JPH11304262A - 凝縮装置 - Google Patents
凝縮装置Info
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- JPH11304262A JPH11304262A JP11243498A JP11243498A JPH11304262A JP H11304262 A JPH11304262 A JP H11304262A JP 11243498 A JP11243498 A JP 11243498A JP 11243498 A JP11243498 A JP 11243498A JP H11304262 A JPH11304262 A JP H11304262A
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- condenser
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Abstract
送風する第1送風機180と、過冷却コア(120)の
うち冷媒流入側に対応する部位にて過冷却コア120に
空気を送風する第2送風機190とを設ける。これによ
り、第1送風機180の送風能力を増大させることな
く、過冷却コア120への送風量を増大させることがで
きるので、第1送風機180の大型化を招くことなく、
過冷却コア120の冷却能力を十分に発揮させることが
できる。
Description
冷却コアが一体化されたサブクールコンデンサを有する
冷凍サイクルの凝縮装置(コンデンシングユニット)に
関するもので、車両用空調装置に適用して有効である。
常、サブクールコンデンサの略中央に配設された1つの
送風機により行っている。
ンデンサにおいては、通常、過冷却コアは、凝縮コアの
端部に配設されているので、過冷却コアへの送風量は凝
縮コアへの送風量に比べて少なくなってしまう。このた
め、過冷却コアにて十分に冷媒を冷却することができな
くなり、十分な冷凍能力を発揮することができないとい
う問題が発生してしまう。
風能力を増大させるという手段が考えられるが、この手
段では、送風機の大型化を招くという新たな問題が発生
する。本発明は、上記点に鑑み、過冷却コアの冷却能力
を十分に発揮させることを目的とする。
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1〜
3に記載の発明では、サブクールコンデンサ(160)
側に空気を送風する第1送風機(180)と、過冷却コ
ア(120)側に空気を送風する第2送風機(190)
とを有することを特徴とする。
能力を増大させることなく、過冷却コア(120)への
送風量を増大させることができるので、第1送風機(1
80)の大型化を招くことなく、過冷却コア(120)
の冷却能力を十分に発揮させる事ができる。請求項2に
記載の発明では、第2送風機(190)は、過冷却コア
(120)のうち冷媒流入側に対応する部位に配設され
ていることを特徴とする。
コア(120)のうち冷媒と外気(空気)との温度差が
大きい部位に配設されている構成となるので、過冷却コ
ア(120)での冷却能力をより確実に増大させること
ができる。請求項3に記載の発明では、第2送風機(1
90)のファン直径は、第1送風機(180)のファン
直径より小さいことを特徴とする。
の干渉を容易に回避しながら、スペース効率良く2つの
送風機(180、190)を配設することができる。因
みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態
記載の具体的手段の一例との対応関係を示すものであ
る。
装置100を車両用空調装置に適用したものであって、
図1は凝縮装置100を車両前方側から見た正面図であ
る。因みに、凝縮装置100は、通常、車両走行用エン
ジンが(図示せず)が収納されたエンジンルーム前方側
に配設されている。
冷媒を凝縮させる凝縮コア(コンデンサコア)110で
あり、下方側は凝縮コア110から流出した冷媒の過冷
却度を増大させる過冷却コア(サブクールコア)120
である。また、両コア110、120は、冷媒が流通す
る複数本の偏平チューブ130、各偏平チューブ130
の長手方向両端に接続されたヘッダタンク140、およ
び冷媒と空気との熱交換を促進する波状のフィン150
から構成されており、両コア110、120は、ヘッダ
タンク140を介して一体化されている。
が一体化された熱交換器をサブクールコンデンサ160
と呼ぶ。そして、170は、凝縮コア110から流出し
た冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し、液相冷媒を過
冷却コア120側のヘッダタンク140に向けて流出す
るレシーバ(気液分離手段)である。
れ下流側には、図2に示すように、サブクールコンデン
サ160側に空気を送風する第1送風機180と、過冷
却コア120側に空気を送風する第2送風機190とが
配設されており、第2送風機190は、過冷却コア12
0のうち冷媒流入側に対応する部位に配設されている。
ア110より小さいので、本実施形態では、第2送風機
190は第1送風機180より小さいものが選定されて
いる。なお、両送風機180、190は、サブクールコ
ンデンサ160と両送風機180、190との隙間を覆
う樹脂製のシュラウド(図示せず)を介してサブクール
コンデンサ160に固定されている。
形態によれば、サブクールコンデンサ160側に空気を
送風する第1送風機180に加えて、過冷却コア120
側に空気を送風する第2送風機190を有しているの
で、第1送風機180の送風能力を増大させることな
く、過冷却コア120への送風量を増大させることがで
きる。したがって、第1送風機180の大型化を招くこ
