JPH11303685A - 電磁式気体燃料噴射弁 - Google Patents
電磁式気体燃料噴射弁Info
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- JPH11303685A JPH11303685A JP10112904A JP11290498A JPH11303685A JP H11303685 A JPH11303685 A JP H11303685A JP 10112904 A JP10112904 A JP 10112904A JP 11290498 A JP11290498 A JP 11290498A JP H11303685 A JPH11303685 A JP H11303685A
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- valve
- injection pipe
- pipe
- cap
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】プランジャと一体に作動する弁体を着座させ得
る弁座が後端に形成される弁座部材が弁ハウジングの前
端に固定され、前記弁座部材に前記弁ハウジングの前端
から突出する燃料噴射管が一体に連設されるとともに絞
りが設けられる電磁式気体燃料噴射弁において、大型化
を回避しつつ、吸気中のオイルによる絞りの詰まりを防
止する。 【解決手段】前端が閉じられた燃料噴射管４６1 の管壁
に、該燃料噴射管４６1の軸線と直交する少なくとも１
つの燃料噴射孔４９1 ，４９2 が設けられる。
る弁座が後端に形成される弁座部材が弁ハウジングの前
端に固定され、前記弁座部材に前記弁ハウジングの前端
から突出する燃料噴射管が一体に連設されるとともに絞
りが設けられる電磁式気体燃料噴射弁において、大型化
を回避しつつ、吸気中のオイルによる絞りの詰まりを防
止する。 【解決手段】前端が閉じられた燃料噴射管４６1 の管壁
に、該燃料噴射管４６1の軸線と直交する少なくとも１
つの燃料噴射孔４９1 ，４９2 が設けられる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮天然ガス等の
気体燃料を噴射する電磁式気体燃料噴射弁に関し、特
に、プランジャと一体に作動する弁体を着座させ得る弁
座が後端に形成される弁座部材が弁ハウジングの前端に
固定され、前記弁座部材に前記弁ハウジングの前端から
突出する燃料噴射管が一体に連設されるとともに絞りが
設けられる電磁式気体燃料噴射弁に関する。
気体燃料を噴射する電磁式気体燃料噴射弁に関し、特
に、プランジャと一体に作動する弁体を着座させ得る弁
座が後端に形成される弁座部材が弁ハウジングの前端に
固定され、前記弁座部材に前記弁ハウジングの前端から
突出する燃料噴射管が一体に連設されるとともに絞りが
設けられる電磁式気体燃料噴射弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、かかる燃料噴射弁は、たとえば実
開昭５６−１２４２６５号公報等により既に知られてい
る。
開昭５６−１２４２６５号公報等により既に知られてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
燃料噴射弁は、エンジンの吸気系に取付けられるのであ
るが、燃料噴射管の前端にはエンジンからの吹き返しガ
スが直接当たることになる。しかもエンジンからの吹き
返しガス中には、排ガス再循環装置（ＥＧＲ）の循環ガ
スやブローバイガスが含まれており、燃料噴射管の前端
が開口していると、それらのガス中のオイルが燃料噴射
弁に侵入して、該燃料噴射弁の絞り内面に付着して充分
な燃料噴射量が得られなくなる可能性がある。そこで、
上記従来のものでは、燃料噴射管の前端開口部から絞り
までの距離が、吸気中に含まれるオイルの侵入可能距離
を超える値となるように設定されている。しかるに、そ
のような構造にすると、燃料噴射管の軸長が大きくなっ
てしまい、電磁式気体燃料噴射弁の大型化を招くことに
なる。
燃料噴射弁は、エンジンの吸気系に取付けられるのであ
るが、燃料噴射管の前端にはエンジンからの吹き返しガ
スが直接当たることになる。しかもエンジンからの吹き
返しガス中には、排ガス再循環装置（ＥＧＲ）の循環ガ
スやブローバイガスが含まれており、燃料噴射管の前端
が開口していると、それらのガス中のオイルが燃料噴射
弁に侵入して、該燃料噴射弁の絞り内面に付着して充分
な燃料噴射量が得られなくなる可能性がある。そこで、
上記従来のものでは、燃料噴射管の前端開口部から絞り
までの距離が、吸気中に含まれるオイルの侵入可能距離
を超える値となるように設定されている。しかるに、そ
のような構造にすると、燃料噴射管の軸長が大きくなっ
てしまい、電磁式気体燃料噴射弁の大型化を招くことに
なる。
【０００４】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、大型化を回避しつつ、吸気中のオイルによる
絞りの詰まりを防止し得るようにした電磁式気体燃料噴
射弁を提供することを目的とする。
のであり、大型化を回避しつつ、吸気中のオイルによる
絞りの詰まりを防止し得るようにした電磁式気体燃料噴
射弁を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明は、プランジャと一体に作動す
る弁体を着座させ得る弁座が後端に形成される弁座部材
が弁ハウジングの前端に固定され、前記弁座部材に、前
記弁ハウジングの前端から突出する燃料噴射管が一体に
連設されるとともに絞りが設けられる電磁式気体燃料噴
射弁において、前端が閉じられた燃料噴射管の管壁に、
該燃料噴射管の軸線と直交する少なくとも１つの燃料噴
射孔が設けられることを特徴とする。
に、請求項１記載の発明は、プランジャと一体に作動す
