【0003】従来の吸着式熱交換器10には、図8に示
すものが知られている(特開平8−247575号参
照)。この吸着式熱交換器10は、冷媒を吸着する吸着
剤11を収容した吸着部12と、吸着剤11が冷媒を吸
着する際の吸着性能を高める冷却流体や吸着剤11から
冷媒を脱着させる際の脱着性能を高める加熱流体が流通
する熱交換流体流路13と、を有している。吸着部12
は熱交換流体流路13に対して熱的接触状態に設けられ
ている。
【0004】前記熱交換流体流路13は、上下一対のヘ
ッダパイプ14、15と、これらヘッダパイプ14、1
5間に掛け渡された複数のチューブプレート16とから
構成され、一対のヘッダパイプ14、15と隣り合うチ
ューブプレート16とにより囲まれる空間内に、前記吸
着部12が配置されている。この吸着部12は、多数の
小孔17が形成されると共に折り曲げ形成されたコルゲ
ート板18と、多数の小孔17が形成されると共にコル
ゲート板18の一方の面側に配置される閉塞板19と、
を備えている。コルゲート板18は、その板面が隣り合
うチューブプレート16間の空間を塞ぐように配置され
ている。コルゲート板18と閉塞板19と隣り合うチュ
ーブプレート16との間に形成される小室20に、吸着
剤11が収容されている。
【0005】図9に示すように、吸着剤11を各小室2
0に収容する際には、吸着式熱交換器10を横倒しにし
て小室20を上方に向けて開口状態とし、吸着剤11を
各小室20に流し込む。その後、コルゲート板18の一
方の面側(図8では紙面手前側、図9では図中上側)に
閉塞板19を取り付ければ、吸着剤11の収容が完了す
る。
【0006】なお、図8中符号「21」は、吸着部12
および熱交換流体流路13が収納されるケースを示して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、吸着式熱交
換器の小型化を図りつつ吸着式冷凍装置の冷凍能力を高
めるためには、吸着式熱交換器全体が占有する空間に対
する吸着剤が占有する空間の比率すなわち吸着剤の充填
効率を高める必要がある。
【0008】上述した従来の吸着式熱交換器10におい
て吸着剤11の充填効率を高めるためには、図10に示
すように、小室20の内容積が大きくなるようにコルゲ
ート板18を形成すればよい。
【0009】しかしながら、かかる構成では一の小室2
0に収容される吸着剤11の量が多くなるため、図中点
線で囲まれる略中央領域Aにおいて、熱交換流体流路1
3を流れる冷却流体や加熱流体との間の熱交換を十分に
行うことができず、吸着性能や脱着性能の向上が阻害さ
れてしまう。このため、吸着剤11の充填効率が高まる
ものの、吸着式冷凍装置の冷凍能力を高めることは実質
的に困難である。
【0010】また、コルゲート板18の折り曲げピッチ
を小さくして、一の小室20に収容される吸着剤を少量
にしつつ吸着剤11の充填効率を高める構成とすること
も考えられが、かかる構成では、コルゲート板18の製
造が煩雑になるという不具合がある。
【0011】結局のところ、従来の吸着式熱交換器10
にあっては、吸着剤11の充填効率を高めつつ吸着式冷
凍装置の冷凍能力を高めるには限界があった。
【0012】本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決
するためになされたものであり、簡単な構造で吸着剤の
充填効率を高めて小型化を図りつつ、冷凍能力を確実に
高め得る吸着式熱交換器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明は、冷媒を吸着する吸着剤を収
容した吸着部と、当該吸着部に熱的接触状態に設けられ
ると共に吸着剤が冷媒を吸着する際の吸着性能を高める
冷却流体あるいは吸着剤から冷媒を脱着させる際の脱着
性能を高める加熱流体が流通する熱交換流体流路とを、
ケース内に設けてなる吸着式熱交換器において、前記熱
交換流体流路は、上下一対のタンクと、当該上下のタン
ク間を連通する複数本の中空パイプと、を備え、前記吸
着部は、吸着剤の大きさよりも小さな開口面積の小孔が
多数形成されると共に内部を前記冷媒が通る多孔質パイ
プを備え、前記ケース内面、前記中空パイプの外周面お
よび前記多孔質パイプの外周面により形成される空間部
に前記吸着剤を収容して前記吸着部を構成したことを特
徴とする吸着式熱交換器である。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、前記中空
パイプおよび前記多孔質パイプは、所定のピッチで交互
に並列的に配置されていることを特徴とする。
【0015】また、請求項3に記載の発明は、前記多孔
質パイプは、メッシュ管から構成されていることを特徴
とする。
【0016】また、請求項4に記載の発明は、前記熱交
換流体流路は、前記中空パイプが挿通されると共に当該
中空パイプが接触する多数のフィンをさらに有し、前記
フィンにより、前記空間部が多層に分割されていること
を特徴とする。
【0017】また、請求項5に記載の発明は、前記ケー
ス内の前記下タンクよりも下方に形成され冷媒を収容す
る冷媒収容室と、前記下タンクを貫通して設けられると
共に前記空間部と前記冷媒収容室とを連通する連通管
