JPH11300751A - モールド装置の成形金型 - Google Patents

モールド装置の成形金型

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JPH11300751A
JPH11300751A JP11036098A JP11036098A JPH11300751A JP H11300751 A JPH11300751 A JP H11300751A JP 11036098 A JP11036098 A JP 11036098A JP 11036098 A JP11036098 A JP 11036098A JP H11300751 A JPH11300751 A JP H11300751A
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JP
Japan
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molding die
ejector pin
plate
pin
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP11036098A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Kikutani
茂明 菊谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間でガイドピンを交換できるモールド装
置の成形金型を提供する。 【解決手段】 モールド装置の成形金型30は、チェイ
ス本体32と、被モールド体を構成するリードフレーム
13を上面に載せるキャビティインサート34とを備え
ている。また、キャビティインサート34及びリードフ
レーム13を貫通して、先端がキャビティインサート上
面から突出し、リードフレーム13を成形金型30に対
して位置決めする複数本のガイドピン44と、ガイドピ
ン44を交換する交換手段とを備えている。交換手段
は、先端でガイドピンを下方から支え、工具への係合部
が頭部に形成されている支持ネジ46と、チェイス本体
のガイドピン下方位置に形成された雌ネジ50と、イジ
ェクタピンプレート36に形成され、支持ネジ46より
も大きい径を有する貫通孔48とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モールド装置の成
形金型に関し、更に詳しくは、ガイドピンの交換を短時
間で行うようにしたモールド装置の成形金型に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造では、一般に、モール
ド装置の成形金型上の所定位置に、半導体チップをリー
ドフレームに実装してなる被モールド体を載せ、モール
ド成形している。以下、図面を参照し、例を挙げて従来
のモールド装置の成形金型を説明する。図5は、従来の
モールド装置の成形金型の構成を示す斜視図である。従
来のモールド装置の成形金型10(以下、簡単に成形金
型10と言う)は、モールド装置の成形金型本体を構成
するチェイス本体12と、チェイス本体上に設けられた
長細形状のプレートであって、被モールド体を構成する
リードフレーム13を上面に載せる2本のキャビティイ
ンサート(CAVインサート)14と、2本のキャビテ
ィインサート14の間に設けられたプレート状のセンタ
ーインサート16とを備えている。また、成形金型10
は、チェイス本体12を貫通し、先端がキャビティイン
サート上面から出没自在のイジェクタピン(E−PI
N)18と、イジェクタピン18を下方から支持するイ
ジェクタピンプレート20と、イジェクタピンプレート
20及びチェイス本体12の間に介在して、イジェクタ
ピン18のピン長手方向以外の動きを規制するリテーナ
プレート22とを備えている。イジェクタピンプレート
20は、上下方向に移動可能なプレートであって、被モ
ールド体をモールド成形してなるモールド体を成形金型
10から取り出すに際し、イジェクタピン18を下方か
ら押し上げることにより、イジェクタピン先端でリード
フレーム13を押し上げてキャビティインサート14か
ら離脱させることが可能である。イジェクタピン18
は、リテーナプレート22を貫通しており、また、上記
離脱が可能な程度の長さを有する。更に、成形金型10
は、キャビティインサート14を貫通するピン、又は、
キャビティインサート14及びセンターインサート16
の間に配置され、下端でチェイス本体12に支持された
ピンであって、リードフレーム13を成形金型10に対
して位置決めし、キャビティインサート上面でのリード
フレーム13の動きを規制するガイドピン24を備えて
いる。ガイドピン24は例えば複数本からなる。
【0003】成形金型10では、ガイドピン24が磨耗
等により不良になったとき、良好なガイドピンに交換す
る必要がある。以下、図を用いてガイドピンを交換する
手順を説明する。図6は、図5に示した成形金型10を
上下逆向きにして描いた斜視図であり、図7は、図6に
示した成形金型10の展開図である。ガイドピン24を
交換するには、通常、成形金型10の裏面を上向きにし
て、各部品を外して成形金型10を分解し(図7参
照)、ガイドピン24を良好なガイドピンに交換して逆
の手順で組み立てる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、ガイ