る弁体を着座させ得る弁座が後端に形成される弁座部材
が弁ハウジングの前端に固定され、前記弁座部材に、前
記弁ハウジングの前端から突出する燃料噴射管が一体に
連設されるとともに絞りが設けられる電磁式気体燃料噴
射弁において、前端が閉じられた燃料噴射管の管壁に、
該燃料噴射管の軸線と直交する少なくとも１つの燃料噴
射孔が設けられることを特徴とする。
【０００６】このような請求項１記載の発明の構成によ
れば、燃料噴射管の前端は閉じられており、気体燃料は
燃料噴射管の軸線に直交する方向の燃料噴射孔から噴射
されるので、エンジンからの吹き返しガスが燃料噴射管
の前端に直接当たっても吹き返しガス中のオイルが燃料
噴射管内に侵入することが極力防止される。したがって
燃料噴射管の長さを短く設定していても、絞り内面への
オイルの付着を極力防止することができ、電磁式気体燃
料噴射弁の大型化を回避しつつ、絞りの詰まりによる気
体燃料の不充分な噴射が生じることを極力防止すること
ができる。
れば、燃料噴射管の前端は閉じられており、気体燃料は
燃料噴射管の軸線に直交する方向の燃料噴射孔から噴射
されるので、エンジンからの吹き返しガスが燃料噴射管
の前端に直接当たっても吹き返しガス中のオイルが燃料
噴射管内に侵入することが極力防止される。したがって
燃料噴射管の長さを短く設定していても、絞り内面への
オイルの付着を極力防止することができ、電磁式気体燃
料噴射弁の大型化を回避しつつ、絞りの詰まりによる気
体燃料の不充分な噴射が生じることを極力防止すること
ができる。
【０００７】また請求項２記載の発明は、上記請求項１
記載の発明の構成に加えて、前記燃料噴射孔が、燃料噴
射管の管壁の周方向に等間隔をあけた複数箇所に設けら
れることを特徴とし、かかる構成によれば、各燃料噴射
孔から均等に気体燃料を噴射することができる。
記載の発明の構成に加えて、前記燃料噴射孔が、燃料噴
射管の管壁の周方向に等間隔をあけた複数箇所に設けら
れることを特徴とし、かかる構成によれば、各燃料噴射
孔から均等に気体燃料を噴射することができる。
【０００８】上記目的を達成するために、請求項３記載
の発明は、プランジャと一体に作動する弁体を着座させ
得る弁座が後端に形成される弁座部材が弁ハウジングの
前端に固定され、前記弁座部材に前記弁ハウジングの前
端から突出する燃料噴射管が一体に連設されるとともに
絞りが設けられる電磁式気体燃料噴射弁において、前端
を開口せしめた前記燃料噴射管を覆うキャップが弁ハウ
ジングの前端に固定され、前記燃料噴射管の軸線と直交
する少なくとも１つの燃料噴射孔が前記キャップに設け
られることを特徴とする。
の発明は、プランジャと一体に作動する弁体を着座させ
得る弁座が後端に形成される弁座部材が弁ハウジングの
前端に固定され、前記弁座部材に前記弁ハウジングの前
端から突出する燃料噴射管が一体に連設されるとともに
絞りが設けられる電磁式気体燃料噴射弁において、前端
を開口せしめた前記燃料噴射管を覆うキャップが弁ハウ
ジングの前端に固定され、前記燃料噴射管の軸線と直交
する少なくとも１つの燃料噴射孔が前記キャップに設け
られることを特徴とする。
【０００９】このような請求項３記載の発明の構成によ
れば、燃料噴射管はキャップで覆われており、気体燃料
は燃料噴射管の軸線に直交する方向でキャップに設けら
れる燃料噴射孔から噴射されるので、エンジンからの吹
き返しガスがキャップの前端に直接当たっても吹き返し
ガス中のオイルが燃料噴射管内に侵入することが極力防
止される。したがって燃料噴射管およびキャップの長さ
を短く設定していても、絞り内面へのオイルの付着を極
力防止することができ、電磁式気体燃料噴射弁の大型化
を回避しつつ、絞りの詰まりによる気体燃料の不充分な
噴射が生じることを極力防止することができる。
れば、燃料噴射管はキャップで覆われており、気体燃料
は燃料噴射管の軸線に直交する方向でキャップに設けら
れる燃料噴射孔から噴射されるので、エンジンからの吹
き返しガスがキャップの前端に直接当たっても吹き返し
ガス中のオイルが燃料噴射管内に侵入することが極力防
止される。したがって燃料噴射管およびキャップの長さ
を短く設定していても、絞り内面へのオイルの付着を極
力防止することができ、電磁式気体燃料噴射弁の大型化
を回避しつつ、絞りの詰まりによる気体燃料の不充分な
噴射が生じることを極力防止することができる。
【００１０】請求項４記載の発明は、上記請求項３記載
の発明の構成に加えて、前記燃料噴射孔が前記燃料噴射
管の前端開口部よりも後方側に軸線を配置してキャップ
に設けられることを特徴とし、かかる構成によれば、吹
き返しガス中のオイルが、燃料噴射孔からキャップ内に
侵入したとしても、燃料噴射管内に侵入するにあたって
は前記オイルがその方向を１８０度変化しなければなら
ないので、燃料噴射管内へのオイルの侵入がより確実に
防止される。
の発明の構成に加えて、前記燃料噴射孔が前記燃料噴射
管の前端開口部よりも後方側に軸線を配置してキャップ
に設けられることを特徴とし、かかる構成によれば、吹
き返しガス中のオイルが、燃料噴射孔からキャップ内に
侵入したとしても、燃料噴射管内に侵入するにあたって
は前記オイルがその方向を１８０度変化しなければなら
ないので、燃料噴射管内へのオイルの侵入がより確実に
防止される。
【００１１】さらに請求項５記載の発明は、上記請求項
３または４記載の発明の構成に加えて、前記弁ハウジン
グがエンジンの吸気系に取付けられた状態で最下方位置
となる部分で、前記キャップに排出孔が設けられること
を特徴とし、かかる構成によれば、キャップ内にオイル
が侵入したとしても、該オイルを排出孔から外部に効果
的に排出することができる。
３または４記載の発明の構成に加えて、前記弁ハウジン
グがエンジンの吸気系に取付けられた状態で最下方位置
となる部分で、前記キャップに排出孔が設けられること
を特徴とし、かかる構成によれば、キャップ内にオイル
が侵入したとしても、該オイルを排出孔から外部に効果
