JPH11301144A - 配送伝票 - Google Patents

配送伝票

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JPH11301144A
JPH11301144A JP11450098A JP11450098A JPH11301144A JP H11301144 A JPH11301144 A JP H11301144A JP 11450098 A JP11450098 A JP 11450098A JP 11450098 A JP11450098 A JP 11450098A JP H11301144 A JPH11301144 A JP H11301144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
slip
delivery
sheet
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP11450098A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinpei Tamai
新平 玉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP11450098A priority Critical patent/JPH11301144A/ja
Publication of JPH11301144A publication Critical patent/JPH11301144A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保冷配送等に適した耐水性があり、おもて面
の筆記適正がよく、配送する温度帯等の指示事項が容易
に識別でき、しかも、各温度帯等の異なる識別事項に共
通して使用することを可能にする。 【解決手段】 内部が透視可能に一部が透明な耐水性の
ある袋上紙2と、袋上紙と3周辺が接着され、その袋上
紙と共に封筒部を構成する袋下紙4と、袋上紙と袋下紙
との間に抜き取り可能に設けられ、複写式の複数枚の伝
票綴り3と、袋下紙の裏面に設けられ、荷物貼着用の粘
着剤層4bとそれを覆う剥離紙4cからなるタック紙と
を備え、伝票綴り3は、配送前に抜き取られる複数枚の
伝票を有し、前記荷物の取り扱いに関して内容の異なる
指示事項を表示し、配送前に任意の1枚の伝票を残すこ
とにより前記指示事項を識別し、それ以外の伝票を抜き
取って配送業者及び/又は荷主の控えとし、封筒部の開
口部を封緘する封緘部5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宅配荷物などに使
用する複写方式の配送伝票に関し、特に、複数の温度帯
をもつ保冷配送サービス等の指示事項を表示するのに適
した配送伝票に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(1) 特公平7−55104号は、伝
票綴りの上側に、伝票を覆う透明な保護フィルムが重ね
られ、その保護フィルムの裏面には、荷物に貼付するた
めの粘着剤層が設けられた配送伝票を開示している。こ
の配送伝票は、伝票綴りのうち、配送前に抜き取られる
複数枚の伝票に、荷物の取り扱いに関して、内容の異な
る指示事項を表示して、配送前に任意の一枚の伝票を残
すことにより、前記指示事項を識別し、それ以外の伝票
を抜き取って配送業者又は荷主の控えとするように構成
されている。
【0003】(2) 実開平3−64764号は、左端
部接着面の近傍に刻したミシン目より、各紙葉が切り離
される形式の複写伝票において、上部伝票の下部に位置
する貼付用伝票が、裏面にカーボンを設けたアルミ蒸着
フィルムであり、且つ、貼付用伝票の前後及び左右端部
が、裏面に離型紙を貼付した耐水性タック紙に接着さ
れ、貼付用伝票と耐水性タック紙の間に配達票が介装さ
れ、且つ、貼付用伝票と耐水性タック紙の右寄りにマイ
クロミシン目を設けた配送用複写伝票を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、(1)の形態
の場合には、伝票記入時に、保護フィルムをめくって記
入しなければならず、記入しずらいとともに、伝票を抜
き取り前に貼着することができない。また、保護フィル
ムを貼着した後も開口部分が大きく、防水効果が少な
い。そのために、配送後に抜き取られる伝票片について
は、耐水性のあるものを用いる等の対策が必要である。
【0005】また、(2)の形態の場合には、配送後に
抜取られる伝票は、封筒内に密閉された状態であり、防
水面ではよいが、温度帯別に識別可能とするには、各々
別々に識別表示を行った伝票を準備するか又は識別表示
のシール等を別途貼ること等が必要となる。
【0006】本発明の課題は、保冷配送等に適した耐水
性があり、おもて面の筆記適正がよく、配送する温度帯
等の指示事項が容易に識別でき、しかも、各温度帯等の
異なる識別事項に共通して使用することができる配送伝
票を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、内部が透視可能に一部又は全部
が透明又は半透明な耐水性のある素材からなる袋上部材
(2)と、前記袋上部材と3周辺が接着され、その袋上
部材と共に1辺が開口部となる封筒部を構成する袋下部
材(4)と、前記袋上部材と前記袋下部材との間に抜き
取り可能に設けられ、筆記内容の一部又は全部が複写さ
れる複数枚の伝票綴り(3)と、前記袋下部材の裏面に
設けられ、荷物貼着用の粘着剤層とそれを覆う剥離紙か
らなるタック紙(4b,4c)とを備え、前記伝票綴り