と、をさらに有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図1および図2は、本発明に係る吸着式熱
交換器の一実施形態を示す概略構成図であり、図1は吸
着工程を示し、図2は脱着工程を示している。また、図
3は、同吸着式熱交換器を示す斜視図、図4は、図3の
4−4線に沿う断面図、図5は、図4の5−5線に沿う
断面図、図6は、図3および図4の6−6線に沿う断面
図である。
【0020】吸着式冷凍装置は、少なくとも2個の吸着
式熱交換器が対をなすように組み込まれ、一方の吸着式
熱交換器が吸着工程にあるときには他方の吸着式熱交換
器では脱着ないし再生工程がなされるように流路を切換
制御して、例えば水やアルコールなどの熱媒体を連続的
に冷却している。
【0021】本実施形態の吸着式熱交換器30は、図1
および図2に示すように、冷媒31を吸着する吸着剤3
2を収容した吸着部33と、当該吸着部33に熱的接触
状態に設けられると共に冷却水(冷却流体)あるいは加
熱水(加熱流体)が流通する熱交換流体流路34とを、
ケース35内に設けて構成されている。冷媒31として
は例えば水が用いられ、吸着剤32としてはゼオライト
やシリカゲルなどが用いられる。図1に示される吸着工
程にあっては、吸着剤32が冷媒31を吸着する際の吸
着性能を高める冷却水36が熱交換流体流路34に流通
され、図2に示される脱着工程にあっては、吸着剤32
から冷媒31を脱着させる際の脱着性能を高める加熱水
37が熱交換流体流路34に流通される。なお、吸着部
33と熱交換流体流路34とから、熱交換器本体38が
構成されている。
【0022】図3にも示すように、前記熱交換流体流路
34は、比較的扁平な上下一対のタンク41、42と、
当該上下のタンク41、42間を連通する複数本の中空
パイプ43と、を備えている。下タンク42には冷却水
36あるいは加熱水37を当該下タンク42に流入させ
る入口パイプ44が接続され、上タンク41には冷却水
36あるいは加熱水37を当該上タンク41から流出さ
せる出口パイプ45が接続されている。例えば吸着工程
にあっては、図1に示したように、入口パイプ44を介
して下タンク42に供給された冷却水36は、当該下タ
ンク42内に下端が開口する中空パイプ43を通って上
タンク41まで流下し、出口パイプ45を介して吸着式
熱交換器30から流出する。
【0023】前記吸着部33は、吸着剤32の大きさよ
りも小さな開口面積の小孔46が多数形成されると共に
内部を冷媒31が通る多孔質パイプ47を備えている。
そして、ケース35内面、前記中空パイプ43の外周面
および多孔質パイプ47の外周面により形成される空間
部に吸着剤32を収容して前記吸着部33を構成してあ
る。
【0024】図4に明らかに示されるように、中空パイ
プ43および多孔質パイプ47は、所定のピッチで交互
に並列的に配置されている。
【0025】本実施形態ではメッシュ管48から多孔質
パイプ47を形成してある。但し、多孔質パイプ47
は、その小孔46が吸着剤32を通さず、かつ、冷媒3
1を通過させる大きさを有していればよく、メッシュ管
48に限定されず種々の材質から形成することができ
る。
【0026】図5および図6にも示すように、前記熱交
換流体流路34はさらに、中空パイプ43および多孔質
パイプ47が挿通されると共に少なくとも中空パイプ4
3が接触する多数の板状のフィン49を有している。こ
のフィン49により前記空間部が多層に分割され、各層
に吸着剤32が収容されている。
【0027】図1および図2を参照して、前記ケース3
5は、熱交換器本体38を囲繞する大きさを有し、一端
面には、熱交換器本体38を出し入れする開口35aが
形成されている。この開口35aは、着脱自在な蓋体5
0により閉塞されている。ケース35の内面には、下タ
ンク42の下面外周縁を支持する段差部35bが設けら
れている。また、ケース35の内部には、下タンク42
よりも下方位置に、冷媒31を収容する冷媒収容室51
が形成され、この冷媒収容室51と吸着部33とを連通
する連通管52が下タンク42を貫通して設けられてい
る。さらに、水やアルコールなどの熱媒体が流通する伝
熱管53がケース35を貫通して冷媒収容室51に臨む
ように設けられている。ケース35は断熱真空容器であ
り、例えば5〜7mmHg程度の真空状態にしてある。
【0028】吸着剤32を吸着部33に収容する場合に
は、ケース35を横倒しにして開口35aを上方に向け
て吸着剤32を各層に流し込めばよい。このとき、ケー
ス35に振動を加えることにより、横を向いたパイプの
下方領域にも吸着剤32を隙間が生じることなく充填で
きる。
【0029】本実施形態の作用を説明する。吸着工程に
おいては、図1に点線矢印で示すように、冷媒収容室5
1の液冷媒31は、ケース35内を真空状態としてある
ので比較的容易に蒸発し、この蒸発したガス冷媒31
(水蒸気)は連通管52を通って吸着部33に至り、さ
らにメッシュ管48内を流れて小孔46から吸着剤32
に吸着されていく。その結果、吸着部33における蒸気
圧が上昇しないので、液冷媒31がさらに効率よく蒸発
し、その時の蒸発潜熱により伝熱管53内を流れる熱媒
体が冷却される。この吸着工程では、実線矢印で示すよ