的に排出することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【００１３】図１および図２は本発明の第１実施例を示
すものであり、図１は電磁式気体燃料噴射弁の吸気系へ
の取付け状態を示す縦断面図、図２は電磁式気体燃料噴
射弁の拡大縦断面図である。
すものであり、図１は電磁式気体燃料噴射弁の吸気系へ
の取付け状態を示す縦断面図、図２は電磁式気体燃料噴
射弁の拡大縦断面図である。
【００１４】先ず図１において、エンジンＥのシリンダ
ヘッド１には、該シリンダヘッド１に設けられる吸気ポ
ート２および燃焼室３間の連通・遮断を切換える吸気弁
４が、図示しない動弁装置により開閉作動するようにし
て配設されており、シリンダヘッド１の側面には、吸気
系５の一部を構成する吸気マニホールド６が締結され
る。
ヘッド１には、該シリンダヘッド１に設けられる吸気ポ
ート２および燃焼室３間の連通・遮断を切換える吸気弁
４が、図示しない動弁装置により開閉作動するようにし
て配設されており、シリンダヘッド１の側面には、吸気
系５の一部を構成する吸気マニホールド６が締結され
る。
【００１５】吸気マニホールド６内には、吸気ポート２
に通じる吸気通路７が形成されており、吸気ポート２に
向けて、圧縮天然ガス等の気体燃料を噴射する電磁式気
体燃料噴射弁Ｖ1 が、吸気マニホールド６のシリンダヘ
ッド１側の部分に取付けられる。
に通じる吸気通路７が形成されており、吸気ポート２に
向けて、圧縮天然ガス等の気体燃料を噴射する電磁式気
体燃料噴射弁Ｖ1 が、吸気マニホールド６のシリンダヘ
ッド１側の部分に取付けられる。
【００１６】図２において、電磁式気体燃料噴射弁Ｖ1
の弁ハウジング８は、ハウジング主体９と、燃料供給管
１０とがかしめ結合されて成るものである。
の弁ハウジング８は、ハウジング主体９と、燃料供給管
１０とがかしめ結合されて成るものである。
【００１７】ハウジング主体９は、円筒状の外筒部１１
と、該外筒部１１よりも短く形成されて外筒部１１で同
軸に囲繞される内筒部１２と、外筒部１１の前端が外周
部に連設されるとともに内筒部１２の前端が内周部に連
設されるリング板状の端壁部１３と、外筒部１１および
内筒部１２とは反対側で端壁部１３の内周部に連設され
て端壁部１３から前方に突出する円筒部１４とを一体に
有して、磁性金属により形成される。
と、該外筒部１１よりも短く形成されて外筒部１１で同
軸に囲繞される内筒部１２と、外筒部１１の前端が外周
部に連設されるとともに内筒部１２の前端が内周部に連
設されるリング板状の端壁部１３と、外筒部１１および
内筒部１２とは反対側で端壁部１３の内周部に連設され
て端壁部１３から前方に突出する円筒部１４とを一体に
有して、磁性金属により形成される。
【００１８】磁性金属から成る燃料供給管１０の軸方向
前端部には、該燃料供給管１０の半径方向外方に張出す
フランジ１５が一体に設けられており、ハウジング主体
９における外筒部１１の後端部には、フランジ１５の外
周縁部を嵌合せしめる環状の嵌合凹部１６を形成する薄
肉円筒部１１ａが一体に設けられており、嵌合凹部１６
に嵌合されたフランジ１５に薄肉円筒部１１ａの後端が
かしめ係合される。
前端部には、該燃料供給管１０の半径方向外方に張出す
フランジ１５が一体に設けられており、ハウジング主体
９における外筒部１１の後端部には、フランジ１５の外
周縁部を嵌合せしめる環状の嵌合凹部１６を形成する薄
肉円筒部１１ａが一体に設けられており、嵌合凹部１６
に嵌合されたフランジ１５に薄肉円筒部１１ａの後端が
かしめ係合される。
【００１９】ハウジング主体９における内筒部１２の後
端との間に所定の間隔をあけるようにして前記フランジ
１５には、円筒状の固定コア１７が一体に設けられてお
り、固定コア１７および内筒部１２を同軸に囲繞するよ
うにして円筒状に構成されるコイル組立体１８が端壁部
１３およびフランジ１５間に挟まれる。
端との間に所定の間隔をあけるようにして前記フランジ
１５には、円筒状の固定コア１７が一体に設けられてお
り、固定コア１７および内筒部１２を同軸に囲繞するよ
うにして円筒状に構成されるコイル組立体１８が端壁部
１３およびフランジ１５間に挟まれる。
【００２０】該コイル組立体１８は、固定コア１７およ
び内筒部１２を同軸に囲繞する合成樹脂製のボビン１９
と、該ボビン１９に巻装されるコイル２０と、ボビン１
９およびコイル２０を覆う合成樹脂製のモールド部２１
とから成るものであり、フランジ１５には、ボビン１９
に一体に設けられた突部１９ａを挿通させる挿通孔２２
が設けられる。また弁ハウジング８の後部は、合成樹脂
製の被覆部２３で覆われるものであり、前記コイル２０
に連なって前記突部１９ａから被覆部２３内に配設され
る端子２４を臨ませるカプラ部２５が被覆部２３に一体
に設けられる。また固定コア１７の外周およびコイル組
立体１８の内周間にはＯリング２６が介装され、外筒部
１１の内周およびコイル組立体１８の外周間にはＯリン
グ２７が介装される。
び内筒部１２を同軸に囲繞する合成樹脂製のボビン１９
と、該ボビン１９に巻装されるコイル２０と、ボビン１
９およびコイル２０を覆う合成樹脂製のモールド部２１
とから成るものであり、フランジ１５には、ボビン１９
に一体に設けられた突部１９ａを挿通させる挿通孔２２
が設けられる。また弁ハウジング８の後部は、合成樹脂
製の被覆部２３で覆われるものであり、前記コイル２０
に連なって前記突部１９ａから被覆部２３内に配設され
る端子２４を臨ませるカプラ部２５が被覆部２３に一体
に設けられる。また固定コア１７の外周およびコイル組
立体１８の内周間にはＯリング２６が介装され、外筒部
１１の内周およびコイル組立体１８の外周間にはＯリン
グ２７が介装される。
【００２１】燃料供給管１０の後部は被覆部２３よりも
後方側に突出するものであり、該燃料供給管１０の後端
部は、図１で示すように、吸気マニホールド６に固定さ