は、その伝票綴りのうちで配送前に抜き取られる複数枚
の伝票を有し、前記荷物の取り扱いに関して内容の異な
る指示事項を表示し、配送前に任意の1枚の伝票を残す
ことにより前記指示事項を識別し(3a又は3b)、そ
れ以外の伝票を抜き取って配送業者及び/又は荷主の控
えとし(3b又は3a)、前記袋上部材と前記袋下部材
で構成される封筒部の封着された3周辺以外の残る1辺
に沿って、その開口部を封緘する封緘部(5)を設けた
ことを特徴とする配送伝票である。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の配送
伝票において、前記袋上部材(2)は、表面の一部又は
全面が筆記可能(2a)であることを特徴とする配送伝
票である。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の配送伝票において、前記封緘部を開封する開封
部(8)を備えたことを特徴とする配送伝票である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面などを参照しながら、
本発明の実施の形態をあげて、さらに詳細に説明する。
図1は、本発明による配送伝票の実施形態を示す図であ
って、図1(a)は、平面図、図1(b)は、図1
(a)B−B線部の断面図である。この実施形態の配送
伝票1は、耐水性のある透明又は半透明な素材でできた
袋上紙2と、基材4aの裏面に粘着剤層4bが形成さ
れ、その粘着剤層4bを剥離紙4cで覆っている袋下紙
4と、袋上紙2と袋下紙4の3周辺を接着して、封筒部
を形成する接着剤層6と、袋上紙2と袋下紙4とによる
封筒部の間に、分離可能に綴じ合わせた複数枚の伝票綴
り3と、伝票綴り3の綴じ合わせ部を、封筒部の開口と
は逆側で貼着する接着剤層7等を備えている。
【0011】袋上紙2は、耐水性を持ち、かつ、少なく
とも荷送人が記入する項目の部分には、マット印刷を施
したりすることにより、筆記可能としている。また、内
部に残される指示伝票3a、3bの荷物の取り扱いの指
示の表示部分は、透視可能に透明となっている。例え
ば、図1の実施形態でいえば、記入枠で囲われた記入部
2aのみ白くマット印刷して筆記可能とし、それ以外の
部分は、透明にしておけば、内部に残された伝票(3a
又は3b)に表示された荷物の取り扱いの指示を容易に
識別することができる。
【0012】伝票綴り3は、指示伝票3a,3bと、請
求書伝票3cと、発送前に抜き取られ、依頼人又は発信
店で保管される売上伝票3dと、お届け先控え伝票3e
と、荷受人の受領証伝票3fなどとから構成されてい
る。袋上紙2の記入部2aに記入された内容は、伝票綴
り3に複写可能としているが、伝票綴り3の最上枚目の
伝票3aは、おもて面が自己発色のノーカーボン紙を用
いるか、又は、記入部2aの裏面にカーボン等を塗布す
ることにより、複写可能としてもよい。指示伝票3a、
3bは、荷物の取り扱いに関する異なる指示が各々に施
されており、その伝票の刷色も、指示内容により異なる
刷色を用いることにより、簡単に識別されるように色分
けされている。例えば、指示伝票3aは、青色に印刷さ
れ、冷蔵温度帯での取り扱い指示が入れてある。また、
指示伝票3bは、黒色に印刷されており、冷凍温度帯で
の取り扱い指示が入れてある。なお、ミシン目9は、各
伝票綴り3を切り離すためにものである。
【0013】袋下紙4は、袋上紙2より開口部側が長く
なっており、袋上紙2に覆われていない短辺に沿って、
封緘部5が設けられている。封緘部5は、線状に形成さ
れた粘着剤層5bと、その粘着剤層5bの上を覆ってい
る剥離紙5aとから構成されている。この封緘部5は、
発送前に、指示伝票3a又は3bと、伝票3c、3dと
が抜き取られた後に、剥離紙5aを取り除き、粘着剤層
5bが袋上紙2の開口部辺上に重なるように、袋下紙4
の開口部側辺を折り曲げて、その粘着剤層5bによって
封緘可能とする。この封緘部5を設けることにより、配
送中に、残った伝票綴り3を密封して、結露等から保護
することが可能となる。
【0014】ミシン目8は、配送後に開封するためのも
のであり、封緘したときに、折り曲げられた袋下紙4が
接着される部分より外側に、袋上紙2と袋下紙4の同じ
位置になるよう形成されている。このミシン目8を設け
ることにより、配送後は、封緘部5を切り離して、残っ
た伝票綴り3を、容易に抜き取ることができる。
【0015】図2,図3は、第1実施形態による配送伝
票の使用方法を示す図である。まず、図2の#101に
おいて、配送伝票1の記入部2aに、配送指示に必要事
項を記入して、荷物10に貼付する。次に、指示伝票3
a,3bのうち、荷物10の取り扱いを示す方の伝票を
残して、他方を抜き取って、依頼人の控えとする。例え
ば、冷蔵の温度帯での取り扱いが必要な場合は、冷蔵の
指示のある指示伝票3aを残し、指示伝票3bを依頼主
控として抜き取る。冷凍の温度帯での取り扱いが必要な
場合は、逆に、冷凍の指示のある指示伝票3bを残し、
指示伝票3aを依頼人控えとして抜き取る。このとき、
袋上紙2は、記入部2aを除いて透明であるので、残っ
た指示伝票3a又は3bの刷色及び温度帯の指示が透け
て見え、その温度帯の指示が容易に判断できる。#10
2において、伝票3c,3dは、集荷のドライバー等に
より、抜き取られ、取扱店や発店の控えとなる。
【0016】図3の#103において、その後に、袋下
紙4の開口部側辺の粘着剤層5bを覆っている剥離紙5
aを取り除き、袋上紙2に覆われていない部分を、粘着
剤層5bが袋上紙2の開口部辺に重なるように、矢印A
に示すように、折り曲げて接着する。#104におい
て、搬送伝票1は、袋下紙4を折り曲げ、開口部が封緘
