JPH11301895A - ウエブ巻取装置 - Google Patents

ウエブ巻取装置

Info

Publication number
JPH11301895A
JPH11301895A JP12542998A JP12542998A JPH11301895A JP H11301895 A JPH11301895 A JP H11301895A JP 12542998 A JP12542998 A JP 12542998A JP 12542998 A JP12542998 A JP 12542998A JP H11301895 A JPH11301895 A JP H11301895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
rider
take
winding
nip pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP12542998A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuhiro Kato
育洋 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobayashi Engineering Works Ltd
Original Assignee
Kobayashi Engineering Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobayashi Engineering Works Ltd filed Critical Kobayashi Engineering Works Ltd
Priority to JP12542998A priority Critical patent/JPH11301895A/ja
Publication of JPH11301895A publication Critical patent/JPH11301895A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Winding Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエブ巻取装置において、巻取ロールの巻固
さをその巾方向で均一にし、巻姿を向上すること。 【解決手段】 ウエブ巻取装置10において、ライダー
ロール装置20が、巻取コア13の軸方向に沿って分割
された複数のライダーロール23を備えるとともに、各
ライダーロール23が対応する巻取ロール2の巾方向各
部に対し互いに独立にニップ圧を付与可能としてなるも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙、プラスチックフ
ィルム、金属箔等のウエブ巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ウエブ巻取装置は、一対の巻取ド
ラム上に巻取コアを配置するとともに、巻取コアの上方
にライダーロール装置を設け、ウエブを巻取コアに巻取
って巻取ロールを形成するとともに、ライダーロール装
置によりこの巻取ロールにニップ圧を付与することによ
り、巻取ロールに一定の巻固さと巻姿を付与可能として
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
のライダーロール装置は、単一のニップ圧付与装置を備
えたライダーロールを用い、このニップ圧付与装置が付
与するニップ圧を巻取ロールの全巾に付与することとし
ている。
【0004】このため、巻取ドラムの撓みに沿う巻取ロ
ールの撓み(巻取ロールの上面が軸方向中央部で凹状を
なす撓み)、巻取コアの製作誤差による巻取コア表面の
軸方向での凹凸、巻取コアに巻取られるウエブの巾方向
肉厚分布の不均一等に起因し、ライダーロールと巻取ロ
ールとが巻取ロールの巾方向で部分的に不接触となる等
を生ずることがある。これは、巻取ロールの巻固さがそ
の巾方向で不均一となり、巻姿を損なうという不都合を
生ずる。
【0005】本発明の課題は、ウエブ巻取装置におい
て、巻取ロールの巻固さをその巾方向で均一にし、巻姿
を向上することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、一対の巻取ドラム上に巻取コアを配置するととも
に、巻取コアの上方にライダーロール装置を設け、ウエ
ブを巻取コアに巻取って巻取ロールを形成するととも
に、ライダーロール装置によりこの巻取ロールにニップ
圧を付与するウエブ巻取装置において、ライダーロール
装置は、巻取コアの軸方向に沿って分割された複数のラ
イダーロールを備えるとともに、各ライダーロールが対
応する巻取ロールの巾方向各部に対し、互いに独立にニ
ップ圧を付与可能としてなるようにしたものである。
【0007】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば下記、の
作用がある。 ライダーロール装置は、複数のライダーロールからな
り、各ライダーロールが対応する巻取ロールの巾方向各
部に対し互いに独立にニップ圧を付与可能とした。従っ
て、巻取ドラムの撓みに沿う巻取ロールの撓み、巻取コ
アの製作誤差による巻取コア表面の軸方向での凹凸、巻
取コアに巻取られるウエブの巾方向肉厚分布の不均一等
を生じている場合にも、ライダーロールと巻取ロールと
が不接触となる部分がなくなり、巻取ロールの全巾に渡
る各部に必ず所望のニップ圧を付与できる。
【0008】ライダーロール装置の各ライダーロール
は、対応する巻取ロールの巾方向各部に確実に接触して
ニップ圧を付与するだけでなく、それらのニップ圧の大
きさも例えばウエブの巾方向肉厚分布に応じた最適値
(例えば厚肉部に対しては高ニップ圧、薄肉部に対して
は低ニップ圧を付与して巻固さの均一を図る)となるよ
うに各個独立に制御できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はウエブ巻取装置を示す正面
図、図2は図1の側面図、図3はライダーロール装置を
示す正面図、図4は図3の側面図である。
【0010】ウエブ巻取装置10は、図1、図2に示す
如く、一対の巻取ドラム11、12を並置するととも
に、両巻取ドラム11、12の上面谷部に搬入及び搬出
される巻取コア13を有し、両巻取ドラム11、12を
巻取方向に回転させることにて、上記コア13を回転さ
せ、両巻取ドラム11、12のうちの一方の巻取ドラム
11のドラム面上にウエブ1を巻付けガイドすることに
て、該ウエブ1を該コア13回りに導入して巻取ロール
2を形成する。
【0011】また、巻取コア13の上方にはライダーロ
ール装置20が設けられ、上述の巻取ロール2にニップ
圧を付与可能としている。ライダーロール装置20は、
左右一対の油圧シリンダ等からなるライダー昇降装置2