れた燃料分配管２６にＯリング２９を介して嵌合され
る。
後方側に突出するものであり、該燃料供給管１０の後端
部は、図１で示すように、吸気マニホールド６に固定さ
れた燃料分配管２６にＯリング２９を介して嵌合され
る。
【００２２】燃料供給管１０内の後部にはフィルタ３０
が装着されており、燃料供給管１０内の中間部には円筒
体３１が圧入される。
が装着されており、燃料供給管１０内の中間部には円筒
体３１が圧入される。
【００２３】一方、ハウジング主体９の内筒部１２およ
び端壁部１３には、前端を閉じた有底円筒状のプランジ
ャ３２が摺動可能に嵌合されており、固定コア１７の前
端にプランジャ３２の後端が対向される。また固定コア
１７の前端にはプランジャ３２の後端に接触可能な環状
ゴム３３が固着される。而して該環状ゴム３３は、プラ
ンジャ３２が固定コア１７に直接接触することによる残
留磁気により、プランジャ３２の固定コア１７から離反
する方向の作動応答性が低下するのを防止する働きをす
る。
び端壁部１３には、前端を閉じた有底円筒状のプランジ
ャ３２が摺動可能に嵌合されており、固定コア１７の前
端にプランジャ３２の後端が対向される。また固定コア
１７の前端にはプランジャ３２の後端に接触可能な環状
ゴム３３が固着される。而して該環状ゴム３３は、プラ
ンジャ３２が固定コア１７に直接接触することによる残
留磁気により、プランジャ３２の固定コア１７から離反
する方向の作動応答性が低下するのを防止する働きをす
る。
【００２４】固定コア１７に圧入された円筒体３１およ
びプランジャ３２間には、コイル状のばね３４が縮設さ
れており、該ばね３４のばね力により、プランジャ３２
は固定コア１７から離反する方向に付勢される。而して
円筒体３１の固定コア１７への圧入位置を調節すること
により、ばね３４のばね荷重を調整することができる。
びプランジャ３２間には、コイル状のばね３４が縮設さ
れており、該ばね３４のばね力により、プランジャ３２
は固定コア１７から離反する方向に付勢される。而して
円筒体３１の固定コア１７への圧入位置を調節すること
により、ばね３４のばね荷重を調整することができる。
【００２５】ハウジング主体９が備える円筒部１４の内
面には、前方側に臨む環状の段部３５が形成されてお
り、該段部３５との間にリング状のスペーサ３６を介在
せしめて円盤状の弁座部材３７が円筒部１４に嵌合さ
れ、円筒部１４の前端部をかしめて弁座部材３７の周縁
部に係合することにより、ハウジング主体９の前端、す
なわち弁ハウジング８の前端に弁座部材３７が固定され
る。而して弁座部材３７の外周には、円筒部１４の内面
に弾発的に接触するＯリング３８が装着される。
面には、前方側に臨む環状の段部３５が形成されてお
り、該段部３５との間にリング状のスペーサ３６を介在
せしめて円盤状の弁座部材３７が円筒部１４に嵌合さ
れ、円筒部１４の前端部をかしめて弁座部材３７の周縁
部に係合することにより、ハウジング主体９の前端、す
なわち弁ハウジング８の前端に弁座部材３７が固定され
る。而して弁座部材３７の外周には、円筒部１４の内面
に弾発的に接触するＯリング３８が装着される。
【００２６】ハウジング主体９の内筒部１３内において
弁座部材３７およびプランジャ３２間には弁室３９が形
成され、プランジャ３２の前部には、燃料分配管２６か
らフィルタ３０、燃料供給管１０、円筒体３１およびプ
ランジャ３２内を流通してきた燃料を弁室３９に導く複
数の通路４０，４０…が設けられる。
弁座部材３７およびプランジャ３２間には弁室３９が形
成され、プランジャ３２の前部には、燃料分配管２６か
らフィルタ３０、燃料供給管１０、円筒体３１およびプ
ランジャ３２内を流通してきた燃料を弁室３９に導く複
数の通路４０，４０…が設けられる。
【００２７】弁座部材３７の後端部中央には、プランジ
ャ３２と同軸の弁孔４１が設けられるとともに該弁孔４
１を囲む弁座４２が弁室３９に臨むようにして形成され
ており、たとえばゴムによりリング状に形成される弁体
４３が、前記弁座４２に着座することを可能としてプラ
ンジャ３２の前端に固着される。
ャ３２と同軸の弁孔４１が設けられるとともに該弁孔４
１を囲む弁座４２が弁室３９に臨むようにして形成され
ており、たとえばゴムによりリング状に形成される弁体
４３が、前記弁座４２に着座することを可能としてプラ
ンジャ３２の前端に固着される。
【００２８】弁座部材３７には、前記弁孔４１に同軸に
通じる絞り４４が設けられるとともに、該絞り４４に同
軸に通じる燃料噴射通路４５を形成する燃料噴射管４６
1 が一体に連設されており、この燃料噴射管４６1 の前
端はプラグ４７で閉じられる。
通じる絞り４４が設けられるとともに、該絞り４４に同
軸に通じる燃料噴射通路４５を形成する燃料噴射管４６
1 が一体に連設されており、この燃料噴射管４６1 の前
端はプラグ４７で閉じられる。
【００２９】燃料噴射管４６1 の前端部には、前方側に
臨む環状の段部４８を内面側に形成するようにして薄肉
円筒部４６ａが同軸に設けられており、前記段部４８に
当接するまで薄肉円筒部４６ａ内にプラグ４７が嵌合さ
れ、薄肉円筒部４６ａの前端が該プラグ４７にかしめ係
合される。しかもプラグ４７の燃料噴射通路４５に臨む
後端面４７ａは、前方に向うにつれて大径となるテーパ
面に形成される。
臨む環状の段部４８を内面側に形成するようにして薄肉
円筒部４６ａが同軸に設けられており、前記段部４８に
当接するまで薄肉円筒部４６ａ内にプラグ４７が嵌合さ
れ、薄肉円筒部４６ａの前端が該プラグ４７にかしめ係
合される。しかもプラグ４７の燃料噴射通路４５に臨む
後端面４７ａは、前方に向うにつれて大径となるテーパ
面に形成される。
【００３０】プラグ４７に近接した前端部で燃料噴射管
４６1 の管壁には、該燃料噴射管４６1 の軸線と直交す
る一対の燃料噴射孔４９1 ，４９1 が、燃料噴射管４６
1 の一直径線上に位置するようにして設けられる。また