うに、冷却水36を熱交換流体流路34に流通して吸着
剤32を冷却し、吸着時の発熱反応に伴う吸着剤32の
温度上昇を抑えて吸着性能が高められている。
【0030】一方、脱着工程においては、図2に実線矢
印で示すように、加熱水37を熱交換流体流路34に流
して吸着剤32を加熱すると、吸着剤32に吸着されて
いた冷媒31は、点線矢印で示すように、ガス冷媒31
(水蒸気)となって吸着剤32から脱着される。脱着し
たガス冷媒31(水蒸気)は小孔46からメッシュ管4
8内に取り込まれて当該メッシュ管48内を流れ、さら
に連通管52を通って冷媒収容室51に至る。脱着工程
では伝熱管53内に冷却水が流されており、この冷却水
との間の熱交換によりガス冷媒31が凝縮して液冷媒3
1となり、冷媒収容室51に溜まる。
【0031】本実施形態の吸着式熱交換器30にあって
は、ガス冷媒31の通路をメッシュ管48とし、ケース
35内面、中空パイプ43の外周面およびメッシュ管4
8の外周面により形成される空間部に吸着剤32を収容
して吸着部33を構成したことから、きわめて簡単な構
造でありながら、吸着剤32の充填効率を高めて吸着式
熱交換器30の小型化を図ることができる。
【0032】さらに、図7に示すように、中空パイプ4
3および多孔質パイプ47は並列的に配置されており、
各中空パイプ43内を流れる冷却水36または加熱水3
7が熱的な影響を及ぼす領域Bは2点鎖線で示すように
広範囲なものであり、吸着剤32との間の熱交換が十分
になされる。このため、収容した吸着剤32の全てを有
効に使用でき、吸着剤32の充填効率を高めても、冷凍
能力を確実に高めることができる。
【0033】さらに、中空パイプ43が接触する多数の
フィン49により空間部を多層に分割してあるので、冷
却水36や加熱水37と吸着剤32との間の熱交換効率
が一層向上し、冷凍能力をより一層高めることができ
る。
【0034】したがって、この吸着式熱交換器30は、
簡単な構造で吸着剤32の充填効率を高めて小型化を図
りつつ、冷凍能力を確実に高めることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構造で吸着剤の充填効率を高めて小型化を図りつ
つ、冷凍能力を確実に高め得る吸着式熱交換器を提供で
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る吸着式熱交換器の一実施形態を
示す概略構成図であり、吸着工程を示す図である。
【図2】 同吸着式熱交換器の脱着工程を示す図であ
る。
【図3】 同吸着式熱交換器を示す斜視図である。
【図4】 図3の4−4線に沿う断面図である。
【図5】 図4の5−5線に沿う断面図である。
【図6】 図3および図4の6−6線に沿う断面図であ
る。
【図7】 本実施形態の作用の説明に供する図である。
【図8】 従来の吸着式熱交換器を示す図である。
【図9】 吸着剤を収容する状態を示す斜視図である。
【図10】 吸着剤の充填効率を高めるためのコルゲー
ト板の形状を示す図である。
【符号の説明】
30…吸着式熱交換器 31…冷媒 32…吸着剤 33…吸着部 34…熱交換流体流路 35…ケース 36…冷却流体 37…加熱流体 41、42…上下一対のタンク(41…上タンク、42
…下タンク) 43…中空パイプ 46…小孔 47…多孔質パイプ 48…メッシュ管 49…フィン 51…冷媒収容室 52…連通管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒(31)を吸着する吸着剤(32)
    を収容した吸着部(33)と、 当該吸着部(33)に熱的接触状態に設けられると共に
    吸着剤(32)が冷媒(31)を吸着する際の吸着性能
    を高める冷却流体(36)あるいは吸着剤(32)から
    冷媒(31)を脱着させる際の脱着性能を高める加熱流
    体(37)が流通する熱交換流体流路(34)とを、ケ
    ース(35)内に設けてなる吸着式熱交換器において、 前記熱交換流体流路(34)は、上下一対のタンク(4
    1、42)と、当該上下のタンク(41、42)間を連
    通する複数本の中空パイプ(43)と、を備え、 前記吸着部(33)は、吸着剤(32)の大きさよりも
    小さな開口面積の小孔(46)が多数形成されると共に
    内部を前記冷媒(31)が通る多孔質パイプ(47)を
    備え、 前記ケース(35)内面、前記中空パイプ(43)の外
    周面および前記多孔質パイプ(47)の外周面により形
    成される空間部に前記吸着剤(32)を収容して前記吸
    着部(33)を構成したことを特徴とする吸着式熱交換
    器。
  2. 【請求項2】 前記中空パイプ(43)および前記多孔
    質パイプ(47)は、所定のピッチで交互に並列的に配
    置されていることを特徴とする請求項1に記載の吸着式
    熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記多孔質パイプ(47)は、メッシュ