1、21に昇降ビーム22を連結し、昇降ビーム22の
長手方向、換言すれば巻取コア13の軸方向に沿って分
割された多数のライダーロール23(23A、23B、
23C…)を備え、各ライダーロール23が対応する巻
取ロール2の巾方向各部に対し互いに独立にニップ圧を
付与可能とするものである。
【0012】ライダーロール装置20は、具体的には、
図3、図4に示す如く、昇降ビーム22の長手方向各部
に設けた軸受部24にスイングアーム25の基端部を支
持し、このスイングアーム25にライダーロール23の
ロール軸23Fを支持してある。また、ライダーロール
装置20は、昇降ビーム22の軸方向各部にトラニオン
支持した空圧シリンダ等からなるニップ圧付与装置26
を、継手部27を介して、スイングアーム25の先端部
の連結ピン28に連結してある。ライダーロール装置2
0は、各ニップ圧付与装置26に付与する空圧力をそれ
らニップ圧付与装置26毎に各個独立に調整可能として
いる。
【0013】尚、ライダーロール装置20は、各ライダ
ーロール23のスイングアーム25を支持している軸受
部24がライダーロール23を巻取ロール2の表面に倣
わせるように傾動自在に支持可能とするように、該軸受
部24の軸受構造を構成するとともに、このライダーロ
ール23の傾動による連結ピン28の傾きに対応できる
ように継手部27の継手構造として例えば球状継手を採
用することとしている。
【0014】従って、ライダーロール装置20は以下の
如く動作する。 (1) ライダーロール装置20は、巻取コア13回りの巻
取ロール2の巻太りに応じて、ライダー昇降装置21に
より昇降ビーム22を不図示のガイド装置に沿って上昇
せしめながら、各ライダーロール23を巻取ロール2の
巾方向各部に接触せしめるとともに、それらのライダー
ロール23が巻取ロール2の全体(全巾)に対して付与
する全体的なニップ圧の制御をライダー昇降装置21に
より行なう。
【0015】(2) ライダーロール装置20は、各ライダ
ーロール23のニップ圧付与装置26に各個独立に印加
する空圧制御により、各ライダーロール23が対応する
巻取ロール2の巾方向各部に付与するニップ圧を制御可
能とする。例えば、巻取コア13に巻取られるウエブ1
の巾方向肉厚分布の不均一に対し、厚肉部に対するライ
ダーロール23のニップ圧付与装置26には比較的大き
な空圧を付与して該ライダーロール23が付与するニッ
プ圧を高くし、薄肉部に対するライダーロール23のニ
ップ圧付与装置26には比較的小さな空圧を付与して該
ライダーロール23が付与するニップ圧を低くする制御
を行ない、巻取ロール2の巻固さをその巾方向の全域で
均等化する。
【0016】即ち、本実施形態によれば以下の作用があ
る。 ライダーロール装置20は、複数のライダーロール2
3からなり、各ライダーロール23が対応する巻取ロー
ル2の巾方向各部に対し互いに独立にニップ圧を付与可
能とした。従って、巻取ドラム11、12の撓みに沿う
巻取ロール2の撓み、巻取コア13の製作誤差による巻
取コア13表面の軸方向での凹凸、巻取コア13に巻取
られるウエブ1の巾方向肉厚分布の不均一等を生じてい
る場合にも、ライダーロール23と巻取ロール2とが不
接触となる部分がなくなり、巻取ロール2の全巾に渡る
各部に必ず所望のニップ圧を付与できる。
【0017】ライダーロール装置20の各ライダーロ
ール23は、対応する巻取ロール2の巾方向各部に確実
に接触してニップ圧を付与するだけでなく、それらのニ
ップ圧の大きさも例えばウエブ1の巾方向肉厚分布に応
じた最適値(例えば厚肉部に対しては高ニップ圧、薄肉
部に対しては低ニップ圧を付与して巻固さの均一を図
る)となるように各個独立に制御できる。
【0018】各ライダーロール23のライダーアーム
25を支持している軸受部24の軸受構造、ニップ圧付
与装置26の継手部27の継手構造により、各ライダー
ロール23が巻取ロール2の表面に倣い、巻取ロール2
の表面に常に平行に接触するようにしたから、ライダー
ロール23と巻取ロール2とが不接触となる部分を巻取
ロール2の全長に渡って確実になくし、巻取ロール2の
全巾に渡る各部に必ず確実且つ安定的に所望のニップ圧
を付与できる。
【0019】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明のライダーロール装置では、各ライダーロールのニ
ップ圧付与装置が当該ライダーロールに対応する巻取ロ
ールの巾方向各部に独立的にニップ圧を付与できるもの
であれば良く、必ずしもそのニップ圧を制御できること
を要しない。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ウエブ巻
取装置において、巻取ロールの巻固さをその巾方向で均
一にし、巻姿を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はウエブ巻取装置を示す正面図である。
【図2】図2は図1の側面図である。
【図3】図3はライダーロール装置を示す正面図であ
る。
【図4】図4は図3の側面図である。
【符号の説明】
1 ウエブ 2 巻取ロール 10 ウエブ巻取装置 11、12 巻取ドラム 13 巻取コア 20 ライダーロール装置 23 ライダーロール 26 ニップ圧付与装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の巻取ドラム上に巻取コアを配置す
    るとともに、巻取コアの上方にライダーロール装置を設
    け、ウエブを巻取コアに巻取って巻取ロールを形成する
    とともに、ライダーロール装置によりこの巻取ロールに
    ニップ圧を付与するウエブ巻取装置において、 ライダーロール装置は、巻取コアの軸方向に沿って分割
    された複数のライダーロールを備えるとともに、各ライ
    ダーロールが対応する巻取ロールの巾方向各部に対し、
    互いに独立にニップ圧を付与可能としてなることを特徴
    とするウエブ巻取装置。
JP12542998A 1998-04-21 1998-04-21 ウエブ巻取装置 Withdrawn JPH11301895A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12542998A JPH11301895A (ja) 1998-04-21 1998-04-21 ウエブ巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12542998A JPH11301895A (ja) 1998-04-21 1998-04-21 ウエブ巻取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11301895A true JPH11301895A (ja) 1999-11-02