前記両燃料噴射孔４９1 ，４９1 よりも後方側で燃料噴
射管４６1 の管壁には、燃料噴射管４６1 の軸線と直交
する一対の燃料噴射孔４９2 …が設けられており、それ
らの燃料噴射孔４９2…は、前記燃料噴射孔４９1 ，４
９1 が配置される一直径線とは直交する方向での燃料噴
射管４６1 の一直径線上に配置される。
４６1 の管壁には、該燃料噴射管４６1 の軸線と直交す
る一対の燃料噴射孔４９1 ，４９1 が、燃料噴射管４６
1 の一直径線上に位置するようにして設けられる。また
前記両燃料噴射孔４９1 ，４９1 よりも後方側で燃料噴
射管４６1 の管壁には、燃料噴射管４６1 の軸線と直交
する一対の燃料噴射孔４９2 …が設けられており、それ
らの燃料噴射孔４９2…は、前記燃料噴射孔４９1 ，４
９1 が配置される一直径線とは直交する方向での燃料噴
射管４６1 の一直径線上に配置される。
【００３１】図１で示すように、上記電磁式気体燃料噴
射弁Ｖ1 を取付けるために、吸気マニホールド６のシリ
ンダヘッド１側の端部には、シリンダヘッド１の吸気ポ
ート２側に向いた軸線を有する取付け孔５０が設けられ
ており、電磁式気体燃料噴射弁Ｖ1 における弁ハウジン
グ８の円筒部１４が、環状のシール部材５１を吸気マニ
ホールド６との間に介在させて取付け孔５０に嵌合され
る。而して弁ハウジング８が備える燃料供給管１０の後
端部が吸気マニホールド６に固定された燃料分配管２６
に嵌合されることにより、電磁式気体燃料噴射弁Ｖ1 が
吸気マニホールド６および燃料分配管２６間に挟持され
ることになる。
射弁Ｖ1 を取付けるために、吸気マニホールド６のシリ
ンダヘッド１側の端部には、シリンダヘッド１の吸気ポ
ート２側に向いた軸線を有する取付け孔５０が設けられ
ており、電磁式気体燃料噴射弁Ｖ1 における弁ハウジン
グ８の円筒部１４が、環状のシール部材５１を吸気マニ
ホールド６との間に介在させて取付け孔５０に嵌合され
る。而して弁ハウジング８が備える燃料供給管１０の後
端部が吸気マニホールド６に固定された燃料分配管２６
に嵌合されることにより、電磁式気体燃料噴射弁Ｖ1 が
吸気マニホールド６および燃料分配管２６間に挟持され
ることになる。
【００３２】この際、燃料噴射管４６1 に設けられてい
る燃料噴射孔４９1 ，４９1 ，４９ 2 …のうち前方側に
配置される燃料噴射孔４９1 ，４９1 の一方が、最下方
位置となるようにして、電磁式気体燃料噴射弁Ｖ1 が、
吸気マニホールド６および燃料分配管２６間に挟持され
ることが望ましい。
る燃料噴射孔４９1 ，４９1 ，４９ 2 …のうち前方側に
配置される燃料噴射孔４９1 ，４９1 の一方が、最下方
位置となるようにして、電磁式気体燃料噴射弁Ｖ1 が、
吸気マニホールド６および燃料分配管２６間に挟持され
ることが望ましい。
【００３３】次にこの第１実施例の作用について説明す
ると、コイル２０の消磁状態では、プランジャ３２がば
ね３４により弁座部材３７に近接する側に移動してお
り、弁体４３が弁座４２に着座して弁室３９および弁孔
４１間が遮断され、燃料噴射管４６1 の各燃料噴射孔４
９1 ，４９1 ，４９2 …から気体燃料が噴射されること
はない。またコイル２０が励磁されると、プランジャ３
２がばね３４のばね力に抗して固定コア１７側に吸引さ
れて弁座部材３７から離反し、弁体４３が弁座４２から
離反することにより弁室３９および弁孔４１間が連通
し、絞り４４で計量された量の気体燃料が、燃料噴射通
路４５を経て各燃料噴射孔４９1 ，４９1 ，４９2 …か
ら噴射される。
ると、コイル２０の消磁状態では、プランジャ３２がば
ね３４により弁座部材３７に近接する側に移動してお
り、弁体４３が弁座４２に着座して弁室３９および弁孔
４１間が遮断され、燃料噴射管４６1 の各燃料噴射孔４
９1 ，４９1 ，４９2 …から気体燃料が噴射されること
はない。またコイル２０が励磁されると、プランジャ３
２がばね３４のばね力に抗して固定コア１７側に吸引さ
れて弁座部材３７から離反し、弁体４３が弁座４２から
離反することにより弁室３９および弁孔４１間が連通
し、絞り４４で計量された量の気体燃料が、燃料噴射通
路４５を経て各燃料噴射孔４９1 ，４９1 ，４９2 …か
ら噴射される。
【００３４】このような電磁式気体燃料噴射弁Ｖ1 にお
いて、燃料噴射管４６1 の前端はプラグ４７で閉じられ
ており、気体燃料は燃料噴射管４６1 の軸線に直交する
方向の燃料噴射孔４９1 ，４９1 ，４９2 …から噴射さ
れるので、エンジンＥからの吹き返しガスが燃料噴射管
４６1 の前端に直接当たっても吹き返しガス中のオイル
が燃料噴射管４６1 内に侵入することが極力防止され
る。したがって、燃料噴射管４６1 の長さを短く設定し
ても、絞り４４内面へのオイルの付着を極力防止するこ
とができ、電磁式気体燃料噴射弁Ｖ1 の大型化を回避し
つつ、絞り４４の詰まりによる気体燃料の不充分な噴射
が生じることを極力防止することができる。
いて、燃料噴射管４６1 の前端はプラグ４７で閉じられ
ており、気体燃料は燃料噴射管４６1 の軸線に直交する
方向の燃料噴射孔４９1 ，４９1 ，４９2 …から噴射さ
れるので、エンジンＥからの吹き返しガスが燃料噴射管
４６1 の前端に直接当たっても吹き返しガス中のオイル
が燃料噴射管４６1 内に侵入することが極力防止され
る。したがって、燃料噴射管４６1 の長さを短く設定し
ても、絞り４４内面へのオイルの付着を極力防止するこ
とができ、電磁式気体燃料噴射弁Ｖ1 の大型化を回避し
つつ、絞り４４の詰まりによる気体燃料の不充分な噴射
が生じることを極力防止することができる。
【００３５】また吸気通路７を流通する吸気中にブロー
バイガスが含まれる場合には、ブローバイガス中のオイ
ルが燃料噴射管４６1 内に侵入する可能性があるが、絞
り４４に前記オイルが達するまでに、該オイルは、燃料
噴射管４６1 の軸線に直交する方向から燃料噴射管４６