    管(48)から構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の吸着式熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記熱交換流体流路(34)は、前記中
    空パイプ(43)が挿通されると共に当該中空パイプ
    (43)が接触する多数のフィン(49)をさらに有
    し、 前記フィン(49)により、前記空間部が多層に分割さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の吸着式熱交
    換器。
  5. 【請求項5】 前記ケース(35)内の前記下タンク
    (42)よりも下方に形成され冷媒(31)を収容する
    冷媒収容室(51)と、 前記下タンク(42)を貫通して設けられると共に前記
    空間部と前記冷媒収容室(51)とを連通する連通管
    (52)と、をさらに有することを特徴とする請求項1
    に記載の吸着式熱交換器。
JP10114950A 1998-04-24 1998-04-24 吸着式熱交換器 Withdrawn JPH11304290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10114950A JPH11304290A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 吸着式熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10114950A JPH11304290A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 吸着式熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11304290A true JPH11304290A (ja) 1999-11-05

Family

ID=14650676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10114950A Withdrawn JPH11304290A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 吸着式熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11304290A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008055699A1 (de) 2007-11-09 2009-10-15 Vaillant Gmbh Sorber-Wärmetauscher einer Adsorptions-Wärmepumpe

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008055699A1 (de) 2007-11-09 2009-10-15 Vaillant Gmbh Sorber-Wärmetauscher einer Adsorptions-Wärmepumpe

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5359864A (en) Cooling apparatus
US5661986A (en) Chemical reactor, refrigerating machine and container provided therewith and reagent cartridge therefor
JPH0682116A (ja) 吸着式ヒートポンプ
CN2775567Y (zh) 热管隔离水平托盘高效蒸发器
JPH11304290A (ja) 吸着式熱交換器
JP2007218504A (ja) 吸着器
JPH10141803A (ja) 吸着式冷凍装置の吸着コア
JP2660253B2 (ja) 吸着式ヒートポンプ
JP3669003B2 (ja) 吸着器
US10386100B2 (en) Adsorption system heat exchanger
JP2006052889A (ja) 吸着式冷凍システム用吸着塔
JP3358372B2 (ja) 吸着器及び吸着式冷凍装置
JP3777669B2 (ja) 吸着式冷凍装置の吸着コア
JP3831962B2 (ja) 吸着器及びその製造方法
JPH07301469A (ja) 吸着式冷凍機
JPH05157400A (ja) 吸着式反応器
JP6402645B2 (ja) ヒートポンプ及び冷熱生成方法
JP2502521Y2 (ja) 吸着式冷凍機の反応器
JP6714866B2 (ja) 吸着器
JP2004317011A (ja) 吸着式冷凍機の吸着器
JP3404947B2 (ja) 熱交換器及び吸着式冷凍装置
JP3740794B2 (ja) 冷凍装置
JP3709638B2 (ja) 冷却装置および吸着式冷却装置
JP3404935B2 (ja) 吸着式冷凍装置
JP2796439B2 (ja) 冷熱の蓄熱利用装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705