ドピンの交換に時間がかかるという問題があった。ガイ
ドピンの交換にかかる時間は、例えば5時間程度であ
る。以上のような事情に照らして、本発明の目的は、短
時間でガイドピンを交換できるモールド装置の成形金型
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、成形金型の
構成を改良することにより、成形金型を分解することな
くガイドピンを交換できる成形金型の構成を鋭意検討
し、本発明を完成するに至った。上記目的を達成するた
めに、本発明に係るモールド装置の成形金型は、リード
フレームにボンディングしたICチップを樹脂でモール
ド成形するモールド装置の成形金型であって、成形金型
本体であるチェイス本体と、チェイス本体上に設けら
れ、リードフレームを上面に載せるプレート状のキャビ
ティインサートと、チェイス本体及びキャビティインサ
ートを下から上に貫通し、先端がキャビティインサート
上面から出没するイジェクタピンと、イジェクタピン下
端を支持して上下に昇降させる昇降手段と、キャビティ
インサートを下から上に貫通し、リードフレームのガイ
ドピン孔に挿入されるガイドピンと、ガイドピンを取り
替え自在に固定する固定手段とを備えていることを特徴
としている。
【0006】ガイドピンは、例えば複数本備えられてい
る。好適には、上記固定手段は、ガイドピンの下方でチ
ェイス本体を貫通する貫通ネジ孔と、頭部を下方に向け
て貫通ネジ孔にネジ結合し、先端でガイドピン下端を支
える支持ネジとから構成される。支持ネジは、通常、い
わゆるイモネジと言われる種類の雄ネジであり、この場
合、貫通ネジ孔は雌ネジである。
【0007】上記昇降手段は、例えば、駆動手段により
上下に昇降するプレート状のイジェクタピンプレートで
ある。この場合、イジェクタピンプレートとチェイス本
体との間に介在するプレート体であって、貫通ネジ孔の
下方に、貫通ネジ孔と同等の孔径で形成された貫通孔
と、イジェクタピンが貫通するイジェクタピン貫通孔と
を有して、イジェクタピンのピン長手方向以外の動きを
規制するリテーナプレートを備えていることが好まし
い。本発明により、支持ピンを工具等により取り外し
て、ガイドピンを良好なガイドピンに取り替える、すな
わち交換することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつより
詳細に説明する。実施形態例 本実施形態例は、本発明の一実施形態例である。図1
は、本実施形態例のモールド装置の成形金型の構成を示
す斜視図であり、図2は、本実施形態例のモールド装置
の成形金型の展開図である。図2では、構成を判りやす
くするために、図1に示した成形金型の上下方向を逆に
したものを展開して描いている。本実施形態例では、従
来と同じものには同じ符号を付してその説明を省略す
る。本実施形態例のモールド装置の成形金型30(以
下、簡単に成形金型30と言う)は、モールド装置の成
形金型本体を構成するチェイス本体32と、チェイス本
体上に設けられた長細形状のプレートであって、被モー
ルド体を構成するリードフレーム13を上面に載せる2
本のキャビティインサート34と、2本のキャビティイ
ンサート14の間に設けられた従来と同様のセンターイ
ンサート16とを備えている。
【0009】また、成形金型30は、チェイス本体32
を貫通し、先端がキャビティインサート34の上面から
出没自在である従来と同様のイジェクタピン18と、イ
ジェクタピン18を下方から支持するイジェクタピンプ
レート36とを備えている。イジェクタピンプレート3
6は、上下方向に移動可能なプレートであって、被モー
ルド体をモールド成形してなるモールド体を成形金型3
0から取り出すに際し、イジェクタピン18を下方から
押し上げることにより、イジェクタピン先端でリードフ
レーム13を押し上げてキャビティインサート34から
離脱させることが可能である。イジェクタピン18の長
さは、上記離脱が可能な程度の長さである。更に、成形
金型30は、イジェクタピン18が貫通するイジェクタ
ピン貫通孔を有して、イジェクタピンプレート36とチ
ェイス本体32との間に介在し、イジェクタピン18の
ピン長手方向以外の動きを規制するリテーナプレート4
2を備えている。
【0010】図3は、成形金型30の構成を示す側面断
面図である。成形金型30は、更に、キャビティインサ
ート34を貫通してキャビティインサート下面側に頭部
で係止し、リードフレーム13を成形金型10に対して
位置決めして、キャビティインサート上面でのリードフ
レーム13の動きを規制する複数本のガイドピン44
と、ガイドピン44を取り替え自在に固定する固定手段
とを備えている。固定手段は、頭部を下向きにして先端
でガイドピン44を下方から支える支持ネジ(イモネ
ジ)46と、チェイス本体32に形成された貫通ネジ孔
であって支持ネジ46を雄ネジとして係合させる雌ネジ
50と、雌ネジ50の下方位置のイジェクタピンプレー
ト36及びリテーナプレート42にそれぞれ形成され、
支持ネジ46よりも大きい径を有する貫通孔48及び貫
通孔49とから構成される。支持ネジ46の頭部52に
は、六角レンチ等の工具に対応する雌部(図示せず)が
形成されている。
【0011】成形金型30を用いてガイドピン44を交
換するには、成形金型30の裏面を上向きにして(図4
参照)、六角レンチ等の工具を貫通孔48及び貫通孔4