1 の軸線に沿う方向へと侵入方向を９０度変化させねば
ならず、前端が開口している燃料噴射管内に侵入するの
に比べて、オイルが絞り４４まで侵入し難くなり、ブロ
ーバイガス中のオイルの燃料噴射管４６1 内への侵入も
極力防止することができる。
バイガスが含まれる場合には、ブローバイガス中のオイ
ルが燃料噴射管４６1 内に侵入する可能性があるが、絞
り４４に前記オイルが達するまでに、該オイルは、燃料
噴射管４６1 の軸線に直交する方向から燃料噴射管４６
1 の軸線に沿う方向へと侵入方向を９０度変化させねば
ならず、前端が開口している燃料噴射管内に侵入するの
に比べて、オイルが絞り４４まで侵入し難くなり、ブロ
ーバイガス中のオイルの燃料噴射管４６1 内への侵入も
極力防止することができる。
【００３６】また各燃料噴射孔４９1 ，４９1 ，４９2
…は、燃料噴射管４６1 の管壁の周方向に等間隔をあけ
た箇所に設けられているので、各燃料噴射孔４９1 ，４
９1，４９2 …から均等に気体燃料を噴射することがで
きる。
…は、燃料噴射管４６1 の管壁の周方向に等間隔をあけ
た箇所に設けられているので、各燃料噴射孔４９1 ，４
９1，４９2 …から均等に気体燃料を噴射することがで
きる。
【００３７】さらに燃料噴射孔４９1 ，４９1 ，４９2
…のうちの１つ４９1 が、燃料噴射管４６1 の最下方位
置に配置されている場合には、燃料噴射管４６1 内に入
ったオイルを上記最下方の燃料噴射孔４９1 から効果的
に排出することができる。
…のうちの１つ４９1 が、燃料噴射管４６1 の最下方位
置に配置されている場合には、燃料噴射管４６1 内に入
ったオイルを上記最下方の燃料噴射孔４９1 から効果的
に排出することができる。
【００３８】図３および図４は本発明の第２実施例を示
すものであり、図３は電磁式気体燃料噴射弁の吸気系へ
の取付け状態を示す縦断面図、図４は電磁式気体燃料噴
射弁の拡大縦断面図である。
すものであり、図３は電磁式気体燃料噴射弁の吸気系へ
の取付け状態を示す縦断面図、図４は電磁式気体燃料噴
射弁の拡大縦断面図である。
【００３９】先ず図３において、吸気マニホールド６の
シリンダヘッド１側の部分には、シリンダヘッド１の吸
気ポート２に向けて気体燃料を噴射する電磁式気体燃料
噴射弁Ｖ2 が取付けられる。
シリンダヘッド１側の部分には、シリンダヘッド１の吸
気ポート２に向けて気体燃料を噴射する電磁式気体燃料
噴射弁Ｖ2 が取付けられる。
【００４０】図４において、電磁式気体燃料噴射弁Ｖ2
の弁ハウジング８が備えるハウジング主体９の前端部す
なわち円筒部１４には、弁座部材３７と、有底円筒状の
キャップ５２とがかしめ固定される。
の弁ハウジング８が備えるハウジング主体９の前端部す
なわち円筒部１４には、弁座部材３７と、有底円筒状の
キャップ５２とがかしめ固定される。
【００４１】弁座部材３７には、前記弁孔４１に同軸に
通じる絞り４４が設けられるとともに、該絞り４４に同
軸に通じる燃料噴射管４６2 が一体に連設されており、
この燃料噴射管４６2 の前端は開放される。
通じる絞り４４が設けられるとともに、該絞り４４に同
軸に通じる燃料噴射管４６2 が一体に連設されており、
この燃料噴射管４６2 の前端は開放される。
【００４２】またキャップ５２は、燃料噴射管４６2 を
覆うようにして弁ハウジング８の前端に固定されてお
り、燃料噴射管４６2 およびキャップ５２間には気体燃
料室５４が形成される。
覆うようにして弁ハウジング８の前端に固定されてお
り、燃料噴射管４６2 およびキャップ５２間には気体燃
料室５４が形成される。
【００４３】キャップ５２には、燃料噴射管４６2 の軸
線に直交する複数たとえば４つの燃料噴射孔４９3 …
が、周方向に等間隔をあけて設けられる。しかも各燃料
噴射孔４９3 …は、それらの燃料噴射孔４９3 …の軸線
が燃料噴射管４６2 の前端よりも後方側に配置されるよ
うにしてキャップ５２に設けられる。
線に直交する複数たとえば４つの燃料噴射孔４９3 …
が、周方向に等間隔をあけて設けられる。しかも各燃料
噴射孔４９3 …は、それらの燃料噴射孔４９3 …の軸線
が燃料噴射管４６2 の前端よりも後方側に配置されるよ
うにしてキャップ５２に設けられる。
【００４４】さらにキャップ５２には、図３で示すよう
に、電磁式気体燃料噴射弁Ｖ2 が吸気系５における吸気
マニホールド６に取付けられた状態で最下方位置となる
部分で、キャップ５２には、排出孔５３が設けられる。
に、電磁式気体燃料噴射弁Ｖ2 が吸気系５における吸気
マニホールド６に取付けられた状態で最下方位置となる
部分で、キャップ５２には、排出孔５３が設けられる。
【００４５】この第２実施例によれば、燃料噴射管４６
2 がキャップ５２で覆われており、気体燃料は燃料噴射
管４６2 の軸線に直交する方向でキャップに設けられる
燃料噴射孔４９3 …から噴射されるので、エンジンから
の吹き返しガスがキャップ５２の前端に直接当たっても
吹き返しガス中のオイルが燃料噴射管４６2 内に侵入す
ることが極力防止される。また吸気通路７を流通する吸
気中にブローバイガスが含まれていても、絞り４４に前
記オイルが達するまでに、該オイルは、燃料噴射管４６
2 の軸線に直交する方向から燃料噴射管４６2 の軸線に
沿う方向へと侵入方向を９０度変化させねばならず、前
端が開口している燃料噴射管内に侵入するのに比べて、
オイルが絞り４４まで侵入し難くなる。したがって燃料
噴射管４６2 およびキャップ５２の軸方向長さを短く設
定していても、燃料噴射管４６2内へのオイルの侵入を
極力防止することがで、上記第１実施例と同様に、電磁
式気体燃料噴射弁Ｖ2 の大型化を回避しつつ、絞り４４
の詰まりによる気体燃料の不充分な噴射が生じることを
極力防止することができる。
2 がキャップ５２で覆われており、気体燃料は燃料噴射
管４６2 の軸線に直交する方向でキャップに設けられる
燃料噴射孔４９3 …から噴射されるので、エンジンから