された状態で、荷物10に貼付されたまま、定められた
温度帯の保管庫で配送される。このときに、袋上紙2と
袋下紙4の間は、密封された状態となり、結露等の影響
を受けにくい。
【0017】#105において、荷物10は、定めれた
温度帯に保管され配送される。荷受人に届けられたとき
に、貼付された配送伝票1は、配達のトライドー等によ
り、ミシン目8から切り取り開封され、内部の伝票3
e、3fが抜き取られる。伝票3eは、荷受け人の控え
となる。伝票35は、受領印を押印してもらい、取り持
ち帰って、運送会社の控えとなる。
【0018】本実施形態によれば、袋上紙が透視可能と
なっているので、内部の伝票綴りの荷物の取扱いに関す
る指示を、透視して見ることができる。そして、配送前
に伝票を抜き取る際に、異なる指示を表示した複数の伝
票から、荷物に適した指示の一枚を残して抜き取ること
により、異なる取り扱いの荷物に対して、共通の伝票を
用いることができ、複数の形態の伝票を準備しておく必
要がない。
【0019】また、配送前に、必要な伝票を抜き取り、
封着されていない1辺を封緘することにより、配送中の
気密性、耐水性を高めることができる。さらに、袋上紙
の表面を、筆記可能とすることにより、封筒外に余分な
伝票をつけずに済み、貼付票と荷主控えを兼用すること
が可能となり、伝票枚数を必要以上に多くしないです
み、コストアップにならない。
【0020】以上説明した実施形態に限定されることな
く、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明
の均等の範囲内である。例えば、配送業者又は荷主の控
えとして抜き取った伝票には、配送指示をした内容と異
なる内容の伝票が残るので、その旨を表示する部分を設
け、抜き取らない伝票には、その部分を袋上紙の印刷等
で隠すようにすることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、以下のよう
に種々の効果がある。 (1)袋上部材には耐水性があるので、保冷配送などに
適している。 (2)指示伝票を選択的に抜き取るので、配送する温度
帯等の指示を容易に識別することができ、各温度帯など
の異なる指示に対して共通に使用できる。 (3)封緘部を設け、配送前に封着されていない1辺を
封緘するので、配送中の気密性、耐水性を高めることが
できる。 (4)袋上紙の表面を、筆記可能とすることにより、封
筒外に余分な伝票をつけずに済み、貼付票と荷主控えを
兼用することが可能となる。 (5)開封部を設けることにより、封緘部の開封が容易
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配送伝票の実施形態を示す図であ
って、図1(a)は、平面図、図1(b)は、図1
(a)B−B線部の断面図である。
【図2】第1実施形態による配送伝票の使用方法(その
1)を示す図である。
【図3】第1実施形態による配送伝票の使用方法(その
2)を示す図である。
【符号の説明】
1 配送伝票 2 袋上紙 3 伝票綴り 4 袋下紙 5 剥離紙 6 接着剤層 7 接着剤層 8,9 ミシン目 10 荷物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が透視可能に一部又は全部が透明又
    は半透明な耐水性のある素材からなる袋上部材と、 前記袋上部材と3周辺が接着され、その袋上部材と共に
    1辺が開口部となる封筒部を構成する袋下部材と、 前記袋上部材と前記袋下部材との間に抜き取り可能に設
    けられ、筆記内容の一部又は全部が複写される複数枚の
    伝票綴りと、 前記袋下部材の裏面に設けられ、荷物貼着用の粘着剤層
    とそれを覆う剥離紙からなるタック紙とを備え、 前記伝票綴りは、その伝票綴りのうちで配送前に抜き取
    られる複数枚の伝票を有し、前記荷物の取り扱いに関し
    て内容の異なる指示事項を表示し、配送前に任意の1枚
    の伝票を残すことにより前記指示事項を識別し、それ以
    外の伝票を抜き取って配送業者及び/又は荷主の控えと
    し、 前記袋上部材と前記袋下部材で構成される封筒部の封着
    された3周辺以外の残る1辺に沿って、その開口部を封
    緘する封緘部を設けたことを特徴とする配送伝票。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の配送伝票において、 前記袋上部材は、表面の一部又は全面が筆記可能である
    ことを特徴とする配送伝票。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の配送伝票
    において、 前記封緘部を開封する開封部を備えたことを特徴とする
    配送伝票。
JP11450098A 1998-04-24 1998-04-24 配送伝票 Pending JPH11301144A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012106796A (ja) * 2012-01-18 2012-06-07 Dainippon Printing Co Ltd 伝票封筒
JP2015208861A (ja) * 2014-04-23 2015-11-24 大日本印刷株式会社 配送伝票
WO2018155408A1 (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 大日本印刷株式会社 情報表示体、管理システム、情報処理装置及び流通システム

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