となく、過冷却コア120の冷却能力を十分に発揮させ
ることができる。
20のうち冷媒と外気(空気)との温度差が大きい部位
に配設されている構成となるので、過冷却コア120で
の冷却能力をより確実に増大させることができる。ま
た、第2送風機190のファン直径は、第1送風機18
0のファン直径より小さいので、両送風機180、19
0の干渉を容易に回避しながら、スペース効率良く2つ
の送風機180、190を配設することができる。
機190を過冷却コア120の冷媒流入側に対応する部
位に配設したが、図3に示すように、第2送風機190
を過冷却コア190の冷媒流出側に対応する部位に配設
してもよい。また、上述の実施形態では、レシーバ17
0がヘッダタンク140に一体化されていたが、図4に
示すように、レシーバ170とヘッダタンク140(サ
ブクールコンデンサ160)と別体としてもよい。
20は凝縮コア110の下方側に配設されたサブクール
コンデンサ160であったが、過冷却コア120が凝縮
コア110の上方側に配設されたサブクールコンデンサ
160でもよい。また、上述の実施形態では、2つの送
風機180、190を有する凝縮装置100であった
が、3つ以上の送風機をを有する凝縮装置100でもよ
い。
0に直接に第1、2送風機180、190を組み付けた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、凝縮装置
100と第1、2送風機180、190との間にエンジ
ン冷却水を冷却するラジエータを配設してもよい。
縮装置100の空気流れ上流側に配設してもよい。ま
た、凝縮コア110の圧力が所定値以上となったときに
(車両用空調装置が稼動したときに)、第1、2送風機
180、190が稼動するように両送風機180、19
0を制御してもよい。
冷却水が所定値以上となったときに、第1、2送風機1
80、190が稼動するように両送風機180、190
を制御してもよい。
状態を示す模式図である。
状態を示す模式図である。
状態を示す模式図である。
送風機、190…第2送風機。
Claims (3)
- 【請求項1】 冷媒を凝縮させる凝縮コア(110)、
および前記凝縮コア(110)から流出する冷媒を冷却
し、冷媒の過冷却度を増大させる過冷却コア(120)
が一体化されたサブクールコンデンサ(160)と、 前記サブクールコンデンサ(160)側に空気を送風す
る第1送風機(180)と、 前記過冷却コア(120)側に空気を送風する第2送風
機(190)とを有することを特徴とする凝縮装置。 - 【請求項2】 前記第2送風機(190)は、前記過冷
却コア(120)のうち冷媒流入側に対応する部位に配
設されていることを特徴とする請求項1に記載の凝縮装
置。 - 【請求項3】 前記第2送風機(190)のファン直径
は、前記第1送風機(180)のファン直径より小さい
ことを特徴とする請求項1または2に記載の凝縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11243498A JP4006821B2 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 凝縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11243498A JP4006821B2 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 凝縮装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11304262A true JPH11304262A (ja) | 1999-11-05 |
JP4006821B2 JP4006821B2 (ja) | 2007-11-14 |
Family
ID=14586548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11243498A Expired - Fee Related JP4006821B2 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 凝縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4006821B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190769A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Denso Corp | エジェクタ式冷凍サイクル |
JPWO2017199393A1 (ja) * | 2016-05-19 | 2019-01-24 | 三菱電機株式会社 | 室外ユニットおよびそれを備えた冷凍サイクル装置 |
-
1998
- 1998-04-22 JP JP11243498A patent/JP4006821B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190769A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Denso Corp | エジェクタ式冷凍サイクル |
JPWO2017199393A1 (ja) * | 2016-05-19 | 2019-01-24 | 三菱電機株式会社 | 室外ユニットおよびそれを備えた冷凍サイクル装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4006821B2 (ja) | 2007-11-14 |
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