の吹き返しガスがキャップ５２の前端に直接当たっても
吹き返しガス中のオイルが燃料噴射管４６2 内に侵入す
ることが極力防止される。また吸気通路７を流通する吸
気中にブローバイガスが含まれていても、絞り４４に前
記オイルが達するまでに、該オイルは、燃料噴射管４６
2 の軸線に直交する方向から燃料噴射管４６2 の軸線に
沿う方向へと侵入方向を９０度変化させねばならず、前
端が開口している燃料噴射管内に侵入するのに比べて、
オイルが絞り４４まで侵入し難くなる。したがって燃料
噴射管４６2 およびキャップ５２の軸方向長さを短く設
定していても、燃料噴射管４６2内へのオイルの侵入を
極力防止することがで、上記第１実施例と同様に、電磁
式気体燃料噴射弁Ｖ2 の大型化を回避しつつ、絞り４４
の詰まりによる気体燃料の不充分な噴射が生じることを
極力防止することができる。
【００４６】また燃料噴射孔４９3 …は燃料噴射管４６
2 の前端開口部よりも後方側に軸線を配置してキャップ
５２に設けられており、オイルが、燃料噴射孔４９3 …
からキャップ５２内に侵入したとしても、燃料噴射管４
６2 内に侵入するにあたっては前記オイルがその方向を
１８０度変化しなければならないので、燃料噴射管４６
2 内へのオイルの侵入をより確実に防止することができ
る。
2 の前端開口部よりも後方側に軸線を配置してキャップ
５２に設けられており、オイルが、燃料噴射孔４９3 …
からキャップ５２内に侵入したとしても、燃料噴射管４
６2 内に侵入するにあたっては前記オイルがその方向を
１８０度変化しなければならないので、燃料噴射管４６
2 内へのオイルの侵入をより確実に防止することができ
る。
【００４７】さらに弁ハウジング８がエンジンＥの吸気
系５に取付けられた状態で最下方位置となる部分でキャ
ップ５２に排出孔５３が設けられており、キャップ５２
内にオイルが侵入したとしても、該オイルを排出孔５３
から外部に効果的に排出することができる。
系５に取付けられた状態で最下方位置となる部分でキャ
ップ５２に排出孔５３が設けられており、キャップ５２
内にオイルが侵入したとしても、該オイルを排出孔５３
から外部に効果的に排出することができる。
【００４８】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【００４９】
【発明の効果】以上のように請求項１または３記載の発
明によれば、電磁式気体燃料噴射弁の大型化を回避しつ
つ、オイルが燃料噴射管内に侵入することを極力防止
し、絞りの詰まりによる気体燃料の不充分な噴射が生じ
ることを極力防止することができる。
明によれば、電磁式気体燃料噴射弁の大型化を回避しつ
つ、オイルが燃料噴射管内に侵入することを極力防止
し、絞りの詰まりによる気体燃料の不充分な噴射が生じ
ることを極力防止することができる。
【００５０】また請求項２記載の発明によれば、各燃料
噴射孔から均等に気体燃料を噴射することができる。
噴射孔から均等に気体燃料を噴射することができる。
【００５１】請求項４記載の発明によれば、燃料噴射管
内へのオイルの侵入がより確実に防止される。
内へのオイルの侵入がより確実に防止される。
【００５２】さらに請求項５記載の発明によれば、キャ
ップ内に侵入したオイルを排出孔から外部に効果的に排
出することができる。
ップ内に侵入したオイルを排出孔から外部に効果的に排
出することができる。
【図１】第１実施例の電磁式気体燃料噴射弁の吸気系へ
の取付け状態を示す縦断面図である。
の取付け状態を示す縦断面図である。
【図２】電磁式気体燃料噴射弁の拡大縦断面図である。
【図３】第２実施例の電磁式気体燃料噴射弁の吸気系へ
の取付け状態を示す縦断面図である。
の取付け状態を示す縦断面図である。
【図４】電磁式気体燃料噴射弁の拡大縦断面図である。
５・・・吸気系 ８・・・弁ハウジング ３２・・・プランジャ ３７・・・弁座部材 ４２・・・弁座 ４３・・・弁体 ４４・・・絞り ４６1 ，４６2 ・・・燃料噴射管 ４９1 ，４９2 ，４９3 ・・・燃料噴射孔 ５２・・・キャップ ５３・・・排出孔 Ｅ・・・エンジン Ｖ1 ，Ｖ2 ・・・電磁式気体燃料噴射弁
Claims (5)
- 【請求項１】 プランジャ（３２）と一体に作動する弁
体（４３）を着座させ得る弁座（４２）が後端に形成さ
れる弁座部材（３７）が弁ハウジング（８）の前端に固
定され、前記弁座部材（３７）に、前記弁ハウジング
（８）の前端から突出する燃料噴射管（４６1 ）が一体
に連設されるとともに絞り（４４）が設けられる電磁式
気体燃料噴射弁において、前端が閉じられた燃料噴射管
（４６1）の管壁に、該燃料噴射管（４６1 ）の軸線と
直交する少なくとも１つの燃料噴射孔（４９1 ，４
９2 ）が設けられることを特徴とする電磁式気体燃料噴
射弁。 - 【請求項２】 前記燃料噴射孔（４９1 ，４９2 ）が、
燃料噴射管（４６1）の管壁の周方向に等間隔をあけた
複数箇所に設けられることを特徴とする請求項１記載の
電磁式気体燃料噴射弁。 - 【請求項３】 プランジャ（３２）と一体に作動する弁
体（４３）を着座させ得る弁座（４２）が後端に形成さ
れる弁座部材（３７）が弁ハウジング（８）の前端に固
定され、前記弁座部材（３７）に前記弁ハウジング
（８）の前端から突出する燃料噴射管（４６2 ）が一体
に連設されるとともに絞り（４４）が設けられる電磁式
気体燃料噴射弁において、前端を開口せしめた前記燃料
噴射管（４６2 ）を覆うキャップ（５２）が弁ハウジン
グ（８）の前端に固定され、前記燃料噴射管（４６2 ）
の軸線と直交する少なくとも１つの燃料噴射孔（４
９3 ）が前記キャップ（５２）に設けられることを特徴
とする電磁式気体燃料噴射弁。 - 【請求項４】 前記燃料噴射孔（４９3 ）が前記燃料噴
射管（４６2 ）の前端開口部よりも後方側に軸線を配置
してでキャップ（５２）に設けられることを特徴とする
請求項３記載の電磁式気体燃料噴射弁。 - 【請求項５】 前記弁ハウジング（８）がエンジン