Family

ID=14909887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12542998A Withdrawn JPH11301895A (ja) 1998-04-21 1998-04-21 ウエブ巻取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11301895A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104590932A (zh) * 2014-12-10 2015-05-06 芜湖市万华塑料制品有限公司 电机定子绝缘纸用弹性捋平卷纸设备
CN106219288A (zh) * 2016-07-30 2016-12-14 吴劲松 一种具有牵引功能的数控收卷装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104590932A (zh) * 2014-12-10 2015-05-06 芜湖市万华塑料制品有限公司 电机定子绝缘纸用弹性捋平卷纸设备
CN106219288A (zh) * 2016-07-30 2016-12-14 吴劲松 一种具有牵引功能的数控收卷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2604001B2 (ja) ペーパウェブ等の巻取り方法および装置
JPH0694319B2 (ja) 巻取り装置
JPH05195475A (ja) 広ニップ型ウエブプレス及びその圧力輪郭の制御方法
CA2054250C (en) Reel-up and method for regulation of the nip pressure in a reel-up
US5632456A (en) Winder for winding a paper web into a roll
JPH08259057A (ja) 連続したペーパーウェブの巻き取り装置
JPH11301895A (ja) ウエブ巻取装置
JP3173888B2 (ja) サイズプレスロールによる紙または厚紙の塗被加工方法と塗工装置
JPH0655113A (ja) 移動基材上へコーティング剤を計量する装置
JP2508518B2 (ja) 塗料塗布装置
JP2734902B2 (ja) テンションコントロール機能付きロール
KR100797355B1 (ko) 경사홈을 갖는 강판의 제조장치
JP2000318890A (ja) シート巻取装置
JPH115052A (ja) グラビア塗工版
JP2734903B2 (ja) エキスパンダーロール
JPH01153809A (ja) 加圧ロール装置
JPH057809A (ja) 塗布装置
JP3361610B2 (ja) 塗布方法
JPH0485249A (ja) ウエブの巻取り方法
JPS63139707A (ja) 薄物一方向プリプレグシ−トの製造装置
JPH0466209A (ja) 圧延機のロールベンデイング制御機構
JP2520969Y2 (ja) ラミネータ
JPH02193849A (ja) トイレットペーパの巻取方法及び装置
JPH03256960A (ja) ガイドロール機構
JP3287709B2 (ja) コイル用押えロール

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705