9に挿入して支持ネジ46を取り外し、続いて、ガイド
ピン44を未使用の良好なガイドピンに交換し、更に、
支持ネジ46を取り付ける。本実施形態例では、従来の
ように成形金型を分解することなくガイドピンを交換す
ることができるので、ガイドピンの交換にかかる時間を
大幅に短縮することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ガイドピンを取り替え
自在に固定する固定手段を備えている。好適には、固定
手段は、先端でガイドピンを下方から支える支持ネジ
と、チェイス本体に形成され、支持ネジに係合する貫通
ネジ孔とから構成される。これにより、工具等を用いて
支持ネジを着脱することによりガイドピンを交換するこ
とが可能になり、ガイドピンの交換にかかる時間が大幅
に短縮される。例えば、従来では5時間かかっていた交
換時間が、本発明により10分に短縮される。また、交
換する際、従来のように成形金型を分解する必要がな
い。従って、ガイドピンを交換した成形金型を用いてモ
ールド成形してなるモールド体は、従来に比べて品質が
安定しており、品質のばらつきの程度は低い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例のモールド装置の成形金型の構成を
示す斜視図である。
【図2】実施形態例のモールド装置の成形金型の展開図
である。
【図3】実施形態例のモールド装置の成形金型の構成を
示す側面断面図である。
【図4】実施形態例のモールド装置の成形金型を上下逆
にして描いた斜視図である。
【図5】従来のモールド装置の成形金型の構成を示す斜
視図である。
【図6】図5に示した従来のモールド装置の成形金型を
上下逆にして描いた斜視図である。
【図7】図6に示した従来のモールド装置の成形金型の
展開図である。
【符号の説明】
10……モールド装置の成形金型、12……チェイス本
体、13……リードフレーム、14……キャビティイン
サート、16……センターインサート、18……イジェ
クタピン、20……イジェクタピンプレート、22……
リテーナプレート、24……ガイドピン、30……モー
ルド装置の成形金型、32……チェイス本体、34……
キャビティインサート、36……イジェクタピンプレー
ト、42……リテーナプレート、44……ガイドピン、
46……支持ネジ、48……貫通孔、49……貫通孔、
50……雌ネジ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレームにボンディングしたIC
    チップを樹脂でモールド成形するモールド装置の成形金
    型であって、 成形金型本体であるチェイス本体と、 チェイス本体上に設けられ、リードフレームを上面に載
    せるプレート状のキャビティインサートと、 チェイス本体及びキャビティインサートを下から上に貫
    通し、先端がキャビティインサート上面から出没するイ
    ジェクタピンと、 イジェクタピン下端を支持して上下に昇降させる昇降手
    段と、 キャビティインサートを下から上に貫通し、リードフレ
    ームのガイドピン孔に挿入されるガイドピンと、 ガイドピンを取り替え自在に固定する固定手段とを備え
    ていることを特徴とするモールド装置の成形金型。
  2. 【請求項2】 上記固定手段は、ガイドピンの下方でチ
    ェイス本体を貫通する貫通ネジ孔と、 頭部を下方に向けて貫通ネジ孔にネジ結合し、先端でガ
    イドピン下端を支える支持ネジとから構成されることを
    特徴とする請求項1に記載のモールド装置の成形金型。
  3. 【請求項3】 上記昇降手段は、駆動手段により上下に
    昇降するプレート状のイジェクタピンプレートであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のモールド装置の成形金
    型。
  4. 【請求項4】 上記昇降手段は、駆動手段により上下に
    昇降するプレート状のイジェクタピンプレートであるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のモールド装置の成形金
    型。
  5. 【請求項5】 イジェクタピンプレートとチェイス本体
    との間に介在するプレート体であって、 貫通ネジ孔の下方に、貫通ネジ孔と同等の孔径で形成さ
    れた貫通孔と、 イジェクタピンが貫通するイジェクタピン貫通孔とを有
    して、イジェクタピンのピン長手方向以外の動きを規制
    するリテーナプレートを備えていることを特徴とする請
    求項3に記載のモールド装置の成形金型。
JP11036098A 1998-04-21 1998-04-21 モールド装置の成形金型 Pending JPH11300751A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113119407A (zh) * 2021-04-26 2021-07-16 江西联益光学有限公司 一种适于内螺牙塑件加工的注塑模具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113119407A (zh) * 2021-04-26 2021-07-16 江西联益光学有限公司 一种适于内螺牙塑件加工的注塑模具
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