（Ｅ）の吸気系（５）に取付けられた状態で最下方位置
となる部分で、前記キャップ（５２）に排出孔（５３）
が設けられることを特徴とする請求項３または４記載の
電磁式気体燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10112904A JPH11303685A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 電磁式気体燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10112904A JPH11303685A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 電磁式気体燃料噴射弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11303685A true JPH11303685A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14598416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10112904A Pending JPH11303685A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 電磁式気体燃料噴射弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11303685A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010084745A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-15 | Nikki Co Ltd | ガス燃料用インジェクタ |
| WO2010113645A1 (ja) | 2009-03-30 | 2010-10-07 | 株式会社ケーヒン | ガス燃料用噴射弁 |
| JP2010236391A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Keihin Corp | ガス燃料用噴射弁 |
| JP2010236393A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Keihin Corp | ガス燃料用噴射弁 |
| DE102012205564A1 (de) | 2011-04-05 | 2012-10-11 | Denso Corporation | Kraftstoffeinspritzventil |
| JP2014055569A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Keihin Corp | ガス燃料用噴射弁 |
| JP2014062525A (ja) * | 2012-09-24 | 2014-04-10 | Keihin Corp | 燃料噴射弁 |
| CN105484900A (zh) * | 2014-10-07 | 2016-04-13 | 罗伯特·博世有限公司 | 燃气阀 |
| US9429127B2 (en) | 2012-09-24 | 2016-08-30 | Denso Corporation | Fuel injector |
| CN107676198A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-02-09 | 安庆中船柴油机有限公司 | 一种发动机的燃气喷射阀安装结构 |
| CN114033580A (zh) * | 2021-11-02 | 2022-02-11 | 上海中船三井造船柴油机有限公司 | 一种燃气阀安装用衬套组件及其安装方法 |
-
1998
- 1998-04-23 JP JP10112904A patent/JPH11303685A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010084745A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-15 | Nikki Co Ltd | ガス燃料用インジェクタ |
| US8899500B2 (en) | 2009-03-30 | 2014-12-02 | Keihin Corporation | Gas fuel injection valve |
| WO2010113645A1 (ja) | 2009-03-30 | 2010-10-07 | 株式会社ケーヒン | ガス燃料用噴射弁 |
| JP2010236391A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Keihin Corp | ガス燃料用噴射弁 |
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| CN107676198A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-02-09 | 安庆中船柴油机有限公司 | 一种发动机的燃气喷射阀安装结构 |
| CN107676198B (zh) * | 2017-11-17 | 2023-09-01 | 安庆中船柴油机有限公司 | 一种发动机的燃气喷射阀安装结构 |
| CN114033580A (zh) * | 2021-11-02 | 2022-02-11 | 上海中船三井造船柴油机有限公司 | 一种燃气阀安装用衬套组件及其安装方法 |
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